阿佐ヶ谷地獄~暁闇に生まれ堕ちる種

    作者:東城エリ

     陽も昇らぬ中、始発電車もまだやってこない時間帯の阿佐ヶ谷駅方面から、大量のアンデッドが溢れ出てきた。
     線路を道路代わりにして、やってきたのだろう。
     黙々と歩みを進めるアンデッドたちの手には、儀式に使われるような装飾があしらわれたナイフ。
     人の姿を求めて、行動範囲を広げていく。
     商店街の住宅部分や高層マンション、住居に踏み入れる。
     ドアや窓ガラスが破壊されるのをものともしない。
     大量のアンデッドが、街を破壊し住民を惨殺する。
     眠りにまどろむ住人を破壊音で叩きおこしてしまうが、住人がまともに状況判断できないうちに、ナイフは無情にも突き立てられた。
     命が途切れ、血が床を染めていく。
     中にはナイフを突き立てられて死ぬことなく、デモノイドへと変貌した。
     人が青く色を変え、筋肉が膨張して元のかたちがわからぬほどに。
     デモノイドが暴風のように暴れ狂い、さらなる惨劇に色を添えた。
      
    「鶴見岳の戦いで戦った、デモノイドが阿佐ヶ谷に現れました」
     五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は、沈痛な面持ちで話を始める。
    「このままでは、阿佐ヶ谷地区が壊滅してしまうでしょう。皆さんには、阿佐ヶ谷に急行していただきたいのです」
     デモノイドは、ソロモンの悪魔アモンにより生み出された筈でしたが、今回は何故かアンデッドによる襲撃で生み出されています。
     アンデッドたちは、儀式用の短剣のような物を所持しており、その短剣で攻撃されたものの中からデモノイドとなるものが現れるようなのです。
     未確認ではありますがが、少し前、ソロモンの悪魔の配下達が行っていた儀式に使われていた短剣と同様のものである可能性があります。
    「ですが、今は、被害をこれ以上広げないよう、アンデッドと、生み出されてしまったデモノイドの灼滅をお願いします」
      
     数体のアンデッドがやってきたのは、緑と玉砂利のコントラストが美しい神社の表参道。
     不作法に鳥居の真ん中を歩き、玉砂利を踏みしめる。
     先行していたアンデッドたちが、玉砂利を赤く染めている。
     参拝客が無残に切り裂かれ、無念の表情を浮かべ、あちこちに転がっていた。
     響く声は、泣き叫ぶものばかり。
     逃げたとしても、追いつかれて殺される。
     切り裂き、撲殺、圧殺。
     それらの殺し方が混ざった阿佐ヶ谷の街は、凄惨といった表現がしっくりくる。
     参拝者用の駐車場では自動車が破壊されて、幸いにも車中にいた人がエンジンを吹かせて逃げだそうとしたが、デモノイドに掴み掛かられ、そのまま圧殺された。
     自動車から漏れ出たガソリンオイルと人の赤い血が混じりあう。
     6体のアンデッドが表参道から現れる。
     デモノイドが、駐車してある自動車にぶつけた。
     着弾した摩擦熱のせいか、漏れていたエンジンオイルのせいか、炎があがる。
     炎はどんどん広がり、他の自動車へと炎の手を伸ばして、誘爆していく。
     地には血の赤、空には炎の赤が広がっていた。
     
    「皆さんが到着するのは、ちょうどアンデッド6体、デモノイド1体が合流した頃になります」
     場所は、神社の大鳥居と、併設されている駐車場。
     駐車場は、自動車が誘爆して炎をまき散らし、アスファルトを溶かしていっています。
     少しずつ駐車場は炎に巻かれて狭くなってきますから、注意してください。
     アンデッドの数は6体、デモノイドは1体です。
     デモノイドを前衛に、アンデッドは中衛に。
     大鳥居を背後にして、戦うでしょう。
     アンデッドは数も多く、デモノイドも居る。
    「お願いしたいのは、被害の拡大阻止と、アンデッド6体と、デモノイド1体の灼滅です。皆さんなら大丈夫だと、信じています」
     姫子は、皆の顔を見渡し、眼差しに信頼の念を込めて見送った。


    参加者
    黒瀬・凌真(痛歎のレガリア・d00071)
    花檻・伊織(懶惰の歌留多・d01455)
    久篠・織兎(糸の輪世継ぎ・d02057)
    野々路・由佳(ゆるふわりん・d02789)
    竹端・怜示(あいにそまりし・d04631)
    埜口・シン(夕燼・d07230)
    皇・千李(静かなる復讐者・d09847)
    乙葉・雫(クレイドール・d10611)

    ■リプレイ

    ●広がる惨劇
     阿佐ヶ谷の地に踏み入れてから、目に入るのは破壊された街並み。
     襲いかかられ、物言わぬ骸となった人々の姿。
     急ぎ、目的地である神社へと向かう。
     死した人々は儀式用短剣で刺し殺され、デモノイドへと変化しなかった。
     デモノイドを作り出すために、材料を調達するような行動を繰り返すアンデッドは、許し難い存在だ。
    「う……そだろ、これ……」
     破壊された建物や、用をなさなくなった信号機、倒れた電柱を見やり、久篠・織兎(糸の輪世継ぎ・d02057)は、ショックを受けたように言葉を詰まらせる。
     湧き上がるのは、自分たちがその場に居れば、助けられたかもしれないという気持ち。
    (「なんでもっと早くに」)
     織兎は水色の髪を揺らして振り返る。
    「神社に急ごう」
     いつもはお気楽でスローペースな口調も、今は真剣さを帯びていた。
    (「覚悟しろよ」)
     破壊のメロディは終わらない。
    (「助けられへんかった。間に合わんかった。……死んでほしくなかった」)
     乙葉・雫(クレイドール・d10611)の心に浮かぶのは後悔の念ばかり。
     優しげな紫の瞳を微かに伏せる。
     次に見開いたときには、固い意志を秘めて。
     自分たちが今できることがあるから、この場所にいるのだと。
    (「これ以上好きにはさせへん。ここには来やんと裏で手綱取ってる奴らの好きにはさせへん。絶対に許さへん」)
     さすがに地獄絵図のような惨状を目の当たりにして、普段はふんわりとした雰囲気を纏っている野々路・由佳(ゆるふわりん・d02789)も、怒りを内包した表情を浮かべている。
    (「デモノイドですか~倒すしかないような気もしますけど~、何とかして助けてあげたいですね~」)
     儀式用短剣でデモノイドに無理矢理された、元は人間である人を灼滅するというのは、心のどこかで躊躇いがあった。
    「ナイフでデモノイドをなんて……酷いことをするぜ。というか、ありえないな」
     色鮮やかなオレンジの髪を無造作に掻き上げ、黒瀬・凌真(痛歎のレガリア・d00071)が、微かに眉を寄せながら口にした。
     同時に心の中で決意をする。
    (「ここで僕らがきっちりと終わりにしてやる」)
     戦場となっている阿佐ヶ谷全体に漂う、濃い血の匂いに皇・千李(静かなる復讐者・d09847)は紫の瞳を細め、微かに不快感を表す。普段はそういったことは表に出さないが、この惨状はさすがに見過ごすことは出来なかった。
    (「被害を拡大させないためにも、早く終わらせなければな……」)
     足早に現場へと向かう。
    「必ず、止めなくてはね」
     竹端・怜示(あいにそまりし・d04631)は怜悧な眼差しを地獄となった街に向ける。
    (「生命の輪廻を歪め、不死者を作り出すだけでなく、心身を異形へ歪める不浄の儀式にまで……許しがたい」)
     花檻・伊織(懶惰の歌留多・d01455)は、剣術道場を兼ねた神社に居候として生活をしているせいか、縁もゆかりもない神社ながら、神聖な場所が血で汚れてしまったことに悲しみを覚えた。
    (「この地獄はもう覆せないとしても、何かすれば何かには為る」)
     母方譲りである薄氷の瞳で敵を見やる。
     埜口・シン(夕燼・d07230)は、戦場に漂う血の匂いに自身の過去を思い起こさせる。
     闇堕ちして親友を殺めた記憶。
     堕ちた時の恐怖は、今も尚鮮明に記憶している。
     その時に浴びた望まない血の匂いも。
     望まない死を迎えた人々を思うと、いたたまれない。
    (「代わりに刃を振るう事しかできないけれど」)
     思いを刃に込めて振るうだけだと、鳥居の周囲で上がる炎の中、ゆらりと立ち上がったデモノイドに複雑な眼差しを向けた。

    ●襲いかかる刃
     破壊された自動車から漏れ出るガソリンオイルから発火した炎は、人の血と混じり合い街中ではないような錯覚に陥る。
     溶けたアスファルトに、連鎖するように誘爆していく自動車。
     幸いにも無事だった人も幾人か居るらしく、駐車場の中を逃げ惑いながらも、火の手が上がっていない方へと逃げ出す。
     神社の鳥居からやってきたアンデッドたちが、デモノイドに合流し、次の場所へと移動しようとする。
     その行く先を阻止するように立ちはだかった。
     デモノイドの後方にいるアンデッド6体が、血のついた刃を向けてくる。
    (「沢山の死……」)
     雫は目の前の光景をしっかりと目に焼き付ける。
     今は耐えて、その思いを力という刃に込めて戦うと。
    (「……やっとやっとアンデッドと戦えますね~うふふふふふふふふふ~~」)
     愉悦のような感情が胸に見たす。
     由佳が赤茶の瞳を細めた。
    (「どこで起こっても許されざることだけど……」)
     怜示は祈りと安らぎの場を血で穢す所業に対して強い抵抗感を抱く。
     目の前に広がる光景を目の当たりして、その思いは強くなった。
     伊織は、一般人が戦いの場へとやってこないように、殺界形成を使う。
    (「必要以上に凄惨な場面を見せることはないからね」)
     運悪く戦いの場に一般人が現れて、守らなければならない手間が発生する場合の回避が主な理由だが、何よりもこれ以上血腥い場面に遭遇しなくとも良いだろうと言うのが、一番の理由だった。
     デモノイドが、突進する勢いで襲いかかってくる。
     盛り上がった腕の筋肉に見合う打撃は、デモノイドの近くにあった凌真たちへと降りかかった。
     千李と雫は守りが堅い分、ましではあったが、それでも受けるダメージに驚くと同時に、油断ならない相手だと改めて認識する。
     凌真と伊織、由佳は攻撃力の方へと天秤を傾けているから、後で食らった分は返すと思いながら、事前に決めてある順番に仕留めようと動き出す。
     数が多いというのは純粋に手数が多いということだ。
     ならば、敵の手数を減らして、自分たちの方が数が多くなるように調節すればいい。
     幸いにも強いと断言できるのはデモノイドだけで、アンデッドはそれほど苦労する事はないだろう。
     もちろん、デモノイドほど強くないからとアンデッドを侮ることはない。
     何より、デモノイドが生まれる行動を促しているのは、アンデッドが所持していた儀式用短剣のせいでもあるのだ。
     そう考えると、強さを見せつけ暴れるデモノイドは被害者と言えた。
     アンデッド6体は、同じ攻撃を仕掛けてくる。
     回復しにくい傷口を作るようにナイフで突き立て抉ってきた。
     一点集中という戦法ではないのか、近くにいる者へと満遍なく攻撃を仕掛ける。
     デモノイドが与えるダメージに依存して、アンデッドたちは援護というのが正しいかもしれない。
    「これは面倒くさい敵やわ」
     千李はデモノイドから視線を外さずに、その周囲でいやな動きをするアンデッドについて思わず口からこぼれ出る。
     緋桜を鞘から抜刀し、切れ味鋭い切り口を作りだす。
     由佳は咎人の大鎌を振るい、断罪の刃を振り下ろす。
    「もう一度、死に還りなさい」
     笑顔を浮かべたまま、凶暴な殺意をアンデッドへ向ける。
     その凶暴性はアンデッド全てをけすまで消えることはないのだろう。
    「アンデッド……お前らは此処にいちゃいけないんだよ」
     ぽつりと零して、アンデッドを見つめた。
     凌真はマテリアルロッドをバットのフルスイングのように振るい、その先を叩きつける。
     ロッドの先から魔力が流し込まれ爆砕し、アンデッドの身体が破壊された。
     雫は千李と共に、デモノイドの前に立ちはだかり守りの壁としてある。
     後方へと手が届かぬよう注意するが、巨体に膨れあがったデモノイドの力は読みにくい。
     アンデッドの数を減らすべく集中している間は、こちらが仕掛ける予定はなかった。
     契約の指輪を填めた手をアンデッドへ向け、魔法弾を撃ち出す。
     シンは縛霊手で縛霊撃をデモノイドに喰らわせる。同時に網状の霊力が放たれた。
     少しでも動きを鈍らせられればという考えがあったからだ。
     呼びかける声に気づいてくれるよう、届くように願って。
     束縛されるのは矢張り嫌なのは、デモノイドは言葉にならない雄叫びを響かせる。
    「俺はもっと暖かいものがみたいんだ。それはこういうんじゃないんだ。お前らが壊れろよ!」
     冷たい骸と破壊された建築物に悲しげな目を向けつつ、怒りはアンデッドへと。
     織兎は鏖殺領域を展開して、殺気でアンデッドたちを覆い尽くす。
     その内の1体が頽れ、残りは4体になった。
     怜示はジャッジメントレイで癒しの光を放つ。
     一番戦場を見渡しやすい位置にいる怜示は、炎が戦いの邪魔になっていないか注意を向けて、後にデモノイドと戦うに十分な広さを保てているか確かめる。
     アンデッドが減るのが遅ければ、清めの風や祭霊光を使う頻度は高いかもしれないと思っていたが、順調に数を減らしているのに内心ほっとした。
     妖の槍を螺旋のように捻りを加えて突き出し、伊織は敵を穿つ。
     アンデッドの身体に大穴が開こうと伊織の表情は揺らぐことはない。
     冷静な思考で切っ先を繰り出すのみ。

    ●再びの死
     最後のアンデッドを打ち倒し、残るのはデモノイドのみになった。
     積み重なるダメージも、敵が1体となったおかげで、いざとなった自身への回復を使うことで各自で対処する余裕も出てくる。
     相変わらず協力な一撃を繰り出してくるデモノイド。
    「流石に強いな」
     凌真は、マテリアルロッドをしっかりと握り直す。
     由佳はどこかすっきりした表情で、デモノイドを見やる。
     デモノイドに向けられるのは敵意ではなく、哀れみの眼差し。
     望まぬ姿へと変えられた異形に攻撃を加えるのは、どうしても心に躊躇いが生まれてしまう。
     デモノイドに変化して間もないのなら、まだ戻せる余地があるのかもしれないと思ってしまうのだ。
     希望を抱いてしまう。
     千李は、その希望に賭けて言葉を紡ぐ。
    「この街に大事な人はいないのか? その手で大切な人を傷つけても構わないのか?」
     舞うような動きで、剣を振るいながら、千李の心にある思いは、大事な人の命を奪って生きている自分を嫌悪する感情。
     デモノイドになる前に、大切な存在が居たはずだと思うと、いたたまれない。
     もし、その事に気づいたなら、自分と同じではないかと。
     どうして、元彼女と共に堕ちれなかったのだろうと、後悔のループにある自分。
     由佳の表情は絶えず笑顔を浮かべ、足下の陰かいくつもの手が伸び絡め取ろうとする。
    「逃げないでくさいね~」
     凌真は、デモノイドに語りかけるように言う。
    「正気にもどれ。このままだとお前を殺すしかない」
     怒っているのだと腕を振るう。
     まるで駄々っ子のような動き。
    「止まらないなら……仕方ない。最中に正気に戻ってくれよな」
     殺したくない気持ちを抱えながら、このまま放置出来る訳はなく、攻撃を仕掛ける。
    「恨みはないけどもな! 戻ってこいよ!」
     凌真の瞳に、真剣な光が灯っている。
     マテリアルロッドで、魔力を弾けさせた。
    「届くかはわからないけれど、あなたに戻ってきて欲しい。どうか、どうか帰ってきて」
     雫の灼滅武器が緋色のオーラに包まれる。
     繰り出されるのは紅蓮斬。
     デモノイドの青い身体に突き刺さる赤い刃。
     攻撃を仕掛けつつ、望みを捨てきれない雫は優しさのこもった声音で声をかける。
     アンデッドには鬼気迫る攻撃を仕掛けていたシンも、デモノイドには痛ましげに眉を寄せた。
     けれど、躊躇する心をねじ伏せる。
     影業から鋭い刃を持った長い陰が繰り出され、切り裂いた。
     刃を振るうときは躊躇いを捨てて、凛としてあるように。
    「しっかりしろよ! このまま化け物みたいなままでいいのか。自分信じて頑張れ。俺はお前を助けたいんだ。そのまま消したくないんだ……。だって、今のお前化け物みたいだけど、ほんとは違うだろ。まだ聞こえるだろ、このまま全部なくしちゃうなよ。俺、力になるから頑張れよ」
     織兎の説得するように力強さを秘めた声。
     オーラを拳に集めて、閃光百裂拳を繰り出す。
     文字通り拳で語る行動だ。
     言葉でわかり合えないのなら、拳で語り合おうと。
    「悪意に歪められた魂に屈して、悲劇を広げてはいけない。このままでは貴方を殺めるしかない」
     伊織はマテリアルロッドに魔力を込め、殴りつけた。
     怜示は、清めの風の送り、癒していく。
     マスクに覆われた顔は表情を伺うことは難しいが、緑の瞳は冷静に物事を見つめている。
     自分たちの説得の声はデモノイドに届いてはいないのだと。
     次々と繰り出される攻撃にデモノイドは、うなり声を上げて、敵意を示す。
     一度、敵と判断してしまったからか、懐柔は難しそうだった。
     そうと決まれば、後は躊躇いを完全に捨て去るだけ。
     傷つけられた分、暴れる腕も乱暴になっていくデモノイド。
     何倍もある腕の打撃を喰らいながら、決意を固める。
    「諦めるしかない」
     凌真は悔しそうに言葉を漏らして、意志は固まった。
     ダメージを積み重ねて、見方の傷を癒して戦力が減らぬように心がけ、しばらくの時間の後、デモノイドは倒れた。

     儀式用短剣の事が気に掛かっていた皆は、アンデッドの所持していた短剣をいくつか見て回るが、その短剣は様々だ。
     どれかとなると特定は難しいが、破壊されていない物を全て引き上げようと、念のために回収する。
     試して効能を試すことなど出来るはずもない。
     戦いの後に残ったのは助けられなかったという苦い思い。
     助けられる方が稀なのだと言い聞かせる。
     忌まわしい道具をひとまとめにすると、周囲を見渡した。
     無事な人々やまだ消えない炎。
     いくらでも自分たちのするべき事は沢山あった。

    作者:東城エリ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年3月22日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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