●引き籠りの末に
とある海の近くの廃校。
「はぁ……深海生物の先生とか巨大化できる連中も皆やられちゃったみたいだし、ラジオウェーブも連絡途絶えるし……闇堕ち前の記憶で良く言ってた『働いたら負け』って、案外、真理だったのかもって思えてくるわ……」
ため息交じりに呟きながら、タタリガミの少女が布団被っていた。
この状況にも理由と目的はあるのだが、傍から見るとふて寝だった。
ジャララララッ!
「んぎゃっ!?」
そんなタタリガミを、突然現れた7m程の鎖が布団ごと容赦なく貫いた。
「この――!」
布団から飛び出したタタリガミの膝から、小石の様なモノ――フジツボが全身へと広がっていく。
「っ!」
さながら鎌首をもたげる蛇か竜の様に両の先端を向ける鎖に、タタリガミは掌からフジツボを放ち、別の都市伝説の力である石膏像をぶつける。
だが、物言わぬ鎖はそれらを意に介した風もなく、ジャラリと自らを鳴らしタタリガミを打ち据え、貫いていく。
――やがて。
「っ……」
何重にも鎖に巻き付かれたタタリガミの身体が、押し潰されるように四散した。
鎖もどこかに消え去ると、廃校に残されたのは壊れたスマホだけだった。
●残党と鎖
「ソウルボードで活動していた都市伝説の撃破は、概ね成功したみたいよ」
夏月・柊子(大学生エクスブレイン・dn0090)が灼滅者達に告げた言葉は、ラジオウェーブの勢力がほぼ壊滅状態になった事を示唆していた。
ソウルボードの電波塔を失い、巨大七不思議も撃破され、最後の望みだったであろう都市伝説を使った作戦も阻止された。
「ラジオウェーブの行方が判らないのは気になるけれど、もう勢力として大きな作戦を実行する力は残っていない筈よ」
タタリガミの残党も、同じ事を感じたのだろう。
彼らは籠城を決め込んだ。自分の拠点に引き籠り、守りを固めたのだ。
「だけど、そんなタタリガミ達が、『突如現れた巨大な鎖』に襲撃を受ける事が予知されたわ」
柊子が言う『鎖』は、ソウルボードで都市伝説が攻撃していた『鎖』と同質のものと見て間違いないらしい。
「でも、ソウルボードを守っていた鎖よりも戦闘力は高いみたい」
タタリガミを終始圧倒し、苦も無く撃破するほどだ。
「鎖はタタリガミを倒すと何処かへと消え去るから、ソウルボードでの攻撃に対する報復と見るのが妥当なところだと思うわ」
だとすると、タタリガミの次は灼滅者が標的になる可能性が高い。多くの灼滅者が『鎖の破壊』を行ったからだ。
それに、拠点に籠るタタリガミを襲えると言う事は、鎖は『好きな場所に出現できる』と言う可能性がある。もしそうだとしたら、脅威になる。
「そこで、現場に向かって欲しいの。脅威となる前に鎖を撃破するか、何らかの情報を持ち帰るか、と言うところになるかしら」
ソウルボードでの事件の情報から考えると、鎖と会話は出来ないだろうが、何かしら感じるものはあるかもしれない。
「タタリガミが引き籠ったのは、海の近くの廃校よ」
電気系統は、ネット回線のみ。照明は死んでいる。
タタリガミとしては、情報媒体は欠かせないと言う事か。
「タタリガミの持つ七不思議、都市伝説は『廃校に潜む病死した筈の美術部員』と『膝からフジツボに乗っ取られた少女』の2つくらいよ」
比べると、鎖の方が攻撃手段も多彩だと言う。
「鎖の全長は7m程。全体をくねらせ空中を移動する様子は、蛇と言うより竜っぽいかしら。鎖自身を鞭や矢の様に使い、鳴らす音も武器にしたりするわ」
戦闘能力は、前述の通り鎖の方が上。
それは、タタリガミもすぐに気づく。
「灼滅煮と鎖の戦闘が始まれば、タタリガミは逃走する可能性が高いわ。その逃走を確実に阻止するには、タタリガミが鎖に倒されてから仕掛けるか、先に鎖と共にタタリガミを攻撃するしかなさそうよ」
つまり――今回、タタリガミの命運も、灼滅者次第と言う事だ。
参加者 | |
---|---|
刻野・渡里(殺人鬼・d02814) |
レイ・アステネス(大学生シャドウハンター・d03162) |
文月・咲哉(ある雨の日の殺人鬼・d05076) |
伊庭・蓮太郎(修羅が如く・d05267) |
獅子鳳・天摩(幻夜の銃声・d25098) |
茶倉・紫月(影縫い・d35017) |
土屋・筆一(つくしんぼう・d35020) |
十全・了(赤と黒の夢・d37421) |
●薄暗闇の中で
「くっ――この!」
タタリガミが放ったフジツボが、カンッと乾いた音を立てて弾かれる。
ジャララララッと鎖を思い切り引いたような金属音が響けば、タタリガミが纏うフジツボが弾け飛んだ。
電灯の類が一切点いていない、薄暗い廃校の美術室で始まっていた戦いを、暗闇に潜んだ灼滅者達は外からひっそりと眺めていた。
「成程……確かに、ソウルボードの鎖と違うんですね」
周囲の暗さに首にかけたライトを点けたくなるのを我慢して、土屋・筆一(つくしんぼう・d35020)は手元のスケッチブックに何かを書き記していた。
あとで清書すれば、何とかなるだろう。
「ソウルボードの鎖はあんな攻撃的に動かなかったな」
薄暗い空中を動き回る細い影を見やり、刻野・渡里(殺人鬼・d02814)が呟く。
(「あの時、俺が鎖の根元で触れたものがソウルボードだったのか……聞いて確かめられるといいんだが」)
「――!」
渡里が胸中で呟くと同時に、美術室の中でジャララッと音が鳴る。
見れば、タタリガミが巻き付いた鎖に締めつけられていた。
「実力差もあるが、容赦がないな。鎖はタタリガミをどうあっても始末する気か」
どこか逸る気持ちを抑える様に拳を固めながら、伊庭・蓮太郎(修羅が如く・d05267)が小声で呟く。
「けど……なんだ。何かこう、敵意とか殺意はなさそうなんだよなぁ」
石膏像をぶつけられそうになった鎖がタタリガミから離れるのを眺めながら、茶倉・紫月(影縫い・d35017)がぼんやりと呟く。
「やっと応戦しだしたが、さっきまでの一方的にやられていた様子を見るに、タタリガミは鎖に関する予兆を掴めてなさそうだな」
(「タタリガミ自身のバベルの鎖は、どうなっているのだろうか」)
声を潜めて呟いた文月・咲哉(ある雨の日の殺人鬼・d05076)は、続く疑問を胸中だけで続ける。
「恐らくな。これでは、確かにタタリガミに勝ち目はないだろう」
その言葉に頷きながら、レイ・アステネス(大学生シャドウハンター・d03162)が落ち着いた様子で呟く。
「タタリガミもこれで最期か……ラジオウェーブも既に倒されているのだろうか」
「どちらにも謎があるね。知らないことは知りたくなるよね。色々教えて欲しいとこだけど」
内心を隠した声色でレイが続けた言葉に頷いて、十全・了(赤と黒の夢・d37421)が屈んでいた膝を伸ばす。
「聞ける内に行っとくすか。これ以上は、タタリガミもちそうにないっすよ」
獅子鳳・天摩(幻夜の銃声・d25098)の提案に、全員が頷く。
その理由が何であれ、鎖に本懐を遂げさせる気はない。
古びた扉を蹴破って、灼滅者達は荒れた美術室の中へと飛び込んだ。
●1人目の敗者
何かが壊れる物音。次いで、数人分の足音。
その直後、美術室を幾つかの人工の光が明るく照らし出す。
「えぇ!? 今度は何!?」
肉球型の明かりに照らされ驚くタタリガミへ、2つの光が迸った。
手甲に雷気を纏わせた蓮太郎の拳がタタリガミのフジツボを打ち砕き、破邪の光を纏った天摩の十握剣が闇とフジツボを祓いタタリガミを斬り裂いた。
「サフィア、鎖にはまだ何もするなよ」
空気を切る小さな音を立てて高速で振るう鋼の糸でタタリガミのフジツボを斬り散らす渡里の言葉に従い、霊犬サフィアも咥えた刃で斬りつける。
「灼滅者!? 次から次へと……何なのよ!」
悲鳴じみた声を上げるタタリガミが反撃に移る前に、筆一は標識を掲げて前の仲間へと黄色い輝きを降らせた。
「君のバベルの鎖、ある?」
「はぃ? いきなり何なのよ」
了の撃った意志持つ帯に撃ち抜かれながら、タタリガミは同時に放たれた問い掛けの意図が掴めず困惑を深める。
(「なら直接確かめるまで……!」)
床を蹴って飛び出した咲哉の手の中で、カチカチと小さな音が鳴った。
その手に握られているのは、愛用の刃ではない。どこの学校にも1つはありそうな、タダのカッターナイフだ。
ガリッ!
しかしぶつけた刃は、タタリガミの纏うフジツボを僅かに削っただけだった。
(「これは……タタリガミのバベルの鎖は失われていないか」)
予想と反した結果に、咲哉は胸中で驚きを抑える。
そうなるとつまり、タタリガミを襲っている鎖はタタリガミ自身が纏っているバベルの鎖とは別のモノ、と言えるだろう。
「用心しろ。鎖が動くぞ」
警告を口にしながら、レイが咲哉の背中を守るように立つ。
「んぎゃっ!」
だが、ジャラララッと音を鳴らして動いた鎖は、迷いの感じられない動きで灼滅者達を素通りしてタタリガミを刺し貫いた。
「……俺等の事は、お構いなしだな」
呟いた紫月は、タタリガミが鎖を引き抜いて距離を取るのを待って、床を蹴る。
わざと鎖の前を駆け抜けつつ、紫月は一気にタタリガミの背後に回り込んで、時計の長針を模した漆黒の刃で斬りつけた。
それでも、鎖は灼滅者に反応を示さない。
「タタリガミしか狙う気がないみたいですね」
三つ巴の戦いになる可能性がなさそうな事に安堵を覚えつつ、鎖の様子を後でスケッチブックに書いておこうと、心に留める筆一。
「鎖がこちらの邪魔をしないのなら、好都合!」
力強く床を蹴って、蓮太郎がタタリガミの前に踏み込む。その脇腹に拳を当てた次の瞬間、その衝撃に反応し放たれた杭がタタリガミを穿った。
「くぁっ……ごちゃごちゃ煩いのよ。こうなったら纏めて――っ!」
痛みに顔をしかめつつ、鎖と灼滅者、双方にフジツボを放とうとしたタタリガミを、収束した漆黒の想念が撃ち抜いた。
「ラジオウェーブは、本当にこうなる事を知らなったんっすかね?」
悪魔の紋が刻まれた3連の銃身を向けたまま、天摩がタタリガミに問いかける。
「どう言う……ことよ」
「こうなる事をわかってて、わざと鎖がキミ達を襲うように仕向けた……なんて」
ないだろうと言う内心は隠して、天摩は飄々と告げる。
「そんな事――……いや、でも……」
その物言いも効いたか、動揺を隠しきれないタタリガミ。
「なら、タタリガミはどこにいるんだ?」
「さ、さあね? 灼滅者に、答えると思うの?」
それでも、レイの問いをタタリガミははぐらかした。
「まあ、そうだろうな」
レイとて、答えを期待していたわけではない。落胆するでもなく、冷静に狙いをつけて伸ばした影でタタリガミを飲み込んだ。
「これからどうするつもりだったのかな?」
「まあ、今は何もする気がないのかもしれないが、何かを蒔かれるくらいなら摘み取っておかないとな」
了が蝋燭から放った炎に焼かれるタタリガミを、紫月が心縛る帯で撃ち抜く。
「この状況、同情しないわけではないが――同情で見逃す気はない」
渡里の鋼糸に手足を斬り裂かれ、タタリガミが膝をつく。
「人に危害を加えないのであれば、助けられる道も探りたかったけど……すまない」
力なく俯いたタタリガミに、咲哉が刃を向ける。
月の様に鋭く光る形見の刃が振り下ろされ、斬り倒されたタタリガミはいつもの様にゆっくりと消えていった。
●接触
「さて……お前の敵はこれで消えたわけだが?」
タタリガミを見送った咲哉が、頭上の鎖を見やる。
「俺達にタタリガミを倒されても、攻撃してくるでもなし。感情はないのか?」
灼滅者達の頭上を旋回している鎖を見上げ、紫月が呟く。
「端の方は見た目通り、途切れてるみたいだね」
その片端に、了が手を伸ばす。
(「あのタタリガミに何の用だったのかな? 僕達の事はどう思ってる?」)
鎖の先端に触れながら了が問いかけてみるが、鎖からは何も反応はなかった。
「接触テレパスでも伝わらない、ですか」
「ふむ。ソウルボードの鎖と、その辺りは同じと言う事か」
スケッチブックに書き込む筆一の隣で、レイは頭上の鎖を見やり腕を組む。何か、ソウルボードの鎖と、現実世界に現出した鎖との相違点を見つけたい所だ。
「捕まえて反応を確かめるのが、一番早いかな」
そういって、渡里は了が手を離した鎖の先を、怪力を発揮する能力を発動させながら両手で確りと掴んだ。
「まずは結んでみ……む?」
だが、渡里の思うように鎖を動かす事は出来なかった。
鎖はダークネスとは異なる存在だと思われる。だが、ダークネスと渡り合い、倒せる存在である事も確かだ。
ならば、鎖にESPの怪力が通じなくても、そこまでおかしい事でもない。
そして――エクスブレインが予知した未来では、鎖はタタリガミにトドメを刺したら程なくして消えていたと言う。
目的を果たしたらこの場から消えるだけの鎖を、捕まえ、さらに結んでみようなどと力を加える行為が、果たして鎖にどう取られるだろうか。
ジャララララッ!
その答えは、タタリガミに向けて散々鳴らされた音。
「あぶねっす!」
鎖の音と同時に飛び出した天摩が、渡里に向けて伸びた鎖の先に咄嗟に十握剣を差し込んでその向きを逸らす。
「ふっ!」
重ねた武の結晶たる光を纏った蓮太郎が、弾かれた鎖に迫り拳の連打を叩き込む。
「そうか……ソウルボードの鎖は、ただそこに在って繋いでいたが、この鎖はタタリガミを倒すためモノ。こちらを邪魔者とみなせば、攻撃してくるか」
壁に叩きつけられた鎖に影を放ち纏わりつかせながら、レイが淡々と呟く。
「さて……これで、俺達に怒りや憎しみを抱いたか? もし想いがあるなら、ぶつけて来るがいい」
その全てを打ち砕く。
明確な敵対の意志を込めた拳を握りしめ、蓮太郎は鎖に告げた。
●響く鎖音の色は
ジャララララッ!
全身を鞭の様に使った鎖が、灼滅者達を打ち払う。
ジャキンッ!
さらに鎖のあちこちから伸びた糸の様に細い鎖が、灼滅者達の動きを阻害するように張り巡らされる。
「激しい攻撃ですが――きっと、僕達がこのまま退けば追って来ないですよね」
「恐らく、そうだろう。鎖からはそんな悪意は感じられないな」
小さな光輪を放ち仲間の盾とする筆一の言葉に頷きながら、レイは鎖に向けて三日月の軌跡を描いた斬撃を放つ。
「うむ。怒りも憎しみも、こいつからは情念の類が感じられない。敵の武器だけと打ち合っているような感覚になってくる」
鍛えた拳を真っ直ぐに打ち込みながら、蓮太郎も頷いた。
鎖の攻撃からは、悪意や敵意は感じられない。タタリガミと鎖の戦いを傍観している時からそんな印象はあったが、実際に交戦し、その印象は確証に変わった。
もしこれがダークネス相手であれば、何も感じないという事はないだろう。
これでは、まるで――。
「何かの命令に従ってるって感じっすね。ロボットみたいっす」
3連の銃口に収束させた漆黒の想念で鎖を撃ちながら、天摩が告げる。
「0か1かってほど単純じゃなさそうな気はするけど、そんな感じだな。会話不能だし反応不明だし」
非物質に変えた刃で鎖に斬りつけながら、紫月も同意を示す。
「タタリガミにとってのラジオウェーブの様に、まとめている……いや、使役する、と言うべきか? そんな存在は居そうだな」
魂を癒すサフィアの視線を浴びながら、渡里は鋼の糸を放ち鎖に絡みつけ、そのあちこちに細かい傷を刻み込む。
「誰かに言われてここに来たって感じだね。自分の意志ではなさそう」
了が伸ばした影の刃が、鎖を天井に叩きつける。
ジャララララッ!
「誰も倒れさせはしません」
鎖が全身をこすり合わせ生じた音を放つが、筆一がすぐに光輪を飛ばす。
仲間を支える。その一点に対する筆一の義務感は、鎖への興味も恐怖も上回る。
鎖には、それほどの熱意があるとは思えなかった。
「ま、どちらにしろ断たせて貰うよ。静かに穏やかに眠りたいからね」
「だな。どこにでも出現できるってことだとしたら、もし狙われたら落ち着いて寝る暇がない」
間髪入れず、蝋燭から炎を放つ了の言葉(特に後半)に同意を示しながら、紫月も蝋燭を掲げて炎を放つ。
蛇が身を翻すように反転した鎖の前で、三度炎が迸る。
その足に履いた戒めと誓いの証の靴底で、天摩が起こした摩擦の炎を纏った一撃が、鎖を蹴り飛ばした。
「文月センパイ、レイっち。そっち行ったっすよ」
天摩が告げた先で、2人が刃を振り上げる。
咲哉とレイは、ほぼ同時に鎖の右と左から刃を振り下ろし、斬りつけた。
左右から加わった衝撃で加えられたダメージの堰が切られたかのように、鎖からバキンッと鈍い音が響く。
「どこに戻るつもりだったか判らんが――砕かせて貰うぞ」
のたうつ鎖に、蓮太郎が拳を叩き込む。拳打と同時に撃ち出された杭が、ついに鎖の半ばを打ち砕いた。
砕かれ、床に落ちた鎖は、そのままスゥっと消えていく。
(「……タタリガミは――」)
それを見下ろしながら、咲哉が胸中で呟く。
(「彼らは以前、ラジオウェーブがバベルの鎖を引き千切ると言っていた。もし実行されていたのなら、鎖はそれを綻びと認識し修復に来たのかもしれないな」)
口に出せる程の確証は、残念ながら得られなかった。
とは言え、今回の戦った鎖がどういうモノかは、ぼんやりとだが判った事もある。それを伝えるべく、灼滅者達は岐路に着く。
誰もいなくなった廃校の美術室には、フジツボも鎖の欠片も残ってはいなかった。
作者:泰月 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2018年5月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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