バトル・イン・ザ・ファイアフォール~前編

    作者:東加佳鈴己

    ●血戦のリング
     わぁああああっ……!
     激しい花火の乱打と共に、大勢の観客から歓声が上がった。暗い海面にキラキラと七色の光を振りまきながら、花火は次々に散っていく。最後に煙とばちばちと火薬が弾ける音があたりを包み、名残を惜しむような拍手が起きて、一度静寂に包まれる――はずだった。
     煙る空に、きらりと光る。星ではないそれは、瞬く間に花火会場に落ちてくると、轟音を立てて砂浜へと突き刺さった。黄金の円盤だ。聴衆がざわめく中、円盤は音を立てながらたちどころに古代遺跡のようなリングへと変化していく。
     リングの淵から白煙が上がり、二つの巨体が揺らめく。
     その背の海では、再び花火が上がり始めた。花火の光と爆音を背に、姿を現したのは2人の武人――紅蓮の仮面と、純白のマスクを被ったアンブレイカブル。
     花火の音に合わせるように、武人たちは技を撃ち合い、観客を魅了していく。
    「え、なに、イベント……!?」
    「聞いてねえけど、うわ、すげえ……!」
     観客たちは目的も忘れて、目の前で展開される異次元の戦いにエールを送っていた。
    「白マスクやっちまえ!」
    「赤仮面さまがんばってえ! あっ、危ない!」
     態勢を崩したやや細身の赤仮面に、白マスクの熊のような腕が伸びる。軽々と担ぎあげると、観衆へ有利を誇示するかのように雄叫びをあげた。
     わぁああっ……!
     白マスクが仮面の男を地面に叩きつけると、一際大きな歓声が上がった。仮面の男は天を仰いで倒れたまま動かない。ワン、ツー、スリー! 観客から自然とカウントの声。
     セブン、エイト、キャあああああ……!
     地面に伏していた赤仮面が、瞬く間に体を起こすと、そのまま白マスクの鳩尾へ体当たりを放った。不意を突かれた白マスクの巨体が、轟音を立ててリングに落ちる!
     再び沸き立つ、カウントの声。9、10……ドォン!どぉん!
     祝砲のように、花火大会最後の大玉があがった。割れんばかりの歓声と、音、光。
     赤仮面は唇を歪めると、オーラを纏わせた拳を思い切りマスクの男へと振り下ろした。びくびくと白マスクの体が震え、体が白いオーラに代わっていき……オーラが仮面の男に吸い取られていく。
     対戦相手の力を吸い取りながら、勝者の体はむくむくと、大きくなっていった。

    ●教室にて
    「みんな、暑い中あつまってくれてありがとう!あのね、アンブレイカブルが新しい動きをみせたの」
     真夏の教室に集った灼滅者たちを見渡して、須藤・まりん(高校生エクスブレイン・dn0003)は話を切り出した。
    「人が多く集まる場所に、『黄金の円盤リング』が出現して、そこで2体のアンブレイカブル同士の戦いがはじまるの。周りにいる人たちは、リングの持つ力で戦いに夢中になって魅入ってしまうんだけど……決着がついてからが問題なの」
     一般人の多いところにダークネスが出る、だけで終わるはずがない。灼滅者たちは襟を正して、まりんの次の言葉をまつ。
    「勝ったほうのアンブレイカブルは、負けたほうの力を吸収して巨大化して……それから、吸収した力を定着させるために、周りの一般人たちを皆殺しにするの」
     殺されるとしれば一般人は逃げないのか、と問う灼滅者の一人に、まりんは首を振る。
    「リングの魔力で逃げ出さないみたい。それどころか、アンブレイカブル2人の試合の熱気にあてられたまま、喜んで殺されていく、って」
     予知によれば、一般人はリングの強い魔力の影響下にあり、灼滅者のESPでの無力化も、催涙弾などの物理的な方法も効果が及ばない。つまり。
    「その場に居合わせてしまう人たちを助けるために、アンブレイカブルを倒してきてほしいの」
     もちろんだ、と力強く頷く灼滅者。
     まりんはほっとしたように微笑むと、手元のノートを開いた。

    「今回、黄金のリングが出現する場所は、ここの花火大会の会場だよ。予知によると、観客にアピールするように戦闘したあと、だいたい15分くらいで決着がつくみたい」
     机の上の花火大会のチラシを見せながら、まりんは説明を続ける。
    「でも、決着がついて2体のうちどちらかが倒してしまうと、残ったアンブレイカブルは力を吸収して、その定着を優先しちゃう……一般人を殺すことを優先すると思われるよ。この状態になったら、みんなが攻撃をしかけても見向きもせずに殺戮を続けるから、被害が多く出ると予知されてるの」
     アンブレイカブル同士の戦闘に決着がつく前に、戦闘に介入する必要がありそうだ。
    「戦闘中に乱入した場合、三つ巴にはならず、2体のアンブレイカブルはタッグを組んで攻撃してくるよ。ぎりぎりに乱入したいところだけど、狙いすぎると決着がついて周りに大被害がでちゃうから、それは避けてほしいな。それから……」
     言葉を続けようとして、まりんは言いよどんだ。
     どうしたの、と優しく問う灼滅者に、まりんは言いにくそうに答える。
    「この戦いで、アンブレイカブルを灼滅した人は、リングの魔力でアンブレイカブルの力を吸収して、闇堕ちしてしまうと予知されてるの。その上、闇堕ちした人は撤退せずに、黄金の円盤リングで戦い続けて、最終的に周囲の人たちを殺してしまうことになるの」
     言葉を失う灼滅者たちに、まりんはつづける。
    「アンブレイカブルを灼滅したあと、闇堕ちした人と連戦して、救出する。そこまでが、今回の依頼だよ。受けて、もらえるかな」
     灼滅者たちの反応をうけて、まりんは大きく頷いた。
    「ありがとう!じゃあ、予知でわかっている敵の能力を説明するね」
    「出現するアンブレイカブルは、華やかなバトルコスチュームを着た赤い仮面と、特攻服に白いマスクを被ったアンブレイカブルだね」
     まりんの情報によると。
     赤い仮面は、影喰らい、抗雷撃、スターゲイザー、集気法、閃光百裂拳。
     白いマスクは、鋼鉄拳、地獄投げ、斧のような巨大な腕から繰り出す龍骨斬り、巨体を生かした龍翼飛翔に似たサイキックを使用してくるようだ。
    「タッグを組む時は、赤仮面がクラッシャー、体力の高い白マスクがディフェンダーって感じで役割分担すると思うよ。強敵だけど、みんなの実力なら、2体同時に戦っても勝てないことはない相手のはずだよ!」
     一通りの説明を終えて、まりんはノートをぱたんと閉じると、祈るように胸に手をあてた。それから、灼滅者たちに真直ぐな眼差しを向ける。
    「闇堕ちを誘う黄金の円盤リング……危険な依頼だけど、お願い、誰も欠けずに帰ってきてね」
     灼滅者たちは頷くと、各々戦場へ向かう準備を始めた。
     


    参加者
    武野・織姫(桃色織女星・d02912)
    幸・桃琴(桃色退魔拳士・d09437)
    七六名・鞠音(戦闘妖精・d10504)
    崇田・來鯉(ニシキゴイキッド・d16213)
    久条・統弥(影狐抜刀斎・d20758)
    黒嬢・白雛(ジュリエットに幸せの花束を・d26809)
    アリス・ドール(絶刀・d32721)
    坂崎・ミサ(食事大好きエクソシスト・d37217)

    ■リプレイ

    ●黄金の戦場
    「そこだー!白マスクぶんなげろー!」
     無邪気に声援を送る群衆たちに紛れ、崇田・來鯉(ニシキゴイキッド・d16213)たち灼滅者らは息を潜めてその時を待っていた。
     8分……9分。黄金に輝くリング上では、赤仮面と白マスクの戦闘が繰り広げられている。一見赤仮面が劣勢であるが、リングに近い位置に陣取って観察する灼滅者たちには、それがパフォーマンスであると見て取れた。
    (ただのレスリングなら、どれだけいいか……)
     リング上の戦いと熱狂する観客を見渡し、久条・統弥(影狐抜刀斎・d20758)はそっと溜息をついた。強い敵と戦うのは楽しいが、一般人への被害は許しがたい。その想いは、隣で待つ武野・織姫(桃色織女星・d02912)も同じだ。
     一方、坂崎・ミサ(食事大好きエクソシスト・d37217)やアリス・ドール(絶刀・d32721)、七六名・鞠音(戦闘妖精・d10504)は待機中、リングや周囲をつぶさに観察していた。しかし、肉眼で確かめてもとりたてて異常は見当たらない。闇堕ちを誘発し観客を熱狂させる、という力が異常ではあるのだが、力の源は見て取れるものではなさそうだ。
     9分30秒。幸・桃琴(桃色退魔拳士・d09437)はリング上での熱戦を前に、気分を高揚させていた。拳法家の娘として、リング上での戦いにほんの少し、わくわくした気持ちを抱いてしまう。
    (リングでの戦い、絶対勝つんだからねっ!)

     ――10分。
     再び打ち上げられ始めた花火の轟音を裂いて、黒嬢・白雛(ジュリエットに幸せの花束を・d26809)がクロスグレイブを携えて躍り出た。砲門を全開放し、花火よりも激しい光の乱射で戦場に立つダークネス2体を穿つ!
     続いて鞠音が太刀をリングに叩きつけ、轟音を立てながら躍り出る。
    「遊んでいただきます――」
    「きゃあっ、何!?」
     次々とリング上に上がっていく灼滅者たち。突然の展開に混乱する群衆に、鞠音が声をあげた。
    「オーディエンス、の皆さん。もっと激しい演出が、見たければ。『Go Marine』と叫んで私たちの後ろに来てください」
     鞠音は呼びかけと共に、優勢に見えていた白マスクへとズタズタラッシュを放つ。
     強者を圧倒する乱入者に、群衆の声は騒めきから歓声に代わっていく。
    「乱入挑戦者かよ!」
    「バトロワか!? Go Marine!?」
    「可愛いお嬢さーん! すかっとした戦い期待してるぜー!」
     飛び蹴りと共にリングへ降り立った桃琴の美しい容姿に、賞賛の声が飛ぶ。思わずがんばるよっ、と手を振りながら――覚悟を決めてこの場に来たのだと、気を引き締め直す。わくわくした気分は抜けないが、戦いには真剣だ。
    「武蔵坂の連中か……せっかくの予選中に、無粋なことを」
    「まずはこいつらの排除からだな、なぁ赤いの」
    「貴様と組むのは気に食わないが、仕方がないな」
     8人の乱入者たちを前に、赤と白のアンブレイカブルは対抗するように陣形を組んだ。
    「さあ、タッグマッチといこうじゃないか!」
     白マスクが高らかに宣言すると、一般人が答えるように歓声を上げた。
     歓声を上げる彼らを救うために、闇堕ちの連鎖を切るために――最初の戦いが、はじまりをつげた。

    ●白き鋼龍
    「行くよ、ミッキー!」
     スレイヤーカードを開放し、小さな体に軍艦のような無骨な甲冑を纏わせながら、來鯉がとびかかった。流星のきらめきが夜闇を裂く。重い蹴りをに揺らいだ白マスクを、ミッキーが斬魔刀で斬っていく。
    「なかなかやりますね。ですが」
     赤仮面の体から立ち上ったオーラが白マスクを包みこみ、傷を癒す。
     一方の白マスクは、その巨体を旋回させながら、前衛たちを薙ぎ払うべく突撃してきた。
     桃琴、白雛の小さな体が空を舞う。アリスはふわりと天に舞って躱し、尖烈のドグマスパイクを穿つが、僅かな体捌きで回避される。
     回避先を狙い、織姫はレイザースラストを放った。深紅の『Scarlet†Ribbon』が、敵の体を貫いていく。
     スナイパーである織姫の攻撃は命中しやすいが、サイキックによってはかなり回避されるようだ――統弥はガンナイフの狙いを定め、慎重に援護射撃を行った。軽快にリングを跳ねまわっていた敵が、狙い通り足を鈍らせる。
     ミサは桃琴に癒しの矢を打ち、回復と命中力の向上を同時に施していく。
     後衛のサポートは万全だ。
    「手ごわいチームだが、吹き飛ばせば関係ねえよな!」
     白マスクは豪胆に笑うと、巨腕をアリスに叩きつけた。衝撃にリングに叩きつけられる。追撃を狙う一撃を、アリスはリングの上を転がって逃げ、しなやかな動きで立ち上がる。そのまま立ち上げると見せかけ、低い体制のまま敵の足元を薙ぎ払った。
     僅かに生まれた隙に、鞠音、白雛、來鯉、そして桃琴が攻撃を叩き込んでいく。
     赤仮面も対抗して足止めを狙い、一撃の重いアリスにスターゲイザーで蹴りこむ。すかさず、ミサが癒しの矢を、ミッキーが浄霊眼を使い、アリスのダメージを癒していくが、彼女に溜まったダメージは癒えきらない。しかし、彼女の華麗な動きは鈍らない。
     それに対し。
    「脚色一杯かなっ?」
     集中攻撃に動きが鈍る白マスクに、織姫はリングスラッシャーを打ち込んだ。統弥はクロスグレイブから光の弾丸を放ち、敵を凍り付かせていく。
     黄金の戦場を彩るように、花火大会の大玉の連打が始まった。響き渡る轟音と空からふる光。
    「攻め時、です。鋏のように、右から行きます。アリス」
    「……鞠音……左は任せて……この鋏は……どんなのだって……斬り裂くの……」
     リングに乱反射する光に紛れ、鞠音とアリスが息を合わせて白マスクを襲う。左からのアリスの雲耀剣は辛うじて躱すが、右からの鞠音のチェーンソー剣はよけきれない。
    「まだまだっ……首の一つは取らねえと!」
     白マスクはボロボロの特攻服を脱ぎ捨てると、アリスたち前衛に再び突進して薙ぎ払いを試みる。しかし。
    「動きは読めましたわ!」
     冷静に動きを観察していた白雛が、光の光線で攻撃を封じる。
     ――チャンスだ。
     灼滅者たちは息を飲んだ。次の一撃で、おそらく決まる。

     躊躇なく躍り出ることができたのは、拳法家の本能だったのかもしれない。
     最後の花火の爆音を背に、きらきらと光の尾を引く桃琴の跳び蹴りが、敵の身体をリングに深く沈めた。

    ●赤き迅雷
     倒れ伏した巨大な白マスクの身体から立ち上った闇が、小柄な桃琴を飲み込んでいく。
     仲間たちは声を張り上げ、桃琴に呼びかけた。

     大きな花火の音がする。観客の歓声が聞こえる。変哲のない花火大会の音。
    (だめだよ、悪い子のわたし)
     みんなが自分を呼ぶ声が聞こえる。
     胸の奥底で暴れまわろうとする欲求を、闇に沈みそうな意識を、桃琴は必死でつなぎとめた。
     自分に言い聞かせるように、お腹の底から声を張り上げる。
    「大丈夫……だよう!」
     闇に染まったバトルオーラを纏いながらも、桃琴の表情は天真爛漫なままだ。
     仲間たちはほっと胸を撫でおろし、赤仮面に対峙する。
    「せっかくの力が……まあ、倒して取り戻せばよいだけです」
     花火の終えた夜の海岸。きらめくのは、灼滅者たちとダークネスの剣戟。オーディエンスは本来の目的も忘れ、喝采を送る。
     夜の闇を吸って、赤仮面の影がアリスへ迫る。
    「……あ、嫌……」
     ダークネス2体からの集中攻撃を浴びていたアリスが、ゆっくりと膝をいた。鞠音は素早く近寄ると、アリスを支える。
    「アリスは、わたしが。敵へ、集中してください」
    「まずは一人。さあ、お嬢さん、力を返していただきますよ」
     悠然とバトルコスチュームを翻し、赤仮面は笑う。白マスクに比べ、体力にかなり余裕がありそうだ。
    「すぐにやっつけるからな!」
     桃琴とアリスの二人に視線を送って、來鯉は重力を乗せた蹴りを赤仮面に放つ。
    「わたしたちが必ず助けます!」
     闇に堕ちた仲間も、周囲の人々も。織姫は想いを込めて、レイザースラストを打つ。精度の増した紅いリボンは、素早い赤仮面の急所を的確に捕えた。
     ミサも攻撃に回る。彼女が放つ裁きの光にあわせ、ビハインドのリョウも霊障波を重ねる。回避をしようとした赤仮面の足元を、統弥が援護射撃で制した。
     素早く動き回る赤仮面に、桃琴も蹴りかかる。まずは回避を鈍らせるべく、灼滅者たちは攻撃を重ねていった。

    ●さらなる戦渦へ
     戦列に戻った鞠音を加えた7名の総攻撃に、赤仮面の傷は増え、動きが緩慢になっていった。しかし、攻撃の鋭さは変わらない。闇堕ちし力を増した桃琴に、着実に抗雷撃を命中させる。その勢いで足止めを解除すべく集気法を試みるが、統弥や來鯉たちが重ねた妨害効果は解き切れなかった。
     白雛がスターゲイザーを重ね、來鯉がご当地ダイナミックで赤仮面の強化を解く。
    「こんなところで、対戦者でもない相手に……!」
     赤マスクは煩わしげに影喰らいで反撃するが、リョウのカバーとミサの回復がそれを許さない。
     回避が不安定になってきた赤仮面に、統弥はガンナイフからクロスグレイブに構え直した。
    (俺がとどめを刺せれば……この場にいるみんなよりは戦闘経験が薄い分、抑えやすいだろう)
     タイミングを見計らい、赤仮面に躍りかかる。真正面から攻撃を受け止めた衝撃に、赤い仮面にぴしりとヒビが入った。

     だが、最後の一撃には至らない。
     唇を噛む統弥と入れ違いに、少女の影が舞いこんだ。

     ダークネスは全て灼滅する。断罪に迷いは無用。
     守りをといた白雛、咎人の大鎌『罪救炎鎌ブレイズメシア』を大きく振りかぶった。
    「さぁ、断罪の時間ですの!」
     一際大きな歓声と悲鳴が、あがった。

     ――後編に続く!

    作者:東加佳鈴己 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:幸・桃琴(桃色退魔拳士・d09437) 黒嬢・白雛(天翔黒凰シロビナ・d26809) 
    種類:
    公開:2017年8月11日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
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