●都内某所
音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224)が調査した結果、とある繁華街で都市伝説の存在が確認された。
都市伝説は武装した兵士のような姿をしており、ガスマスクを被った姿で一般人達の前に現れ、催淫ガスでみんなをエッチな気持ちにさせてしまうようである。
そのため、一般人達は意識を失うまで、イケナイ行為に励んでしまうようである。
そんな状況をこれ以上、拡大させないため、奈央がその場に仲間達を集めた。
都市伝説は獲物を見つけると、問答無用で催涙ガスを撒き散らしてくるため、何らかの対策を取っておくべきだろう。
ただし、既に催淫状態に陥っている一般人がいるため、そういった対策をしていると逆に狙われる可能性もあるので注意が必要である。
「何だか嫌な予感しかしないけど……」
そう言って、奈央が何となくフラグを立てつつ、仲間達に協力を求めるのであった。
参加者 | |
---|---|
篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970) |
九条・泰河(祭祀の炎華・d03676) |
栗原・嘉哉(陽炎に幻獣は還る・d08263) |
高野・妃那(兎の小夜曲・d09435) |
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950) |
井之原・雄一(怪物喰いの怪物・d23659) |
音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224) |
シャッテン・フェアリーレン(はんぶんこ・d37428) |
●都内某所
「今度はガス、ですか……。吸い込むと、薬みたいな効果が出てしまうものなのでしょうか?」
シャッテン・フェアリーレン(はんぶんこ・d37428)は水に濡らしたハンカチで口元を覆いながら、都市伝説が確認された繁華街に向かっていた。
都市伝説は武装した兵士のような姿をしており、ガスマスクを被った姿で一般人達の前に現れ、催淫ガスでみんなをエッチな気持ちにさせてしまうようである。
そのため、一般人達はガスマスクを装着しており、辺りは異様な空気に包まれていた。
「見た目だけなら普通の都市伝説の範疇に収まるのだが……。マッドガッサー、だっけ」
篁・凜(紅き煉獄の刃・d00970)が、アメリカのバージニア州に現れた怪人を思い出す。
その怪人と今回の都市伝説が関係あるかどうかは謎だが、何らかの影響を受けている可能性も高かった。
「ガスマスクの兵隊さんとかカッコいけど、これって唯の三流エロコメディだよね!?」
九条・泰河(祭祀の炎華・d03676)が、思わずツッコミを入れる。
いまのところ、被害はそれほど深刻ではないものの、都市伝説の存在を信じない一般人が被害を受けているらしい。
「でも、この都市伝説ってガス撒くだけで、直接ヤってこないんですか? もしそうなら、な、なんという生殺し!」
高野・妃那(兎の小夜曲・d09435)が、ハッとした表情を浮かべる。
どうやら都市伝説は苦しみ悶える一般人を眺めるのが好きらしく、自分がそれに加わる事は現時点でないようだ。
「なんつーか、すごいよな都市伝説。いっそ、そういうのを指定したら、すぐ出現するようになったら、色々と便利そうな、そうでないような……」
栗原・嘉哉(陽炎に幻獣は還る・d08263)が、複雑な気持ちになった。
これは喜ぶべきか、それとも悲しむべきなのか、色々な意味で難しいところである。
「ここまで来ると、願望生成器じゃないのっていうぐらい、おかしな都市伝説多いよな? 命に別状ないんなら、むしろ楽しめる人ならほっといてもいんじゃない?」
井之原・雄一(怪物喰いの怪物・d23659)も、自分なりの考えを述べた。
もちろん、そんな事をすれば、いずれ大惨事になるのだが、それでも灼滅する事が必ずしも正しいとは思えなくなってきたらしい。
「……とは言え、今回の敵は何か強そうなカッコね。正統派バトルの予感! しかも今回のメンバーは何かガチバトル系の構成(男女比的に)! 来たわね……正義のヒロインとしての活躍の時が! エジプトのご当地パワーで悪を討つ!メロディウィンディ、華麗に活躍!」
そんな中、音鳴・奈央(クレピトゥスの巫女・d34224)が確信にも近いものを感じ、格好良くポーズを決める。
その上、今回は……フラグが立った音が聞こえない。
これはもしや、もしやの予感である。
「それじゃ、都市伝説をやっつけるよ」
そう言ってフィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)が、元気良く繁華街に足を踏み入れた。
●繁華街
「まあ、ガスさえ吸わなきゃ、変な事に……って、しまっ……!」
繁華街に足を踏み入れた途端、嘉哉がハッとした表情を浮かべ、ゲホゲホと激しく咳き込んだ。
目の前にピンク色のガスが広がった事には気づいたものの、自分の口を塞ぐよりも早く身体に纏わりついてきたため、思いっきり吸い込んでしまったようである。
「まさか、こんなにも早く……! せめてマスクでもあれば……!」
雄一も思いっきりガスを吸い込んでしまい、身体の芯がじんわりと熱くなってきた。
その気持ちに逆らおうとしたものの、身体が敏感に反応しているため、何処かで発散しなければイケナイ状態のようだ。
「井之原先輩……いいっすか…? オレ我慢がきかなくて……。大丈夫、優しくするんで……」
嘉哉も催淫状態に陥り、興奮した様子で雄一に迫っていく。
「お、俺も我慢が出来そうにない……優しくしなくていい……むしろ激しくしていい……」
雄一もウットリした様子で、嘉哉と熱い口づけをかわす。
「それなら、遠慮なく……」
すぐさま、嘉哉が雄一の腰を掴み、ケモノの如く貪り始めた。
「……うわっ! やっぱり、市販のマスクじゃ意味がありませんね。まあ、予想はしていましたけど……と言うか、というか、現在進行形でガス吸っちゃってますし……。流石催淫ガス、身体が熱くなって頭の中がエッチなことで一杯になってきましたね、ハアハア」
妃那も興奮した様子で、市販のマスクを外して、催淫ガスを吸い込んだ。
そうする事で、余計な考えが頭の中から出ていき、イケナイ事しか考えられなくなった。
「あぁん、イイ匂ぉい……もっと、もっとエッチなガスちょうだぁい……」
奈央も催淫状態に陥ってトロンとした表情を浮かべ、ガスの匂いが濃い方向に向かって、フラフラと歩いていく。
それが間違った選択肢である事は理解しているものの、頭より身体の方が反応してしまっているせいで、冷静な判断力を失っていた。
「こ、このままだと……あくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうん!?」
凜もサウンドシャッターを使った後、催淫ガスの影響で一瞬にして数度の絶頂を味わい、色々なモノを滴らせながら、その場にぺたんと座り込む。
その表紙に、恥ずかしい水溜まりが広がっていき、それがぬちゃぬちゃといやらしく音を立てた。
「胸も……お尻も気持ち良くて……何も……考えられないッ!」
フィヒティミトも胸いっぱいに催淫ガスを吸い込み、恍惚とした表情を浮かべて、自分自身を慰め始めた。
「だ、誰かぁ……」
シャッテンも自ら服を脱ぎ捨て、全身を撫でるようにクネらせ、潤んだ瞳で小刻みに身体を震わせた。
「何だか苦しそうにしているな。大丈夫か?」
それに気づいたオトコ達が下半身を丸出しにしたまま、シャッテンの身体を擦っていく。
それだけでシャッテンは敏感に反応してしまい、無意識のうちにオトコ達を誘っていた。
オトコ達もそれが分かっていたため、槍のように尖ったソレを、擦りつけるようにして押し付けてきた。
「これは仕方のない事なんだよ。だって、みんなガスを吸ったせいなんだから……!」
泰河も催淫状態に陥った女性達に囲まれ、胸に谷間に顔を埋めて、幸せそうな表情を浮かべていた。
「た、確かに、これはガスを吸ったせいっすものね。だから誰が悪いという訳では……とは言え、オレだけ気持ちよくなってもアレっすね……先輩も気持ちよくするっすよ。ほら、先輩……オレに思いっきり……」
嘉哉も妙に納得した様子でラブフェロモンを使い、雄一だけでなくオトコ達のソレも受け入れた。
「嘉哉……おま、すご……が、我慢ができない……! 嘉哉、悪い……! く、ふぅ……」
雄一も嘉哉のナカにどっぷりと濃厚なミルクを注ぎ込み、賢者の如く晴れ晴れとした表情を浮かべた。
その表情だけでオトコ達も達してしまい、嘉哉達の身体に濃厚なミルクのシャワーを浴びせていく。
「もう駄目ッ! 限界なんだよッ!」
泰河も代わる代わる女性達に飛び掛かり、どっぷりと濃厚なミルクを注ぎ込み、幸せそうな表情を浮かべていた。
それでも、女性達は泰河に群がり、搾り取る勢いでソレを口に含む。
「みんなでもっともっとエッチになっちゃいましょ……?」
奈央も催淫状態に陥った女性達を集め、オトコ達に見せつけるようにして、激しく求めて愛し合った。
「こ、こんなはずじゃ……。でもっ!」
フィヒティミトも、ほとんど紐のようなマイクロビキニを切らせレ、甘えるような声を出しながら、オトコ達のモノを代わる代わる口に咥え、そこに放たれたミルクを舌で舐め上げ飲み込んだ。
「あぁん、身体熱いのぉ……此処も、こんなに濡れちゃって、見て、物欲しげにお口ひくひくしてるでしょ。お願い、此処に頂戴?」
凜も脚を大きく広げ、くぱぁと開いてオトコ達を誘う。
それに応えるようにして、オトコ達が磨き込まれた槍状のモノをズラリと並べていく。
「あっ、あっ、あんっ、いい、いいですぅ! 気持ちいいのぉ! 奥まで突いてぇ! エロエロなウサギさんを一杯食べてぇ!」
妃那もオトコ達のモノを咥え込み、壊れそうな勢いで腰を振る。
「……ふぅ……っ ぅ、ああっ……! ひぁ……ッ!! も、もっと、強くぅ……!!」
凜もオトコ達に荒々しく襲われ、恍惚とした表情を浮かべて、その場に崩れ落ちた。
「何回でも、何十回でも……わたしを汚してください……っ」
そう言ってシャッテンがオトコ達のミルクを浴び、愛おしそうにゴクンと喉を鳴らすのであった。
●都市伝説
「ククククク……、どうやら俺が姿を現すまでもなかったようだなァ!」
そんな中、都市伝説が姿を現し、満足した様子で笑い声を響かせた。
「はあはあ……そんな事はありません。もっと……もっと気持ち良くさせてください……」
シャッテンが自分の胸を揉みながら、都市伝説に身体を擦り寄せ、ガスマスクを外そうとした。
「うわあああ!? や、やめろ!」
それに驚いた都市伝説が間の抜けた声を上げ、フラフラと後ずさる。
「あなたも、ね……?」
奈央も都市伝説にしなだれ、思わせぶりな態度で、ガスマスクに指を這わす。
「い、いや、俺はいい! 遠慮しておく! まだまだやるべき事があるからなッ!」
だが、都市伝説は怯えた様子で奈央から離れ、その場から逃げ出そうとした。
「もっと、もっとガス出してぇ。催淫ガスでもっと気持ちよくなりたいのぉ!」
その行く手を阻むようにして、妃那が都市伝説に迫っていく。
「んおおおおおおおおおおお、こ、これがハーレム展開と言う奴か!?」
都市伝説も信じられない様子で大声を上げる。
しかし、どうしていいのか分からず、あたふた状態。
眺める事で興奮するタイプなので、半ばパニックに陥っているようだ。
「……なーんて展開になると思ったら大間違い!」
すぐさま、奈央が間合いを詰め、都市伝説に殺人注射を放つ。
「そ、そんな馬鹿なッ! ぐわあああああああああああああ!」
その一撃を食らった都市伝説が断末魔を響かせ、煙の如くボンと消滅した。
「これがエジプトヒロインの本当の実力よ!」
それに満足したのか、奈央が妙にツヤツヤとした顔で叫ぶ。
「んぅ……らめぇえええええ……」
凜もオトコ達との戦いを終え、全身ドロドロになりながら、マゾヒスティックな表情を浮かべた。
だが、オトコ達の欲望はそれで尽きてはおらず、後ろの穴に突っ込まれたまま、まわりに見せつけるようにして勢いよく持ち上げられた。
「あ、あの……実は、あたしも……」
そんな凜を羨ましそうに眺めながら、フィヒティミトも身体を火照らせ、内股をモゾモゾとさせた。
「だったら、来いよ! 俺達は誰でも大歓迎だぜ! 今日はみんなでパーティだ!」
その気持ちに応えるようにして、オトコ達が無駄に爽やかな表情を浮かべた。
「はぁ……、俺好きな人がいるのに……こんなになるなんて……どんな顔して家に帰ればいいんだよぉ……」
それとは対照的に雄一が自己嫌悪に陥った様子で、何処か遠くを見つめていた。
催淫ガスの影響があったとはいえ、嘉哉のナカに溢れるほど注ぎ、それと同じくらい注ぎ返されてしまったせいか、何やらモヤモヤとしているようだ。
「なんつーか、その、あれ……連戦する? ホテル、とか」
嘉哉も色々と察した様子で、雄一をホテルに誘う。
それが正解なのか、不正解なのか分からないが、催淫状態に陥っている事は間違いない。
「人がえっちな欲望を持つ限り……きっとこういう都市伝説は生まれ続けるんだよ。きっとそれは人の願いなのだから……。だから僕も願いを持って楽しんでいくんだよ――」
そう言って泰河がトロンとした表情を浮かべた女性達を連れ、その場を後にするのであった。
作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2018年1月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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