●都内某所
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)が調査した結果、繁華街で都市伝説の存在が確認された。
都市伝説はミイラ男のような姿をしており、ターゲットに選んだ相手を包帯でグルグル巻きにして動きを封じ込め、あんな事やこんな事をしているようである。
しかも、まわりには男達がウロついており、自らの欲望を満たすため、襲い掛かってくることもあるようだ。
そんな状況をこれ以上、拡大させないため、フィヒティミトがその場に仲間達を集めた。
都市伝説は無尽蔵に包帯を作り出す事が出来るため、攻撃を完全に封じる事は難しそうだが、絶対とも言えないかも知れないので、試してみる価値があるかも知れない。
また一般人達は都市伝説の身体から漂うニオイが原因で、絶倫状態になっている可能性があるため、色々な意味で注意をしておく必要があるだろう。
「まあ、あたし達なら大丈夫……だよね?」
そう言ってフィヒティミトが仲間達に対して、協力を求めるのであった。
参加者 | |
---|---|
篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970) |
九条・泰河(祭祀の炎華・d03676) |
室崎・のぞみ(世間知らずな神薙使い・d03790) |
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950) |
茂多・静穂(千荊万棘・d17863) |
成田・樹彦(禍詠唄い・d21241) |
音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224) |
神坐・咲良(高校生七不思議使い・d36301) |
●都内某所
「ま、また酷い都市伝説が現れたようだけど……。み、皆がいれば大丈夫……だよね?」
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)は無意識でフラグを立てながら、仲間達と共に都市伝説が確認された繁華街に向かっていた。
都市伝説はミイラ男のような姿をしており、ターゲットに選んだ相手を包帯でグルグル巻きにして動きを封じ込め、あんな事やこんな事をしているようである。
しかも、まわりには男性達がウロついており、自らの欲望を満たすため、襲い掛かってくる事もあるようだ。
そのため、近隣の住民達は警戒して繁華街に近づかないようにしているようだが、何の事情も知らない女性や、スケベ心丸出しの男性がウロつき、酷い事になっているらしい。
「……最近、思うんですが……何かと都市伝説はエロと結び付けたがってるような気もしなくもないんですが……。むしろ都市伝説ではなく、そういうタタリガミでも居るんじゃないかと…というより、もはや居るとしか思えないような気が……」
室崎・のぞみ(世間知らずな神薙使い・d03790)が、何処か遠くを見つめる。
何となくアリジゴク的な運命に片足を突っ込んでしまっているような気もするが、ここで冷静になってしまうと色々な意味で厄介そうだ。
「でも、ミイラ男とか普通はホラーなんじゃないかな?」
九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)が、気まずい様子で汗を流す。
そう言った意味で、えっちな展開よりも、グロイ展開が思い浮かんでしまうものの、事前に配られた資料を読む限り、前者である可能性が高かった。
「まあ、ミイラ『男』になると、あまり干物になってなさそうな気がするから不思議であるが……」
篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)が、事前に配られた資料に目を通す。
そこにはミイラ男のイメージイラストが書かれているのだが、干物と言うよりも、筋肉ダルマが包帯を巻いているという感じであった。
「……何だか凄い事になっているね」
そんな中、成田・樹彦(禍詠唄い・d21241)が、何かに気づく。
その視線の先にいたのは、包帯でグルグル巻きにされた男女の姿であった。
「でも、みんな幸せそう……」
茂多・静穂(千荊万棘・d17863)が羨ましそうにしながら、瞳をウルませる。
包帯に何か特殊な効果があるのか、目の前の男女は恍惚とした表情を浮かべ、幸せそうに声を上げていた。
「……都市伝説の影響下にあるようなので厳しそうですが……」
そう言って神坐・咲良(高校生七不思議使い・d36301)が、百物語を使う。
しかし、包帯に縛られた男女には、まったくと言っていいほど効果がなかった。
「ミイラといえばエジプト! これはエジプトのご当地ヒロインである私への挑戦ね! エジプトのご当地パワーで悪を討つ!メロディウィンディ、華麗に活躍!」
音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224)が何かを思い出した様子で、ビシィッと格好良くポーズを決める。
「クククククッ……、ならば俺を倒してみろ!」
次の瞬間、物陰から都市伝説が現れ、ケモノの如く勢いで包帯を伸ばしてきた。
「きゃああっ!?」
それと同時に、咲良の頭と胸と股間と尻以外を残し、M字開脚ポーズで都市伝説の包帯が巻き付いてくるのであった。
●繁華街
「ハッハッハッ! 見たか! これが俺の力ッ! 真のエジプトだけが使う事を許された力ッ!」
都市伝説が高笑いを響かせながら、まるで手足の如く包帯を操った。
間一髪でのぞみがイカロスウイングで包帯を防御したものの、流れ弾に当たるようにして凜の身体に絡まった。
「な、なんだと!? ……くぅ……ッ!?」
凜はサウンドシャッターを使っている途中で手足に包帯が巻き付き、大股開きのまま電柱に張り付けられた。
「お、女だァ……」
しかも、包帯に巻かれた男性達がいやらしい笑みを浮かべ、凜の胸元と股間だけ服を破り、大事な部分を丸出しにした。
「……なっ!? なんてマニアック!? ……って、やめ……っ!? ひぃ!? んぅっ、ああーっ!?」
凜が信じられない様子で悲鳴をあげ、嫌悪感をあらわにする。
それと同時に、包帯を巻かれた男性達が一斉に襲い掛かり、凜の穴と言う穴に欲望と言う名の白濁液をぶち撒けた。
「はぁん♪ これは大変な事に……! だ、駄目ですッ! そんな事をしたらぁん!」
静穂も嫌がるフリをしながら、積極的に襲われて包帯が巻き付き、亀甲縛りのような状態のまま男性達に襲われた。
「ハハハッ! そうだ! それでイイッ! ほら、もっと、やれ。コイツらの足腰が立たなくなるまで襲ってやれ」
都市伝説が上機嫌な様子で、男性達をさらに煽る。
それに応えるようにして、男性達が欲望の赴くまま、再び襲い掛かって来た。
「あ、ああっ、やめてくださ……ああんっ」
咲良が身の危険を感じて悲鳴を上げたものの、包帯によって縛られ、M字開脚ポーズのまま。
胸を揉まれて、舐められ、こね回され、穴と言う穴に欲望を注ぎ込まれ、大量の白濁液がじめんにどっぷりと零れ落ちた。
「は、早く何とかしないと……みんなが……。それにしても、このニオイ……。何とかならないの……! 何だか……頭がボーッとした……きゃあ!?」
奈央がほんの一瞬だけ気を抜いた途端、白濁液にまみれた包帯でグルグル巻きにされた。
(「こ、このニオイ……嫌なのに……。凄く……嫌なのに……どうして、こんな酷い目に……でも、このニオイ……悪くないかも……いえ、むしろ……イイッ!」)
しかも、だんだんイケナイ気持ちになってしまったらしく、理性では抑える事ができなくなった。
その姿はまさにケモノ……いや、性獣であった。
「ハハハハッ! どうやら、コレと相性が良かったようだな。まあ、気にする事はない。他の奴らも、どうせ同じ目に遭うのだから……!」
都市伝説が思わせぶりな態度で、指をパチンと鳴らす。
それに合わせて、包帯で巻かれた男女が、ケモノのような唸り声を上げる。
「いやああああぁぁぁぁ――――!!!!!!」
その拍子に、のぞみが片足に包帯に巻き付いて宙吊りにされ、別の包帯が巻き付くと、コマのように回され、衣服が勢いよくぱちんと弾け飛ぶ。
「こ、これは誘っているんだよな? イイんだよな? 何をやっても……イイんだよなァ!?」
本体に巻かれた男性達が鼻息を荒くさせ、のぞみ達に飛び掛かっていく。
「い、いや、これは……そう意味じゃなくて……いや、駄目ッ! 駄目なのッ!?」
その巻き添えを食らってフィヒティミトが男性達に襲われ、M字開脚状態で拘束されたまま、両手を頭の上で組まされ、男性達に襲われて悲鳴をあげた。
しかも、催淫効果の影響で自分の気持ちに反して、身体は敏感に反応しまくっていた。
「はぁっ……ん! あ、熱くて……気持ちイイのっ♪」
泰河も包帯に巻かれた女性達に襲われ、感情に身を任せて、欲望を撒き散らした。
「ハハハハッ! いいぞ、いいぞ! その調子だッ! もっと、やってやれ!」
都市伝説が満足した様子で、笑い声を響かせた。
「さて……、随分と楽しんだようだけど、覚悟は出来ているよね?」
そう言って樹彦が、都市伝説に攻撃を仕掛けていった。
●都市伝説
「覚悟……? 何の覚悟だ?」
都市伝説が不機嫌そうにフンと鼻を鳴らす。
「それは、もちろん……死ぬ覚悟だ!」
すぐさま、樹彦が間合いを詰め、都市伝説に龍骨斬りを放つ。
「ぐわあああ! まさか、いきなり……! お、おい、お前ら! 何をやっている! 早く、コイツを殺ってしまえ!」
都市伝説が激しく動揺した様子で、包帯が巻かれた男女に指示を出す。
しかし、包帯が巻かれた男女は完全に満足した様子で放心状態。
立ち上がるどころか、返事をする事さえ出来ないようである。
「……って、まさかこれで終わりじゃありませんよね♪」
だが、静穂は不満げな様子で、包帯が巻かれた男女に迫っていた。
そのため、包帯が巻かれた男女がすっかり怯えた様子で、首をプルプルと振っているものの、理性の留め金が外れた静穂の耳には届いていない。
そこで彼らは気づいた事だろう。
決して目覚めさせてはいけないケモノを呼び覚ましてしまった、と……!
「ば、馬鹿なッ! こんなはずでは……!」
都市伝説がお決まりのセリフを吐きながら、包帯を伸ばして灼滅者達の動きを封じ込めようとした。
しかし、四方八方に包帯を伸ばして、灼滅者達の動きを封じていたため、攻撃に回すだけの包帯が無くなっていた。
「それじゃ、そろそろイッて貰いましょうか♪」
咲良がイイ笑顔を浮かべながら、都市伝説に影喰らいを仕掛ける。
「ちょっ! ま、待ってくれ! ま、まだ、俺にはやり残した事がァァァァァァァァ!」
次の瞬間、都市伝説が断末魔を響かせ、弾け飛ぶようにして消滅した。
「ハァハァ、今回も酷い目に……。さっきのニオイ、身体に沁みついてないよね……?」
奈央が自分の臭いを嗅いだ後、魂の抜けた表情を浮かべる。
臭うかどうか確かめようにも、鼻が馬鹿になっているせいか、自分では確かめられなくなっているようだ。
「まだ身体の疼きは収まらない……から、どこかで続きをしよう」
フィヒティミトがイケナイ液体を垂らしながら、恥ずかしそうに仲間達を誘う。
「うん……足りないなら……もっと一杯一杯楽しもうか?」
泰河も行為の余韻に浸りつつ、小さくコクンと頷いた。
「………と言うか、こ……これ……ほどいて下さぁい……」
そう言って、のぞみが艶っぽく声を上げたものの、仲間達には届いておらず、代わりに都市伝説から解放された男女が近づいてきた。
彼らが何を考えているのか分からないが、何故か嫌な予感しかしないようである。
「はへ……ひぃ……。アレが欲望に汚れた絶倫フレンズ……」
そんな中、凜が電柱に張り付けられたまま、穴という穴から白濁液を滴らせ、ドロドロの状態でボソリと呟くのであった。
作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2017年4月14日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 0
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