バールそのもので殴打する

    作者:飛翔優

    ●彼はバールに魅入られた
     バール。
     両端が二股に分かれており、片側は流麗なカーブを描きながら丁度よい角度に曲がっている、主に梃や釘抜きに使われる金属製の棒で作られた大工道具だ。
     ニュースなどではよく凶器がバールのようなものとして語られるが、それは様々な痕跡から凶器がバールのようなものであることがわかるが決定的な物証がない時などに用いられる言葉であり、実際に形状などが類似しているとは限らない。
     もっとも……そう称されることがあるほどに、人を殺すのに向いた工具ということでもあるのだが。
    「……」
     穏やかな時間が流れていた、お昼過ぎのホームセンター。三十代と思しき男性が、バールを握りしめたままぶつぶつと何かをつぶやいていた。
     全身は震えている。
     瞳は血走っている。
     異様な雰囲気を感じたのだろう店員が歩み寄ろうとした時、男性はバールを掲げながら叫んだ。
    「うははははははは! そうだ、簡単なことだったんだ。これを使えば殺せる、憎いあいつを殺せる。バールのようなものじゃない、バールで、あいつを! 俺よりも先に出世しやがって、俺がちょっと仕事できなくらいで俺をしかりやがって! このバールなら、簡単にあいつを殺せるじゃないか! うははははははは!!」
     笑い声を響かせると共に服が弾け、人ではありえないほどの筋肉に彩られた身体が露わになる。
     頬には炎のようなタトゥーも刻まれていた。
     知らず知らずの内に六六六人衆と化した男性は、バールを握りしめたまま出口へと踵を返していく。
     止めようとする者はいない。
     それはきっと幸いだった。
     止めようとしたならば、人知を超えた力を得た男性に殺されてしまっただろうから……。

    ●教室にて
     足を運んできた灼滅者たちと挨拶を交わした倉科・葉月(大学生エクスブレイン・dn0020)。
     メンバーが揃ったことを確認し、説明を開始した。
    「一般人が闇落ちして六六六人衆になる事件、聞き及んでいる方もいるかと思います」
     この闇堕ち事件は、グラン・ギニョール戦争で撤退した第四位、ジョン・スミスの影響があると思われる。
     闇落ちした六六六人衆は手にした武器を持って、闇堕ち前に憎んでいた人間を殺すための活動を開始する様子。
    「ですので、闇落ちした六六六人衆から狙われた一般人を守り、灼滅してきてほしいんです」
     葉月は地図を広げ、街中の一軒家に丸をつけた。
    「今回、相手取ってもらうのはバールを手に闇落ちした男性。この一軒家は、その男性が殺害すると決めた会社の上司が住んでいる家になります」
     幸い、男性が闇落ちした場所からかなりの距離があり、今から赴いても十分に準備する時間がある。
    「闇落ちした男性がやってくる予測時刻は、夜9時頃ですね。ですので、待ち構えていれば迎え撃てるかと思います」
     そして、闇落ちした男性の特徴についてだが……。
    「ごめんなさい。予知情報というわけではなく、男性が闇落ちする際に衆人環視の下で宣言した内容から類推したものになります。ですので、完璧なものではありません。その前提で聞いて下さい」
     姿は人間ではありえないほどに肥大化した筋肉を持つ、上半身裸の男。頬に炎のようなタトゥーが刻まれており、一本のバールを握りしめている。
     話を聞く限り、自分より先に出世した上司が許せなかったようだ。もっとも、宣言の内容を聞く限りでは闇落ちした男性の方に問題がある可能性が高いのだが。
    「また、闇落ちした男性はバールに並々ならぬこだわりを持っているようで……あるいは、その方向性で挑発すれば、一般人を殺すよりもと戦いに乗ってくれるかもしれません」
     そして戦闘能力についてだが、先程説明した通り具体的なところはわからない。
     ただ、バールを用いた攻撃を仕掛けてくる……二股になっている先端で差してきたり、曲がっている場所で殴ってきたり、あるいは相手に突き刺し骨などを引き抜こうとしてくる……といったものが考えられるだろう。
    「また、仕事はその……あまり優秀ではなかったみたいですが、バールを用いた趣味……言われるDIYと呼ばれるものの腕は確かだったみたいです。ですので、戦いに置いてもバールを上手く操り攻撃を捌きながら、的確な一撃を与えてくる……といった立ち回りをしてくると予測されます」
     以上で説明は終了と、葉月は地図など必要なものを手渡していく。
    「予測できることは多々あれど、確定していることは少ない……そんな状況での戦いになります。ですので、決して油断せずに立ち回ってください。何よりも無事に帰ってきてくださいね? 約束ですよ?」


    参加者
    華宮・紅緋(クリムゾンハートビート・d01389)
    穂照・海(暗黒幻想文学大全・d03981)
    龍統・光明(千変万化の九頭龍神・d07159)
    四刻・悠花(棒術師・d24781)
    陽乃下・鳳花(流れ者・d33801)
    ニアラ・ラヴクラフト(宇宙的恐怖・d35780)
    篠崎・伊織(鬼太鼓・d36261)
    神崎・朱実(秘密の花園・d37377)

    ■リプレイ

    ●殺人鬼を止めるため
     冷たい風が吹き抜けて、人々を暖かな家へと追い立てていく夜のこと。ひと気のない通りにて、四刻・悠花(棒術師・d24781)は呟いた。
    「逆恨みなんでしょうね。でもその思いを利用してダークネスにするなんて……。せめて殺人を犯す前に止めてあげないと」
     これより相対するは、バールを手に六六六人衆に闇落ちしてしまった1人の男性。この通りの先にある一軒家に住む上司を殺すためにやってくるという。
     今はまだ、誰ひとりとして殺めていない。
     今ならまだ、彼が手を汚す前に全てを終わらせることができる。
     様々な感情を胸に、灼滅者たちは戦いに備え行動していた。
     街灯の下、ニアラ・ラヴクラフト(宇宙的恐怖・d35780)は口元に笑みを浮かべたまま空を仰ぐ。
     星を見つめ、ただ紡ぐ。
    「獣の数字は規律を忘れ、殺戮衝動を感染させる。感情とは他者に移る膨張で在り。故に我は恐怖を崇拝する。未知に対する恐怖を傾愛するのだ」
     誰に語りかけるでもなく、ただただ沸騰する虹色の人影を傍らに起きながら。
     強い風の訪れとともに、ブロック塀が破壊されたかのような音が響いた。
     華宮・紅緋(クリムゾンハートビート・d01389)が視線を向ければ、ブロック塀が壊されたと思しき空き家の門の中に、人ではありえないほどに上半身の筋肉が肥大化している男が立っていて……。
    「来ましたね。あの不格好な上半身は、素体の男性の劣等感か何かの裏返しなんでしょうか」
     握りしめられたバールを見つめ、紅緋は身構える。
    「どういっとゆあせるふ! 英語は苦手なんだよねぇ……」
     冗談めかした調子でつぶやく篠崎・伊織(鬼太鼓・d36261)は、右目を隠していた赤鬼の仮面をかぶり刀に手をかけた。
     その剣呑な雰囲気を気取ったか、六六六人衆が訝しげな視線を向けてくる。
     灼滅者たちは己等が彼の障害だと、倒すべき敵だと認識させるため、ジリジリと距離を詰め始め……。

    ●バールを手に、男は
     街灯を頼りに、悠花は駆ける。
    「わたしたちにそのバールの使い方を教えてくれませんか?」
     己等の存在を刻みつけるために間合いの内側へと踏み込んだ。
     勢いのままに跳躍し、広げた防衛領域を振り下ろす。
     肥大化した肉体で受け止めた六六六人衆は、にやりと口の端を持ち上げた。
    「いいぜ、教えてやる」
    「っ!」
     悠花の体が灼滅者たちのいる方へとふっとんだ。
     錐揉み回転しながらも体を捻り、膝を畳んで着地した悠花は右肩を抑えていく。
     小さくないダメージを負っただろう彼女への追撃を許さぬため、穂照・海(暗黒幻想文学大全・d03981)は虚空に逆十字を描き記す。
    「こっちを見ろ、バール男」
     六六六人衆の肉体にうっすらとした逆十字が刻まれていく中、龍統・光明(千変万化の九頭龍神・d07159)が街灯の影から背後へと踏み込んでいた。
    「斬り刻め、九頭龍……龍翔刃」
     纏った2頭の龍を解き放ち、六六六人衆の両足に絡みつかせていく。
     物ともせず1歩、2歩と歩きはじめていく六六六人衆に、陽乃下・鳳花(流れ者・d33801)が軽い調子で語りかけていく。
    「いやさー、バールのような物はよく聞くけど、ホントにバールで人に襲いかかるの、初めて見た。けどさ、鋸とか金槌とかに比べるとちょっと地味だよね、バール。メインになれない感じ」
    「っ!」
     六六六人衆の顔が真っ赤に染まる。
     血走る瞳は鳳花のもの。
    「なんていうか、凶器に使われるイメージが大きくて悪いイメージが付いちゃってるよねー」
     なおも挑発を続けながら、鳳花は腰を落として身構える。
     次の刹那には距離を詰められた。
     バールを思いっきり振り下ろしてきた。
     クロスした腕で受け、表情は崩さず衝撃を左側へと流していく。
     その際に受けただろうダメージを癒すため、ウイングキャットの猫が鳳花の治療を開始した。
     鳳花自身も治療を受けるために下がる中、ニアラが六六六人衆の正面へと歩み寄る。
     血走る瞳を受け止めながら、ただ淡々と告げていく。
    「何だ。貴様の武装は冒涜的な塊か。既知にも程度が在る。陳腐な王道にも程度が要る。糞餓鬼の癇癪を治めるには数の暴力が最適。ああ。失礼。貴様は数にも含まれず、自身の殺意に漲るのみ。故。我は貴様を哄笑する」
     反応は待たず、影を放つ。
     刃と化した影は六六六人衆の背後に回り込み、背中を斜めに切り裂いた。
     その斬撃がニアラのものである事を感じたか、六六六人衆が血走る瞳を向けてくる。
     ニアラは冷たく見つめていく。
     薄い笑みを浮かべ嘲るような雰囲気さえ漂わせていた。
     六六六人衆が抱いたのは怒りか、それとも別の感情か。
    「……てめぇも、殺す」
     震える腕でバールを振りかざし――。
    「あなたの相手は私が務めますよ」
     ――間に割り込んだ悠花が、棒を横に構えて受け止めた。
     甲高い音色が響く中、悠花は棒を回転させ六六六人衆を跳ね除けつつ、緋色のオーラを走らせ突き上げる。
     緋色のオーラが導いてくれる力だけでは癒やしきれぬだろうと、神崎・朱実(秘密の花園・d37377)が光輪による治療を開始した。
    「支えます。誰ひとりとして倒れることのないように」
    「ボクたちも防ぐよ。だから無理はしないでね」
     鳳花も猫と共に悠花の前に立ち、追撃は許さぬと構えていく。
     再び六六六人衆の顔が憤怒に染まる。
     その瞳に鳳花以外が映ることはない。
     ……さあ、彼女たちが六六六人衆を抑えてくれている内に、着実に攻撃を積み重ねていこう。

     防衛領域で、棒で腕でバールの一撃を受け止めど、その一撃は軽くない。時には衝撃こそが本命とばかりに、鳳花たちの体をきしませていく。
     今もそう。鳳花が、振り下ろされて来た先端を縛霊手の詰めで弾き返した。
    「っ!」
     表情が僅かに歪む中、猫が翼をはためかせる。
     朱実また光輪を差し向け痛みを和らげた。
    「大丈夫です。今はまだ、僕たちだけで……」
     これ以上の治療は必要ないと制止をかけながら、攻撃役との打ち合いを始めた六六六人衆へと視線を移していく。
     受け止めてなお貫く衝撃を本体にするなどの巧みさ同様に、灼滅者たちの攻撃に対するバール捌きも目を見張る物がある。肥大化した体に幾つかの傷跡は刻んでいるものの、そのどれもが有効打になっている気配がうかがえないほどに。
     動きもまた鋭敏なまま、呪縛も重ねているはずなのに。
     だから……。
    「そんなに好きなのに、どうしてそんな扱いをするんですか!」
     朱実もまた言葉を投げかける。
     少しでも六六六人衆の注意を引けるように。
    「テクニックだけじゃ駄目なんですよ!」
     精神をかき乱す。
     興味を誘う。
    「もっと、本当に好きになってあげてください!」
     ただ、想いのままに言葉を紡いだ。
     六六六人衆は動きを止め、緩慢な動きで朱実へと向き直ってくる。
     その唇は、笑みを表していた。
    「は、好きだからよ、好きだからこそこいつをよぉ!?」
     輝く瞳が驚愕に見開かれる。
     伊織の拳が鳩尾にめり込んだから。
    「……」
     体をくの字に折っていくさまを見つめながら、伊織は腕を引き後方へと退いた。
     後を追わせぬよう、紅緋が正面へと回り込み拳を連打する。
    「大工道具はきちんと正しく使いましょう。あなたが持っているそれは、人殺しの道具なんかじゃありません。――そんなことも忘れてしまいましたか」
     六六六人衆の体を捉えるたびに言葉を紡いだ。
     残っているかもしれない人の心に語りかけた。
     ゆらり、ゆらりと体を揺さぶりながら、六六六人衆はバールを固く握りしめていく。
    「知らねぇ、知らねぇ知らねぇ。俺はこいつで殺す、あいつを、お前らを、そして――」
    「そんなことが可能とは思えないが」
     半ばにて、海の腕の形をした影が六六六人衆の手首を掴む。
     睨まれても変わらぬ表情で、腕に力を込めていく。
    「僕が目障りか……ならその道具で僕を破壊してみるがいい」
    「言われなく、ても……!」
     六六六人衆は腕に力を込めるも、影はまとわりついたまま離れない。
     さらには他の灼滅者たちが攻撃を仕掛け、海を気にしている場合ではない状況を作り出していく。
     半ばにやぶれかぶれと言った様子でバールが振るわれても、即座に朱実が光輪を投げ渡した。
    「大丈夫、この調子なら……」
    「……」
     海もまた影の腕に炎を走らせながら、頭の中で呪縛を刻んでいく算段を立てていく。
     拘束が長く続くとは限らないのだから。
     重ねていけば、長く続けさせる事もできるのだから。

     伊織の刃が六六六人衆の胸板を斜めに切り裂いた。
    「……」
     赤き血潮が散りゆく中、伊織はその狭間をかいくぐり後方へと戻っていく。
     即座に悠花が進路を塞ぎ、棒片手に六六六人衆を見つめていく。
     ならばとばかりに、六六六人衆はバールを――。
    「そこです!」
     ――振り下ろされんとした時、腕を強かに打ち据え誰もいない左側へと力を流した。
     勢い余った六六六人衆はよろめき、うつぶせになる形で倒れ込む。
     即座に朱実が踏み込んだ。
     今こそ好機と示すため。
    「畳みかけましょう」
     縛霊手を握り込み、腕の力で立ち上がろうとしていた六六六人衆の後頭部をぶん殴る。
     再び土をかみ始める六六六人衆の正面には、海の影の腕が炎を纏い佇んでいた。
    「罪人よ、地獄を見せよう」
     顔を上げた六六六人衆の顔面に炎の腕を叩きつける。
     人のものとは思えぬ悲鳴が上がった。
     左半分が焼け、六六六人衆は転げ始めていく。
     その体を捉え包むは、沸騰する虹色の影。
     ニアラが導くがまま、六六六人衆に悪夢を見せる虹色の影。
     影の向こう側を探りながら、伊織は刀を振り下ろす。
     半ばにて刃が止まったのは、きっと六六六人衆を捉えたから。
     偽りの肉体に消せない傷跡を刻んだから。
     悲鳴を上げながら、六六六人衆はもがくように虹色の影から脱出。
     何かを求めさまよう左手が触れたのは……。
    「おじさん、無益な八つ当たりはやめて、真っ当な人間に戻る気はありませんか? 今ならまだ間に合います! ご家族いるんでしょう?」
     肥大化した右腕を握る、紅緋の誘い。
     返事はバールを握り、強張る腕。
     ため息と共に、紅緋は六六六人衆を殴り飛ばす。
     二度、三度とバウンドしながら転がってきた六六六人衆を見下ろしながら、光明は腰を落とし……。
    「蹴り落す、九頭龍……龍隕閃」
     サマーソルトで遥かな空へと蹴り上げた。
     追いかける形で自分も飛び、落下してきた六六六人衆に斜め胴回し足刀蹴り。
     ブロック塀へと叩きつけられていくさまを見つめながら、光明は淡々と告げていく。
    「それに対して拘りが有った様だが……所詮其の程度だったか……」
     反論したげに歯ぎしりしながら、なおも六六六人衆は立ち上がらんとする気配を見せる。
     変わらぬ佇まいで、光明は六六六人衆を見つめていた。
     紅緋もまた拳を握り、仕掛ける機会を伺っていた。
     しかし……半ばにて六六六人衆はバールを手放す。
     空気の抜けたような音を漏らすとともに倒れ伏し、少しずつ姿を薄れさせ……。
     紅緋は力を抜いた。
     光明も得物を収めていく。
     ただ1人、ニアラだけが六六六人衆いた場所へと歩み寄り、告げた。
    「生じた結果は死の自得。隣人を愛するが如く。貴様自身を殺せ」
     ただ、その言葉だけを世界に残し……闇に紛れるようにして、彼は何処かへと立ち去っていった……。

    ●残されたのは
     風が訪れ、熱を帯びていた戦場が冷やされる。
     1人、また1人と緊張を解いていくのを感じながら、光明は仲間たちへと向き直った。
    「皆、お疲れ様」
     労うと共に背を向け、帰路を辿り始めていく。
     見送った後、朱実は六六六人衆が手にしていたバールを拾い上げた。
    「道具には、道具の役割っていうものがありますよね」
     瞳を伏せながら道の脇へと移動し、供えていく。
     六六六人衆となってしまった男性の逝く先が、幸いなものであるように。
     各々が様々な思いを胸に時を過ごす中、鳳花はふとした調子でつぶやいた。
    「それにしても、ジョン・スミス……ありきたりな名前だったよね。偽名っぽいよね……偽名な気がするなー。とはいえ、足取りはつかめないんだけど」
     今はまだ、後手の対応をしていくしかない。
     そうすることでいずれ、核心にたどり着けると信じて……!

    作者:飛翔優 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年10月29日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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