幸福な悪夢~仮像者の枢

    作者:志稲愛海

     眠りに落ち続ける者たちが見るのは、幸せな夢。
     そこは大きな不幸や理不尽などもない、報いのある世界。
     でも、やはり――それは所詮、夢でしかない。


    「最近めっきりさー、授業始まったの気付かないくらい屋上でつい爆睡しちゃうような、気持ちいいぽかぽか陽気だよねー。でも、春眠暁を覚えずって言うけど……ずっと目覚めないとなると、大問題だよね」
     集まってくれてありがとー、と、いつも通りへらりと笑んだ後。
     飛鳥井・遥河(中学生エクスブレイン・dn0040)は灼滅者達に、起こっている事件の概要の説明を始める。
    「それで今ね、少年少女が眠り続けるという事件が発生しているんだ。これってさ、高位のシャドウ・慈愛のコルネリウスの仕業だと予測されててね、20人以上の少年少女が覚めることのない夢を見続けているんだよ」
     慈愛のコルネリウスには、悪意はあまり無いのかもしれないが。
     彼女が見せているのは――幸せな、悪夢。
     だが悪夢は悪夢、このまま無視をするわけにもいかない。
     だから。
    「慈愛のコルネリウスの夢の中から、この少年少女達を救い出して欲しいんだ」
     夢の中は、現実のようなリアルな世界になっていて。
     その夢を見ている者の為に、特別に作成されているのだという。
    「夢に囚われた人はね、その夢の中が『現実である』と思い込んでいて、自分が夢の中にいるとは思っていないようなんだ」
     そう、それはまるで、現実のような夢。
     コルネリウスが見せている夢の中では、ちょっとした不幸などもあるし、努力しなければ良い結果が生まれなかったりもするという。だが本当の不幸に陥る事は無いし、努力すればしただけ報われるような、幸福な夢になっているのだ。
     そしてそれは一見、放置していても問題無いようにも見えるが。
    「慈愛のコルネリウスの慈愛の心はとても広いから。きっと今回眠らさられた人たちの夢が成功したらさ、今度は規模を広げて、更にいっぱいの人達を夢に捕らえるようになるんじゃないかって」
     最悪、都市の住人全てが眠り続ける――そんな状況にまで発展するかも知れないのだ。
     なので、夢を見ている人に、それが夢であって現実では無い事を理解して貰って。
     現実に戻る決意をさせて、悪夢から連れ出して欲しい。
     
     そして今回皆に救って貰いたいのは、コルネリウスの夢に囚われた者のひとり。
     中学1年生の、亜子という名の少女。
    「でも亜子ちゃんの夢にソウルアクセスをしようとするとね……それを邪魔するべく、慈愛のコルネリウスの配下のシャドウが、眠っている彼女の傍に出てくるんだ」
     知っての通り、シャドウは現実世界で活動できる時間に制限があるが。
     その強さは他のダークネス達と比べてもかなり強力なもの。
     だが幸いシャドウも、眠っている亜子を傷つけるような事はしてこないので、戦闘には支障が無い。また、シャドウは危機に陥ると夢の中に逃げ込むので、それを元に戦略を立てると良いだろう。
     シャドウ側が危険になれば逃げる方針である以上、つけ込む隙は充分にあるわけだ。
    「それで、現実側でシャドウを撃退する事に成功したらね、改めてソウルアクセスで彼女の夢の中に入る事になるよ」
     ただし、現実側の戦闘で闇堕ち者が出たり、重傷を負った人が複数出た場合など、夢の中のシャドウと戦うことが難しい状況になれば。ソウルアクセスせずに、一旦、撤退して貰うことになる。
    「そして亜子ちゃんの傍に現われるシャドウは、みんなも知っているような「膨れ上がる闇」ってカンジの不定形な形態をしているよ。でもそんな形態だけどさ、このシャドウ、妙にオサレなシルクハットをかぶってたり派手な装飾をつけてて。胸のあたりに、ダイヤのスートが浮かんでいるよ。それでちょっとアンティーク調なマテリアルロッドを持ってて、戦闘になると、そのマテリアルロッドとシャドウのサイキックを使ってくるんだ。てか多分、ダイヤのスートって宝石とか貨幣とかの象徴だから、そんなちょっぴりキラキラ仕様なんじゃないかなーなんて」
     そんな皆の前に立ち塞がるちょっぴりキラキラしたシャドウに配下はおらず、敵は1体だけであるが。普通に戦って勝利することは不可能なくらいに強い。
     しかし、危険だとシャドウが判断すればすぐに逃げるため、夢の中へと追い込むことは、頑張れば十分可能だろう。
     
     遥河は解析の未来予測を伝え終えてから。
    「現実のシャドウと戦うことって、本当にすごく危険なんだけど。悪夢を見せられてる人を、またきっと目覚めさせることができるって……みんなのこと、オレ信じてるから」
     いってらっしゃい――そう皆を、夢から覚めぬ少女の元へと、送り出す。


    参加者
    大松・歩夏(影使い・d01405)
    宇佐・兎織(リトルウィッチ・d01632)
    二神・雪紗(ノークエスチョンズビフォー・d01780)
    氷神・睦月(不滅の氷槍・d02169)
    辰峯・飛鳥(変身ヒーローはじめました・d04715)
    坂村・未来(中学生サウンドソルジャー・d06041)
    八千代・富貴(牡丹坂の雛鳥・d09696)
    清流院・静音(ちびっこ残念忍者・d12721)

    ■リプレイ

    ●眠りの夢の少女
     妖しくも淡い月光が、柔らかに降り注いで。
     星たちの瞬く音でさえ聞こえてきそうな――そんな、静かな夜。
     ギシ、と微かに軋んだ足元の音に、思わずほんの一瞬だけ動きを止めた少女達であったが。
     月や星に見守られながら、夜風にふわり揺れる女の子らしいピンクのカーテンをそっとめくって。
     開け放たれた窓から、順に侵入をはかる。
     夢に囚われた少女・亜子が眠るという部屋へと。
    「とうとうシャドウが実体化し始めたか……いつの間にそんなことができるようになったんだろう?」
     亜子の部屋へと無事降り立った後、ふと小声で呟いて首を傾ける辰峯・飛鳥(変身ヒーローはじめました・d04715)。
     これまで、サイキックアブソーバーの影響からか、ソウルボードから出てくることがなかったシャドウだが。
     遥河から聞いた未来予測によると、時間制限付きではあるようだが、この現実世界に姿を現すのだという。
     そしてそんなシャドウの実体化の要因として考えられるのは。
    「慈愛のコルネリウス、何を考えてこんなことを」
     そう――『慈愛のコルネリウス』という、上位のシャドウの存在。
     亜子の部屋へと侵入する前から確りと封印を解除し、事に臨む大松・歩夏(影使い・d01405)も、首を小さく傾ける。
     ダークネスの目的が人類の闇堕ちを促進することである以上、コルネリウスのこの行動にも何か目的があるのだろう、と。
     でも。
    (「……まさか本当に慈愛の為なのかしら。不思議なものね」)
     報告されたコルネリウスの一連の言動を思い返しつつ、歩夏は一層首を大きく傾げる。
     コルネリウスの行動が、本当に慈愛から起こされたものなのか。それはまだ分からないが。
    「でも、考えていても仕方ない。今は目の前の救うべき命を全力で守るんだ」
    「コルネリウスって奴の行動が善意からのもだとしても……そいつは『Hell is paved with good intentions.』、地獄は善意で舗装されている、って奴、だな」
     飛鳥に頷き、踊るような軽い身のこなしで部屋に侵入して。
     一房だけ赤い黒髪を揺らし続く、坂村・未来(中学生サウンドソルジャー・d06041)。
     そんな少女達の瞳に映るのは、ベッドで眠っている少女の姿。
     その寝顔はこう見てみると、とても健やかにみえるが。
     コルネリウスがみせているのは――目覚めることのない、幸せな悪夢。
    「幸せな悪夢、か。いやはや、矛盾にも程があるね」
    「幸せな……悪夢? なぁん。何か難しそうなのだー……」
     眼鏡に手を添えつつ淡々と言った二神・雪紗(ノークエスチョンズビフォー・d01780)の隣で、きょとんとパーカーのウサ耳を揺らす宇佐・兎織(リトルウィッチ・d01632)だが。
    「でもでも眠ったままなのは可哀想なんだよっ! だって現実で、これからいっぱい楽しいことが待ってるかもしれないのだー」
     だから絶対助けるんだよーっ! と。一向に起きる気配のない亜子を見つめ、ぐっと気合を入れて。
    「幸せな夢も目覚める場所があってこそね」
     八千代・富貴(牡丹坂の雛鳥・d09696)がこくりと頷いたと同時に、綺麗な黒髪に添えられた牡丹の花が、一緒に小さく揺れた。
    (「確かに、けして傷つくことのない自分自身の理想に必ず手が届く夢の世界はやさしく幸せなのかもしれませんね~」) 
    (「終わらない夢でござるか。確かにそれはもう見るものにとっては現実とさえ、言える世界なのかも知れぬでござるな」)
     悪夢を見続けている目の前の亜子は、確かに幸せそうな表情を宿している。
     でも……そこにあるのは、あくまで自分の理想。
     たった一人で想像できる幸せが限界なのだと思うと。
     氷神・睦月(不滅の氷槍・d02169)は改めて、眠りの世界に囚われた亜子を見つめる。
    「だから止めます、沢山の理想が重なり合い、生み出される未来のために~」
     そして清流院・静音(ちびっこ残念忍者・d12721)も、部屋の隅にさり気なく位置取りながらも。
    「さりとて、やはり夢は夢。子供達の未来を摘むことは許さぬでござるよ」
     下がってきたマフラーをくいっと上げて口を覆いつつ、人々が未来へと思い描く『夢』を守るべく身構える。
    「ま、あたし達のやるべき事は一つ。Sleeping Beautyを起すこと、か」
     ……今回、王子のKissはないけど、な、と。
     未来は、眠り姫から少女ばかりの仲間へと視線を巡らせて。
     皆で視線を合わせ頷き合い、それぞれが得物を握り締める。
     そして――刹那。
    「眠り姫を起こす鐘の音と相成るとしようか」
     どこか芝居がかった雪紗の声と共に、ソウルアクセスが展開されんとする。
     だが……灼滅者達の夢の中への侵入をすかさず阻んだのは。
    『……おや? これは……招かれざるお客様だね』
    「! シャドウ……!」
     悪夢の中から現われた、枢の番人であった。

    ●lozengeの番人
     キラキラしたちょっぴり派手なアクセサリーに、小洒落たシルクハット。
     ダイヤのような赤い宝石と翼の装飾が付いたアンティーク調のロッドは、まるで童話にでてきそうなデザイン。
     だが……それらを携えるのは、不定期でぶよぶよとした「膨れ上がる闇」。
     ゆらり揺れ灼滅者達の前に立ち塞がる、ダイヤのスートを宿すシャドウである。
    『素敵なレディーばかりで来てくれたのはとても光栄だけど。ごめんね、亜子の夢の世界に、お嬢ちゃん達をお通しするわけにはいかないんだ。お引取り願えないかい?』
     何だかそのぶよぶよとした形態に似つかわしくない紳士的な台詞で、灼滅者達へとそう告げるシャドウ。
     だが勿論、それに頷く者はひとりもいない。
    「夢の中に閉じ込めて心の自由を奪うことは慈悲なんかじゃない。亜子ちゃんは今すぐ返してもらうよ。……着装!」
     飛鳥が眩い光と共に強化装甲服を身に纏い、前へと躍り出たのに続いて。
    「さて、Sleeping Beautyを起す前に、悪い魔法使いにはご退場願わないと、な」
     未来派シャドウを睨みつけつつも、サウンドシャッターを展開する。
     ……いえ、自分の歌声の被害が周囲に拡大しないようにするためとか、そう言う事じゃありませんよ!
     激しい音が鳴るだろう戦闘に備え、あくまで念のため、なのです。
    (「むむー。敵さんもマテリアルロッドですー。しかもなんかお洒落っぽい!」)
     そうシャドウのオサレシルクハットやキラキラした飾りをじーっと見つめてから。
    「ま、負けないんだよっ!」
     兎織は相手に対抗するかのように、魔女っ娘ステッキをぐっと握り締める。
     色々な意味で、負けられない戦いになりそうだ。
    『おやおや、随分とお転婆なお嬢ちゃん達だねぇ……』
     シャドウは戦闘態勢を取る灼滅者達を見て、ふるふると首っぽい部分を震わせながら大きな溜め息をついて。
    『でもやっぱりダーメ、此処はお通しできないんだってば』
    「……!」
     宝石の如く輝きを放つ具現化したダイヤのスートを胸元へと宿し、魂をより闇堕ちへと傾ける。
     そんなシャドウを見据えながら、雪紗は黒のライフルに睡蓮の花の如き砲塔のアタッチメントを素早く取り付けると。
    「ジェミニ・バタフライを炸裂弾仕様で起動。これより灼滅演算を開始する――GetReady?」
     鱗粉の如き火花を散らし、炎の弾丸がシャドウ目掛け撃ち出される。
    「そこを退いて!」
     さらに歩夏の死角からの斬撃が、敵の急所目掛けて放たれて。
     その隙に兎織が瞳に宿すは、予測力を向上させるバベルの鎖。
    「さ、Show dawnと行こうか!」
     未来も、どす黒い殺気を無尽蔵に放出し、効率良く状態異常の効果を付与できるよう己の能力を高めれば。
    「派手な装飾ね。じぇんとるまんというのかしら」
     強化諸共剥がさせて貰うわ、と巨大化した富貴の殴打が、キラキラしたシャドウへと勢い良く叩きつけられる。
    「無敵斬艦刀……実戦で使うのは初めてだけど、きっと使いこなしてみせる……! これでも、喰らえー!」
    「全ユニット展開~、かならず、守り抜きますよ~」
     さらにすかさず、睦月が成した分散する小光輪が盾となり、飛鳥と静音が順に間を置かず、燃え盛り延焼する激しい炎の一撃を眼前の敵へとお見舞いした。
     だが、シャドウはクルクルと器用に回したマテリアルロッドで、灼滅者達の繰り出した攻撃を容易く弾き飛ばして。
    『……仕方ないお嬢ちゃんたちだね』
    「!!」
     ダイヤのロッドから巻き起こされた強烈な魔術の竜巻が、前に位置取る灼滅者を容赦なく飲み込んだ。

    ●Diamond shadow
     現実世界に実体化したシャドウは、かなりの強敵だとは聞いていたが。
    「くっ、さすがの強さ……!」 
     8人がかりで攻撃を仕掛けても、なかなか大きな傷をつけることは難く。
     逆に、ふるわれるマテリアルロッドから繰り出される衝撃は、くらった灼滅者の体力を大幅に奪う高威力を誇っている。
     だが、それでも。
    「さりとて、ここで諦めたら犠牲になるは幼き命にござる!」
    「わたしは……負けない!」
     マフラーを再び上へとあげつつも地を蹴る静音と、負った傷を癒す飛鳥。
     必死に持ち堪え踏ん張り、戦線を維持すべく支え合う、8人の少女達。
     今の自分達の実力では、このシャドウを灼滅させることは不可能に近いだろう。
     でも、今回はそれでいいのだ。
    「回復の追いつかぬほどに焼き尽くしてやろう」
     雪紗はそうジェミニ・バタフライを構えるやいなや、鮮やかに燃え盛る炎の花々を再び派手に咲かせて。
    (「大事なのは倒れない事、だ」)
     灼滅演算し目まぐるしく思考を張り巡らせながら、戦況を分析する。
     シャドウの灼滅は無理でも……10分。
     10分間、倒れずにこの戦場に立っていられれば、勝ちだ。
     灼滅者達が取った作戦は、攻撃よりも回復や防御。
     敷いた布陣も、防御重視。
    「大丈夫? すぐに癒すわ」
    「させませんん~、第5から第9まで、防御陣形ですよ~」
    「機能正常……まだいけるか」
    「無理せず攻撃よりも回復を優先なのですっ!」 
     さらにバッドステータスをより多く相手へと付与することを心がけながら。
    「強化しようったってそうはいかないよ!」
     相手のエンチャントは、掛けられたらなるべくすぐにブレイクに動く。
     何とかこれまで誰も倒れずに持ち堪えているのは、そんな灼滅者達の適切な作戦の賜物。
     しかしそれでも余裕はなく、無傷な者などいない。
     特に回復が休みなく飛んでいるも、前衛を担う灼滅者達のダメージの蓄積は大きい。
    「ぐっ……、装甲がもたない……!?」
    「もう少しよ、今回復するわ!」
     仲間を庇い揺らぐ飛鳥を支えるべく、歩夏はすかさず気を集め、攻撃から回復へと転じて。
    「そのロッドはオシャレだけど、ボクのマテリアルロッドの方がかわいいんだからー!」
     兎織は魔力を宿し振り上げた魔女っ娘ステッキを、勢い良くシャドウへと放つ。
    『あいたたっ、おーこれは痛い痛い』
     シャドウはその強烈な攻撃に、初めてそう声を上げるも。
     くるりとおもむろにアンティークなロッドを回した後。
    『では、これはほんの私からのお返しです♪』
    「……!!」
     刹那返されたのは、兎織が先程叩き込んだものと同じ、フォースブレイクの衝撃。
     そして無傷ではない彼女の身体に、この一撃は強烈に効いて。
    「兎織さん!」
     意識を失った兎織は膝を折り、地へと倒れたのだった。
     モロにくらえば、一撃でも立っていられるかどうか分からないほど威力の高い現実世界のシャドウの攻撃力。
     だが、退くわけにはいかない。
     富貴が気を失っている兎織を後方へと素早く運ぶ間に。
    『さて、次はどのお嬢ちゃんかな?』
    「歩夏ちゃん、危ない!」
    「ありがとう! 時間まで、残りどのくらい!?」
    「あと、2分程か」
    「みなさんもう少しです~、回復しますよ~」
    「フォローするでごさるよ!」
     シャドウの攻撃から仲間を庇い、皆で声を掛け、傷を癒し合って。
    「!!」
     容赦なく巻き起こされた魔力の竜巻が、再び複数の灼滅者を巻き込んで荒れ狂うも。
     残り1分を切って――魂を奮い立たせ持ち堪えた少女達は、少しでもシャドウにダメージを与えればと。
    「今回は外に音が漏れないし……その……思いきり歌わせてもらう! ♪~■~×~!!」
    「行き過ぎたお節介はそこまでよ」
     未来の歌という名のある意味強烈な破壊音波が迸ると同時に、富貴の折れることのない鉄の意志を乗せた緋き衝撃が叩き込まれて。
     最後の力を振り絞り、灼滅者達は皆で攻勢に転じる。
     そして。
    『おや……名残惜しいけど、タイムアップだね』
    「! あっ」
     ダイヤのシャドウはシルクハットを摘み、やたら紳士っぽくお辞儀をすると。
     現実世界から、スウッと姿を消したのだった。

    作者:志稲愛海 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年4月17日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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