荒天、猛る暴風

    作者:蔦草正果

     雨の夜。
     村の中を縫うように流れる川は徐々にその水量を増してきている。
     日陰やあちこちの瓦屋根にまだ残っている雪が、重たげに滑り落ちた。
     強い風が吹く。
     ざああ――と、とめどなく降る雨水と葉擦れの音を織り交ぜて乱暴に掻き立てながら、空を覆う叢雲を緩慢に流していく。

    『オォオ……ォオ……』

     ――犬の遠吠えに似ていた。
     濃い雲の狭間から、月が数秒だけ顔を出して、その光景を照らし出す。
     下草を濡らす雨は赤黒い色を持っていた。
     ぺちゃんこのおぞましい塊が点々と転がっている。
     川の中。ぷかりと浮かび上がった背中が、雨に打たれながら下流へ向けて無抵抗に呑まれていく。
     屋根の瓦が剥落し、その下にいたズタ袋のようなものへと突き刺さった。

    『オォ……オオオォオ……』

     獣の慟哭。
     ただひとつ動く影は、途方もなく巨大な化け物。
     それはねじれた大木のような腕を振り上げて、行く手にある民家を打ち壊し、中にいた子どもたちをひとまとめの肉片へと変えた。


    「『デモノイド』。みんなの記憶に新しいよね」
     教室に入ってきた須藤・まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)は、単刀直入にそう切り出した。
    「みんなが命懸けで戦ってくれた鶴見岳の戦い。そこでソロモンの悪魔が使役してたあれが、人里で暴れて大惨事を起こす予測が出たの」
     ソロモンの悪魔からの命令を受けている様子はないという。理性に寄る統率がないデモノイドが引き起こすのは、ただ純粋な暴走。脈絡のない破壊。
    「どうもこのデモノイドの工場って愛知県の廃村にあったみたいなんだ。工場ごと廃棄、したのかな。それも分からないけど……お願いすることは変わらないよ。一刻も早い灼滅を」
     時代の流れに取り残されたような山間の小さな村。
     東側にある山の方面から姿を現したデモノイドは、夜に紛れておよそ25分でこの村の端に足を踏み入れ、横断しながら12分で壊滅状態に陥らせる。
    「時刻は夜の22時。山道で迎撃してほしい。気をつけてほしいのが、この日は結構本降りの雨が降ってる上にまだ雪が残ってて、しかも山の中だってこと」
     視界は最悪。命中精度や見通しについても考えなければならない上、滑ったりぬかるんだりする地面でしっかりと立つための足場を確保する視線も必要だろう。
     山は村へ向けてすり鉢状に傾斜しているという。
     双方向からすれ違うだけでもスキルが要りそうな一車線の道路がデモノイドの道を阻む形で通ってはいるが、そこで戦いを続けた場合はエクスブレインの予測外となる。
    「……犠牲を出さないにこしたことはないけど、時間内に倒すのは厳しいかもしれない。誰かが気を惹く手段がありそうなら考えてみてもいいと思う。村へのアプローチで行くなら、何らかの手段で避難をさせるとか」
     ――逆の考え方として、4,5分程度なら破壊活動を行われても最悪の事態よりはまだ、復旧のしようはあるだろう。その間に集中攻撃をすればダメージは相当なものになる。
    「厳しい戦いになるかもしれない。だけど――みんななら大丈夫だって、私は信じてるよ」


    参加者
    緋島・霞(緋の巫女・d00967)
    東雲・由宇(神の僕(自称)・d01218)
    宇佐・兎織(リトルウィッチ・d01632)
    両月・葵絲(黒紅のファラーシャ・d02549)
    ジンザ・オールドマン(ガンオウル・d06183)
    射干玉・闇夜(中学生ファイアブラッド・d06208)
    龍田・薫(風の祝子・d08400)
    鈴虫・伊万里(ヘイバオ・d12923)

    ■リプレイ

    ●報せの鳥
     光に反射してようやく傘の要不要を知れるような、そんな半端な雨ではなかった。
     全身に冷たい雨が降り注ぐ――なんて表現するのは簡単だけれど、きっと足りない、と宇佐・兎織(リトルウィッチ・d01632)は文字通り身にしみて感じる。目、耳、手、足。全てがとっくに冷気で侵食されていて、ちぎれるかもしれない、と半ば本気で危惧するほど。
     それでも箒を操る速度を落とすつもりはない。箒に括りつけたヘッドライトが、兎織の描いた最も効率の良い軌道を地面に照射する。
    「大丈夫、宇佐さん」
     後ろに載せた龍田・薫(風の祝子・d08400)の声は、きっといつもより大きく放たれていたに違いない。それでも耳に届いたのはかろうじて聞き取れる程度。
    「二月の雨は危険だよ……っ」
     濡れてへたれたうさ耳フードがぷるぷるする。
     降る雨は冷えと相俟って凶悪に身体を冷やしていく。
    「凍りつかないうちに終わらせよう」
    「そうだねっ」
     ぐ、と箒を握る手を強めると同時、兎織はラブフェロモンを発動させた。
     都会ならともかく。これほど雨が降る日に自然豊かな村の中を出歩く理由など村人側にはない。更に、降りしきる雨は声の伝達を邪魔する。
    「東の山が崩れる! 今すぐ逃げて!」
     先ほど兎織に向けたものよりも張り上げた声は、あえなく闇に吸い込まれた。
     期待はしていない。ぬかるむ地面に降り立つや否や揃って駆け出す。
     避難誘導こそ容易いだろうけれど、寝ていても叩き起こすほどの個別訪問は予想以上に時間を食うに違いない。
     それぞれが一瞬だけ東の方角を見た。雨音に混じって、犬の遠吠えに似た声が聴こえた気がしたせいだ。
     まるで慟哭のようだ、と薫は思う。人を害する風雨。龍田神社の、風の祝子の本分として、これを鎮めなければならない。
    「……しっぺ、ぼくが行くまで代わりを務めててくれよ」
     どこか落ち着かない気持ちで呟いた後、王者の風を纏わせる。

    ●猛る暴風
     自然は天候によってその顔を変える。
     エクスブレインが予測した限りの出現ポイントを見下ろせる位置にたどり着き、緋島・霞(緋の巫女・d00967)は白い息を吐いた。危うい足元に気を配りながらの駆け足はいい準備運動になったが、冷気と危険性は遠巻きになっただけで常在しているのは変わらない。
    「デモノイド、元は常人だったんだよね……」
     傍らに立つ東雲・由宇(神の僕(自称)・d01218)の静かな声を耳が拾ったのは、気が張り詰めている証拠かもしれなかった。
    「大丈夫ですか。東雲さん」
    「ああ、うん。分かってるわ。こうなったからにはもう灼滅するしかない、か」
    「ええ。……村の人たちは上手く避難できたんでしょうか」
    「もうすぐ来ますよ」
     ジンザ・オールドマン(ガンオウル・d06183)の声が出し抜けに頭上から降ってきた。括りつけられた電灯が特徴的な蝙蝠傘のシルエットごと夜闇を切り取っている。目深に被ったフードの下の眼鏡には水滴。
     降り続く雨音に、異音が混じった。
     目下。二人の目に入ったのはその蒼い巨躯。ソロモンの悪魔のねじれた精神そのものの、醜悪な姿。
     悲鳴のような、雄叫びのような、歓喜のような、驚愕のような、――咆哮。
     quiet、とジンザが呟く。その手にガンナイフを携えるための封印解除コードは、奇しくも咎めるに似た。
    「冷えるのでしょう。あの身体なら尚更……ね」
    「誤差修正……よし」
     由宇が高速演算モードを展開する。クリアになる思考回路が、迷いを断ち切っていく。
    「――せめてその手が血で汚れる前に、神の御許に送ってあげる」

     立ちはだかる樹木が葦のように撫で倒された。
     その陰から飛び出した射干玉・闇夜(中学生ファイアブラッド・d06208)はまさしく雷。纏わせた光も、先駆ける決断の速さも。
    「喰らえッ!」
     不意打ちの角度と速度で果たした背面への攻撃に、デモノイドの身体が揺れたのは確かに見た。本当に、揺れただけ。
    「――鈴虫伊万里、参りますッ!!」
     デモノイドの前方、レインコートを脱ぎ捨てて声高らかな宣言と共に新たな影が接敵する。長い髪を刹那だけなびかせた鈴虫・伊万里(ヘイバオ・d12923)の閃光百裂拳も確かに目標の胴を捉えたが、――上空にセイクリッドクロスの眩い光源が浮かび、双方の顔がデモノイド越しに明らかになったところで思うところは一緒だと把握した。十字架から降る無数の光線も雨の一糸のよう。
     灼滅者であるという以前に本能で分かる。――こいつはヤバイ。
    『オオオ……オオオオオ……!』
     デモノイドの咆哮。振り上げられた腕により渦巻く風が雨を巻き込む。
    「伊万里!」
     駆け出した足が間に合わぬ闇夜の意図を、薫の霊犬しっぺが的確に汲んだ。俊敏な獣の動きで伊万里の前に滑り込む。轟音を立てる凶刃を喰らい、雨にけぶる最悪の視界の向こうへと転がる。
     デモノイドの足元へと上空からジンザの援護射撃が打ち込まれる。しかし異形は何もかもを顧みる気配なく進み続けていた。道の有無にすら無頓着に、立ちはだかる樹々は薙ぎ倒していく。まさに暴風。
     追う伊万里が鋼鉄拳を繰り出す。入れ違いに闇夜もガトリングガンからブレイジングバーストを放って援護。
     上がる煙霧。……止まらないデモノイド。
    「――効いてんのかなァ!」
    「そう思うしかないでしょうね」
    「泣き言なんて言ってられないですよっ!」
     各自が持つ朧な明かりの中で、その姿が唐突に静止した。
    「……どんな姿でも。動物虐待は、よくないの」
     デモノイドの進行方向、傷ついたしっぺを庇うように立つ小柄な姿。両月・葵絲(黒紅のファラーシャ・d02549)が放った制約の弾丸。
     命中直後を狙いすまして、地面へ淡く投影された巨躯のシルエットを由宇の影縛りが縫い止める。更に重ねられるは霞の鋼鉄の糸。封縛の力を湛えて踊る。糸の端が近くある大木と併せてぐるりと回り込んだ。意図をいち早く読み取って、闇夜が距離を詰め抗雷撃を撃つ。
    「っ……!」
     至近。デモノイドの身体に再び風の力が集まった、までは視認出来た。
     ――だが、先程しっぺを打ち据えたものとは明らかに異なる。
    「みんな、下がれ――!」
    「きゃああっ!」
     広範囲で吹き荒れた竜巻。息を止める錯覚、全身を切り裂かれる痛みに、出来た反応といえば言葉を失うか悲鳴を上げるかのいずれかのみ。闇夜、伊万里、霞が吹き飛ばされた。滞空するジンザがコントロールを抑制しながらワイドガードを展開。木や地面に打ち付けられるダメージを最小限に留める。
     樹々はまるで上からすりこぎで潰したような放射線状の範囲でへし折れ、上等な見通しと凄惨な痕跡を生んだ。
     何事もなかったかのように再び歩き出そうとするデモノイドへ、真っ向から葵絲が駆ける。
     放った神薙刃は蒼い皮膚を切り裂く。迸った返り血が何色なのか、夜の中ではいまいち判然としない。
    「……元々は、人間だったのでしょ? ……ひとりは……さみしそう、ね」
     だから――出来るだけ早く、倒す。助ける。助けるのは、村人達だけじゃない。
     共鳴したかのように伊万里が立ち上がった。その姿を後押しする由宇の回復の光。泥に塗れ意思にぎらついた目をして、駆け出す。
    「あいつ、まさか」
     投げる気か。痛みもしくは別の要因で顔色の薄い闇夜が口走る。
     そのまさかでデモノイドの胴を掴んだ伊万里の両手は、腕を回すどころか腰を抑えるだけで精一杯だった。が。
    「どっ…………せぇいッッ!!」
     勢いのまま横薙ぎに振り回し、大木の方へと投げ出す。
     絶妙なタイミングで霞が動いた。風を切る封縛の糸は大木とデモノイドの周囲を幾重にもまとめて俊敏に巡り、巻き付いて縛り上げた。
    「捕らえました……!」
     快哉とも言える声。皆に降り注いだ一条の希望は――しかし。
    『オオオオオオオッ!!』
     ぎしい、と。
     吼え猛ったデモノイドが暴れ、その胴体に鋼糸が食い込む。同じくして大木が軋んだ。入る亀裂。
    「嘘ッ!?」
    「ダメ、保たないの……!」
     再びあの暴風がデモノイドへと集約される気配。
    「――今のうちに、与えられるだけのダメージを……!」
    「――皆さん、一旦退きましょう! 回復量が足りていません……っ」
     互い違いの主張を果たす伊万里と霞の声は、益々強くなる雨と夜闇に飲み込まれていく。

    ●誘い手は
     村の西にある集会所。屋根の下では不安そうな表情をした村人達が身を寄せ合っていた。
    「漏れはないよ、大丈夫」
    「なら急ぐんだよっ。乗ってっ」
     確認を取り終えた薫が走り出て、一足先に待機していた兎織の箒へ飛び乗る。
     空からなら一車線の道路がすぐに見つかった。くっきりと浮かび上がる灰色のコンクリート。
     その下方でめまぐるしく踊る明かり。あれが皆に違いない。
     しかし安堵する間はなかった。甲高いホイッスルの音が二人の耳を同時につんざく。
    「両月さんの……!」
     本当に危険な時にしか鳴らさないと事前に聞いていた。
     しっぺは無事だろうか。紙一重のところで冷静さを保っている薫の懸念が、とうとう強く主張をし始める。
    「ちょーっと急降下するよ! しっかり掴まってて、舌噛まないでねっ」
     否やはない。旋回し、進行方向の背面に回るようにして戦場に滑り込む。
     後衛、ジンザと共にひたすら回復に徹していた由宇が真っ先に気付いた。血と泥にまみれた顔で振り仰ぐ。
    「薫……!」
    「退避完了です、東雲さん!」
    「回復役、代わるよっ!」
     とりあえずそれだけを投げ、そのまま前衛に突っ込む。
     ホイッスルの理由はすぐに分かった。
     とうとう進撃を中止して周囲を駆け回る障害物の排除に出たデモノイドが、今まさに豪腕を振り上げており。
     主たる障害――積極的な攻撃者である伊万里が葵絲の回復を受けた直後に叩きつけられ、大きく吹っ飛んだ。地面に衝突、水たまりが飛沫を派手に跳ね上げる。苦痛に呻きながらも、それ以上に強い感情が喉奥から流れ出る。
    「……行、かせません……ここから先には、絶対……――守らなきゃ、っ」
     伊万里を薙ぎ払ったその腕、付け根に霞の鋼糸が巻き付く。切断。跳ねた肉の丸太。
     胃の腑を揺さぶる、苦痛と怨嗟に満ちた咆哮。
     ガトリングガンの轟音が上塗りしていく。デモノイドが、噴煙の中でくるったように踊る。
    「畜生、まだなのかッ!」
     魔女っ娘ステッキを振り伊万里へと回復を施した兎織の箒から薫が飛び降り、符の一枚を取り出す。
     大幅なリカバリは間接的に苛烈な火力となる。それまで回復に回っていた者達も加勢し、デモノイドの身体が壮絶な勢いで削り取られていく。しかしいよいよ村が近い。体力も極限に差し掛かっている。
    「天下の公民の作りと作る物を悪しき風荒き水に会わせ給う事なかれ……――」
     幾度目かの暴風がねじれた造形の片腕から放たれるのと、薫の導眠符が発動するのは入れ違いだった。主の目前にしっぺが飛び出したのも。
     急速な眠りに誘い込まれたデモノイドへ、足元を中心に冷えた空気が吹き込んだ。
     上空でジンザが手をかざしている。地上よりも風雨の抵抗を強く受け、冷えきった顔は青ざめていた。
    「――ぬかるんだ斜面に、足回りの悪さと、その巨体。大型トラックなら、どうなります?」
     目と鼻の先には村。山は変わらず斜面が続いている。
     ぐらり。
     凍りついた異形が傾ぐ。
     斜面を削り滑り落ちていくデモノイドを見守るように、今一度十字架が浮かんだ。由宇のセイクリッドクロス。
    『ア……』
     零れ出たその一音の、あまりに儚い響き。まるで少女のような。少年のような。――迷子のような。
     照射される、無数の光。

    ●安寧の夜
     蒼い残骸が、斜面に切れ切れに引っかかっている。
     勢いは薄れたとはいえ今なお降り続く雨に打たれ、既に地に混じりつつあった。
    「……"あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから"」
     葵絲がゆるりと目を瞬かせて由宇を見た。目が合うと、由宇は少しだけ笑って首を横に振り、目を閉じる。
    「汝の魂に永遠の安らぎのあらんことを」
     ――安らぐなら、さみしくないかな。
     口にはしないけれど、そうだったらいい、と葵絲は思う。こわれたものは戻らないから。せめて。
    「くしゅんっ」
     出し抜けに霞がくしゃみをする。集まる視線。
    「……持ってきた魔法瓶に暖かいお茶を入れてるんです。早く屋内へ入れてもらいましょう」
     傷ついた伊万里を背負った闇夜が、そうしよう、と疲労感漂う面持ちで頷く。
     折よく薫としっぺ、ジンザが斜面を降りて戻ってくると、兎織がへたれたうさ耳を揺らして振り返った。問う目に、何もなかった、と薫が首を横に振る。
    「なあ。あいつさ、頑固に西に進んでたよな。ソロモンの悪魔は何が目的でこんなところにあれを放ったんだ?」
    「ここより東は遠州ですね。西は……」
     名古屋だったかな、と誰かが言った。その先は続かない。
     最後に意味なき声を落としたデモノイドの意思。――もしかしたらそれは、ソロモンの悪魔とは関係なく。
    「……さて、土砂崩れ警報。解きに行きませんとね」
     濃い雲の狭間から、月が数秒だけ顔を出す。
     何ひとつ瑕疵を残すことなく守りきったその村が、彼らを静かに迎え入れていた。

    作者:蔦草正果 重傷:鈴虫・伊万里(黒豹・d12923) 
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年2月26日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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