エビフライに触手生やしてみた

    作者:聖山葵

    「君達に集まって貰ったのには、訳がある」
     腕を組んで一同の前に立つ座本・はるひ(大学生エクスブレイン・dn0088)は、実はラジオウェーブのラジオ放送が確認されてねと切り出すと、君達に背を向け教卓の上に置いてあった弁当箱を手に取り。
    「これは私の昼食だが、それはさておき……まずはラジオ放送の内容の方を聞いて欲しい」
     そう言って蓋を開けることなく語り始めるのだった。

    「何だか最近随分あったかくなったよねー」
     そんなことを電話先の相手に話しつつ歩くのは一人の若い女性。実際、暖かいを通り越して暑いくらいなのか、電話を持つのと反対の腕には脱いだ上着を抱え道を行く、ただ。
    「エビフリャー」
    「え」
     そんな女性は人の声のようなモノを耳にして、つい足を止めてしまう。そして、次の瞬間。
    「エビフリャーッ!」
     それは、降ってきた。手足と、ぬらりとした茶色い液体にまみれた触手をもつ人一人はあろうかという巨大なエビフライが降ってきたのだ。
    「きゃぁぁぁぁっ」
     女性は悲鳴をあげ、手から携帯電話が落ちる。
    「ちょっ、どうしたの?! ねぇ、何が――」
     悲鳴にただならぬ事態と思ったか、電話の向こうから呼びかける声が当たりに響くも応答はなく。
    「エビフリャーッ!」
     獲物を確保した異形がかわりに吠えるのだった。
    「以上がラジオ放送の内容だ。このままでは、この都市伝説『味噌煮込みうどん触手を生やした名状しがたいエビフライのようなモノ』の手によって犠牲者が出てしまう」
     どこから突っ込めば良いのかわからないこの都市伝説が何故こんな形状に至ったかはわかっていない。
    「まぁ、割とどうでもいいことであるのだがね。そんなことよりも赤槻・布都乃(悪態憑き・d01959)の調査によって都市伝説を発生させるラジオ放送を突き止められ、都市伝説が発生する前に、その情報を得る事ができるようになった事の方がよほど重要なのだよ」
     つまり、今赴けば、被害者を出すことなく終わらせることが出来るのだ。
    「件の都市伝説と接触する方法は簡単、ラジオ放送で女性が襲われた路地をある程度肌を露出させた女性が一人以上通りかかれば、近くの電柱のてっぺんに出現した都市伝説が飛び降りると同時に襲撃してくる」
     討伐に赴くなら都合の良いことにこの路地は人気がなく、君達が赴く時には人っ子一人居らず、人よけの心配は無いのだとか。
    「時間帯は夕方、明かりの必要もおそらくはない」
     よって、囮でつり出して出現させてしまえば、後は何とかするだけである。
    「女性が集まらなかった時のことを考えて今回は緋那を呼んでいる」
     そうはるひが紹介すれば、倉槌・緋那(大学生ダンピール・dn0005)はぺこりと頭を下げつつよろしくお願いしますと言い。
    「戦闘になれば都市伝説は影業のサイキックに似た攻撃で応戦してくる」
     だが、件の都市伝説は別に戦闘しなくても消滅させられるともはるひは言う。
    「この都市伝説、食べようとするととたんに大人しくなる」
    「それは、つまり」
    「ご名答。食べきってしまっても良いということなのだよ」
     まぁ、鳴くわ手足があるわ触手もあるわと言ったモノを食べる猛者が居るならの話ではある。
    「もちろん、食べようとするふりで大人しくさせてからだまし討ちにしても構わない」
     君達次第と言うことなのだろう。
    「私としては、被害者が出るのは避けたい」
     故に対処をお願いすると頭を下げたはるひは弁当箱を教卓に置くと、かわりに取り出したマヨネーズのチューブを君達に餞別として差し出すのだった。


    参加者
    竹尾・登(ムートアントグンター・d13258)
    富山・良太(復興型ご当地ヒーロー・d18057)
    牧原・みんと(象牙の塔の戒律眼鏡・d31313)
    秋山・梨乃(理系女子・d33017)
    内生蔵・土門(力うどんと筋肉と・d37396)
    柊・静夜(中学生七不思議使い・d37574)

    ■リプレイ

    ●思うところありますが
    「ふう、エロ都市伝説というだけでも困りものなのに、更に食べるのか……」
     げんなりした顔を隠さずにポツリと漏らした秋山・梨乃(理系女子・d33017)は羽織った上着から前方へと視線をやった。
    「おーっほっほっほっほっほ、そろそろ現場でしてよ」
     オレンジに染まる景色の中、高笑いする柊・静夜(中学生七不思議使い・d37574)と二人連れ、先行して道をゆくのは、梨乃達が都市伝説を誘き出す囮の役割を担っているからであり。
    「まあ、これも強くなるための試練と思っておこう」
     自分を納得させる様に声に出すと、梨乃は上着に手をかける。タンクトップとタイトなミニスカートのみの姿になれば二の腕を始めとして肌色成分が増し。
    「こ、こ、こういう格好は恥ずかしいのだ」
     視線を感じた訳ではないだろうが、梨乃は顔を赤くする。胸元を大きく開けた夏服と言う格好で人の視線を気にすることなくここまでやって来た静夜とは実に対照的である。
    「うーん、本体が味噌カツだったら大喜びだったんだけどなあ……」
     一方、そんな囮の二人を別行動にして残念そうに唸るのは、都市伝説を待ち伏せ中の竹尾・登(ムートアントグンター・d13258)。
    「ふふふへへへ……。エビフライと味噌煮込みうどんが食べ放題ですか……」
     隣で欲望だだ漏れの笑みを零す富山・良太(復興型ご当地ヒーロー・d18057)は、都市伝説が出現すると説明にあった電柱の天辺に視線が固定されており。
    「普段のドリンクバーとブイヨンのみの生活に彩りが出来ますね……」
     おそらく、もう食べる時の事を考えてしまっているのだろう。
    「さてどんな味がするんだろう。いや――」
     同じく食べることを考えたか、口を開いた内生蔵・土門(力うどんと筋肉と・d37396)は頭を振ってむぅんとポージングすると大きすぎる胸を強調する様に抱え込んだ格好のままで、きりりと真剣な表情を作る。
    「初依頼だし筋肉の為にも負けられない」
     胸を抱えた腕の下に覗く腹筋は見事に割れ、肉体を誇ることを虚言でないと証明していたが、どう頑張っても目につくのはおっきな胸。サラシをまいてシャツを羽織っただけの格好では尚更だ。囮の二人と合わせれば男性陣にとって目のやり場に困る光景が容易に製造出来ただろう、だが。
    「はやく現れませんかね……」
     男性陣の片方、良太が見るのはあくまで電柱の天辺。食欲が何にも勝っている様子であり。
    「まだ現れてはいないようですね」
    「そうですね」
     都市伝説の出現予測ポイントを一瞥し、警戒する牧原・みんと(象牙の塔の戒律眼鏡・d31313)が眼鏡の位置を調整しつつ口にした呟きに、倉槌・緋那(大学生ダンピール・dn0005)は相づちを打つ。都市伝説の姿、未だ無く。
    「しかし、囮があの電柱の下に到達すれば、おそらく」
     都市伝説は現れる。故に、警戒は解かれない。
    「エビフリャー」
     そして、梨乃と静夜が真上からの声を知覚した直後のこと。
    「女性に美味しそう……不届きな事をお腹がすいた……する都市伝説を早く食べ……退治してお腹いっぱいに」
     意味不明な供述をしつつ良太はもう飛び出していた。
    「おっと怪しげなエビフライその他の登場ですか」
     声に反応して電柱の天辺を見たみんとは思う。
    「なんか噂に尾ひれはひれ付き過ぎじゃないですかこの都市伝説」
     と。
    「変態エビフライが出たぞ!」
     そう周囲に響く梨乃の警告が見たものの大半を納得させる酷い造形。出鱈目に生えた味噌煮込みうどんの触手はウネウネと蠢きながらダシの効いたスープを滴らせ。
    「エビフリャーッ!」
     子供が落書きで書きそうな黒い棒の手足を折り曲げて身体を傾がせた異形は、そのまま身体を宙に投げ出す。落下地点に居るのは、当然囮の灼滅者二名だ。

    ●情報通り
    「おーっほっほっほ!! 遂に現れましたわね、この柊・静夜が見事にしとめて見せぷっ」
     変態エビフライの落下地点は、高笑いを上げた静夜の上。
    「うっ」
    「芳醇な味噌の香りにサクサクなエビフライ……でもこれは邪魔ですわ」
     一歩間違えば自分が犠牲となっていたのだろう。犠牲になる自分を想像したのか、梨乃が顔をひきつらせる中、展開されるのは冷気の氷柱を棒の手足に突き刺し、エビフライ部分にかぶりつこうとする静夜の格闘シーンであり。
    「いただきます!」
    「エビッ」
     駆けつけてきた登の一言に動きを止めた都市伝説はそのまま触手の一本を箸で摘まれ登へ囓られる。
    「あら?」
    「折角出てきたのですから頂きませんとね。貴方に美味しく頂かれる以外の自由は想定されていませんし」
     静夜を拘束しようと触手を絡みつけてきたのが嘘の様に大人しくなったところへみんとの言葉が追い打ちになったのか。
    「エビー」
     一声鳴いたのを最後に変態エビフライは完全に沈黙する。
    「ほ、本当に大人しくなったな」
    「それは丁度良いですね。さて晩御飯にしましょうか」
     マジマジと梨乃が見つめる都市伝説へ良太は嬉々として近づいて行き。
    「それじゃいただきますわ!」
    「それにしても、シュールな光景だな。ラジオウェーブの趣味か?」
     無抵抗で立ちつくし食べられる変態エビフライと抵抗が無くなったなら後は食べるだけとばかりに手を合わせた静夜を始め、言葉を発することすら勿体ないというのか、無言で都市伝説を食べる良太、と思い思いに都市伝説を食べ始める仲間達が作り出す光景を見て梨乃はポツリと漏らす。
    「確かにシュールな光景ではありますね」
     これに同意したみんとは眼鏡越しに食べられつつある都市伝説を見た。
    「人を捉えて何をしようとしていたんですかこのカラッと揚がったさむしんぐ。僕の顔とかをお食べとかそう言いたいんですか?」
     食べて貰えるとわかると大人しくなる辺り、拘束の動機は自身を食べさせることに在る様にも思われるが。
    「しかし女性縛り……? どう考えても見た目コミカル系なのにあっちに挑戦したいんですか……」
     静夜の零れ出そうな爆乳を汚す味噌煮込みうどんのスープを見てみんとの視線は思わず遠くなる。
    (「盛り過ぎというか……ラジオウェーブ大丈夫なんでしょうか色んな意味で」)
     梨乃の独り言といい、明らかにラジオウェーブが感性を疑われている気もするが、こんなモノを都市伝説化させているのだから是非もない。
    「普通の都市伝説でしたら『大きなエビフライを出す店があって大きなエビフライの話が産まれ、大きいから襲撃してくると言う子供の発想が加わって、襲ってくるなら手足がないとおかしいと手足が生え、襲ってくるなら触手だろうと触手が、最後にエビフライは名古屋名物だから触手も味噌煮込みうどんにするべき』と噂が二転三転した結果こうなったと言うことも考えられますが――」
     経緯ナシで直接変態エビフライなのだ。
    「お前は食べ物だな。ならば、大人しく食べられるのが道理というものだ。さあ、タルタルソースをかけられるといい」
    「エビ」
     既に充分大人しく食べられては居たものの、まだ抵抗があったのか梨乃が取り出したタルタルソースを手に告げれば都市伝説は誰にも食べられず何も欠けられていない部分を梨乃の前に晒す。
    「気を遣ってくれたのは良いが……うん、頑張って食べるぞ」
     ここまでされては、もう食べざるを得ない。
    「これは食べ応えがあるね、プロテインも飲んだからこの量もどんど来いだ」
    「まあそこまでは多くは頂けませんし、地味に。触手をこう……」
     葛藤する梨乃を他所に土門は持参したお餅をうどん触手に乗っけてかじりつき、触手をむしったみんとはそれを直接食べず、焼いてみる。
    「ううむ……焼き味噌うどん……中々?」
    「エビ」
    「夕飯がしゃべるな! うるさい!」
     零れた感想に嬉しそうな声をあげた変態エビフライはそれを文句と勘違いした登に怒られた。

    ●あとは食べきるだけの
    「味噌煮込み力うどん……これはきっと力になるね!」
     お餅トッピングのうどん触手をくわえたまま笑顔で土門は筋肉を誇示する様にポーズをとる。無情なことに相変わらず大きな胸が強調されるだけであったが、それはそれ。
    「おーっほっほっほっほっほ、うどんのつゆが垂れていてよ?」
    「おっと、これはすまない。しかし、むぅん、こう、身体を綺麗にするESPも用意してくるべきだったかもね」
     指摘され、サラシに出来た染みに気づいた土門は別のポーズをとりつつ苦笑する。元々食べ終えた後汚れた所を綺麗にすることは考えていた土門だったが、触手に絡み付かれた人の被害は想定域を超えていたらしい。
    「ふむ、囮が襲われるのは確定だったものな」
     とは、たまたま難を逃れた囮灼滅者の弁。
    「塩分でスープのかかった部分が痒くなったら大変ですし」
    「まぁ、都市伝説だから消滅すれば一緒に消えてしまう可能性もあるけどね」
     戦闘の可能性がほぼ失せたことで、一部無言の灼滅者もいるものの、見た目差益にしなければ、現状は言葉を交わしつつエビフライや味噌煮込みうどんを食べるだけの簡単なお仕事となりつつあり。
    「味噌煮込みうどんとエビフライのハーモニー、けっこうクセになる味ですわ」
     着衣を乱れさせたまま笑顔で都市伝説を堪能する灼滅者が約一名。
    「みんな、どんどん食べてね。オレのおごり……じゃないけど」
    「おっと、すみません」
    「ありがとうございます」
     エビフライを切り分けつつ仲間に振る舞う登へ幾人かが礼の言葉を口にし、かなりのスピードで都市伝説の身体は一同のお腹に消えて行く。
    「身がプリプリなのも、はっ、いいね」
    「いちいちポーズ取ってると食べづらくない?」
    「はっはっはっは、心配無用っ、ボクとしてはむしろこうしないと、むぅん、落ち着かなくてね」
     おそらく習慣とかそう言うことなのだろう、仲間の気遣いに笑顔で答えた土門はポージングを挟んで、フォークに刺したエビフライの欠片を口に運ぶ。
    「美味しくはある、美味しくはあるんだが……こう、何というか」
    「エビー」
    「とりあえず、食べられている側は嬉しそうですね」
     納得いかない誰かの横で満ち足りた表情をする変態エビフライを見て緋那は手にしたフォークに切り分けて貰ったエビフライ片を突き刺した。
    「あとは、これ……かな?」
     順調に都市伝説の身体が減り行く中、切り分ける手を止めた登が視線を落とすのは、変態エビフライの片腕。
    「あ、もちろん残すよ。色々まずいし……」
     言外にこれも食べるのかと問われた気がしたのか、包丁を持たない方の手をハタハタ振った登はまだ残っている都市伝説の可食部分へと目をやり。
    「とりあえず、こっちも切り分けるね」
    「そうですね、この棒手足は食べられるだけ食べきってしまってから考えましょうか」
     まだ食べられる場所が残っていて、まだ食べたいと思う灼滅者がいる。
    「中君、運動会までは、またブイヨンと水の生活だよ。このままここで思う存分食べよう」
     会話の時間すら惜しむ良太は視線でビハインドに語りかけながらも休むことなくエビフライを口に運ぶ。
    「すみませんね、知識の鎧。ここまで大人しくなるのは想定外でした」
     小食の為既に食べ終わって仲間達の様子を眺める側に回っていたみんとはいざというとき都市伝説を押さえ込もうとスタンバっていたビハインドを労い。
    「ふぅ、これで後は尻尾部分だね」
     包丁でカラを割りつつ登は再び切り分け作業を再開する。
    「このサクサクもいいね!」
     と、尻尾も概ね好評だった。この時点で残って食べ続けていたのは、良太と土門、そしてもう一人。
    「おーっほっほっほっほっほ、尻尾もこれ程までに美味しいなんて身体を張った甲斐がありましてよ。それに、わたくしの活躍を知ったなら……だ、駄目ですわ。勘違いなさらないであなたの為に頑張った訳では――」
     自分の世界に突入したらしく、静夜はここには居ない誰のことを想像しつつぷにゅんと大きな胸を変形させる程強く自分の身体をかき抱いてツンデレモードで身を捩る。
    「はっはっはっはっは、むぅん、青春している様だね」
    「エビー」
    「って、もう身体殆ど残ってないのにどこから声出てるのだ、この都市伝説は?! え?」
     土門に相づちを打つ様に鳴いた変態エビフライの声に梨乃が残った都市伝説の手足の方を見れば、そこにあったのは、満足したとばかりに消滅しかけていた黒い棒の手足であり。
    「っ、いけませんわ!」
     我に返った静夜は慌ててそれを吸収する。
    「おーっほっほっほ! 美味しそうな都市伝説をゲットですわ!」
    「手足は残してもOKだったみたいだね」
     被害も防げたしこれで完璧ですわねと勝ち誇る静夜と変態エビフライが完全に吸収されて消える様を見届けた登は、その場で手を合わせる。
    「ごちそうさま!」
     こうして都市伝説は戦闘らしい戦闘を見せることなく姿を消し。

    ●ごちそうさまでした
    「ご馳走様でした。これで運動会まで頑張れます」
     ようやくシャベル余裕が出てきた良太は遅れて登に倣い、都市伝説が消え去った場所に手を合わせた。結果的に誰かのおっきな胸に手を合わせて拝んでいる様な形になったが、それはきっと言わぬが花だろう。登もそうであったことだし。
    「きっと口にしては駄目なのだな」
     だから、梨乃も二人に指摘はせず。
    「いやー、満腹、満腹! これでカロリーは十分だから次は筋トレだね」
     味噌煮込みうどんの汁を拭きつつ土門は言い。
    「当分の間……いや、一生、エビフライと味噌煮込みうどんは食べたくないのだ……」
     ご満悦の土門とは対照的に梨乃は疲れ切った表情で零すと沈みつつある夕日へ目をやる。
    「エビフリャー」
    「……帰ろう」
     そこにサムズアップする変態エビフライの幻覚が見えた気がして頭をふるとポツリと漏らして帰路につく。灼滅者達の活躍によって罪のない一般人が犠牲になる事態は防がれた。ただその代償に一人の少女が重い精神的疲労をぶら下げることとなったのも事実であり。
    「お疲れさまです」
     肩を落として帰路につく梨乃の背に緋那はねぎらいの言葉を書けたのだった。

    作者:聖山葵 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年5月16日
    難度:普通
    参加:6人
    結果:成功!
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