●可愛さゆえに
今日本中のケーキ屋さんは特に忙しい季節!
クリスマスケーキが並ぶショーケース。定番デコレーションや生チョコケーキ、バタークリーム。チーズケーキやフランボワーズ、もちろんおひとり様用の、小さなケーキも趣向を凝らして見ているだけで女子はキュンキュンちゃうもの。
「このお星様の可愛いにゃ~♪ あーんしてもらいたーい☆ あ、このイチゴたっぷりのもっ☆ いやーんっ、ネオン迷っちゃうっ!」
殺雨・音音(Love Beat!・d02611)も、もれなく目をキラキラさせながら、ハートをキュンキュンさせていた。そんな風に、乙女の心をワシヅカミにされている音音のうさみみが、お近くの高校生の会話をキャッチ!
「わー。このうさちゃんのスノードーム可愛い~」
「食べるのもったいないくらい、可愛いっ!」
「この顔崩してぶちゃいくにさせるの気が引けるよねー」
「あー、このままお持ち帰りしても、飾っておけたらいいのに!」
「きゃーんっ! ホント可愛いにゃー! ネオンもこんな可愛いうさちゃんにスプーン入れるのは罪だと思っちゃう~っ☆」
音音、ずささーっと乱入からの同調へと流れる様に移行した後。
ぐっぐっ。
何故か一般女子高生たちと熱く共感、ですよねって顔して頷きあっていたら。
「ねー、おねーちゃんたち、そんなことしたらうさちゃん悲しむってせんせー言ってたよ」
突然、親とお買い物に来ていた園児にお叱りを受ける。
「可愛くても食べてあげないと、うさぎさん悲しくなってもったいないから食べてーってもったいないお化けになって襲ってくるんだっていってた!」
園児ならではのまともな受け止めっぷりに、
「えへへーっ、勿論ネオンたちわかってるよ~♪ カワイイ☆ 食べたくなーい♪ っていうのは、あくまで大げさに表した気持で、冗談なんだにゃー♪ ちゃーんと買ったうさちゃん美味しく頂くつもりなんだよ~☆」
「ホントだよ? ちゃんと食べないとうさちゃん泣いちゃうんだからね? たっくんも、あんなちゃんも、まやせんせーも、みーんな気を付けてるんだから!」
そんな、園児の子供らしい主張に、
(「なーんか、嫌な予感がするんだにゃ……?」)
サイキックエナジーと結びついていてもおかしくないかもと、音音が思ったら。
「だってホントにうさぎ食べちゃだめーってお誕生日の時に食べずにいた子がいて、夜にケーキのうさぎいっぱい出てきて、体中、辛いのとか苦いクリームだらけにされるっ話聞いたって言ってたもん!」
もうこれ都市伝説になってそうなのにゃ~!
しかも攻撃がクリームまみれにされるって、これケーキ投げするみたいにうさちゃん、突撃してくるってコトなんだにゃーっ♪
こんなうさちゃん現れちゃったら、きっと辛い苦いだけじゃ済まないよね~?
これネオンたちの出番かにゃ~☆
っていう心の叫びを繰り出す音音。
「どんなに可愛くても、ケーキはたべなきゃだーめ!」
「わかったんだよ~☆」
先生の真似をしているのだろうか、腰に手を当て言ってくる園児に、音音ははーいと可愛らしくお返事して。
「ネオン、ちゃーんとお友達と綺麗に食べるからねっ♪」
可愛いうさぎのスノードームを一つお買い上げして、ニッコリ。
「こーなったら、クリスマス当日に大変なことがおこっちゃう前に、先にネオンたちが何とかするしかないねっ☆」
参加者 | |
---|---|
羽柴・陽桜(ねがいうた・d01490) |
殺雨・音音(Love Beat!・d02611) |
黄瀬川・花月(月を模す琥珀・d17992) |
白星・夜奈(星探すヂェーヴァチカ・d25044) |
フリル・インレアン(小学生人狼・d32564) |
シエナ・デヴィアトレ(治療魔で露出狂な大食い娘・d33905) |
●うさちゃん戦争
人気を全て振り払い、音すら遮断したこの大地の上。それは殺雨・音音(Love Beat!・d02611)の予想通り現れた。
赤眼煌々。
跳躍驚異。
全力特攻。
必殺前歯。
今目の前の現実に緊迫感を持たせようとしても、そんなこと自体が虚しく感じる。
次々と闇の中に浮かび上がるドレンチェリーの赤い目は、人々に受けた屈辱を晴らさんと光っているものの――まあるいドーム型のウサ顔に、ぴこぴこ動くチョコ耳もさることながら。チョコペンで書かれたひくひくお鼻と、チョコスティックで怒り眉毛をあしらっちゃってるんだもの。
おわかりだろうか。シャキーンって顔しながら、更に積年の恨みを悶々と漂わせる甘い香りは何かしら、もったいないウサギ軍団の悲しみをビミョーに台無しにしておった。
ぴょこっ。
ぴょこっ。
『おのこしはいけないのだうさうさ』
『もったいないおばけになって出てきたのだうさ』
たぶんウサ達は、にじりにじりと獲物を追いつめる虎くらいの気持で向かってるんでしょうけれど。シャキーン顔でうさうさ鳴いてたらもう。
「きゃ~んっ、ウサちゃ~ん♪ 出ってきたんだね~☆」
「わぁぁ、ウサギさん、かわいいです!」
「ぴょこぴょこ出てくる姿に和んじゃうにゃ~♪」
「うさうさ言うのもまた愛嬌あるのです!」
おなごには、何を言っても、無駄である。可愛いもんは、可愛いんだよ(短歌調)。
音音と羽柴・陽桜(ねがいうた・d01490)は、二人肩寄せつつ目をキラキラさせながら華麗にハートを飛ばし。
「まあ兎も可愛いよな」
兎より猫派の黄瀬川・花月(月を模す琥珀・d17992)だけど、可愛いという感情は勿論。
「はう~、このままお持ち帰りしたいよぉ~☆ でも、ダメだよネオン! 心を鬼に! フードファイトするって決めてるんだから☆ でもちょっとくらいなら一緒に遊んでもイイよね~☆」
「は?」
いつの間にやらぬいぐるみとボール一式を抱えながら、やっぱりキラキラしている音音へ亜高速で振り返る花月!
「え……いや、それはどうなん……」
だ?
の部分で、何故かウサギに問い返そうとした花月が振りむきざま、「いや向こうもどっちかっていうとケーキ投げしてくるんだし遊びの範疇として受け入れてくれ――」くらいまではイイ方向に受け止めようとしたところで!
ぎらーんっ☆
――あ、これ何かしらダメなやつだー(俸)。
食べ物の僕達と遊ぶってどういう意味って顔に書いてあるのを見てしまった花月へ更に追い打ちをかける、
「本当に可愛くて食べるのもったいなくなりますよね!」
花月を見上げながらにぱっと笑い、今絶対に言ってはいけない24時的な禁句をその口から解き放つレキ・アヌン(冥府の髭・dn0073)の笑顔が眩しすぎてホワイトアウトしそうになる花月の脳裏に、「この二人完全にウサ達の神経を天然でブレイクしてしまう偉業をやりとげおったわ」っていうテロップが動画のコメントの如く流れてゆく!
故に。
だだーんっ!!
――っていう効果音と共にアウトーっていう幻聴を聞いてしまった白星・夜奈(星探すヂェーヴァチカ・d25044)が、無表情で「あ」と声を漏した刹那、漂う甘い香り!
『ひどいうさ!』
『どうして僕達を食べてくれないのだうさうさ!』
――パーン☆
小気味いい音とともに顔面炸裂! みかんの癒しと生コンの布団を被り、大地へ突っ伏しているレキ。
「ふわっ、レキちゃんっ! 今寝ちゃダメだよっ! あ、皆さん嫌なのあったらあまおとで盾にするといいのです☆」
美味しいケーキ食べ放題(しかもカロリーゼロ)を無駄にしちゃうよと、ゆさゆさがくがく、清めの風吹かせながらレキ起こしにかかりつつ、容赦なく飛び掛かってきた怒りのウサ達を、あまおとで盾にする陽桜!
――べちょーんっ♪
黒と桃に挟まれたあまおと、ある意味飴と鞭を喰らった感じの。何故か驚愕の顔付きで目を回している……あまおとは過去にどんな仕打ちを受けたのかー!?。
えへー、とすごいイイ笑顔の陽桜が眩しすぎる……。
「大丈夫だよっあまおとちゃんっ! ネオンがよしよししてあげるにゃ~♪」
回復ぴゅーんと飛ばす……っていうより、もふるくらいの勢いで自らもラビリンスアーマーと一緒にあまおとへ介抱へと向かう音音ですが。
――ぺちゃーんっ!(顔面に轟く緑と虹色)
「わきゃっ☆」
華麗に尻餅!
明日は我が身!
「甘~い、美味し~☆ ん? あれあれ、うにゃーっ!? すっぱい! もうとにかく、ひゅ、ひゅっぱい!」
ころころ転がる音音。お口の中キュウイと凝縮レモン汁のカーニバル♪
『全員クリームまみれにしてやるうさ~!』
お前もかーお前も僕達を食べないつもりかーと、キランと目を光らせぴょんぴょん迫りくるウサたちを見据えながら、
「確かにかわいいですが、何故食べれなくなるのでしょうか?」
こてり。
首をかしげるシエナ・デヴィアトレ(治療魔で露出狂な大食い娘・d33905)。シエナの故郷フランスでは、うさぎも食用にする文化があるだけに、可愛いからもったいなくて食べれないなんて都市伝説の存在自体がとっても不思議なわけで。
「どんなに、かわいくても食べ物だし、食べなかったら、くさるだけ」
「うさぎさんのケーキはとっても美味しそうです」
こくり。
食べ物にカビがルンルンするほうがもったいない。淡々と頷く夜奈。
それでもってフリル・インレアン(小学生人狼・d32564)も、普段のおどおどした様子もなくふんわり微笑みながら、食べる気満々。
「こーげき、される前に、切り刻む」
うさうさ言いながら、青ウサギが砲丸の様に飛んでくるものだから、夜奈は華麗にフォーク&ナイフ、もといУбейте секундとУбейте минутуをその手にチャキッとな。寸分狂いなく切り分けてやろうとした矢先!
『た、食べてくれるうさ……!?』
ぴこんと耳を立ち上げながら、尋ねるウサたち。
こくり。
いまさら、食べないでとかナシ、っていう顔の夜奈。いつもならモンドームヨーでサックリいくところですが、今はちょっと行き場のない思いを抱えている為、普段は持ちえない聞く耳で。シエナも残さず食べる所存ですのって顔して、荒ぶるヴィオロンテの真ん中で見据えていましたら。
突如、ふるふると震えながらまた棒のような涙を流したかと思えば、ウサたちは感動のあまり。
『僕達を食べてほしいうさーっ!』
やっぱり突撃!
スクラム組んで波の様に襲いかかってくる、シャキーン顔のウサ軍団に対して。
「う……」
やや引き気味の、夜奈さんはこちら。
夜奈だって、甘いものは好きだから食べますよ、多少は。でも、だからって。食べてって押し売りされるのはというと――。
「……ちょっとこわいというか、キモイ」
ので。
グサッ♪
たじたじしながらも、ちゃっかり赤色ウサギの顔面ど真ん中に穴を開ける夜奈さんの磨かれた技ってもんが炸裂!
「いちごあじです……!」
そんなパラリ落ちたワンカットをお皿で受け止める至福顔のフリルは、遠慮なくパクッ。
「さぁ! 食べあげるからどんどんくるですの!」
そしてもぐもぐと七色ウサギ「トマトジャム」っていうヘルシー志向を咀嚼しながらシエナは、ヴィオロンテでザクザク桃色ウサギと灰色ウサギを潰した――!
んですが。
『僕らも食べてほしいうさー』
『いつも食べられなーいって言われるんだうさー』
いかんせん、数が多いのでありまして。
――パパパパァーンッ!
「あぅう……辛いのは駄目ですの……ヴィオロンテ、お願いしますの……」
「だれ、食べ物であそんだヤツ。ふざけたもの、いれるなんて……!」
ええ確かに皆様に嫌われそうなお味ですのと、辛さに突っ伏すシエナ。山葵のツーンと感が、甘い香りと喧嘩しまくっている斬新なクリームの山のテッペンを、その怒りをあらわにするかのように噴火するくらいの勢いで突き破った涙目の夜奈は、長い袖で一生懸命顔を拭きながら文句を叫ぶ。
「あーあーあークリームまみれ。美女と美少女ばっかりだから見る奴が見ればご褒美なのか……? 蛇咬斬で捕まえればパイ投げ回避で平穏無事に頂け……あっ駄目です潰れた」
さも自分は蚊帳の外みたいな顔して、皆さんが必死にウサと戯れている様を見学している(しかしケーキは食べる派) 花月。華麗にひらりひらりとウサ達をかわしては、飛んできたウサをパシッ! と猫ジャンプして美味しい奴だけ綺麗に捕まえるマチルダ、そんな狩人さながらな相方からバナナ味受け取りつつ、
「いなくて良かったな、変態」
「そうですね」
「そーゆーフトドキなへんたいいたら、ゆるさない」
帽子の汚れを気にしつつ頷くフリル。未だ山葵によって涙目の夜奈ですけれど、ウサ達の勢いに、そのフトドキな輩に見る何かを感じているかのように只管ザックリ、時々顔面で味見。
「それにしても、動き回るうさぎさんを見ていると追いかけたくなってしまいます。向こうから寄って来るというのに、狼の血がそうさせてしまうのでしょうか?」
ぱくりとキュウイ味を食べた後、フリルはうずうず。
「あ、だからうちのあまおとも、もうこれでもかってくらいディフェンスしてるんですねっ!」
にぱっと笑う陽桜の視線の先には、クリームの山の上、唐辛子と山葵と形容し難い何かにべちゃべちゃになったあまおとが腹を上にして寝ていたそうな!
そんなわけで、あまおと戦闘不能になった矢先。
――カーン!
「……へぶっ」
とうとう花月のコメカミあたりへと、茶ウサギがクリティカルヒット!
「わ、花月ちゃんっ、大丈夫かにゃ~? 」
音音が介抱しようと駆け寄れば。花月はむせ返りつつ、
「いや済まんコーラ苦手でな……炭酸と言い味と言い……いや炭酸はゼリーだからそんなきつくないけ――わーっ!?」
花月が驚く程度には、すごい数のウサギが飛んでゆく風圧。
『あの時にカビが生えたケーキの仇ぃぃぃぃだうさ!』
「キャ~、いつのケーキの話しだにゃ~!? 纏めて跳びかかって来ないでーっ!!!?」
最後に七色を喰らってむきゅ~と潰れる音音と、この子に限ってお残しだなんてそれはないなって顔している花月とマチルダの図。
「わ、皆さん大丈夫ですかっ!? あたしが――」
動けぬ音音のかわりに、陽桜が回復ぴゅんぴゅんしようと思ったら。
――バコーン!
顔面に張り付く真黒なウサ。
直立不動となった陽桜さんの脳裏に過るお話――そう、あれもこのくらいの時期の話だった。
あれから2年。陽桜は己の胸に問い掛ける様に手を当てて。
……。
………………。
…………………………やっぱりぺたん娘♪
「あたし、将来ちゃんと成長するかなぁ?!」
お胸にガビーン!
頭抱える陽桜。
「陽桜ちゃん気を確かに!」
今度はレキがゆさゆさがくがく!
「ウサギさん、あたし、ネオンさんみたいな素敵スタイルになれるかな?!」
「一体何があったの陽桜ちゃん――ぷはっ!?」
続いて黒ウサギ顔に張り付けるレキ。
「「うにゃーっ!? 大人になってもぺたん娘いゃぁぁぁぁぁ!?」」
陽桜とレキ、揃ってムンクの叫び!
「にゃー陽桜ちゃんもレキちゃんも、きっと大人のオンナになったらボンキッユボン☆ になれるんだよ~っ!」
このままではみんなダメになってしまうにゃ~と必死に叫ぶ「だけ」の音音(パラライズ中)!
「はわ……みなさんしっかりして――あ、すいません回復届きません……!」
回復近列でした、の唯の中衛であるフリルは帽子押さえつつ平謝り。隙をついたように、山葵がバコーン!
更に、ジェードゥシカがまるで胃もたれしているかのように膝をつき、クリームの洪水にタイヤ空回りさせているヴァグノ……。
『あの時踏みつぶされたケーキの無念の叫びを聞くがうさー!』
『何度でもデコレーション元通りにして立ち上がって見せるうさー!』
回復し、見た目だけは完成したケーキにまたまた元通りのウサ軍団。間違いなく追い込んでいるはずなのに。
「……ぅぅ……何故か全然削った気がしないです……はゎ!?」
ふっと顔を上げたフリルの目に、青筋見えたのはの気のせいではあるまいよ。
「……ろとーかん、はんぱない……」
そう、愛剣握りしめながらぷるぷるしている夜奈さんのコメカミあたり!
うだうだ食べ続けても、おいしくない、きらいになるだけ。
なんて真理を映した様な、据わりきった目が、ウサ達へと狙い定め――。
スパパパーーーーン!
匠の技巧によって一口サイズに切り刻まれるウサ達!
「全てたいらげて差し上げますの!」
大食い娘のシエナはヴィオロンテと共に荒ぶる胃袋を鎮めにかかる!
ぱっく♪
本当に全部食べてしまわれた、シエナに乾杯。
『うう……やっと安心して眠れそうなのうさ……』
こうしてウサ達は綺麗さっぱり消えたのでありました。
「ごっそーさんでした。コーラは余計だったな」
そう言って、両手を合わせていた花月だったが、じっと見るマチルダさんへ何って顔したら。お洋服、ずぶ濡れですって顔して返された。
まあ、いまさら、気付いたところで。
きせつがらあつぎしてますからぜんぜんすけてなかったけどな!
「困ったウサちゃんだったけど、ネオンはなんだかんだ楽しかったよ~♪ カラフルウサちゃんズ、ネオンとお友達にならない~?」
おーいで! ってノリで両手を広げたなら。
ふわふわ甘いホイップクリームみたいな輝きが、すぅっと音音の手の中に。
「クオンに驚いて貰えるかにゃ~♪」
くすり、音音は微笑を零し。
年の終わりのはちゃめちゃウサギとの格闘は、ふわふわと振りだした綿雪と共に、終わりを告げたのでありました☆
作者:那珂川未来 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2017年1月5日
難度:普通
参加:6人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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