●別府湾
なだらかな曲線を描く海岸線。
夏らしい海辺の陽射しは、最近やけに増しているような気がする。
海の温度はますます上昇し――良い……水加減になっていた。疲れた体に沁みわたり、ゆったりできる湯加減具合だ。それはもう温泉だ。
温泉化しつつある海を、魚たちは元気に泳ぐ。
イワシの群れが競うように回遊し、そこへ割りこむは大型化した魚だ。
イワシの群れは瞬時に散り、再び群れを作る。大型の魚は勢い余って海面から飛び出し、ジャンプした。
そんな元気な魚たちの下――海底に、赤のような橙のような、巨大化したイクラのようなものが漂っている。
その塊から発される熱は温かく、赤く輝いていた。
●
「別府湾が温泉みたいになってるよ!」
教室に集まる灼滅者たちに、たいへんだよ! と、須藤・まりん(高校生エクスブレイン・dn0003)が言う。
「正直、温泉ちょっといいなぁって思ったけど、思っただけだからね。ね!
実際大変な事件だよ。
別府湾が温泉化しちゃった原因は、海底に出現したガイオウガの力の塊のせいみたいなんだ」
まりんはスッと、プリントや冊子を差し出した。
受け取る灼滅者たちは、パッと視界に入った大きな文字を読んだ。
『臨海学校のおしらせ』『臨海学校のしおり』
……瞬時に察した。
場所は糸ヶ浜海浜公園だ。
夏休みの臨海学校をかねて、海底で数百個ほど漂う力の塊の引きあげを行うこととなった。
「ガイオウガの力の塊は鶴見岳に運びこめば、ガイオウガに吸収されて消滅するみたい。
そして、力の塊は、サイキックで攻撃するとイフリート化して襲いかかってくるから注意してね」
まりんは説明を続ける。
ガイオウガの力の塊の引きあげ作業は、外気温の低くなる深夜に行うこととなる。
「日中だと、引きあげたガイオウガの力が太陽の熱を受けてイフリート化してしまう危険性があるの」
日中は海水浴などをしながら、海底の探索を行う流れになるだろう。
「あと、海洋生物が活性化していて、なかには巨大化した生き物もいるみたい。……灼滅者の敵ではないけど、一般の人々には危険かもしれないから、出来れば駆除してほしいかな……駆除っていうか、魚、みんな脂がのっていて美味しいみたい。キャンプの夕食にぴったりだと思うよ」
遠火でじわっと香ばしく焼く魚、ぎっしりとつまった身はさぞ食べ応えあることだろう。
今年の臨海学校は、別府湾の海底に沈んでいるガイオウガの力の塊を探し出して引きあげ、処理することだ。
敢えて攻撃を行わない限り、戦いは発生しないだろう。
「スケジュールは手元のしおり通りだよ」
●8月22日(月)
午前:羽田空港から大分空港へ、別府観光をしてからキャンプ地である糸ヶ浜海浜公園に向かう
午後:糸ヶ浜海浜公園到着
午後:別府湾で海水浴(ガイオウガの力の場所確認)
夕食:飯盒炊爨(別府湾の生命力の強い海産物を食べよう)
夜 :花火
深夜:ガイオウガの力の引き上げ
●8月23日(火)
未明:ガイオウガの力を鶴見岳へ輸送(有志)
朝 :朝食、後片付け
午前:別府湾で海水浴(危険そうな海産物の捜索と駆除)
昼 :大分空港から武蔵坂に帰還
と書かれている。
「ガイオウガの力の塊を、鶴見岳に運ぶのは有志のみんなに任せることになるけど、気を付けていってきてね。
別府湾の事件に対応しながらだけど、せっかくの海辺だもん、是非楽しんできてほしいな」
にっこり笑顔をみせたのち、まりんは「あとね」と言葉を続ける。
「ガイオウガの戦力を減らすために、敢えてイフリート化させて灼滅するという方法もあるけど、それをするかどうかは、みんなの判断に任せるね」
参加者 | |
---|---|
今井・紅葉(蜜色金糸雀・d01605) |
紫乃崎・謡(紫鬼・d02208) |
ミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125) |
戒道・蔵乃祐(プラクシス・d06549) |
月夜・玲(過去は投げ捨てるもの・d12030) |
桜井・夕月(満ちゆく月・d13800) |
芳野・真織(炎の桜舞う・d31754) |
黒木・闇霧(心消滅・d36305) |
●
「海だーっ♪」
「うーみーだーっ! 泳ぎましょー! ――って、ぷぎゃっ!」
ミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125)が青い海、青い空に向かって走り、スキップしていた黒木・闇霧(心消滅・d36305)が砂に足をとられ転ぶ。
走る。転ぶ。以上。海に入るための準備運動、終わり。
しっかり日焼け対策をした今井・紅葉(蜜色金糸雀・d01605)は、素足が焼けるような熱い砂浜を小走り。
ざざーんと音を立てて青い海が呼んでいる。爪先を流れていく砂と海水に、紅葉は安堵の笑みを浮かべた。
「ふぁー、こんなに暑いときに、海はひんやりして――……」
ぴしりと止まる。
「「なーいっ! 温泉だー」」
紅葉の声を継いだのはミカエラと闇霧だった。
「わぁ、あったかいよー。良い湯加減って感じだね」
手のひらで海水をすくいながら芳野・真織(炎の桜舞う・d31754)は言った。
「おっきい温泉プール、いえ、これは温泉シーですよ! 温泉シー! えーいっ」
「そっか、温泉シーだ!」
ばしゃーんと海水をかけてくる闇霧とミカエラに、紅葉と真織が負けじとばしゃばしゃさせた。
「ちゃんと塩辛いの。不思議ね」
「この状態でガイオウガの力を引き上げるのね。頑張ろうねー」
そんな四人の声を聞きながら、
「こんなのにずっと入ってたら、のぼせちゃうねー」
「そうだね。対策を講じておかないと」
月夜・玲(過去は投げ捨てるもの・d12030)の言葉に頷く紫乃崎・謡(紫鬼・d02208)。
二人はクーラーボックスに氷をつめ、飲み物を入れていく。海上に出たらコレが大事になってくるだろう。
「海の中もなかなか熱そうですね」
ゴムボートに地図と筆記用具一式、浮輪をのせつつ桜井・夕月(満ちゆく月・d13800)が言った。霊犬のティンがボートに跳びこんだり、砂地に出たりしている。
「別府湾が遠浅で良かったです」
水深はそこそこあるが、普通に潜れるだろう。あとは力の塊の重さがどれ程なのか、それは実際に見てからだ。
「というわけで、戒道先輩はよろしくね」
「あっはい。……ん?」
玲からクーラーボックスを渡された戒道・蔵乃祐(プラクシス・d06549)は、思わず返事したのちに首を傾げた。
借りてきた車の荷台にリヤカーなどを積んできたところなので、状況が分かっていない。
――非常事態(この場合、仲間がのぼせそうな時)に、箒でばびゅんと飛んで冷たい飲み物投下係である。
「いつしか、水分補給を忘れていそうでね」
波打ち際の少女達を見て冷静に言う謡。寄って海水に触れれば、真白の包帯からが温かいものがじわりと滲み上がってくる。
「おーっ♪ 砂も熱いねっ」
波がさらっていく砂を足の指で掴んでみるミカエラ。
「あ、マテ貝がいるのよ」
ひょこっと出てきたマテ貝を取る紅葉の瞳がキラキラと輝いた。
イルカボートにまたがったミカエラは、紅葉の浮輪を引っ張って大海原をゆく。明るいグリーンな水着の裾が、海風に煽られひらっと揺れた。
「ずいぶん遠くまで来たもんだー」
如雨露の形の水筒で水分補給をして、青一色の水平線を見るミカエラ。
その昔、島があったと言われている別府湾だが、今やその名残は欠片も見当たらない。
のんびりまったりすいすいと泳いでいた紅葉が、あ、と気付く。
「やばいね、うっとりしてて危うく仕事を忘れちゃいそう」
陸を離れるとセミの声や街の音は無く、海の音があるだけの場所。忙しい灼滅者の日常を遠ざけてしまいそう。
ふるふると頭を振って、ぐっと拳を作る紅葉。
「よし! 貝類いっぱい見つけよう! ご飯は大事なの」
何はともあれ、食材の調達だ。腹が減っては戦はできぬ、である。
「ついでにがいおうがさんの力も一個も残さず見つけるの」
「そだね、そろそろ潜りましょっか!」
向日葵色のリボンを巻いた麦わら帽子を脱ぎ、イルカボートに被せたミカエラが応えた。
ゴーグル越しの世界。
ダイバーに慣れているのか、出迎えに寄って来る魚たち――だが、元気が有り余っているのだろう。
勢いよく通り過ぎる彼らを見送ったミカエラが、にっこり笑う。
その海中に、仄かに輝くイクラ――いや、ガイオウガの力の塊がある。
(「イクラ……本当にでかいイクラなの……」)
(「ガイオウガのイクラ……でっかい……何人前あるだろ、これ」)
まじまじと観察する二人には、もうイクラにしか見えない。美味しそうな輝きだった。
それは、近づくほどに熱を帯びていることが分かる。
スケッチブックや地図に、分布図を作る灼滅者たち。
繋いだボートの浮島を目印に、各自周囲を泳いで確かめていく。
遠目に海を眺めれば、時間の経過ごとにブイの数が増えていく――別府湾を調べる灼滅者のものだろう。
「わぁ、たくさんとれたの!」
アサリやマテ貝の入ったバケツに、笑顔の紅葉。ガシャガシャと鳴るバケツの音に、充実感が溢れる。
「放っとくと大繁殖しそう~♪」
綺麗な色のアオサを集めてきたミカエラは、貝殻も一緒に採取していたり。
「ワカメ……ワカメもいいね? 出汁も取れそうなの」
紅葉が潜ってゲットしたワカメもバケツにいれて。
「あとは、カニとエビとシャコとうに……うに?!」
海中の岩場で揺蕩う黒い塊――食用ウニだ。
「うにだ! すっごく大きいね~」
「そ、そうね。放置しておくと危険かも」
触ると痛そうだけど……想像しよう、あの、輝くオレンジ色を。味は絶対に濃厚で美味しいはずだ。
「よっし、頑張って捕獲しちゃおう」
ミカエラは日に焼け真っ赤になった腕をまくるようにして、わくわくとした声で言うのだった。
●
海の幸を堪能したのち、ある者は花火を観たり手持ち花火で遊んだり、ある者はこの後にそなえて仮眠をしたり、思い思いの時間を過ごした灼滅者たち。
深夜。
昼の青は消え、灼滅者たちの前にあるのは、吸い込まれそうな星空と夜の海。灯りが海を往く。
少し先行し、謡が潜っていた。神経を研ぎ澄まし、彼女を抜いていく影――魚群を見送る。
怪しい気配を感じることもなく、ただ自然あるがままの海を泳ぐ謡。
(「原初の海を視ている気分だよ」)
巨大化した貝、魚、海藻に、ふとそう思う。
闇の海中で輝くガイオウガの力の塊は神秘的ともいえた。
水中呼吸を扱い近寄っても、怪力無双を使う者が触れても、力の塊の反応がないことは既に確認済み。
重みのあるそれは、常人なら一苦労も二苦労もするのだろう。
カチカチと水中ライトが点滅した。玲だ。
潜ってきた玲とともに謡は、怪力無双を使って塊を抱えた夕月の補助へと回る。
夕月は、上へ押し上げられるように泳ぎの補助を受けながら、海上のボートに輝く力の塊をのせた。
「ふう、これは、なかなか……」
海原を見れば、遠く、そして近く、様々な場所で引きあげ作業が行われている――輝きがそれを教えてくれていた。
「まるで漁火のようですね」
どこか幻想的な光景に、夕月がぽつりと呟いた。
「この暑いなかさー、いくら夜とはいえ40度? も? する物が近くにあるってキツいよねー」
海に潜っても海から出ても――くたりとボートに頭をのせて、玲が言う。
「暑いよねー」
逃げ場なしである。
「これがガイオウガの力の塊、なんだね、綺麗だなー」
つつ、と指先で撫でる真織。指先に熱が伝わってくる。
怪力無双で抱える闇霧は、ガイオウガの力の塊を撫でまわしていた。
「じゅるり、美味しそう」
あーん、と口を開けてみる闇霧に、
「おおっ、チャレンジャー?」
「お腹壊しちゃいますよー」
彼女の手元にランプをかざすミカエラ、そして一言投げたのは夕月だ。
闇霧はイクラ(?)をなでなでした。
「うぅ……食べちゃダメなんですかぁ? こんなに美味しそうなのにー」
「……お寿司は食べたくなっちゃうよね」
うんうん、と頷きながら真織が言う。
たまに話をしつつ、力の塊を引き上げていく灼滅者たち。
ミカエラは向日葵型のランプを携え、仲間と一緒に抱えるために何度も潜る。強い陽射しに晒されたその肌は、真っ赤なものから真っ黒になりつつある。
灼滅者たちの引きあげ作業は着々と進んでいった。
海面は蔵乃祐のキャンプ用LEDランタンで照らされている。
箒で空を飛ぶ蔵乃祐は周辺の海上警戒も担っていた。
たまたま突撃してきたトビウオなどをダイダロスベルトで退け、塊に刺激を与えないよう注意を払っている。
「これってアカハガネの反応的に、結構イレギュラーな事態なのかな?」
「え~?」
蔵乃祐の呟きに、息を整えながら玲が見上げた。
「だって陰謀集団ソロモンなら、召喚(サーモン)! ガイオウガパワーッとか出来そうじゃんっ」
うまいこと言ったなって顔の蔵乃祐、輝いている。
「まさかぁ」「はっはっは、ありえるけどなー」「ねー」「イクラをサーモン……」――などなど、警戒は怠らないままに会話する灼滅者たち。
出来そうじゃんな事態ではあった。これはまた別の話となるのだが。
陸では霊犬のティンが、塊の見張り番をつとめていた。その他にも陸にとどまる役を請けた灼滅者たちが警戒にあたっていた。
そんな彼らにも手伝ってもらい、輝く力の塊を優しく持ち上げて運ぶ紅葉。
「ほかほかで暖かいの、がいおうがさんも、暖かいお方なのかしら?」
ガイオウガ――欠片ともいえそうな力の塊を手に、不思議そうに、紅葉は呟いた。
あたたかな輝き。それは大地の熱のように。
●
ガイオウガの力の塊を荷台にのせ、ゆっくりと車を走らせる蔵乃祐。
と、歩道を歩いたり走ったり、人員運びのキャンピングカーに乗せてもらったり。
途中からはそれぞれが運ぶことになるが、灼滅者たちは様々な方法で鶴見岳まで行く。
海と山とに挟まれた地はひんやりとしているが、運ぶ力の塊のおかげで八人は寒さを感じることもない。
「さてと、返しにいきましょうか」
夕月が鶴見岳を見上げて言った。光源は絞られ、柔らかな光だ。
箱に入る大きさのものは梱包し、大きなものは遮光性のある布で覆い、荷紐でまとめて縛った。
複数のリヤカーに塊をのせ、力を合わせて牽引し、山を行く。
隠された森の小路で多少通りやすくなった麓。
さらに先頭をとり、ある程度の道程を行ったのち、半円を描くように索敵する謡。
「異常は無し。其方は」
「今のところ大丈夫ですね。――月夜さんと謡さんは付き合わせるような感じになっちゃってごめんね」
殺界形成を扱いながら登る蔵乃祐の言葉に、謡が「いや」と静かに応えた。
「既知がいた方が心強いのは皆同じ。頼りにしているよ」
積み荷に視線を移し、再び先の道へと行く。背後で小路が開かれていくのを感じ取りながら、深い山の空気を吸い込んだ。
山を、重いものをのせたリヤカーで登る。重労働だ。それでも怪力無双を駆使し、登っていく。
山中腹に着いた頃合いだろうか。
「ふぅ、山歩きは体力が要るよね。ガイオウガの力は大丈夫かな?」
地図を懐におさめ、リヤカーを後ろから押す真織が布に覆われた塊をじいっと見る。
「……あれ?」
「どうしましたー?」
闇霧の声を聞きながらも、再び首を傾げる。横から見て――うーん? と真織が呟く。
「ちょっと小さくなっているような気がするよ。気のせいかな?」
真織の言葉に、見回す夕月。
「この辺りなのでしょうか」
様子をみたのち、夕月が梱包を解いていく。確かに少し小さくなっているようだ。
なでなでと撫でる。
夕月の思いはガイオウガに届くだろうか。両手で抱え、そっと地に置いた。
溶けるように、小さくなり消えていく力の塊が鶴見岳へと還っていく。
(「これで昭和新山の件はチャラになる――そう考えてしまうのは、結局僕が小賢しい証拠だよな……」)
ふう、と息をつく蔵乃祐。
「自己満足なのかもだけど。自分が納得がいくように、出来ることを一つ一つ解決していくしかないのかな……」
小さな塊となった力を手のひらにのせれば、最後は滑り落ちるように地へと消えていく焔の輝き。
「でも、力の塊がイフリートになるって不思議な感じだね」
玲はボーリング大となった塊を幾つか地面に置き、眺める。
「その意思は何処からくるのか……これが全てのイフリートはガイオウガの一部ってことなのかな。私たちファイアブラッドもいつかは此処に……」
イフリートたちの言葉を思い出す。
溶け、地に還っていくのを見届けた玲は、パッと立ち上がった。
「ま、私は嫌だけどね」
と言って伸びをする。
こうして運んできたすべての力の塊が消え、八人は来た道を戻っていく。行きは大変だったが、帰りは楽々だ。日の出を待つ灼滅者たちとすれ違って、山を下り、糸ヶ浜海浜公園へと戻ってきた。
海はまだ静かな闇色で、昼の喧騒が消えた地を波音が覆う。
清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んで、ハイテンションな様子の闇霧が言った。
「ふふふふ。まだ朝食まで時間はありますしっ、ログキャビンに戻ったら、トランプしましょうよ! トランプ!」
「とりあえず……寝たいね」
徹夜状態に近い今に、誰かが呟き応じた。
寝ることは好きな闇霧なので、多分横になればアッサリ寝落ちるだろう。
起きたら、
「海水浴という名の、危険生物駆除だよね。灼滅者も楽じゃないねー」
真織の言葉に、こっくり頷く灼滅者たちなのであった。
明けた海は、ひんやりしているだろう。そこに期待しよう。
こうして、ガイオウガの力の塊の護送を無事に終えた八人は、束の間の休息に向かうのだった。
作者:ねこあじ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年8月23日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 9
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