「みんな、高位のシャドウ、慈愛のコルネリウスについての話はもう聞いてる?」
教室の集まった灼滅者達に鈴懸・珠希(小学生エクスブレイン・dn0064)が聞く。
「最近、子供達が眠り続ける事件が起こってるのだけど、どうやら慈愛のコルネリウスの仕業みたいなの」
珠希が言うには眠り続けている子供達は全部で20人以上、覚める事の無い夢を見続けているらしい。
コルネリウスに悪意は無いように感じるが、このまま無視するわけにもいかない。
「だから、コルネリウスの夢の中から、子供達を救いだしてあげて!」
このコルネリウスの夢は、まるで現実のようなリアルな世界になっているらしい。
夢を見ている者の為に特別に作成されており、夢に囚われた者は、夢の中を現実であると思いこんで生活し、自分が夢の中にいるとは思っていないとの事だ。
しかも、その夢の中ではちょっとした不幸もあるし、努力しなければ良い結果も生まれない……つまり、ただの幸せな夢とは違う。
もちろん、慈愛のコルネリウスの夢だけあり、本当の不幸に陥る事は無いし、努力すればしただけ報われて幸福になれる。
「この事件は、放置していても問題無いように思えるけど……そう単純じゃないの」
珠希は声のトーンを低くして真剣に話す。
「慈愛のコルネリウスは、今回の20名が成功したら次はもっと大規模な行動に出るの……下手をすれば都市の住人全てが夢に囚われる、なんて大事件に発展するかもしれない」
都市の住人全てが夢に囚われる……珠希の言葉に、世界がダークネスに支配されているという事実が灼滅者の心に再起する。
「囚われている子を夢から連れ出すには、そこが夢であり現実でない事を理解させ、現実に戻る決意をさせてば大丈夫よ」
「みんなに向かってもらいたいのは、とあるお金持ちの家の少年の部屋よ」
その少年は正義感溢れる7歳、ルックス・財力・知能・身体能力とまさに才色兼備の少年。
少年の名はカイト、この少年が夢に囚われているらしい。
珠希は次に灼滅者達を妨害してくるシャドウについての説明する。
「みんながソウルアクセスを行おうとすると、慈愛のコルネリウス配下のシャドウが眠っている子供の傍らに現れるわ」
シャドウが現実世界で活動できる時間には制限がある、だが、その強さは他のダークネスと比べてもかなり強力だ。
寝ている子供のそばで戦う事になるが、シャドウは子供に危害を加える事は無いらしい。
「現実世界で戦うシャドウは強いわ。でも、今回のシャドウは危機に陥ると夢の中に逃げ込むらしいから、つけ込む隙は十分にあると思う」
つまりはシャドウを夢の中へ撤退させれば良いという事だ。
現実側でシャドウを撃退する事に成功すれば、ソウルアクセスが出来、子供の夢の中に入る事になる。
「でも一つだけ注意して」
珠希は人差し指を立てると灼滅者達を見回して言う。
「重傷者が複数出たり、闇堕ちする人が誰か1人でも出た場合は……撤退してもらう事になるわ」
その場合、夢の中でシャドウと戦うのは難しい状況となる為、依頼の続行は不可能となり、撤退してもらう事となる。
「みんなが戦うシャドウの戦闘能力についてなんだけど……」
現れるシャドウは配下無しの単体。
とはいえ現実世界では普通に戦っても勝利するのは不可能な強さらしい。
「シャドウの姿は……なんて言えば良いのかしら、前脚しかない巨大な黒いイナゴ……みたいな」
黒イナゴは中空に浮かんでいるようで、常に飛行状態らしい。
シャドウハンターとマテリアルロッドに似たサイキックを使ってくるが、特にマテリアルロッドに似たサイキックは全て列攻撃らしいので注意が必要だ。
珠希は真剣な瞳で集まった灼滅者達を見詰め。
「現実のシャドウと戦うのは本当に危険な事なの……何も考えずに戦えばほぼ失敗する……それぐらいの気持ちで挑んで欲しいの。みんな、無事で。そしてその少年を救ってあげて」
参加者 | |
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羽嶋・草灯(三千世界の鳥を殺し・d00483) |
橙堂・司(獄紋蝶々・d00656) |
神坂・鈴音(記者を目指す少女・d01042) |
緑釉堂・薄荷(ショコラに溺れるプラリネ・d01311) |
神夜・明日等(火撃のアスラ・d01914) |
柩城・刀弥(高校生ダンピール・d04025) |
久世・瑛(晶瑕・d06391) |
ホイップ・ショコラ(中学生ご当地ヒーロー・d08888) |
●
その屋敷は門から玄関まで大きな庭を通って行かなければ辿り着けないような豪邸だった。もちろんセキュリティも十分だが、闇纏いを駆使する灼滅者の歩みを止めるには役不足であった。
羽嶋・草灯(三千世界の鳥を殺し・d00483)が先頭を切って仲間達を手引きし目的となるカイト少年の部屋へと侵入を果たす。
次々と部屋へと入ってくる仲間達。
「相手はとても強いそうですが……夢の世界を広げさせるわけにはいきませんしね」
高位のシャドウである慈愛のコルネリウスのことを考えながら久世・瑛(晶瑕・d06391)が言えば。
「……その為にも、此処を凌がないとね……」
橙堂・司(獄紋蝶々・d00656)が呟き、皆もこくりと頷く。
やがて皆の視線は大きなベッドに集まる。
異変が起きたのはそれとほぼ同時だった。
灼滅者達からベッドを守るように暗い影が現れ、その色をだんだんと濃くしていく。
「防戦なんざ性にあわねぇが、しょうがねぇ」
前髪を額の上で結びつつ緑釉堂・薄荷(ショコラに溺れるプラリネ・d01311)が影に向かって吐き捨てる。
「アタシも守るのはあんまり得意じゃないのよね……」
次第に形になっていく影を見つめつつ草灯も薄荷に同意する。
「けど……精々倒されないよう頑張ろうかな」
そう言って伊達眼鏡を外す頃には、その影は前足しかない巨大な黒いイナゴの姿へと変貌していた。下半身の部分は形にならない影のままで、スペード型の影の軌跡を放ちながら浮遊している。
「取材のアポイントメント、取れずに帰ってたまるものですか!」
神坂・鈴音(記者を目指す少女・d01042)の声に反応してか、黒イナゴが浮いたままギチギチとその前脚を不気味に動かす。
「闇を討つ刃を我に……」
家人のことを気にしてか、音を抑えつつ柩城・刀弥(高校生ダンピール・d04025)がスレイヤーカードから出現させたチェーンソー剣を構える。神夜・明日等(火撃のアスラ・d01914)もライドキャリバーのエンジン音を絞りつつ、初めて戦う宿敵を前に冷静であろうと心を静める。
「ギチギチギチギチッ!」
顎と両手を鳴らして黒イナゴが威嚇してくる。現実世界で戦うシャドウの強さは規格外だ。たった1体でもその圧倒的な威圧感は半端無い。
だが、それに怯む者は1人としてここにはいない。
グッと一歩前に出て、ホイップ・ショコラ(中学生ご当地ヒーロー・d08888)が黒イナゴを指差しつつ宣言する。
「偽りの夢を見せてたくさんの人の心を騙すダークネスは、絶対に許せませんの!」
それが戦いの合図となった。
●
黒イナゴの攻撃はクラッシャーという効果もあるだろうが、後衛二人の体力を一気に半分も持って行かれるほどだった。しかも、これで列攻撃なのだ。現実世界でシャドウと戦うのがいかに危険なのか伺い知れる。
「防御固めていきます。羽嶋さん、攻撃はお任せしますねっ」
瑛が小さな光輪を放つと、草灯の周りで盾のように浮遊を始め、同じくホイップも光の輪を自身の周囲に生み出し防御を厚くする。
今回の戦いは10分間をいかにして耐えきるかというものだった。
故に灼滅者達は自分たちの守りを固めることを優先する。
鈴音の背に小さな炎の翼が生まれると。
「邪なるものを砕く破壊の炎を!」
叫びと共に炎の翼が前衛の仲間達を包むほど大きく広がり、開ききると同時にはじけ、皆に破魔の力を付与する。
「シャアアアアアッ!」
黒イナゴが両手を振り回すと、黒い風が鎌鼬のように草灯と瑛へ襲いかかる。
風は瑛を切り刻み、その装備の効果すら減退させる。だが、5人いるディフェンダーは伊達じゃない。草灯の前に立ち塞がった薄荷は、鎌鼬に刻まれながらも。
「げぇ、やっぱ現実のシャドウはいてぇなあ」
飴を舐めたまま悪態を付く。
「緑釉堂さん、ありがとうございます。すぐ回復させますねっ」
庇ってくれた薄荷に瑛がお礼を言いながら治癒を施す。
戦いが始まって数分。
しかし、この時点で何人かはその差に気が付き始めていた。
メディックとしてダメージをくらった瑛と、ディフェンダーとしてダメージを減少させつつ攻撃をくらった薄荷、2人の違いは……治癒仕切れない傷の大きさ、殺傷ダメージの差だ。
黒イナゴがギチギチと鳴くと、黒い雷を撃ち放ってくる。
そこにオーラを全開にした明日等が飛び込み、後衛の草灯を庇う。
「大丈夫、羽嶋さん? 久世さんは……アタシのライドキャリバーと替わって!」
草灯への雷は防げたが、瑛へ向かった雷までは無理だった。
すでに初撃も被弾していた瑛は、明日等の言葉に頷く。瑛にも解ったのだ、次に同じ攻撃を受ければ自分は落ちる可能性があると言うことが。
ドリフト気味にそばへやってきた明日等のライドキャリバーに、草灯の横を任せて瑛は守勢へと回る。
「罪過の十字よ!」
チェーンソー剣で刀弥が逆十字を切ると、紅色のギルティクロスが黒イナゴへ飛びその影の体を切り裂く。
紅十字の一撃に黒イナゴの羽が吹き飛ぶが、すぐに周囲の闇を吸収するかのごとく形状が元通りになる。
「ちっ、まさにレベルが違う、か」
刀弥が舌打ちする。
黒イナゴはなかなか落ちない灼滅者達に、わずかに首を傾げるような動きを見せると、今までにない行動にでる。
「来ます!」
叫んだのは誰か。
黒イナゴが空中を滑るように突貫してくる。
鈴音やホイップの前衛達が武器を構え止めようとするが、黒イナゴは寸前で急転回を繰り返すとその少女の前まで急接近する。
「……ボク……か」
その少女、司が目の前でギザギザの前足を持ち上げる黒イナゴを見上げて呟く。
「シャシャシャシャシャシャッ!」
一振り目と二振り目は目で追えた。
だが、三撃目以降は意識が飛んで何をされたかすら解らなかった。
仲間達の目の前で、黒イナゴが前足で何度も司を殴りつけ、無傷だった司がばたりと倒れる。
遠距離の列攻撃に比べ、近距離の単体攻撃は威力が高くなる傾向にある……だが、それでも一撃で落とされるとは……。
黒イナゴが満足したかのように、ふわりと天井付近を通って再びベッドの前に陣取る。
シャドウの強さは十分理解していたはずだった。だが、その認識をさらに越える存在であると、今この瞬間、灼滅者達はやっと理解したのだった。
「……それ、でも……」
皆が声に振り向く。そこにはボロボロになりながらも魂の力だけで必死に立ち上がる司の姿があった。
「皆で……乗り切るんだ……」
司の言葉に、仲間達の胸にも覚悟という名の炎が燃え上がる。
「けっ、なかなかやるじゃねぇか。守りを固めなきゃ、単体攻撃が来た時耐えられねーぜ? おい、どーするよ?」
次まで見越して敵を観察していた薄荷が仲間達に言う。
「そうだね……でも逆に列で来るなら耐えられる」
草灯がギリギリの戦いを楽しんでいるかのように口元を綻ばせながら返す。それは後衛としてギリギリまで耐えるという草灯の覚悟だった。
……この時点で、時計の針は戦闘開始から5分を指していた。
●
「……倒す、よ……」
「遊ぼうぜっ!」
同時に放たれた司のバスタービームと、薄荷のオーラキャノンが黒イナゴの両手を吹き飛ばす。
だが、ズズズ……と闇が集まり再び腕が生み出される。
黒イナゴから黒い雷と黒い竜巻が生み出され、草灯とライドキャリバーへと襲いかかる。ホイップが、鈴音が交互に庇うが、2人を常に庇えることもなく回復仕切れないダメージが蓄積する。
「羽嶋さん、交代しますの!」
ホイップが草灯の前に立ちながら宣言する。
草灯も、次の1撃を耐えられるだけの体力は残っていなかった。
「難しいものだね……もうちょっと、楽しみたかったけど」
草灯がバトンタッチとばかりに守勢へ周り、代わりにホイップが回復役として配置につく。
「ショコラさん!」
明日等のせっぱ詰まった声が飛ぶ。
ホイップが声に振り向けば、黒イナゴが口をギチギチ鳴らしながらぱっかりと開けた口から雷を放つところだった。
ポジションをチェンジしたタイミングの一瞬の隙。
だが、その雷はホイップへ到達する前、横合いから大量のビームによって弾かれる。
「悪夢の中で突撃取材するためにも、皆をやらせはしないわ!」
そこにはバスターライフルを構えた鈴音がいた。
「ありがとうですの!」
ホイップのお礼に鈴音は軽く頷くと、視線を黒イナゴに向けて言い放つ。
「取材拒否って顔してるけど……悪いわね、最後まで耐え切らせてもらうわよ!」
意味を解ってか解らずか、黒イナゴがギチギチと不愉快な歯ぎしりをおこなう。
「お願い、効いてください……!」
瑛の言葉と共に、後衛を庇い傷付いている前衛達を癒す清らかな風が吹き抜ける。
傷を癒し、仲間を庇い、再び癒す。
灼滅者達は耐えきる作戦をとことん徹底していた。
だが、回復仕切れぬダメージは少しずつ灼滅者を追いつめていく。
――ガシャンッ!
明日等のライドキャリバーがホイップへと同時に放たれていた雷に耐えきれず大地を転がり消滅する。
一瞬、寂しそうな表情を浮かべる明日等だったが、すぐにツンと強気に黒イナゴへと向き直り。
「いくら攻撃したって無駄よ!」
黒イナゴが明日等の言葉に首を傾げる。
「思い知らせてあげるわ! 現実の厳しさをね!」
真綿はゆっくりと灼滅者達の首に回っていた、だが、それで弱気になるわけにはいかないのだ。
「敵の攻撃を分散させる意味はある」
そう言ってホイップと並ぶように後列に移動したのは刀弥だ。
「俺は強くなる……だから、こんな所で負けるわけにはいかないんだ」
後列に入れば攻撃が来るだろう、それでも、作戦を成功させるためなら……。
ボサボサの髪の毛に隠れた赤い瞳が、決意の色に染まった。
戦闘開始から8分経過……あと、2分。
●
草灯の影が刃となり黒イナゴの腹を切り裂き、司と鈴音が同時にバスターライフルを放ち2本のビームが敵を焼く。
だが、黒イナゴは身震い1つで失った体の影を元通りにする。
ダメージはしっかり通っているはずだが、相手の総HPが高過ぎるのだろう、守勢メインで戦う灼滅者の攻撃力では、とてもじゃないが有効打には届かない。
何度目かのギチギチという嫌な音と共に、黒イナゴから雷が放たれる。
後衛の前に回り込めたのは明日等だけだった、どちらを守るべきか一瞬の逡巡。
「柩城さんをお願いですの!」
ホイップは次で守勢に戻ることを考えていた、それなら……と。
「ここで誰一人欠ける訳にはいかないものね」
ホイップの意図を察して明日等が刀弥を庇う。
雷が明日等の全身を走り、思わず膝を付きたくなるほど意識が遠のく。
「す、少しも……効いて、無いんだから」
明日等が心折れそうになりながらも強気に黒イナゴを睨みつける。
「負けない……ですの!」
自分の中の正義を信じ、ぎりぎりで持ちこたえたホイップが、足を引きずるようにしながらも倒れず守りの構えをとる。
後衛は刀弥1人となる。
黒イナゴが顎や腕を鳴らさず思案を始める、司を一撃で凌駕させた単体攻撃が来る……!
「させねぇよ」
刀弥の横に薄荷が並ぶ。
「いひひっ、動けねぇ奴をなぶんのはおもしろいか? ほれ、竜巻で来いよ!」
「シャアアアアアッ!」
黒イナゴが2人に増えた後衛に向かって腕を振り、薄荷の挑発に乗るように黒い竜巻が解き放たれる。
誰かが庇うか……いや、前衛の誰もがすでに庇うほどの体力を残していなかった。一番体力が残っているのは……薄荷と刀弥の2人だけ。
黒い竜巻が2人を飲み込む。
時計の針は10分を指していた。この一撃に耐え切れれば……。
仲間達が祈る。
そして――。
「ブンブン五月蠅いんだよ! このクソイナゴが!」
ズギャギャギャギャギャギャッ! とチェーンソー剣で竜巻を断ち切り刀弥が現れる。
斬撃で飛び散った竜巻の後には、ボロボロだが立っている薄荷の姿もある。
耐えきった!
黒イナゴが灼滅者8人を見回しつつ、その体の色がだんだんと薄くなっていき、黒い霧のようにまで薄くなるとベッドで眠る少年へと吸い込まれるように消えていった。
灼滅者達の何人かがその場でへたり込む。
今までにない激戦だった。
守勢に回ってなおこれほどの傷を受けると、誰もが思っていなかった。
それでも、誰一人重傷者を出さずに耐えきられたのは、一重にポジション移動をしっかりと作戦に盛り込んでいたからだろう。
10分という戦いの中、灼滅者達がポジションチェンジを行った回数は、なんと8回にも達していた。これほど目まぐるしく入れ替わる戦いを、私は知らない。
「やっぱり目覚めませんね……?」
ベッドで眠るカイト少年の無事を瑛が確認するが、これだけ近くで騒いでも起きる様子はなかった。きっと、悪夢に捕らわれているせいだろう。
思い思いに灼滅者達は立ち上がると、カイト少年の眠るベッドを囲む。
ガリッ。
薄荷が口に含んでいたあめ玉を噛み砕く。
「さぁ……これからが本番だ、暴れられなかったうっぷんはらせてもらうぜ」
薄荷が少年に手をかざし、ソウルアクセスを開始する。
「必ずカイトさんを、現実に連れ戻してみせますの! だからカイトさん、それまでどうか無事でいてください!」
ホイップの覚悟が響くと共に、少年の部屋から8人の姿が消える。
灼滅者達の胸には、現実世界で強敵のシャドウの猛攻に耐えきった自信が生まれていた。
だがその自信が、この後の悪夢の世界においてどれほど役に立つのか……。
灼滅者達は選ぶことになる。
自らの正義を貫く為、力づくで全てを終わらせる道と。
現実を教える為、自身の正義を否定する道と――を。
作者:相原あきと |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年4月17日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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