退け、人の枷に囚われし者よ、彼の者こそ闇の王なるぞ

    作者:るう

    ●悠久の闇が全てを覆いし刻
    「あれだね。人々が声を潜めて噂する、『闇の王』と呼ばれる存在は」
     クレンド・シュヴァリエ(サクリファイスシールド・d32295)ら灼滅者たちが目を遣った路上。そこには、禍々しい闇の鎧に身を包み、悠然と辺りをうろつき回る男の姿。
     クレンドの語るところによれば、近所の小学生たちは恐れを込めて囁き合っている……彼こそが、人類を超越した邪悪の権化であると。
    「彼は偉大であるが故に、人間などという矮小なる存在を相手する事はないそうだ。実際、男の鎧をからかおうとした小学生がいたものの……彼は『常人ごときに用はない』と言い残して忽然と消えてしまったようだね」
     その様子は、クレンド自身も確認している。けれど、調子に乗った別の少年が、意味深な事を言いながら接触した時は、彼と幾言か交わす事ができたという。闇の王が消えたのは、少年が一瞬真顔に戻った時だった。
    「つまり、こういう事なのだろう……『あの男は都市伝説で、凡人の接触が停止条件となっている』、と。俺たちも『特別な存在』であるように演出しながら近づかなければ、戦闘中に停止条件を満たしてしまい、灼滅できなくなってしまうかもしれないわけだね」

     そこまで説明するとクレンドは、急に無理のある姿勢で立つと片手で顔を覆い、ちょっぴり口調を変えて語り続けた。
    「例えば……こうだ。以前、俺は勇者となって魔王と共に、奴に似た都市伝説を倒した事がある」
     ……ほう?
    「原罪たる『血塗られし十字架』により、俺は女神より授かりし使命を果たしたのだ」
     ……アッハイ。
    「噂によれば闇の王、常人を歯牙にもかけぬだけあって、凡庸な攻撃では傷つける事を許されない。が……かつてと同様に物凄い設定を盛り沢山つけながら攻撃すれば、奴の鎧を貫けよう」
     つまり……どういう事なのさ?
    「あの程度の輩など三下に過ぎないと解らせてやる事が、祝福されし勝利への近道だろう」


    参加者
    神虎・闇沙耶(鬼と獣の狭間にいる虎・d01766)
    メリーベル・ケルン(プディングメドヒェン・d01925)
    穂照・海(狂人飛翔・d03981)
    白神・柚理(自由に駆ける金陽・d06661)
    桐谷・結(高校生シャドウハンター・d11933)
    虚牢・智夜(魔を秘めし輝きの獣・d28176)
    蒼珈・瑠璃(光と闇のカウンセラー・d28631)
    クレンド・シュヴァリエ(サクリファイスシールド・d32295)

    ■リプレイ

    ●邂逅――闇と光
     夜道に響く呻き声。その常人には耳にする事すら能わぬ響きを、『闇の王』は聞き漏らしはしない。
     闇の鎧の立てる音が、一度止まり、それから近づく。苦しげに路上に屈みこみ、弦糸にてきつく右腕を縛りつけてなお、我が内より溢れ出ずる闇を抑えきれぬ桐谷・結(高校生シャドウハンター・d11933)に。
    「汝、闇の者なりや」
     問う王。返答はなし。代わりに青年より返るのは、闇の人格――キリヤに呑まれた右拳。
    「ほう……面白い」
     禍の篭手にて拳受け、王もまた闇を顕現す。闇は、総て彼に平伏さねばならぬもの故に。
     ……刹那。
    「見つけたぞ、裏切り者」
     彼方より、輝く闇が飛来せし。凍てつく沈黙が夜闇を貫き、王の全身を震わせる。
     驚き、何者かと誰何する王に、沈黙の主たる仮面の闖入者は神虎・闇沙耶(鬼と獣の狭間にいる虎・d01766)と答え……しかし。
    「そのような仮初の名も、最早不要。地獄の尖兵でありながら主を裏切った貴様を、ようやく見つけ出す事ができたのだからな」
     業火が闇沙耶――否、『殻炎の虎王』より生まれ出る。けれども王は微動たりせずに。
    「尖兵……何が尖兵か。地獄に、余を収める器など無きというに……」
    「お言葉だな」
     不意にぎらつく狼の如き瞳! 振り向けばその先で揺蕩うは……魔狼の毛皮、高貴なるマント。おお、畏れるなかれ、あの御方こそ虚牢・智夜(魔を秘めし輝きの獣・d28176)……もとい、魔を統べる存在、『魔王』!
    「随分とまた大きく出たものよ。貴様が真にそれだけの器か……どれ、我が直々に見定めてやろう」
     紫のマントをひるがえし、魔王は悠然と歩みを進め。けれども慌てるのは闇の王ならず、魔王に付き従う『魔女』、メリーベル・ケルン(プディングメドヒェン・d01925)。
    「ちょ、ちょっと! いいのかしら!? 今、こんな所で戦ったら……」
     それから魔女は、ふと何かに気づいた素振りを見せて演技を仕切り直し。
    「ほら……もう『来て』しまったわ? 久しいわね、『勇者』……そして初めまして、『女神』のしもべ達」
    「お前は、俺の仲間だったはずの『魔法騎士』……どういう事だ」
     血塗られし十字架(ブラッディクロス)を掲げて現れたるクレンド・シュヴァリエ(サクリファイスシールド・d32295)――三体の聖獣と従者たる戦士と守護天使を従える勇者へと、メリーベルは一瞬だけ目を泳がした後で平然と嘯く。
    「いつか、明らかになる事もあるでしょうね……『運命がそれを望む』なら」

    ●交錯――運命の理
     世界にて、望まれざる歯車が動き出していた。それは勇者の結界『神々より与えられし世界』の中では、異能無き存在を弾き出すほどの音色と変ず。なおこの描写はイメージであり実際は単なる殺界形成です。
     けれども無音の音色が響く中、結は依然としてそこに在り。
    「貴様は……そうか、なるほどな」
     魔王は覇者の笑みを浮かべ、青年にその顔を近づけて。
    「……クク、随分と抗っているではないか。そう抵抗せず、楽になってしまえ――歓迎してやるぞ?」
     対して、青年が見せるは拒否。
    「済まないが、それはキリヤに言ってくれ。……もし、奴が俺に勝ったなら、の話だがな」
     ――ほう、と魔王は目を細め、感心の声を上げた。君、ホントこういうのだけはサマになるな。
     次に青年に問うは勇者。
    「ならばお前は……光の存在か」
     しかし、やはり結は首を振り。
    「生憎と、俺の力は勇者様に混ざれる程良いものじゃない」
     そして最後、闇の王は厳かに仰せり。
    「彼の者は闇。即ち余の僕なり」
     だが……それこそ愚かなる妄言よ。魔王をすら惹く力、それでいて勇者も讃える高潔な魂を、どうしてたかが闇の王に過ぎぬ者が奪えよう?
    「クク……魔王ともあろう我が戯れ言ではあるが、これも運命か」
     魔王の口許は自ず釣り上がり。
    「良い。実に良い……。勇者・魔王に関わらずこれだけの者が集ったこの状況……興が乗った、再度の共演と行こうではないか」
    「俺は《原罪》を贖わねばならん」
     勇者も贖罪の十字架を天に掲げ。
    「闇を討つためならば、どうして再び魔王とでも手を組まぬ事があるだろう?」
     そして祈る。
    「この世界を闇に覆わんと企む者よ、今ここで潰えるのだ! 女神よ! 貴女の加護を我々に!」
     祈りと共に、辺りが輝きに包まれた! 眩しさに眼を細めて見れば、光の中、二体の聖猫のうちの一体が、瞬く間に銀糸の如き長髪を纏う女へと変化する!
     見よ、そして聞け! 永劫にも等しき沈黙を破り、『女神』は蒼珈・瑠璃(光と闇のカウンセラー・d28631)という肉を受け、闇の前へと舞い降りき。女神と聖獣の祝福は、必ずや勇者を、人を、然るべき勝利へと導かん!
    「私たちも微力ながら、この世界のために力を貸しましょう……そうでしょう、栄光ある太陽の戦士?」
     見れば、従者もまた偉大なる神の僕であったのだ。
     太陽神に祝福されし『戦士』――白神・柚理(自由に駆ける金陽・d06661)が魔法少女を思わせる可愛らしい衣装でポーズを決めれば、聖ナノナノ『もも』の背には日輪色のマントが棚引く。戦士の髪と聖ナノナノの頭では、お揃いの太陽を象った髪飾りが輝き、太陽神の威厳と加護を人に知らしめている!
    「この太陽の光に釘づけになるといいよ!」
     陽光の力は盾となりて、闇の王の全身を打ちつけて――。

     ――その時、あたかも虚空から染み出すように、新たなる『力』が現れた。

    ●覚醒――真なる戦い
    「何者か」
     闇の王は問えり。ああ、懐かしく憎々しきかの声よ。彼の世界を旅立ちてこの方、穂照・海(狂人飛翔・d03981)なる名にて彷徨いし探索行も、ようやく終わりを告げるべし。
    「我こそは、朱き月の民を守護せし神竜祖レヤウィーンラドカンの十二化身が一つ、『竜戦士』カイ……!」
     その内に流るるは朱色の月、銀色の魂。ほう、と魔王の瞳が細まれば、魔女は口許に端整な笑みを浮かべて、愉しい宴になりそうだわと囁く。
    「『今回』は異界からもお客様が来ているようね。『あの世界』が望む運命もまた同じ……そういう事かしら、『女神様』?」
     ……ああうん。好き勝手喋ってたら言葉が出てきただけだから、メリーベル自身何言ってるか解ってないのは秘密。けれども打ち合わせにはなかったセリフにもかかわらず、瑠璃は意味ありげに微笑んで、何となくそれっぽい言葉でお茶を濁した。
    「今の私は似姿に過ぎません。この姿では最小限の力しか出せないように、語れる真実もまた限られているのです」
     なんで、私までこじらせてるのでしょう? 全部、都市伝説のくせに重度の厨二病な闇の王が悪いに違いない。傍観者を気取りたいがために目立たない攻撃しかしてないメリーベルを横目に、まるで頭の中から何かを追い出すかのように一心不乱に闇の王を攻撃。時折思い出したように味方を祝福(という名の回復サイキック)。
     兎に角、かくして時は満ちたりき。女神を含む八つの『特異点』は集い、女神の祝福を号令として、唾棄すべき闇の王に対する運命を紡ぐ。
     そして、それに抗う闇の王。
    「おのれ『光』よ……何ゆえ我を苛むか」
     闇の、光への怒りは凄まじく、太陽の戦士を斬りつける太刀筋の苛烈さよ。蹴りに日輪の炎を宿して振るい、剣を太陽の紋章の盾にて受け流し、髪を揺らし飛び跳ね戦う戦士の衣装が、あるいは時に肉体が、穢らわしき傷にて冒される……。
     しかし、嘆くなかれ! 聖獣、その愛を以て、生まれし傷をたちどころに癒す!
     すると戦士は、それを労いて囁くのだ。
    「もも、ありがと。そんなにあたしが心配? ……えっ、ケガよりも設定の方が? 楽しいんだけどなぁ」
     さらに勇者も反撃し。
    「我が《原罪》の一つ、血塗られし『ブラッディクロス』にて、汝の罪を増幅させ枷としよう……」
     対する魔の者も負けてはおらぬ。
    「この饗宴、我も遅れてなるものか。この殻炎の虎王、かの逆臣を討つためならば、勇者であっても手を貸そうぞ!」
     虎王の凝視に魅入られて、王はたちどころに炎に包まれる。
    「……全てを残さぬよう、塵すら燃やし尽くしてやる!」
     が、どうして闇の王は炎の中で嗤うのであろう! 闇の鎧の隙間から、赤々と輝く瞳を覗かせて。闇と一体化したような漆黒の剣を、真っ直ぐに天へと持ち上げて!
    「馬鹿な……効いていないだと!? そうか、純真な闇に罪は存在しないという事か」
    「成る程、腕は落ちていないようだな。だが、俺は数多の死闘を越えてきた! その調子がいつまで続くか、確かめてみるがいい!」
     各自好き放題言ってるけど普通に効いてるからね? でもほら、敵を無駄に持ち上げるからこそ手に入る大物感みたいなのもあるんですよ世の中。ほら、海も『汝の敵に誇りを感じろ』とかそんな感じの格言を言ってたし。
     ……ああ、天も地も裂けんばかりの神魔の戦いよ。闇に抗いつつもその力にて闇を討ち魂を慰める青年(お前灼滅者の設定まんまじゃねぇかとか言っちゃダメよ、変にボロを出さないためのテクニックなんだから)もおのず、闇の王を誅する歓びに満ち。
     闇が弦糸に収束す。解き放たれた闇は王を捉え、その力をたちどころに奪いゆく。
     それは生。自らの存在意義を希求する戦。その壮絶なる戦いぶりを目の当たりにできただけでも、闇の王を求めた竜戦士の探索行は、その多くが報われるのだ。
    「おお、汝! 栄えある男子(おのこ)として生まれた特異点の寵児!」
     しかし、多くではあれども全てではなし。内より出でる衝動は、カイの全身を駆け巡る。神竜祖の戦士の名誉に賭けて、宿敵を前にし彼の者に劣る戦いなどできぬ!
    「運命よ、我が前に姿を現わせ! 最後の決着をここに!」
     目指すは一人、闇の王。竜の力はみなぎって、その身も果てよと燃え上がる!
    「怒りよ、火と燃えよ! 我が身は紅蓮の焔と化せ!」

    ●奇跡――重なり合う宿命
     炎中より飛来した漆黒の大剣を、陽光の盾が弾く。
     乾いた金属音を立て、大地に転がる剣。それを太陽の炎で踏みつけて戦士。
    「これが、太陽神の守りの力! 闇は太陽には勝てないんだよ!」
    「生憎と闇の王。堕ちた貴様より俺の方が上等らしい」
     青年の心も歓喜に満ちて。
     王、憎悪を帯びし闇の波動。が……それも最早、殻炎の虎王の前には『無【価値】』。無残に斬り捨てられた闇の欠片だけが、微かに虎王に纏わりついている。
    「この手で終わらせてやる……兄弟と呼ばれていた男よ!」
     虎王は吼えた。闇をも呑みこむ影の猛虎が、闇を虚無へと還さんとする。
     最早、雌雄は決したか……否! 闇の王、いまだその力を失いきってはおらぬ!
     が、そうでなければ面白くないと魔王。
    「それでこそ、この戦いに価値が生まれる……我が『魔』の糧となる栄誉に咽び泣く事を許そう!」
     今、開き始める大狼の牙! それが何だかは実は知らないけれど、メリーベルは意味深な笑みを浮かべ!
    「魔王が『あれ』を見せるのであれば、私も特別に秘術を見せるとしましょうか」
     目覚めるは魔女の影! 闇よりも深きそれは魔王の牙に寄り添うが……その時、奇跡もまた永遠の眠りより覚めるのだ。
    「『刻』は来たれり! 竜戦士カイ、はるけき時の彼方、時間神殿に封印されし神竜祖レヤウィーンラドカンの真なる力をここに解き放たん!」
     異界が呼応するのと同時、太陽の力が降り注ぎ、女神の身にも変化が起きた。
    「これが……本当の太陽の戦士の姿だよ!」
     柚理、満を持してのプリンセスモード。一方、女神の姿は変わらぬが。
    「これは……今は使えぬはずの力。今こそこの力を使えという事でしょうか?」
     今や、『全て』は整いぬ……そして『特異点』らは重ならん!

    「偽典・神竜黙示録第三章十五節――」
     異界より招来した『紫電纏う黄金の円環(アルゾ・シュプラフ・ツァラトゥストゥラ)』(ただのレーヴァテイン)が黒鎧を焼き。
    「では、私もこの力、振るいましょう……」
     女神の『聖なる氷獄の溜息(ホーリー・サイ・オブ・コキュートス)』(こっちは黙示録砲)は焼けただれた鉄を、罪よりも深き業にて凍らせひび割れを作る。
    「とくと見よ。この牙の咆哮を、暴威を、蹂躙を。そして世界から忘れ去られるが良い――目覚めよ! 『忘却術式マルコシアス』!」
     魔王の狼牙(これも黙示録砲)がその亀裂を広げれば、魔女の影――『世界を喰らいし影(シャーテン・アンバイセン)』(字面を見ての通りの影喰らい)が鎧全体を軋ませ砕く。
     鎧の内より溢れ出る闇。すなわちそれは、まばゆき太陽の戦士の『陽天爆炎撃(サンライトエクスプロージョン)』(ロケットスマッシュ)を、くまなく身に浴びる事に他ならぬ!
     闇は吼えた。その時、勇者の右腕が痙攣し。
    『力を求めよ……』
    「くっ、静まれ!」
     低き、わざわざ事前に録音して再生した声に応えるように、右腕は不気味に蠢いた。暴走する力。が……守護天使がその腕に触れた途端、力は剣の形に収束し、勇者の中の光と闇の調和を象徴す! 『使命を全うする剣(インフィニティーオーダーソード)』(DMWセイバー)!
     おお、その力は闇に苦しむ青年をも勇気づけるのだ!
     おのが腕に巻きつく封印の弦糸を逆に励起して、拳と弦糸、双方に限界まで闇を宿す。かくの如くして濃き闇を打ち込むその技は……名づけて『影墜旋打弦拳(シャドウコイルストライク)』(つまりはトラウナックル)!
    「餌食と消えろ!」
     それから……微かに遺された闇の残滓すらも、虎王の猛虎が総て呑み込んでいった。
    「悠久の時に彷徨うが良い……」
     闇は……闇へ。

    ●ふー終わった終わった……え、まだ続けるの?
    「ふふふ……どうやら終わったみたい。闇の王といえども他愛もなかったわね」
     辺りを支配し始めた静寂を突き破り、魔女は愉しげに笑いを奏でる。まるで、次の舞台を待ち望むかのように。
     そう、『次』……何故なら此処に勇者はありて、魔を滅する力を持つが故に。
    「続けるのですか? 勇者よ」
     一応、演技を続けながら訊いた瑠璃。勇者は……しかし首を振り。
     賢明であろう、と殻炎の虎王。魔王も、良い塩梅だと言い残してマントをひるがえし。
    「これ以上はくどい。幕引きには今が相応しかろう」
    「地獄の様な戦場が我らを必要とする限り、また会えるだろう」
    「決着はいずれ、相応しい戦場で……ふふふ」

     かくして、一つの物語は終焉に向かう。
    「すべての快楽は永遠を願う! 深き、深き永遠を願う!」
     そう天を仰ぐ竜戦士の感涙も、自らの闇を治めた青年の行く末も、この先、語られる事はないであろう……再び、次の物語が始まらぬ限り。

     ……でもさ君たち。そんなにこの先語りたい?
     ほら、聖ナノ……もとい、ももちゃんなんて、遣り遂げた顔の柚理の胸に顔を埋めて、何やら物凄くじたばたしてるんですよ?

    作者:るう 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年2月19日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 5/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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