「メーラー・デビルだって? デイモンなら俺も知ってるが」
「いえいえ、他愛もない噂ですよー。メーラー・デビル。メールを送った相手を祟り殺してくれるんだとか」
「なんだそりゃ。また新手の都市伝説か。昔っからこういうのなくならないねえ」
「この話は、割と詳細が詰まってて興味深いんですよね。
まず送るアドレスは、『@(アットマーク)』より前に殺したい相手のもの、後ろのドメイン部分を『please.mr.mailerdevil』……つまり『お願いメーラー・デビル様』ですね、そうするんです。本文にはアドレス被りしないように相手の本名を書いて、殺し方を指定するとその通りにやってくれるそうで――って、さっそく実験ですか?」
「相手は俺。死因は……そうだな、寿命でいいか」
「それで、どうです? 寿命で死ねそうですか?」
「――いや、だめだな。すぐさま返事が来たよ。結局、デイモン様に止められたようだぜ」
「だがこの女、噂話を語っていた方が提示した条件には、一つだけ失われたものがある。
それは、『メールを送信する場所は電波の基地局から範囲ギリギリまで離れた場所でなければいけない』ということ。なんでも、基地局を中心にメイラー・デイモンがメイラー・デビルから人間を守っているからだそうだ。離れた場所なら守りも手薄になるとか、そんな理由なんだろ、きっと」
冬の放課後、早い夕方を迎えた教室で、神崎・ヤマト(中学生エクスブレイン・dn0002)は説明を続ける。
「ここまでは、男が言ってた通りによくある話と断定していい。が、俺の全能計算域は、そんなまやかしにごまかされたりはしねえぜ。
この条件を全てそろえたときに現れるのは、本物の『都市伝説』――サイキックエナジーが生み出した、災厄の化身(アバター)だ。しかもそいつは、召喚した人間、つまり『メールを送った方』の近くにいる奴を、無差別に攻撃する。
お前たちに頼みたいのは、この都市伝説の討伐だ。人を呪わば穴二つとは言うが、だからといって放っておいていい理由にはならないからな」
都市伝説『メーラー・デビル』は、『殺人鬼と解体ナイフ相当のサイキック』を操り、メールを送った方の『通信機器を破壊して』現れる。その際に機器を手の中に握っているなどしていたら、灼滅者といえど手傷を負うだろう。
また、メールの送信場所にも条件がある。基地局から離れた場所ということと、圏外であるということはイコールではない。武蔵野市を始めとした都市圏では、通信網の発展もあり、適当な場所は存在しないだろう。よって市街から離れた山間部が妥当ではあるが、選択は灼滅者たちに一任されている。
「それで、メールを送る先は誰にするかだが、とりあえずここは俺の――」
と、ヤマトがポケットを探り出した時、教室にいた一人の灼滅者が立ち上がり、手を挙げた。柿崎・泰若(中学生殺人鬼・dn0056)だ。
「送り先、誰でもいいなら私がなるわ。現場にも出るし、きっとヤマトさんよりは適任よ」
「泰若、いいのか?」
「ええ。あて先は私で、文面は……まあ、考えておくわ」
そう言った泰若は、教室を歩き回って他の灼滅者たちとメールアドレスの交換を行った。
「おう、頼む。……さて、今回の戦いだが、お前たちが油断さえしなければ問題なく解決できるはずだ! クリスマスも近いんだ、ちゃちゃっと仕上げて、準備に戻るとしようぜ!」
参加者 | |
---|---|
護宮・マッキ(輝速・d00180) |
暁・虎治(マッチ売り・d00376) |
十七夜・奏(吊るし人・d00869) |
姫乃木・夜桜(右ストレート・d01049) |
芦屋・涼(オネエちゃん・d03718) |
天城・優希那(の鬼神変は肉球ぱんち・d07243) |
エデ・ルキエ(樹氷の魔女・d08814) |
黒鋼・零哉(殺人肯定主義者・d11044) |
●隠された儀式
「――ここが、お目当ての駐車場ね。足元は頑丈、人気もなく、携帯の電波も……都合よく不良だわ」
爪先でアスファルトを叩きつつ、柿崎・泰若(中学生殺人鬼・dn0056)は自分の携帯を眺めていた。周囲には人一人見かけられず、駐車されている乗り物もほとんどない。
今回灼滅者たちが戦場に選んだのは、山間の駐車場だった。都市伝説『メーラー・デビル』を呼び出す儀式の条件を、この場所は全て満たすことができる。
「シーズンオフだから、この辺は結構開けている割には人がいなくてね。何かスキーとかあれば違ったんだろうけどさ!」
自慢げに親指を立てて見せたのは、護宮・マッキ(輝速・d00180)だ。言われた泰若は愛想よく笑って、周囲と戦場の確認を続けていた。
「念の為『殺界形成』で人払いしておくよ。……しかしまあ、誰が言い出したのかは知らないケド、悪趣味な都市伝説ねえ」
姫乃木・夜桜(右ストレート・d01049)は、聞いた『メーラー・デビル』の話を思い出し、肩をすくめため息をつく。側にいた霊犬も、主人に合わせ足元で大人しくしていた。
「そうですねー、悪魔なんかを頼りにするよりも、やっぱりお願い事するなら天使様ですよ! ……って、殺人依頼なんか天使様は聞いて下さらないよね」
ごめんなさい、と手を組んだのは、エデ・ルキエ(樹氷の魔女・d08814)だ。二人は都市伝説の性質について話に花咲かせ――そこから離れた場所では、黒鋼・零哉(殺人肯定主義者・d11044)は嬉しそうに、しかし瞳暗く笑っている。
「悪魔には、大人しく地獄へ帰っていただきましょう……、殺り方を選ばずに、ね」
零哉の視線の先には、芦屋・涼(オネエちゃん・d03718)が懐から取り出した携帯電話があった。支給品として渡されたその型遅れな携帯電話は、『メーラー・デビル』を呼び出す扉となるものだ。
「泰若ちゃんの名前とアドレスは入力完了っと。死因は、……実際そうなるわけじゃないけど、恨みもないのにひどい目にあわせちゃうのはね。
そうだ、せっかくなら『笑い死に』にしましょ? 笑顔でハッピー、どうかしら」
涼が手馴れた指さばきで入力を終えたところを、暁・虎治(マッチ売り・d00376)がかっさらった。こちらもまたすばやくメールを一時保存すると、表示を機能設定画面に切り替える。
「ねね、メールの送信音何がいーい? やっぱチャイム? 爆発系もいいかな! あ、このレベルアップ音も無視できないね!」
虎治は無料サイトからいろいろと効果音をダウンロードしては、音、破壊して登場、音、破壊して登場と、何度も見栄えを改めていた。それを横から見ている天城・優希那(の鬼神変は肉球ぱんち・d07243)は、マッキの袖を引きつつ夢見心地で呟く。
「携帯電話……いいなぁ。私もあんな風にメールをポチッてしてみたいのです~」
周囲が携帯電話の話題で盛り上がりを見せている中、十七夜・奏(吊るし人・d00869)も自分のそれを鞄からそっと取り出した。数度の操作で画面に表示されたのは、半ば強制的に交換させられた、泰若のメールアドレスだ。
「……私の携帯に他人のアドレスが入るとは、驚きです」
自分としては興味深く、外から見れば無表情に、奏はその簡潔なメールアドレスを眺めていた。と、虎治から携帯電話を返された涼が、手を叩いて注目を向けさせる。
「はいはい。そろそろ呼び出すわよー、みんな。『メーラー・デビル』を囲む形になるから、それぞれ位置について頂戴」
言葉に従い、全員が確認して決められた位置についたのを見届け、送信役の涼がメールを送った。同時に携帯電話をそっと放り投げ、身を離す。
甲高いゴングの送信音を立て、画面を下にして携帯電話は地に落ちた。――直後、黒いナイフがバッテリーを突き破って生え出る。
●殺意の具現
突き出たナイフは携帯電話を横に裂き、返す刀で二つに切断した。もしこの時普通に携帯電話を手に持っていたら、普通なら怪我ではすまない傷を負うことだろうと、その様子を見ていた者は戦慄する。
次いでその切断面から、都市伝説『メーラー・デビル』がにじみ出してきた。それはタール状の粘液にも似て、反対側を一切透さないほどに真っ黒く、ゆっくりと、解ける氷像の逆回し映像のように、同じ材料でできた解体ナイフを持つ男の形になる。
「ついに出たね、『メーラー・デビル』! ゆきなにも仲間たちにも君に殺させやしない! なぜなら――」
一番手を取ったのはマッキだ。甲に張り付いたWOKシールドのコインを隠すように叩くと、エネルギー障壁がより広く長くへと展開を再開した。
「僕こそがディフィンスに定評のあるマッキだからだ! 君が次に取る行動は、前もってお見通しなのだよ!」
聞いてか聞かずか、ナイフを構えた『メーラー・デビル』は、己を吐き出すかのように毒霧を刀身から噴射させ、最も人数の多い前衛の4人と1匹とにけしかける。しかし先を読んでいたマッキが使用していたサイキックは『ワイドガード』で、結果ダメージは残るものの、心配されていた猛毒の被害は仲間全員が免れた。
が、交戦が実際に目の前で始まった直後、攻撃された当事者以上に大騒ぎを始める者がいた。閑静な駐車場に、彼女――虎治の絶叫がヤマビコに乗って響き渡る。
「ひゃあっ! 毒霧ってヤダヤダヤダわあああぁぁぁーーーっ! 大丈夫!? ダメ? ダメな人は手を挙げてー!」
その言葉に手や前脚を率先して挙げる者はなかったが、それを全員が答えられないほどピンチなのだと虎治は誤解した。彼女ははっとして両指に握れるだけの護符を挟むと、
「えっとえっと! ディフェンダーは多分まだ平気、ならクラッシャーの……ルキエちゃん!」
偶然にと言うべきではあるだろうが、最もダメージの大きかったエデに回復の護符を飛ばした。そんな主人の突飛な行動には慣れたものだと言わんばかりに、虎治が連れる霊犬は一吠えして敵に向かっていく。
霊犬のすれ違いざまの一閃に、受けた『メーラー・デビル』は割れた己を音立てて繋ぎ合わせ、その厄介さを見せ掛けた。まるで不死身の怪物だと――いや、それは自分の恐れの産物ということに気づきながら、優希那は絶好のタイミングを前に足をすくませている。
「えぅ……。デビルさん、怖そうなの……です」
あれは、人を殺めるためだけの存在だ。今、その近くにいるだけでも、痛い目を見る可能性はある。
――でも、と優希那は思う。
「(でも、今は皆様が……マッキ様とも、ご一緒なのです。だからきっと、大丈夫)」
感じる頼もしさは確かな芯となって、優希那をまっすぐに立たせる。指先はまだかすかに震えているものの、心は力を呼び、契約の指輪へと収束させていった。
「あの、マッキ様……、見ていてください。私も、見てますから!」
一斉に弾けた優希那の魔法光弾が、『メーラー・デビル』めがけてまっすぐに空を走っていく。着弾は彼女と同じく真白に輝き、しかし減光していく向こうには、まだ形を失っていない都市伝説の姿がある。
「さすがにしぶとく在るのね、あなた。でも私知ってるのよ……この場の誰も、その程度じゃ目的を忘れないって」
泰若は片手撃ちに構えたガンナイフを対の腕下に回し、銃口を敵から外して無造作にトリガーを引いた。発射されたのは特製の弾丸、飛翔する先におのずから敵を求める、狩猟者の牙だ。
「数えの裏九番『雪風』。即ち、どんな衝立にも防ぐ事は敵わないの」
前進と回頭とを組み合わせた軌跡は自然、内へと向かう渦を描く。最後の一瞬、クンと方向を変えた弾丸は、『メーラー・デビル』の右下腹に深く食い込んだ。
その銃創痕はやはりすぐに塞がれてしまうが、注視を続けるエデは、そこからこぼれた内容物が煙となって消えていったことを見逃さない。これはおそらく、表面を偽って敵に抵抗が無駄だと思い込ませるという、姑息ながら悪辣なやり口だ。
「そんな風にしてあなたは、いったいどれだけの人を手に掛けたのですか……? 必死に抵抗する人を、心の中で笑って、苦しめて!」
エデの妖の槍を握る手に力がこもる。その罪を正しく罰するほどの痛みを与えられないまでも、せめてこの場所この時をもって、二度と被害者が出ないようにしなければならない。
「悪魔なんて地獄に送り返してやるんだからっ!」
だから、少女は疾走した。槍の切っ先はねじれ、エデの全身全霊を秘めた一撃が『メーラー・デビル』を貫通する。
黒い流れが盛大に『メーラー・デビル』からほとばしった、
●悪魔の終焉
「……実は今回、珍しいものが見られるはずなので、とても楽しみだったんです。……絶望する悪魔を。……振りまく一方だったその感情に、悪魔がどう反応するのかを」
奏の瞳は未知の実験を経過観察する研究者に似て、純粋な知的好奇心の色を宿し『メーラー・デビル』を眺めている。胸にスペードのスートを具現化させていた奏は、己の影業を『検体』へ刺し伸ばし、飲み込ませた。
「……その影は、あなたに絶望を感じさせますか? ……早く答えて、私に答えを見せて下さい。……早く、早く!」
影業から開放された『メーラー・デビル』は、その感覚器に何を見たのか、怯えの絶叫を上げる。空気をビリビリと震わせる不快な音の中を、畳み掛けるようにして涼が一歩を前に踏んだ。
「あー、寒いのに汗かいて動き続けるなんて、こうなんか嫌よねえ……。さっさと退治して帰って、お風呂でも入ってゆっくりしたいわー」
などと呟きながらも、涼は殲術道具を操る手を止めようとはしない。振り回す大鎌には、何度も引き出した彼の力が集中していく。
「だから、決して手を抜いたりはしないわよ。ワタシが頑張れば頑張るだけ、近寄ってくれるんだから――魅惑のバスタイムが!」
繰り返しをなぞるなら、この力は漆黒の猛毒として備えられているはずであった。が、涼は高速ダッシュから、これまで見せなかった黒紫色の『影』として、力任せに打撃を与えた。
その物理的干渉の結果として、おぼつかない足裏を流した『メーラー・デビル』はバランスを崩して膝をつき、地面で横倒れになる。それはアスファルトに溶け、染み込むように姿を消した。
「……あら、終わったの?」
「いえ、柿崎さん……アタシにはわかります! きっとこれが、アイツの切り札って奴なんだって!」
泰若の何気ない言葉に、夜桜は鋭さを失わないままに答える。『メーラー・デビル』が携帯を破壊して現れる時、どう動いていたかを思い返してみれば、この消失の意味はおのずから明らかとなった。
「――っ! そこだあ!」
夜桜は己の判断に一瞬の全てを乗せ、引いた半歩から腰を回すストレートを後方に放つ。強固なバトルオーラに包まれた拳は、速度と威力とを最大となる地点に現れた解体ナイフを、『メーラー・デビル』ごと弾き飛ばした。
「手ごたえあったけど、まだまだあ!」
スタンスを構えなおした夜桜は、踏み込みから左右重連のボディーアッパーを乱れ打つ。踵を浮かされた『メーラー・デビル』は、夜桜が瞬きのうちに叩き込まんだ威力に逆らうことはできず、今度こそダウンを取られ背中から倒れこんだ。
「ハ! デビルの名が廃るじゃあないですか、都市伝説!」
上体を持ち上げる『メーラー・デビル』の額を、後頭まで零哉の黒い光剣が貫く。頭側に立つ零哉は、そのまま柄を支点に『メーラー・デビル』を飛び越え、踵のストンピングでアスファルトに縫い付けた。
「斬られて撃たれて突かれて叩かれて、挙句の果てには踏まれて結局誰も殺せてないなんて、クソですよクソ! クソ悪魔!」
敵の自由を奪い、口汚い罵倒を繰り出す零哉。踏みつける箇所を喉にスライドさせた零哉は、サイキックソードを乱暴に引き抜いて、
「――死んでください、クソが」
振り下ろした。
●死闘終えて
都市伝説『メーラー・デビル』の体が、現れた時とは違い霧状に解け、山から下りてくる冬の風に散らされ消えていく。止めを刺した零哉はしかし、一気に興味を失ってその場に背を向け、立ち去り始めた。
「……」
零哉は向かう先にあった真っ二つの携帯電話を、つまらなそうに見下ろして踏み砕く。その最期を見届けた虎治は、急に思いつき自分の携帯を取り出した。
表示させるのは、これから絶対に連絡を送りあうことはない――しかし彼女にとっては深い意味を持つ誰かのメールアドレスだ。手際よくメールを送信するが、当たり前のように無機質なシステム・メッセージが返送された。
「――あ! メーラー・デイモンだって! デイモン様復活したヨー!」
「ふむふむ。冥土の手土産にされるかなーなんて心配、するまでもなかったわね」
明るく笑う虎治にあわせるように、泰若も冗談めかせて自分の無事を報告する。夜桜は手順に従って呼び出しの儀式を実行するが、存在しないドメインに送られたメールは、そっくりそのままで返ってきた。
「都市伝説の灼滅をあたしも確認したよー。しっかしアレね、都市伝説になる位には、誰かを殺したい人が多いってコトなのかしら――いえ、違うよね」
今はそういうことであり、しかし本当は、そういうことではないだろうと、世界の真実を知る皆は思いをめぐらせる。そのまま無言となりかけた空気に、優希那の朗らかな声が響き渡った。
「……皆様、今回はお疲れ様でした。ところで、お怪我の具合は如何でしょう? どこか痛い所はありますか?」
その問いへ素直に頷いたのはマッキだ。その場のアスファルトに腰を下ろして傷跡を優希那に差し出した。
「うん、頑張った甲斐もあって、ゆきなは傷一つないね。これからも僕がゆきなを守ってあげるよ! ……って、イテテ……」
優希那の手前かっこいい所を見せようとするものの、最前線で戦っていた影響は軽くはない。眉をしかめるマッキに、懸命に看病をする優希那が時々手を止めるが、続けて、とマッキは心からの笑顔で促した。
「あら、マッキちゃんは痛いのか幸せなのかはっきりしなさいな。――ああ、優希那ちゃんはそのままやったげてー。ワタシの方はなんとも無いからね」
涼はその様子に微笑んで、からかい半分に口を挟む。こういう光景は、聞くのも見るのも実に楽しいことだ。
一方奏は我関せずと、糸が切れたようにふらふらと周囲を歩いていた。目的の多くを達成して気が抜けた反動か、戦闘終了前までに比べると、その足取りは極めて危なっかしい。
「……動いたのでお腹が空きました。……もうここには何の興味もありませんし、お先帰ってもよろしいでしょうか」
「そうですね……。悪魔は世を去りました。大切な場所に、みんなで帰りましょうか」
エデの提案に、その場にいた全員が賛成した。その心を次に――戦いと日常とが裏表になった、灼滅者が生きる場所に向けて。
作者:君島世界 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2012年12月18日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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