●都内某所
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)が調査した結果、とある公園で都市伝説の存在が確認された。
都市伝説は触手を生やした朝顔で、甘い匂いを漂わせて獲物を誘い、蔓の如く触手を伸ばして、あんな事やこんな事をしてくるようだ。
そんな状況をこれ以上、拡大させないため、フィヒティミトがその場に仲間達を集めた。
都市伝説は催淫効果のある甘い匂いを漂わせ、相手の理性を奪って、卑猥な形をした触手でイケナイ事をしてくるようだ。
「まあ、何も心配がないと思うけど……」
そう言って、フィヒティミトが何となくフラグを立てつつ、仲間達に協力を求めるのであった。
参加者 | |
---|---|
ミルドレッド・ウェルズ(吸血殲姫・d01019) |
香祭・悠花(ファルセット・d01386) |
日野森・翠(緩瀬の守り巫女・d03366) |
曹・華琳(武蔵坂の永遠の十七歳・d03934) |
パニーニャ・バルテッサ(せめて心に花の輪を・d11070) |
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950) |
メラニィ・メランコリィ(クリーミィドリーミィ・d19890) |
御田岩・りんご(陽光纏いし無垢なる想い・d38312) |
●都内某所
「もうすっかり冬ですのに朝顔さんですか~。随分と、お寝坊さんな都市伝説ですねぇ~」
メラニィ・メランコリィ(クリーミィドリーミィ・d19890)はほんわかとした雰囲気を漂わせ、都市伝説が確認された公園にやっていた。
都市伝説は触手を生やした朝顔で、甘い匂いを漂わせて獲物を誘い、蔓の如く触手を伸ばして、あんな事やこんな事をしてくるようだ。
そのため、公園には物好き以外は誰も立ち寄る事がなくなっているらしい。
「まあ、相手は朝顔……。どう考えても、楽勝だろう」
曹・華琳(武蔵坂の永遠の十七歳・d03934)が必要最低限の装備で、公園に足を踏み入れた。
「キィシャアアアアアアアアアアアアアア!」
次の瞬間、地面の中からムクムクと朝顔の姿をした都市伝説が現れ、灼滅者達を威嚇するようにして唸り声を響かせた。
「これ……、絶対ボクらの知ってる朝顔じゃない」
それを目の当たりにしたミルドレッド・ウェルズ(吸血殲姫・d01019)が、思わずツッコミを入れる。
都市伝説の見た目自体は朝顔っぽいのだが、卑猥な形をした蔓状の触手がウネウネしているせいで、まったく別物のようにも見えた。
「……ってか、明らかに触手がヤバいよね!?」
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)も、気まずい様子で汗を流す。
しかも、触手の先端からびゅびゅっと先走りの汁が飛んでおり、何処からどう見てもヤバそうである。
「と、とにかく、ミリーさんだけは、絶対に護るなの、です」
日野森・翠(緩瀬の守り巫女・d03366)が自らの使命を果たすため、ミルドレッドを守る様にして陣取った。
そう言いつつも、ミルドレッドとイチャらぶする事しか考えていなかったりするのだが、それはそれ。これはこれである。
「コセイ、大切な話があり……っていきなり伏せして寝たー?! コセーイ! 起きてー!!」
そんな中、香祭・悠花(ファルセット・d01386)が色々な意味で身の危険を感じ、霊犬のコセイを揺さぶり起こそうとした。
しかし、コセイは死んだように眠っており、どんなに揺さぶっても起きようとしない。
「朝顔だけなら季節外れだけど綺麗なのに……触手って時点で台無しよ、もぅ! ――今度こそ、えっちな目に遭う前にやっつけなきゃ……! 絶対に……絶対に……どんな事があっても、確実にやっつけないと……!」
パニーニャ・バルテッサ(せめて心に花の輪を・d11070)が、自分自身に気合を入れる。
この時点で嫌な予感しかしないものの、だからと言って逃げ出す訳にもいかないので、やるしかない。
そうしている間も、都市伝説も品定めをするようにして、触手をユラユラと揺らしていた。
「ええ、昔から腹を割って語り合えば、何事も上手く行くと言いますし、ここは脱ぐべきですね……」
そう言って御田岩・りんご(陽光纏いし無垢なる想い・d38312)が、おもむろに服を脱ぐのであった。
●公園内
「……って! ちょっと待て! ……そこっ! 御田岩りんごぉ!? 何でいきなり脱ぎだすの!? 状況的に考えて、そんなの自殺行為でしょ? しかも、そんなに……でっかいの揺らして……。ひょっとして、ボクに喧嘩売ってる? ぎるてぃもぐべし慈悲はない!」
その途端、ミルドレッドが凄まじい敗北感に包まれ、りんごの胸を鷲掴みすると、もみもみグニグニたぷたぷ揉み始めた。
「うふふ、初対面でこんな情熱的なスキンシップをしていだけるとは……。グラッツェ、グラッツェで~す♪」
それでも、りんごはまったく気にせず、くすぐったそうにしながら、たゆんたゆんと胸を揺らし、ミルドレッドの顔を谷間で挟む。
そのドサクサに紛れて、都市伝説の触手が絡みついてきたものの、まったく嫌がる事無く受け入れた。
「ちょ……、ちょっとタンマ! ストップ! どうして、そこでイチャつくの!? こうしている間も都市伝説が……。まさか、都市伝説から漂うニオイのせいで……!」
パニーニャが二人にツッコミを入れつつ、息を止めて都市伝説に迫っていく。
しかし、都市伝説が蔓状の触手を振り回してきたため、槍で応戦するのが、やっとのようだ。
「ぎるてぃをもぎにいくのは、ミリーさんのデフォと解っていても、他の子に気をとられちゃうのは、むぅ、なのです」
翠もミルドレッドを睨みつつ、何やらジェラジェラ。
「でも……確かに、イイ匂いがしてますね~。甘くって、頭の中がふわふわしてきて……あぁ、なんだか体が熱くてウズウズしちゃいますぅ~……♪ 宜しければ、体の触りっこしませんか~?」
メラニィが都市伝説の殻だから漂う匂いを嗅ぎ、物欲しそうに自分自身を慰め始めながら、傍にいたりんごに身体を擦りつけていく。
りんごもまんざらではない様子で、互いに胸を押し付け、欲望の赴くままに愛し合う。
「ねぇ、これってえっちじゃないかな? ねぇ、見て。誰か……見て。見てくれないのなら、見せてあげる。ん? あれ? この胸……たゆんたゆん。やわらかーい、大好き!」
華琳もトロンとした表情を浮かべ、スカートをたくし上げた後、下に穿いている競泳水着を仲間達に見せながら、りんごに後ろから抱き着き、幸せそうに胸を揉む。
「えぇ? りんごの胸やわらかいですかぁ?お好きですかぁ? うふふ、りんごの胸も華琳さんとご挨拶したがっていますよぉ♪」
りんごも胸の先端同士を擦り合わせ、涎が垂れる程激しいキスをする。
「メラニィとミトと悠花とパニーニャもぎるてぃだから、ついでにまとめてっ!」
ミルドレッドも興奮した様子で、仲間達に飛び掛かっていく。
「……って、きゃひぃぃんっ!? ちょ、ミリーさんいきなりぃぃ!? ぎ、ぎるてぃって今そんなコト言ってる場合じゃ、ふぁ、んぁぁぁぁ♪ もっとっ、もっと強くしてぇぇぇ♪」
フィヒティミトが驚いた拍子に、辺りに漂うニオイを吸い込み、発情した様子でゴロニャンと声を上げる。
「ふぁぁ、だ、だめ、こんなコトしてる場合じゃ……って、悠花さぁぁぁんっ!? や、ちょ、ま、待って、そこ触られたら、きゃひぃぃぃぃんっ♪」
フィヒティミトが何とか我に返ろうとしたものの、悠花に敏感な部分を攻められ、絶頂状態。
「コセイが起きてくれないから……全身、粘液まみれになって……その……湧き上がってくる感情を……お、抑える事が……! ふっふふ、ここですか? ここが気持ちいいんですか?」
悠花も何とか理性を保とうとしているものの、欲望の方が圧倒的に勝っているため、仲間達に手を出しまくっていた。
「……ふぁぁぁ、もう、もうダメっ、我慢できない……っ♪ もっと、もっとしちゃうんだからっ、悠花さぁぁぁんっ♪」
フィヒティミトもお返しとばかりに、悠花を押し倒してアレやコレや、し始めた。
「……って、みんな! ……っぷあ!? ふぁ、ぁっ……ひゃぅ! うう、胸が熱い、服がこすれるだけで変になりそう……ッ! だけど……此処で倒さなきゃ、もっと被害が……んっ……! 翠、おねが、ぃ、とめさせ、てぇっ……!」
パニーニャが吸盤のような触手で胸をきゅぽきゅぽと吸われつつ、祈るような表情を浮かべて翠に助けを求める。
「……って、こんなことしてる場合じゃなかった!?」
ミルドレッドがただならぬ気配を感じ取り、慌てた様子で後ろを向く。
「ミリー……さん……」
そこには翠が立っており、イイ笑顔を浮かべて、ミルドレッドにプレッシャーを掛けていた。
「ご、ごめん、翠っ。わかった、わかったからっ、落ち着いてっ……はうんっ……にゃあああっ!?」
ミルドレッドが愛想笑いを浮かべながら、ジリジリと後ろに下がっていく。
「キィシャアアアアアアアアアアア!」
次の瞬間、都市伝説が唸り声を響かせ、ミルドレッドと翠が抱き合うような形で、蔓状の触手をネットリと絡ませていく。
そのため、翠は都市伝説の期待に応えるように、ミルドレッドとケモノのように愛し合うのであった。
●都市伝説
「と、とりあえず、ミトさんも、メラニィさんも、す、すとっぷ! すとーっぷ! いや、二人がかりで来いとか、そう言う意味じゃなくて……! あっ、ぁ、ぁ、らめぇぇぇぇ!?」
悠花が危機感を覚え、ふたりを落ち着かせようとしたものの、逆に興奮させてしまい、ばたんきゅー。
都市伝説の触手も、欲望の赴くまま、感情の赴くままに、大暴走!
「これ以上……ヤラれ、ちゃったら……っ、恥ずかしすぎて、嫌、なのよっ……ばらっばらの、細切れになって、土に帰れ、エロ朝顔~っ!」
それと同時に、パニーニャがレイザースラストで剪定するように、都市伝説の身体を切り刻む。
「グジャアアアアアアアアアアア!」
完全に油断していた都市伝説は、攻撃を防ぐ事すら出来ず、ズンバラリンと切られて、跡形も残さず消滅した。
「うっ……、何だか凄い事に……」
その途端、華琳が疲れた様子でぺたんと座り込む。
催淫効果のあるニオイのせいで、股間の辺りが言葉に表せないほど大変な事になっているため、少し布が擦れただけでも、恥ずかしい水溜まりが出来そうな勢いである。
「んー、なんだか物足りないですね~。せっかくですから、どこかで続きしませんか~?」
メラニィが股間をぐしゅ濡れにしながら、潤んだ瞳で仲間達を誘う。
都市伝説の刺激だけでは、いまひとつ達する事が出来なかったのか、どうやら欲しがり屋さん状態になっているようだ。
「これから、触りっこですか? それなら、喜んで……。その、りんご……さっきから何故だか、お股の辺りがジンジンしちゃって……」
りんごも敏感な部分をモジモジさせ、恥ずかしそうに小さくコクンと頷いた。
「翠のが一番好きだから、ね……?」
そんな中、ミルドレッドが翠に、ごめんねのキスをした。
「今日はもう、他の子のところには行かせないのですよ-!」
そう言って翠もミルドレッドを、思いっきりぎゅーっと抱き締めるのであった。
作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2017年11月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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