絶倫な変態チンパンジーなんかに負けたりしないッ!

    ●都内某所
     篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)が調査した結果、繁華街で都市伝説の発生が確認された。
     都市伝説は絶倫の変態チンパンジーで、他のチンパンジー達を引き連れ、暴れ回っているようだ。
     そんな状況をこれ以上、拡大させないため、凜がその場に仲間達を集めた。
     都市伝説は性欲の権化で、他のチンパンジーも超絶倫。
     そう言った意味で、恐ろしい相手なので、注意しておく必要があるだろう。
    「まあ、何とかなるかな。とりあえず、頑張ろうか」
     そう言って凜が仲間達に対して、協力を求めるのであった。


    参加者
    篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)
    剣部・美夜子(剣の巫女・d02295)
    九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)
    椎葉・武流(ファイアフォージャー・d08137)
    シノミ・マールブランシュ(恍惚なる白金・d08503)
    高野・妃那(兎の小夜曲・d09435)
    セラフ・ジェヴィーチ(ヴァローナ・d10048)
    氷上・天音(微笑みの爆弾・d37381)

    ■リプレイ

    ●都内某所
    「わー、またこういう都市伝説ですか。年がら年中、何時でも何処でも湧いて出る印象ですよね、此処まで来ると……。でもって今回は獣姦ですか。しかもチンパンジー。うわー、これは流石の私もちょっと引きますね。まぁ結局は何時も通りになるんでしょうけど……。今回はそういう依頼ってことで、最初からパンツ脱いできましたよっ。まあ、どうせ脱がされてしまうから一緒です」
     高野・妃那(兎の小夜曲・d09435)は何やら開き直った様子で、都市伝説が確認された繁華街にやってきた。
     都市伝説は絶倫の変態チンパンジーで、他のチンパンジー達を引き連れ、暴れ回っているようだ。
     そのため、あられもない姿をした一般人達が、這うようにして逃げまわり、興奮状態にあるチンパンジー達に追いかけ回されていた。
    「……都市部がまるでサバンナに。どこから来たんだ……国内で300頭くらいしかいないはずなのだが……」
     篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)が、気まずい様子で汗を流す。
     何処から現れたのか繁華街はチンパンジーで溢れ返っており、まるで盛りのついた犬の如く、腰をクイクイとさせていた。
    「まさにお猿さんだね! でも、趣味趣向がチンパンジーって所が、まさに都市伝説だね!」
     九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)が、乾いた笑いを響かせる。
     その間もチンパンジー達は手当たり次第に飛び掛かり、己の欲望を罪のない一般人達にぶち撒けていた。
    「……ああ、全くもう。こんな都市伝説、顕現させた奴の顔を拝んでみたい。そして思い切り顔面に拳ぶち当ててぶっ飛ばしてやりたい気分。姉貴が前に同じ様な都市伝説の対応したって聞いたけど、噂の根元がどんな奴か想像できるね……って、深く考えたら切り無いから、やめとこ」
     氷上・天音(微笑みの爆弾・d37381)がイライラとした様子で、激しく首を横に振る。
     想像しただけでも嫌な考えしか浮かんでこなかったため、途中で考える事を止めた。
    「はぁ……よりにもよって、こんな時に呼びだされるなんて……酷いですわよね。ね、美夜子?」
     シノミ・マールブランシュ(恍惚なる白金・d08503)が、キスマークを残したままの火照った体で、不満そうに愚痴をこぼす。
     先程まで繁華街で逢瀬をしていたため、シャワーも浴びずに急行したせいか、何処かイライラしているようである。
    「ほんとだよ。シノミとデート中だって言うのに、邪魔しないでよね」
     剣部・美夜子(剣の巫女・d02295)もあちこちにキスマークが残った状態で、ムッとした表情を浮かべた。
     イイ感じで感情が昂っていた時に呼び出された事もあり、かなりストレスが溜まっているようだ。
    「だからって、いくら何でも猿相手はマズいだろ! いや、これまでも触手とか食べ物とか、やりたい放題だったけどさ!?」
     そんな中、椎葉・武流(ファイアフォージャー・d08137)が、思わずツッコミを入れた。
     しかし、都市伝説が噂から生まれた存在である以上、何でもアリなのかも知れない。
    「……とは言え、色々と楽しませくれそうですわね。そう言った意味でも飽きませんわ。今回もいっぱいイって……じゃなくて、スパッと解決ですわ!」
     そう言ってセラフ・ジェヴィーチ(ヴァローナ・d10048)が、力強い足取りで歩き出す。
     それに気づいたチンパンジー達が、セラフ達を歓迎するようにして、ワラワラと集まって来た。

    ●繁華街
    「凜先輩から話は聞いたけど、一体何なのよ、この光景……! 生憎だけど、あたしにはそんな野獣系の趣向はないわよ! あたしに手を出しても良いのは大好きな先輩一人だけですからっ! と、兎に角この状況を早く打破しないと……皆の黒歴史を増やす訳にもいかないし……、ケダモノ相手に負けるもんですか!」
     その途端、天音が元気よくフラグを立てつつ、必要以上に強がった。
     それでも、チンパンジー達はまったく怯まず、興奮した様子で自らを慰め、テンションを高めていた。
    「と、とにかく、何とかしないと……!」
     泰河が危機感を覚えて、魂鎮めの風を使う。
     だが、チンパンジー達は大人しくなるどころか、さらに興奮し始め、まるでシャワーの如く白濁液を飛ばしてきた。
     それだけでは飽き足らず、さらに自らの欲望を満たすため、次々と飛び掛かって来た。
    「……くっ、まさか! いきなり! あ、こらぁ!? ちょっ、頭数が多い……ッ!? ……んぐっ!? なんという馬鹿力……! ……んぅ!? あああああぁっ!!」
     すぐさま、凜が短刀を抜きながらサウンドシャッターを使い、チンパンジー達に押し倒されて尻餅をつく。
     その隙をつくようにして、チンパンジー達が凜の服を破り捨て、自らの欲望をどっぷりとぶち撒けた。
    「も、もう嫌~」
     それを目の当たりにした一般人達が、服を着るのも忘れて、その場から逃げ出した。
    「こうなったら……猿なんかにヤられちゃうより……二人でホテルの続きをしましょう……」
     そんな中、シノミがチンパンジー達にまわりを囲まれ、堂々と見せつけるようにして美夜子と愛を紡ぐ。
    「うん……続き、しよう……」
     美夜子も納得した様子で、シノミと口づけをかわし、ゆっくりと服を脱ぎ、ケモノの如く愛し合う。
     チンパンジー達も両目をカッと見開き、ふたりの行為をガン見した。
    「うふふ、人間は同性でもこういうものを使って愛し合う事ができるのよ……? お猿さんは自ら慰めて見てなさいね……?」
     シノミがチンパンジー達に語り掛けながら、美夜子をイケナイ道具で責め始めた。
    「そういうこと、私とシノミはいつもこうしてるんだから」
     美夜子がシノミの胸に顔を埋めるように抱きつき、尻を鷲掴みにしつつ、腰を擦り付けていく。
     それに興奮したチンパンジー達がライスシャワーの如く、大量の白濁液をふたりに掛けてドロドロにした。
    「あは、見えますか。エッチな兎さんのココ、もう糸引いてるんですよ?」
     妃那もスカート捲って大事なところを丸出しにしながら、モンモンとした様子でチンパンジー達を誘う。
     チンパンジー達も妃那の背後から飛びつき、大量の白濁液を思う存分にぶち撒けた。
    「……って、そう言う訳にもいかないだろ」
     武流が反射的にツッコミを入れながら、殺界形成を発動させ、ラッキョウやお菓子を入れた壷、吊るしたバナナと箱と棒……といった古典的なトラップで無力化を狙う。
     しかし、チンパンジー達は己の欲望を満たす事だけしか頭になく、それ以外の事にはまったく興味がないようだった。
    「そ、そ、そんな事を言われても……と、止まりませんの。こ、これがイケナイ事だと分かっていても、自分の意志では……どうしようも出来ませんわ……。はああん、また来ちゃいますッ! 大きいのが……イッちゃ……ふあああっ♪」
     セラフも沢山のチンパンジーに囲まれて、恥ずかしい水溜まりを作りながら、口や、胸や、手を使って、ケダモノ達の欲望を搾り取る。
    「んひぃぃ! しゅごいですぅ! あっ、そこ、いいですぅぅ! も、もうイッちゃいま……あぁぁ! イッてるのにぃぃぃ!」
     妃那も恍惚とした表情を浮かべ、甘い声を響かせた。
     その声でチンパンジー達がさらに興奮し、摩擦で火が付きそうな勢いで、自らをしごいていく。
    「も、もう我慢……出来ないんだよ……。僕……悪い子だから……気持ちイイ事には……逆らえないんだよ……」
     泰河も虚ろな表情を浮かべ、欲望の赴くまま、自らの感情を爆発させるのであった。

    ●ビルシャナ
    「まさか、これで終わりって事はありませんよね。まだ始まってもいないのに……。みんなヘトヘトになり過ぎですわ。そんな事では、一晩越す事だって出来ませんよ? ほら、もっと頑張ってください。前でも、後ろでも、お胸でも、お口でも、いいんですのよ? ほらほら、もう一頑張りですわ」
     セラフが物足りない様子で、チンパンジー達を急かす。
     だが、チンパンジー達は、既にグッタリ。
     溜まっていたモノをすべてぶち撒け、賢者のように晴れ晴れとした表情を浮かべていた。
     それでも、セラフが不満げな様子で急かしてきたため、チンパンジー達も逃げ腰になった。
    「誰も逃がしませんよッ! 性欲の権化で底なしの超絶倫だろうと絞り切ってあげます!」
     その行く手を阻むようにして、妃那がチンパンジー達に迫っていく。
    「ウッ、ウキィィィィィィィィィィィイイ!」
     チンパンジー達も危機感を覚え、涙目になって悲鳴をあげた。
     それでも、妃那の考えは変わらず、怯えるチンパンジーの腕をむんずと掴み、自らの欲望を満たすための手伝いをさせる。
     しかし、チンパンジー達は、打ち止め状態。
     『もう限界ッ!』と言わんばかりに逃げ腰だった。
    「正直、僕が独り占めしたいし……どうやら、みんな御疲れさんみたいだから、此処で粉砕するよ!」
     次の瞬間、泰河が一気に間合いを詰め、チンパンジー達に鬼神変を叩き込む。
     その一撃を食らったチンパンジーが断末魔を響かせ、弾け飛ぶようにして消えていく。
    「すべて……幻だったという訳か……」
     武流もスターゲイザーでチンパンジーを倒し、ゆっくりと辺りを見回した。
     どうやら、チンパンジー達の中に都市伝説も混ざっていたらしく、そいつを倒したのと同時に、まわりにいたチンパンジー達が消え去った。
    「……んぅ……あっ……! ……ぱっと名前が出て来る大型類人猿は大体制覇してしまったような気が……」
     凜が穴と言う穴を欲望の権化で徹底的に蹂躙され、色々なモノを滴らせながら、濁った眼でボソリと呟いた。
    「それでは、ホテルに戻りましょうか。猿では妊娠しませんけど……きちんと奥の奥まで取って綺麗にして差し上げますわ♪」
     そう言ってシノミが美夜子をホテルに誘う。
     ケダモノ達によって汚された身体を清めるため……。
     ケモノのような一夜を過ごすため……。
    「じゃあ、お風呂で洗いっこしよう♪ 私もシノミを綺麗にしてあげるね」
     それに応えるようにして、美夜子がシノミと口づけをかわす。
    「はぁ、先輩の所に行って慰めて貰おう……」
     そんな中、天音がガックリと肩を落として、その場を後にするのであった。

    作者:ゆうきつかさ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年3月22日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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