炎獄の楔~深斬ノ牙レグリバー

    作者:陵かなめ

    ●概要
    「垓王牙大戦は敗北に終わってしまったけれど、みんなの決死の奮闘のおかげでガイオウガも深く傷つき回復に専念しているようだよ」
     千歳緑・太郎(高校生エクスブレイン・dn0146)が集まった灼滅者達をねぎらい、事件について話し始めた。
     ガイオウガは、回復の為に、日本各地の地脈からガイオウガの力を集めようとしている。もし、日本中のガイオウガの力が、復活したガイオウガの元に統合してしまえば、ガイオウガは最盛期の力を取り戻してしまうだろうと言うのだ。
    「強力なイフリートの周囲には、多数のイフリートが守備を固めているようなんだけど、このイフリート達は、垓王牙大戦で救出に成功した『協調するガイオウガの意志』の力で戦闘の意志を無くして、無力化する事が可能になっているよ。
     でもね、この意志の力も、強力なイフリートには影響を及ぼせないから、強力なイフリートについては、灼滅者の手で撃破する必要があるんだ」
     協調するガイオウガの意志――切り離したガイオウガの一部だったもの。この尾から現れた、学園に協力してくれるイフリートのことだ。
    「戦闘の意志を抑えるためには、イフリートの戦意を刺激しないように、少数精鋭で戦いを挑む必要があるよ。だから。これはかなり危険な任務なんだよ」
     太郎は厳しい表情を浮かべ皆を見た。
    「場合によっては、闇堕ちをしなければ届かないかもしれないけれど……できれば、皆、無事に勝利して帰ってきてね」
     
    ●情報
     戦いが行われるのは、地下の地脈付近だ。その場所への誘導や、竜脈への移動については、協調の意志を持つ猫型大型獣のイフリート三体が行ってくれる。その後、三体の猫型大型獣のイフリートは、敵の取り巻きのイフリートの無力化をすべく力を尽くしてくれるので、灼滅者は全力で、強力なイフリートと戦えばよい。
    「それで、みんなが相手にする敵なんだけど、深斬ノ牙レグリバーと名乗る、巨大な獣のイフリートだよ。強力な爪と、灼熱の炎を以って攻撃して来るんだ。特に、爪によるなぎ払いは、広範囲の恐ろしい技だよ。全ての攻撃に炎が付加されるから、本当に気をつけてね」
     なお、戦場は地下の空洞となるが、崩落などの危険はない。
     強力なイフリート、深斬ノ牙レグリバーとの戦いに集中して欲しいと、太郎は言った。
    「今回の敵は、無傷での勝利は難しい強敵だよ。それは間違いないんだ」
     けれど、と。
    「この敵に打ち勝たなければ、復活したガイオウガをとめる事は不可能になるよ」
     太郎は両の拳を握り締め、強い眼差しで灼滅者達を見た。
    「みんなの、勝利と無事を祈っているね」


    参加者
    ポンパドール・ガレット(火翼の王・d00268)
    狐雅原・あきら(アポリアの贖罪者・d00502)
    椎那・紗里亜(言の葉の森・d02051)
    ファルケ・リフライヤ(爆走する音痴な歌声銀河特急便・d03954)
    川原・咲夜(吊されるべき占い師・d04950)
    羽丘・結衣菜(歌い詠う蝶々の夜想曲・d06908)
    友繁・リア(微睡の中で友と過ごす・d17394)
    八千草・保(星望藍夜・d26173)

    ■リプレイ


     猫型のイフリートに先導され、灼滅者達は地下の地脈にたどり着いた。
    「こっちゃトモダチまたせてんだっつの、ゼッタイ全員そろって帰るんだかんネ!」
     周囲の状況を確認し、ポンパドール・ガレット(火翼の王・d00268)がウイングキャットのチャルダッシュを呼んだ。
     周辺の温度はやはり熱い気がする。
     ちりちりと、熱気が皮膚を焼く感覚。いや、熱気ではなく闘気かもしれない。これは、巨大で強力な敵を前にしているせいだろうか。
    「証明してみせよう、ボク達にはそれが出来るはずだからネ……生きて帰らせてあげますヨ」
     仲間達と作戦を入念に確認し、狐雅原・あきら(アポリアの贖罪者・d00502)も目の前の現象を眺めた。
     ごうごうと炎沸き立つ中心から、巨大な爪が現れる。
     それが敵の身体のほんの一部だと思いつき、背筋にぞっと冷たいものが走った。
    「……でかいわ。なんか、こう……死ぬかも」
     少しずつ姿を現す敵を見上げ、羽丘・結衣菜(歌い詠う蝶々の夜想曲・d06908)が呟く。決戦前の露払い、と言う状況だとは思うけれど、これはそんな次元の相手ではないと思った。
     低い声で現れた獣が唸る。
     その周辺に、取り巻きイフリート達が姿を見せ始めた。
     すぐさま協調の意志を持つ猫型イフリート達がそれらを抑えるよう動き出す。
    「準備できることは全部やったぜ。それじゃあ、行くとするか」
     周辺の明るさ、足元、そして布陣などの確認。
     ファルケ・リフライヤ(爆走する音痴な歌声銀河特急便・d03954)はそれらを全て確かめ足を進めた。
     灼滅者達は、巨大な獣のイフリートを視界に納めながら、ゆっくりと戦いの位置を取る。
     椎那・紗里亜(言の葉の森・d02051)が静かに左拳と右掌を合わせ、包拳礼をした。そして、宣戦布告する。
    「必ず、止めます!」
    「ガイオウガ、分かり合えた可能性と敵対するのは気が進まないが、
     協力してくれる意思もある、そちらに報いる為にも負けられない!」
     敵がまだ正確にこちらを認識していないうちに攻撃を仕掛けようと、川原・咲夜(吊されるべき占い師・d04950)が地面を蹴った。
    「星人はディフェンダーにまわってね……」
     そして、敵をかき回すように移動と攻撃をと、友繁・リア(微睡の中で友と過ごす・d17394)がビハインドの星人に指示を出す。
    「ボクは、ボクのお役目を果たす。皆が無事で、帰ること、一手も無駄にはしぃひんよ」
     仲間の動き、戦場全体を見渡し八千草・保(星望藍夜・d26173)が言う。
     強大な敵に立ち向かうためには、一手も無駄には出来ない。全力で、目の前の敵に向き合っていく。
     こうして、灼滅者と深斬ノ牙レグリバーとの戦いは始まった。


     破邪の白光を放つ強烈な斬撃で、ポンパドールはレグリバーの身体を斬りつけた。
     巨大な爪と、全身に纏った炎と、低い唸り声。
     こうして肉薄すると、嫌でもその力を感じるのだ。
    「でも、みんなを守るもんネ!」
     クルセイドソードを引き抜き、すぐに飛びのく。
     レグリバーが何か行動を起こす前に、更に仲間達が攻撃を叩き込む体勢に入った。
     槍を手に敵の身体の下へ滑り込んだのはあきらだ。
     螺旋の如き捻りを加えて突き出し、一気に目標を穿つ。
     ちょっと突いた位では揺らぎもしない頑丈な体つきだと言うことが感触で伝わってくる。
     だが、あきらは余裕の表情で口元に笑みを浮かた。
    「まっ、死んじゃうかもしれないケドね! ハハッ!」
     言って、後続に場所を譲る。
    「まだ動きが無いようです。叩ける人は、ここで叩きましょう」
     皆に声をかけながら、紗里亜も走りこんできた。
     ひらりとしなやかにステップを踏み、クルセイドスラッシュを繰り出す。
     強烈な斬撃で敵の身体を斬り刻み、同時に己の肉体も強化した。
    「よし、みんな行くぜ! 俺も歌って応援するぞ」
     ファルケは仲間を鼓舞するため、相手を怯ませるため、思いを込めて歌い始める。
     歌を響かせながら帯を射出し、レグリバーを貫いた。
     この歌は凄い。
     ただ歌っているだけなのに、何となくものすごい破壊力が感じられる気がした。勿論、戦闘には何も関係ない事なのだが、仲間でさえそっと耳を塞いだ者がいたとかいないとか。
     さて、次に咲夜は力強く地面を蹴って飛び上がった。
     否が応でも目に入る、狙いはその巨大な爪だ。
    「自慢のその爪、ぶち折れろ!!」
     ダイダロスベルトを繰り、勢いをつけて帯を放出する。
     狙い通り帯は爪に突き刺さり、堅い部分を抉り取った。
     だが、まだまだ、爪を折るまでには至らない。相当の体力だと感じられる。
    「ま、来た以上は死ぬ気なんて全くないけれどもね、勝ちに行くわよ!」
     続けて結衣菜は神秘的な声で歌い上げた。
     相手を惑わし、催眠状態に陥れ、少しでも有利に戦うためだ。
    「動くよ……気をつけて」
     続けて攻撃を仕掛けようとしていたリアが足を止めた。
     皆も短い言葉のみで理解し、声を掛け合って間合いを取る。
    「ォ、オオオ、ワレニ、アダナス、オロカモノタチメ」
     その巨体の、動きは速かった。
     巨大な爪を地面に突き立てたかと思うと、あっという間に飛び上がり体を大きく捻って丸まった。
     それから、どこにどんな力がかかったのか、全身に炎を纏わせてファルケめがけ突撃してくる。
    「な――」
    「危ないヨ! さがって!!」
     かろうじて、その間にポンパドールが飛び込み盾になった。
     だがその勢いは凄まじく、傷を負ったポンパドールと共にファルケまでもが勢いに飲まれ吹き飛ばされた。
    「おい! しっかりするんだ!」
    「う……ん。まだ、大丈夫ダヨ」
     ファルケが急いでポンパドールを助け起こす。
    「なんて……凄まじい……でも、まだ」
     仲間を軽々と吹き飛ばした凄まじい炎の弾丸を見て、しかしリアは首を振り再び攻撃の構えを取った。
     レイザースラストで、まだ燃えているレグリバーの身体を貫いた。
    「しっかりしぃ、すぐに回復するよ」
     保は急いでポンパドールに駆け寄りエンジェリックボイスでその傷を癒す。
     盾役のポンパドールでさえ、一撃でこのダメージだ。
     だからこそ、確実に回復しなければならない。
     仲間の命を支えきることが、保の思いだった。


     地の底で、戦いは続いた。
     互いに庇いあい、盾役の者は攻撃よりも何より回復優先で動き、何とか布陣を崩さず数分保っている。
     だが。
    「なぎ払いが来ます」
    「備えるヨ」
     紗里亜とポンパドールは互いに声を掛け合って、仲間を庇いに走った。
     レグリバーが大きく腕を振り上げるのを見る。
    「おっと、こっちを狙ってマスね」
     あきらがバックステップでその場を飛びのいた。
    「来るわ、逃げ――」
     結衣菜の声と、轟音とが交じり合う。
     レグリバーの爪が膨れ上がった炎で覆われているのが分かった。
     風を切る音と、その場全てを破壊する爆音が響き渡る。
    「ぐ、ぅ……」
     仲間を庇って攻撃を受けた紗里亜の口から思わず唸り声が漏れた。
     これは、なぎ払いと言うよりも、全てを根こそぎ奪っていく破壊だと思う。
    「星人……!」
     リアが小さな声を上げた。
     仲間を数度庇った星人は、なぎ払いからリアを守り、消えていったのだ。
    「チャル?!」
     ポンパドールもはっと顔を上げた。
     メディックの位置で仲間を癒し続けていたチャルダッシュは、今の攻撃を直接受けて体力が尽きかけている。
     どうしても、盾役だけでは庇いきれない数だった。
    「落ち着いて、回復するからなあ」
     保が声をかけ、仲間に纏わり付いた炎を払いのけるようにして回復の技を飛ばす。
    「おれも、回復するヨ」
    「私も、まだ、いけます」
     ポンパドールと紗里亜は、力の入らない足に再び力を込め立ち上がった。
     あと何度、仲間を庇えるだろう。
     いや、もう何度もは庇えないのが本当のところだ。
     だからこそ少しでも多く回復しなければならない。
    「悪い効果は効いているはずなのに!」
     仲間が回復している間に、結衣菜は攻撃を仕掛けた。
     影の先端を刃に変え、敵を切り裂き防御を剥がしていく。
     催眠も、足止めも、氷もレグリバーの足を引っ張っている筈なのに、普段相手にしているダークネスならば、そろそろ効果を実感できる筈なのに、目の前の敵の力はいまだ衰えることは無い。
     それでも、することは同じだ。
    「この、いい加減、落ちろ!」
     咲夜は断斬鋏を手に地面を蹴った。
     そう、することは同じ、咲夜は着地したレグリバーの懐に飛び込み、鋏を振るう。
     千切れたモノを鋏が喰らい、糧とした。
    「ほんと、硬いヤツだぜ!」
     仲間の様子を気にしながら、ファルケも攻撃のため走る。
     構えたギターを巧みに操り、レグリバーの身体を殴りつけた。
    「ヤルナ、ダガ、ソンナコウゲキデ、ワレヲ、タオセルトオモウナ!」
     一瞬のけぞった敵が、口から笑い声を漏らす。
    「まだ……たりない、の?」
     リアも続けて指輪から魔法弾を飛ばした。
     だが、まだ敵は沈まない。
     守りを固めてきた、庇いあい、いくつも悪い効果を与え積み重ねてきた。
     普通の敵ならば十分な戦いだ。
     だが、目の前の敵を倒すには、もっと深い傷を与えなければならないようだ。
     灼滅者達は走り舞う。
     少しでも敵の力をそぎ落とそうと、諦めず立ち向かっていった。


     再びレグリバーが地面に爪を突き立てる。
    「あの構えは、轟炎弾が来ます!」
     咲夜は近くに居る仲間に声をかけた。
    「攻撃が届く範囲は分かっているね。気をつけて、来はるよ」
     保も声をかけ、仲間の注意を促す。
     全身に炎を纏わせ、丸まって突進してくる技だ。
     攻撃が届く範囲に居る仲間達は、頷き合い攻撃に備えた。
    「キエヨ!」
     勢いよく飛び上がり、レグリバーが身体を反らせる。
     炎を纏い身体を丸めた姿は、炎の弾丸そのものだ。しかも巨体からは考えられないような素早い動きで突撃を仕掛けてくる。
    「!」
     炎の弾丸が向かった先にはポンパドールの姿があった。
     あっと、思ったときには重い一撃を受け、身体が地面に叩きつけられる。
     深く、重く、身体がどこかに沈んでいくようだ。
     視界が次第に狭まり、ぼやけていく。
     仲間が何かを言っているようだが、もう声を聞き取ることは出来なかった。
     常に最前線に立ち、仲間を庇い続けたポンパドールが意識を飛ばす。
    「ポンパドールさんごめんなさいね」
     急いで結衣菜がポンパドールの身体を後方に投げた。
     今は戦いの最中、この場に捨て置くわけにはいかない。
    「私が……運ぶよ」
     リアがその身体をキャッチし、強引に引きずるようにして仲間の後ろへ避難させた。
     盾役の仲間が一人になったが、残った体力を考えても、もう誰も盾役にあがることは出来なった。
    「まだまだ、戦うね!」
     あきらの声に、灼滅者達は武器を構えなおす。残った仲間で攻撃を繰り出し少しでも相手の体力を削っていった。
    「まだ、底が見えない、けど、やるぜ!」
     ファルケは必死に仲間を鼓舞し、歌い、攻撃を重ねた。
     手ごたえはある。攻撃は効いている。だが、相手を撃破するには少しだけ遠い。
    「またなぎ払いが来ますよ!」
     紗里亜が声を張り上げた。
     レグリバーが再び腕を振り上げたのだ。
     灼滅者たちに緊張が走る。
    「また、後ろを狙ってきます!」
     咲夜の声と、風を凪ぐ轟音が重なる。
    「本当に、しつこいデスね」
     あきらが首を傾げた。でも、逃げない。逃げる選択肢はない。
     攻撃に備えて後衛の仲間が受けの姿勢をとった。
     今は庇う盾役がまったく足りない。
     全てを根こそぎ抉り取る、炎のなぎ払いが後衛の仲間たち目掛けて遅い来た。
    「皆さん!」
    「しっかりしろ!」
     あきらにリア、それに保。更にはチャルダッシュまでもが一気に意識を失う。
    「少しでも、足止めを……」
     倒れた仲間の隙間を縫って走り、結衣菜がディーヴァズメロディを歌い上げた。
    「ダ、ダガ、ワレハ!」
     一瞬体が傾いだレグリバーは、口元に笑いを浮かべ体勢を立て直す。
     あと少し、あと少しで追い込めるかもしれない。
     しかし、敵は更に飛び上がった。
    「結衣菜さん、前を――」
     紗里亜が庇いに走るが、間に合わない。
     炎の弾丸が結衣菜に襲い掛かり、そのまま倒される。
     紗里亜、ファルケ、咲夜は顔を見合わせた。
     回復が足りない。攻撃の手も足りない。
     灼滅者達の陣形はもう保てないところまできている。
     ――撤退を。
     悔しいけれど、ここまで強敵と渡り合ったのだ。
     三人は倒れている仲間を見た。
     その時、再びレグリバーが腕を振り上げる。
    「また、あのなぎ払いか」
     咲夜が眉をひそめる。
     あの攻撃を、今残った三人が受けてしまえば、もう仲間を背負って逃げることも出来ないだろう。それどころか、生命の危機さえ感じる。
     炎が巻き上がり、風を切る轟音が響いた。
    「皆さんは、撤退を」
     すっと、紗里亜が前へ出る。
    「オオオォォォオオオオ!」
     レグリバーの破滅ノ深斬・薙払が炸裂する。
     だが、ファルケと咲夜はダメージを受けなった。
     受けることの出来ないはずのなぎ払いを、紗里亜はしっかりと受け止めて見せた。
     その胸元には、親友から貰ったお守りの首飾りがあった。
     それが、ぽとりと地面に落ちる。
    「紗里亜……!」
     ファルケが声を絞り出した。
     彼女は振り向かない。
    「行きましょう、彼女の行いを、無駄には出来ません」
     咲夜が首を振る。
     二人はレグリバーとやりあう紗里亜の姿を目に焼き付けて撤退を始めた。
     ――どうか、皆さん、無事に撤退してください。
     結界を張り、防御力を高め敵を撃ち滅ぼす。
     レグリバーを滅ぼした後、紗里亜は姿を消した。

    作者:陵かなめ 重傷:ポンパドール・ガレット(火翼の王・d00268) 
    死亡:なし
    闇堕ち:椎那・紗里亜(言の葉の森・d02051) 
    種類:
    公開:2016年10月12日
    難度:難しい
    参加:8人
    結果:成功!
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