鶴見岳の激突~選択する運命

    作者:水上ケイ

    ●鶴見岳の脅威
    「皆さん今日はですっ」
     鞠夜・杏菜(中学生エクスブレイン・dn0031)は力み気味に挨拶し、まずはお礼を言った。
    「昨年からのイフリート騒動お疲れ様ですっ。皆さんのお陰で日本各地で事件を起こしたイフリートたちを灼滅することができたわ」
     杏菜はぺこりと一礼して続けた。
    「この結果を受けて、鶴見岳の調査と、その原因解決の準備を進めていたのだけど、想定外の横槍が入ってしまったの」
     現在、鶴見岳周辺には、ソロモンの悪魔の一派が率いる軍勢が集結している。武蔵坂学園の活躍の結果、戦力を減らしたイフリート達を攻め滅ぼそうと準備を整えているのだ。
    「ソロモンの悪魔は、イフリート達が集めた力を横取りして、自分達の邪悪な目的の為に使用するつもりらしいの」
     また、ソロモンの悪魔の軍勢には、今までとは比較にならない程に強化された一般人の姿もあるという。
     ダークネスに匹敵する程の力を持つ彼らは、ソロモンの悪魔から『デモノイド』と呼ばれており、その軍勢の主力となっている。

    「もし、武蔵坂学園が介入しなかった場合は、ソロモンの悪魔側の勝利に終わり、鶴見岳の力を得て更に強大な勢力になっていくわ」
     敗北したイフリート達は、一点突破で包囲を破り、鶴見岳から姿を消す事になるという。
    「ソロモンの悪魔の軍勢は、鶴見岳の力さえ奪えればイフリートと正面から戦う必要は無いって判断みたい。逃走するイフリートに対しては、ほとんど攻撃を仕掛けないから、イフリートもかなりの戦力を残す事になるの」
     この結果は余り嬉しくないわ、と杏菜は呟く。
     つまり、放置すれば、ソロモンの悪魔の一派が強大な力を得る傍ら、イフリート勢力もその戦力を殆ど失わずに逃走してしまう――という、最悪の結果になってしまうのだ。

    「でもね、残念ながら現在の武蔵坂学園に、2つのダークネス組織と正面から戦うような力は無いのね……だから皆にお願いしたいのは……」
     2つのダークネス組織の争いを利用しつつ、最善の結果を引き出せるように、介入を行って欲しい。
     つまり杏菜はそう言いたいのだ。
     
    ●作戦概要 
    「それで、武蔵坂学園としては、取れる行動はおおまかにいって三つあると思うの」
     杏菜はそれぞれの選択肢を順序良く説明していった。

     まず一つ目。
    「一つ目は、鶴見岳に攻め寄せるソロモンの悪魔の軍勢を後背から攻撃するのよ」
     これだと、鶴見岳を守るイフリート達と共に、ソロモンの悪魔の軍勢を挟撃するかたちになるので、有利に戦う事が可能だ。
    「ただ、別府温泉のイフリートを灼滅してきた武蔵坂学園も、イフリートにとっては憎むべき敵のはずよ」
     イフリートと戦場で出会ってしまうと、三つ巴の戦いになってしまうわ、と杏菜は注意を促す。
    「それと、ソロモンの悪魔の軍勢を壊滅させた場合も、イフリート達武蔵坂学園との連戦は避けて、鶴見岳から脱出すると思うわ」
     鶴見岳のソロモンの軍勢を壊滅させる事ができれば、ソロモンの悪魔に鶴見岳の力を奪われるのを阻止する事が出来る。

     二つ目。
    「次に考えられるのは、鶴見岳のふもとにある『ソロモンの悪魔の司令部』を急襲する作戦よ」
     そう言って杏菜は慎重に付け加えた。
    「司令部にはソロモンの悪魔の姿が多数見られるわ。正直、戦力はかなり高いと想定されるわね。考え方によっては、普段は表に出てこないソロモンの悪魔と直接戦うチャンスとも言えるけど」
     但し。
     鶴見岳の作戦さえ成功させれば、司令部のソロモンの悪魔達は戦わずに撤退する。無理に戦う必要はないだろう。
     また、司令部を壊滅しても、鶴見岳をソロモンの悪魔の軍勢が制圧すれば、鶴見岳の力の一部はソロモンの悪魔に奪われてしまう。
    「もちろん、多くのソロモンの悪魔を討ち取っていれば、ソロモンの悪魔の組織を弱体化させることができるから。どちらが良いという事はないかもしれないわね」

     三つ目。長いけどこれが最後よ、と杏菜はメモに目を落とす。
    「最後の選択肢は、イフリートの脱出を阻止して灼滅する事です」
     鶴見岳から敗走したイフリートは、各地で事件を起こすだろう事は想像に難くない。
    「その事件を未然に阻止する為にも、イフリートの脱出阻止は重要な仕事になるでしょうね。イフリート達は、ソロモンの悪魔の軍勢との戦いで疲弊しているため、千載一遇のチャンスともいえるかもしれないわ……」
     
     杏菜は説明を終えてほっと息をつく。
    「皆さんがきっと良い選択をしてくれると、信じているわ……」
     宜しくお願いしますとエクスブレインはぺこりお辞儀した。


    参加者
    千布里・采(夜藍空・d00110)
    クロノ・ランフォード(白兎・d01888)
    紫・アンジェリア(魂裂・d03048)
    山岡・鷹秋(赫柘榴・d03794)
    リーファ・エア(自称自由人・d07755)
    本田・優太朗(強いられた人生に敷かれた人格・d11395)
    宵月・望美(盈ちる夜の花・d12355)
    リディア・キャメロット(無音の刃・d12851)

    ■リプレイ

    ●鶴見岳の激突
    (「別府よ、私は帰ってきたー……ってね」)
     鶴見岳山頂付近。
     リーファ・エア(自称自由人・d07755)は冷気を胸に吸い込んだ。平時の鶴見岳は別府の定番観光地だが、今日は戦いの兆しに空気もピンと張りつめているようだ。リーファは表情をキリッと引き締め、チームの皆が揃っているのを再確認した。
     本田・優太朗(強いられた人生に敷かれた人格・d11395)が見えたし、宵月・望美(盈ちる夜の花・d12355)は優しい頷きを返した。望美は鶴見岳の自然になるべく溶け込むように服装を工夫している。同じ対策を考えた者は複数名いたけど、何より幸運な事に敵は後方への警戒を完全に忘れているらしかった。
     リディア・キャメロット(無音の刃・d12851)は物憂げにブルーサファイアの瞳を瞬かせる。
    (「ソロモンの悪魔にも困ったものね……。これ以上、敵軍勢に優勢に立たれては困るもの……。ここでけりをつけたい所ね」)
     間もなくイフリートとソロモンの悪魔、両軍勢が激突する。灼滅者達は悪魔軍の背後を奇襲すべく展開していたが、潜伏場所は冬枯れの野、当然吹きさらしである。
    「くっそさみーな、都会っ子にゃこれけっこー厳しいもんがあるぜ」
     山岡・鷹秋(赫柘榴・d03794)が深く羽織ったローブの奥でぼやいた。傍のライドキャリバーは、そんな主人の愚痴が聞こえても静かなものだ。
     じりじりと時が過ぎる。
     クロノ・ランフォード(白兎・d01888)は懐中時計を気にしながら考えていた。
    (「漁夫の利なんて天下の悪魔さんがセコい事考えるなぁ。……俺も考えるけど。今から似たような事するけど……」)
     そうやってどれくらい待機しただろうか。
     空気が震えた。
     イフリート対ソロモンの悪魔軍の戦端が開かれたのだ。最前線付近でイフリート達の咆哮と共に爆発的な炎が上がる。
     クロノはさっと懐中時計に目を走らせた。
     友軍間での意見調整の結果、作戦開始は敵の交戦開始から三分後に決定していた。戦いの気配が漣の様に伝わってくる。
     紫・アンジェリア(魂裂・d03048)が武器を取った。
    「…………」
     今日は慣れないメディック担当だけど……。
    (「私達の手で敵を倒せるだけ倒す為に、初めての武器、使いこなしてみせる……」)
     強大な力をダークネスに握らせるわけにはいかない。そんな事をすれば思いもよらないような悲劇を呼びかねない。
     アンジェリアはすうと息を吸い、力みを流すように吐いた。そうしてフードの影から仲間を見る。
     同じクラブの千布里・采(夜藍空・d00110)は慎重に敵陣後衛を窺っていた。
     初手の標的はメディックと思われる一体と決めていた……。

    ●奇襲攻撃
     クロノが懐中時計から目を上げる。時刻は午後五時といったところ、作戦開始を待つ緊迫の3分間は瞬く間に過ぎる。
     刻限とともに、無数のサイキックが空を切って敵陣に到達し、灼滅者達が突撃する。
     采もチームの先陣を切り、狙いを定めた敵の一人に漆黒の弾丸を放った。封印を解かれた霊犬はゆらりファイアブルーの鬼火を纏い、主の意を汲むようにピンと両耳を立てて突進した。立て続けに攻撃が命中し敵が呻く。
    「何者だぁ?!」
     采が選んだ標的は野卑な戦闘服の男だったが直に文句も言えなくなった。
    「続くわ、采」
     続けてアンジェリアが容赦なく男を抉り、望美は影業を放った。
     戦場一帯で敵軍に大混乱が起こり、武蔵坂学園はそれに乗じて攻め寄せた。
     リーファが解除コードを唱えればジャケットの裾が風にゆらぐ。
    「風よ此処に!」
     ガンナイフから射出した弾丸がよろめく男を追尾し、炸裂する。彼女の表情に恐れや不安はなく、浮かぶのはむしろ、愉悦……?
    (「この状況……やっぱりゾクゾクしますね。楽しみますよ」)
     そして鷹秋はどす黒い殺気で敵の複数を包み込んだ。
    「まっ、全部ぶちのめしときゃ良ーんだろ? シンプルな話だ」
     灼滅者達の連携攻撃が炸裂する。アンジェリアが最初の標的が倒れたのを確認して、夕べの冷気にヴァンパイアミストを混ぜて後列の仲間を援護した。
     前、中衛が突入し、勢いに乗って接近戦を仕掛けた。
    「敵はイフリートだけじゃねえのか? どうすんだ?!」
     戦闘服の男がロッドを手にうろたえ、迷いは隙を生む。
     クロノは放たれたマジックミサイルをついと避けた。着弾音を背に聞きながら、彼は日本刀を手に殴り込んでそいつを武器ごと斬り伏せた。
    「邪魔させてもらうぜ」
     クロノは荒神をその銘にふさわしく扱い、刃が紅を散らす。
     機を逃さず、リディアが魔力を矢の様に放った。
    「魔法の弾丸よ……敵を貫け……」
     スナイパーは狙い違わず、撃たれて男は仲間に回復を求めたが、応じる者はいない。リディアの見るところ、敵は足並みが揃っているとは言い難かった。
    (「悪魔軍の後衛は強化一般人部隊……何と言うか……この人達、自分じゃまともに作戦も立てられないみたいね。その為に本陣があったのかしら」)
     ともかくも、敵の動揺は味方のチャンス。采が影を操って正確に手負いの敵を仕留めてゆく。
     リーファも勢いに乗って攻めた。短髪の荒くれに大胆に迫り槍で激しく貫く。優太朗も抉り轡を咥えて迫り、機敏な動きで斬り裂いた。
     ジャマーに移動し、鷹秋は鋼糸で男を捕らえる。
    「斬って晒してやんよ、雁字搦めにこの糸でよ」
     法で裁けぬ悪人に対し、彼は容赦という言葉を知らぬ。
     だが敵とて、押されてばかりではなかった。
    「手前ェ」
     満身創痍ながら男が鈍器を振りかぶる。男は確かに鷹秋を狙ったはずが、痛手を受けたのは彼のライドキャリバーだった。サーヴァントが砕ける嫌な音がする。
     鷹秋は結局ライドキャリバーを失ってしまうが、学園側の集中砲火に敵もそうは立ってはいられない。
     仲間の攻撃に合わせて鷹秋も高速で動き、言い放った。
    「残念、そっちは俺の糸だぜ? 見えてなかったか?」
    「……?」
     鷹秋は鋼糸を操り、切り裂かれた男は倒れてもう動かぬ。彼はそれを確かめると視線を上げた。
    「うし、次!」

     一方、優太朗は戦いの中、ふと背に気配を感じる。
    「そこ!」
     彼のナイフが閃くと、敵がドウと倒れた。既に深手を負っていたのか、優太朗の一撃はソイツに止めを刺した。
    「………!?」
     だが、なぜか優太朗は怯えた様に動きを止めた。固い青ざめた表情で、彼は倒したばかりの敵を思わず確かめていた。
    「そう……そんな事が何度もあるわけはないよね……」
     彼はホッと息をつき、誰にも聞こえぬ小さな呟きを漏らした。
     彼をそうさせたのは過去のトラウマだったのかもしれない。だがここは戦場で、現実は非情に襲い掛かってくる。
    「くたばれ、餓鬼!」
     気づけば眼前に新たな迷彩服の男がいた。気合と共に振り下ろされる太い武器。
    (「しまった……少し油断してしまった……かな」)
     眼鏡が飛んで優太朗の視界が朱に染まる。身体が変だ……痛みが波の様に押し寄せて優太朗を苛んだ。
    「本田くん! 今、治します!」
     メディックの望美はすぐに符を投じて優太朗を癒した。望美の今日の方針は攻撃もするけど回復優先。中でも優太朗の事は気にかけていた望美だった。
    「紫さんも、お願い」
    「もちろんよ」
     アンジェリアは流れる様な美しい動きでリングスラッシャーを操った。白金色に輝く輪を届けて優太朗を癒し、護る。
     味方の援護を受けて優太朗は再び敵に立ち塞がるが、その表情の変化に迷彩服は驚いたかもしれない。
    「死ね」
     優太朗が鋼糸で敵をズタズタにした所へ、クロノが死角から斬り込んで来る。斬撃が深く迷彩服男の急所を抉った。そしてぐらついた男を、リーファが容赦なく撃ち抜いて地に沈める。彼女はEquilibriumと呼んでいるガンナイフをおろして薄く笑顔を浮かべた。
    「ま、エアねーさんにまかせなさい。……なんてね」
     敵は目に見えて減っている。だが情勢は明らかに武蔵坂学園が優勢といえど、皆無傷ではいられなかった。
    「なるべく長く戦えるようにな……」
     クロノは次手に夜霧を呼んで、仲間を包み込んだ。

    ●勝利へ
     実際、時が経てば経つほど戦闘は楽になっていった。

     メディックのアンジェリアと望美はずっと声をかけあって戦線を保持していたが、ある時アンジェリアが飛来した魔法の矢に貫かれた。敵部隊にもメディックを狙う事を漸く思いついた者がいたらしい。
    「紫さん、大丈夫?」
     望美が声をかける。ミストが夜気に混ざって後衛の皆を包んだ。
     そしてアンジェリアは、中衛から彼女をみつめる雑種の白系わんこの瞳にも出会い、文字通り癒された。
    「ありがとう」
     アンジェリアは望美に礼をいい、霊犬にも弾む視線を送って。
    (「采のわんちゃんも、ありがとうっ。頼りにしてるわ」)
     だがおちおち休む間もない。
     次には采が狙われ、今度はアンジェリアが真っ先に彼を回復した。
     腰の下までのびた白金の髪がさやかに揺れて。
     同じ色のリングが采に輝いて。
     礼を言う彼に、アンジェリアは軽く応える。
    「倒れてもらっちゃ、私が困るの」
     そう、信頼混じりに微笑んだ。
     采は彼女からサイキック以上の元気をもらった気がしたものの……とにかく敵に眼を向けた。
    「……お返ししとかな」
     彼の足元から影が伸びて敵を喰らう。
    「それ以上やらせない!」
     続いて望美も符を投じ、彼等は連携して敵の射手を攻めた。
    「悪あがきね……今更形勢逆転は無理なのよ……」
     リディアがウィザードローブの奥で呟き、力を放った。凍りつく敵に味方の前衛が撃ちかかる。
     この戦場一帯で武蔵坂学園が勝利をおさめようとしていた。
     ソロモン軍勢への奇襲作戦には大勢の学生達が参戦し、おそらくは武蔵坂学園側が一番人員を割いた作戦となっていた。

     クロノが敵の一人を斬り払って日本刀を軽く振った。鷹秋も別の一人をしとめて顔を上げる。
    「うし、まず一部隊は殲滅完了だな」
    「ああ。俺達が断然優勢だったな」
     クロノは懐中時計をチラと確かめた。
     周囲はどこも学園側が勝利していたが、まだ戦いが完全に終わったわけではない。見れば前線の炎が移動を始めている。イフリート達が逃走を開始したのだ。最前線へ向かった味方も上手くやったらしいとクロノは思う。
     が、イフリートでない逃亡者もいた。当面の敵を始末した学園の仲間は残敵掃討に動き始めている。
    「さて、撤収……したい所だが、まだみたいだな。俺達ももう少し働くか」
     前線に移動しようとする強化一般人を見つけてクロノが動く。
    「まー、せいぜい叩き潰しておくとすっかね」
    「合流増援とか、逃亡とか、してもらっちゃ困りますよね」
     クロノと鷹秋のあとを、リーファが飄々と、新たな敵を狩りにゆく。優太朗はあれから仲間を庇って倒れ、もう戦えなかった。
    「イフリートは基本、放置しますかね」
    「悪魔軍優先だな」
     リーファとクロノが確認する。
     そして、前衛の仲間をカバーすべく後衛も動いた。
    「……ほぼ決着はついたわね。あと少し……回復しておくわね」
     リディアが後衛を夜霧で包み込む。
     その間にも、彼等のすぐ近くを、赤々と燃え立つ獣が地を響かせて走り去って行く。
    「今、この状況でも新たな命令が来てそにないゆー事は……本陣に向かった仲間もうまくやったのやろか」
     采が呟いてイフリートを見送り、標的となった悪魔軍のはぐれ者に漆黒の弾丸を放った。未だ彼等の作戦は乱れていない。
     既に敵は少なく、味方は多い。残敵掃討時にはゆとりさえあった。
     望美が雲の多い宵空をふと見上げる。
    「よかった、ちゃんと帰れそう。弟に怒られずに済みそうだなあ……」

     その後も学園軍が撤退するまでに、彼等は十二分に役割を果たした。
     ソロモンの悪魔軍を背後から奇襲した作戦は、武蔵坂学園の圧倒的勝利だったのである。

    作者:水上ケイ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年2月5日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 17/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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