穢れた絆が育たぬ内に

    作者:飛翔優

    ●快楽の絆
    「……あはぁ。皆さんほんと元気だったわねぇ」
     シャワーを浴び、服を着替え、リビングに戻って来た女が、汗だくで休んでいる男たちに声をかけた。
     反応は鈍い。概ね、気力も体力も吸い尽くされてしまったといった様子である。
    「あはぁ……やり過ぎちゃったかしらぁ?」
     頬を赤く染め、唇から熱い吐息を吐き出しながら、女は黒曜石の角を持つ男ににじり寄る。顔立ちに似合わぬ深い谷間を強調しながら挑発的な視線を送っていく。
    「……いや、問題ない。こいつらが軟弱なだけだ……と」
     黒曜石の角を持つ男はソファから身を起こし、女の瞳をまっすぐに見据えて口を開いた。
    「約束通り、何かあったら行ってくれ。おもしれぇ奴の借りは返すからよ」
    「あはぁ、よろしくねぇ」
     にっこり笑顔を浮かべた女は、黒曜石の角を持つ男の胸に唇にキスをして、契の代わりと成していく。他の男たちにもウィンクと投げキッスで労って、別れの言葉を告げていく。
     彼女の名はユエ。低い背丈とは裏腹に豊満な肉体を持つ淫魔。
     男の名は怒堂。逞しい肉体を持つ羅刹。
     淫魔と羅刹の邂逅が示すものは……。

    ●放課後の教室にて
     小さく頭を下げて灼滅者たちを出迎えた倉科・葉月(高校生エクスブレイン・dn0020)は、いつもの笑顔ながらも眉一つ動かさずに口を開いた。
    「今まで、エクスブレインの予知にもかからなかったダークネス……羅刹・怒堂の動きが察知されました」
     判明した理由は、淫魔が怒堂の下へ訪問したこと。そして……と、葉月は心なしか感情を抑えた声音で続けていく。
    「訪問した淫魔は単体で怒堂のところへ赴いて、肉体を駆使した営業を行いました。どうやら、自分達の邪魔をしないように仲良くしましょう、といった約束を交わしているみたいです」
     しかし、淫魔を狙った場合、仲良くなった怒堂が淫魔の守護を目的として戦いに参加するため、敗北の危険性が高い。
    「なので、今回は淫魔が去った後の油断した怒堂を撃破する……そんな作戦を行なって下さい」
     葉月は地図を広げ、町外れの屋敷を指し示す。
    「怒堂が拠点としているのはこの場所。力づくで占拠し、そのまま居座っている形ですね」
     灼滅者たちが赴く事になる三時頃、ちょうど淫魔が帰っていく。それを確認した後、玄関から堂々と突入すれば良い。
    「戦場となるのはテーブルが片付けられた広いリビングになります。色々と汚れていたりしますが……まあ、戦いに支障はないでしょう」
     敵戦力は怒堂の他、幹部級の男が三人ほど。他の配下達は、戦いとなれば気だるげな様子でリビングから脱出すると思われる。
     怒堂の力量は、一人でも八人を十分に相手取れるほどに圧倒的。
     破壊力に優れており、拳を肥大化させてからの一撃は自らに加護を砕く力を与える。腕を斧のように振るって防具ごと相手を砕こうとしてくることも。更に、溜めた殺気を一点に向かって放つ力も持っている。
     一方、幹部三人は力量こそそこまででもないものの、妨害能力に優れている。特に縄で縛り付ける攻撃、ナイフや爪で防具ごと相手を切り裂こうとする攻撃は、怒堂の力も相成って危険なものとなるだろう。
    「以上で説明を終了します」
     地図など必要な物を渡した後、葉月は静かな息を吐く。いつもの笑顔ながらもやはり眉一つ動かさず、締めくくりの言葉を紡いでいく。
    「重ねてお伝えしますが……今回の作戦は、淫魔の撤退後に油断している敵……怒堂を倒す作戦になります。もし仮に淫魔を倒そうと行動しても、誑かされた怒堂が淫魔を助けようと参戦してくるので勝利は難しいでしょう。ですからどうか、その事を念頭に……何よりも、無事に帰ってきて下さいね? 約束ですよ?」


    参加者
    杞楊・蓮璽(東雲の笹竜胆・d00687)
    九条・風(紅風・d00691)
    斎賀・なを(オブセッション・d00890)
    風水・黒虎(黒金の焔虎・d01977)
    野々路・由佳(ゆるふわりん・d02789)
    高峰・紫姫(銀髪赤眼の異端者・d09272)
    中洲・ぁん(自慰愛嬢・d09633)
    水綱・つぼみ(シバラレタココロ・d13973)

    ■リプレイ

    ●今は見逃すしかできないけれど
     大人も子供も日々の営みに勤しんでいる、安らかな静寂に沈む午後三時の住宅街。時折風に乗って聞こえてくる主婦たちのお喋りを聞き流し、灼滅者たちは町外れの屋敷の前へとやって来た。
     耳を澄まし、今だ男と女の会話が行われている事を確認する。
     脇道へと身を隠し、玄関口の監視を開始した。
     十分ほどの時が経った頃、勢い良く玄関扉が開かれる。
     高峰・紫姫(銀髪赤眼の異端者・d09272)は拳を握りしめ、視覚に意識を集中させた。
     顔立ちは若干幼く見えるものの、口元に浮かぶ妖艶な微笑みは決して子供のものでは有り得ない。今だ寒さの残す季節でありながら晒されている胸も太腿も瑞々しく、街中を歩けば否応にも視線を集めるだろう。
     もっとも、惑わされる者はいない……はず。弾んだ調子で門を開き、立ち去っていく彼女は淫魔……ダークネスなのだから。
    「……」
     いつか必ずとの意識を胸に抱き、紫姫は背中を見送った。
    「へー、あぁいうのが好み、と。……流石淫魔、胸も尻もでけェなァ」
     角を曲がったのを確認し、九条・風(紅風・d00691)は不敵に口の端を持ち上げながら屋敷の方へと向き直る。
    「ま、俺の好みじゃねェけどな」
    「それでは参りましょうかぁ」
     野々路・由佳(ゆるふわりん・d02789)が皆を促しつつ、率先して歩き出した。
    「あっ」
     かと思えば何もない所でつんのめり、勢い良くすっ転ぶ。
    「ったた……ええとぉ……」
     額を抑えながら起き上がり、皆に向かって照れ笑い。どことなく張り詰めていた緊張が否応にも解けていくのを感じながら立ち上がり、ミニスカートの埃を払っていく。
     何色が見えたのか、そもそも認識した者がいたかはさておいて、灼滅者たちは改めて門をくぐり、玄関扉を引き開けた。
     異臭がした。
     粘ついた熱気と共に灼滅者たちを出迎えた。
     おおよそ健全とは言えぬ空気の中を、灼滅者たちは迷うことなく進んでいく。
     既に賽は投げられた。戸惑えば、羅刹・怒堂に付け入る隙を当ててしまうだろうから……。

     物が乱雑に積み上げられていた廊下を抜け、風水・黒虎(黒金の焔虎・d01977)がリビングへと繋がる扉を蹴破った。
    「だ、誰だ!」
     警戒の言葉を投げかけてくる男……怒堂らを無視して主に液体で汚れた部屋へと侵入する。
     周囲をざっと眺めた後、怒堂と思しき唯一まともに衣服を着ている大男を指差した。
    「テメェが羨ましいもといいやらしい映画用を受けた羅刹やろうか! そんな裏山けしからん奴は健全な青少年男子として成敗してやる!」
    「何だと!」
     黒虎の放つ宣戦布告を前にして、怒号の他ズボンだけは履いていた三人の男がいきり立つ。残りの男たちはいそいそと下着を履き直しながらも、灼滅者たちを睨みつけていた。
     もっとも、黒虎自身は動じていない。むしろ、少しだけ声音を抑え、囁くように問いかけていく。
    「……で、一体どんな営業を受けたんだ!? 言ってみろ!」
    「……どんなって、なぁ」
    「ああ……」
     互いに顔を見合わせて、鼻の下を伸ばしていく男たち。それだけで妄想はみるみる膨らみ、黒虎の瞳に炎が宿る。
    「……ま、あまり考えないほうがいいだろう」
     そんなバカなやり取りは横に置き、斎賀・なを(オブセッション・d00890)がスレイヤーカードを掲げていく。
    「我は照らす黎明の光」
     今だ戦う体勢は整わぬ怒堂たちの、最も手近にいた幹部に狙いを定めつつ、灼滅者としての力を開放した。
    「ぁ、あの……っ、次はわたしと……ぉ、お願いしますっ」
     中洲・ぁん(自慰愛嬢・d09633)も同様にバスタオルしか羽織っていないような……豊満な胸元と太もも、体のラインを惜しげもなく晒す先ほどの淫魔に負けず劣らずな格好へと変身し、どことなく熱く湿った吐息をつきながら駆け出した。
     状況を理解したのだろう。着替えもままならぬ男たちがリビングから逃げていく。半裸の幹部たちもキョロキョロと、恐らくは己の得物を探していた。
     唯一、怒堂だけは動じずにゆっくりとした動作で立ち上がる。灼滅者たちへと向かっていく。
    「ぁんっ」
     灼滅者たちの得物が、技が一人の幹部を捉え、怒堂の拳がぁんの柔肌を掴んだ時、淫魔によって導かれし戦いが開幕した。

    ●羅刹・怒堂とその一味
     一度目の襲撃で幹部一人を倒すことは叶わなかったけれど、大打撃は与えた。
     灼滅者達のうち三名は怒堂の動きを抑えるため、軽快なステップで踵を返す。
     勢いのまま杞楊・蓮璽(東雲の笹竜胆・d00687)は突撃し、槍を大きく振り回した。
    「良い気分の所、お邪魔いたします……ご覚悟を」
    「はっ!」
     硬い胸板に弾かれて、服を多少破くことしか叶わない。
     退避する前に胸元を強かに打ち据えられ、壁際へと吹き飛ばされる。
    「ぐ……」
     口の端から血が溢れる。
     拭いながら立ち上がり、槍を再び振り回す。
    「まだです、まだ、このくらいで……!」
     高峰・紫姫(銀髪赤眼の異端者・d09272)の歌声によって痛みが和らぐのを感じながら突撃し、今度こそ皮膚を薄く裂いていく。
     なおも揺るがぬ怒堂の腕に、足に、風は狙いを定めていた。
    「オラァ! どうした? 腰引けてんぞ!」
     引き金を引く代わりに影を放ち、幾つもの縄へと変えていく。腕に、足に絡みつき、動きの自由を削がんと試みる。
    「この程度……」
     気合一つで引き千切られ、影は跡形もなく消え去った。
     睨まれても風は飄々と、ガトリングガンに力を込め始める。
    「随分前に節分は過ぎたが、その顔面に鉛製の豆ご馳走してやるよ」
     装填完了と共にトリガーを引き、熱き弾丸をいくつもいくつもぶっ放す。着弾とともに燃え上がらせ、怒堂の体を焼いていく。
    「嬉しいだろ? 腹一杯に味わえや!」
    「……」
     再び鋭い視線を向けられたが、やはり風は動じない。もう一度……と影を伸ばし、幾重にも別れさせていく。
     怒堂が動けなくなるのが先か、羅刹を抑える者たちが積み重なるダメージによって倒れるのが先か。
     平衡に近い場所で揺れ動く天秤の中で、紫姫が改めて問いかけていく。
    「淫魔は、貴方方の何の邪魔をするなと言ったのですか?」
    「あ?」
    「約束を交わしたのでしょう?」
     今は、こんな行動を取る淫魔の情報が欲しい。だから発した問いかけを、怒堂は鼻で笑って跳ね除ける。
    「はっ、他人に……まして敵に話すなんてことはしねぇよ!」
    「や、あ……っ」
     ついでとばかりに斧のごとく固めた腕を振るい、ぁんの腹部を護る布を切り裂いた。
     後ろの布だけで繋がっている状態だけど、ぁんはただただ息を弾ませる。
    「ぁ……」
     前を抑えながら杖を握りしめ、裾を翻しながら駆けて行く。
     リビング外で観戦する男たちの嫌らしい視線を一心に浴びながら、勢い良く殴りかかった。

     風のライドキャリバーが吐き出す弾丸の群れが、幹部たちの足元を捉えていく。
     弾丸の隙間を巧みにくぐり抜け、黒虎が肩で息をしている個体の懐へと入り込んだ。
    「青い青春百烈拳!」
     オラオラオラと、何度も殴りつける拳に込めしは紛うことなき嫉妬だろう。最後に壁へと殴り飛ばし、一人目となる幹部を打ち倒す。
    「次は長髪の男を狙ってくれ」
     すかさず後方にて戦場を観察しているなをが指示を出し、自身は蓮璽へと符を投げ渡した。
     視線を戻すと共に短髪の幹部の動きを読み切って、護符を引き抜きながら警告する。
    「野々路、後ろだ」
     警告に従い、由佳が身を屈めてナイフを回避する。
     即座に横へと視線を移し、蓮璽が肥大化した拳を受け流す光景を確認した。
    「……」
     故に意識を切り替えて、輝ける十字架を召喚する。災いの根は断つと無数の光線を解き放ち、幹部を怒堂を掃射する。
    「ありがとうございましたぁ」
     ワンテンポ遅れて、由佳がなをに感謝の言葉を述べた。
     されど攻撃の手は緩めずに、プリズム状の十字架を降臨させた。
     力の室はなをと同質。
     放つ光もまた同様。
     怒堂を、幹部を撃ち抜いて、長髪の男を打ち倒す。
    「やりましたぁ。後はお一人ですね、頑張りましょうー」
     残るは短髪の幹部のみだから、大鎌を両手で握りしめた。
     抗わんと縄を振り回しているのも厭わずに、懐へと踏み込んでいく。
     軌跡を読み取り回避して、思いっきり横に薙いだ。
     胸を割かれ、ふらつく幹部。
     水綱・つぼみ(シバラレタココロ・d13973)は決して見逃さない。
    「ぇ、えぃ!」
     どもりながらも右ストレートを叩き込み、見えない呪縛で戒める。
     されど幹部は引きちぎり、ナイフで防具の脇腹部分を切り裂いた。
     肉へと達しても居たのだろう。切れ間から赤い血がにじみだしていく。
    「あ、えと……」
     つぼみは退き、守りの構えを取っていく。喉に力を込めていく。
    「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
     思いっきり叫びを上げて、己の肉体を魂の底から叱咤する。
     傷と防具を修復し、再び抗うための余力を獲得した。
    「……」
     続く一撃は受け止めて、再び拳を握って殴りかかる。
     今度こそ見えない呪縛が幹部を縛り付け、一瞬だけだけれど動けない隙を作り出した。

    ●甘い夢の終わりに
     握りしめた杖で、ぁんは怒堂の頭部を強打した。
    「あの……その……す、すいませんっ」」
    「お仕置きが必要かな、お嬢さん?」
     謝罪の言葉とともに飛び退ろうとしたけれど、腕を掴まれ叶わない。布地の敗れた面に指をかけ、おもいっきり上に切り裂いた。
    「はふぅんっ」
     胸を抑えながらなんとか脱出し、膝をつきながら声を上げる。
    「ぁあぁぁんっ」
     矯正にも似た叫びで傷を癒し、申し訳程度に布を繋ぎ止めて行く。怒堂に熱い視線を向けながら、再び向かわんと歩き出し……。
    「後はあなただけですね」
     紫姫が冷たい声音で言い放ち、ギターを高らかに響かせる。
     今まで幹部に、怒堂よって刻まれてきた呪詛にも似た力を和らげるため、勇猛なるメロディを響かせる。
     込める思いはただひとつ。
     淫魔と取引した羅刹を滅ぼすこと。
     そのためにも準備は万全に。油断をすれば足を掬われかねない相手であることに違いはないのだから。
     短い曲が終わる頃、灼滅者たちは総員怒堂へと視線を向けていた。
    「……行きます」
     今、このタイミングは大丈夫だと判断し、足元に向かって影を伸ばす。
     怒堂の目前にて形をなし、その巨体を包み込んでいく。
     打ち破り、顔を出した怒堂の正面には由佳が回り込んでいた。
    「そぉれ!」
     横へと描く鋭い軌跡が、怒堂の鼻に深い傷跡を刻んで行く。
    「っ、テメェ!?」
    「!、!、!、!、!」
     睨む暇もないままに、つぼみが背中をぶん殴った。
     見えない呪詛が怒堂の体を縛り付ける。
    「さあ、その思い出胸にとっととこの世からご退場しやがれ!」
     風が手足を影で縛り、呪詛を更に強固なものへと発展させた。
     さすれば蓮璽が踏み込んで、動けぬ怒堂を投げ飛ばす。
    「……」
     落ちゆく怒堂に背を向けたまま、蓮璽はゆっくりを瞳を閉ざす。
     立ち上がれない事を知っていたから。もう、後がないとわかっていたから。
    「今一度聞く。奴等は何を企んでいる? 知ってる事を話せ」
     眠りへと導く符を構えるなをの質問に、怒堂は首を振って沈黙する。
     かと思えば凄まじい殺気を解き放ち、ぁんの防具を打ち破り後方へと跳ね飛ばした。
    「ぁ……ぃい……」
    「喰らえ、俺も美少女接待されたい放出!」
     故に、黒虎が光の刃で切り裂いた。
     床ごと、怒堂の体を両断した。
    「……けしからん体を張った営業、俺も受けてみたいよ……まったく」
     逆恨みも甚だしい言葉を手向けとして、怒堂は霞と消えていく。
     頭の敗北を悟ったからか、観戦していた男たちも我先にと屋敷の中から去っていく。
     それがなくても、今のこのリビングは空気が悪い。灼滅者たちは互いに頷き合い、一先ず庭へと脱出した。

     傷を癒し、武装を解き、灼滅者たちは帰還を開始した。
     ちらほらと子供たちの喧騒が聞こえるようになって来た街中で、蓮璽が空を仰いでいく。
    「刹那的なもの、全てを否定するわけじゃないけど……。……彼等の様な関係は、ちょっと俺には理解するのは難しいや」
     左手のペアリングに手を触れて、思い起こすは誰の姿か。
     語らぬまま、蓮璽は再び歩き出す。
     彼を含む仲間達の後ろから、つぼみは静かに労った。
    「お、お疲れ様……でした……」
     通常ではない戦場での、色に溺れた羅刹との戦い。何より強敵であったことに違いはなく、各々程度の違いはあれど疲労がある。
     故に、早々に帰還して、ゆっくり身を癒そうか。心も静かに休めよう。
     これから先、何が起きるのかはわからないけれど……一つの危機を退けたことに違いはないのだから。

    作者:飛翔優 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年3月1日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 9
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