●3つの選択肢
「シャドウとの決戦を前に、灼滅者達が朱雀門との共闘を求めて交渉に赴き、その結果、爵位級ヴァンパイアがシャドウとの決戦に合わせて大軍を率いて武蔵坂に攻め込む計画がある事が判明したのはお前達も知っていると思う」
集まった灼滅者達を前に、結城・相馬(超真面目なエクスブレイン・dn0179)は、そう話を切り出した。
それは昨年末の事。
朱雀門の会長からは『武蔵坂学園がソウルボードで決戦を行う』という偽情報を流した上で、先鋒として朱雀門全軍を率いて攻めてくるという情報を得た。
そして『朱雀門の軍勢が武蔵坂の奥まで侵攻する事を確認』すれば、爵位級の軍勢が怒涛のように攻め寄せてくる手筈であるという事も。
「これらの情報から武蔵坂は3つの選択肢から1つを選ばなければならない」
そう言い、相馬は選択肢を1つずつ説明する。
「1つ目は、先鋒である朱雀門全軍を撃退する事。朱雀門を撃退すれば、爵位級ヴァンパイアの軍勢は攻めてくる事はないが、本当のシャドウとの決戦時に介入してくる可能性が高くなる。
2つ目は、先鋒である朱雀門全軍を学園の奥まで侵攻させ、爵位級ヴァンパイアの軍勢を釣り出して、爵位級ヴァンパイアの軍勢をできるだけ多く撃破する事。この作戦が成功すれば、シャドウとの決戦時に爵位級ヴァンパイアが介入してくるのを防ぐ事ができる筈だ。
そして3つ目。朱雀門高校の軍勢を引き入れた後にだまし討ちにして、その後、侵攻してくる爵位級ヴァンパイアを撃破する作戦。これが成功すれば最大の戦果を得る事ができるが、かなり危険な賭けになるだろう。
この3つから武蔵坂は作戦を選択する事になるが――」
言いながら相馬はそれぞれの資料を広げようとするが、資料を1つだけ残してあとはファイルにしまい込んだ。
●1つの選択肢
「年末年始で話し合いと選択を行ってもらった結果、朱雀門高校の提案を受け入れ、爵位級ヴァンパイアを誘き出して灼滅する作戦を取る事になった。来るべきデスギガスとの決戦時に、爵位級ヴァンパイアからの襲撃があれば、防ぎきる事はおそらく不可能だろう。この選択は止むを得ないと俺は思う」
残した資料を広げ、更に相馬は話す。
「この戦いで、数多くの爵位級ヴァンパイアを灼滅する事ができれば、爵位級ヴァンパイアとの決戦でかなり優位に立つ事が出来る筈だ。ただ、朱雀門高校の戦力が裏切った場合は、大変な危機に陥るだろう。それに対する警戒は必要かもしれない」
情報によれば爵位級ヴァンパイアの有力な敵は、『バーバ・ヤーガ』『殺竜卿ヴラド』『無限婦人エリザベート』『黒の王・朱雀門継人』であると想定され、この有力な敵に、配下の吸血鬼や眷属などが従っているという。
お前達で話し合い、作戦目標を決定して欲しいと相馬は言い、
「気を付けてほしいのは、爵位級ヴァンパイアを撃退するには、3~5チーム以上のチームが力を合わせなければいけないという事だ。灼滅するには、更に倍以上の戦力が必要になるが、作戦によってはより少ない人数で灼滅に追い込む事が可能になると思う」
爵位級ヴァンパイアと配下の吸血鬼戦力を分断できるか否かが成否のポイントになるかもしれないと、話しながら資料を机に広げた。
「今回の作戦は一筋縄ではいかないと思う。だが……」
そこで言葉は途切れ、灼滅者達をエクスブレインは見渡し言葉を続けた。
「お前達なら出来る筈だ。頑張ってくれ」
参加者 | |
---|---|
各務・樹(カンパニュラ・d02313) |
卜部・泰孝(大正浪漫・d03626) |
栗橋・綾奈(退魔拳士・d05751) |
リーファ・エア(夢追い人・d07755) |
無常・拓馬(カンパニュラ・d10401) |
津軽・林檎(は寒さに強い・d10880) |
秋山・清美(お茶汲み委員長・d15451) |
秦・明彦(白き雷・d33618) |
●
「『黒の王の部隊』が動き出したわ」
無線から聞こえる各務・樹(カンパニュラ・d02313)の声に、仲間達の間に張り詰める緊張感は、一気に高まった。
現在、武蔵坂では朱雀門高校の提案を受け入れ、爵位級ヴァンパイアを誘き出して灼滅する作戦が行われている。
あるチームは爵位級ヴァンパイア撃退に向かい、あるチームはサイキックアブソーバーを、そしてラグナロク等の守る為に向かい、またあるチームはこの作戦を提案した朱雀門を監視に動く。
――そして。
「そちらへ向かっている、みんな気を付けてくれ」
「わかった。そちらも気を付けて」
無常・拓馬(カンパニュラ・d10401)の無線に他チームの声が応え、二人は仲間達――『黒の王の部隊』と対峙するチームの元へ。
今回、黒の王の部隊を襲撃する5チームは、強襲班と挟撃班とに分かれて挟み撃ちにする作戦だ。
相手は進軍する軍を指揮するダークネス。灼滅すべき相手だが、その目的には数が足りない。なので、灼滅者達が目指すのは撤退させる事。
作戦では強襲班が黒の王の部隊へと奇襲攻撃をかける手はずだが――。
「全く隙がありませんね」
「朱雀門の罠の可能性があると考えているんだろうな」
秋山・清美(お茶汲み委員長・d15451)の見つめる先、配下と共に進軍するその中に黒の王はいるのだろう。秦・明彦(白き雷・d33618)は奇襲される隙さえ見せないその動きにこくりと息をのむ。
隙の無い進軍に強襲班も奇襲を断念したようだ。
「了解しました、こちらは作戦通りでいきます」
無線からの連絡に栗橋・綾奈(退魔拳士・d05751)は応え、仲間達へとそれを伝える。
奇襲は叶わないが、挟撃する作戦は変わらない。
「武蔵坂学園は、わたし達が守ります……っ!」
津軽・林檎(は寒さに強い・d10880)の決意に仲間達は頷いた。
そう、黒の王の軍勢に臆する事なく戦い、武蔵坂を、守る。
無線からは各チームの行動が伝えられ、遠くからは戦いの音も聞こえはじめ。
「毒を喰らわば……とは言いますが。さてさて、一体どう転びますかね」
仲間達と身を隠すリーファ・エア(夢追い人・d07755)の小さな声に卜部・泰孝(大正浪漫・d03626)は強襲班が行動に出たのを確認し、
「賽は投げられた。後は我等次第よ」
響く戦いの音に仲間達はそれぞれが作戦通り、挟撃に出る。
●
物陰に潜み、タイミングを計って飛び出せば、目前は黒の王の部隊。
強襲に続いての挟撃に、黒の王の部隊に動揺が走るかと思いきや、動きに全く乱れがない。さすがというべきか。
「来たわよ、3体」
「任せろ!」
黒の王を守るべく、立ち塞がるのはグロテスクな筋肉を蠢かす紅血魔と艶めかしい体躯の持ち主であるミストレスブラッド。
拓馬が構え放つレイザースラストに樹のダイダロスベルトが追い、続くのは右手に槍、左手に棍を持つ明彦だ。
ざん!
紅血魔へとフォースブレイクを叩き込み、
「学園で好き勝手はさせませんよ」
ナノナノ・サムワイズと共に駆ける清美から放たれるグラインドファイアをまともに受けた紅血魔に迫るのはリーファ。
「風よ此処に」
解除コードと共に閃く一閃とミストレスブラッドの得物が打ち合い火花を散らし、ライドキャリバーの突撃にダークネスの体はひらりと宙を舞い、そこへ泰孝が狙い定める十字架戦闘術を防ぐべく紅血魔が立ち塞がった。
防ぎ、腕から血を流すもまだ余裕のようだ。
「オオ、ォ、オオオオ……!」
血に染まる腕を振り上げ、そこへ2体のミストレスブラッドが構える得物を灼滅者達へと放つ!
「させませんよ」
「サム!」
細身の腕から放たれた弾丸を清美とリーファがサーヴァント達と共に防ぎきる。
だが、全てを庇えた訳ではない。
「庇えきれなくて、すみません」
「気にしないでくれ」
リーファに明彦は言うが、ざぐりと肩口を裂かれ、ぽたりと血が落ちる。
鈍い痛みに顔をしかめるが、それも癒しによって和らいでいく。
「大丈夫ですか……?」
ふわりと降り注ぐ林檎の癒しに綾奈も続き。
「ありがとうございます」
清美の礼に頷き応え、綾奈が見れば、近くでは共に挟撃を担う仲間達が戦っている。
そして、部隊に守られるその中にいる筈だ。
「黒の王、朱雀門・継人」
ぽつりと口にする樹を見、拓馬はクルセイドソードを力強く握りしめた。
朱雀門の提案計画を企画し始めたのは11月。そして遂に、この時が来たのだ。
「灼滅はできなくとも、総大将の悔しがる面を拝みにいきますか」
「そうね」
二人は仲間達と共に、黒の王を守るダークネスへと一撃を叩きつけた。
攻撃を続け、そして向けられる一撃を捌き、そして受け。
「元学友の2人が居るは心強し。我も不甲斐無き戦いは見せれぬよ」
ディフェンダー陣の防御をかいくぐり、迫る紅血魔の腕をサイキックソードで払い、泰孝は仲間達と、そして元学友達の攻撃に続き――、
「泰孝くん!」
「任せよ」
樹の声に泰孝は応え、ふらつく紅血魔へと刃を向け――!
「ア……グ、ォ、オ……オオオオオォォォオオ……!!」
ぶづりと切り裂き、血しぶきを散らし、紅血魔は前のめりに倒れ、そのまま動かなくなる。
「まずは1体、ですね」
おさげを揺らし、攻撃を防ぐ清美にサムワイズは頷いた。
そう、まだこれからだ。
「武蔵坂を、そして皆さんをわたし達が守ります……!」
決意と共に林檎は声をあげ、そして、
「リンゴビーム!!」
「私達は負けません!」
林檎と綾奈も攻撃はミストレスブラッドへと向けられ、かろうじで防ぎきったところへ拓馬と樹が畳みかけ、明彦は両手に持つ得物――左手に持つ棍をずぶんと振り上げる。
更に戦いが続く中、敵陣に向かう姿が清美の視界に入った。それは、共に戦う挟撃班の一人。
数多い敵を抜け、駆ける体は、得物は黒の王を捉えていた。
いける――!
だが彼女が放つ渾身の一撃は虚しく空を斬り。それを躱した黒の王が彼女を一瞥そして――。
リーファは見た。
刹那、その小さな体は黒い雷に撃たれ、紅く染まり墜ちるのを。
「大丈夫か!」
明彦は声を上げ、もう共に戦う挟撃班の元へ向かおうとするが、こちらにも、そしてあちらにも戦う敵がいる。たどり着くのは容易ではないだろう。
「大丈夫かしら」
不安な声の樹に拓馬は攻撃の手を緩めず、応えた。
「俺達が出来る事をやろう」
そう、出来る事をやる。
灼滅者達出来る事は、それだけだった。
●
黒の王の部隊と灼滅者達の戦いは続く。
「手強い相手ですね」
攻撃を捌かれ清美は小さく呟いた。
ライドキャリバーと共に攻撃を繰り出すリーファの一撃はかろうじて命中したものの、黒の王を守る為に動くダークネスの防御は厚く、まだ余裕があるようだ。
狙い定め、泰孝は攻撃しつつ黒の王へ声をかけようと試みようとするが、それを目前の敵と、黒の王を守る敵達に囲まれ叶わない。
ふわりと身軽なミストレスブラッドの体が舞い、そして嘲笑と共に手にするブラッドキャノンが灼滅者達へと襲い掛かり。それを明彦は得物で受け流す。
型に囚われず、臨機応変に戦うのが、師匠から受け継いだ流儀と共に戦う明彦だが、内心にほんの少しだけ焦りの色が浮かびはじめていた。
継人と話してみたかった。一緒に新しい生き方を探してみないかと問いかけたかった。
だが、このままでは。
「継人の元にたどり着けないというのか?」
黒の王の部隊は多く、逆に灼滅者達の数は限られている。しかも戦闘不能者が出ている。
「ここで負ける訳にはいかぬ」
「そうよね」
「ここで頑張らないとな」
泰孝に樹と拓馬は応え。
「そうですね、頑張りましょう」
「皆の力で黒の王を撤退させましょう」
林檎と清美も力強く頷いた。
戦い続けるが、黒の王の元へは一向にたどり着かない。
ふと、戦いの中で拓馬は考える。
黒の王の部隊を相手に戦うのは5チーム。だが、敵の数はそれより多く、それを率いる黒の王は、自らが戦うことなくただ静観しているのだろう。
こちらは疲労し、だが、敵の数は多い。
まずい、このままでは――。
「このままではジリ貧です」
「でも、負ける訳にはいきません!」
清美の声に綾奈は拳を握りしめ――、ふと、無線に連絡が入る。
それは、朱雀門監視班からだ。
無線から入るその一報に耳を傾け、
「闇堕ち灼滅者の一人が増援として、こちらに向かうそうです!」
監視班から入るその一報を仲間達に告げ、綾奈は戦う。
向かう増援の名は、銀夜目・右九兵衛。
闇落ち灼滅者であれば、1名増えただけでもかなりの戦力になるはずだ。
「持ちこたえましょう」
「増援が来るまで、何が何でも」
瞳を交わし、綾奈と林檎は重複しないよう注意しながら仲間達の傷を癒す。
倒れなければ私達の勝ちだ。
だから、なんとしても踏みとどまりましょう。私が支えるから――。
そして――。
「……? 何か聞こえませんでしたか?」
防ぐ痛みに眉をひそめるリーファは、聞いた。
それは共に戦う仲間達の声。
だがそれは、尋常ならざる声だ。
「何があったというの?」
心配する樹を隣に拓馬はその声の方へ向き、そして、
「クヒャヒャヒャ!」
響くのは不気味な笑い声。
援軍としてやって来た右九兵衛の笑いは戦場全体に響き渡る。
そして、戦いの音が止まり静寂に包まれる中、駆けるモノの姿が見えた。あれが増援に来たという闇落ちした灼滅者――右九兵衛に違いない。
だが、何かがおかしい。
その様子に綾奈が見れば、気迫に押されたのか、黒の王の配下達は退き道を開き、右九兵衛は辿り着く。
――黒の王、継人の元へ。
「お前は一体、何だ?」
邪悪な笑みを浮かべ自分を見据える存在に、黒の王は問う。
そして右九兵衛はさらに口角を上げると、告げた。
「黒の王さん、俺を雇ってくれへんやろか?」
「ほう?」
はっきりと聞こえた言葉に、灼滅者達は目を見張る。
その申し出に黒の王が目を細める中、右九兵衛は更に口の端を上げ、
「勿論、ただでとは言わへん。見返りは朱雀門瑠架の居場所も含めた武蔵坂の情報。手始めに、あんたのところの朱雀門、裏切ってるわ。このまま進めば、無傷の朱雀門全軍と戦う事になるで」
「何と……!」
右九兵衛が告げたその言葉に、包帯から覗く泰孝の瞳が動く。
「あなた一体……どういうつもりです?!」
「裏切るのか!」
リーファと明彦が声を上げると樹と拓馬も声を上げた。
「……灼滅者が……裏切る? 武蔵坂を……?」
「何を考えているんだ!」
朱雀門が裏切る可能性はあった。だからこそ、その可能性に対する対策は取っていた。
――だが、闇堕ち灼滅者が、しかも個人の意思によって裏切るとは!
他の灼滅者達からの怒声が聞こえるが、時既に遅し。
「お前の存在は不愉快だな、だが愉快な男でもあるようだ。よかろう、配下の末席に加えてやろう」
うっすらと笑みを浮かべる黒の王はそう告げると、今度は配下に向かい号令を発する。
「皆のもの、この場より撤退せよ」
その声に従い継人の軍勢が整然と退いていく。それは、灼滅者達と戦っていたミストレスブラッドもだ。
右九兵衛は、してやったりと笑みを浮かべて灼滅者を一瞥し、そして踵を返すと、黒の王と共にその場を立ち去った。
●
黒の王の号令により、部隊は去っていく。
灼滅が目的ではない以上、灼滅者達はその様子を黙って見守る事しかできなかった。
いや、追撃に出たとして、傷一つつける事さえできないだろう。
「闇落ちした灼滅者が裏切るなんて……」
妙に残るあの笑いが耳から離れない。ぎゅっと拳を握りしめ、林檎は呟く。
闇落ちし、朱雀門へと向かったモノは、その朱雀門から背き、そして武蔵坂からも背いた。
「闇堕ち灼滅者の裏切りに対してもっと気をつけていれば……」
「さすがにそこまでは予測できないわよ」
静かな声に悔しさと後悔が混ざる拓馬に樹は言い、
「我等は万能ではない故、全てを見通せぬよ」
泰孝は言いながら去りゆく軍勢ただ、見つめた。
幾度となくその身を闇へと傾けた男の胸に過る思いはどれほどか。
結果はどうであれ、撃退すべき相手は去り、5チームはその目的を達成した。
だが、何か引っかかるものがある。
「『見返りは朱雀門瑠架の居場所も含めた武蔵坂の情報』。……嫌な予感がします」
清美は言い、思案する。情報を得たであろう黒の王がなにもせず武蔵坂から退くのだろうかと。
ただハッキリしている事は、一つ。
「黒の王は撃退できましたね」
そう、綾奈が言うように、黒の王は撤退した。目的は達成したのだ。
「まだ戦える。他の仲間達の元へ向かおう、少しでも武蔵坂への脅威を減らす為に」
「武蔵坂学園を守る為、行きましょう!」
明彦の言葉に林檎は応え、仲間達は頷き移動をはじめる中、もう見えない軍勢へと視線を向け、リーファはぽつりと口にする。
「痛手の一つくらいお土産に持って帰って欲しいですが……」
こうして灼滅者達は残敵処理へと向かうが、後に知る事になる。
黒の王が、そして武蔵坂に背を向けた者が向かった先、そして痛手と共に持ち帰った土産を。
作者:カンナミユ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2017年1月20日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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