ブレイズゲート消滅~ラスト・ギャンビット

    作者:波多野志郎

    「いやー、ついにブレイズゲートが消滅することになったんっすよ」
     しみじみと、湾野・翠織(高校生エクスブレイン・dn0039)がそう切り出した。
    「最新の研究で、ブレイズゲートを構成していたサイキックエナジーが尽きて、遠からずブレイズゲートが消滅する事が判明したんすけどね?」
     ここまでは、そう問題ない。ソウルボードが消滅した事で、灼滅者も闇堕ちする危険性が皆無であることが判明している。ブレイズゲートの役目は、ついに終わったと言っても過言ではない。
     問題は、この消滅後の事だ。
    「ブレイズゲート内部の分割存在は、ブレイズゲートの力によって維持されているんすよ」
    「でも、そうなると分割存在も消えてなくなる、という事ですよね?」
     隠仁神・桃香(大学生神薙使い・dn0019)が小首を傾げると、南場・玄之丞(中学生ファイアブラッド・dn0171)が横から付け足した。
    「アレだろ? 確か……すぐに分割存在のサイキックエナジーがなくならないって話じゃなかったっけか?」
    「そこなんすよ」
     ブレイズゲート本体が消滅しても、分割存在の内部に蓄えらえたブレイズゲートの力が尽きるまで、分割存在単独で最大で3時間程度は存在を維持できると試算された。つまり、ブレイズゲートが自然消滅した場合『分割存在をブレイズゲートの外に出さない力』も消え去るが、その間も分割存在達は動けるという事だ。
    「ブレイズゲート周辺からの避難勧告などを行なう事で被害を抑制する事は可能っすけど、避難できない建築物などは、多大な被害を被るっす。これを防ぐ為に、ブレイズゲートが消滅するタイミングで、『灼滅者による大規模なブレイズゲート探索』を行なう作戦が提案されたんすよ」
     ブレイズゲートの消滅は『10月31日~11月1日』に発生するので、そのタイミングで、日本全国のブレイズゲートの大規模探索を行なう――今回はそのための作戦だ。
    「みんなに担当してほしいのは、アスモダイ・ギャンビットっす」
     ソロモンの悪魔アスモダイが支配していた、賭博儀式『アスモダイ・ギャンビット』の舞台だ。そこに存在する分割存在も、賭博儀式に囚われた存在ばかりだ。
     ソロモンの悪魔アスモダイにアンドレアルフス。アンブレイカブルの九龍槍師。ご当地怪人の瀬戸物怪人。羅刹のマフィアオウガ。シャドウのスワンプウォーカー。淫魔のトリックディーラー。ヴァンパイアの紅花撫子。デモノイドのキャノンデモノイド。都市伝説の人喰いパチンコ台。強化一般人の男女のソロモンの狂信者。
    「それぞれの能力とかは、自分が説明するよりみんなの方が詳しいと思うっす。自分は戦闘外の後方で確認させてもらうっす」
     翠織がそういうと、小さく桃香が手を挙げる。
    「私は回復役ですね~」
    「オレは前衛で、みんなと一緒に戦うぜ」
     玄之丞はそう言うと、屈託なく笑った。
    「この十年でどんだけ強くなったか、オレも楽しみにしてるぜ」
    「く、背が伸びたっすよね、玄の字」
    「中学生の頃で、私達よりも大きくなりましたものね~」
     優に一八十を超える長身に育ったが、中身は屈託なく真っ直ぐなままだ。どれだけ強くなったか、成長したのか……報告の場とするのもいいだろう。
     とにかく、決戦はハロウィン――アズモダイ・ギャンビットのラストゲームだ。


    ■リプレイ


     多くのダークネスが集うブレイズゲート、パチンコ濃尾。いや、より正確に表現しよう。多くのダークネスが集っていたブレイズゲート、パチンコ濃尾がそこにはあった。
    「懐かしいな。パチンコ店の地下にこんな賭博場があったなんて、見つけた当初は驚いたモンだ」
     柳瀬・高明(スパロウホーク・d04232)はしみじみと、パチンコ濃尾を眺めた。このアスモダイ・ギャンビットの発見は、確かに高明の青春の一ページに刻まれた出来事だった。
    「よう」
    「あ、お久しぶりっす」
     ダグラス・マクギャレイ(獣・d19431)の軽い挨拶に、翠織が笑顔で答える。その答えに、満足したようにダグラスは笑った。
    「元気なら重畳ってな」
    「ああ、よくやっかいになっていたエクスブレインの……ド突き合えれば幸せという単純さではあってもいい加減だわ勝手だわで、さぞ扱い難かったろうよ。お疲れさんだったな」
     三峰・玄旺(夜陰・d02999)の言葉に、翠織も小さく吹き出す。思い出し笑いだ。
    「いやいや、楽だったっすよ? いつでも危険に突っ込んでくれたんすから」
    「うるせえよ、俺ぁ何時でも真面目に仕事してたっての。第一、戦えりゃ良いっつーのは今でも変わらねえよ」
     ダグラスがへらりと笑えば、玄旺も翠織もただ変わらないと思うだけだ。
    「おーい、そろそろっぽいぞー!」
     玄之丞の声に、灼滅者達は笑みと共に歩き出す。そこに、悲壮感は一切ない。談笑さえ交えて、彼等はその時を迎えようとしていた。
    「怪我なんてしないでくださいね」
    「今までもそうだったように、今回も背中は乃亜ちゃんに預けるよ。よろしくね」
     隣を歩く安曇野・乃亜(ノアールネージュ・d02186)の言葉に、海堂・詠一郎(ラヴェイジ・d00518)は日本刀を引き抜きながら答えた。そんな二人に、桃香が声をかける。
    「お二人はご結婚されたんでしたよね。おめでとうございます」
    「学生時代は夫ともどもお世話になりましたね」
     桃香の言葉に、乃亜が微笑む。現在では乃亜は実家の会社を継ぎ社長に、服装も白ワイシャツに黒タイトスカートのキャリアウーマン風といでたちだ。その隣の詠一郎も黒スーツ姿が似合う大人の男性になっていた。
    「桃香さん、今までありがとう。これからもよろしく」
    「はい」
     時間は止まらない、過ぎていくものだ。もしも、彼等の人生を物語だとすれば、かつての大戦で一つの物語が終わっているのだろう。それでも、物語が終わっても人々は生きていくのだ――あえて、今夜の戦いに名前を付けるのなら、『外伝』と言うべきか。
    「最後の賭博闘技、俺の剣と炎を全賭けだ!」
     時渡・竜雅(ドラゴンブレス・d01753)が吼えるように言い放ち、ラスト・ギャンビットの幕が開いた。


    「今宵で終わりであるのならば、それもまた良し!」
     この状況をもっとも楽しんでいた分割存在は、九龍槍師だっただろう。彼――否、彼等はアンブレイカブルだ。戦いに生き、そして死す。この瞬間こそが、九龍槍師の分割存在にとって本当の意味でも闘争を取り戻した瞬間だった。
    「もう、あなたたちがいる時じゃないのよ」
     矢崎・愛梨(高校生人狼・d34160)は、ロケットハンマーを地面に叩きつける。その振動が、迫る九龍槍師達の足を止めた。
     そこに即座に駆け込んだのは、鏡・瑠璃(桜花巫覡・d02951)だ。情熱の篭った踊りが、九龍槍師達を殴打――宙へと吹き飛ばしていく。
    「フォルケさん!」
    「任せてください」
     HkG29E4L-SOPMOD3 "Schweiss hund"を構えた灯屋・フォルケ(Hound unnötige・d02085)の制圧射撃が、正確に九龍槍師達を捉えていく。一体、また一体と消えていく九龍槍師の分割存在達、だが生き残った分割存在は一斉に龍気弾を放っていった。
     その直後、ウイングキャットのノエルがリングを光らせ、新城・七葉(蒼弦の巫舞・d01835)のエンジェリックボイスの歌声が響き渡っていく。仲間のフォローをしつつ、七葉は白ネコの尻尾を模したダイダロスベルトをひるがえした。
    「サポートは、任せて」
    「敵影を捕捉。距離およそ50」
     無線から聞こえる鹿島・狭霧(漆黒の鋭刃・d01181)の声に、仲間達がそちらに視線を向ける。そこに横一列に並んでいたのは、キャノンデモノイドの群れだ。両肩から放たれる拡散DCPキャノンの光線の雨あられが灼滅者達へと降り注いだ。
     しかし、そんな死の光線の雨でも怯むものは誰一人としていなかった。寺内・美月(黒き古刀の継承者・d38710)も、都流岐能多知 ~黒塗鞘~で九龍槍師を斬り捨てて行く。
    「ここは通さない」
    「ほざくか!」
     美月の刀と九龍槍師の槍が火花を散らす――しかし、三人がかりでも、鍛錬を怠らなかった美月には、九龍槍師は届かなかった。
    「本格的な連携戦闘は久しぶりですし感覚を取り戻しながらですね」
     鋼糸に炎をまとわせ、七葉に届く死の光線を風間・紅詩(紅と蒼の銀鎖・d26231)が切り払う。その横で、七葉はホワイトキャットテールを射出していった。
    「ありがとうございます」
    「いえいえ」
     笑みを見せあい、紅詩と七葉は迫る分割存在へと向かい合う。そこに不安はない、愛する者と信じられる仲間が揃っているからだ。
    「久しぶりに駆けてみようじゃないか。数時間とは言え連中を自由にさせちゃ、それこそ矜持に関わるからな」
    「お供するよ」
     高明の横にライドキャリバーのガゼルだけではなく、立つ者がいた。その槌屋・透流(ミョルニール・d06177)の懐かしい顔に、高明も笑みをこぼす。
    「行くか、透流」
    「行こうか、師匠」
     ガゼルの制圧射撃が、ソロモンの狂信者達の足を止める。そこに、高明は円盤状の光線を発射し、薙ぎ払っていった。
    「射撃訓練は続けてたけどな」
     10年、荒事から離れて俳優業に専念してきた。しかし、相棒や愛銃の頼もしさは変わらない、そう高明が実感していると透流はBlitzschlagの銃弾で撃ち落としていく。師匠からの19歳の誕生日プレゼントだ――これを手に、ESP犯罪や残存ダークネス対策で10年最前線で戦い続けたのだ。
    「大丈夫だ、師匠はちゃんと守るからな……ふふ、こんな事言うとアイツみたいだ」
     自分の成長を見せたいから、透流はまっすぐに前へ出た。

    「玄之丞、強くなったじゃねーか」
     無敵斬艦刀を手に、紅花撫子を薙刀ごと断ち切って竜雅が言う。それに両腕に巨大な縛霊手を装着した玄之丞が、マフィアオウガを文字通り粉砕して笑った。
    「そうか? あんま実感ないなぁ」
    「いや、最初に会った頃からお前は強かったか。あの日お前とダチになれて本当によかった。まあ、半分弟みたいな感じだったけどな」
     思い出す、玄之丞を闇堕ちから救ったあの日を。もう、何年前の事だろうか?
    「ははは! じゃあ、兄弟同士仲良く行こうぜ。竜雅の兄ちゃん」
    「俺の炎はまだまだ現役だぜ!」
     竜雅が刃に、玄之丞が拳に、それぞれ炎を宿して躍りかかる。真っ直ぐに一直線に切り払う二人の他に、最前線で暴れている者がいた。
    「あの野郎、三十越えてもあのバトルマニア振りとはな」
     槍で突き刺し、蹴りで砕く――昔の一切替わらないダグラスの戦い方に、玄旺は呆れるように言った。それに、ダグラスが歯を剥いて笑う。
    「アンタとの付き合いも長くなったモンだな。気が付きゃ隠居ジジィみてえになってやがるが、刃を置く気は無えんだろう? 偶には使わねえと錆びちまうだろうから使えっての」
    「然程違いは無ぇな。刃を置く……か。それが出来るなら、とうの昔に置いている。使う機会なんぞ既に失せて久しいというのにな」
     槍が、刀が、交差する。分割存在を貫き、切り裂きながら二人は散歩でもするような足取りだ。
    「何れは俺が牙折ってやるから、隠居するならそん時にしとけ」
     自分の顔に突きつけられた槍の切っ先に、玄旺はつい口の片端が吊り上げる。
    「何時になるのか知らねえが、その機会愉しみに待っていよう」

     ――戦略戦術研究部が足を止めさせ、二つの先陣が切り裂いていく。そこから漏れる分割存在も、例外なく討ち取られていった。
    「賭け事の時間は、もう終わりですよ」
     音もなく踏み込んだ詠一郎の居合斬りが、スワンプウォーカーの首を斬り飛ばす。そこへ瀬戸物怪人が襲いかかろうとするが、回り込んだ乃亜の神霊剣の刺突に貫き殺された。
    「夫のための道を切り開くのも妻の務めよ」
     詠一郎と乃亜夫妻が左翼から回り込む頃、反対の右翼には戒道・蔵乃祐(ソロモンの影・d06549)と片倉・純也(ソウク・d16862)がいた。
    「ははは、御機嫌よう!」
     そこにいたのは、ソロモンの悪魔アンドレアルフスだ。
    「ひとかたたりとも看過は致しません。退きでは無いなら何よりです。その知性と奇矯どうか存分に!」
     もはや反射だな、と思いながら純也はかしこまった口調で言い放つ。蔵乃祐もまた、小さく言い捨てた。
    「大悪魔アンドレアルフス、大悪魔アスモダイ。ソロモンの残滓。分割存在の二柱もここで見納めか」
     ならばこそ、アンドレアルフスは全力で灼滅者達へと襲いかかった。


    「見覚えのある顔もいくつかあるな。これが最後だというのならば、せいぜいチップは派手に賭けてもらおう」
     アスモダイの分割存在が、そう笑う。その笑みに、空井・玉(デスデスマーチジャンキー・d03686)が言い放った。
    「お相手願うよアスモダイ。魂の半身の分まで、念入りに踏んで潰す」
    「ここにこれだけ皆いるならだいじょーぶ! さあさもう少し、頑張っていこ―!」
     饗庭・樹斉(沈黙の黄雪晃・d28385)の歌声が、パチンコ信濃に響き渡る。玉のSphyrnidaeとアスモダイの竜頭の杖が火花を散らした。
    「28年製の新作だよ!」
    「ふん、酔狂な!」
     玉とアスモダイが、互いに撃ち合いながら疾走する――そこへ、アンドレアルフスのピーコックミサイルが着弾していく! だが、それを紙一重で受け止めたのは純也が受け止めた。
    「それはさせませんとも」
    「ああ、デモノイド! 我らが生んだ最高で最悪の傑作でございますね!」
     アンドレアルフスが言い捨てた瞬間、狭霧の漆黒の刀身を持つタクティカルナイフがアンドレアルフスに突き刺さる。
    「こちらで引きつけてる間に側面に回り込んで!」
     狭霧の声に、戦略戦術研究部で美月と愛梨、瑠璃とフォルケが集中砲火。アンドレアルフスの動きが止まったそこへ、竜雅と玄之丞が左右から刃と拳をぶち当てた。
    「「今だ!!」」
     竜雅と玄之丞の声に、蔵乃祐と純也が動いた。
    「さよならだ」
     蔵乃祐の呟きと同時、聖杖ルサンチマンと審訊の碑文が同時にアンドレアルフスへと振り下ろされ完全に粉砕された。
    「ああ、ああ! 終わりか、ついに終わりか!」
     アスモダイが、高らかに笑う。そこへ同時に切り込んだのは、詠一郎と乃亜だ。刀の薙ぎとレイピアの刺突、それをアシモダイは竜頭の杖で受け止めていく。
    「っらあああ!!」
     その拮抗を、ダグラスの槍と玄旺の刀の刺突が破る。たまらず後退しようとしたアスモダイを、紅詩と七葉、ノエルが足を止める。
    「くッ!」
     そして、ガゼルの突撃をアスモダイが捌ききれずに受け止め――高明と透流が、同時に迫った。
    「じゃあな」
    「ああ、楽しかったぞ」
     高明と透流の一撃を同時に受けて、アスモダイは笑って掻き消えていった。


     戦いは、静かに終わりを告げていく。だからこそ、彼等の会話は10年間の空白を埋めるためのものだった。
    「この10年、いかがでした?」
     将来は防衛大へ通おうと精進を続ける美月は、そう仲間達へと問いかけた。
    「私? 私は、フリーランスの工作員をしてるわね。ほら、職業説明会ん時に色んな国からオファーとかあったけど、何か一箇所に縛られるってーのも窮屈だしね。それにまぁ、連中の権力争いの片棒担がされるのも何か癪だしね」
     狭霧の語る近況に、フォルケが続く。
    「EU軍事顧問は副業で旦那さんの御実家で、主婦として家事と神社手伝いして楽しく暮らしてます。勉強不足でいつも教えて貰いながら日々研鑽してますよ~……あ、最近は瑠璃さんが新しいタイプの祈祷をされてるんで、映像効果の勉強とかもしてるんですよ?」
    「実家の神社で神主をしてます。本家の人間が今ほとんどいないので。あと、神主しながらたまにロック祈祷とかメタル神楽とかはじめました。手段を選ばず神道の普及に務めないと、古来からあるにもかかわらず、エアーになるので……日本に仏教より前からあるんですがねぇ」
     瑠璃がしみじみと語ると、愛梨は頬を染めて言った。
    「一番上の子が学園の初等部に入ったの。パパったら絶倫で、ほぼ毎日……。愛する人の子を産んで育てるのって、最高よ。あなたたちはまだ?」
     愛梨ののろけに、紅詩は笑みで答える。
    「私と七葉の所は子宝に恵まれていますね。おかげで日々とても賑やかで幸せです」
    「それは何に――」
    「10年たったけど皆、家族増えたかな??」
     詳しく聞かれると恥ずかしい、そう七葉は話を流そうと試みた。
    「場所が廃パチンコ屋ってのもなんかこう、ホラー的にはいい感じ?」
     屋台で楽しみつつ、樹斉が笑う。これで、アスモダイ・ギャンビットも最期なのだ、最期ぐらい派手に楽しんでいいだろう。
     戦いが終わると、夜が明けていく。青くなっていく空を見上げて、竜雅が手を振った。
    「やっぱり青空はいいな。それじゃ、また会おうぜ」
    「おう! またな!」
     玄之丞も、ぶんぶんと手を振り返す。アスモダイ・ギャンビットの完全な終わりを見届け、灼滅者達はそれぞれの日常へと帰っていった。
    「あの子が待ってるから早く帰りましょ」
    「そうだね。僕らの日常に帰ろう」
     詠一郎と乃亜が、肩を並べて歩き出す。10年、短くないこの時間で彼等は変わった。そして、変わらなかったものもある。すべては、この平穏な未来を手に入れるための戦いだったのだ。
     だからこそ、言おう。物語が終わっても、彼等は生き続ける。自分たちが守り抜いた、この世界で……。

    作者:波多野志郎 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2018年11月8日
    難度:普通
    参加:18人
    結果:成功!
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