巨大スサノオ体内戦~悪魔は密やかに嗤う

    作者:陵かなめ

    ●巨大スサノオ体内戦
    「魔法弾を打ち込みます。下がってください」
     そう言って、ソロモンの悪魔が巨大スサノオに攻撃を仕掛けた。
    「しかし、ゴイスです。攻撃で穴を掘りながら進むなんて」
    「ゴイス! ゴイス」
     ソロモンの悪魔を取り囲んでいたペナント怪人たちが拍手をする。
    「さあ、穴が開きました。次に進みましょう」
     拍手を受けながら、ソロモンの悪魔が歩き出す。
     外側から、スサノオの悲しげな慟哭が聞こえていた。
    「最小限のダメージで中枢を破壊して、スサノオ大神の力を手に入れるには、体内で戦うしかないですしね。進みますよ。全てはグローバルジャスティス様の為に、です」
     ソロモンの悪魔が言うと、ペナント怪人たちがいっそう沸き立った。
     一団は、次々と攻撃を繰り出しながら巨大スサノオの体内を進んでいく。
    (「単純なやつらです。さて、この力を手に入れることができたならばソロモンの悪魔の再興も夢ではない」)
     野望を胸に秘め、ソロモンの悪魔は密やかに嗤った。

    ●依頼
    「群馬密林での戦いでナミダ姫を灼滅したよね。実はそのことで、群馬密林でスサノオ大神の力が暴走してしまっているようなんだ」
     千歳緑・太郎(高校生エクスブレイン・dn0146)がそのように言うと、灼滅者たちが表情を硬くした。
    「この暴走した力から、群馬密林に15体の巨大スサノオが出現してしまったんだよ」
     太郎の説明では、巨大スサノオは全長100m近い巨体であること。悲しそうに慟哭するだけで、その場から移動する事も攻撃する事もないと言うことだ。
     このまま放置していても、数か月後には力を失って消滅すると思われるけれど、と太郎は言い、厳しい表情で後を続ける。
    「問題は、このスサノオの力を奪うために、ダークネス達が動き出しているんだよ」
     ダークネス達は、巨大スサノオの体内に侵入し、その中枢を破壊して力を奪おうとしているようだ。
    「そこで、みんなには、ダークネスが侵入した経路から巨大スサノオ内部への侵入をお願いするよ。そして、侵入したダークネスを撃破したあと、その中枢を破壊して、巨大スサノオの力を他のダークネスが使用できないようにして欲しいんだ」
     侵入したダークネスとは? 灼滅者たちが説明を促す。
    「うん。この班に相手をしてもらうのは、ソロモンの悪魔とその護衛のペナント怪人だよ」
     太郎は続けて敵の情報を提示する。
     ソロモンの悪魔は、スサノオの体内で攻撃を繰り返し、道を開きながら進んでいる。護衛には5体のペナント怪人が付いている。
     ソロモンの悪魔は魔法使い相当の力を使い、ペナント怪人はご当地怪人相当の力を使うと言う。
    「敵の後を追うのは難しくないよ。切り開いた道を辿っていけばいいんだ。けど、当然敵には気づかれるから、奇襲はできないと思う」
     正面から戦うことになるだろう。
     太郎の言葉に、灼滅者たちは表情を引き締める。
    「説明は以上だよ。スサノオの力を奪おうとするダークネスを倒して、スサノオの力を地に返してあげてね」
     その言葉とともに、説明は終わった。


    参加者
    古海・真琴(占術魔少女・d00740)
    アリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)
    鴻上・巧(夢と欲望の守護者・d02823)
    泉・星流(魔術師に星界の狂気を贈ろう・d03734)
    ルフィア・エリアル(廻り廻る・d23671)
    セレス・ホークウィンド(白楽天・d25000)
    九形・皆無(黒炎夜叉・d25213)
    シエナ・デヴィアトレ(治療魔で被虐嗜好な大食い娘・d33905)

    ■リプレイ

    ●敵の元へ
     シエナ・デヴィアトレ(治療魔で被虐嗜好な大食い娘・d33905)は、この状況に複雑な表情を浮かべた。
    「足止め作戦の筈でしたのに何でナミダ姫さんが灼滅されてますの……?」
     ライドキャリバーのヴァグノジャルムを傍らに置き、目の前のスサノオを見上げる。
    「まったく……情報が流れるのまではともかく、対応が早すぎないか?」
     泉・星流(魔術師に星界の狂気を贈ろう・d03734)も、そう言って巨大なスサノオをじっと眺めた。
     先の一件の関係勢力はともかくとして、恐らくは状況を見守っていた勢力まで素早く対応してきているのではないだろうか、と感じた。
     悲しげなスサノオの慟哭が聞こえる。
     灼滅者たちは、すでにできている穴を使いスサノオの体内に入った。
     穴は遠くまで続いているようだ。周辺の状況を確認して、鴻上・巧(夢と欲望の守護者・d02823)が皆に声をかけた。
    「すでに敵はスサノオの内部に入り込んでいます。迅速に追いましょう」
     仲間たちは頷き合い、穴に沿うように進み始める。
     スサノオの体内は力の塊という印象だ。内臓などはなく、攻撃して穴を空ければ奥へと進んでいける。今は、先に入ったダークネスの攻撃によりすでに穴ができているので、そこを進むだけでよかった。
     敵の後を追うのは難しくないと九形・皆無(黒炎夜叉・d25213)は思う。
     もっとも、敵に気づかれることは間違いないので、正面からの戦いになるだろうけれど。
    「流石にこのスサノオの膨大な力を奪われるのは困りますからね。見逃す訳にはいきませんよ」
     皆無が言い、古海・真琴(占術魔少女・d00740)がこくりと頷いた。
    「魔法使いの私にとって、宿敵のハズのソロモンの悪魔……。スサノオの力を悪用されたら、たまったものじゃありません!」
     ここは、きっちりと退治しないといけないと思うのだ。
     ルフィア・エリアル(廻り廻る・d23671)は周辺を見回しながら呟いた。
    「スサノオの力……か。ナミダ姫の死後、何を思う?」
     そして、首を小さく振る。
    「……まあ何でもいいさ。要らぬものと私は切り捨てた、それだけだ」
     仲間たちと肩を並べて進みながら、アリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)はいつでも攻撃を繰り出せるよう武器を手に取った。
     いつ敵に追いついてもおかしくない頃合だ。
     しかし、である。
    「正直、ご当地怪人ってただのお笑い枠だと思ってたんだけど、ここまで生き残ってる以上、認識を改めないといけないわね」
     アリスが言うと、セレス・ホークウィンド(白楽天・d25000)が同意を示した。
    「抜け目がないな怪人達も。六六六人衆も引き込んでいるしスサノオの力まで手に入れるとなると非常に厄介な未来しか見えない」
    「そうね。ソロモンの悪魔も取り込んで、戦力は充実」
     アリスはセレスに答えるように言って足を止める。
     この先から声が聞こえた。
     仲間たちも一斉に武器を構える。
    「ともあれ、何とか阻止しないとな」
     セレスの言葉に異を唱えるものはいない。
     灼滅者たちは、互いに状況を確認し、敵の元へ飛び出ていった。

    ●守り守られ
    「ずいぶん進んできましたね。中枢ももはや我らのもの。グローバルジャスティス様の為に、頑張りましょう、ゴイスな悪魔さん!!」
     スサノオの体内を進んでいるペナント怪人が嬉しそうにソロモンの悪魔を見た。
    「ははは。勿論ですよ皆さん。けれど、その前に、しなければならないことが増えたようです」
     ソロモンの悪魔は嗤い振り返る。
     同時に、灼滅者たちがその場に飛び込んだ。
    「何だ貴様たちは!!」
    「まさか、俺たちの邪魔を?!」
     遅れて騒ぎ出したペナント怪人を前に、真琴とアリスが恐るべき死の魔法、フリージングデスを放った。
    「ご退場願いますよ、魔法使いの名において!」
     真琴はチラリとソロモンの悪魔を見る。
     この魔法は、自分がソロモンの悪魔の宿敵たる魔法使いだという意思表示もかねていた。
    「怪人の相手はしたくないんだけど、仕方ないか」
     白く凍える魔法を放つアリスも、決して容赦はしなかった。
     二人の魔法が怪人たちを凍りつかせる。
     怪人たちは互いを庇い合いながら攻撃に耐えているようだった。
     敵の陣形を見ながら皆無が冷たい炎で追い討ちをかける。
    「やはり、後衛の悪魔を怪人たちが盾になりながら守っているようですね」
     怪人たちに守られながら、悪魔は口元に笑いを浮かべ杖を構えていた。
     それは、見知った悪魔ではないようだ。皆無はほんの少しだけ、密かに安堵した。
     星流もクロスグレイブの全砲門を怪人たちに向ける。
    「まずは取り巻きの一掃だね」
     聖碑文の詠唱と共に光線を乱射し、怪人たちを薙ぎ払った。
    「くそ、守れッ! 守れー!!」
     怪人たちはペナント部分をはためかせながら互いに互いの盾となり守りを固めている。
     傷を負ったようだが、まだまだ元気に叫んでいた。
     その後ろで悪魔が嗤い杖を振るった。
    「そうですよ、皆さんの働きに期待しています」
     高速詠唱をもって繰り出される、鋭い魔法の矢が飛ぶ。
     矢は真っ直ぐ真琴に向かった。
     身構える真琴の前に、巧が身体を滑り込ませる。
    「僕の後ろに下がってください」
     仲間が受けるはずだった傷を肩代わりし、巧はそのままガトリングガンを悪魔へ向けた。
    「おやおや、無理をしないほうがいい。痛かったでしょう? そのまま泣き帰ってもいいのですよ?」
     嗤う悪魔の言葉を流し、ガトリングガンを連射する。
    「戦う盾というモノがある。守り、そして撃つ。簡単な話でしょ」
     巧の放った弾丸が見る間に敵を蜂の巣にした。
     続けてヴァグノジャルムが機銃掃射で追い討ちをかける。
     その間に、シエナが巧の元へと走った。
    「すぐに回復しますの」
     そう言って、帯で覆い守る力を上げながら傷も癒していく。
     仲間の動きを見ながら、ルフィアは初手悪魔を狙っていた。
    「ソロモンの悪魔か……。ご当地に良いように使われるとはな」
    「そうですねえ。良い様に使われているだけですねえ」
     くすくすくすと含みを持たせるように嗤う悪魔。
     ルフィアは構わずクロスグレイブから光の砲弾を放った。
    「だが、この力悪用させる訳にはいかん」
     十字架先端の銃口から放たれる光の砲弾が悪魔の身体を貫く。
     それに合わせるように別の方向から帯が伸びてきた。
    「同感だ。阻止させてもらう」
     セレスのダイダロスベルトだった。
     帯が正確に敵を貫いたと思った瞬間、一体のペナント怪人がその傷を肩代わりする。
    「大丈夫か、ソロモンの。君は俺が守るぞ!!」
    「ありがとうございます。グローバルジャスティス様の為に共に頑張りましょう」
     酷くわざとらしい台詞を吐きながら、悪魔は一歩後ろへ下がった。

    ●怪人たち
     悪魔を狙おうにも、怪人たちが必死に庇うので、攻撃が通り辛い。
     ルフィアも狙いを盾役の怪人に切り替え、灼滅者たちは猛攻を仕掛けていた。
     真琴は断罪輪を手に、九字を唱えた。
    「まずは配下をどうにかしましょう」
     ウイングキャットのペンタクルスには、今は攻撃を指示し追撃させる。
     怪人たちの身体が順に破裂していく様を確認しながら、仲間に攻撃の道筋を譲った。
     アリスは弱り始めた怪人を見極め魔法の矢を解き放つ。
    「そうね、ほら、貴方崩させてもらうわ」
     高純度に詠唱圧縮された矢は、弱った怪人の体をはっきりと貫いた。
    「ぐ、ぁ……」
     短い言葉を残し怪人が一体消えていく。
     ルフィアは動揺する怪人たちの動きを見て取り、走った。
    「よし、一気に崩すチャンスだ」
     手にしたクロスグレイブを振り上げ、盾役の怪人を殴りつける。
     そのまま振り下ろし、突き上げ確実に相手の体力をそぎ落としていった。
     盾役の怪人がよろよろと覚束ない足取りで逃げる。
     しかし、逃げることをセレスは許さなかった。
    「確実に仕留める」
     冷気のつららを槍から撃ち出し、息の根を止める。
    「くっ、おのれ許さんッ」
     怪人仲間をやられ、残りの怪人たちが険しい目で灼滅者たちを睨み付けた。
     シエナはそんな怪人たちを見て言葉を飲み込む。
     ――生きていれば次の機会がある。
     ――このまま撤退するならば、灼滅せず無事に返す事を誓います。
     と、もはや口に出すことはできなかった。
     戦い続ける意思は固く、まとわり付く氷も意に介さず、彼らは向かってくるのだから。
     シエナは撤退の意思の無い怪人たちを複雑な表情で見ながら、仲間の回復に努めている。
     残った怪人たちが一斉に一人の仲間に向けて仕掛けてきた。
     それを見た皆無がWOKシールドを手に走る。
    「おっと、私はこちらです。余所見は禁物ですよ」
     攻撃を主にしている怪人を力任せに殴りつけた。
     怪人がギラリと鋭い目を皆無に向ける。
     敵は目標をばらけさせ武器を振り回した。
     最大限シエナの意を汲もうと思っていた巧は首を横に振る。
    「退かないなら、倒すしかありませんね。互いに譲れないのであるならば……」
     怪人たちを仲間に任せ、ガトリングガンから大量の弾丸を連射した。
     爆炎の魔力を込めた大量の弾丸がソロモンの悪魔の身体を貫いていく。
     星流もソロモンの悪魔の目の前に立った。
    「スサノオの力を手に入れてグローバルジャスティスの復活でも企んでいるのか? ……それとも、ご当地怪人の勢力強化の為にソロモンの大悪魔の召喚か?」
     『ソロモンの悪魔に反意の可能性』とも『ソロモンの大悪魔と一緒にご当地怪人の配下に大人しく収まる……という嫌味』とも取れるような言葉を、ソロモンの悪魔は嗤って聞き流す。
    「何を言うかと思えば。いいえいいえ、この行動はただただグローバルジャスティス様の為にと言う信念の元にですが」
     小首を傾げるさまが、非常にうそ臭い。
     星流はマジックミサイルを放ち、悪魔を狙った。
     その間に怪人が割り込み悪魔を庇う。
     だがそれも最後になるだろう。怪人たちはもはや虫の息。灼滅者たちは敵を押し込み、あと一歩のところまで追い詰めていた。

    ●大きな力の流れ
     最後の怪人を倒したとき、やはり灼滅者たちも無傷ではなかった。
    「ですが、まだいけるはずですの。回復します」
     シエナは仲間の回復に奔走していた。
     巧も回復に時間を割いている。
    「静かなる風よ」
     癒しの風を招き、前衛の仲間の傷を回復させた。
     体力が減っているのは敵も同じ。それならば、数と力押しで灼滅者が有利に思える。
    「ふ、あれだけの怪人を倒したのですから、この私くらい見逃せませんかね?」
     だが、悪魔は軽口を叩きながら氷の魔法を発動させた。
     攻撃が来ることを考え、灼滅者たちが身構える。
     とっさに星流は魔法の矢を練り上げ、敵に放った。
    「ここで攻撃を通させない」
     魔法の矢が命中し、悪魔の体勢が崩れる。
     構わずソロモンの悪魔は杖を振るった。
     その時、大きな力の流れが起こる。
    「おや?」
     ソロモンの悪魔が驚きの声を上げた。
     異変には、セレスたちも気づいた。
    「まさか、これが」
     セレスが急ぎ仲間たちに警戒を呼びかける。
     真琴とペンタクルスも声を上げた。
    「力の流れを感じます、気をつけてください」
     敵の放った氷の魔法が、狂ったように周辺を凍りつかせる。今まで受けた悪魔の攻撃とは思えない強烈な魔法だった。
    「おお、これこそがスサノオの力! この力があれば!」
     今まで冷静だったソロモンの悪魔が、高揚を隠しきれない様子で叫び声を上げる。
     灼滅者たちは互いに庇い合い、癒しの手がある者は傷を癒し対処に追われた。
     仲間が立て直しを図る間にルフィアが敵の前に立つ。
    「全く倒れた後も厄介なことをしてくれる」
    「おや、無理をしないほうが良いのでは? ほら、貴方も仲間の傷を心配されては?」
     ルフィアは悪魔の言葉を受け流し、黙示録砲を放った。
    「とはいえ、我々の行ったことも原因の一端ではある……か。後始末くらいはきっちり付けるさ」
     光の砲弾が敵の身体を貫く。悪魔がよろけるのが見えた。
     皆無は近くの仲間を回復しながら敵の様子を確認する。
    「スサノオの力を借りて強い攻撃を行ったとしても、一度きりではどうなるものでもありませんね」
     清めの風が前衛の仲間に行き渡った。
     塞がれた傷を庇いながらアリスが立ち上がる。
    「さて、忠誠心を魔術師ソロモンからグローバルジャスティスに乗り換えたお尻の軽い悪魔には、それなりの対応をしなくちゃね」
    「ふ、何を――」
    「もう、あなたたちが大手を振って歩ける時代は終わったの。魔術師ソロモンともども、過去の遺物に落ちぶれなさい」
     アリスのマジックミサイルが真っ直ぐに敵へ飛んだ。
     敵を倒すならこの時だと、動ける仲間たちも一斉に攻撃を仕掛ける。
     次々に攻撃が命中し、ついにソロモンの悪魔が倒れた。

     灼滅者たちは敵の消滅を確認した後、中枢を発見した。
     その力を回収しようと試みた者もいたが、結局それはできなかった。また、急ぎ周辺を調べようとしたが、特に調査すべきものは無かった。
     力は大地に還してやるほうが良いと思う巧や星流も、黙って仲間たちの意思を尊重し見守っている。
    「回収は不可能ですのね」
     最後に、シエナが残念そうに首を振った。
    「スサノオはどこから来たのでしょう。なぜニホンオオカミに?」
     人間は魂からダークネスは排除出来るか。闇堕ち可能か否かの敷居は何処に有るのか。
     皆無の問いかけに中枢が答えることは無かった。
    「さ、中枢を破壊して、他のダークネスに奪われないようにしておきましょ」
     アリスの言葉に促されるように、中枢を破壊する。
    「ナミダ、この力大地に還しお前への手向けとしよう」
     ルフィアが、小さく「さらばだ」と口にした。

    作者:陵かなめ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2017年12月27日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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