●協力関係
庭や離れなどを含むその敷地の中心には、和風の大きなお屋敷が建っている。その中の一室、寝室なのだろう、畳の上に敷かれた布団の上で和服の女性が横になって眠っていた。
すると、その女性の周囲に突然、黒い靄のようなものが現れたではないか。更にそれが内側から斬り裂かれて――!
「……ふん」
靄の中から現れたのは、30代なかばくらいの一人の男性。和服を着込み、満足げに頷いた。
「旦那様、とお呼びしてもよろしいですか……?」
彼に声をかけたのは、先程まで眠っていた女性だ。起き上がり、畳の上に膝をついて男を見上げる。結い上げた髪が少しほどけているのがなんとも色っぽい、20代後半くらいの彼女はうっとりとした瞳で彼を見上げていた。
「ひさしぶりに現実世界に出られて俺は気分がいい。好きにするがいい。夫婦ごっこがしたければ、暇つぶしに乗ってやろう。他の配役も用意してあるのだろう?」
「はい、勿論です。お手伝いを二人、子どもを二人、老夫婦を一組用意してあります。どうぞお好きに扱ってください」
にこり、柔らかい微笑を浮かべるその女性は、六六六人衆の密室殺人鬼。そして男性は、実体化したシャドウである。
この和風の屋敷のある敷地は、今は密室と化しているのだった。
●
「寒さが身にしみる季節になってきたね、来てくれてありがとう」
灼滅者達を出迎えたのは神童・瀞真(大学生エクスブレイン・dn0069)だ。灼滅者たちが席につくのを見届けると、いつもの和綴じのノートを繰り始める。
「コルネリウスとオルフェウスから得られた情報もあり、シャドウ達が六六六人衆の協力を得て、現実世界で戦力を整えようとしている事がわかったよ。その方法は、密室殺人鬼の見ている悪夢を通じて、密室殺人鬼の密室内に直接現れるという作戦だ」
大将軍アガメムノンは友好関係にある六六六人衆の一人、エンドレス・ノットと連絡を取り、実体化したシャドウをエンドレス・ノット配下の密室殺人鬼の密室の中に匿ってもらい、地上での戦力の増強を秘匿する作戦に出たようだ。
「密室の内部については、僕達エクスブレインも予知できないと六六六人衆側は考え、この作戦を実行したようだね。確かに密室殺人鬼の密室の内部はエクスブレインの予知で感知する事は出来ず、この作戦が秘密裏に進行すればシャドウの大戦力が現実世界で大暴れという危険性もあったと思う」
しかしそれは、サイキック・リベレイターがシャドウに使われていなければの話。
サイキック・リベレイターは、他のダークネス組織への予知が行えなくなる代わりに、対象とした組織に対してはサイキックアブソーバーでは予知できないレベルまで予知が可能となる。つまり密室殺人鬼の密室にシャドウが現れれば、シャドウが現れた密室の場所を特定することが可能となったのだ。
「シャドウと六六六人衆が同盟を組むという事態は、憂慮すべきことだけれど、逆に現実世界に現れたシャドウと密室殺人鬼を灼滅するチャンスでもあるよ。可能ならばシャドウと六六六人衆の両方、それが不可能ならば『補足が困難で厄介な存在である密室殺人鬼の灼滅』を狙って欲しいんだ」
そこまで告げ、瀞真はノートのページを繰る。
「今回の密室は大きな和風のお屋敷のある敷地に作られているよ。最大で数十体のシャドウが、作戦開始時まで滞在できるくらいの大きさだね。広い庭や離れもあるようだよ」
密室を作り出した殺人鬼は椿と名乗る20代後半の和服の似合う妖艶な女性だ。シャドウは蒼二と名乗る30代半ば程の男性の姿をしていて、こちらも合わせるように和服を着ている。
「2体は夫婦ごっこというか……お屋敷の旦那様とその妻みたいな演技をして退屈を凌ぐみたいだね。密室の中にはお手伝い役の20代と40代の女性、子ども役の小学生と幼稚園生、舅と姑役の老夫婦の計6名の一般人がいるよ」
椿は殺人鬼らしく、一般人を好きに扱って良いと蒼二に言っているようだけど、今のところは蒼二は一般人に雑事を命じることはあれども命にかかわるようなことはしていないようだ。
「けれども君達が乗り込んだら、彼らは容赦なく一般人を盾にしてくるだろうね」
居間でくつろいでいる椿と蒼二と同じ部屋で、ふたりの子ども役が遊ばされている。お手伝いの女性はふたりとも台所で食事の支度をしていて、老夫婦は居間から一部屋挟んだところにある和室……居間の隣の隣にいる。大きな声を出せば聞こえる距離だ。
「『父と母を守ろうとする健気な子どもたち』、『雇い主を守ろうとするお手伝いさん』、『身を挺して息子夫婦を守ろうとする両親』……そんな風に彼らのごっこ遊びに使われてしまうことは想像に難くない。だから、一般人を護るならば策が必要かもしれないね」
ダークネスのやることだ。もしも一般人が盾にもならぬと分かったら躊躇いなく命を奪うこともあるかもしれない。
「戦闘能力としては蒼二のほうが断然高いよ。椿は通常のダークネスよりも少し弱いくらいかな」
蒼二はシャドウハンター相当のサイキックと日本刀相当のサイキック、椿は殺人鬼とガンナイフ相当のサイキック、そしてふたりともシャウトを使う。
「灼滅者が現実世界に出てきたシャドウを灼滅してきたことで、シャドウも新しい作戦を考えたのだろうね。折角作戦を考えてもらったのだから、密室殺人鬼ともども灼滅してやって欲しいと思う。けれどもどちらか片方しか灼滅できない状況であれば、密室殺人鬼を狙うのが良いかもしれないね」
頼むよ、そう添えて瀞真は和綴じのノートを閉じた。
参加者 | |
---|---|
ミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125) |
文月・咲哉(ある雨の日の殺人鬼・d05076) |
不動峰・明(大一大万大吉・d11607) |
ステラ・バールフリット(氷と炎の魔女・d16005) |
鈍・脇差(ある雨の日の暗殺者・d17382) |
アレックス・ダークチェリー(ヒットマン紳士・d19526) |
●偽りの家族を糺しに
方針は、決まっていた。一般人にひとりも犠牲者なく――否、一つの傷もなく救出すること。そして、椿を倒して密室から出ること。蒼二まで倒そうとするのは今回は欲を張り過ぎだと彼らは判断していた。もちろん、倒せるものなら蒼二も倒したい。けれども欲張りすぎて他の目的を達成できなければ本末転倒なことは十分わかっていたし、己達の力を過信しすぎてもいなかった。
「さて、今回のターゲットは…「裕福な商家夫婦」といったところか。さしずめ我々は、商売敵に雇われた刺客だな」
黒服にサングラス姿のアレックス・ダークチェリー(ヒットマン紳士・d19526)は屋敷を見てそう呟いた。ふざけた家族ごっこだが、そちらがそのつもりならばこちらも乗ってやろうではないか。
「離れがあるねー。あそこに一般人を避難させるのがいいかもー」
子どもたちや他の一般人を遠ざける役目を負ったミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125)は敷地を見渡して。屋敷の位置から見て離れならば居間から遠く、そして待っている間寒さにさらされることもないだろう。
「しかし密室に匿うとは考えたものだな。だがそう簡単には問屋が卸さないぜ」
皆、このまま二体のダークネスを好き勝手させるつもりはない。文月・咲哉(ある雨の日の殺人鬼・d05076)が続ける。
「折角補足できたんだ。厄介な密室はこの期に確実に崩しておこう」
「ああ、同感だ」
「シャドウと六六六人衆の同盟か、また厄介な話だぜ。しかし引き籠りを引き摺り出せたのは好機と見るべきか」
不動峰・明(大一大万大吉・d11607)と鈍・脇差(ある雨の日の暗殺者・d17382)も屋敷を見上げる。
「この期を逃す手はないだろう。密室は俺達で潰させて貰おう」
「皆様、参りましょう」
脇差の言葉が終わるのを待ち、ステラ・バールフリット(氷と炎の魔女・d16005)が告げる。それに首肯して一同は、屋敷内へと足を踏み入れた。
●暴かれた密室
「っ……まさか」
居間で椿が小さく呟いた数瞬後、襖がバンッと勢い良く開かれた。開けたのは脇差だ。
「まさかシャドウを追っていたら密室殺人鬼が釣れるとはな、道案内感謝だぜ」
同時にステラが殺界形成を発動させる。
「ミカエラ、頼んだぞ!」
「はいはーい」
殺界形成の効果でそれまで居間で遊んでいた子どもたちが無意識に居間の外へ向かおうとする。咲哉の声に答えて、ミカエラは素早く子どもたちのそばへと近寄った。
「灼滅者! まさかこの密室が見つかるなんて……っ!」
密室殺人鬼の椿にとっては見つかるはずのない己の能力を破られてしまったのだ、動揺を隠せまい。しかしそこは六六六人衆のひとり、素早く子どもへと向かおうとするが、それを明が阻んだ。
「その子らに手を出せば、我々は君らを倒すのに躊躇しない。下手な事はしない方が良いぞ」
その間にミカエラはラブフェロモンを使って子どもたちに優しく語りかける。
「やほー、お姉さんと一緒に遊ぼ?」
「あ……う……」
「お兄ちゃんたちは、この人たちとお話があるみたいだし、邪魔しないようにお部屋出よっか。一緒においでー?」
殺界形成の効果だけでなく突然飛び込んできた見知らぬ者たちの作り出す険悪な空気に怯えているのだろう、そんな子どもたちを安心させるべく絶えず言葉をかけながら、ミカエラは幼稚園児を抱き上げ、小学生を立たせて背後から庇うようにして背中を押す。
「ほう、灼滅者か。だが囲っていた一般人をおめおめと逃されるわけにはいかぬ」
蒼二が立ち上がり、放つのは漆黒の弾丸。それはミカエラの背を狙っている。ミカエラは子どもたちを守るようにぎゅっと抱きしめた――背中はがら空きだ。だが。
「ミカエラ、早く行け!」
その弾丸はミカエラの背を撃ち抜かない。彼女の背を庇うように滑り込んだ脇差が、身体で受け止めて声を上げる。
「行こうー。それじゃね!」
ありがとうの気持ちは口にせずとも通じているはず。ミカエラは急いで子どもたちを連れて居間を出た。そして近くにある老夫婦の部屋へと向かう途中、喧騒を聞きつけて台所を出てきたお手伝いの二人に出会った。
「助けに来たよー。おじいさんとおばあさんも一緒に、離れに隠れよう!」
ラブフェロモンでふたりに提案を承諾させる。殺界形成の効果もあるのか、ふたりは居間に向かおうとはしなかった。
「おじいさんとおばあさんも離れに行こうー!」
部屋の襖を開けるとちょうど老夫婦も部屋を出ようとしていたところで、ミカエラはおばあさんに小学生を任せてお手伝いの先導で離れへと向かう。途中何度か振り返ったが、追っ手が来る様子はない。仲間たちがうまく足止めしてくれているのだと安堵して、己の役目を遂行すべく、万が一のときのために最後尾を行く。
「ここ、暖房もあるよね。もう大丈夫。後で迎えに来るから、ここで暖かくしてじっとしててね」
何が起こっているのかは分からないが殺界形成の影響で無意識に居間から遠ざかろうとしていた一般人達は、自主的に戻ってくることは殆ど無いだろう。けれども念を押して、扉を締める。
ミカエラは全速力で離れから居間へと戻らなくてはならない。離れと屋敷の間で冷たい風が彼女に強く吹き付けたが、そんなもの仲間たちが戦いで負っているだろう傷に比べれば痛くもなんともなかった。
●壊された家族ごっこ
「やぁ、殺しに来たよ」
銃を手にしてニマァと笑みを浮かべるアレックスのその様はまるで殺し屋。その銃を使うのかと思えばネクタイに偽装していた帯を射出し、椿を貫く。
「お二人は我々のビジネスの邪魔でしてね……死んでいただきたいのですよ」
芝居がかったセリフは椿と蒼二のごっこ遊びに付き合ってのもの。けれどもある意味、間違ってはいない。
「しかし夫婦気取りとは、引き籠り同士気が合うのか?」
「ひっ……引き籠もりだなんて酷いですわ」
脇差の放った影の刃が椿を狙う。
「大人しく引き籠ってれば見つからなかっただろうに、組んだ相手が悪かったな」
息を合わせたように咲哉の影もそれを負う。その刃はまるで十字を描くように椿を襲う。
「せめて、旦那様は私がお守り申し上げます……!」
「ソウルボードは逃走経路なんだろ? 盾にして死んだら退路も減るぞ」
傷を負った椿を見て、脇差が蒼二に言葉を投げる。ミカエラが一般人を安全なところまで送り届けてくれるまで、後を追わせるわけにはいかない。そのためにできるだけ挑発しようという意図の言葉だったのだが。
「確かにその通りだな」
刀を片手に、蒼二がニヤッと笑った。
「椿」
「はい、旦那様」
それは即席にしてはよくできたコンビネーションだった。椿が咲哉の死角に入りみナイフで斬り上げ、一拍置いて蒼二が中段の構えから素早く刀を振り下ろす――だが、それを黙って受けている灼滅者たちではない。
「間に合ったか」
蒼二の攻撃を、ギリギリのところで明が代わりに受ける。
「いつぞやとは立場が逆転しましたね。さあ攻撃を開始しますよ。蒼二と椿のふたりは、この戦場で必ず討ち取るのです! デスギガス軍とその愚将アガメムノンの愚行は繰り返しませんよ」
余裕のある微笑を浮かべながら言い放ったステラ。勿論蒼二を深追いしないことは理解しているのでこれは挑発だ。手にしたウロボロスブレイドはシャドウ対戦で拾ってきたもの。これを椿に向けて伸ばす!
「っ……!」
しかし。
「盾にしてばかりでは退路が減るからな」
その攻撃は蒼二の身体で受け止められてしまった。
「ほう、男として女を庇う気はあるようだ」
庇われても椿を狙って攻撃を当てていくしかない、明は白光の斬撃で椿を狙う。だが、それもまた蒼二が代わりに受けて。
「俺が行こう」
脇差が短く告げ、蒼二との距離を詰める。何かあったときは蒼二の抑えに回るつもりだった。強酸性の液体を至近距離から浴びせかける。
アレックスが素早くガンナイフを抜いた。作り出した漆黒の弾丸が、まるでその銃口から飛び出したかのように椿を襲う。
庇われた時、旦那様、と椿が感激したように小さく呟いたのを咲哉は見逃さなかった。
(「庇ってもらえると思って、安心しているのだろうな」)
椿の心境を分析して。けれども脇差が蒼二についた今、庇おうとしてもそう簡単に蒼二がフリーになることはないだろう。ならば。
咲哉はアレックスの漆黒の弾丸を追うようにして椿との距離を詰める。そして、その死角に入るのは、彼女も使った技。『【十六夜】』での斬撃が椿を襲う。
ステラが再びウロボロスブレイドを伸ばした。鞭のようにそれを振るう姿が、怖いくらいに似合っている。椿に巻きついたそれが、斬りつけながらぎりぎりと彼女を締め上げた。
明が非物質化された剣を椿へと振り下ろす。だが蒼二も狙っていたのだろう、脇差の一瞬の隙を突いて明の攻撃から椿を庇った。
そろそろミカエラは一般人を全員保護できただろうか――戦いはまだ続く。
●家族ごっこの果て
ミカエラが居間に戻った時、まだ椿も蒼二も倒れてはいなかった。だが、同時に仲間たちも誰一人倒れていない。
「戻ったよ!」
声掛けとともに前衛に白き炎を遣わす。傷を癒やすとともに力を高める。ミカエラの声は一般人が避難した証。後ろを振り返らずとも、その明るい声を聞いて仲間たちはまず一つ安堵したはずだ。
「さて、後は貴様達だけだ」
脇差が影で蒼二を包み込む。その間に咲哉もまた、影を椿に放ち、明が椿を斬りつける。
「だ、んな、さま……」
ふらり、椿が体勢を崩した。絞り出すような声。なんとか体勢を戻そうとする彼女に、アレックスが放った爆炎の魔力を含んだ大量の弾丸が襲いかかる。
「ちっ……」
初めて蒼二が舌打ちをしてみせた。彼は椿がそう長く持たないことを感じ取っているのだろう。その舌打ちを唯一聞き留めた脇差は、徹底的に彼を抑えなくてはならないと思った。
ステラが椿との距離を詰めた。手にした巨大十字架で思い切り殴りつける。膝をついた椿は、それでもまだ諦めないようで。ガンナイフを構えて放った弾丸、ステラを狙ったそれは彼女が軽く首を傾けるだけで、その茶色の髪の一本にすらかすらずに避けられてしまった。
「離れてもらおう」
蒼二が抜いた刀から、月の如き衝撃を前衛へと放った。前衛の3人がその衝撃でやや体勢を崩しかける。だが、すぐにミカエラにより傷は癒され、体勢を直すこともできた。
咲哉と明が攻撃に移る。だがそれは蒼二によって阻まれてしまった。しかし。
「貴様の相手は俺だ」
脇差に再び抑えられた蒼二の横を、ステラの放った業を凍結する光の弾丸が飛んで行く。
「きゃぁぁぁぁっ!」
椿の悲鳴。それを断末魔の声にしたのは、アレックスの放った漆黒の弾丸。それは椿の眉間を貫くようにして、彼女の悲鳴を長引かせる。
数瞬の後、彼女は黒い靄となって消えていった。彼女が消えたことで密室は解除されたはずだ。
「これ以上ここに拘るなら、貴様も灼滅する事になる」
「……それは困るな」
明の警告。蒼二は厳格な雰囲気を保ったまま、困ったように僅かに笑んで。
「俺を逃がすというのか。このままただで逃げるとでも思っているなら目出度い頭をしてるな」
「もしも一般人を狙うのでしたら、シャドウ対戦のお礼参りをしても構いませんが」
ステラが厳しい瞳を向ける。蒼二を逃してこちらが一般人の無事を確認するまでの間に、彼が一般人の元へ行って彼らを殺さないという保証はない。しかしこのまま蒼二と戦うには、灼滅者達の追った傷も大きいかった。蒼二にしても、椿を庇っていた分、負った傷は多いだろう。
「俺もそこまで阿呆ではない。あの女を庇った傷もあることだ。そしてお前達も万全ではない。ならば痛み分けとしよう」
告げると、蒼二は庭に面する廊下の障子を開けて外へと飛び出した。誰も後を追うものはいない。
「シャドウとはいずれイヤでもぶつかる日が来るでしょう」
「いつか、必ず」
その背を見て、ステラと咲哉が呟いた。
さあ、後は傷を治して離れにいる一般人達を迎えに行くだけだ。
作者:篁みゆ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年12月17日
難度:普通
参加:6人
結果:成功!
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得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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