斬る斬る追いかける斬る

    作者:陵かなめ

    ●事件
    「やめて、おいかけてこないで、ぼくを、ころさ、ないで」
     ベッドで眠る少年が、悪夢にうなされていた。
     身体の大きな男が大きな鎌を抱え少年を追い掛け回している映像が、少年の周辺に映し出されている。これが、彼の見ている悪夢だろう。
     さて、その悪夢の映像を引き裂くようにして、身体の大きな男――シャドウが実体化したのだ。
    「おお、おおお! 実体を、取り戻したのだ!!」
     実体化したシャドウは、歓喜の声を上げる。
     少年の夢の映像は消えていた。少年は目を覚まさない。
     シャドウだけが、己の現実を実感し両腕を伸ばした。
    「さてさて、現実世界に悪夢を。俺好みの、濃厚な恐怖の悪夢を、作り出すのだ」
     シャドウは少年の家を出て夜道を歩いている女性に襲い掛かった。
     まずは鎌で一斬り。
     恐怖を浮かべた顔を堪能し、蹴り飛ばす。
     逃げて逃げて、逃げ続ける女性を執拗に追い回し、少しずつ身体を切り裂いていく。
    「えっへっへ。その顔、いいよぉ。もっと恐怖を浮かべて欲しいのだ」
     斬って、斬って、斬って。
     女性が動かなくなるまで、シャドウは笑いながら鎌をふるい続けた。
     
    ●依頼
    「みんな、シャドウ大戦への介入のことはもう聞いている? 成功したんだよね。よかった」
     千歳緑・太郎(高校生エクスブレイン・dn0146)は、集まった灼滅者にむけて話し始めた。
    「それでね。サイキックリベレイターの影響で、デスギガス軍の中でも力の弱いシャドウ達が現実世界に実体化し始めようとしているんだよ」
     現実世界に現れたシャドウは、現実世界で自由に行動できるという状況に浮かれて、周囲の人間を惨殺したり恐怖を与えるといった行為を行い始めるようだ。
    「今回みんなにお願いするのも、現実世界に現れたシャドウの灼滅だよ」
     少年の夢から現れたシャドウが、女性を追い回して殺してしまうと言うことだ。
     
    ●情報
     シャドウが現れるのは、住宅街にある一軒家だ。
     時間は真夜中。
     悪夢にうなされる少年の夢から実体化してくる。
    「あ、でもね、シャドウは、悪夢を見ている少年には攻撃しないみたい。いざと言うときの退路って考えているからだと思うんだ」
     夢の中に逃げ込まれると灼滅することが出来なくなるので、悪夢を見ていた少年からある程度離れた場所で戦闘を仕掛けるのが良いかもしれないとのことだ。
    「シャドウは実体化したあと、最初の犠牲者を探して、住宅街をさまようんだ。そこを狙えば、スムーズに戦えるはずなんだ」
     そこまで言って、太郎は補足した。
     今回はシャドウの出現場所も時間も分かっている。その直前にソウルアクセスすれば、悪夢の中でシャドウと相対する事もでるのだ。だが、この場合、戦闘中にシャドウが実体化してしまう。そうなれば、眠っている灼滅者の体が一方的に攻撃される危険がある。ソウルアクセスを中断して灼滅者が目を覚ましても、シャドウが撤退しやすい状態での戦闘となるので、不利になってしまうだろう。
     悪夢の中でうまく立ち回れば、シャドウを実体化させずに追い払う事もできるかもしれまない。しかしこの場合も、灼滅できないのであまり意味はないと言う。
    「これからも、サイキックリベレイターの影響で、現実世界に出てくるシャドウが増えてくると思うんだ。このシャドウ達を順次灼滅していく事で、敵勢力の弱体化もできるよね。だから、できるだけ灼滅していって欲しいんだよ。みんな、よろしくね」
     そう言って、太郎は説明を終えた。


    参加者
    狐雅原・あきら(アポリアの贖罪者・d00502)
    峰・清香(高校生ファイアブラッド・d01705)
    有栖川・真珠(人形少女の最高傑作・d09769)
    新沢・冬舞(夢綴・d12822)
    愛宕・時雨(小学生神薙使い・d22505)
    卯月・愛奈(流すべき血はまるで・d35316)

    ■リプレイ

    ●健気に少女は走り続ける
    「さてさて、現実世界に悪夢を。俺好みの、濃厚な恐怖の悪夢を、作り出すのだ」
     上機嫌のシャドウが鎌を振り上げる。
     真夜中の住宅街で、斬劇が始まろうとしていた。
    「……ヒッ! た、たすけっ……!」
     怯えた声を上げるのは髪の長い少女だ。腕の一部を斬られ、懸命に走り逃げる。
    「えっへっへ。その顔、いいよぉ」
     シャドウは少女の反応に満足し、少女を追いかけまわした。
     階段を上り、細い道を走り、その度に鎌を振るいまた走る。

    「やはりこの辺りが一番良いと思いますわ」
     今は眠る少年の家の近くを確認していた有栖川・真珠(人形少女の最高傑作・d09769)が仲間たちを見た。
    「人の気配はないし、暴れられる場所だし、まあ合格点をあげてもいいよ」
     辺りに一般人の気配はない。
     この空き地ならば、敵と十分に戦えるだろう。
     愛宕・時雨(小学生神薙使い・d22505)が頷く。
    「後は峰が誘導してくるのを待とう」
     物陰に身を潜めるよう仲間たちを促し、新沢・冬舞(夢綴・d12822)がそう言った。
     不測の事態になれば何かしら合図があるはずだ。
     それがないなら、囮役の仲間を信じて待つのみ。
     卯月・愛奈(流すべき血はまるで・d35316)も頷き、静かに身を潜めた。
     リベレイターの影響とは言え、女性を追いかけ回すのは怖いと言うよりは鬱陶しいと愛奈は思う。
    「いやいやぁ、でてきちゃうとは大変デスネ」
     両手を広げ、狐雅原・あきら(アポリアの贖罪者・d00502)がハハハと乾いた笑い声を上げた。
    「早めに決着をつけてしまいたいね」
     愛奈が言う。
     灼滅者たちはそれぞれ静かに身を潜め、シャドウが誘導されてくるのを待った。

    「ほぅら、次は足かなぁ? 右手かなぁ?」
     シャドウは少女を追いかけ、また鎌を振り下ろした。
    「ひぎっ! だれか……!」
     少しずつ身体を斬られながら、健気に少女は走り続ける。
     少しずつ少しずつ、小さな傷をつけていたぶりたいのか、シャドウは本気で斬りつけてこない。だから少女は走り続けることができた。だからまるで追い詰められて、傷を負っても恐怖で必死に走っている少女を装うことができた。
     峰・清香(高校生ファイアブラッド・d01705)は目指す空き地を見つけ、迷いなく飛び込んだ。
    「えっへっへ。へっへへ。あれぇ、行き止まりじゃないのぉ」
     背後から上機嫌なシャドウの声が聞こえてくる。
     清香は振り向かず、空き地の端まで駆けた。
     シャドウが鎌を振り上げ空き地へ足を踏み入れる。
     そこは一般人の気配がない広い空き地だ。
     月明かりの下で、シャドウは笑う。
     瞬間、待ち構えていた灼滅者たちが飛び出した。

    ●嫌な笑い声
    「でも、これは面白そうなヤツだよ、確かに……」
     妖の槍『断罪ノ磔柱』を構えたあきらが冷たく笑う。
    「何だ? これは、どう言う」
     シャドウが戸惑い、灼滅者たちを見回した。
     その時には、真珠がサウンドシャッターを発動させ、戦いの音を遮断している。
     冬舞は殺気を放ち、人払いを済ませていた。
    「そ……」
     シャドウが目を見張る。
     さて、あきらの持つ槍から冷気のつららが複数解き放たれた。
    「さあ、行きマショウ」
     あきらが槍を凪ぐと、つららが一斉にシャドウめがけて飛ぶ。
     仲間たちも間合いを計りながら走り始めた。
     あきらの妖冷弾がシャドウの身体を貫く。
     シャドウは突然うけた攻撃に、身体をよろめかせた。まだ状況を判断しかねているのか、それともこちらの様子を見ているのだろうか。
    「ちょうど準備運動がしたかったのよ」
     敵の様子は気になるが、自分たちのすることは一つしかない。
     愛奈は走りながら指を鳴らした。
     紫のすさまじいオーラが愛奈を包み、最終決戦モードへと変身させる。
     シャドウの注意は確実に仲間たちへと向かったようだ。
     清香はそう判断した瞬間身体を反転させ、カードを掲げた。
    「狩ったり狩られたりしようか」
     戦う姿を顕にし、次の一歩でバベルブレイカー『憤怒の穿ち』を構え敵の懐へ飛び込んでいく。
    「お前は!」
     はっと、シャドウが清香を見た。
     追い詰めて、斬って斬って、弱らせたと思っていたはずの相手が、武器を構えて現れたのだ。多少なりとも敵が戸惑っているのがわかる。
     清香は一気に死の中心点を貫いた。
    「ぐ……」
    「いや本当に怖かったよ? 私にできる精一杯の演技を見破られやしないかって」
     杭を引き抜き、清香は冷ややかな視線を敵に浴びせた。
    「騙されて、馬鹿みたいだね」
    「あら、それを言っては可哀相よ? 時雨」
     時雨はどす黒い殺気を放出し、シャドウを覆い尽くす。
     真珠は予言者の瞳でバベルの鎖を瞳に集中させ、敵の行いをじっくりと観察した。
     その通り、このシャドウはまんまと囮に引っかかり、灼滅者の待つ戦場まで誘導されてきてしまったのだ。
     しかし、それでも敵はまだ倒れない。
    「えっへっへ。これ、なぁに? 戦うつもりかい?」
    「随分と浮かれているようだな。
     そんなにこの世界が楽しいなら、もちろん、僕と遊んでいくだろう?」
     時雨が言うと、纏わり付く殺気を鎌で斬り裂くように払い、シャドウがにぃと笑った。
    「なぁんだ。それじゃあ、みぃんな、斬られて欲しいんだ」
     嫌な笑い声だった。
     その目の前に、無敵斬艦刀を手にした冬舞が降り立つ。
    「やれやれ、現実世界に出てくるとこんな図体になるとはな」
     大きな鎌をかまえたシャドウは、夢の住人のように可愛げもなく、ただただ嫌らしい笑みだけが印象的だ。
     冬舞は腕に力を込め、一呼吸も間を置かず超弩級の一撃を繰り出した。
    「――っ」
     鎌で一撃を防ごうとする敵の姿勢を気にせず、勢いのまま振り切る。
     鎌も何も関係ない。
     シャドウが勢い良く吹き飛ばされた。
     それを追いかけるように愛奈が跳躍する。
     目の端に写るのは敵の持つ大鎌だ。どんな攻撃を繰り出してくるのか、とにかくそれを止めなければ、と。構えていた刀を上段から振り下ろし、愛奈は雲耀剣を放った。
    「くっくっく。あっはっは。キミも、キミ達も、みぃんな斬られに来たんだネ」
     捕らえたと思った瞬間、シャドウが体を器用に捻り柄を地面に押し付け、自分の軌道を変える。
     空を切った愛奈の刀をすり抜け、逆にシャドウは鎌を振るって襲い掛かってきた。
    「!」
     だがそれはあくまで間合いを取るための威嚇の動作だと、愛奈は瞬時に見切り、冷静にその場から後退する。
     今度はシャドウの鎌が空を削いだ。
     シャドウが体勢を立て直し。鎌を構えなおすのが見える。
     囮を立てておびき寄せ、思い通りの戦場で戦いに入ることが出来た。しかし、まだ致命的なダメージを与えることは出来なかったようだ。

    ●重ねた効果
     真夜中の空き地で、戦いは続いていた。
     シャドウの動きを制限し、攻撃の力を弱め、少しでもこちらに有利になるような状況を作りながら灼滅者たちは戦っている。
     冬舞が影で作った触手を伸ばし、敵の身体を絡め取った。
    「命中率の高い攻撃でクリティカルを出されては困るからな」
     言いながら、ぎりぎりと締め上げ確実にダメージも与えていく。シャドウの身体が震えている感触が伝わってきた。
     だが、シャドウは笑う。
    「ふ、くっくっく。こんな、もので!」
     締められながら、鎌を繰り影を引き裂いてきた。
     いくつもの効果を与え攻撃を妨害していると言うのに、敵はまだまだ動き回れるようだ。
    「攻撃が来そうだ、警戒を」
     仲間に警告し、冬舞はすぐにその場を離れた。
     皆も顔を見合わせ、敵の攻撃を警戒する。
     すぐにシャドウが鎌を天にかざした。空間に無数の刃を召還したのだ。
    「さぁさぁ、刺され、刺されぇ」
     くるくると敵が鎌を回すリズムに合わせて、刃が後衛の灼滅者たちに降り注ぐ。
    「有栖川、僕の背に」
     時雨が走る。
     真珠を背に庇い、虚の力の刃を受けた。
     戦い始めたときよりも威力は落ちていると感じたが、それでも回復の必要はある。今までも、ディフェンダーとして仲間を庇い続けてきたのだ。徐々に傷が積み重なってきている。
    「時雨、ありがとう」
     真珠は時雨の様子を確認し、あきらに視線を向けた。
    「あきら、時雨の回復は私がいたしますわね。あなたは、ご自身を治癒してくださいませ」
     そう言って、すぐに治癒の力を宿した温かな光を時雨に向けた。
    「おっけーデスヨ! メディック意外と忙しいデス。まっ、今日死んじゃうかもしれないケドね! ハハハッ!」
     刺さった刃を引き抜きながら、あきらが笑う。傷口から流れる血を一瞥して、何事もないかのように立ち上がった。
     慣れないメディックだったけれども、あきらは頑張っている。その癒しの歌声で、仲間をここまで支え続けていたのだ。
     エンジェリックボイスを響かせ、己の傷も回復させた。
    「まぁ、皆さん戦って頑張って散ってくださいネ。灼滅者らしく」
     あきらは余裕の態度で仲間に攻撃を託す。
     頷いて飛び出したのは清香だった。
    「回復は任せた。私は攻める」
     そう言って、神秘的な歌声で歌い上げ、ディーヴァズメロディを放つ。
     徐々にこちらの攻撃が当たりやすくなっているが、それでもなお気をつけて、少しでも攻撃が敵に当たるよう、技を選んで攻撃を仕掛けていった。
    「僕も攻撃するけど、キミまた逃げ惑うのかい?」
     傷が回復した時雨も続けて技を繰り出す。
     蔦とスズメバチの大群を形作る影が広がり、シャドウの身体を方々から切り裂いていった。
    「っ、なまいきな!」
    「まだそういうことを言うのかしら? 今度は私も当てるわよ」
     必死に影を振り払っている敵の背後から、愛奈が斬りかかる。
     刀を上段に構え、真っ直ぐ勢いをつけて振り下ろした。
     重い斬撃が敵の身体へ喰い込み、その肉体を削り取る。
    「ぁ、あ、ぁあ?!」
     ついにシャドウが悲鳴を上げた。
     確実にこちらの攻撃が当たりやすくなっている。
     ずっと重ねてきた効果を実感して、灼滅者達は更に攻撃を畳み掛けた。

    ●真夜中に静寂
    「ふ、ふ、はっは。これで、これで勝ったつもりかぃ?! 笑わせる」
     シャドウが再び鎌を振り上げる。
    「黙れよ……さっさとケリをつけようじゃないか」
     あきらはそう言うと、槍を手に駆け出した。幸い、今この時間は回復が足りている。こちらが押している証拠だ。
     一気に間合いをつめ、槍に螺旋の如き捻りを加えた一撃を繰り出す。
     仲間達も次々に畳み掛けていく。
    「今度はお前が逃げる側だな。いや、逃がさないが」
     清香はよろめいた敵の懐深くに飛び込み、蹂躙のバベルインパクトを叩き付けた。ジェット噴射の勢いそのままに、敵が吹き飛びそうになる。
     それを、あえて押さえつけ、力任せに地面に叩きつけてやった。
    「な、あ、あぁああ」
     シャドウは苦しげな叫び声を上げ、身を震わせる。
    「行きますわ、よろしくて?」
     そこから少し離れた場所では、真珠が魔法の矢を飛ばすタイミングを見計らっていた。
     もう攻撃を外す気がしない。
     しっかりと地面に伏す敵を見据え、詠唱圧縮された魔法の矢を飛ばした。
     矢は真っ直ぐに敵に飛び、容赦なく敵を貫く。
    「が、ぁ、あ、ああ、うごけ、な……い? や、やめ……て」
     いくつもの効果と深い傷で、身動きが取れなくなったようだ。シャドウはその場で必死に体を捩った。
    「やめるわけ、ないだろ?」
     呆れたように呟いて、時雨もシャドウに飛び掛る。
     守りも、身体も、全てを斬り裂く斬撃で、敵の身体を切り裂いた。
    「あと一押しだ。いけるか卯月?」
     冬舞は敵の状態を見極め、愛奈を見る。
     シャドウの体力はすでにギリギリの所だと感じ取った。まさにあと一押しだと無敵斬艦刀を手に取る。
     強いシャドウへの殺意を表面に表すことはない。
     ただ淡々と、状況に応じた攻撃を繰り返すだけだ。
     冬舞は静かに無敵斬艦刀を振り上げ、どうにかして逃げようともがくシャドウに向かい、それを振り下ろした。
     繰り出された超弩級の一撃が、残っている敵の身体を粉々に打ち砕く。
    「ご、ぁ、なぜ。な……、せっかく、げんじつ、せかい……」
     シャドウの命が消えかかっている。
     愛奈は頷き、最後の攻撃を繰り出した。
    「私の血の許す限りに、掻き回す」
     スマホ画面の『1』をタップし、七不思議奇譚を語る。
    『OK、私に任せてよ』
     あの子が応える声がした。
     それはピンクの長い髪、可愛い服の女の子。
     七不思議の右手が赤く染まり、敵に触れる。
    「――っ」
     シャドウが目を見開き、ぱくぱくと口を動かした。
     だが、声にならにようだった。
     血液を逆流させられ、苦しみながら、シャドウが消えていく。
    「終わったようですわね」
     真珠が確認するように皆を見た。
     仲間達は互いに頷き合い、敵の消滅を確認しあう。
     皆の後ろで、愛奈が膝を付いた。これは久しぶりの戦いだった。身体を慣らしていけば、もっと上手くやれるだろうと言う思いが頭をよぎる。
     ともあれ再び、真夜中に静寂。
     戦いが終わったのだと、誰もが感じた。
    「これで無事に悪夢から目覚めると良いが」
     冬舞は、眠っているであろう少年の家へ向かって呟いた。
     きっとそうだと、皆が思った。

    作者:陵かなめ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年12月1日
    難度:普通
    参加:6人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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