ショタ好きの女なんかに負けたりしない!

    ●都内某所
     刑部・みお(は潮風に謳う・d37262)が調査した結果、小学校の通学路で都市伝説の発生が確認された。
     都市伝説は妖艶な女性の姿をしており、ショタを持ち帰りして、オトナにしてしまうようである。
     そのため、都市伝説が根城にしている廃屋には、沢山のショタボーイが囚われており、イケナイ事をされて大人の階段を駆け足で上っているようだ。
     そんな状況をこれ以上、拡大させないため、みおがその場に仲間達を集めた。
     都市伝説は全身から濃厚なフェロモンを漂わせ、ショタボーイ達をイケナイ気持ちにさせているようだ。
     しかも、これを女性が嗅ぐとショタボーイを無性に襲いたくなってしまうため、要注意。
     そう言った意味でも、色々な意味で注意しておく必要があるだろう。
    「まあ、何とかなるよね」
     そんな中、みおが元気よくフラグを立てるのだった。


    参加者
    九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)
    ミヤコ・ペルシュマン(赤にして薔薇・d09855)
    神宮寺・刹那(狼狐・d14143)
    メラニィ・メランコリィ(クリーミィドリーミィ・d19890)
    黒板・白亜(天然系ギャル・d30727)
    ライ・リュシエル(貫く想い・d35596)
    白岩・りんご(白衣に包まれし紅玉・d37173)
    刑部・みお(は潮風に謳う・d37262)

    ■リプレイ

    ●住宅街
    「妖艶なおねーさん! 良いね!」
     九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)は仲間達と共に、都市伝説が根城にしている廃屋に向かっていた。
      都市伝説は妖艶な女性の姿をしており、ショタを持ち帰りして、オトナにしてしまうようである。
     そのため、この辺りでは妙に大人びたショタばかりが視界に入り、既に都市伝説の味見済みと言った感じが漂っていた。
    「……まったく、無理矢理アダルトな方向に持って行くなんて、ショタコンの風上にも置けませんわ」
     白岩・りんご(白衣に包まれし紅玉・d37173)が、不機嫌な表情を浮かべる。
     だが、都市伝説は下心全開でショタを誘惑しており、本人の意思に関係なく自分が満足するまで搾り取ってしまうらしい。
    「少年達を惑わせて廃屋に連れ込んで、なんてうらや……いえ、危険な都市伝説ですね。コレは確実に灼滅しないといけません、ええ、イロイロな意味で」
     ミヤコ・ペルシュマン(赤にして薔薇・d09855)がハッとした表情を浮かべ、小さくコホンと咳をした。
     都市伝説が現れた事で、ショタ達が急激に大人びているため、ある意味で貴重。レア的な存在になっているため、絶滅が危惧されて言っても大袈裟ではなかった。
    「……ええ、いたいけな男の子を捕まえて不埒なコトをしようとは~、許すワケには参りませんねぇ~。きっちりばっちり、やっつけちゃいましょぉ~」
     メラニィ・メランコリィ(クリーミィドリーミィ・d19890)が、自分自身に気合を入れる。
     都市伝説がどんなに強敵であったとしても、ショタを骨抜きにする事に特化しているため、苦戦を強いられる事もないだろう。
    「イケナイ事……ねぇ……良く分かんないけど……。まぁ、イケナイなら悪い事なんだろう……」
     ライ・リュシエル(貫く想い・d35596)が、事前に配られた資料に目を通す。
     同い年の子供と言う事だけあって、、少し興味が湧いたものの、イケナイ事が何なのかまったく分からないようである。
    「よくわかんないけど、なんとかなるよねっ」
     刑部・みお(は潮風に謳う・d37262)が廃屋に見つけ、仲間達と一緒に入っていく。
     その途端、濃厚なフェロモンの匂いが、みお達の身体にネットリと纏わりついた。
    「ん……この匂いは」
     それに驚いた神宮寺・刹那(狼狐・d14143)が、軽水した様子で口元を押さえる。
     しかし、都市伝説のフェロモンが身体に染み込み、そこがジンワリと熱くなってきた。
    「あははっ、こんなモンを吸ったところで、アタシがアタシがコドモなんかに欲情する訳無いっしょ!」
     黒板・白亜(天然系ギャル・d30727)が笑い声を響かせ、元気よく危険なフラグを立てる。
     その言葉に反して身体は燃えるように熱く、無性にショタを襲いたくなった。

    ●廃屋内
    「う、まさか…これほどなんて……ああ、これは……いけません……」
     ミヤコが口元を押さえ、警戒した様子で後ろに下がる。
     だが、室内に充満した濃厚なフェロモンと、ショタ達の身体から放出されたイケナイ匂いを吸い込んでしまったせいで、理性が抑えられなくなっていた。
     それでも、ギリギリのところで踏みとどまっているものの、何かが引き金になって暴走する可能性も高そうだ。
    「顔色が悪いようですが、大丈夫ですか?」
     刹那が心配した様子で、ミヤコに声を掛ける。
     しかし、ミヤコは上の空。
     自らの内から湧き上がってきた感情を抑え込むのに必死なようだ。
    「うふふ、何だか苦しそうね。でも、大丈夫。苦しいのは最初だけ。だんだん気持ちが良くなってくるから、もっと一杯吸い込んで♪ 何も考えられなくなるほど……胸が一杯になるほど……ね」
     そんな中、都市伝説がショタ達を連れて現れ、妖艶な笑みを浮かべた。
     ショタ達は全裸姿でとろんとした表情を浮かべ、すっかり都市伝説の虜になっていた。
    「……わっ! んと……タオル、いる?」
     みおが心配した様子で、ショタ達にバスタオルを渡そうとした。
     だが、ショタ達は怯えた様子で都市伝説の後ろに隠れ、激しく首を横に振る。
    「この子達……、ちょっと人見知りなのよ」
     都市伝説がふふふっと笑って、ショタ達の頭を撫でた。
    「ちょっと羨ましいって思ってしまったりですよぉ……。どうせなら、男の子達とイイコトしたいですよぉ」
     メラニィがフェロモンの影響を受け、さっそく品定めをし始めた。
     こうなると何が正しく、何が間違っているのかさえ分からない。
     ただ本能の赴くまま、暴走するのみである。
    「この子達とイイコトをしたいんだったら、遠慮なくヤッていいのよ? この子達もそれを望んでいるから……。ただし、先にダウンしても責任は持たないけどね」
     都市伝説が思わせぶりな態度で、ショタ達の身体を撫で回す。
    「こんなの間違っていますッ! ショタっ子は、その幼さを愛でるのがいいのです。ゆっくりとひとつずつ教えていくのがいいのです。少しずつ、少しずつ、大切なつぼみを愛でるように……。それと……都市伝説さん、みおさんに手を出したら、即座に滅ぼしますよ? 他の皆さんもいけませんからね?」
     りんごがみおを守る様にして陣取り、都市伝説達に釘をさす。
    「あらあら、怖い! まあ、いいわ。好きにしなさい。その代わり、この子達を満足させてあげてね」
     都市伝説が能天気な笑みを浮かべ、ショタ達を前に押し出した。
    「どうやら、魂鎮めの風は効果がないようだね」
     泰河が色々と察した様子で、殺界形成を使う。
    「でも、何とかしないと……」
     ライが荒々しく息を吐きながら、サウンドシャッターを発動させた。
     しかし、湧き上がる感情を抑える事が出来ず、すぐにでもそれを発散したくなった。
    「それじゃ、みんなでイケナイ事をしようか。ほら、ココが見たかったんでしょ……?」
     そう言って白亜が服を脱ぎ散らかし、大股を開いてくぱぁとするのであった。

    ●禁断の宴
    「お姉さん、お姉さん、お姉さん……!」
     次の瞬間、ショタ達が興奮した様子で、白亜に襲い掛かっていく。
    「やっ……ああん、触るのは良いけど……入れちゃ駄目だからね? オネーさんも其処はまだオトナじゃないの。運命の人にあげるんだからキミ達もハジメテは大切な人に捧げなさいね?代わりに……他のトコ使っていーから……」
     それを迎え入れるようにして、白亜が口や手、胸などを使って、ショタ達の欲望を縛り上げていく。
     そこから飛び出した搾りたての熱いミルクを全身に浴び、褐色の肌に白黒のコントラストが描かれた。
    「……ぁぁ、刹那さん……わたくしを、止めて……」
     ミヤコもマントを脱ぎ捨て、刹那に救いを求めるようにして押し倒す。
    「もう我慢できません…わたくしとイケナイ事をいたしましょう♪」
     既にミヤコの中で、刹那はショタボーイ。
     そのため、刹那が愛おしくて仕方がないようである。
    「ちょ……、ミヤコさん、ここでヤるのは色々と問題が! そ、その……本気でしちゃいますよ」
     刹那も最初は動揺していたものの、腰が勝手にグリグリ前後に動き、自分の意志では止める事が出来なくなった。
     それは時に機械的に、時にケモノ的に、特に情熱的であった。
    「わたくしのいやらしい体……たっぷり使ってくださいませ」
     ミヤコも爆乳で刹那の顔をすっぽり覆い、尻を振ってまわりにもアピールした。
     それに気づいたショタ達が、そこに導かれるようにして、フラフラと集まって来た。
    「皆さんも遠慮しなくていいんですよぉ」
     メラニィも全身を使ったショタ達を奉仕しながら、果てしなき欲望に終焉を迎えさせようとした。
    「凄い美味しくて……堪らないっ……♪」
     泰河も他のショタ動揺に骨抜き状態。
     本来の目的を完全に忘れ、何度も白い欲望を吐き出した。
    「みおさん、大丈夫ですか? おかしな気分になっていませんか?」
     そんな中、りんごが心配した様子でみおを抱き寄せ、頭を撫でて、背中を擦り、豊かな胸を押し当てた。
    「ひゃわっ。り、りんごお姉さんっ? ……ふにふに、きもちいい……あったかぁい……♪」
     みおもウットリとした表情を浮かべ、りんごの胸におずおずと触れる。
    「これがショタの正しい愛で方です。まだ性に目覚めていないのを無理やり引き出すのはいけません。ショタっ子が少しずつ目覚めていくのを見るのがいいのですよ?」
     りんごが勝ち誇った様子で、都市伝説に言い放つ。
    「うぐぐ……言わせておけば、生意気な事を言うのね。でも、お生憎様。これがアタシのやり方……誰かに言われて変える気はないわ」
     都市伝説が激しくこめかみをピクつかせ、精一杯強がった。
    「だったら仕方がありませんね」
     次の瞬間、りんごが都市伝説の顔面を蹴り上げ、壁際まで吹っ飛ばす。
    「い、いやあああああ! ア、ア、アタシの顔があああああああああ!」
     その一撃を食らった都市伝説が、醜く変形した自分の顔に気づき、絶望のどん底に突き落とされて消滅した。
    「素晴らしい都市伝説だったんだよ。人の憧れ欲望がある限り、また何時か彼女の様なのがね……」
     泰河が意味深な様子で、何処か遠くを見つめる。
     その途端、ショタ達が我に返って、恥ずかしそうに悲鳴を上げた。
     みんな夢を見ているような感覚だったのか、現実を受け入れる事が出来ないようだ。
    「うわぁ……アタシ……どうなってんの、これ? カラダ、べとべと……口の中、生臭っ!? うへぇ……これじゃ、いかがわしい動画の女優みたいじゃん……」
     白亜も我に返って自撮りをした後、げんなりとした表情を浮かべる。
    「と、とにかく、子供達は学校辺りに知らせた上で、保護して貰えるように取り計らってもらわないと……」
     ライが視線のやり場に困りながら、ボソリと呟いた。
    「で、でも、まで、身体が……」
     中性的なショタが、身体をモジモジさせる。
     まわりにいたショタ達も顔を真っ赤にして俯いた。
    「し、仕方ないねぇ。本当はシュミじゃないんだけど……アタシがやったことだし……少し面倒みてあげる……はむっ……」
     白亜が妖艶な笑みを浮かべ、ショタに奉仕し始めた。
    「……もう少しだけ、いいですよね……」
     ミヤコも物足りない様子で巣を作り、刹那達にサッと視線を送る。
    「満足するまで相手しますよ……もちろん帰ってからもですが……」
     それに応えるようにして、刹那がミヤコを抱き締めた。

    作者:ゆうきつかさ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年3月10日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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