グラスブレイカー

    作者:るう

    ●開発室前にて
    「知ってます? 世の中、眼鏡という眼鏡を目の敵にする六六六人衆がいるらしいですよ」
     神乃夜・柚羽(睡氷煉・d13017)が語ることには、『グラスブレイカー』と呼ばれるその男は、眼鏡をかけている人間の殺害を専門とするダークネスであるらしい。
     理由は判らない。そもそも、理由あってそうしているのかすら判らない。
     だが……彼の殺害現場には、必ず1つの共通点があるという。
    「といっても、名前のとおりなのですけれどね。つまり……必ず、犠牲者の眼鏡は割られている、ということ」

     そのグラスブレイカーが……柚羽の調査によれば、とある中小IT企業に狙いを定めたらしい。従業員数50名のこの企業の眼鏡率は実に80%……グラスブレイカーにとっては非常に美味しい狩り場に違いない。
    「でも、だからって社員を人払いしてしまうと、グラスブレイカーは別の場所で事件を起こしてしまう危険が考えられるじゃないですか。社員さんたちを開発室に乗りこんできたグラスブレイカーから救うためには、私たちは自分の眼鏡のすごさをアピールすることで、敵の矛先を変えないといけないわけです」

     エクスブレインによる未来予測ではないので確実ではないが、敵のサイキックはバベルブレイカーのものと誓いに違いない、と柚羽は予想する(名前的に)。加えて、殺人鬼と同様のサイキックも使ってくるかもしれない。
    「それを、目についた中で最も魅力的な眼鏡ごと着用者を破壊するために振るってくるわけです。眼鏡アピールをすれば社員たちを助けやすくなるだけではなく、敵の攻撃対象を上手く誘導できたりもするのではないでしょうか」
     すなわち……人々の安全と敵の灼滅は、灼滅者たちの眼鏡愛の強さによって実現される。語ってもよいし、眼鏡の魅力を強調するような戦い方をしてみせるのでもよい。
    「もちろん、社員さんたちに眼鏡を外させるとか、自分は眼鏡をかけないけれどかけている人を褒めるとか、そういう方法もありそうです」
     つまり、敵を誘う方法は無限大。それは、人類の眼鏡愛の形が無限大であるのと同じ……なのかもしれない。


    参加者
    備傘・鎗輔(極楽本屋・d12663)
    神乃夜・柚羽(睡氷煉・d13017)
    立花・奈央(正義を信ずる少女・d18380)
    安藤・ジェフ(夜なべ発明家・d30263)
    秋山・梨乃(理系女子・d33017)
    茶倉・紫月(影縫い・d35017)
    四軒家・綴(二十四時間ヘルメット・d37571)
    菜々野菜野・菜々(七言のナナ・d37737)

    ■リプレイ

    ●掛ける者と壊す者
     なるほど眼鏡がたくさんだった。
     職場見学を装い開発室に堂々と。菜々野菜野・菜々(七言のナナ・d37737)の初眼鏡に映る、これから悲劇の起こるだろう処。
     六六六人衆へと違和感を与えず近づけるように、度つきの眼鏡をかけてきたから、視界は少しだけ歪んでは見えた。けれどもそれも楽しみながらも、ここに来る前に避難経路だけはすでに把握済み。
    「『今日もどこかで眼鏡が割れる』、古い言葉だが、しかし真理を端的に表しているッ!」
     目下の心配事をふき飛ばすかのように、四軒家・綴(二十四時間ヘルメット・d37571)が無意味なポーズを決めた。その心配事とはつまり……メカ系ツインアイは眼鏡に入るのかということだけだッ! 彼のヘルメットの目の部分が眼鏡認定されるなら、あの素晴らしい『眼鏡』という文化を自らも体現しているという栄光が彼を照らすのだッ!!
     ……まったく、迷惑な眼鏡フェチもいたものだ。ポケットの中に大量に用意してきた眼鏡をまさぐりながら溜め息をつく備傘・鎗輔(極楽本屋・d12663)。
     いや、決して綴のことを言ったわけじゃない。あくまでも、グラスブレイカーの異様な眼鏡への執着心を皮肉ったものだ。
     はたして彼は、何故そうまで眼鏡を狙うのだろうか? 眼鏡の人物に、結婚詐欺か何か、ひどい裏切りでも受けたのだろうか? もっとも、すでにダークネスと化してしまったグラスブレイカーにとっては、きっかけなど最早どうでもいいことではあるのだろうが……。
     ゆえに、立花・奈央(正義を信ずる少女・d18380)はかの敵を、必ずや灼滅しなければならない。しなければ、眼鏡の人物を無差別に殺す敵が次に襲うのは、彼女の友人かもしれないのだから。
     闇に隠れ、SP風の黒スーツでビシッと決めたのは、そんな決意の表れだ。耳元にはインカム。腰には二丁拳銃のホルスター。全ては自身のミラーシェードのサングラスをひき立てて、敵を釘づけにするための計略だ……でも、ちょっとばかしお胸が大胆すぎて、せっかくのハードボイルドさを台無しにしている疑惑はあるんだけどね!
    (「この場にお姉ちゃんがいなくてよかったのだ……」)
     秋山・梨乃(理系女子・d33017)が戦々恐々としていた。だが、今日、敵の挑戦を受けるのは姉ではなく彼女だ。
    (「眼鏡をかけた人を目の敵にしているとは……今までの行ないを後悔させてやるのだ」)
     こちらもスーツ姿、そして眼鏡――ただしこちらは、スカートタイプのリクルートスーツと控えめな黒縁フルリムフレーム。まさに就活中の学生の勝負服と勝負眼鏡を身に着けた梨乃の臨戦態勢は、いつでも現れてみせよとダークネスを誘う!
     直後……まるでその挑発に応えるかのように、扉が、鋭い杭によりつき破られた。
     悲鳴を上げる一般人たち。その大半が眼鏡をかけており、グラスブレイカーは凶暴そうな裸眼を隠すこともなく邪悪な笑みを浮かべてみせる。
    「眼鏡が……いち……にぃ……たくさぁん……。さあ……どの眼鏡から壊そうかなァ!!」

    ●眼鏡と愛
     けれども、グラスブレイカーが人々の間に飛びこもうとした時だった。
    「皆さん。命が惜しかったら眼鏡を外して、部屋の隅に移動してください」
     呼びかける安藤・ジェフ(夜なべ発明家・d30263)の声。闖入者が意味するものを理解し騒然とする直前の部屋の中では、それはやけに大きく響いて聞こえる。
     もしも彼が然るべき防具を忘れてさえいなければ、人々は萎縮しながらジェフに従ったろう。しかし、今更準備のミスを嘆いたところで詮なきこと。ジェフの言葉の意味も咄嗟には理解できずに、ちらほらとしか眼鏡を外す者のいない人々を悪意に満ちた殺人者から救うには……そう! 灼滅者たち自らが眼鏡愛を実践し、敵の殺意をこちらに向ける以外の道は存在しないのだ!
     ……だから。
    「ねぇ、しーくん」
    「な、何、ゆーさん……」
     不意に呼びかけてきた神乃夜・柚羽(睡氷煉・d13017)の儚げな表情に、茶倉・紫月(影縫い・d35017)は不安げな眼差しを返す以外のことはできなかった。
     彼女の手には何かが握られている。
     近づく顔。紫月はそれから遠ざかるわけにもゆかず、ただ、彼女の次の行為を待つしかない……すると。
     ふと、柚羽が手の中の品――眼鏡をかけた。
     自分に、ではなく、紫月に、だ。
    (「ゆーさん、これは一体どういうことだろう。まさか眼鏡をブレイクされにゆけって言われてるのか?」)
     身構えた紫月を柚羽はじっと見つめると……ほんの僅かにだけ頬を赤らめながら、まるで堪えきれぬといわんばかりに目を逸らしてみせていた。なんだこれ。やけに珍しい仕草をされてしまったぞ?
     ……と紫月が思ったその瞬間!
    「眼鏡野郎の分際で……俺の前でいっちょ前に色気づいてんじゃねぇーーー!!!」
     グラスブレイカーが激高する。ふり上げたはずの杭で殴りつけるのは、紫月の眼鏡……と言いたいところだが、彼の眼鏡が見えるってことは柚羽が立つ位置はそれより手前ということだ。つまり、柚羽を倒さなくては紫月を殴りにゆけぬ。
    「うおぉぉぉ……戦場でも互いに見つめあう2人ッ! これが愛ッ! まるで眼鏡のように尊い何かッ!!」
     綴が相変わらず騒々しかった。だが……これ以上甘ったるいシーンを見てなどはいられないッ! ……というか今は悶えている場合じゃないッ!
    「もうガン見とかはしないッ! 眼鏡もヒーローのなんかも守って見せるッ!」
     綴……いや、シケンヤは大型ヒーロー機械振動鋏『連刃裁断アイヴィークロス』を天井スレスレまで掲げ、超振動とともにグラスブレイカーへとふり下ろす!
    「お前も眼鏡かァァァァ!?!?」
     柚羽よりも厄介だと判断し、杭をシケンヤに向けたグラスブレイカー。だが……そんな彼へと談義を持ちかける者がいた。
     鎗輔だ。鎗輔は『眼鏡 I 羅武』なるTシャツを着て、幾つもの眼鏡を手の中でじゃらじゃらしながら、いろいろと敵へと訊いてみる。
    「こっちの眼鏡はあふれ出るインテリジェンス。こっちの眼鏡はにじみ出る気品。眼鏡には人を、何倍にも気高く、美しくさせる要素が含まれていると思うんだ……君はそのどれが一番嫌いなんだい?」
    「……全部だ!!」
     突如膨れあがった殺気の塊は、部屋じゅうを覆わんとするほどだった。何も言わずとも鎗輔の『わんこすけ』が眼鏡を光らせて唸り、ジェフと『タンゴ』もまた殺気を封じこめんと社員たちとの間に立つ。そうしなければいつ強力な殺気に当てられた人々が、その恐怖に心臓を鷲掴みにされてしまわぬとも限るまい。
     人々は、目の前の戦いがショーでもドッキリでもないことをようやく心から理解しはじめていた。けれども彼らは……何をすればいい? それを説くのが菜々の七言口調。どこに逃げれば助かりそうかは、下見した菜々がよく知っている。あとは社員らが眼鏡を仕舞って逃げのびるまで、ナノとふたりで激励しつづける。それで皆助かる。もしもかの敵が、包囲網さえ突破しなければだが。
    「……いや、本当は『好き』とか『嫌い』とか、そういうんじゃねぇのかもしれねぇなァ」
     不意に殺気が穏やかになった。一般人は遠くに逃げてしまった……ならばこけおどしの意味もないと、グラスブレイカーは踏んだのだろう。
    「だとすれば……いったい何のつもり?」
     その時、今まで壁と同化するかのように微動たりしなかった奈央が、両のホルスターから銃を抜いた。
     右……の次には既に左も。威圧的なサングラスは彼女の視線を遮って、わずかにずらした2つの銃弾の、真の狙いを悟らせない!
    「『そこに眼鏡があるから』壊すってワケさ!」
     奈央の銃弾は当たらぬと踏んで、六六六人衆は鎗輔を杭で突いた。そこに纏わせた衝撃波によって、彼ごと彼の眼鏡をことごとく破壊しつくさんと欲し。
     が、最初の判断がそもそもの間違い。奈央は当たらなかったわけじゃない。彼女の真の銃弾は……同時に床を蹴って踏みこんだ彼女、それ自身。
    「あなた、意外とお喋りなのね」
     右、左、右。銃を握った拳と同時、リズミカルに揺れる豊満な胸元。……そして。
    (「じっと見つめてから目を逸らすなんて可愛いだろツンドララがデレた瞬間だ……」)
    (「たまに見る、講義後に眼鏡かけたままの知的なしーくんもドキッてなるのに、こんな至近距離から見るのは刺激が強すぎますから取ってしまいましょう」)
     最初はドキドキしていた紫月が違う意味でのドキドキに夢中になって、同じくドキドキの柚羽が取った眼鏡を自分でかけてみて間接眼鏡にうわーってなって、それを目の当たりにした紫月がまた……というふたりの世界が破られた原因もまた奈央の銃声であった。
     ふたり、はたと気づいて敵を見る。
     当然、彼の隣では大きなものが揺れている。
     否応なしに目に入る。

     ……。

    「このきゅんとする気持ち、メガネブレイカーに壊される訳にはいかないのですよ……」
    「待ってゆーさん、それただの言いがかりだから。あとメガネブレイカー違う。グラスブレイカー」
     紫月の制止が功を奏するわけもなく、柚羽の冷静に見えて苛烈なアタックがグラスブレイカーを襲う!

    ●眼鏡――その価値
    「今のあなたは 眼鏡を追って 眼鏡のために ここに立ってる。頭の中は 眼鏡で満ちて 行動全て 眼鏡が支配」
     仕方がないと、菜々は語った。
    「眼鏡は素敵 眼鏡かわいい ナノもかわいい。予備の眼鏡を 貸してあげるよ きっと似合うよ」
     敵の心をかき乱す言葉。ナノも眼鏡をアピールしつつ、ハート飛ばしてポーズを決める。ナノの眼鏡は小さめだから、つるの部分が窮屈だけど。
     ……けれども。
    「煩ぇ……死ね眼鏡!!」
     菜々の眼鏡も握りつぶして、叫ぶ六六六人衆。顔が歪んでても得意げな様子のナノと比べれば、余裕なさだけがきわ立っている。
     眼鏡が彼を支配? 確かに彼の中で、眼鏡なる存在は大部分を占める。言われてみればそうかもしれぬ……だが認められぬ!
     然り。眼鏡をアピールする灼滅者たちによる続けざまの攻撃はグラスブレイカーに、いつしか焦りに似た、反発心じみた感情をわき起こさせていた。
     だからそんな状態からくり出した杭の一撃なんて、梨乃には簡単に止められる。
    「眼鏡男子も眼鏡っ娘も殺させないぞ。皆、私の宝なのだ」
     そして祭霊光が、彼女の眼鏡を輝かす。
    「眼鏡……それは掛けただけで人の魅力を3割増しに、似合う方ならその魅力を2倍3倍にも出来る魔法のアイテム。優等生、劣等生、普通の子。鬼畜、ツンデレ、委員長。何にでも合う魔法のスパイス」
    「だ、だからどうしたってんだ!」
     吼えながら、今度は杭に捻りを加えるグラスブレイカー。けれどもダイダロスベルトを巻きつけたジェフの手が、回転に対して摩擦抵抗を加えていた。
    「僕は眼鏡を外したら殆どの物がぼやけて見えます。それが人並みに見えるのも全て眼鏡のおかげ。言わば体の一部」
     誰かが誰かの目をくり抜く行為を、はたして誰が見すごせるだろうか? いや……ジェフが語るのはそんな小さなことだけじゃない。
     レンズの原理を解明した古代ギリシャ人……高純度ガラスを視力矯正に使用した13世紀のイタリア人……そして、人の目と光学に関わる全ての研究発展に敬意を表し! ジェフは最大限の勝利の表情を敵へと向ける!
    「その魅力の塊を狙って壊すなどとは……あなた、小学生ですか?」
    「な……!」
     絶句したグラスブレイカー。すかさず紫月も、自分でもよくわかっていない理論をぶつけてみせる。
    「世界の偉人を見てみろ、眼鏡をかけている割合の多いこと」
     ゆえに眼鏡は偉大なる偉人アイテムでもあると、彼は柚羽を指して敵に説く。
     ……でも、今の彼にとっての最大の偉人はゆーさんなのだ。いつもはああなのにあんな可愛いとこ見せられたら何が何でも守りたくなる。そのために飛ばす『ligatur』は、去年の彼女からのプレゼントなのだから。
     そして、彼の残り香に守られた柚羽の剣は何よりも鋭さを帯び。
    (「普段は眼鏡かけてないしーくんがたまにかけるギャップが萌えるんですよ……」)
     だが、そんな本心は口にはしてやらない!
    「壊れろ! 壊れろ! 壊れろ……!」
     灼滅者たちの右目を、左目を、眉間を、こめかみを。グラスブレイカーは執拗に狙いつづけた。そんな彼の顔面へとむけて……ぴと、と何かを貼りつける鎗輔。
    「鼻眼鏡」
    「死ねぇぇぇぇぇ!!!!!」
     鎗輔の大柄な体がふき飛んでゆく。が……鎗輔自身も認めるほどくだらない最後の挑発とひき換えに手に入れた敵の隙は、最大、そして、グラスブレイカーにとっては最も致命的!
    「ただ眼鏡を壊すだけに飽きたらず、TG研の仲間に手をかけるとは許しがたいのだ……」
     終わりだ、グラスブレイカー。梨乃の周囲で何かが燃えた。彼女がグラスブレイカーの杭を鷲掴む力は、先ほどよりもさらに強固で、何があっても次の一撃を振るわせまいとの意志が人の容を取ったかのごとく。
     さらに全国50万のメガネスキーのため、シケンヤの謎理論ダイナミックが敵を襲う!
    「活発系褐色オレっ子眼鏡すらあり得る世の中、まさに眼鏡こそ『属性の米』と言える……すなわち、『割れる瞬間にあっても眼鏡は素晴らしい』ッ! 貴様は……戦う前から負けているッ!」
     もう、遊びは終わりよと、奈央は眼鏡のブリッジを指先で直した。それから……動きを制限されたままの敵の懐に潜りこんだなら、両手の銃を並べて押しつけて数度ずつ接射!

     銃声の度、奈央の身体が反動で揺れる。
     眼鏡を狙い、眼鏡を壊しつづけたグラスブレイカー。
     その最期が眼鏡型の銃創で飾られるとは、この上ない皮肉もあったものだった。

    ●眼鏡よ、永遠に
    「鼻眼鏡とは、まったく効果的すぎる挑発をしてしまったのだ」
    「本当ですね。ですが、そこまで酷い傷ではなさそうで安心です」
     梨乃とジェフが鎗輔を助けおこしている間、綴は勝利(+眼鏡扱いされた喜び)を謎ポーズに込めていた。
     それをさくっとスルーして、なんだかお互い微妙な距離のまま、妙にぎこちない様子のゆーさんとしーくん。
    (「しーくんの眼鏡、しーくんの眼鏡……」)
    (「デレたゆーさん、デレたゆーさん……」)
     ……その時、不意に物音がした。はっと我に返った2人が音の出どころをふり向けば、そこには、そっと様子を見にきた社員がひとり。
    「な……何でもないです!」
     怯えた様子で逃げてゆく社員。

     灼滅者たちは、戦場を後にする。
     ある者はかけていた眼鏡を外し、またある者は眼鏡をかけたまま。
     今後もたまに、眼鏡掛けよう。
     菜々の視界は歪んだままで、ナノの頭とまるでお揃い。
     その幸せは……きっとグラスブレイカーには、決して理解できなかったものに違いない。

    作者:るう 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2018年5月14日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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