黒翼卿メイヨールの襲撃、サイキックリベレイター使用、大淫魔サイレーンとの決戦という大事件によって延期されていた、修学旅行の日程が決定しました。
今年の修学旅行は、9月13日から9月16日までの4日間。
この日程で、小学6年生・中学2年生・高校2年生の生徒達が、一斉に旅立つのです。
また、大学1年生が、同じ学部の仲間などと親睦を深める為の親睦旅行も、同じ日程・スケジュールで行われます。
修学旅行の行き先は沖縄です。
沖縄料理を食べ歩いたり、美ら海水族館を観光したり、マリンスポーツや沖縄離島巡りなど、沖縄ならではの楽しみが満載です。
さあ、あなたも、修学旅行で楽しい思い出を作りましょう!
「美ら海水族館っすか?」
「はい」
ある日の放課後。湾野・翠織(中学生エクスブレイン・dn0039)は隠仁神・桃香(高校生神薙使い・dn0019)の申し出に、小首を傾げた。
「前に翠織さんが行った事があったって」
「まぁ、そうっすね」
あれは二年前、2014年の時の修学旅行だ。
沖縄を育む世界最大の海流の一つである黒潮を再現した黒潮の海。ジンメイザメやナンヨウマンタ、ウメイロモドキ、キハダ、クロマグロなどなどさまざまな黒潮の海に住む魚達が悠然と泳ぐ、長さ三十五メートル、幅二十七メートル、深さ10メートルという世界最大規模の水槽。
「あれは圧巻だったっすね」
「そこが、見たいんです」
桃香の言葉に、そこでようやく思い出したように翠織が言った。
「そう言えば、今年はそっちも修学旅行だったっすか」
「はい、そうなんですよ~」
小学生から中学生、中校生から高校生。そういう進級のタイミングが生んだ妙である。前回はタイミングが合わなかったが、今年は同じ修学旅行に行けるのだ。
「ああ、そう言われると久し振りに行ってきたくなるっすね」
水上観覧デッキから海の中が眺められる黒潮探検コース。サンドイットなどの軽食や、トロピカルフルーツジュースなどが販売されるオーシャンブルー。あの光景が、翠織の脳裏に思い出される。
「他にもサンゴの海とか、熱帯魚の海とか、水辺の生き物とか――サメ博士の部屋とか」
「ああ、響きが気に入ったんすね。サメ博士の部屋」
翠織の指摘に、ガイドブック片手にこくこくと桃香は肯定。
「こうやって、事前にどこに行くのか調べておくといいですね」
「迷わずにすむっすからねぇ」
ダンジョンに挑むのに、事前に情報収集しないのは命取りだ――というのは、大袈裟だが。美ら海水族館には、ホームページもある。どういう場所で何を見たいのか、下調べしておくのもいいだろう。
「うん、みなさんも私達と一緒に見学しませんか~?」
「あ、自分は確定なんすね、やっぱり」
●
沖縄美ら海水族館――黒潮に恵まれた沖縄の海の様子を体験できる世界最大級の水族館だ。武蔵坂学園の修学旅行では、定番コースの一つとなってる。
だからだろう、黒曜のようにまたここを訪れた者もいた。
「見て見て藍晶! 2年前に見た子かなー?」
「言われてみれば、何処か似ている気がするわね……」
藍晶は指をさした黒曜の言葉を聞いて、じーっとジンベイザメを見つめながら2年前の時に見た記憶を思いだそうとする。その時、黒潮の海と呼ばれる巨大水槽の中でジンベイザメと視線が合って藍晶はビクリと震えた。
その後、黒曜と視線が合って黒曜はウィンクして笑顔を見せる。手を繋ぎ藍晶の歩みに合わせ、黒曜はゆっくりと歩き出した。
「ほんと何度来ても綺麗ところねー」
(「………す、すこし恥ずかしいけれど」)
黒曜は藍晶の想いを知ってかどうか、二人は落ち着いた雰囲気で絶景を楽しんでいく。
「おぉ、すげーデケーな」
世界屈指の大水槽を見上げ、御伽がこぼす。その隣では、櫻雅の手を引っ張った皇鳥がはしゃいでいた。
「ジンベエザメ! めちゃくちゃかっこいい!」
「きみどり、はしゃぎすぎるなよー」
そう注意をする燈自身もその絶景には、思わず息を飲む。沖縄の海をそのまま切り取ったような、雄大な光景がそこにはある。大小様々な魚達が、悠然と泳ぐ光景はそうそう見れるものではない。
「でっけー! 飛鳥井見たかよ?」
「おお、すごいのう、御伽。麻呂は鯨も見たく思うのじゃ」
櫻雅はジンベエザメの姿に、つい扇を開けるのも忘れる。
「へへへー、記念撮影!」
ふと、パシャリとシャッター音に御伽が振り向けば楽し気な燈の笑顔が見えた。それに、御伽は妙案が浮かぶ。
「どうせなら燈も映ろうぜ」
「ほら、これでともちゃんも一緒に撮れるよ」
皇鳥にスマホを預けられた従業員も快く、撮影係を引き受けてくれた。こうして、4人は共に写った思い出の1枚を手に入れたのだった。
「凄い……こんな綺麗な景色が沖縄にあるんだね。海に潜って実際に見たら人生観変わっちゃうかも」
サンゴの海の前で吐息と共に紅葉がこぼすと、その隣で信士も呟く。
「これがサンゴの海か。すごい綺麗だな、70種類も。こんなものが自然にできるものなんだな、地球って凄いぜ」
ふと、紅葉は信士の視線がサンゴの海ではなく自分を盗み見ているのに気づいた。
(「何かしなきゃ……何があるか……手、手を繋ぐか……いやでもいきなりそんな事をしたら気味悪がられるか……?」)
微笑ましい信士の葛藤を、隠せているつもりなのは本人ばかり。紅葉は、その手を取った。
「ほら、次の見に行こう?」
「お、おう!」
びっくりしながらもすぐに嬉しそうな顔になる信士に、紅葉は苦笑――指を絡めるのは、もう少し先の事になりそうだ。
「美ら海水族館、一回は、いってみたかったの……明海さん、海は……好きなんだったよね」
「海は好きだよ、静かで落ち着くからね。人が多くしはぐれないように手を引いていこう」
智秋の言葉を肯定し、師宣は手を差し伸べる。手をつないで歩き出した二人。だが、歩幅が違いすぎた。智秋が、小さく呟く。
「ま、待って、……もう少しゆっくり」
「……ごめん」
「う、ううん、ごめん」
微笑ましいやり取りを経て、二人はサンゴの海へとたどり着く。輝く海を彩る、色取り取りのサンゴの数々――それは、魚とは違う意味で師宣を楽しませてくれた。
智秋もその光景に心を奪われる。鮮やかな魚の群れを目で追う智秋に、師宣が声をかけた。
「吉武は何か見たいのあったの?」
「あ、時間……見て回らないとなくなっちゃうもんね。ジンベイザメ、いこ」
今度は、智秋が手を引っ張る番だった。
(「……たまには、いいよね」)
そう心の中で思う智秋は気づかない。さっきまでの自分もこうだったんだな、と思い少し照れた師宣が表情を見られないようにしていたことを。
「サメ映画とかだったら、ここで水槽がバリンッて割れてみんな襲われたりするんだよなあ」
何気ない茨の一言に、弥々子がびっくり動転。
「サメさん出てくる、の? し、灼滅、しなきゃ……!!」
「ジンベエザメは人を食べませんから。大きいですけどプランクトンや小魚食ですし」
修学旅行に必要ないことをしてしまいそうな弥々子を、リケは優しく諭す。
「こら、皆さんを怖がらせてはいけません」
「そうです、悪戯は駄目です。怖がってるじゃないですか、もう大丈夫ですよ、弥々子様。大人しい子達ですから」
「いや、ただの連想だよ?」
羽衣とまほろに窘められ、茨はパタパタと手を振る。
「ジンベエザメにマンタか。でかいけどあれで大人しい性質なんだよな。背中とかに掴まって運んで貰ったりしたいよ、楽しそうだ」
「サメに襲われても茨さんが皆を守ってくれるんですよね?」
まるでコバンザメだな、と望は率直な感想を述べ、犠牲は無駄にしません、と微笑むナタリアといやいや、もしかして……と考え込んでしまうまほろ。皆のらしい反応に、羽衣はクスリと笑みをこぼす。
「あいつでっかいなー、1か月分はありそうだなー。ウニは生だろー、あいつは煮つけもいいなー」
じゅるり、と唾を飲むのは璃依だ。
「このオオグソクムシはおせんべいにして売ってたりしますね」
静岡県の沼津深海水族館で売ってました、とリケは深海の海を模した水槽を覗き込んだ。
「深海魚って、可愛くなくて美味しくなさそーだよね。でもでも、食べると美味しーのです!」
「キンメダイも深海魚というのは少し意外ですね。目が大きいのは深海だからこそでしょうか……ところでこのカニは美味しそうですね」
猫耳シュタッ、猫しっぽピーンと目を輝かせるティセに、縁もじーっとキンメダイの動きを追う。その横で、深海魚をにらめっこしている茨に気づいて、ティセが笑い声を上げた。
「にゃははは、変な顔~! にゃはは、おっかしー。え、どっちの顔が変だったって? そ、それは言えないよ。絶対に言えないで」
「ふふ。何時ぞやのお返しです♪」
にらめっこする茨を携帯でぱしゃりと撮って、まほろが微笑む。
「お腹空いたな。この後は皆でパーラーでおやつにしよっか」
「やはりお魚を眺めているとお腹が……がっつりとおやつにしましょう」
茨の提案に、縁も同意する。それに璃依も食いついた。
「フルーツパーラー? 大賛成だっ」
「ふむ、パーラーでおやつか。良さそうだな」
ショーの時間を確認しながら、望は歩き出す。ふらふらと人混みに紛れそうだった弥々子の手を握る者がいた。ナタリアだ。
「弥々子さん手を繋ぎましょうか、はぐれてしまったら大変です」
ナタリアの言葉に、弥々子も安堵の表情で手を握り返す。
「確か虹色に輝くクラゲが展示されているそうです。そちらも見に行ってみましょう」
「いいですね」
羽衣の提案に、ナタリアもうなずいた。
●黒潮探検
「うっわー、見ろよ美智、めっちゃデカいぜ!? 迫力あるなぁ」
足元を泳ぐジンベイザメにテンションも鰻登りの空に、美智が歩み寄る。
「パネル越しに眺めるジンベイザメも感動しましたが、真上から眺められるなんてのも貴重な体験ですよね……って空さん! お、思った以上に高いし水面が近いんですけど……!」
美智が驚くのも無理はない、すぐそこには海面。その下をジンベイザメの巨大な魚影が悠々と泳いでいるのだ。
「落ちたらサメに食べられちゃうんじゃ……なんて嫌な想像がここなんて床が透明で下が見えますよ!?」
「……っと、悪ぃ! 何か一人で舞い上がっちまったな。ほら、こうしたら怖くないだろ?」
空は怯える美智の手を引いて、その愛おしい肩をしっかりと抱きとめる。
「見てみろよ、迫力だけじゃなくて、凄い綺麗だ」
「迫力があって幻想的で素敵……! ほら、空さん、ジンベイザメがすぐ足元まで来ていますよ!」
安堵を得たからこそ、その光景を怯えずに受け止められる。空と美智を楽しませるように、ジンベエザメとウシエイが足元を泳いでいった。
「上からの見下ろし…確かに新鮮な角度ね。違った面も見れるし」
クリミアは、飼育員の話に耳を傾けながら、水面に口を出したジンベイザメを見やった。
「あれがジンベイザメ……あの巨体をプランクトンだけで持たせるなんて……」
「わ、頭上から水槽を見下ろすのって新鮮……!」
中央の硝子状の床から下を不安げに覗き込み、想々が一つの魚影を指差した。
「あっほら扶桑さん、あっちにエイおるよ。尻尾に痺れる毒があるげんて」
「あ、ほんとだ……エイ、かわいいです……ね。なんだか……ふわふわ、ひらひら……してて」
扶桑が言うように、それは飛ぶ蝶を上から見下ろしたような姿だった。
「美味しそう……」
ジュル、と唾を拭ったのは、クリミアだ。
「可愛い……マグロも大きいですね。あっク、クリミアさん、食べたら駄目やよ?」
「何か良からぬ事考えてない?」
それが想々の気のせいであったかは、定かではなく。
「そうです……ね。あとで……ご飯、食べましょう……エイ、は……食べちゃ……いけませんから……ね」
クスリと笑みをこぼしてそう提案した扶桑に引っ張られ、クリミアは名残惜しげにその場を後にした。
「じゃあ回りましょうか、ノインさん!はい、どうぞ。……はぐれないように、ですよっ」
照れくさそうに手を差し出した陽司に、ノインも手を差し出した。無表情気味のノインだが、気分は高揚しているようで。キョロキョロと周囲を見回していく。はぐれそうになるのも、手さえ繋がっていれば防げる。
水上から覗く黒潮の海に、ノインが呟いた。
「わ……す、凄い……迫力、ありますね!」
「うわ……ジンベエザメ、でっけえ……!上からだと臨場感がありますね……! ……おっと、もう一段下で見れるみたいですよ? 足元、気をつけてくださいね」
「うん、見てみたいです、行きましょう」
手を繋いだ二人は、そのまま移動していく。そこにもう、照れはなく自然とお互いに手を握っていた。
人とは、何故この相手と一緒にいるのかわからなくなる時がある。彼らにとって、今がそうなのかもしれない。
「私らって何で友達なんだっけ? あれ、友達だっけ? まー。ほら、アレだ。人類みな兄弟!」
「よくわからないけど仲が悪くないなら仲良しでいいっておばーちゃん言ってた!」
遠野と弥鈴の言葉こそ、真理かもしれない。とにかく、クマムシ仲間は、サメ博士の部屋にいた。
「古代ザメ・メガロドンて何じゃこれ……16m……怪獣じゃないかぇ……、めがろどんって名前も怪獣じゃな!?」
「ウオー超青い、サメ超かっちょくねぇ? やばくね、あの流線型フォルム、超早そう」
目を丸くするいなこと、19歳でも本気で子供のように振る舞えるテンションのくもりがはしゃぐ。
「鮫肌って触って大丈夫なの? これ、ほんとに痛くない? 教えてサメ博士! むむ、何もしない人間を攻撃するのは数種類のみ……あっ、数種類はいるんだ……サメってどんな味なの? やっぱり出汁効いてる? 教えて弥鈴ちゃん! 量より味だって、やっぱりさ!」
「弥鈴はサメを食った事があるのかぇ?」
「え、サメって食べられるの? 私は食べたことないなぁ…。あの大きさならすぐにお腹いっぱいになれそうだけど」
テンションというのは、恐い。それは人を、どんどんおかしな方向へと向かわせる。
「そういえば、サメ博士結局おらんかったのじゃが」
「博士が居なくなったのは事件では?」
「美味しいかはサメ博士なら教えてくれる? でもサメに詳しい博士ってつまりサメ自身なんじゃ……博士は美味しいの……?」
いえ、部屋の名前がサメ博士の部屋なんです――そういう建設的なツッコミはなく。
「はーん、サメ自身が博士だったとはとんだ叙述トリックだな」
「消えた博士の謎……。これは事件だね! なるほど……。もうこれは、いなこちゃんがサメ博士でもいいんじゃない?」
「いなこがサメ博士ならいなこはサメだった……?」
まさかの展開に、衝撃を受けたのはいなこだった。
「わ、わしがサメ博士……否、サメに……!?」
そう、最後のサメ博士とはサメになることだったのだ――そういうことになった。
「水槽前にカフェがあるのは良いね。こうしてゆったりとお茶しながら鑑賞できるって……本当に漂っちゃいそうだなぁ……」
黒潮の海を眺められる場所に、カフェオーシャンブルーはある――そこから覗く光景を眺め、統弥は呟いた。その呟きに、同意して夢羽もうなずく。
「本当に水の中で御茶会しているような……幻想的ですね」
「しかしジンベエザメ……可愛い。こんなに大きいのに泳いでいる姿は可愛いというのは不思議だ……他の水族館も行ったがやはり此処が一番好き、だな」
ジンベイザメが泳ぐ姿を追う作楽に、統弥が感心したように言う。
「作楽はジンベイザメ大好きなんだよね。俺は海ガメが一番好きかな?あの泳いでる姿とか、なんかカッコ良いと思ってしまう」
「統弥クンは海亀が好きなのか。夢羽さんの好きな海洋生物はなんだ?」
「私はそうですね……タツノオトシゴとか可愛らしくて好きですよ。あとはマンボウでしょうか、何考えてるのかわからないのが面白いです!」
そんな自分の好きな生き物談義で盛り上がる。ふと、作楽が提案した。
「あ、折角だしジンベエザメと3人一緒に映る写真を取って貰おうか」
「写真ですか? 是非お願いします!」
「もちろん良いよ! 思い出たくさん残そう!」
確かに今日ここに来た証、彼らはそれを手に入れた。
「やっぱりいいですね、こういうの」
「そうっすねー」
のんびりとした悠花の言葉に、翠織も同意する。その隣で、ふと桃香が視線を上げた。
「お。ここにいたか、同席いいか?」
「はい、よろしければ~」
茨と共に銀庭の面々も、カフェで合流する。カフェは、やがて多くの生徒で埋まり賑やかになっていった・
●
「水族館なんか地元でいったきりやったなぁ…有愛ちゃんは、楽しかったかいな?」
水族館の外、本物の海を眺めながら柚貴は問いかける。それに自然と有愛も口元を綻ばせた。
「ああ、今日楽しかったよ。こうして魚を鑑賞したのは今日が初めてだった」
「へへ、有愛ちゃんが喜んでくれたなら俺も誘ってよかったわ!」
「今まで私は生き物を食らう事しか考えていなかったが、貴方と…神宮寺殿と見る生き物は、斯く美しいものか…」
有愛の言葉に、柚貴はその横画をを見ながら言った。
「本当、有愛ちゃんをここに連れてくることが出来てよかったわ。そう思ってくれたってことも、それを思うとる有愛ちゃんの綺麗な顔も見られたしさ」
柚貴の言葉に、有愛は無言で手を握る。共に歩んでいる、その実感が二人を包んでいた。
楽しい時間は、すぐに終わる。しかし、未来はあるのだ。また、ここに訪れる者もいるだろう。きっとその時も、この水族館はその者達に楽しい思い出をくれるだろう……。
作者:波多野志郎 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年9月14日
難度:簡単
参加:37人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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