●Con tenerezza
──隠れ家のような猫カフェ。
そんな場所があると噂になり始めたのは、つい最近のこと。
「そんな猫カフェ……ご興味、ありませんか?」
私も、この間教えて貰ったばかりなんです。
小桜・エマ(中学生エクスブレイン・dn0080)はそう悪戯めいてひとつ笑うと、楽しそうにその秘密を共有し始める。
場所は、吉祥寺駅から少し歩いた住宅街の一角。落ち着いた色合いの煉瓦塀から溢れるのは、緑柔らかな木々の葉。その葉影に隠れるようにして、密やかに欧風の看板があるという。
春の花咲く路をゆき、色とりどりのモザイク硝子を嵌めた扉を開ければ、猫たちがお出迎え。
白に淡く陽のいろを溶かしたような象牙色の壁に、パイン材の柔らかなフローリング。ラグ敷きのコーナーやテーブル席、グランドピアノの上、北欧風の人形が飾られた窓辺の特等席。あちらこちらで、色々な種類の猫を見つけることができる。
猫用おもちゃは、スタッフお手製。
中に軽やかに響く鈴を入れた、ニットのボール。
きらきら彩り鮮やかなメッキテープで作った、細長いポンポン。
幾つか重ねたふわふわ羽には、紐と棒を付けて。右へ、左へ、釣り竿よろしく振ってみれば、くるくると回りながら宙を舞う。
どのおもちゃも可愛らしく、優しい。猫たちの気を惹くにはもってこいのものばかりだ。
「勿論、カフェですからお茶やお菓子もあるそうです」
挽き立ての珈琲や、香り豊かな紅茶。上品な甘さの自家製ケーキ。
柔らかなピアノの音色に包まれて、気ままに遊び、寝転がる猫たちを、訪れた人もまた優しく愛でる──そんな、秘密の場所。
「お店は昼から夕方頃まで開いてるそうですから、もし行かれるなら、その時間帯に、ここへ」
手近な紙にさらさらと綴るのは、その猫カフェへの簡単な地図。
『Kissa+Kukat』
それが、その猫の隠れ家の、名前。
●
欧風の外観に胸弾ませて扉くぐって。出迎えてくれた可愛い家人達に案内された先には、色んな色の猫、猫、猫。
ピアノの上には若いソマリがごろり。尻尾ぱたぱたメトロノームのよう。
「わっ、帷さん、肉球ぷにぷに! いいな~」
膝に乗せたアメショの仔の手を取り、ぽろんぽろんと連弾楽しむ帷に、日頃霊犬と遊んでる三義も近くの三毛に手を伸ばせば──たしたしっ! 返る猫ぱんちに思わずしょぼん。
「もう一度チャレンジです」
「頑張って……三義さん」
お茶の時間を挟みつつ。遊ぶコツを教わった三義が触れるようになるのは、ほんの少し先の事。
猫変身で美女達に愛でられる──のが無理と気づいた恭太朗。なるようになれ! と入店し、大人しくオーダーする様はなんだか可愛い。
ピアノの音色に珈琲とケーキ。擦り寄る猫達と遊びつつ、人にも此程モテればと翡桜は思う。
「あ、あの、小桜さん……一緒に猫を見ても、構いませんか?」
誘いの礼を添えれば勿論と返る笑顔。さあ、ゆるりと愛でようか。
大きなラグドールをもふるクリスは、距離置く治胡へ、触ってごらンと微笑する。
「俺は、別に……オマエが遊んでやりゃ良い」
照れ屋な彼女の事、返る言葉も、可愛い触りたいという葛藤も想定内。ならばとちま歩きのマンチカンをフードの紐で誘い出せば、脇の間をすり抜けたにゃんこは治胡の膝へ。
「動けねー……って、何笑ってんだ、オマエ」
「本当ニ優しい人ヲ猫ハ分かってるんだヨ」
くぁ、と欠伸をする子猫とまんざらでもない友人に、クリスはもう1つくすりと笑う。
無表情の下に喜び滲ませ、ふわ羽玩具で猫と戯れる蓮曄と猫達を、挨拶したエマの傍で、チーズケーキと紅茶お伴に十季もじっくり観察。周もメインクーンを膝に乗せ、ノルが好きだと言うエマとまったり雑談。ぽかぽかソファには、ふわふわ膝掛けの上でころんと寝るロシアンブルーを見守る仁人。猫達に紛れる叢雨の傍、流希も忘れていた穏やかな時間に浸りつつ、独り猫達に触れてその心をほぐしてゆく。
生成り色のラグの隅っこの方。丸まって寝てる毛の長い仔の傍で、時仁はスコーンを頬張った。
この後は紅茶片手にのんびりと、幸せ心地に微睡もう。土曜の午後は、まだこれから。
人懐っこい仔は同じ目線で呼びかけ、警戒してる仔はおやつで誘い出し。もふもふ手慣れた実鈴の隣では、
「お菓子で釣って、そしてお腹を撫……あ……」
集るだけ集られて。もの言いたげな司の視線に思わず苦笑。
「……司先輩。私が誘き寄せるから、その隙に」
「ありがとうございます。梢さん頼りになります!」
次はあの猫が良いです、と声弾ませる司の、猫との2ショットも勿論忘れずに。
その傍ら、観月がぱらりとスケッチブックを開いた。薔薇子もスケッチをと思ったが、やっぱり猫の毛並みには敵わない。背中や顎を撫でながら、ふわもふ手触りに自然と綻ぶ。
「2人ともスケッチ? 仕事熱心だね」
そう言う美樹は真顔だった。表情を変えぬままひたすら愛でる様子は、仕上がった観月の絵でも何となく楽しそう。思わず笑み零した薔薇子の傍、どこからかひょいと飛んでくるものが。
「ん? ……きゃあ!」
それは司と実鈴の悪戯心。あっという間におやつと猫にまみれながら、美樹は拾ったそれを手に観月を見る。
「観月はもっと猫まみれになったら良いよ」
「……俺が?」
僅かな微笑に返すは、照れの代わりの不機嫌顔。少し固まって、考えて。観月はスケッチブックを置き立ち上がった。
猫様可愛いなあ。
ボール転がしてるコとかもふもふお持ち帰ればいいの? いや落ち着くんだ私……ええいこんな極楽で落ち着けるか……ッ!?
──そんな葛藤を抱えつつ。カフェラテとケーキを静かに味わい、綾沙はほぅと幸せ溜息。
膝の上の眠たげなロシアンブルーを撫でる藤乃は、笑顔の供助とじゃれ合う野性的なベンガルにうっとり。ノルウェージャンをぎゅっとする希沙もみんなみんな、緩み顔。黒猫と遊ぶ真織の隣。猫に不慣れでもすぐに慣れ、猫竿ふりふり、可愛いなぁと鼻をこつんとする鏡花に、気に入られたみたいだね、と抱っこや写真、声真似楽しむ初季も笑う。
友達誘えば良かったかな、と隅で零す林檎と同じく甘いものが苦手なにゃんこは似た者同士。
「わたし達、今日からお友達だねっ♪」
思わぬ出逢いに綻めば、みゃあと揺れる長い尻尾。甘すぎないお菓子と共に、さあ甘く楽しい一時を。
一目惚れの仔を暫く撫でて、皆へ背を向けこっそりひたすら肉球ふにふに。段々嫌がる様子もお構いなしに、顔緩ませ続ければ──ばりっと思いっきり頬に爪。
「つ、ツれない君も可愛いよ」
がくり崩れたイヴォールは、それでも何だか幸せそう。
猫じゃらしで集めた猫達の中。にまり笑って紛れた猫小夜子に、りりもはしゃいでつんつんこちょこちょ。ならばと猫と一緒にじゃれてみるも、
「……のああああ! ゴメンお手洗い!」
恥ずかしさのあまり小夜子脱走!
「しまったー。つい……遠慮なしにやっちゃった」
いくら猫に囲まれてても、1人じゃつまらない。しょんぼり視線落としていれば、頭上から声。
「なあ、次はあの子呼んでみようぜ」
「わーい!」
「おい、りり……!!」
慌てる小夜子に、りりは笑顔で抱きついた。
盗み見た横顔に安堵するも、猫の悠埜を撫でたいと沙花にねだられて。まぁ気が向いたら、と微笑滲ますその向こうには、玩具を追う灰色トラ猫に和む心と、ぴょんと膝に乗たソマリを撫でる有理。まん丸白子猫がクノンの顔にもふり乗る様に、2人思わず笑顔の花咲く。
バーマンと遊ぶ雨衣は、突然転がり全力で三毛と戯れる響斗に吃驚。おやつをあげたら2人と2匹、並んでごろんとお昼寝開始だ。
猫背で正座の柚弦と、三白眼の大きな三毛。
動物怖い、でも克服したい。そんな柚弦から、ポイントカラーのラグドールを撫でるニコへと縋る視線。
「ニコさんも絲絵ちゃんもなんでそんなに触れるの」
「緒野のは……色々な意味でリードしてくれそうじゃないか。絲紙は『靴下ヒャッハァ!』とかどうだ」
「成程嬢の足先たまらんね? それ靴下ヒャッ──あっ 逃げっ」
膝の上、ツンと澄ましたメインクーンは、ひょいと跳んで冷たい視線。そんな絲絵の励ましに、じゃあ、と柚弦も恐る恐る指伸ばす。
「……やわらかい。あったかい。こわい。いや思ったより怖くない、かも」
もう少し触ってても良いかな、なんて。零す柚弦に2人も笑顔を見合わせる。
日溜まりにはまだ不慣れな澪だけど。大切な友達となら心地良いのは緋織も同じ。
じゃれに行こうと誘う澪の手を、笑顔で頷き緋織が握る。
くるり旋回した羽竿に忽ち飛びつく長毛の白子猫。驚く澪の隣で、緋織が撫でてた茶トラも興味津々。
すりすりふわふわ。ほっとして、可愛い。
「……萩埜さんもなんだか猫さんみたい? ……可愛い」
「わたし……? かわいく、ないの……!」
白猫抱く澪をつい撫でて、顔を隠す様子に思わず笑顔。幸せも、2倍。
●
並んで座った白いソファ。北欧色に故郷重ねながら、メルキューレはケーキと紅茶を交えて夜好と寛ぐ。
くるりくるくる、ポンポンへと手を伸ばすアメショの仔。冒険探検! 肩から頭へよじ登るアビシニアンに微笑んで、2人の会話にも花が咲く。
何をするでもない、穏やかな時間。
「ふふ……こう時間の流れがゆっくり感じられるのも……偶にはね」
「最近は何かと忙しかったですしね」
膝の上には緑眼のソマリ。メルはふわり眸を細めて、愛おしい人に姿重ねたその仔をそっと撫でた。
見事な貫禄のボス風銀猫を眺めつつ。バレンタインやホワイトデーを級友と過ごしたと紅緋が言えば、珈琲チョコを食べたとエマも笑う。
紅茶にショコラショー。美味しいお伴も相まって、弾む会話は終わりがない。
アールグレイのミルクティに添えられたマーブルロールケーキは、まるで猫の毛色。エマが好きだと言ったショパンの音色を傍らに、鼻歌交じりに眺める猫達は可愛いけれど──どうにも嚔は止まらない。いつかは私もと思いつつ、瞳は和む刻に微笑んだ。
ぽかぽか出窓でひなたぼっこ。ひんやりテーブルの影でごろん。視界に溢れる猫達に、わぁ、と遥達の声も大きく弾む。
ラグの上でのびーる猫にくすりと笑って、3人集って猫まみれ。
──ねえ、どんな猫が好き?
問うた香乃果はマンチカン。短い手足でちょこちょことてとて、歩く姿はたまらないほど。るりかはシャム猫。ふわふわの毛はもふもふに最高だ。
ならばと遥が選んだのは、へちょっと耳が折れたスコティッシュフォールド。3人の手にしたふわふわ羽竿がくるりくるり回る度、跳んで跳ねて舞う3匹に、自然と眦も下がってゆく。
猫は良いものだ、と飲食忘れる程真剣な白焔。ライブハウスの時とは違うそれに、わたしもいつかは、と感情知らぬ緋頼は思う。窓際では、樒深は艶ある黒猫と羽竿で遊び、樂はマンチとにらめっこ。顔が緩んで負けと評した小梅は、お団子頭をボールと間違えた斑のぶにゃんについつい微笑。楽しさは動画に詰めて、クラブ仲間へのお土産に。
チーズケーキに苺のショート。気づけばたくさんの猫達に囲まれて、日溜まり以上に、ぽかぽか幸せ。
赤ちゃん言葉でスコ猫もふって愛らしさを熱弁する伊介の傍ら、ホットチョコと苺のショートケーキを味わいながら、レインは眠たげなペルシャの背をゆるり撫でた。百合も見上げる瞳に頬緩ませると、驚かせぬようにそっと触れる。
「こうか……? い、痛くないか?」
みぃと鳴き膝で丸まる子猫に和めば、視線の先には目つきの悪いトラ柄猫。
「あれ……亜介に似てるぞ」
「あらそっくり。ねっわんちゃん?」
玩具でソマリと遊んでいた詠子もにまり。
「百合、亜介に写メ送ろう。……伊介と詠子も!」
自慢げに送信ボタンを押した後。幸せ心地で猫と微睡む百合が追加されるのは、この先の事。
北欧出身の鵺白の話は次のお楽しみに。アッサムのロイヤルミルクティに苺タルト。オレンジペコにシフォンケーキ。幸せなひとときに花咲くのは、先日のお出かけの事。
露がくれた林檎の目覚ましは役立っているし、雪の結晶のチョーカーはお気に入り。鵺白が選んだ花の髪留めも、露にとって大切なもの。
「露ちゃん、今度はお揃いを買いましょうにゃー」
「素敵、ね」
白い子猫の片手を上げて誘う鵺白に、マンチカンの喉を撫でる露もふわり笑う。
昔、家に居着いた三毛と似た仔。危ないと怒る祖父が過ぎるも、遊んで疲れて猫まみれで寝るシロナに、一刀はくすり。誠士郎の腕の中、傑人はキジトラ猫と恐る恐る握手。指導の下で抱いたぬくもりと愛らしさを教えてくれた友へ感謝を添えれば、置いてきた霊犬のしょんぼり顔を真似るさちこに、なんて顔してんだとキィンも笑って、今度は一緒にと思いを馳せる。
取っておいでーと放ったボール。みくりの笑顔と子猫の肉球ぱんちを食らった後、好みの子はこちらですか、と千代陽の隣で響く声。
「遊びたいのは三毛猫。好みは――みく猫、かな」
小さく笑って、誤魔化すようにお返しの猫ぱんち。嬉しい言葉に染まった頬──どうか隠れますように。
ラグで寛ぐ永久と雪春を、珍しげに眺める三毛1匹。遊びたそうな仔には、きらりひらり煌めくテープを。
「ね、ね、とわもやってみたらいいよ」
「俺?」
ゆきと猫だけで十分癒されてたけれど。柔らに微笑みぽんぽんを波打つように動かせば、耳がぴくぴく、丸い手がぱしっぴしっ。
嗚呼これはずるい。まさに可愛いは正義というやつだ。
「ね、今日はイチコロにされちゃおっか」
囁く永久に、雪春も微笑んで。もうイチコロだけどね。そう零す。
猫とお菓子とお茶と、都璃。
悪くはないけど、2人きりがいい。そう言ったら怒るか、笑うか──きっとどちらも。
「都璃、あーんして」
「ほ、他の人も居──」
もご。押し込まれたガトーショコラは、甘く美味しく。
「今度はボクにあーんしてくれないかな?」
「じ、自分で取ればいいだろうっ」
髪に頬に触れる指先。すっかり慶のペースに飲まれ差し出す一欠片。
可愛い都璃へのご褒美は、猫と一緒の抱擁を。──やっぱり、こんな日も悪くない。
誘っておいておいてけぼり。酷いわ、と撫で戯れる孤影に抱きつけば、好きだよと返る声に、雛は一層抱きしめる。心葉が差し出したケーキの欠片に、黒のクールはは早くも崩れて頬染めて。他愛もない話と共に、願うは──ずっと一緒に。
ダブルコートのペルシャの豪華な毛に、オニキスも満面笑顔。そんな景色に男子3人和みつつ、女の子と猫を合わせるとこんなに可愛いかったのか、なんて。零れかけて顔逸らせば、綾人の視線の先、揃いの麻呂眉猫を抱いてぬくぬく幸せそうな冬真にもほわり和む。
「とーまくんとあやくんの子、2人にそっくり!」
「だな。まろ眉とか、くしゃっ毛のこげ茶猫とか」
「……あーや先輩、なんか、ぽいじゃん?」
「えっ? 確かにきりっとしてるけど」
すりすり甘える子に思わず頬緩み。指で眉間を撫でれば、気持ちよさそうに細む瞳。
猫好きな芥汰も、今日ばかりはヘッドフォンを外してBGMに耳傾けて。家のにゃんこら用にと、手製の玩具を研究メモメモ。
「芥汰の周りすごいにゃんこ達寄って来てるな」
「あっくんもう猫の仲間なんじゃねぇの」
「お家の2匹の子に妬き餅やかれても知らないよー」
いつの間にかのもふもふ状況に、仲間達は思わず笑顔。表情変わらぬも心癒される芥汰を冬真がぱしゃりと1枚撮れば、芥汰もまた、音も光もつかぬカメラのファインダーを覗く。
いつも以上に柔らかな笑顔をくれた猫達。
幸せなひと時、ありがとうと囁いて。ふわ猫とオニキスは、皆と並んで笑顔を向けた。
あの冬の日と同じ、窓辺の特等席で諒一郎が足許のメインクーンをひとつ撫でれば、
「おカユイところはありませんかー」
あまりに和やかな声に洩れた失笑。ルーヒは頬膨ませながらも猫抱きしめて、ねえ椿君もとお腹もしゃもしゃ──
「あれ、男の子? 女の子?」
「解った、解ったから性別は気にしてやるな」
困った奴だと滲む苦笑に、返るのは翠玉緩めた花星の笑顔。
シュクラン ジャズィーラン、椿君。
楽しい猫日和に心からの感謝を。
レモンティとミルクティ。苺のミルフィーユとタルトを前に、唯は緋眸を柔らに細む。
皓が悪戯めいた藍眸で半分こを提案すれば、はい、あーん? と同じ瞳で差し出される一欠片。遠慮なく味わったら、今度は唯へ。
足許には白い子猫。
ころころとまろぶ楽しげな足取りの仔を優しく抱いて、そっと撫で。瞳は何方に似ているだろう、と。白揃いの2人に加わった新たな仲間へと綻ぶ皓に、唯もまた、ふわりと笑う。
眸はきっと、この子が見てきたせかいの色。
「きみの世界にぼく達も映してくれる?」
そう柔らに問うてみれば──みゃあ、と小さな声が届いた。
作者:西宮チヒロ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年4月1日
難度:簡単
参加:83人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 22/キャラが大事にされていた 0
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