猫の宴会。戌年、犬派はお断り。

    作者:芦原クロ

     紅月・瑠希(赤い月の使者・d08133)が猫が良く集まる、古びた神社を調査した結果、都市伝説の存在を確認した。
     灼滅者と共に、夜の神社へ向かうと、そこかしこに野良猫が居座っている。
    『アンタ戌年にゃ? 戌年がなんでここに来てるにゃ?』
     声が聞こえて来た方向を見れば、13本の長い尻尾を持った2メートルぐらいの巨大な猫が、一般人を尻尾で捕まえていた。
    「ひ、ひいい! 化け猫っ! 殺されるっ!」
    『化け猫!? ……こ、これだから戌年は大嫌いにゃ。おまえら、軽くこらしめてやるにゃ』
     一般人を捕えていた1本の尻尾が、野良猫の群れの上へと伸びてゆく。
     野良猫たちはシャアシャアと威嚇し、一般人がそこに落ちれば引っ掻かれたり噛まれたりするのが手に取るように分かる。
     素早く動き、瑠希は落ちる前に一般人を救出。
    「猫の動物霊の都市伝説は、あの猫さんだね!」
     瑠希は一般人を逃がし、巨大な猫を指して灼滅者たちに伝えた。

    『……なんで逃がしたにゃ?』
    「引っ掻かれるのは痛そうだからね!」
     猫は13本の長い尻尾で、地面をバシバシと叩く。
    『こっちは化け猫呼ばわりされたにゃ、ハートが痛いにゃ。折角の宴会なのに、気分害したにゃ』
     姿のわりに、かなり繊細のようだ。
    「宴会? それって私達も参加可能?」
    『戌年と犬派はお断りにゃ。猫派は大歓迎にゃ。飲食物は各自持参するにゃ。ただし酒や煙草のたぐいは禁止にゃ。猫の良さを語ったり、楽しい話をしたり、自由にくつろいで良いにゃ』
     説明しながら、猫はお菓子の袋を開け、鋭い牙を見せながらバリバリとむさぼる。
     外見は恐ろしい化け猫そのものだが、お菓子を灼滅者たちに分けてくれるあたり、内面は友好的といっても良いのかも知れない。
     戌年と犬派以外には、だろうが。
    「楽しい宴会にすれば猫さんも満足して成仏出来るよね。……たぶん」


    参加者
    新城・七葉(蒼弦の巫舞・d01835)
    志賀野・友衛(大学生人狼・d03990)
    紅月・瑠希(赤い月の使者・d08133)
    シャロン・ルナージュ(孤高の文学少女・d17850)
    メロディ・フォルティシモ(太陽のバイオリニスト・d28472)
    シャオ・フィルナート(ご注文はおとこのこですか・d36107)

    ■リプレイ


    (「猫は人気のある動物なのに、どうして十二支の中に猫がいないのかやっぱり不思議だよね。まぁ、それを理由に人に危害を加えるのは放ってはおけないけど」)
     紅月・瑠希(赤い月の使者・d08133)が思案しながら、巨大猫を一瞥する。
    (「化け猫の都市伝説かー。猫って長寿になれば、霊力を得るとか聞いたことがあるけど、まさか、それが実現するとはね」)
     巨大猫を見上げながら、メロディ・フォルティシモ(太陽のバイオリニスト・d28472)が考える。
    「ん、私はネコ派だけどお邪魔しても良い?」
    「犬派か猫派かと聞かれたら、私は間違いなく猫派だ」
     新城・七葉(蒼弦の巫舞・d01835)の言葉に続き、志賀野・友衛(大学生人狼・d03990)も猫派を主張する。
    『猫派なら大歓迎にゃ』
     巨大猫はどすんっと大きな音を立てて、地面に座り込む。
    (「猫には何の罪もないと思うのよね。十二支の伝説では、ネズミに騙されて十二支を決める競走に参加出来なかったから、と聞いたけど」)
     シャロン・ルナージュ(孤高の文学少女・d17850)は、知識を頭の中で並べている。
    「……猫さん……どういうお菓子でも、食べれるのかな……? 手作りクッキー……持って来たから……猫さん用には、一応、薄味版……」
    『ここに居る猫は特別にゃ。みんな食べられるにゃ』
     シャオ・フィルナート(ご注文はおとこのこですか・d36107)の問いに巨大猫が答え、人語を話せない猫たちはニャアニャアと鳴き声で返していた。
    「折角だから、私も貴方と一緒に宴会を楽しみたいな」
    『戌年と犬派以外なら、大歓迎にゃ。一緒に宴会するにゃ』
     瑠希の言葉を聞いた巨大猫は、宴会の参加を承諾した。


    「せっかくの機会だし、今日は楽しい宴会にしたいな」
     普段は真面目な友衛だが、大好きな猫を前にして表情が緩んでいる。
    「宴会は思いっきり楽しまないとね。色々とスナック菓子とかお茶とか、ジュースとか用意しておいたわ」
    「私も思いっきり宴会を楽しむよ」
     シャロンの言葉に、瑠希が頷き返す。
    「熱いのは苦手だよね?」
     仲間たちで食べる為の、鍋の準備を始めた七葉に、興味津々な様子で猫たちが寄って来る。
     七葉が猫用の減塩チーズや煮干しをあげると、猫たちは大喜びで飛びつき、お礼を言うように鳴く。
     愛らしい猫たちの顎の下を七葉が撫でれば、猫はゴロゴロと気持ち良さそうに喉を鳴らしている。
     更に、七葉は大きめの鶏肉ささみを、巨大猫にもあげた。
    「こんなにいっぱい猫が……可愛いなぁ。見ているだけでも幸せだけど、撫でたりできたらもっと嬉しいな」
    『おまえら、美味しい物貰ったお礼に、サービスするにゃ』
     友衛の呟きを拾い、巨大猫が猫たちに命じると、猫たちは友衛の元へダッシュ。
     猫たちは友衛の足に体を擦りつけたり、ゴロゴロと喉を鳴らしたり、無防備に腹を見せるポーズをとったりと、愛らしい姿ばかり見せてくれる。
    「ほら、おいで。おやつもあるぞ」
     ここが天国かと、友衛は幸せたっぷりのふにゃりとした表情のまま、猫用のおもちゃで一緒に遊んだり、猫用のエサをあげたりしている。
     人狼の友衛は、耳と尻尾は出さないようにしていたが、猫と遊んでいて気が緩んだのか、耳と尻尾が出てしまう。
    『い、犬が居るにゃ!』
     一瞬の出来事に驚き、巨大猫も他の猫たちも警戒心を抱き、友衛からじりじりと離れて距離をとる。
     我に返った友衛は、狼の耳と尻尾が出ていることに、やや遅れて気づく。
    「いや、これはだな……」
    『犬にゃ!? アンタ犬派にゃ!?』
     どう説明しようかと、あたふたする友衛に、巨大猫の尻尾が1本、まるで人差し指のように突きつけられる。
    「い、犬じゃない、狼だっ。……だ、駄目か?」
     慌てて首を横に振り、否定する友衛。
     猫たちは巨大猫の判断をあおごうと、巨大猫を見上げて待機している。
    『狼? 狼なら……ギリギリセーフにゃ。犬の先祖とかにゃんとからしいけど、先祖なだけで、犬じゃないから良いにゃ』
     巨大猫の結論に、友衛はほっと胸をなでおろす。
    『誤解して悪かったにゃ。お菓子あげるから許してにゃ』
     アフターケアもおこたらない、巨大猫。
    「それにしても、ずいぶん人間味がある都市伝説だな。私達用のお菓子やジュースも用意はしておいたが、都市伝説にはこっちの方が好まれるんだろうか」
     今度は友衛が、巨大猫に興味を示す。
     都市伝説と呼ばれても自分のことだとは分かっておらず、巨大猫は友衛の視線を受け止めて不思議がる。
    『こっちのお菓子も美味しいにゃ。アンタにも分けるにゃ。アンタの持ってるお菓子も欲しいにゃ』
     仲間たち用のお菓子も、普通に欲しがる巨大猫。
    「お菓子とか、魚料理とか色々あるから自由に食べてね。皆にも、色んなジュースとかを買っておいたから、お好きなものを選んで飲んでね」
     メロディは仲間たちと、猫たち両方に向けて声を掛ける。
    「はい、皆、飲み物は持ったかな?」
    「飲み物……自分用にいちごみるくと、あとは……皆で分ける用の、お茶とジュース……」
     瑠希が仲間を見回し、シャオも仲間に飲み物を配り終え、イチゴミルクを片手に持つ。
    「とりあえず、私はオレンジジュースで乾杯するわね。今日は良い一日にしましょう」
     ジュースを選んでから、シャロンが猫や仲間たちに語り掛ける。
    「さぁ、皆。乾杯だよー♪ 今日は思い出に残る一日にしようね」
    「かんぱーい!」
     メロディの言葉に瑠希が続き、皆一様に飲み物を掲げ、掛け声を唱えてから飲み物を口にする。
    「大きな猫さん、小さな猫さん……うん、ここは天国」
     猫好きの七葉がしみじみと呟けば、友衛も幸せそうに同意。
    「猫さんは……お菓子とか食べたり飲み物とか飲んだりしないのかな? お気に召さないのなら、魚の刺身とかもあるけど」
    『美味しい食べ物や飲み物なら、にゃんでも食べるし飲むにゃ』
     巨大猫の返事を聞き、シャロンは普通の猫用にと、持って来ていた刺身を猫たちに振る舞う。
    「私のウイングキャットのサファイアも、貴方と遊びたいと言ってるみたい。良かったら、ご一緒に遊んで下さらないかしら?」
    『羽が生えてる猫だにゃ……すごいにゃ、レアだにゃ。猫の天使かにゃ?』
     シャロンのウイングキャット、サファイアをまじまじと見つめる巨大猫。
    「さぁ、サファイア、猫と一緒に遊んでいらっしゃい」
     シャロンが声を掛け、サファイアが宙を飛んで巨大猫の周りをぐるぐると飛び回り、巨大猫は目を回す。
     サファイアは地面に着地し、他の猫たちに紛れる。
     七葉のウイングキャット、ノエルも最初は様子見をしていたが、慣れたのか、猫たちやサファイアとも遊び始めた。


    「あの……膝に、乗ってもらっても……いいですか……?」
     遠慮がちにシャオが尋ねると、目を回していた巨大猫は元に戻り、シャオを見下ろす。
    『アンタ細いにゃ。オイラが乗ったら怪我するにゃ。おまえ、乗ってやるにゃ』
     巨大猫はシャオを気遣い、普通サイズの猫を指名する。
     猫はシャオのほうへゆっくりと歩み寄り、シャオの膝にすりすりと頭をこすり付けてから、膝の上へ乗り、そこで身を丸めて落ち着く。
    「猫さん達はね、俺にとっては、スキとか、そういうのとちょっと違くて……大切、なの。俺の……恩人……恩、猫? だから……」
     膝の上で落ち着いている猫をそっと撫でながら、シャオがぽつりぽつりと言葉を並べる。
    「昔、友達だった子、とは……お礼も言えないまま、離れ離れになっちゃったから……。違う子達だってわかってるけど、言わせてね……ごめんなさい」
     シャオは、過去に唯一友達になってくれた黒猫の姿を思い出し、護れなかったことへの謝罪を口にする。
    「それから……温もりを教えてくれて、ありがとう」
    『詳しい事情は分からにゃいけど、アンタと友達だったなら、ありがとうだけで良いと思うにゃ。友達同士はお互いの幸せを願うものにゃ。アンタが今幸せなら、友達の猫も喜んでるにゃ』
     礼を言うシャオの頭上に、大きなふわふわの尻尾が一本伸び、ぽふぽふとシャオの頭を撫でるように優しく叩く。
    「なでなで、しても……いい、ですか……?」
    『遠慮しなくて良いにゃ。好きなだけ撫でると良いにゃ』
     許可を得て、シャオはふわもこの大きな尻尾を撫でる。
     ふんわりと手触りが良く、もこもこで暖かい。
    「尻尾が13本もあるのって珍しいよね。狐でも九尾なのに。その13本の尻尾、モフモフさせて欲しいなー、なんてね」
     冗談っぽく言ったメロディのほうにも、尻尾が1本伸びて来る。
    「とにかく大きいから、普通に抱き付いてモフモフしたいよ」
    「もふもふさせてもらえるなら喜んで」
     メロディと七葉が嬉しそうに、ふわふわの大きな尻尾に抱きつき、もふもふっぷりを堪能。
    「尻尾が13本もあったらモフモフのし甲斐があって気持ちよさそうだね♪」
    「このモフモフ感……すごいな、極上だ」
     瑠希と友衛も伸びて来た尻尾に触れ、あまりの心地よさにうっとりしてしまう。
    「あ、あの……話題、出すのは……慣れてなくて……その……あっ、じゃ、じゃあ、歌います……!」
     シャオは場を盛り上げる為に、自分に出来ることを精一杯しようとする。
     高く澄んだ、シャオの美しい歌声に聞き惚れ、巨大猫はご機嫌状態だ。
    「あ……あの、猫リーダーさんに似せた小さなぬいぐるみ、作っていい、ですか……? お守りに、したいの……おうちにある、恩猫のぬいぐるみの隣に……並べたい、です」
    『歌が上手いだけじゃなくて、ぬいぐるみも作れるにゃ? アンタすごいにゃ。オイラがモデルで良いならぜひ作って欲しいにゃ』
     シャオが勇気を出して許可を貰おうとすると、巨大猫は感心し、シャオを褒めつつ快諾する。
     13本の尻尾が嬉しそうに、ゆらゆらと揺れていた。
    『でも犬のぬいぐるみの隣には置かないで欲しいにゃ! 戌年のやつにも触らせないで欲しいにゃ!』
     そこだけは譲れないと、巨大猫は必死にお願いしている。
    「ん、戌年ダメってもしかして十二支の事気にしてる?」
     鍋を仲間たちと分け合って食べていた七葉が、巨大猫から強いこだわりを感じ取り、問いを放つ。
    「猫年が無いのを、ちょっと気にしているのかな?」
    「……やっぱり、干支の仲間に入りたかったのか?」
     瑠希と友衛も揃って、疑問を口にする。
    『当然にゃ! 特に犬は許せないにゃ! 十二支に居るのに、犬の日まで有るんだにゃ! 猫には猫の日しかないんだにゃ!』
     巨大猫は興奮し、毛を逆立てた。
     普通サイズの猫たちも、抗議しているのか、ニャアニャア鳴いている。
     十二支の話に詳しくないシャオは、猫を撫でながら聞き役に回ることにした。
    「日本じゃないけど、外国には猫年があるらしいよ?」
    『にゃ!? ……にゃんでこの国には無いんだにゃ……』
     七葉の言葉に驚いてから、巨大猫はしょんぼりとうなだれてしまう。
    「日本では、猫は、招き猫とかあって色々と縁起物でもあるよ」
    「立派な縁起物で人気者だと思うけど」
     猫じゃらしを使って猫と戯れている瑠希の言葉に続き、七葉が深々と頷く。
    「十二支になれても、ネズミとかヘビとか皆に怖がられているものもいるし、その分、猫は十二支より劣っているとは思わないね」
     メロディも話題に加わり、楽しそうに猫の話をし始める。
    「猫はいいよね、モフモフとした毛触りに円らな瞳、そして可愛い鳴き声、どれを取っても超一流の可愛さを持っているよ」
     猫の良さをメロディが並べると、猫派の灼滅者たちは同意を示す。
    「うん、現在の日本では、ペットとしての数は犬よりも猫の方が多くなってきているから、犬よりも劣っているとは思わないよ」
    「猫さん、十二支になれなかったのは残念だったみたいだけど、猫は犬に劣らず、ペットとしての需要が大きいから大人気よ」
     更に瑠希が言葉を足し、シャロンも猫の人気を語る。
    「こうやって、皆で楽しむのも悪くないわね」
    「ん、私は楽しい。猫さんたちはどうかな?」
     美味しい物を食べながら、猫について語り合える機会を、シャロンは心から楽しんでいるようだ。
     七葉も頷き、巨大猫や普通サイズの猫たちに問う。
    『楽しいにゃー。猫派のニンゲンの意見が聞けるのは貴重にゃ!』
     巨大猫も、猫たちも感動していた。
    「その13本目は、十二支になれなかった自分の分なのかな」
    『そうにゃ、良く分かったにゃ。猫派はやっぱり見る目が有るにゃ!』
     メロディの鋭い指摘に、巨大猫は嬉しそうに尻尾を揺らす。
    「私のサーヴァントの烈火も猫だし、一緒に遊んであげられないかな?」
     瑠希がウイングキャットの烈火を送り出すと、烈火は巨大猫の肩に着地した。
    『羽が有るの羨ましいにゃ。羽が有ったら、神様のところまで飛んで行けるのにゃ……そうにゃ! 神様に頼めば良いんだにゃ! 成仏して神様に頼みに行くにゃ。でもオイラこのままじゃ無理だから、アンタら、なんとかして欲しいにゃ。成仏させてくれにゃ』
     大きな頭を下げて頼み込む、巨大猫。
    「干支に入っていなくとも、猫は私達の一番身近に居る、大切な存在なんだと思う。だから仲間外れになんてしないさ」
     友衛は、なるべく苦しまないよう、一気に攻撃を仕掛ける。
     断罪の剣を振るったシャオは、白き光を放つ斬撃を浴びせた。
    「いつかまたモフモフさせてね?」
     なるべく苦しめないように送ろうと、七葉は威力の高いサイキックを選ぶ。
    「苦しまない様に安らかに眠らせるわね」
     シャロンも優しい想いを抱き、攻撃に加わる。
     更に瑠希が攻撃すると、巨大猫の体が透け始めた。
     あと一撃で倒せそうだと判断し、メロディが威力の高い攻撃でトドメを刺す。
    『ありがとにゃー、行って来るにゃー!』
     最期までノリ良く、しんみりともせずに巨大猫は礼を言い、完全に消滅した。


    「どうか、天国で安らかに眠ってくれることを……」
     瑠希は道端に咲いていた花を添え、簡単な墓を作って弔う。
     都市伝説の一部だったのだろう、普通サイズの猫たちも消えていた。
    「どうか、安らかにね……」
     シャロンも墓に向けて手を合わせ、祈りを捧げる。
    「ん、いつか神様が猫年作ってくれるといいね」
    「仲間外れにされてしまうのは寂しいからな……」
     七葉の言葉に、友衛が頷いて呟く。
    「思い出に残る時間だったよー」
     メロディは宴会を満喫した様子で、柔らかい笑顔を浮かべている。
    「帰ったら……猫リーダーさんに似せたぬいぐるみ、作ろう……」
     仲間たちはシャオの呟きを聞き逃さず、完成したら見てみたいと伝える。
     後片づけを済ませてから、灼滅者たちは猫の話で盛り上がり、和気あいあいとその場を後にした。

    作者:芦原クロ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2018年2月25日
    難度:普通
    参加:6人
    結果:成功!
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