●笑えぬ未来は望まない
放課後の教室で、一組の男女が笑い合っていた。
「いやぁ、無事に結ばれて良かったですね!」
「もうぜってーお前には頼まないがな!」
女の名を緑川椎菜。このたび目の前の男に恋のアドバイスを強制的に行い、斜め上にきりもみ回転させた上で想い人への思いを告げさせたアドバイザーのようなものである。
瞳を閉じれば浮かんでくる、笑いあり涙ありのエピソード。椎菜の瞳の端からも、思わず雫がこぼれていく。
「それぜってー笑いすぎただけだろ」
「何のことでしょう?」
「ったく……まあいい。ありがとな、協力してくれて」
素直な礼を受け取って、椎菜は優しく微笑んだ。胸元にそっと手を当てて、内心を心に閉じ込める。
――良かった、今回も邪な想いに耳を貸さずに済んだ。もしかしてしまえば、私だけが笑える……ううん、私すらも笑えない、そんな結末を辿っただろう……。
「ん? どうした?」
「なんでもありません……それより……」
きゅっと拳を握りしめ、椎菜は声を響かせる。
「末永くお幸せに。彼女を泣かせるような事、絶対許さないんですからね」
「……ああ、もちろんだ」
力強く頷いてくれた彼を見送って、椎菜は静かな息を吐く。脂汗が滲んでいた額を拭い、そっと壁に背を預ける。
抗うたび、心の声は強くなる。このままでは、きっと……。
●救いをもたらすための説明を
灼滅者たちを前にして、倉科・葉月(高校生エクスブレイン・dn0020)は静かな声音で語りはじめた。
「一人の女の子が、闇堕ちしてダークネス・ソロモンの悪魔と化そうとしています」
通常、闇堕ちしたならばすぐにダークネスとしての意識を持ち、人間の意識は掻き消える。しかし、彼女は人間としての意識を遺しており、ダークネスの力を持ちながらもなりきっていない状態だ。
「ですから、もし彼女が灼滅者の素養を持つのであれば闇堕ちから救い出してきて下さい。しかし、完全なダークネスになってしまうようならば……」
そうなる前に灼滅を。
「それでは、具体的な説明に移りますね。まずはダークネスと化そうとしている女の子……緑川椎菜さんについての話になります」
緑川椎菜、中学二年生。芸人の思考を持つ、笑顔の眩しいお節介焼き。周囲がそう評するよう、何か問題事があれば首を突っ込む行動力、紆余曲折を辿らせ時には周囲を巻き込みながらも最終的には皆が笑える結末へと導かんとする意志力、それらを成すための知識や知恵を持ち合わせている女の子。
しかし、いつからだろう。その結末を暗い笑いで満たしたいと心が囁くようになったのは。それに抗い心を削るようになったのは。
「ソロモンの悪魔として闇堕ちしかけた時から、ですね。もっとも、さっき言ったようにまだ間に合いますので、接触し説得を行なって下さい」
幸い、椎菜との接触は容易い。彼女は通常通り学校に通っているため、下校の時間に声をかければ良いのだから。
ルートを記した地図を渡し、葉月は声音を若干落としていく。
「そして首尾よく接触し、説得を行ったなら……その成否に関わらず、戦いとなります。構成はソロモンの悪魔と化した緑川さんと、彼女に導かれ配下となった強化一般人が五人、ですね」
椎菜の得物は杖。力量はそこそこ高いといった塩梅で、配下さえいなければ特に問題なく倒すことができる程度。
杖による殴打は爆発を伴い、幾度もの衝撃を与えてくる。あるいは指定した区間の温度を奪い、そこにいる全ての敵を凍りつかせる攻撃も仕掛けてくる。また、自分の体力を回復するついでに命中精度を高めてくることもある。
一方、五人の強化一般人には特筆すべき点はない。せいぜい徒手空拳による攻撃が加護を破壊してくること、あるいは自らに施された毒などを浄化する力を持つ程度。しかし、後方に位置する椎菜を守るよう、壁役として立ちまわってくるため、戦いにおいては純粋に邪魔な存在となっている。
「以上が説明になります」
最後に渡すべきものを渡し、葉月は締めくくる。
「幸い、今はまだ被害といった被害はでていません。しかし、放置してしまえばいつかは笑えない結末を迎えてしまいます。それは、本来の緑川さんも望んでいないはず……ですから、どうかお願いします。まだ間に合う内に。そして、何よりも無事に帰ってきて下さいね、約束ですよ?」
参加者 | |
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風嶺・龍夜(闇守の影・d00517) |
銀夜目・右九兵衛(ミッドナイトアイ・d02632) |
笙野・響(青闇薄刃・d05985) |
個人的・検閲(曖昧模糊・d08160) |
盾神・織緒(悪鬼と獅子とダークヒーロー・d09222) |
一花・泉(花遊・d12884) |
鈴虫・伊万里(ヘイバオ・d12923) |
逢魔・歌留多(羅刹に近きモノ・d12972) |
●笑顔を求める少女の苦悩
灼滅者たちは広々とした河川敷の物陰に身を隠し、緑川椎菜の到来を待っていた。
風が枝葉を揺さぶる音色に紛れるほどの小さな声で交わされていくのは主に、逢魔・歌留多(羅刹に近きモノ・d12972)が集めてきた椎菜に関する情報である。
曰く、頭は良く運動神経も悪くない。しかし、しょっちゅう周囲を巻き込む無駄な行動力が祟ってか教師陣からの評価は複雑。
「ですが、友達はとても多いようですね。……必ずや、本当の笑顔を取り戻さねば」
歌留多は気合を入れ、椎菜の学校がある方角へと目を向ける。
折よく、一人の少女が河川敷に向かって歩いてくる姿が見えた。
椎菜だ。椎菜が一人、どこか疲れた顔で、若干足取りをふらつかせながらも歩いていた。
「……」
無言のまま銀夜目・右九兵衛(ミッドナイトアイ・d02632)、静かな笑顔を仲間に送り、椎菜の到来を伝えていく。
まずは風嶺・龍夜(闇守の影・d00517)が飛び出して、椎菜へと歩み寄った。
「緑川椎菜、お前を助けに来た」
「……あら?」
声をかけられ、椎菜は立ち止まる。不穏な空気も感じたか、少々後ずさってもいた。
「どういう意味ですイケメンな少年さん。初対面の相手にかける言葉としては随分不躾なように思えますが……」
「助けに来た。お前の笑顔を奪おうとする、その声からだ」
その言葉を合図として、残る仲間たちも物陰から姿を現していく。警戒は更に色濃いものとなり、笑みも口元に浮かべられたもののみとなっていた。
そんな様子を、個人的・検閲(曖昧模糊・d08160)は一人観察する。
皆より少々離れた場所で、己の抱く目的のため……。
椎菜が警戒心を抱いたのは、見も知らぬ少年から声をかけられたから。何故か己を知っていたから。多くの人が出てきたから……と言ったものだっただろうか。
失礼、と龍夜は居住まいを正し、両手を開いて敵意がないことを示していく。
「俺は武蔵坂学園の風峰龍夜」
「……これはこれはご丁寧に。それで、あなた方は一体……」
「助けに来た、伝えに来た。無理に笑顔を作れば、その声は更にお前を蝕むと」
疑問に答えると共に次の言葉を織り交ぜて、龍夜は想いを伝えていく。
新たな問が差し挟まれる前に、鈴虫・伊万里(ヘイバオ・d12923)が声を上げた。
「はじめまして、緑川椎菜さん。ぼくの名前は鈴虫伊万里です! あなたを、助けに来ました!」
「それは何度も聞きました。いったいどういうことなんです?」
「知ってます。あなたが,がまんしてること。みんなの笑顔を守ろうとしてること!」
問いに対する具体的な答えは紡がずに、伊万里は目的を、想いを告げていく。
「あなたが皆さんの笑顔を守ってきたように、今度はぼくらがあなたの笑顔を守ります!」
「お前は知っているはずだ。暗い笑いなどで、心は満たされないことを。そして知っているのだろう、皆が見せた笑顔の意味を」
一花・泉(花遊・d12884)が言葉を引き継いでも、椎菜は言葉を紡がない。ただ、訝しげに目を細めながらもカバンを強く抱き締めていく。
「皆が見せてくれた笑顔は、辛い時にお前が手を差し伸べてくれたから。お前が困難に挑み抗う力を分けてくれたから。だからお前に微笑みを向けてくれたんだろう?」
「……何故あなた方が私の事を知っているのかはわかりません。けど……それで一体、何をしたいんです」
絞りだすように紡がれたのは震えた声。不安と恐怖がない混ぜになった音。笑みはもう、消えていた。
「お前も自分の心の声に抗ってみせな。今度は俺達が手を差し伸べてやるから。見せてくれおまえの笑顔を」
「……何が分かるんですか」
泉が言葉を終えた時、椎菜の唇から怒気をはらんだ言葉が溢れ出す。
「何が分かるんですか! 会ったこともないあなた方に! 話したこともないあなた方に! 私の、何が!」
既に努力をして来た果て、抗い続けて保ってきた。これ以上抗えというのは、精神を削られている彼女にとって逆鱗にも等しいものなのだろう。
こぼれ落ちた涙とともに重い沈黙が漂う中、右九兵衛が静かな息を吐く。頭を小さくかきながら、停滞を打ち破るために口を開く。
「すまんなぁ、確かに怪しいモンやないゆーても怪しいわな、ヒュカカカ!」
笑い声が虚しく響いても、椎菜が大きな反応を示さなくても、構わない。右九兵衛は明るい声音で、真剣な笑みで語りかけ続けていく。
「せやな、何から話せばいいのか……ま、俺も大好きなんや、人を笑わせんのとか、ホンマにー。そう、キミは素晴らしいヒーローや。でもまァ……」
若干声音を潜め、右九兵衛は囁いた。
「笑ってんのヴッ壊したくなる気持ちも解んねん。人の幸せはたまに壊したくなんねんな」
閉ざされた心を震わせるため。気持ちを己へと向けさせるため。
「せやけどやっぱあきまへん。あかんから必死で抵抗しとるんやろ?」
「……」
言葉はない。
ただ、頷いた。頷いてくれた。
「やったら大丈夫や、その気持がいっちゃん大切や。安心しー、俺等が何とかしたるさかいな」
ただ一人の、泣きはらした瞳に見せたのは、力強い誓いの笑み。
涙の伝った頬に赤みが刺し、停滞しかけた空気が砕けていく。これらば、新たな言葉も、きっと……。
●笑顔を奪うものには鉄槌を
……誰かを笑わせる、それはとても大変なこと。
笑顔を作れる人を闇堕ちなんてさせる訳にはいかないと、笙野・響(青闇薄刃・d05985)が歩み出た。
「椎菜さん、もう一度お聞きします。あなたは、笑うことの意味を、力を知っているでしょう? 一人だけで笑っても、楽しくない。それをあなたは知っているでしょう? そして、笑わせることの難しさを、いちばんよく知っているでしょう?」
「……」
黙したまま、椎菜は首を縦に振る。
響は声を弾ませた。
「誰かを笑わせることのできるあなたに、みんなで笑うことの楽しさを知っているあなたに、暗い笑いなんて似合わない。今の涙も似合わない」
元より……先程までの流れが示した通り、ギリギリで踏みとどまっていた椎菜。暗い笑いはまだ、ない。だから……。
「帰って来なさい、あなたの大好きな人といっしょに笑うために」
「今までよく一人で耐えた。その意志の強さがあったから、私達も間に合ったんだ」
盾神・織緒(悪鬼と獅子とダークヒーロー・d09222)が繋いでいく。最後に、為すべき事を伝えていく。
「決して諦めるな。私達が手を伸ばす、だから君も手を伸ばせ。皆が笑う結末を掴み取るために、闇に打ち勝て」
闇を滅ぼすのは灼滅者の役目。
されど、最後の一歩を選びとるのは椎菜の役目。
椎菜は小さく頷いて、大きく息を吸っていく、きつく瞳を閉ざした後、音にならない言葉を紡ぐ。
七文字のワードだけで十分と、織緒がスレイヤーカードを取り出した。
「鬼さんこちら、我が身の方へ……」
瞬く間に武装を整えて、鬼の面で顔を隠し、顔を上げていく椎菜の……ソロモンの悪魔の力に備えていく。
「この身は唯の悪鬼なれど、今は少女の笑顔を守る力とならん」
「鈴虫伊万里、参ります」
「……無駄なことを」
続いて武装を整えた伊万里を前にして、ソロモンの悪魔は握りしめた杖で大地を叩き配下たる五人の強化一般人を招集する。
集まりゆく敵戦力を前にして、伊万里は元気よく宣言した。
「荒療治になりますが、平にご容赦を」
戦いの始まりを。
救出の音頭を。
ひと気のない河川敷。涼しやかな風が吹く場所で、今――!
「さァて、まずはこいつで蹴散らしましょ。早く椎菜ちゃんを助けるためにもなァ」
向かい来る強化一般人を削るため、右九兵衛が弾丸の嵐を巻き起こす。
隙間を縫うように響が駆け、先頭を進んでいた個体を鋭い刃で斬り上げた。
「……」
手元に伝わりゆく感触に彼女が薄い笑みを浮かべる中、検閲はさしたる興味がある要素もなく魔力を矢へと変換する。
同じ個体へと差し向け、両肩を強打し大地へと伏せさせた。
「ほう、随分と冷たい一撃だな、お主のは」
「……」
ソロモンの悪魔が紡ぐ言葉は無視し、検閲は数本の光輪を引き寄せる。力が溜まると共に解き放ち、続く個体を削っていく。
さなかにソロモンの悪魔へと向けた瞳に、強い感情はない。ただ、観察する。その一念だけが込められていた。
故にだろう。ソロモンの悪魔もさしたる興味を向けずに、跳躍。歌留多の正面へと踊りでて、思いっきり杖を叩きつける。
「回復は任せてもらおう」
即座に織緒が反応し、優しき矢が彼女の打撲を治療した。
故に、憂いはない。
歌留多は小さく頷いて、巨大な刀を振りかぶる。
「笑顔は人の心を暖かくします」
振り下ろし、生み出せし衝撃波にて強化一般人を打ち据える。
「その暖かさを知らぬダークネスなど、きぃさまの敵ではないはずです!」
漆黒の瞳では常にソロモンの悪魔を捉えつつ、続く動きのため小刻みなリズムを取り始めた。
一方、ソロモンの悪魔は不機嫌そうに鼻を鳴らす。
「ふんっ、知っておるよ。知っておるからこそ……壊しがいがある」
「それは、椎菜殿が望んでいることではありません!」
怒鳴り返し、されど手元はたおやかに。歌留多は舞う情熱的に。
強化一般人を叩き伏せ、自らの力をも高めていく。
「椎菜殿! きぃさまは一人ではありません! 椎菜殿と出会い、笑顔を手に入れた家族が……友たちが! きぃさまの、その眩しい程の笑顔を……帰りを、待ち望んでいるのです!」
熱意を以って紡いだ言葉に、反論はない。ありえない。
ソロモンの悪魔はただ目し、動きを大きく鈍らせる。
椎菜が抵抗している証として、灼滅者たちは更に攻め上がる。
もうすぐ、ソロモンの悪魔にも手が届くから……!
●少女には笑顔こそ似合う
何の感慨も思いもなく、検閲が最後の一人を魔力の矢で打ち倒した。
ようやく椎菜に集中できると向き直ったなら、早速伊万里が駆けていく姿が瞳に映る。
「はあああぁぁ!」
固めた拳に救済の願いを込めて。
伊万里が放つは軽くも鋭い百烈拳。
「ぐ、ぁ」
「さっさと出て行きなさい! ソロモンの悪魔!!」
フィニッシュに顎を打ち上げて、即座に後方へと退いた。
その頃には龍夜も後背へと潜り込み、一閃。足を切り、動きそのものを鈍らせる。
「俺達も……」
憎々しげに睨みつけて来た瞳を見つめ返し、その奥にいる椎菜に語りかける。
「俺達もその闇と苦しみを知っている。そしてそれは仲間と共に支えあう事でしか止められないことも」
放たれた打撃を盾で防ぎ、押し返す。
「その苦しみを吐き出すといい。俺達が受け止め、打ち払ってやろう」
「戯言を!」
「おっと、こちらにも敵は居るぞ?」
龍夜のみに向けられた意識の外、織緒が煌めくビームで撃ち抜いた。
かと思えば響が反対側へと回りこみ、一閃。
「もう、おしまいにしましょう。こんな、悲劇への道は」
「ぐ……」
最後の意地か、はたまたたまたま残ったか。ソロモンの悪魔は闇雲に杖を振り回す。
容易く受け止め、弾いた龍夜は、拳に力を込めて殴りかかる。
「さあ、もう一度心からの笑顔を取り戻すんだ」
「世界が笑顔であるのなら……お前も笑顔でいなくちゃな」
ふらつき近寄ってきた額を、泉がデコピンで跳ね飛ばした。
ソロモンの悪魔は断末魔を漏らすこともなく砕け散り、あるべき姿へと回帰する。
河川敷に倒れしは、笑顔に満ちた少女が一人。穏やかな陽光に抱かれて、安らかな寝息を立てている……。
「任務。完了だ」
それだけを確認し、龍夜は闇に紛れて一足先に帰還した。
残る者たちの多くは椎菜に駆け寄って、介抱の為に抱きあげて……。
優しい風に撫でられ、目覚めた椎菜。少々状況を飲み込めない様子の彼女に、灼滅者たちは概ねの説明を。
「あの、えと……ごめんなさい。色々とひどいこと言ってしまって……それと、ありがとうございます。私を救ってくれて……」
謝罪と感謝を受け取って、泉は笑顔で手を伸ばす。
「武蔵坂学園にはお前や俺たちみたいなのが集まってるんだよ。……来てみるか」
「……私の力が必要ならば」
しっかりと握り返してくれた手は、温かくて力強い。
立ち上がる足取りも確かなもの。もう、憂いはないだろう。
だから、歌留多も手を差し出した。
「まぁ色々と有りましたが、これも奇縁という奴でしょう。……椎菜殿、私達と灼滅者に――……ううん、違いますね」
握手をしながら瞳を見て、軽快なウィンクで決めていく。
「私達と、友だちになりませんか、椎菜殿!」
「……よろこんで!」
契の証は笑顔にて。
笑顔の使徒が誕生した。
さあ、世界が悲しみに沈まぬよう、笑顔で満ち満ちて行くように、その第一歩を踏み出そう!
作者:飛翔優 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年2月1日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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