新春特集! 都市伝説と行く初笑い劇場!

    作者:旅望かなた

     知ってるかい?
     おととし潰れたお笑いの劇場には、役者の幽霊が出るってことを。
     こっちを笑わせようと渾身のギャグでお相手してくれるけど、おもしろすぎてお腹がよじれて笑い死にしちゃうとか。
     でももしこっちが笑わせられたら……その年一年、ギャグが絶対滑らないんだって!
     
    「というわけで、喜劇役者の都市伝説の噂を聞いちゃったんだよ!」
     風音・瑠璃羽(散華・d01204)が教室に集まった灼滅者達に意気込んで口を開く。
     この前悲劇役者の都市伝説のためにさんざん悲劇をやった所で、また演劇系である。
    「エクスブレインさんにも確認してもらったの。どうもすごく面白いギャグを言ってくるらしいんだけど、それが自分の破壊力……腹筋破壊? を高めながら言ってくるせいで、しかもダメージも大きくて大被害になりそうで……」
     そこで、と瑠璃羽はぎゅっと拳を握る。
    「都市伝説まで巻き込んで全力で喜劇にしちゃえば、都市伝説がノリノリで相手してくれるらしいよ!」
     あとツッコミと称して攻撃もすると良さそうだよね!
     そう瑠璃羽が言ったので、一同はやっぱりって顔で、けれど楽しみを隠しきれない顔で頷いた。
    「喜劇っていってもいろいろあるけど、どっちかっていうとずっと笑ってられるコントとか、あとなんか新春初笑いとか、そういう系統がいいみたいなんだよね」
     ちなみに都市伝説の効果で、笑い声やブーイングのSEがつくおまけつきだ!
    「なんか面白い都市伝説だけど、誰かを笑い殺しちゃったらギャグですまないもんね。なのでこっちから笑い倒しちゃおう!」
     よろしくお願いします、と瑠璃羽がぴょこんと青いツインテールを揺らして頭を下げた。


    参加者
    東当・悟(紅蓮の翼・d00662)
    風音・瑠璃羽(散華・d01204)
    茅薙・優衣(宵闇の鬼姫・d01930)
    ジュラル・ニート(サラダ十勇士・d02576)
    森山・明(少女修行中・d04521)
    野神・友馬(一流ベンチウォーマー・d05641)
    九鬼・水香(小学生神薙使い・d08971)
    アリス・スティグマ(ハートの傷のアリス・d10732)

    ■リプレイ

    「○時だよ! 全員集合!」
     ○の中に数字を入れてしまうと偉い人に怒られるのでご了承ください!
    「初笑い特別編、始まるで!」
     東当・悟(紅蓮の翼・d00662)が筆文字でタイトルを書くと同時にばばーん、と効果音。
     演目は――、

    『夜の博物館』!!

    「おいーす!」
    「…………」
    「声が小さい、おいーす!」
    「…………」
    「誰もおらんやん!」
     はいどうも、都市伝説のご挨拶でお送りしております。
    「先輩! 見回りの時間っすよ!」
     野神・友馬(一流ベンチウォーマー・d05641)がぽんと先輩警備員――都市伝説の肩を叩いて声を掛ければ。
    「おー見回りかーめんどくせーなぁ……」
     この都市伝説、ノリノリである。
    「はいいいから行くっすよ!」
    「あーわかったわかった引っ張ってんじゃねぇ!」
    「じゃ押してっと」
    「押すんでもねぇ!」
    「あらよっこいしょっと」
    「担ぐのもやめんかい!」
    「も~う、文句の多い人ねぇ~ん?」
    「お前いつから俺の母ちゃんになった! 気持ち悪いわもう俺に先に歩かせろ!」
     都市伝説がどかどかと歩いてドアを開けようとビターン!
    「うっへっへ、この博物館は泥棒の聖地、警備員はザル警備でお宝はざっくざく……」
     抜き足差し足で入ってきたジュラル・ニート(サラダ十勇士・d02576)と友馬の目がばっちり合う。
     ちなみに都市伝説はドアに潰されている。
    「……ぽ」
    「ってなるかいな!」
     友馬のフォースブレイクツッコミが思いっきり炸裂する。
     ドアの後ろからずるずる這い出した都市伝説に。
    「おいこら痛いわ!」
    「あっ、先輩すんません!」
    「ごふっ!」
     礼をした拍子に再び杖がごすっ。
    「今のうち!」
    「あっ! ま~て~!」
     音楽と同時に都市伝説と友馬がどっこどっどこ泥棒ジュラルとの追いかけっこ始まり!

     全身鎧の展示品(小さ目)が、じっと佇む中。
    「あっれ~? おかしいなー」
    「姉上殿、ここはさっきも通ったのじゃ」
     風音・瑠璃羽(散華・d01204)と九鬼・水香(小学生神薙使い・d08971)の姉妹が、仲良く手を繋いで仲良く迷子。
    「あっれーさっきの泥棒いないっすねー」
    「でもなんか話し声が聞こえるぞ?」
     そこに突如照らされる懐中電灯の光!
    「きゃあ! でたぁー! おーばーけー!」
    「姉上殿こっちじゃ!」
     すちゃらかちゃっちゃと逃げ出す水香。瑠璃羽が慌てて後を追いかけようとして――ずべ。
    「ごふぅっ!?」
    「きゃー!」
     すっ転んでお化けの正体、警備員の都市伝説に背面タックルを決める瑠璃羽。舞い踊ったスカートに慌てて手で顔を隠す友馬。
    「ってお前指の間から目が見えてるがな!」
     先輩後輩がきゃっきゃうふふ……いやどったんばったんやっている間に姉妹はすたこらさっさと逃げ出した。
     勢い余って二人が扉にバーンとぶつかる!
     倒れる扉!
     二人でよっこいしょと起こす!
     何事も無かったかのようにドアノブを捻って逃げる!
    「おっとお前達は何者だー!」
     ようやく都市伝説が気付いて追いかけようとしたところで、後ろからべちっと何か気配がして痛かった。
    「!?」 
     振り向く都市伝説。
     そこにはただ、全身鎧が置いてあるのみである。
     もう一度行こうとする都市伝説。
     立ち上がる全身鎧――森山・明(少女修行中・d04521)。
     無敵斬艦刀でべち。
    「!?」
     振り返る。
     ただの全身鎧。
     もう一度行こうとする都市伝説。
     立ち上がる全身鎧。
    「先輩~うしろ! うしろ!」
     そして友馬の声で振り向いた都市伝説と目が合う!
    「何回殴る気や!」
    「あ、どうも」
    「どうもやないわ!」
     そっぽを向いて口笛を吹く全身鎧の明。
    「ったく、今夜は変な奴らがおりすぎやわ……」
     通り過ぎたところで、後ろからべちっと何か気配がして痛かった。
    「またお前か!」
     振り向くと明が殴るにはちょっと遠すぎた。
     そして近くにはミイラの棺が置いてあるだけである。
     もう一度行こうとする都市伝説。
     かぱっと蓋を開けて立ち上がるミイラ――茅薙・優衣(宵闇の鬼姫・d01930)。
     手裏剣の如く縦回転してべち。
    「!?」
     振り返る。
     ただの棺。
     もう一度行こうとする都市伝説。
     かぱっと蓋を開けて立ち上がるミイラ。
    「先輩~うしろ! うしろ!」
     そして友馬の声で振り向いた都市伝説と目が合う!
    「今度はお前か!」
     大仰にびびった様子で、ミイラ(優衣)が後ろを振り向く。
     でもって何もないじゃんって顔で肩をすくめて見せる。
    「お前のことや!」
     慌てて逃げていくミイラ(優衣)。
    「何なんねんこの博物館! 俺明日辞表出すわ!」
     ぶつぶつ言いながら歩き出す都市伝説。後を追う友馬。
     通り過ぎようとしたところで再びごすり。
     達成感に溢れた顔で、ミイラ(優衣)が汗を拭っていた。
    「おいコラァ! 天丼は二回までや!」
     そう叫ぶ都市伝説の声を後ろに、友馬に負われて逃げていくミイラ。
    「はーっ……」
     溜息をついた後、都市伝説は次のミイラの棺をぎろり。
     ぎろぎろぎろり。
     動き出す気配はない。
     通り過ぎようとする都市伝説。
     かたん、と蓋の動く音。
     都市伝説が振り向いた瞬間!
    「先輩危なーい!」
     ぼす、と戻ってきた友馬のフォースブレイクが顔面ヒット。
    「おっ……お前何すんねん!」
    「先輩! ごめんなさいっす! 大丈夫っすか!」
    「ごめんで済んだら警察いらんねん!」
     漫才を繰り広げる二人の後ろで、アリス・スティグマ(ハートの傷のアリス・d10732)がミイラ姿で恥ずかしがっていたのでとりあえずカメラ係(依頼参加者の誰かですさぁ誰でしょう)がアップで撮影しておいた。
    「泥棒とかミイラとか鎧とか動いたら、今度はちゃんと狙いつけぇや!」
    「はい、わかったっす!」
     歩き出す都市伝説。
     慌てて再び棺に戻ってかたんと音を立てるアリス。
    「先輩危なーい!」
     ごす。
     むしろ友馬の声に振り向いた瞬間にヒットするフォースブレイク。
    「おいこらちゃんと狙いつけたんか!?」
    「はい、今回は大丈夫っす!」
     顔を押さえて怒鳴りつける都市伝説に、友馬は自信満々で胸を張った。
    「今回は、ちゃんと先輩の顔に狙いつけたっす!」
    「あかんやん!」
     どっとはらい。

    「ええい、ふざけとる場合やないで! この博物館は曲者ばっか」
    「カツ丼お届けに参りましたで!」
     舞台上に自転車で登場する出前の配達員こと悟。
    「え、ちょ、おま頼んどら」
    「すんませんカツ丼売り切れやでー」
    「え、あ、ほいだら親子丼で」
     ツッコミをものともせず通り過ぎていく悟。なぜ自分はノッちゃったんだろうと考え込む都市伝説。
     そしてその後ろを、そっと通り過ぎて行こうとする瑠璃羽と水香姉妹。
     ぽん、と瑠璃羽の肩を叩く武者鎧(明)。
    「きゃぁぁ! おーばーけー!」
     武者鎧ががしょん、と角度を変えた。
     ポーズを取ったつもりらしい。
    「おばけじゃないよ! 鎧だよ!」
    「あれ? おばけじゃない? ま、いいか……出口、出口……」
     おいこら。
     そしてうろうろしながらなにげに巻き込んだ都市伝説が踏まれて面白いポーズを取っているのだ。どうしよう。
    「姉上殿、鎧が動く地点でどうかと思いますのじゃ」
    「……そういえばそうだね! 妹よ偉い!」
     これは素だ。素に違いない。
     そしてその間にもミイラ(優衣)とかミイラ(アリス)が迫ってきているではないか!
    「あ~れ~、お助けぇ~」
    「良いではないか良いではないか~……?」
     いつの間にか逃げようとする水香のベルトらしき紐の端を、アリスが持っている。
     こらこら照れちゃダメですよ可愛いなぁ。
     そして思いっきり引っ張る!
    「あ~れ~!」
     くるんくるるんくるんくるんくるんぽーん。
     とりあえず瑠璃羽が危ないところは全力でカバーしているので見えませんよ!
     ついでにミイラ(優衣)が思いっきり包帯代わりの鋼糸を都市伝説に巻き付けて、引っ張った!
    「良いではないか良いではないか~!」
    「あ~れ~!」
     くるんくるるんくるんくるんくるんぽーん。
     引っ張ったのが服じゃないから危なくないし見えませんよ!
     やり遂げた顔で汗を拭うミイラ(優衣)。
    「よーし、今日のエモノはあのお嬢さんの心だぞハーッハハハハ!」
    「きゃああああ!」
     その向こうでは瑠璃羽と水香が必死に泥棒ジュラルから逃げていた。
    「つか博物館のお宝盗むんじゃなかったんかあああああああああい!?」
     ツッコミを入れている間にその追いかけっこに巻き込まれて大回転。
     いつもより輝き増し増しでお送りしています!
     なんせジュラルのバスタービームつきですからね! やりましたね!
     ついでに友馬も巻き込まれている気がしますが気のせいですかね!
    「何するんっすか泥棒さん!」
     あ、気のせいじゃなかったらしい。
     さらに舞台裏では、武者鎧(明)が「年下なのに俺いやいや私より大きいなんて!」とハンカチを噛みまくっていた。視線がびしびし突き刺さっているアリスがきょとんと首を傾げる。
    「あ」
    「あ」
     そして逃げようとしたジュラルと思いっきりかち合っていた。
    「あ、えっと、すみません」
    「ええ、なんでもありませんのよオホホホホ!」
     何か高笑いしている明に、いけないものを見てしまった顔でジュラルが扉を閉めた。
     ぼか。
    「え?」
     ぼかぼか。
    「ひぃぃ私は何も悪い事をしていないただのコソ泥だぞ~!」
    「いや悪いやろ!」
     そりゃそうだ。
    「親子丼お届けに参りましたで!」
     その混沌に自転車で突撃する悟。
    「あ、どうも」
    「売り切れやすんまへーん」
    「おいこらぁ! そやったらうな丼や!」
    「へいかしこまりましたー」
     自転車で去っていく悟。
    「ったく、何なんやあの配達員」
    「本当に何なんだろうねー」
     あれ。
     なんか柔らかい感触を掌に感じたら、気付いたら瑠璃羽が都市伝説と手を繋いで立っていた。
    「姉上殿、妾こっちじゃよ」
    「え?」
     都市伝説を見る瑠璃羽。
    「え?」
     水香を見る瑠璃羽。
    「きゃー!」
     ばっこーん☆
    「うな丼お届けに参りましたで!」
    「おお、早いじゃないか!」
    「売り切れやすんまへーん」
    「何回やる気や!」
     お、とうとう都市伝説が悟にキレた。
     慌てて岡持ちを置いて「ヘルプ巳い!」と逃げ出す悟。作り物の蛇を首に巻きつつ今年の干支を駄洒落に仕込むという高等テクニックである。
    「おいコラ待てごふっ!?」
     手に持ってぶん殴った靴に仕込まれた黒死斬が発動、決して悟の靴の匂いではないよ!
     ライフパスに『足が臭い』はないからねHAHAHA!
    「待たんがふ!」
     追いかけようとしたところに後ろから自転車で登場した背中に黒死斬。
    「おいこぶふ!」
     振り返った瞬間クリームパイつき閃光百烈拳。
     ばったーんと倒れる都市伝説。
    「いやぁ、あるじゃないか」
    「どれどれ」
    「あ、私にも分けてくれる?」
    「え、えっと日本のお笑いってこういうノリなのでしょうか」
     その間に岡持ちを覗き込む泥棒アンドゴーストズ。
    「……これは!?」
     中に入っていたのは可愛いぬいぐるみだ!
     お腹には何かタイマーが付いているぞ!
     そしてカチ、カチ、と音がしているぞ!
    「わーっとっとっとパス!」
     ジュラルが慌ててミイラ(アリス)にパス!
    「え、ば、爆発するんですか!?」
     本気で慌ててミイラ(アリス)が武者鎧(明)にパス!
    「お、おおおお俺も知らねぇよ入れたヤツ誰だー!」
     思わず素が出つつ武者鎧(明)がミイラ(優衣)にパス!
    「――! っっっ!!」
     何とパントマイムを崩さないまま慌ててミイラ(優衣)が姉妹のどちらかに――何という事でしょう!
    「姉上殿、ここはやるしかあるまい!」
    「うん、わかったよ我が妹!」
     姉妹が何か不穏な動きを始め――なんと!
    「「分身の術!」」
     おお、二人に分かれてしまったぞ!
    「どっちが本物かわかるまいー!」
     素早く面白い動きで翻弄した二人が、にこっと笑って決めポーズ。
    「どちらも本物じゃがな!」
     ドヤァ!
     何とツッコミまで自分でやる事で都市伝説の役目を奪いまくる兆候等テクニックだぞ!
     とりあえず姉妹は置いておこう! と、優衣がパントマイムで言ったと思いねぇ。
    「なんで俺に戻ってくんねん!」
     ミイラ(優衣)が元々の持ち主である店員の悟にパス!
    「あ、あかんあかんこりゃあかん!」
     悟が慌てて友馬にパス!
     そして友馬が何やらごそごそすると、慌てず騒がず都市伝説に渡した。
    「え、お、俺!?」
     都市伝説が慌てながらぬいぐるみ爆弾を見つめる。
     なにかお腹に張り紙が。
    『右を見ろ』
     右を見る。
    『左を見ろ』
     左を見る。
    『上を見ろ』
     上を見る。
    『バカの顔』
     鏡があった。
    「なんやねんお前らー!」
     都市伝説が思いっきりぬいぐるみ爆弾を床に叩きつけた。
     大事な事だからもう一回硫黄。
     都市伝説が『思いっきり』ぬいぐるみ『爆弾』を床に『叩きつけた』。
    「あ」
    「あ」

     暗転。
     ちゅっどおおおおおおおおん!(閃光はレーヴァテインでお送りしております)

    「「「あーかんやろこりゃ」」」
     黒焦げアフロでぼふ、と黒い息を吐き、倒れる全員。
     ――と思いきや。
    「ふ、ふふふ分身していたから無事だよ!」
    「流石は姉上殿じゃ!」
     なんかよくわからないが姉妹は無事だった!
    「分身しとらんやん!」
     地縛霊が思わずチョップでツッコミを……むにゅ。
    「ん?」
    「きゃ、きゃきゃきゃきゃきゃああああああああああ!」
     何という事でしょう、ツッコミが瑠璃羽の胸にヒットしてしまいました!
     慌てて居合斬りでぶん殴る瑠璃羽。
    「だ、大丈夫です本当に大丈夫です!」
     都市伝説さん関西弁! 関西弁忘れてます!
    「だってさっき転んでお尻が当たった方が柔らかかったんやもん」
     あ。
     …………あ。
    「むぎゃあああああああ!」
     あああ瑠璃羽さんがざっくんざっくん展示品と言う設定の愛刀で都市伝説をなますに刻んでいる!
    「な、何やねん! 何やねん! 何も胸も柔うなかったとは言ってないやん!」
    「胸は関係ないでしょ!」
    「そやかて比較の問題で……」
    「迷惑かけてないもん!」
    「ぶつかっとるやん……」
    「うるさーい!」
    「あ、出前のあんさん、私が頼んだラーメンまだ届いてないのー?」
    「あるでーなんと三人前や!」
    「わぁい!」
    「なんでラーメンはあるねん!」
    「ちょっと待ってツッコミしてるのは私だー!」
    「じゃあ俺一緒にツッコむっす!」
    「「「なーんでーやねーん!」」」
    「ちょ、ま、ちょおおおお!?」
     どっかーん。
     書き割りが、いい音を立てて全員を押し潰した。

     がばっと書き割りから顔を出した悟が、都市伝説のいた場所に目をやりひょいと飴を口の中に放り込んで。
    「飴(アーメ)ん」
     おあとがよろしいようで。

    作者:旅望かなた 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年1月2日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 9
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