レールに乗せられた命

    作者:柚井しい奈

     山間に遠く列車の音がこだまする。
     カタタン、カタタン。
     川沿いを走る線路を見下ろせる場所に三脚を立て、男は列車が通過する瞬間を待っていた。シャッターボタンに置かれた指がかすかに震える。
     列車が駆け抜ける最高の瞬間を捉える事に全神経を集中していた男は、背後から迫る影に気付けなかった。
     カタタン、カタタン。
     ――パキン。
     間近で聞こえた枝の音に、初めて意識が外へ向く。誰か来たのだろうか。だが、ちょうどいいところなのだ。振り向いてなどいられない。
     カタタン、カタタン。
     不意に、周囲が陰った。男が顔をしかめる。なんだ。
     思った時にはもう遅い。
     風を生む鈍い音。振り下ろされた青き剛腕。舞い散る赤。弾け飛ぶ三脚。
     鉤爪を備えた足が赤い肉塊を踏みつぶす。
    「ヴ、ウゥ……」
     地面に赤い足跡を残し、それは再び歩き出した。
     その行く手には、並行してゆるやかなカーブを描く2本の鋼。
     カタタン、カタタン、カタタン。
     音は次第に近くなる。
     
    「皆さん、お集まりいただきありがとうございます」
     教室に集まった灼滅者を見渡して、隣・小夜彦(高校生エクスブレイン・dn0086)は小さく頭を下げた。
    「デモノイドはもうご存知ですよね?」
     鶴見岳の戦いでソロモンの悪魔が使役していた存在だ。
     そのデモノイドが事件を起こそうとしているのだと、小夜彦はファイルから1枚の地図を取り出した。
    「事件が起こるのは愛知県東部の山間になります」
     鶴見岳での敗北によりソロモンの悪魔が廃棄したのか、あるいは別の要因か。詳細は不明だが、現れるデモノイドは命令を受けておらず暴走状態のようだ。
     いずれにせよデモノイドはダークネスに匹敵する戦闘力を持っている。放置するわけにはいかないだろう。
    「出現を予測したデモノイドは1体」
     小夜彦の指が地図の1点をさす。川沿いを走る線路のすぐそばだ。
    「デモノイドは鉄道写真を撮ろうとしていた男性を殺害し、移動します」
     つ、と動かした指は線路上で止まった。
     放置すれば、ちょうど通過しようとした電車を破壊するだろう。
     ローカル線とはいえ乗客はゼロではない。果たしてどれだけの被害が出るのか。
    「……俺の予測では、最初に殺害される男性を救出する経路は導き出せませんでした」
     取り出した赤ペンで、河原に印をつける。
     男を殺したデモノイドの移動ルート上。そこが彼の提示する接触ポイントだった。
     僅かの間、教室を静寂が支配する。
     小夜彦は一度目を伏せると、説明を続けた。
    「デモノイドは鉤爪や腕に生やした刃で近接攻撃を行ってきます。その攻撃力は灼滅者の皆さんの方が十分にご存知でしょう」
     ダークネスに匹敵する戦闘力。
     鶴見岳で振るわれた力はまだ記憶に新しい。
    「せめて、被害が拡大する前に灼滅をお願いできればと。これだけしか言えなくてすみません」
     ファイルを抱える腕に力を込め、小夜彦は頭を下げた。


    参加者
    巫・縁(アムネシアマインド・d00371)
    海堂・詠一郎(破壊の奇跡・d00518)
    古海・真琴(占術魔少女・d00740)
    比嘉・英人(這い寄る闇・d01353)
    各務・樹(浅葱六花・d02313)
    クノン・マトーショリカ(トラブルメーカー・d04046)
    雨積・熾(白馬の王子様・d06187)
    無常・拓馬(魔法探偵半端ねえぜ・d10401)

    ■リプレイ

    ●定められた場所
     よく晴れた青空だった。
     日差しは暖かく、けれど吹く風は身を震わせる川辺。
     水音を背中に聞きながら古海・真琴(占術魔少女・d00740)は山を静かに見上げる。きつく握りしめられた拳を視界の隅に捉え、クノン・マトーショリカ(トラブルメーカー・d04046)もまた眉間にしわを寄せた。
     地図でなぞられた場所。急な斜面を覆う木々の向こうにいるだろう男はまだ生きてファインダーを覗いているのだろうか。ここからではわからない。いずれにせよ、ここでデモノイドを待ち受ける以上は彼の命は失われる。それが、敵を倒すために導き出された予測。
    「これ以上の犠牲は食い止めないと、ね」
    「ああ。デモノイドはオレが必ず倒す!」
     雨積・熾(白馬の王子様・d06187)が眉をつりあげた。仇くらいは討たせてくれと、胸の内で語りかける。
     せめて。どうか。
     絞り出す言葉は決意か懺悔か。
     聞くとはなしに耳に届いたやりとりだったが、無常・拓馬(魔法探偵半端ねえぜ・d10401)は視線をやることも口を挟むこともなかった。運のない男よりも、他者の感傷よりも、これから会いまみえる敵のほうが興味深い。
    「鶴見岳には行きそびれたしな」
    「ふむ……ソロモンの悪魔に造られし意思無き人形デモノイド、か。哀れなものだな」
     比嘉・英人(這い寄る闇・d01353)の夜色の瞳が細められた。
     カタタン。
     遠く微かに、列車の音が響く。
    「やるせねぇよな、無理矢理力を付けられた挙げ句捨てられるなんてよ」
     かつては普通に生きる人間だったはずなのに。巫・縁(アムネシアマインド・d00371)の指が度の入っていない眼鏡を押し上げた。
     カタタン、カタタン。
     一定のリズムで近づく音。
     ガサリ。
     前方で枝が揺れた。
     失われた命に、真琴は一瞬だけ瞑目する。次いで、背中にある守るべきもののために眼を開く。
    「……電車を襲わせるわけにはいきません」
    「ここからは声を抑えましょう。あちらに気取られぬように」
     人差し指を立てた海堂・詠一郎(破壊の奇跡・d00518)に皆が頷いた。
     各務・樹(浅葱六花・d02313)の手にはデジタルカメラ。耳を飾るピアスすら揺らすことなく息をひそめる。
     枝のこすれる音、小石の転がる音。
     少しずつ大きくなる音に耳を澄ませ、息を呑む。
    「グ、ゥ……ウゥ……」
     青い獣じみた体が目の前に現れた。まだ鮮やかな赤を爪から滴らせ、くぐもった声を牙の隙間から零しながら。
     シャッターボタンを押した直後、樹が叫ぶ。
    「Bienvenuaupartid'unmagicien!」
    「アスカロン、アクティヴ!」
     縁が眼鏡を外した。身構えつつ灼滅者が口々に叫ぶのは、カードによって制御していた力を解き放つ言葉。
    「ウオオオォ……ッ」
     敵意に当てられたか、デモノイドが咆哮する。
    「俺達の手でその偽りの生命、終止符を打ってやるとしよう」
     英人の手に鋼糸がきらめいた。

    ●定められた戦い
     濡れた爪をデモノイドが振り上げる。
     上着の裾を翻し、その視界に飛び込むのは縁だ。仲間への攻撃は許さないとばかりにデモノイドの正面に立ちはだかった。記憶の始まりから共にある無敵斬艦刀、アスカロンを強く握りしめる。
     振り下ろされる腕。
     丸太ほどある腕から繰り出された一撃は構えた刃の上から激しい衝撃を伝える。
    「つ……ッ、ジョーマ!」
    「わかっているよ」
     赤い戦闘スーツに全身を包んだ拓馬が山吹色のシールドを眼前に構えて踏み込んだ。腕を振り下ろし、位置を低くした頭に向けてソーサリーシールドを叩き込む。
    「ウ、グォ」
     痛みは感じるのだろう。低く唸るデモノイドをねめつけ、英人は右手で顔の半分を覆った。左手は胸元をきつく握りしめる。憐れむからこそ、全力を。
    「我が身に潜みし闇の力よ、呼び掛けに応え力を渡せ……!」
     胸元に浮かぶスートが力を溢れさせた。
     樹もまた、バベルの鎖を己が瞳に集中させ、デモノイドの動きを予測する。
     拳を握ったデモノイドの左腕がきしんだ。どこか湿った断裂音と共に、膨れ上がった部分が硬く鋭く変化する。生みだされるのは腕全体を覆う長大な刃。
    「ここからは進ませません」
     真琴の指先から魔法の矢が放たれた。詠唱圧縮された魔力は敵の肩をかすめ、翼のように伸びた青をひとひら千切る。
     足元で砂利が鳴る。
     戦闘音にまぎれそうな列車の音を背に、前に出た4人がデモノイドを囲んだ。
     線路には決して近づかせない。
     熾の瞳に映り込む青。短く息を吸い込んで、力強く一歩。片手に握った妖の槍を腕ごとひねらせて繰り出した。
    「ここで食い止めるぞ!」
    「ちぃ。力を貸して」
     反対側に回り込んだクノンが拳にオーラを纏わせる。後方にいる霊犬が一声で応じ、叩き込む拳に合わせて六文銭を投げつけた。
     異なる角度からの隙間ない攻撃に、デモノイドは腕に備えた刃を振って対応する。甲高い音を立てる古銭。身の丈ほどもある刃に拳を阻まれ、クノンは一歩引きながら態勢を整えた。
     生じた隙間に滑りこんだ詠一郎の一撃もまた腕の刃に阻まれる。
    「やはり容易くはありませんね」
     ならば。下がりながら天星弓に矢を番えた。癒しの力を持つそれは、五感すらも研ぎ澄ます。
    「グオオオォッ」
     前衛に矢を放つより早く、振るわれる青い剛腕。
     怒りに染まった一閃はそのまま前衛全てを巻き込んだ。服が切り裂かれ、赤が舞う。
    「くっ」
     引きつけきれない攻撃に、縁は奥歯を鳴らした。左手のシールドを構えつつ視線を滑らせる。気づいて目を合わせたクノンが頷いた。わん、と後ろで鳴いたちぃがすかさず痛みを和らげてくれる。
    「ありがと、ちぃ」
     前を向いて、両手の武器を構え直す。このくらいで倒れるわけにはいかない。
     詠一郎は傷ついた仲間達を後方から素早く見渡し、番えた癒しの矢を熾へと放った。
    「助かる!」
     深呼吸ひとつ。熾はデモノイドを睨みつける。
    「嫌らしい攻撃はしてこないが、そのぶん威力が高いな」
    「俺が行こう。――絡め取るのは無限の銀線」
     敵の動きがこちらを上回るのであれば、動きを封じればいいだけ。軽やかに地を蹴った英人は一瞬にしてデモノイドの懐に潜り込み、巨大な体躯に鋼糸を巻きつける。
     糸の端を指に絡めたまま、バックステップ。振り向きざまの拳が頭上に風を起こす。
    「グウゥ……ッ」
     身じろぐ手足に糸が食い込んだ。

    ●定められた命
     ――ゴウッ!
     敵の動きに集中していた聴覚へ、不意に鋼と風の音が飛び込んだ。木々の枝がざわめく。遠くに響いていたはずの音はいつの間にか間近に迫り、数度の瞬きの間に遠ざかった。
     戦端が開かれてから、何度攻撃を繰り出し、あるいは喰らったのか。
     背後を通り過ぎた列車の気配に、真琴の唇から安堵の息が零れた。直面している危機は脱した。深呼吸して、改めてデモノイドを見据える。
     だがいつまた電車が通るかもしれない。そうでなくても、デモノイドにこの先へ行かせれば線路が傷つけられ、別の事故を引き起こすかもしれない。
    「そんなことになったらしばらくは運休しちゃうだろうから、電車を頼りにしてる人が困っちゃう」
     古びたタロットを胸に抱き、片手をデモノイドへと突き出した。放たれるは裁きの光。
     鋼糸に動きを阻まれた巨躯が光に焼かれる。
    「何が何でも、灼滅あるのみです」
     黒曜の瞳に力を込めた。
    「ウ、アァ……ッ!」
     鮫のようにびっしりと生えた牙が震えた。どこか苦しげな声。赤黒く変色した爪が振りあげられる。振り下ろす先は、正面に立つ縁。
     シールドで防御を固めてなお、強烈な一撃は全身をきしませた。靴が僅か地面にめり込む。
    「大丈夫ですか!?」
     すぐさま詠一郎とちぃが動いた。ふさぎきれないまでも痛みが和らぐ。呼吸を整えながら、縁はアスカロンを振りかぶった。
    「解放しろアスカロン! 望まぬ力を持った奴の運命をぶった切れ!」
     獣じみた青い体が、一瞬震えた気がした。
     風が吹いただけかもしれない。その腕はすぐさま怒りに駆られて振りまわされたから。
    「完全なパワータイプだな」
     熾が腰を落とし、呟く。癒しの矢に研ぎ澄まされた感覚が、敵の動きを明確に伝える。振りぬかれた青い腕を妖の槍が遡った。肉をえぐる感触。確かな手ごたえを感じるとともに、悲鳴が耳をつんざく。
    「なるほどね」
     拓馬が鼻を鳴らした。地面を蹴る。ソーサリーソードと彼が呼ぶナイフの柄に、緋色の装飾が輝いた。
     同時に樹の指が掲げられた。圧縮される魔力。瞳に収束したバベルの鎖がデモノイドの動きを予測する。
    「これでどう?」
     一直線に走るマジックミサイル。デモノイドが首を巡らせた隙に、拓馬が反対側から背後に回りこんだ。敵の動きを計算したぴたりと同じタイミング。死角から素早く繰り出される刃が金属をはめられた腰のあたりを切り裂いた。
    「空間を把握する能力が不足しているな」
    「グゥ……ッ」
     さらに一気に距離を詰めた英人が鋼糸を走らせた。
    「この軌跡、貴様に見えるか」
     絡め、切り裂き、闇を穿ち。重ね続けた攻撃は確実に相手を蝕んでいる。
     動きを鈍らせたデモノイドを見上げるクノン。
     唇をかみしめる。目の奥が熱い。それでも、この手が震えることはあってはならない。
    「痛くして、ごめんなさい……っ」
     細い眉をつりあげ、日本刀を中段に構えた。

    「……モ、イヤダ……タスケ、テ」

    「!!」
     それは確かに、鋭い牙の覗く口から零れ落ちた言葉だった。
    「この、ひと……」
     真琴が目を見開いた。クノンの唇がわななく。
     砂利を踏んで、熾が拳を強く握った。
    「終わらせようぜ」
     彼とも彼女とも判別できないくぐもった声が絞り出した願いを叶える方法を、灼滅者はひとつしか知らない。
     再び低く唸りだしたデモノイドに向き直り、両の手足に力を込める。
     詠一郎が癒しの矢を放って背を押した。
     残る7人と1匹が前後左右、あらゆる方向から渾身の一撃を見舞う。
    「う、あああああああぁーっ!!」
    「地に帰れ!」
     刃が閃き、拳が唸る。織り上げた魔力が、光が、青い体躯に吸い込まれた。
     だらり、鋭い爪を備えた両手が力なく垂れる。
    「アァ……」
     灼滅者達が見つめる中、かつて人だった肉体は熱した脂のように溶けていく。
     カタタン。
     先ほどとは反対側から、列車の近づく音がした。

    ●定められぬ未来
     そっと、音もなく熾は息を吐きだした。
     スレイヤーカードに殲術道具を封印する。普段着に戻ってあらわになった拓馬の瞳は平坦な色で周囲を見渡した。
     口をきこうが否が、デモノイドが灼滅するしかない元人間であった事実に変わりはない。ならば彼が考えるのは今後起こりうる事態についてであった。
     英人の人差し指が己の額を軽く叩く。
    「ソロモンの悪魔の制御下にも無く、奴等が動く様子も無い。……つまり、奴等にとっては今回の質・数は『その程度の価値』ということか」
    「だとすれば今後これ以上の戦力を揃えることもありうるね」
    「実に面倒だが……いずれにせよ、俺達の前に現れるのならば灼滅するだけだ」
     拳を握り、英人は瞳に力を込めた。
     振り向けば、緩やかなカーブを描く線路の上を列車が走っていた。
     カタタン、カタタン。一定のリズムで音を刻み、何事もなく近づき、通り過ぎていく。
     白地にオレンジのラインが入った車両を見送り、詠一郎はそっと目を伏せた。耳の奥に反響する守れたものの音。守れなかったものは、もはや何の音も紡がない。
     真琴は山の方へ――そこで失われた命に対して頭を下げる。
    「ゴメンなさいね……力が足りなくて」
    「オレらには力はあるが万能じゃねぇんだよ、まこりん」
     隣に立って、縁は山を見上げた。ゆっくりと上体をおこした真琴が短い髪を揺らす。
    「わかっています、けど」
    「そうだな。祈る事は出来るはずだ」
     出来ることと出来ないことを秤にかけたら、今はまだ出来ないことのほうが遥かに大きい。それでも、殺された男と倒すしかなかった元人間に、冥福を祈る事くらいは。
     冷たい風が頬を撫でる。
    「ごめんなさい。助けることが、できなくて」
     同じように頭を下げていたクノンだが、胸をざわつかせるのは真琴とは異なる感情だった。ちぃが足元から見上げてくる。
    「犠牲者さんも、あなたも。私たち、悪魔の所為で……」
     顔を上げて踏み出した先には、溶けて崩れ落ちた青。傍らに膝をつけども、もはや手を取ってやることすら叶わない。
     反対側に樹が膝をつく。残骸としか言いようのないそれを見下ろして、灰の瞳が細められた。そこに浮かびあがるものは何もない。
    「お疲れ様、無事だったかい樹?」
     拓馬の声に振り返って立ち上がる。
    「わたしは何とも。拓馬くんこそ、怪我してるわ」
    「大したことはないよ」
     交わされる言葉を聞いて、真琴はひとつ大きく背伸びした。勢いをつけて振り返る。
    「凄い景色の良さそうなところですね。ちょっと乗ってみたくなってしまいました」
     唇に笑みを乗せる。
     救えたものは確かにあるのだ。それを素直に喜ぼう。
    「一番近い駅までどのくらいありましたっけ」
     詠一郎が眼鏡を押し上げた。
     和らいだ空気を肌に感じながら、熾は川沿いを歩きだす。
     カタタン、カタタン。
     遠くに列車の音がこだました。

    作者:柚井しい奈 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年2月22日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 9/感動した 6/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 0
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