
●都内某所
水無月・カティア(仮初のハーフムーン・d30825)が調査した結果、とある住宅街で都市伝説の存在が確認された。
都市伝説は覆面を被って尻を強調させた破廉恥系ヒロインで、両手に持ったナイフを自由自在に操って一般人達に襲い掛かり、自分と同じような恰好をさせているらしい。
そんな状況をこれ以上、拡大させないため、カティアがその場に仲間達を集めた。
都市伝説は相手に覆面を被せ、尻を露出させれば満足してしまうようだが、まわりにいる一般人達は別。
場合によっては、自らの欲望を満たすために襲い掛かって来るかも知れないので注意が必要だろう。
「相手の狙いが分かっているのであれば、大丈夫ですね」
そう言って、カティアが何となくフラグを立てつつ、仲間達に協力を求めるのであった。
| 参加者 | |
|---|---|
![]() 篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970) |
![]() 綾瀬・一美(蒼翼の歌い手・d04463) |
![]() 椎葉・武流(ファイアフォージャー・d08137) |
![]() 黒岩・いちご(ないしょのアーティスト・d10643) |
![]() 卯月・あるな(ファーストフェアリー・d15875) |
![]() 水無月・カティア(仮初のハーフムーン・d30825) |
![]() 神御名・詩音(神降ろしの音色・d32515) |
![]() 音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224) |
●都内某所
「……うっ、何だか他人事とは思えない都市伝説ね。……けど、正義のヒロインとしては負ける訳にはいかないわ(※お尻的にも)」
音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224)は仲間達と共に、都市伝説が確認された住宅街にやってきた。
都市伝説は覆面を被って尻を強調させた破廉恥系ヒロインで、両手に持ったナイフを自由自在に操って一般人達に襲い掛かり、自分と同じような恰好をさせているらしい。
そのため、都市伝説が確認された住宅街では、破廉恥スタイルの一般人達が確認されており、色々な意味で問題になっているようだ。
「今回の都市伝説は『覆面を被って尻を強調させた破廉恥系ヒロイン』か……。なんだろう、このデジャヴ。ともかく、いくら何でも女子(いちご含む)に尻を出させる訳にはいかないからさっさと片付けないとな」
椎葉・武流(ファイアフォージャー・d08137)が違和感を覚え、卯月・あるな(ファーストフェアリー・d15875)に視線を送る。
「この格好は、破廉恥じゃないよー! ボクはちゃんと隠してるもん。ほらー!」
その視線に気づいたあるなが、コスチュームに包まれたお尻を突き出し、ノーマルである事をアピールした。
「……とは言え、また変な都市伝説が現れましたね……。でも、ふと思ったんですが、男の娘が下半身が晒されるのは死活問題なのでは? ……よし、倒しましょう!」
水無月・カティア(仮初のハーフムーン・d30825)が、キッパリと言い放つ。
例え、このまま都市伝説が存在していたとしても、それがイイ方向に進む事はないだろう。
「ええ、間違いなく、乙女の敵です。いますぐ退治しましょう」
神御名・詩音(神降ろしの音色・d32515)も、納得した様子で答えを返す。
そう思ってしまうほど、一般人達の姿は、異常であった。
『頭隠して、尻隠さず』。
それを実践しているのが、この辺りに住む一般人達の現実であった。
「確かに、なんだかとってもいけない感じの都市伝説ですし、こういうのはさっさと退治しちゃいましょうか!」
綾瀬・一美(蒼翼の歌い手・d04463)も青いゴスロリ姿で、自分自身に気合を入れる。
念のため、長いスカートを穿いてきたため、お尻対策もバッチリのようだ。
「またヤな予感しかしませんけど、とにかく都市伝説が現れたらさっさと倒してしまえばいいんです」
黒岩・いちご(ないしょのアーティスト・d10643)も危機感を覚え、仲間達の考えに同意した。
万が一、尻が露出するような事があれば、それこそ一大事。
間違いなく、取り返しがつかない事になるだろう。
「ボクを倒す? 君達が? そんなの無理、無理! やれるモノなら、やってみな!」
その途端、物陰に隠れていた都市伝説が現れ、小馬鹿にした様子で笑い出す。
「そう言えば……知り合いに、ああいう服装の子いるな」
そんな事を考えながら、篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)がサウンドシャッターを使う。
「へぇ……、そうなんだ。だったら、倒さないとね。君達を倒した後で……」
都市伝説が含みのある笑みを浮かべ、拳をギュッと握り締める。
「エジプトのご当地パワーで悪を討つ! メロディウィンディ、華麗に活躍!」
それと対峙するようにして、奈央が褌で締め付けられた美尻を強調しながら、格好良くポーズを決めるのであった。
●住宅街
「……という事は、ひょっとして、みんなでボクに立ち向かうって事? 随分と勇ましいね? それとも、みんなお尻を丸出しにする覚悟があるって事かな?」
それでも、都市伝説は怯む事なく覆面を被っていても分かるほど、邪悪な笑みを浮かべる。
「それじゃまさか、わざわざ生尻を見せるため、ここまで来たって事か? そんな訳がないだろ。もちろん、俺の尻も見せるつもりはないけどな!」
武流がキリリとした表情を浮かべ、殺界形成を使う。
「高速の妖精、ファーストフェアリー! フルスロットルでやっつけるよ!」
すぐさま、あるなが間合いを詰めて、都市伝説に攻撃!
「へぇ、やるねぇ……。でも、ボクにだって、仲間はいるよ♪」
都市伝説が上機嫌な様子で笑い声を響かせ、大袈裟に指をパチンと鳴らす。
それに反応するようにして、全裸で覆面姿の男達が、ワラワラと物陰から姿を現した。
「……はわ? なんだか私ターゲットにされてませんか!?」
その途端、一美が身の危険を感じて、顔を重点的にガード。
だが、抵抗虚しくスカートは破られ、形のいい尻がぷりんと露出した。
「危ない!」
それに気づいたいちごが驚愕しつつ、ビハインドのアリカと共に、一美を迫る一般人達を蹴散らしていく。
しかし、勢い余って、すってんころりん。
思わず一美の尻を掴んでしまい、そのまま脚を広げて、股間をガン見。
「ご、ごめんなさいっ」
それは故意ではなかったものの、いまさら記憶を消す事も出来ない。
「あ……お……はわわ~」
これには一美も悲鳴すら上げる事が出来ず、かなり動揺した様子で頬を染める。
「……って、ちょっと待って! それじゃ、駄目だよ。覆面を被らなきゃ!」
都市伝説が色々と察した様子で、趣味の悪い覆面を見せる。
これを被れば都市伝説的にOKのようだが、何がOKなのか、謎が謎を呼ぶ感じであった。
「それで、まぁ……まぁ、とりあえず考えたわけだよ。最初からそれっぽい格好ならなんともないのではないかと!」
そんな空気を察した凜が軽く目元を隠す申し訳程度のマスクをつけ、コートを脱ぎ捨て、ぐるぐるした目で妄言を吐く。
「ぐへへ……、こいつはタマラねぇな!」
だが、それにいち早く反応したのは、覆面姿の男達。
男達は凜に紙袋を被せると、興奮した様子で飛び掛かった。
「なぁッ!? 雑だとでも言いた……えっ、あ、ちょっと!?」
凜が悲鳴を上げた時には、既に手遅れ。
そのまま四肢を押さえられ、男達の欲望のまま蹂躙されて、白濁まみれ。
「はぁ、はぁ……お尻、最っ高……」
奈央も同じように男達に襲われ、尻を突き出したまま、恍惚とした表情を浮かべていた。
「不埒な方には、お仕置きです」
それを目の当たりにした詩音が、男達にアイアンクローを見舞いつつ、ガッツンガッツンと壁にぶち当てていく。
「……って、詩音さーん!? さすがにそれはやり過ぎでは……」
これにはカティアも、ドン引き。
「あるなちゃんのお尻、おいしそう……」
その間に奈央がトロンとした表情を浮かべ、都市伝説と一緒にあるなを押し倒し、強引に尻を露出させ、覆面を被せてきた。
「奈央ちゃん!? どうして……! で、でも、何だか気持ち良くなってきた……」
あるなも最初は違和感を覚えていたものの、覆面を被せられた時の感覚と、見られることに快感を覚え、破廉恥ヒロインに大変身!
「これであるなちゃんも破廉恥ヒロインの仲間入り。ふふ……お尻の良さをもっともっと教えてあげる」
そう言って奈央が互いの尻を突き合わせ、貪るようにして擦り合わせるのであった。
●都市伝説
「はわわ~。あ、あの服は……服は何処にあるんですかぁ~。服がないと、ここから動く事が出来ないんですが~」
一美が恥ずかしそうに身体を隠しながら、困った様子で悲鳴を上げる。
どうやら、服はすべて男達によって持ち去られてしまったらしく、支配に片隅で靴下の片方をスーハーしている男が見えた。
だからと言って、このまま追いかけたとしても、逃げられてしまう可能性が高く、別に男に襲われる可能性も高いため、結果的にオロオロする事しか出来ないようだ。
「いいじゃん、服なんて、別に! それより、もっと楽しもう!」
都市伝説がケタケタと笑い声を響かせ、今度は詩音に迫っていく。
「そう簡単に……あっ!」
だが、詩音はバランスを崩して、すってんころりん!
そのままカティアを押し倒し、胸の谷間に挟み込んだ。
「詩音さん大丈……はぷっ?! ふっ、うー! むー!」
これにはカティアも驚き、息苦しそうに悲鳴をあげた。
しかも、息をすればするほど、胸のドキドキが止まらなくなっており、詩音の息遣いも次第に荒くなってきた。
「あははッ! ボクの邪魔をするから、そうなるのさ!」
都市伝説が勝ち誇った様子で、えっへんと胸を張る。
「さぁ、今度はあるなちゃんがお尻の良さを教えてあげる番よ?」
その間も奈央は尻をむき出しにしたまま、トロンとした表情を浮かべ、思わせぶりな態度で囁いた。
「武流くんも、ボクのお尻の虜にしてあげる……」
あるなも破廉恥ヒロイン全開で、フラフラと武流を尻をつきつけ、そのまま押し倒すようにして顔の上に載ると、ピチャピチャと音が出るまで擦りつけていく。
「……っていうか自重! しまえ! 隠せ! あと押し付けるな! 乗るな!」
武流が動揺した様子で、あるなにツッコミを入れる。
だが、あるなは欲望を満たす事に夢中で、完全スルー。
武流が窒息死しそうな勢いで、尻を擦りつけていた。
「あははっ! いいよ、いいよ! もっと楽しんじゃって!」
都市伝説も満足した様子で、あるなのまわりを飛び跳ねる。
「だったら、都市伝説も楽しみましょう♪」
次の瞬間、奈央が都市伝説の尻を狙い、殺人注射を打ち込んだ。
「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!」
その一撃を食らった都市伝説が断末魔を響かせ、弾け飛ぶようにして消滅した。
「あ、あの……ほんとすみません……。まさか、とらぶるして一美さんにあんな事をしてしまうなんて……。まあ、私もお尻を見られているので、ある意味おあいこですね……とほほ」
いちごが複雑な気持ちになりながら、ガックリと肩を落とす。
いつの間にか、服がなくなってしまっているため、何処かで着替えを見つけなければ、大変な状況のようである。
「な、何だか違う気も……」
一美が胸元を隠したまま、気まずい様子で汗を流す。
何か違うような気もするが、何も言葉が浮かばない。
「ん、ふぅっ……ぐっ! んううっ! ?ひぃあああぁッ!?」
そんな中、凜が全身白濁液にまみれたまま、覆面姿の男達に担がれ、暗がりに消えていくのであった。
| 作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
![]() 公開:2017年9月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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