深夜のゾンビは全力で走る

    作者:一文字

    ●スタートはクラウチングスタート
    「ハァハァ……」
    「ゼェゼェ……」
     深夜、2人の少年は学校の廊下を全力で走っていた。
     1時間前、短髪の少年は学校に携帯電話を忘れたことに気がついた。極度の携帯中毒者でもある彼は居ても立ってもいられず、長髪の友人に学校へ侵入する手助けを要請。友人もまた興味本位で快諾。鍵を掛けそこねた窓から侵入して現在に至る。
     ところで何故彼らが全力疾走しているのか。答えは背後にあった。
    「なぁ、ちょっと聞いていいか」
    「手短にな」
     短髪の少年がチラッと肩越しに後ろを見る。そこには負けじと全力疾走するゾンビの姿があった。
    「ゾンビって走んのぉぉぉぉぉ!?」
    「一般的なゾンビはゆっくりと不規則な動きで近づき恐怖を煽るが、このように走るゾンビを題材にした作品もいくつかある。別段珍しいことではない。慌てるな、友よ」
    「慌てるよ! なんでお前は冷静なんだよ! まずはゾンビがいることに驚けよロン毛!」
    「ロン毛は関係ない。そもそも君だって走っていることにまず驚いたではないか」
     くいっと眼鏡を上げながら答えるロン毛。比較的冷静である。
    「チッ、こうなったら二手に分かれるぞ。俺は東棟から降りる。お前は西棟から行け」
    「承知」
     2人は同時に左右に分かれる。それに倣うように2体のゾンビが西へ、1体だけランニングフェアのゾンビが東へ分断した。
     しかし彼らは知らない。行く先にゾンビが既に待ち構えていることに……。

    ●カーブも綺麗に対応します
    「歩くゾンビに慣れちゃった人にとっては、何か別の生き物に見えるよねぇ」
     須藤・まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)は持ち込んだテレビを見ながらしみじみ呟く。画面の中には、野原を疾走するゾンビの群れが描かれていた。
     まりんはテレビの電源を切って灼滅者一行に向き直る。
    「今回の敵はノーライフキングだよ。といっても眷属だけどね」
     とある高校に突如出現したゾンビの群れが2人の少年を襲おうとしている。ゾンビ達は少年を捉えて殺し、新たな眷属として主に献上するつもりなのだろう。
    「もちろん見過ごす訳にはいかないよ。ゾンビを倒して2人を救ってあげて」
     以下、現場等の詳細である。
    「高校は結構広くて、中央棟、東棟、西棟の3つの建物で構成されてて、連絡通路で繋がってるみたい。2人が最初にゾンビを確認するのは中央棟。そこから東棟と西棟に分かれて逃げるんだけど……」
     既に東と西にもゾンビが待ち構えており、挟撃にあった2人は呆気なく殺されてしまう。敵の構成としては、中央棟から追ってくるゾンビが3体、東西で待ち構えるのが2体ずつの計7体である。
    「特にランニングフェアのゾンビには気をつけて。その群れを統率してる、云わばボスみたいな存在だよ」
     戦闘力も統率力も通常のゾンビの比ではなく、単独で灼滅者数人と渡り合う力を持っている。攻撃方法については、通常ゾンビがバトルオーラ、ランニングフェアゾンビが縛霊手に似た技を操る。
    「救出方法やタイミング、陣形に関しては皆にお任せ。分断後に助けた場合は、皆だけ再合流するのも手かもしれないね」
     説明はそれくらい、とまりんは資料を閉じる。
    「携帯電話がないと落ち着かないって気持ちも全然分からない訳じゃないけどねぇ。ま、そんなこと言ってても始まらないよね。皆、2人を助けてあげてね。それじゃ行ってらっしゃい!」


    参加者
    雨咲・ひより(フラワーガール・d00252)
    東雲・由宇(神の僕(自称)・d01218)
    夕永・緋織(風晶琳・d02007)
    橘・清十郎(不鳴蛍・d04169)
    ジェーン・ホームズ(コズミックライダー・d04640)
    瑠魔・誠司(トラップマスター・d08392)
    桐山・明日香(風に揺られる怠け者・d13712)
    山百合・ひなの(中学生神薙使い・d14235)

    ■リプレイ

    ●今宵、ゾンビは校舎を駆ける
    「ゾンビって走るんだねえ……」
     夕永・緋織(風晶琳・d02007)は感心したようにしみじみと呟く。
     彼女を始めとする灼滅者一行は中央棟と東西棟を繋ぐ連絡通路の手前にいた。救出対象である男子生徒が侵入した窓から校舎内に入り、少年達を保護すべく先回りした次第である。
     とはいえ、待っているのも楽ではない。特に雨咲・ひより(フラワーガール・d00252)に至ってはガクガクブルブルな状態である。
    「ゾンビは、実は怖かったりするの。ホラー映画も苦手だし、夜の学校も不気味だし……。ましてや走るなんて……」
     うぅ、と怯えきった様子のひより。そんな彼女の肩を山百合・ひなの(中学生神薙使い・d14235)がポンッと叩く。その目は好奇心に輝いていた。
    「もっと楽しくいこうよっ。だって走るんだよ、ゾンビが。なんか面白そう!」
    「あんまり面白くないぃ~……」
    「確かにどちらかと言えば迷惑極まりないわね」
     ジェーン・ホームズ(コズミックライダー・d04640)は肩を竦めてひよりに同意する。
     絶叫が聞こえたのはそれと同時だった。
    「ぴぎょえあああいおぉぉぉぉぉぉぉ!?」
     奇声に極めて近い悲鳴に体を強ばらせる一行だったが、すぐに事態を理解する。廊下の端に2つの人影が見えたのだ。
     未だに奇天烈な声を上げる短髪と冷静な面持ちの長髪が連絡通路に向かって全力疾走してくる。そして連絡通路に差し掛かろうとした瞬間、橘・清十郎(不鳴蛍・d04169)と瑠魔・誠司(トラップマスター・d08392)が彼らの前に飛び出した。
    「おい、そこの2人」
    「警備の者です。今すぐ止まって下さい」
     2人がプラチナチケットによって警備の関係者を装うと、少年達はすぐさま走るのを止めた。代わりに短髪が縋るように清十郎にしがみつく。
    「た、助けっ……ゾ、ゾゾゾゾゾ、ゾンゾンビ! ゾンビが走って全力であっちこっち――」
    「全く分かんねえけど分かったから落ち着け」
     エクスブレインの情報もあったため、壊滅した日本語からでも大方の事情は察せられた。呆れて溜息を漏らす清十郎の隣で誠司が苦笑する。
    「あれは作り物ですよ」
    「……は? 作り……物?」
    「ちょっとした特殊メイクなの」
     東雲・由宇(神の僕(自称)・d01218)が呆然とする短髪にそれっぽく説明。
    「ごめんごめん、ビビったでしょ? 最近のブームに乗った走るゾンビ映画撮影してたの」
    「だから悪いんだけど近くの教室に入っててくれる?」
     桐山・明日香(風に揺られる怠け者・d13712)はそう付け足しながら、2人の背中を押して近くの教室に導いていく。短髪は状況を理解し切っていないようだが、長髪は始終変わらず冷静沈着。
    「どうやら僕達は邪魔をしてしまったらしい。今は従っておこう」
    「相変わらずクールだな、お前は……」
    「ここで抵抗するメリットはあるまい。警備にもバレたことだし、揃って説教を受けようではないか、友よ」
    「うへぇ……災難だ……」
    「肝の太さは見習いてえトコだけど、ちっと大人しくしてな」
     本気で怒られると思っているのか、空き部屋のど真ん中で律儀に正座待機する2人。瞬間、穏やかな風が教室に流れた。
     ひなのが唱えた魂鎮めの風が少年達を眠りへと誘う。彼らが寝息を立て始めたのを確認して再び廊下に出ると、先頭に立つジェーンが奥をジッと見つめて呟く。
    「どうやらお出ましのようね」
     響く足音。押し寄せる威圧感。
     ノーライフキングによって生み出されたアンデットが灼滅者に向かって突撃してきていた。
    「うわわ、ほんっとに走ってるよー、全力で!」
     ひなのは相変わらず楽しそうだった。

    ●多分短距離走の速度を長距離維持して走る
    「わ、フォーム本当に綺麗だね。あんな風に走れたら格好いいな……」
    「暢気に言ってる場合じゃないけどねぇ」
     羨ましそうに呟くひよりにツッコミながら、由宇は高速演算モードを発動。
     ジェーンは前方に進み出ると、ライドキャリバー――星屑に軽やかに飛び乗る。
    「行くぜBaby! ぶちまかせ!」
     主の言葉に答え、星屑が廊下を爆走する。先頭を走るゾンビの拳を受けながらも、星屑は相手を轢き倒し、そこへジェーンが制約の弾丸を打ち込んだ。
     グォぉぉ、と歪んだ顔で一行を睨み付けるゾンビ。不気味な容貌にひよりはビクッとしたが、すぐに気を引き締めて杖をぎゅっと握り締めた。
    「やっぱり怖い……。でも戦わなきゃ。絶対、守るんだからっ」
     術者の思いに呼応するように杖から淡紅色の光が溢れる。直後、竜巻が巻き起こり、3体のゾンビ達を呑み込んだ。
     攻撃を受け続けたゾンビに代わってもう一体が廊下を駆ける。うごォ、と気味の悪い呻き声を漏らしながら、振り上げた拳を眼前にいた明日香に叩き込む。それと同時に清十郎のリングスラッシャーが盾のように彼女の前に展開した。
    「ん……ありがとう」
    「防御は任せておけ。そう簡単にやられるようなヘマはしねえよ!」
    「じゃあ私はお返しさせてもらうよ」
     明日香から普段ののんびりとした様子からは想像出来ないほどの気迫が溢れる。手にした槍が螺旋のような唸りを上げてゾンビの腹部を突く。強烈な打突にゾンビは後方へと弾かれた。
     何とか着地するゾンビの影からランニングウェアを着た個体が現れた。その速度もフォームの良さも通常のゾンビより一回り優れている。
    「めっちゃ良いフォームじゃん。……生前、なにかやってたのかな」
    「生きていたらいい選手だったのでしょうけどね。……いいから、縛られていなさい!」
     誠司の影が飛来し、ランニングゾンビの体を絡め取る。相手は四肢を縛り上げられながらも、影とは反対側のベクトルへ力を込めて拘束から無理矢理抜け出す。瞬間、床を力強く蹴り、雄叫びと共に強靭な腕でひなのを強打した。
    「きゃっ!」
    「すぐに回復しますっ」
     緋織が癒しの力を込めた矢を放つ。同時に清十郎の霊犬――鯖味噌の治療も受けつつ、今度はひなのが動く。
    「いっくよー!」
     構えたガトリングガンの銃身が回転を開始。凄まじい轟音と魔力を込めた無数の弾丸が爆炎を纏って相手に殺到した。
     攻撃を受け切ったゾンビがのそりと起き上がる。そしてゆらゆらと横一列に並び、何故か床に膝をついた。
     両手を足より前方に置き、片膝を上げて正面を向く。そのポーズは正真正銘クラウチングスタート。
    「何というか……律儀ね」
    「やってることは褒められたことでもないけど」
     目を丸くする緋織と溜息混じりに言う由宇。直後、あるはずのないスターターピストルが聞こえたような気がした。

    ●それから逃げる少年も大概なような気がしてきた
     ランニングゾンビが除霊結界に似たサイキックを前衛に対して唱えた。それに対抗するように緋織と清十郎が即座に治療を行う。
    「清めの風よ……」
    「まだ戦えんだろ? 次くるぜ、気をつけな!」
     直後、爆音が轟く。同時にゾンビに機銃掃射を行う星屑に乗車したジェーンが虚空から十字架を召喚。内部からは無数の光線が放たれ、ゾンビ達を貫いた。
    「これで2体目!」
     通常のゾンビが受け身を取ることなく顔面から倒れる。片一方はこれまでの攻防により既に事切れており、跡形も残らず灰へと還っていた。
    「足を狙えば少しはっ……」
     廊下を縦横無尽に爆走するランニングゾンビに鋭い光条を放つひより。敵は跳躍することで回避したが、間髪入れず迫る明日香の拳までは躱し切れなかった。
    「ふっ……!」
     呼気と共に雷を纒った拳がゾンビの腹部にめり込む。走った勢いそのままに衝突したためか、ランニングゾンビの体は一層くの字に曲がり、勢い良く吹っ飛んだ。
    「聖なる光を受けろ!」
    「そろそろ大人しく止まってよ!」
     誠司のジャッジメントレイを力尽くで弾いたランニングゾンビにひなのが得物を振り下ろす。ジグザグの軌道を描いた刃はランニングゾンビに深々と傷を負わせ、相手はガクッと膝を折った。
     そこへ由宇がトドメの一撃を放つ。
    「そんなに走るのが好きなら、天国までノンストップマラソンしちゃいなよ!」
     由宇の武器が凄まじいモーター音を轟かせながら相手に斬り裂く。重撃は呪的守護ごとランニングゾンビを完膚なきまでに破壊した。

    「第一ラウンドはクリア、ですね」
    「皆の怪我も大したことなくて良かった」
     ゾンビが消滅した場所を眺めながら呟く誠司と安堵の笑みを浮かべる緋織。ジェーンは星屑に寄りかかりながら連絡通路の先へと視線を向ける。
    「残るは東西棟ね」
    「それじゃあさくさく行くわよー。私は……どっち?」
    「由宇は私と同じで西。んー……向かうのめんどくさい……」
    「ひなのも西だよー!」
    「それじゃ、東の面々はまた後でな! お互い頑張ろうぜ!」
    「うん、そっちも頑張ってね」
     決めておいた班に分かれて、一行は残りのゾンビを殲滅すべく東西棟へと向かった。

    ●今宵、灼滅者も校舎を駆ける
     数分後、東棟にて。
    「本当はあまり体を破損させずに済ませたいけど……ごめんね」
     ひよりのジャッジメントレイが降り注ぐ。頭上から襲う鋭い光条にゾンビは断末魔の呻き声を上げながら灰と化した。
     残されたゾンビが仲間の灰を踏み越え、両手に収束したオーラの弾丸を放つ。攻撃直後の硬直でひよりは動けず着弾したが、すぐさま後方から緋織の癒しの矢が飛んできた。
    「大丈夫、ひよりさん?」
    「う、うん。ありがとう」
     大丈夫のようですね、と誠司は味方の安否を横目で確認する。刹那、彼の影が激しく胎動して蠢いた。
    「この影は何かの口です。それに飲み込まれることはトラウマになることでしょう!」
     影が顎のように大きく開いて相手を呑み込む。ゾンビは影の中で苦しげな悲鳴を上げて這い出てくるが、そこには星屑に乗車して得物を構えたジェーンが待ち構えていた。
    「Have a nice death!」
     次の瞬間、星屑の機銃とジェーンのジャッジメントレイがゾンビを虚空へと還した。
     ゾンビ達が完全に消え失せるのを見送ってから、ジェーンはふっと肩から力を抜く。
    「統率役がいなかっただけに幾分か楽だったわね」
    「西棟の皆も大丈夫ならいいけど……だ、大丈夫だよねっ?」
    「まあ、残ってるのは雑魚だけだし大丈夫だと思うわよ」
    「ここで心配していても仕方ないかもしれませんね。合流地点の連絡通路に向かいましょうか」
     誠司の言葉に頷いて、ジェーンとひよりも来た道を戻っていく。そんな中、緋織がついてきていないことに気付いたひよりが首を傾げた。
    「どうかしたの?」
     緋織はひよりの声に気付いて振り返る。手を合わせたその姿はまるで冥福を祈っているようにも見えた。
    「いえ……ちょっとやり残したことがあっただけよ」
     どうか安らかに、と最後に呟いてから、緋織は合わせていた手をそっと解く。そして3人の後を追うように連絡通路を目指して歩き出した。

     同時刻、西棟にて。
    「由宇、来るぞ! 気をつけろ!」
     回復を終えた清十郎が由宇に危機を知らせる。おかげで相手の攻撃を察知した由宇が得物で相手のオーラキャノンを斬り落とす。更に爆風を諸共せずに突進し、武器を構えた。
    「早くて狙いにくいけど……この距離なら避けられないわよねッ」
     一閃。振り下ろされた強烈な一撃はゾンビを屠った。
    「短髪とロン毛のところには行かせないからねー!」
     ひなののガトリングガンが火を噴く。銃口から弾丸が放出される度にゾンビは体を穿たれて呻き声を上げるが、問答無用で前進してくる。そして障害を失った途端、全力で明日香の許に突進。
     明日香は気怠そうに髪を掻き上げながら疾走するゾンビを見つめる。
    「これで終わろうか。そろそろ疲れてきたし」
     刹那、明日香の闘気が極限まで高まった。肌を刺す殺気にゾンビが奇声を上げて攻撃するが、そこへ鯖味噌が乱入して明日香を庇った。
     生まれる一瞬の隙。それが生死の境目。
    「……ハァッ!」
     抗雷撃。雷が衝撃となってゾンビの体を貫く。相手を完璧に捉えた拳はゾンビを虚無へと誘った。
     静けさが周囲を包む。そして誰かが安堵の溜息を吐くと、一瞬で闘気を失った明日香がパンパンッと手を叩いて力なく項垂れる。
    「……疲れた」
    「戦闘中の凛々しさは何処にいってるのよ」
    「んー……多分超次元か何処か?」
    「疑問形で言われても。まあ、確実にこの世からは消えたのは確かね」
     そう言いながら、由宇も得物を仕舞う。隣でひなのは大きく伸び。
    「完全無欠、完全勝利だねっ」
     ニコッと八重歯を見せて笑う。あまりにいい笑顔に清十郎もつられて微笑み、足元に擦り寄ってきた霊犬を優しく撫でた。
    「さ。帰ろっかね。あんまり遅くなると心配させちまうしな」
    「西棟の皆と合流して短髪とロン毛の様子も見に行こっ。実は寝てる間にさり気なく手を繋がせておいたんだ!」
    「さり気なくえぐいわね。起きたら短髪あたりが悲鳴上げそう」
    「……眠い」
    「じゃあしゅっぱーつ!」
     何処までも元気なひなのに引っ張られるように、東棟班もまた合流地点に向かう。
     斯くしてまた1つ平和は守られた。一行がそれを実感するのは数分後のことであった。

    作者:一文字 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年3月12日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 5
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