温泉行ったら、猛獣退治

    作者:宮橋輝


    「九州の別府温泉で、イフリートの目撃情報がたくさん出てるのは皆も知ってるよね」
     教室に集まった灼滅者たちに挨拶を済ませた後、伊縫・功紀(小学生エクスブレイン・dn0051)はそう言って本題に入った。
     イフリートは、灼滅者の宿敵たるダークネスの一種族。
     全身に炎を纏い、無差別に殺戮を行う恐るべき『幻獣種』だが、その中でも強大な力を持つ個体が、鶴見岳のマグマエネルギーを吸収して復活しようとしているらしい。
    「サイキックアブソーバーで、イフリートの出現そのものは予知できる筈なんだけど。この強いやつの力で邪魔されてるのか、直前になるまで動きを掴むことができないんだよね」
     つまり、いつものように『予知があってから移動を始めるのでは間に合わない』ということ。
    「――だからね。皆には、これから別府温泉に行ってもらいたいんだ」
     別府温泉の温泉宿周辺で待機し、イフリートの出現を確認したらすぐに迎撃に向かう。
     これが、今回の依頼の内容だ。
    「イフリートが出てきたら、僕から携帯電話にすぐ連絡するね。敵の戦力とかはよくわかってないけど、少なくとも眷属とかは連れてない筈だし、手に負えないような強さではないと思う」
     ただし、迎撃に失敗した場合は温泉街に被害が出てしまう可能性がある。イフリートが温泉街に辿り着く前に、何としても撃破しなければならない。
    「イフリートがいつ出てくるかは、まだわからない。皆が温泉に着いてすぐかもしれないし、何日か後かもしれない。――ちょっと落ち着かないかもしれないけど、いつでも動けるようにしておいて」
     そこさえ忘れなければ、温泉に浸かったり、土産物屋で買い物をしたりして楽しむのは構わないだろう。
    「携帯電話の電波と、バッテリーの充電に気をつけてね。イフリートが出てからは、時間の勝負になるから」
     一通り説明を終えた後、功紀は改めて灼滅者たちの顔を見た。
    「今回はわからない事だらけで、ごめんなさいだけど……お願いしても、いい?」


    参加者
    八幡・向日葵(詠うプロレタリアート・d00842)
    先旗・宮古(ハラペコライダー・d01486)
    大場・縁(高校生神薙使い・d03350)
    ロザリア・マギス(死少女・d07653)
    天乃・桐(中学生殺人鬼・d08748)
    サフィ・パール(ホーリーテラー・d10067)
    秋風・小町(紅葉炎・d10576)
    駒田・道広(朝の護人・d11341)

    ■リプレイ


     辿り着いた温泉街は、硫黄の匂いに満ちていた。
    「あはぁ、久しぶりの別府楽しみっちゃ~♪」
     みんなで温泉楽しもうな、と仲間達を振り返る八幡・向日葵(詠うプロレタリアート・d00842)のやや後方で、サフィ・パール(ホーリーテラー・d10067)がおどおどと周囲を見渡す。
    「あちこちから煙、沢山。イフリートが起こした火事ではないですか……?」
     街の至る所から湯煙が上がる様は、武蔵坂学園がある武蔵野市と比べても随分と雰囲気が違う。初めて見るサフィが誤解するのも、無理はないだろう。
    (「オンセン、どんな所なんでしょう……」)
     期待半分、不安半分といった様子で、仲間達について歩く。その傍らで、駒田・道広(朝の護人・d11341)が口を開いた。
    「オレ、あんま旅行とかしたことねーんだよなぁ……」
     初めて見る別府の街に、大場・縁(高校生神薙使い・d03350)が表情を綻ばせる。
    「えへへ、観光も灼滅も頑張っちゃいます」
     近いうちに出現する筈のイフリートを倒す、という目的は忘れていないものの、今は旅を楽しもうという気持ちが勝っていた。

     宿にチェックインを済ませた後、八人の灼滅者たちは早速観光に繰り出す。
     地理を覚える目的も兼ねて準備したガイドブックは三冊。移動中の時間などを利用して、既に『予習』を済ませているメンバーも多い。
     小脇に地図を抱えたロザリア・マギス(死少女・d07653)が、携帯電話の電波を確認する。いざという時に連絡が滞るということがないよう、常に気を配っておかなければならない。
     今回は殆どのメンバーが携帯電話を持参していたが、うちの何人かは予備の充電器を肌身離さず持ち歩くという徹底ぶりである。加えて、観光の段階では全員で行動する方針であるため、この状況で誰も電話を受けられないという事態はまずありえない筈だ。
    「子供だけで旅行するなんて初めて!」
     仲間達が手にするガイドブックを横から覗き込みながら、先旗・宮古(ハラペコライダー・d01486)が無邪気に笑う。学生が連れ立って街を歩く様は修学旅行にも似ているが、学年にばらつきがある上に引率の先生もいない。どこか、不思議な感覚だった。
    「日中の観光は……やっぱりグルメよね!」
     迷いやすいポイントや抜け道などをガイドブックに書き込みながら、秋風・小町(紅葉炎・d10576)が嬉しそうに言う。温泉の定番といえば、温泉卵に温泉饅頭。別府ならではの、温泉の蒸気を利用した蒸し料理も見逃せない。
     ESPを用いて良い店を探す向日葵が、明るい声で前方を指した。
    「あ、あのお饅頭美味しそうっちゃ~。みんなでいってみらん?」
    「食おう! 食おう!」
     真っ先に同意する道広に続き、小町も頷く。気に入ったら、待機中の夜食として余分に買うつもりだった。なお、エクスブレインからの連絡に備えるため、深夜は二班交代で眠る予定でいる。
    「荷物持ちは、俺が引き受けますよ」
     天乃・桐(中学生殺人鬼・d08748)が、女性陣にさりげなく申し出た。より皆に楽しんでもらいたいという、彼なりの自然な心配りである。
     皆が温泉饅頭を食べ終えた頃、道広が声を上げた。
    「――あ、あれなんだ! 変な看板!」
     彼の視線を追えば、そこには観光地にありがちな看板。穴から顔を出して記念写真を撮る、微妙にチープなテイストのアレである。道すがら温泉街の景観をフィルムに収めていた縁が、控えめに言った。
    「あの、私、撮りましょうか……?」
     古めかしいカメラを持ち上げてみせる彼女を見て、道広が笑みを浮かべる。 
    「よし、みんなで撮ろう! 撮ろう!」
     いざ撮影会と看板に向かう彼らを追いながら、サフィがぽつりと呟いた。
    「……見たこと無いものばかり、です」
     温泉街の独特な文化は、イギリス生まれの少女にとってなかなか新鮮である。

     その後は、向日葵の希望でとんぼ玉の工房へ。
     色とりどりのガラス玉は、眺めていて飽きることがない。
    「とんぼ玉は一つ一つ模様が違うて綺麗っちゃー」
     はしゃぐ向日葵の傍らで、先の申告通り女性陣の荷物持ちを担当する桐が、ふと考えを巡らせる。
     ここ最近、別府温泉の周辺で多く出現しているイフリート達。彼らは何故、ここを襲おうとしているのか。
    (「もしかしたら、温泉街に何かあるのかもしれませんね」)
     運が良ければ、今回の戦いで手掛かりが得られるだろうか――。


     宿に戻った後、八人は四人ずつ二班に分かれ、交代で温泉に浸かることにした。
     仲間達の携帯電話を預かった縁が、サフィ、ロザリアと共に脱衣所で待機する。彼女は自分の電話を持っていないため、常に誰かと一緒にいることを徹底していた。
    「スレイヤーカード、手放さないようにしないとデスネ」
     携帯電話の電波が届く位置をキープしつつ、椅子に腰掛けたロザリアが口を開く。縁が、黙って頷いた。入浴中にイフリート出現の報が届いたとしても、時間のロスは最小限に抑えられる筈。

     その頃、露天風呂では小町に向日葵、宮古の三人が湯を楽しんでいた。
    「寒い中浸かる露天風呂って贅沢よねぇ」
     しみじみと呟き、小町が湯に深く身を沈める。温泉好きの彼女にとっては、至福の時だ。
     イフリートがいつ現れるかわからない状況ではあるが、せめて今だけは大人しくしていて欲しいと思う。何しろ、ここは別府なのだから。
    「広いお風呂は気持ちええな~♪」
     手を伸ばし、のびのびと湯に浸かる向日葵の隣で、宮古がにっこりと笑う。この後に待っている夕食も楽しみだ。
     お次は男湯。電話番を桐と交代した道広が、熱い湯の中で大きく息を吐く。
    「温泉っていいもんだなー。うぁー」
     あまりの心地良さに、いつまででも浸かっていられそうだ。とはいえ、度が過ぎるとのぼせてしまうだろうが。
     脱衣所では、二人分の携帯電話を手にした桐が連絡に備える。体は、温泉で程よく温まっていた。

     風呂上り、浴衣の着方がわからず戸惑うサフィを見かねて、小町が手を貸してやる。
    「あはぁ、みんな浴衣かわええな~」
     火照った体を冷ましつつ向日葵が笑うと、サフィは照れたように俯いた。
     全員で部屋に戻った後は、お待ちかねの夕食。
    「美味しいもの食べれたらいいなぁ」
     宮古が、期待に目を輝かせる。日中、観光で歩き回ったこともあり、すっかりお腹が空いていた。
     男部屋と女部屋の襖を開け放ち、一堂に会して食事を始める。
     お膳に並んだ日本食を前に、サフィが呟いた。
    「あれもこれも和の心、でしょか」
     生魚にはまだ慣れないし、食べられない物もあるけれど。意を決して、温泉卵を一口。 
    「……へんてこですが美味しい、ですね」
     ほんわかと表情を綻ばせる彼女を見て、小町がふふ、と微笑んだ。

     食事が終わっても、まだ寝るには早い。
     そもそも、今回は班ごとに交代で眠りにつく予定になっているので、一斑ごとの睡眠時間は四時間きりである。灼滅者たちも、そのあたりは抜かりない。お茶やお菓子など、夜食の準備は万端だ。
    「トランプとかしたいなぁ」
     宮古の言葉を聞き、ロザリアがすかさずトランプの箱を差し出す。
    「待つだけでは、気が滅入ってしまいますカラネ。適度に遊ぶのも大事だと思いマス」
    「みんなでやろう! やろう!」
     俄然、盛り上がる道広。ウトウトしかけていた縁が、はっとして顔を上げた。普段から早寝の習慣が身についているため、この時間でも既に眠い。
    「ええっと、その。トランプですか……?」
     慌ててルールを確認しつつ、おずおずとゲームの輪に加わる。
    「夜更かしして遊びながらおやつって幸せ~♪」
     観光中、厳選して買い揃えた菓子類を眺めつつ、小町が笑みを零した。

     何事もなく夜が明け、翌日の朝。少し眠たくはあるが、灼滅者たちはまだまだ元気である。
     全員で朝食を摂り終えた頃、桐の携帯電話が鳴った。
    「もしもし――功紀くん?」
     受信ボタンを押して呼びかけると、やや張り詰めたエクスブレインの声が電話越しに響く。
    「イフリート、出てきました。場所は……」
     功紀の指示に何度か頷きを返した後、桐は電話を切って仲間達を振り返った。
    「敵は、ファイアブラッドとリングスラッシャーのサイキックを使ってくるようです。……行きましょうか」
     早くも準備を整えたロザリアが、彼の言葉に頷く。
     持参した地図で現場の位置を確認した後、灼滅者たちはすぐに出発した。


     観光で多少なりとも土地勘を身につけていたことと、地図に現在位置を表示するサフィのESPが功を奏して、道に迷うことはなかった。朝で天気も良いため、明るさもまったく問題はない。
    「いましたね」
     捩れた角を持つ、炎の猛獣――イフリートの姿を認め、桐が足を止める。
     幸い、付近に人の姿は見当たらないようだ。念のため音を遮断し、一般人の注意を惹かないように対策を取る。
     全員で素早く隊列を整えていく中、メディックのポジションについた道広が高らかに叫んだ。
    「この街の平和を、この街に訪れるみんなの笑顔を守るため! 朝の護人、いざ参るッ!」
     直後、戦いの火蓋が切られる。イフリートが、猛々しく咆哮した。煉獄の炎が噴き上がり、前衛に立つロザリアを打つ。全身を焼き焦がさんとする一撃を受けて、彼女は僅かに眉を寄せた。
     神話の存在たる幻獣種、その圧倒的な火力を目の当たりにして本能的な恐怖が湧き上がる。
     だが、しかし――。
     敵から目を逸らすことなく、ロザリアは愛刀の柄に手をかける。彼女の脇を抜けて、縁がイフリートに肉迫した。
    「……イフリートの灼滅も、しっかりやらないといけませんね」
     束ねた護符から一枚を抜き出し、自らの炎を宿して眼前の敵に投じる。縁の生み出した炎がイフリートを捉えた瞬間、ロザリアが動いた。
     恐怖に打ち克つ覚悟は出来ている。己の中に存在するそれを認め、乗り越える勇気を持つこと。
     抜刀し、中段の構えから鋭い斬撃を浴びせる。『腕斬丸』の名を持つ小太刀がイフリートの前脚を傷つけた直後、彼女のビハインド『テクノ・クラート』が追撃を見舞った。
     中衛に立つ向日葵が、神秘の歌を響かせる。
    「勘違いの人違いにご用心っちゃ~♪」
     伝説の歌姫もかくやという歌声が、イフリートの心を激しく揺さぶった。
    「みんなが笑って楽しんでいるのに、邪魔はさせないよ!」
     灼熱のオーラを全力で叩き付けつつ、宮古が叫ぶ。相棒のライドキャリバー『黄哉』が荒っぽく突撃を仕掛けるのを見て、彼女は思わず声をかけた。
    「――あんまり無茶しないでね!」
     自分を振り回してばかりいる黄哉が、どこまで忠告を聞いてくれるかは分からないけれど。
    「行くわよ」
     やや緊張した面持ちで、小町が『カミ』の力を降ろす。渦巻く風の刃が、大きく弧を描きながらイフリートの胴を抉った。

     自らの傷を物ともせず、イフリートは本能のまま戦場を駆ける。
     巻き起こった炎の奔流が、前衛の灼滅者たちを一度に薙ぎ払った。
    「炎にまけんと頑張ろうな~♪」
     慌てず騒がず、向日葵が天使の歌で宮古の傷を塞ぐ。彼女と息を合わせた道広が、すかさず守りの符をロザリアに届けた。
     回復役が前列を支える間に、灼滅者は落ち着いて攻撃を加えていく。
    「確実に弱らせるです、よ」
     サフィの放った断罪の大鎌が、刃に宿した『死』の力でイフリートの治癒力を封じた。
    「……エル、お願いです」
     動物が苦手な主の遠慮がちな命を受けて、ヨークシャー・テリアの霊犬『エル』が浄化の視線で黄哉を癒す。両手に二丁の解体ナイフを構えた桐が、距離を詰めつつ口を開いた。
    「言葉が通じない相手と戦うのは、どうもやりにくいですね……」
     中性的な面に微笑みを湛え、目にも留まらぬ動きでイフリートの死角に回り込む。
    「――お喋りでもしていないと、作り笑顔が保てないんですよ」
     決して、桐は殺しや解体を好むわけではない。彼がそれを行うのは、あくまでも『仕事』だからだ。笑みを絶やさないのも、無表情だと味気ないという『サービス』の一貫。
     二振りの解体ナイフが同時に閃き、イフリートの毛皮を切り裂いていく。鉄塊の如き斬艦刀を大きく振りかぶった小町が、煉獄の魔獣に超弩級の一撃を見舞った。

     猛攻に傷つきながらも、灼滅者たちは次第にイフリートを追い詰めていく。
     狂ったように雄叫びを上げ、獣は七つの光輪を一度に解き放った。飛来した刃に全身を切り刻まれ、縁が一瞬よろめく。
    「……頑張って、みせます」
     彼女は咄嗟に体勢を立て直すと、惑わしの符で反撃に転じた。連携して動きを合わせる桐が、ジグザグの刃で歪な傷を穿ちながら声を上げる。
    「皆さん、気を確かに持ってください。あと少しです……!」
     彼自身も決して無傷ではないが、それに構っている場合ではない。仲間のダメージを認めた道広が、バイオレンスギターを構えた。
    「誰も倒れさせない!」
     奏でられた浄化の音色が、灼滅者に戦う力を取り戻させる。口元に不敵な笑みを浮かべ、ロザリアが眼前のイフリートを見据えた。
     ディフェンダーとして、仲間の分も攻撃を引き受けていた彼女の傷は深い。
     ――そんな時こそ笑うんだよと、亡き祖父の言葉が脳裏をよぎった。
     退かない。勝利を諦めない。己の弱さ、敵の強さを知ってなお、ロザリアは想念の弾丸を撃つ。最後に勝つのは自分だと、心に信じて。 
     黒き弾丸がイフリートを蝕むと同時に、テクノ・クラートが毒の一撃を重ねる。サフィが、氷の魔術で獣の体温を急激に奪った。
     退魔の刀を咥えたエルが斬りかかり、黄哉が果敢に突撃を敢行する。 
     大きく踏み込んだ宮古が、破壊の欲求に満ちたイフリートの双眸を真っ直ぐに見た。
    「君もみんなと楽しみたかったの?」
     荒れ狂う魔獣を前に、彼女はオーラを拳に集中する。
    「……残念だけど、最後に僕が一杯遊んであげるから我慢してね!」
     繰り出された無数の打撃がイフリートを捉え――宿敵との戦いに幕を閉じた。


     イフリートの灼滅を見届け、灼滅者たちの間から安堵の溜息が漏れる。
     これで、ひとまず温泉街の被害は防げただろう。自分達と同様に別府を訪れている他のチームの状況は掴めないが、今は何とかなると信じるしかない。
    「後片付けするよ!」
     宮古が手早く現場を整え始める中、向日葵が周囲の探索を全員に提案する。足跡や破壊の痕を辿ることで、イフリートの出現時点を探ろうという狙いだ。
    「一連の事件の原因、知りたいです」
    「何か、掴めるといいな」
     サフィと小町が相次いで頷き、ロザリアも帽子の位置を直しながら同意する。
     そんな折、縁が遠慮がちに口を開いた。
    「えっと、あの。……終わったら、最後に記念撮影しませんか」
     今回の旅の思い出に、と言う彼女に、道広が賛成の意を示す。仲間達のやり取りを眺めていた桐の面に、自然と笑みが浮かんだ。
     それは、意図的に作られたものではなく、心からの笑顔。
     冷たくも清々しい風が、灼滅者たちの頬を撫でた。

    作者:宮橋輝 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2012年12月16日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 7
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