伏す床持たぬ猪は駆け

    作者:六堂ぱるな

    ●ししがみの山
     梅雨明けまではまだ間のある福岡県、北九州市。
     そう高くもない山の登山道を歩きながら、ヴォルフ・ヴァルト(花守の狼・d01952)が溜息をついた。
    「この足立山には猪に関する逸話がある」
     その昔、帝に取り入った弓削・道鏡の怒りを買って左遷させられた和気・清麻呂という人物が、足の筋を切られて大隈に左遷された。船旅の途中で宇佐に立ち寄ると、数百頭の猪たちが暗殺せんとする追手から清麻呂を守り、彼を乗せて宇佐八幡宮まで駆けたという。
     何故山を登りながらそんな話をしているか、なのだが。
    「最近ここの登山道で、巨大な猪に登山客が撥ねられるという事件が数件起きている」
     被害者たちによれば、見上げるような大きさの猪だったという。
     そんなばかでかい猪が出たなら駆除の話も出そうなものだが、一向にその様子もない。
     毛皮を炎が這っていたとか、むっとするような熱気が立ち込めていたとも言うし、ここまで聞けば灼滅者なら予想はつく。
     そう、イフリートが出る山を登っているのだ。
     登山道を外れて北側の山中に分け入りながら、ヴォルフは仲間に地図を渡した。
    「印をつけたところが出没した場所だ。あるいは、ここは昔から猪型イフリートの縄張りなのかもしれないね」
     急に人に被害が出始めた理由はわからない。
     イフリートの縄張り争いがあったのか、流れついたのがたまたま足立山だったのか。
     いずれにしろ人を傷つけられては困る。死者が出る前にどうにかしなくてはならない。

     肝心のイフリートだが、ファイアブラッドと同じサイキックは確定的だ。巨体を活かしての重量攻撃も考えられる。
     理性的な判断を求めるのが難しい種族ではあるが、対話を試みられなくはない。ただ、相手の応答があるかは不明だし、対話したとしてこちらの要求を呑むかはわからない。
     そこを考慮に入れて対応する必要がある。
     イフリートが通ったと思しき下草の焼け跡を確認して、ふとヴォルフが顔をあげた。
    「そういえば、さっきの話に出てきた和気清麻呂という人。八幡のお告げで足立山の麓にある足湯に入ったら、足が良くなって立てたそうだよ」
     だから山の名が『足立山』とついたのだという。
     いまだ『湯川』と呼ばれる地区だけに、足立山近辺にはいくつか温泉がある。
    「ひと仕事終わったら、温泉につかってさっぱりして帰るのもいいかもしれないな」


    参加者
    百瀬・莉奈(ローズドロップ・d00286)
    月翅・朔耶(天狼の黒魔女・d00470)
    ギィ・ラフィット(カラブラン・d01039)
    蒼月・碧(碧星の残光・d01734)
    ヴォルフ・ヴァルト(花守の狼・d01952)
    瑠璃垣・恢(フューネラル・d03192)
    成瀬・圭(キングオブロックンロール・d04536)
    クッキー・コリコパット(アホの子・d24202)

    ■リプレイ

    ●緑萌ゆる山
     梅雨明け早々の九州の山中。晴れた空からは強い日差しが照りつける。
     生い茂る灌木や草を月翅・朔耶(天狼の黒魔女・d00470)の『隠された森の小路』でかいくぐって、一行は登山客の通る遊歩道を外れて斜面を下りた。
     足を止めた成瀬・圭(キングオブロックンロール・d04536)が地図を覗き込む。
    「このあたりだよな、出没範囲は」
    「焼けた灌木や木が多いようだね」
     ヴォルフ・ヴァルト(花守の狼・d01952)が頷いて辺りを示す。ふと違和感をおぼえて鞄のジッパーを開けると、中で虎毛の猫の姿をしたクッキー・コリコパット(アホの子・d24202)が丸くなっていた。
    「なんで入ってる。出るんだ」
    「え、出なきゃダメ? そっか~。ヴォルフしゃんのお鞄の中がよかったな~」
     残念そうなものの、ぽんと地面へ飛びおりる。イフリートが草木を掻き分ける音がしないか、警戒を続けながらギィ・ラフィット(カラブラン・d01039)が歩を進めた。
    「猪が干支になるのは、もうちょっと先だったと思うんすけどねぇ。じゃ、人的被害が出る前に、遠慮なく片付けるとしやしょうか」
    「何かを訴えたくて登山客を撥ねるのかな」
     相棒のシエルを伴い、百瀬・莉奈(ローズドロップ・d00286)が首を捻った。
    「誰しもが安心して登山を楽しめる環境にしたいね。足立山の事が好きなのは人も動物も一緒だもん」
    「説得聞いてくれりゃいいが……ま、さっさと片付けてフロと行こうか」
     莉奈の言葉に頷きながらも、圭としては仕事あけが気になるところ。久しぶりの温泉が楽しみなのは同じ蒼月・碧(碧星の残光・d01734)が疑問を口にする。
    「でも、何でイフリートって温泉地にばかり出てくるんでしょ?」
    「話を聞いてみたいものだが」
     つかず離れずの相棒リキと足元を離れないクッキーを見下ろしながら、月翅・朔耶(天狼の黒魔女・d00470)も柳眉を寄せる。話で済めばと思っているのは瑠璃垣・恢(フューネラル・d03192)も同じだ。
    「話を聞くだけの理性があってくれればいいけどね。もしそうでなければ、灼滅しかない」
     恢と反対方向を警戒しながらギィも考えていた。
    「最近はイフリートがらみが騒がしいっすけど、今回のははぐれっすかね?」
    「ほぼ間違いないと――」
     言葉半ばでヴォルフが口をつぐむ。クッキーの耳がぴっと動くや、その姿は大きなパンダへと変じた。かすかな葉ずれの音へ全員が向き直ったと同時、木陰から暗褐色の巨体が飛び出してくる。

    ●炎燃ゆる獣
     灼滅者の輪の中へ飛び込む形になったイフリートは、熱風の鼻息を噴いてぐるりと頭を巡らせた。目が真っ赤な光を放っている。
    「出たっすね」
     身の丈ほどもある無敵斬艦刀『剥守割砕』をギィが構え、自身の周りに影をわだかまらせたクッキーがこくりと首を傾げた。
    「猪しゃん……美味しそう。食べちゃダメ?」
    「ダメだ。まず話を……」
    「そう、なら倒そうね。え、お話?」
     朔耶の話を終わりまで聞いていなかったクッキーから、既に影が疾っている。尖った影に頬を裂かれ、イフリートが怒りの咆哮をあげた。朔耶が声を張り上げる。
    「何故、人を襲う?」
    「あなたはもともとここに住んでたの?」
    「この辺は人が出んだ。アンタにはねられてひでえ目見てる。もうちょい山奥に行くなり、そういう風に折れちゃくれねえかな」
     問いを重ねた碧に続いて圭も声をかけてみる。もしここに住んでいたなら、彼らにとっては『人が出る』という認識で間違いないだろう。
     イフリートがぴんと耳を立てた。話を聞ける精神状態か知能があるのか。次いで朔耶が気になっていることを問いかけた。
    「ガイオウガが関係しているのか?」
     不規則な鼻息を繰り返していたイフリートの目の赤い光が、ひときわ強く輝いた。
     巨体が信じ難い素早さで一瞬宙に浮く。障害物を飛び越すような軽いそのジャンプが終わり、前脚の蹄が地面を抉った瞬間、烈しい衝撃波が灼滅者に叩きつけられた。
    「あれ……猪しゃんが怒ってらっしゃる?」
    「こりゃあ交渉決裂って感じかね」
    「人里に下りてきたのが運の尽きっすよ。申し訳ないっすけど、ここで灼滅させてもらうっす」
     クッキーが先ほどとは反対側に首を傾げ、頷いた圭が槍を構える横で、ギィが『剥守割砕』に黒い炎を宿しながら笑みを浮かべる。
     イフリートの突進で、一行は左右に散開した。
     上方から槍を構えて加速した圭が上空から腹までぶち抜かんばかりの刺突を加え、恢の槍の穂先に宿った氷弾が突き刺さる。
     二人を庇う位置取りをしつつも、地を蹴った莉奈が脳天めがけて星が落ちるような蹴撃を喰らわせた。傍らを舞うシエルが前衛たちに回復を施す。
    「話を聞いてくれ。それとも理解できないのか?」
     反対側では朔耶の放った影がイフリートの足に絡みついて縛め、出来た隙にリキの斬魔刀が足を切り裂いていた。ダイダロスベルトで炎をあげる毛皮に切りつけながら、ヴォルフが唸るような声をあげる。
    「これは……言葉を理解できていないようだな」
     ぎりぎりのところで突進を避け、側面へ流れながらのギィの斬撃にイフリートが苦鳴をあげた。左前脚を軸に急制動、ターンして一行と再び対峙する。
    「声、かけるだけかけてみますね! イフリートって、温泉地にいることが多いけど、綺麗好きなの? ガイオウガって何を狙ってるの?」
     交通標識に警戒色をまとわせた碧が、問いかけながら前衛たちに加護をまとわせ傷を癒す。けれどイフリートは声に応ずる様子はなかった。

    ●避けえぬ争い
     暑い山中の戦いは熱さと烈しさも増した。話を聞いてくれればという想いもあって長引いたこともある。恢は最後の説得を試みた。
    「きみにしてみればここは住処なのだろうけど、人間にも活動圏がある。それをオーバーしているのは俺達も看過できない。引いてくれないか。出来ればもう二度と顔を合わせなくて済むほどまで」
     多分、それが一番幸せだと思うのだ。
     互いに距離をとる、それもひとつの共存。
     しかし相手の勢いは少しも衰えなかった。鼻息どころか炎さえ噴いて牙をふりかざすイフリートから、恢は難なく身をかわす。
    「恢くん、気をつけてね」
    「ああ。行こう」
     恢が絡みつかせた影で漆黒の槍と化した妖の槍の螺旋を描く刺突、鬼のものへと変じた莉奈の腕の一撃が同時にイフリートを襲った。衝撃で咆哮する猪の鼻先に、圭が釘バット型マテリアルロッドを振り翳して踏み込むや渾身の一撃を叩きつける。
    「っかァ、重てえな! 月までホームランってわけにゃアいかなさそうだ」
     圭に横っ跳びでかわされ、突進してきたイフリートの牙を盾代わりに斬艦刀で受け止めたのはギィだった。
    「なかなか……っすね!」
     拮抗は一瞬。首の一振りで引っかけられて腹を裂かれ、血を撒きながらも梢に避難する。
    「この木々でイフリートの足がどれだけ止まるか――まあ期待はしてないっす」
     事実、ギィの嘆息と同時に両者の間にあった木々は薙ぎ倒されていった。彼に到達する前にヴォルフの放った鋼糸が突進を食い止める。朔耶が掲げた指輪から魔法の弾を撃ち込むに至り、イフリートの注意はギィから逸れた。
    「お怪我してる人がいるのねぇ? なら治そうねぇ?」
     クッキーがギィの傷に光輪を放った。追ってシエルの尻尾のリングが光ると更なる癒しを重ねる。治療すべき対象がなくなった碧はサイキックソードを構えた。刃が光から炎へ一瞬で変じる。
    「さぁ、あなたとボクの炎、どっちが強いか勝負ですっ!」
     真っ向勝負、碧のレーヴァテインがイフリートの体に深い傷を刻むと、横に回ったギィの斬艦刀が下顎あたりからかち上げるように斬り上げる。
     再び突進してくるイフリートをかわした圭の後ろから、莉奈の放った神薙刃が迸った。
    「ギリすぎねえ?!」
    「大丈夫、大丈夫」
     圭の鼻先をかすめた風の刃がイフリートに深い傷を穿つ。同時に飛びかかったシエルの肉球パンチがこめかみに入り、猪の足が痺れで止まった。
     圭の手首に巻いたベルトから、リズミカルにダイダロスベルトが翻る。強弱をつけた動きが読めず、惑う巨体を意志ある帯がしたたか切り裂いた。両手に影をまとわせた恢がイフリートのサイドに飛び込む。影は漆黒のガントレットへと姿を変え、神速の拳打が毛皮を磨り潰すほどの勢いで無数に放たれた。
    「ありゃ、逃げるの? だ~め~よ~!」
     距離を取ろうとするイフリートへ、クッキーが狙い定めて放った光輪が襲いかかった。隙を逃さず、碧が木の幹を蹴ってイフリートの頭上に舞う。
    「クラブの憧れの部長から教えてもらった技……いまこそ、ボクは流星になるっ!!」
     小柄な身体が重力に引かれ、加速して落ちかかる踵が延髄を蹴りぬいた。
     衝撃で膝を折った巨体がなんとか立ち上がるが、もはや足元が覚束ない。
    「やむを得ん」
     弓を引き絞った朔耶が嘆息する。飛び出したリキの斬撃でイフリートがよろけ、放たれた朔耶の矢が背に深々と突き立った。苦しげな息をつく脇腹を、鋭い鉤爪を生やしたヴォルフの腕の一撃が引き裂き離れる。イフリートが向き直った時には、斬艦刀を振りかぶったギィだけがいた。
    「さあ、これで終わりっす!」
     炎獣が地を蹴る。
     ギィが渾身の力で斬艦刀を振り下ろす。
     突進は間にあった木ごと真っ二つに断ち切られた。分かれた体はそのまま駆け抜けると、倒れることなく灰と化していった。
     足立山のイフリートの最期だった。

    ●白む湯けむり
     一仕事終わってなんとも難しい顔の朔耶にクッキーが擦り寄った。
    「終わった? 終わった? クゥ、よく判らないけど終わったなら良かったねぇ♪」
    「良かったのかどうかも、わからんが」
     辺りの木は数本へし折られ、灌木も結構な範囲が焼けている。鎮火しているのが幸いで、片づけようのない状況に思わず恢が唸った。
     幸い、遊歩道からはかなり下った場所で人に異変を気付かれる心配はない。男性陣が折れた木を地面に横たえている間に、女性陣でメンバーの治療を始めた。
    「折角の温泉地だし、温泉に入って帰りましょうよ」
     手当てをしながら碧が声を弾ませた。もちろん水着は用意してある。最後に治療を受けたギィが立ち上がって息をついた。
    「お勤め終了っすね。それじゃ行きやしょうか」

     温泉は足立山からすぐの場所にあった。平日昼間ということもあって空いているようだ。温泉の経営者に見えない場所で、クッキーがヴォルフに首を傾げて問いかける。
    「お約束のカリカリと煮干しは?」
    「家に帰ってからだ」
    「そう……じゃあ、お外でお昼寝してるのね」
     尻尾をぴんと立てたクッキーは日陰になる場所を求めて歩きだした。見送ったヴォルフに朔耶が真顔で問いかける。
    「一緒にいてやればいいのに」
    「猫と二人で体育座りでもしてろとでも言うのか」
     夏の盛りに炎獣と一戦交え、温泉にも入れないとあってはちょっと拷問だ。
     露天風呂ではないものの、外に通じる大きなテラスのついた温泉は開放的だった。目の前には緑深い足立山の風景がいっぱいに広がっている。
     豪華なパレオのついた水着が好みだけれど、温泉なのでシンプルな淡いピンクのビキニにした莉奈がうーんと身体を伸ばして息をついた。
    「大自然の中で入る温泉は格別だね」
    「戦闘で汗かいちゃいましたし、やっぱり気持ちいいですよね~」
    「疲れも取れるし悪くないな」
     フリルたっぷりのセパレートの水着で可愛いらしさが全面に出た碧が歓声をあげた。朔耶のマオカラーの紅色の水着はエキゾチックな魅力を醸している。
     浴槽の傍で尻尾を温泉につけているシエルを撫でながら、莉奈が残念そうに唸った。
    「混浴じゃなかったら、水着も無しでリラックス出来るのににゃー」
    「女子の皆さんの水着を楽しみにきてんすよ、酷なこと言わないで欲しいっす」
     嘆きの返事をしたのはギィだった。何気なく莉奈の隣をキープした恢が、無表情ながら男子が近づくことを許さない構えで近づけない。
    「もうちょっと近くで見たいもんっすが、仕方ないっすね。ここで疲れを癒して、次の戦いへの英気を養いやしょう」
    「真面目な話、近づくと激しく生命に関わる気がしますから」
     溜息をついたギィにヴォルフが真顔で応じ、圭がぼそりと呟いた。
    「それにしてもこのメンバーぶっちゃけ、彼女持ち彼氏持ちばっかりだな……」
    「じゃあ成瀬先輩も彼女がいるんですね!」
     振り返った碧が無邪気に目を輝かせた。
    「オレ? いるよ彼女。超かわいい彼女いるよ」
    「何か言ってるけどおいといて、疲れを癒やして、明日も頑張ろー!」
    「おー」
    「おー! です!」
    「いや、マジなんだってマジ! 聞いてる?!」
     すぐさまのろけた圭の言葉を莉奈が華麗にスルー。朔耶は勿論、小さな拳を振り上げる碧にも聞き流された圭の絶叫が、温泉にむなしく響いた。
     一行が温泉から上がってくると、玄関辺りに人だかりができているのが見えた。日陰で昼寝していたクッキーが温泉客たちの目にとまったらしい。
    「可愛いわねー、看板猫なの?」
    「お客さんの猫ちゃんみたいですよ」
     クッキーも知らん顔で撫でられているので、一行は素知らぬ顔で畳敷きの休憩室へ向かった。マッサージ器の横には冷たい飲み物の入った保冷庫がある。
    「何か飲みませんか」
    「あー、迷うっすね」
     ヴォルフに声をかけられ、ギィがラインナップを一通りすがめて見る。
    「どれがいい?」
    「莉奈はジュースがいいなぁ」
     彼女に好みのジュースを渡して、恢は迷うことなくコーヒー牛乳を手にとった。
    (「お風呂あがりに○○牛乳を飲むの、どうして定番なんだろ?」)
     見上げる莉奈の隣で、昔ながらの瓶入りコーヒー牛乳の紙の蓋を抜いた恢が一気に中身をあおった。ほどよく冷えた馴染み深い味。暑い中動いて散々熱くなって、汗をかいた後には至福の一口だと恢は思う。
     窓から入ってくる山を駆けおりた風を浴びて、一行はしばしゆっくりと時を過ごした。

     酷夏の日々が続く。
     日本各地でイフリートが活発化してきている今年は、暑くなりそうだ。

    作者:六堂ぱるな 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年7月22日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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