「最近、淳がおかしいわ」
「受験ストレスに、反抗期だろう、15だし」
「あの子は優等生だったのに、最近夜いないみたいなのよ。下手に声をかけると暴れるし……」
「確かにこの間はお前に暴力をふるおうとしたな、まるで人がかわったようだ」
「あのねー、この間お兄ちゃんの部屋、夜中なのに明るかったよ。トイレに起きたときにみたよ!」
「お前は黙っていなさい!」
竹下家の夕食のテーブルでそんな会話がかわされたその夜、事件は起こった。
竹下淳の妹、小学五年生の美野は兄の部屋が空っぽなのに気づいてこっそり追いかけて行ったのだ。 淳の行き先は通っている中学校で、美野の尾行に気づく様子もない。
夜の誰もいない校庭で、淳は頭を抱えて苦しみ始めた。
「お、俺はっ……くそぉ」
淳の髪がサラリと揺れて、そこに炎のひとひらが宿る。ポウと点る火炎は淳の意思の力を受けてか一瞬の後に夜風に散った。
「お兄ちゃん! どうしたの! 何か悩み事か、病気なら、お父さんかお母さんに言った方がいいよ」
だが次の瞬間、淳の身体から再び炎が吹き出す。
「美野、来るなーっ」
●
「ふふ、皆さん揃いましたね」
五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は柔らかく微笑み、いつも通りに事件の詳細の説明を始めた。
「今日は闇堕ちしそうな一般人を助けて欲しいのです」
闇堕ちしたダークネスは、通常ならばすぐさまダークネスの意識を持って人間の意識はかき消える。
「でも、今回察知された竹下淳さんの場合は、まだ元の人間としての意識が残っています。ただ、かなり危ない状況だとは思うのです」
ダークネスの力を持ちながらも、ダークネスになりきっていない状況なのだ。
「もし、淳さんが灼滅者の素質を持つのであれば闇堕ちから救い出して欲しいのです。あるいは、完全なダークネスになってしまうようであれば、灼滅をお願いします……」
姫子の解析によると、淳と接触できるのは中学校の校庭。夜半なので人気はないが、彼の妹が運悪くあとをつけてきてしまった。
「おそらく、淳さんはイフリートと化す一歩手前で必死に闇堕ちと戦っていますが、もう限界です」
妹は淳の視界内にいるが、充分離れているので、兄が闇堕ちしたとしても、安全に保護する余地はある。
「皆さんは校庭に潜めば、妹に逃げろと叫ぶ淳さんの声を聞くでしょう。そこからこの現場に介入できます」
その前に介入して淳を助けたいかもしれないが、それでは相手に気づかれてしまうと、姫子は言う。おそらく淳は出奔し、行方をくらましてしまうだろう。そうなれば、闇堕ちから救えなくなる可能性が高い。
「ですから、淳さんが闇堕ちする前に皆さんが説得したければ、ほんの僅かな時間しかありません。もしも声をかけたい場合は考えておいてください。言葉かけだけで闇堕ちから救うことは難しいでしょうが、時間稼ぎや……何かの助けになるかもしれません」
彼がイフリートと化してしまえば、戦ってこれを倒すしかない。
「こちらから仕掛ければ獣と化した淳さんは必ず応戦し、戦いになります。なんとしても、逃がさない様に、彼を灼滅して下さい」
ダークネスである幻獣イフリートに理性はない。堕ちてしまえば説得は不可能だし、一体で灼滅者八名を相手取るほどに、非常に強力だ。
「皆さん全員の力を合わせれば、きっと何とかなります」
このイフリートは炎を遠くまで飛ばして単体に、あるいは列を攻撃する。近づけば炎の爪や牙で戦うだろう。
「これは……危険な任務ですが、皆さんの活躍を祈っています。淳さんと妹さんを、どうぞ助けてあげてください。そして、できたら淳さんを学園に連れて来て下さいね」
宜しくお願いします、と姫子はちょこんとお辞儀した。
参加者 | |
---|---|
穂邑・悠(火武人・d00038) |
陽瀬・瑛多(中学生ファイアブラッド・d00760) |
水瀬・瑠音(蒼炎奔放・d00982) |
迅・正流(黒影の剣士・d02428) |
垰田・毬衣(炎を纏うケモノ・d02897) |
月岡・朗(高校生ファイアブラッド・d03972) |
辰峯・飛鳥(高校生ファイアブラッド・d04715) |
黒薙・洸一朗(中学生ファイアブラッド・d07024) |
●ファイアブラッド達
「美野、来るなーっ。逃げろ!」
竹下淳の声が校庭に響くのを灼滅者達は聞いた。水飲み場の影から、木立の夜陰から、走り出てくる人影が闇堕ち寸前の少年とその妹の間に立った。
「大丈夫だよ。妹さんを傷つけたくないと思う自分を、信じて」
垰田・毬衣(炎を纏うケモノ・d02897)は精一杯、思いを口にした。毬衣には淳の苦しみがわかる気がする。だって自分自身もあの炎のケモノに堕ちたことがあるから。今でも時々、本当に人で灼滅者なのか信じ切れない時がある……だから、今はこの言葉が、彼の人の心を少しでも引き留めておく助けになればと願った。
果たして毬衣の声は彼に届いて、炎を抱え込む様にして少年は顔を上げた。
「お……前たち」
敵か味方か。
自身の内に宿る闇に抗いながら、発される問い。
それに答えたのは、少年とルーツを等しくする揺らめく炎だった。
迅・正流(黒影の剣士・d02428)の腕から火焔が溢れているのだ。
「同じ苦しみを乗り越えた者からのアドバイスです。その炎は制御できないモノでは有りません。両親や妹の事を強く心に思い……心の闇を……乗り越えるのです!」
「ぁ」
言葉にならない呻きが返ってくる。
この少年はもう、闇を抑え込むのが精一杯なのだろう。
陽瀬・瑛多(中学生ファイアブラッド・d00760)は彼の目を真っ直ぐに見て話しかけた。
「一人で怖くて大変だったと思う。そんな中で誰にも迷惑をかけないようにするなんて本当に凄い。でも俺達が来たから安心して。必ず君を助けるよ。だから心を強く持って」
静かで真摯な声は、きっと少年を励ました。炎が少しだけ、弱くなる。
「俺も妹がいるからさ。心配してくれる家族は嬉しいし、必ずそこに帰りたいよね」
前に、闇堕ちした自分の妹を瑛多は助けた。その時に目覚めた力が今自分と共にある。
「まー……なんだ、私も一緒なんだよね。アンタだけじゃないのさ」
水瀬・瑠音(蒼炎奔放・d00982)も、言葉を口にする。気の利いたこと、言えるような質じゃないけどさ。それでも、さ……。
瑠音は一瞬さまよった視線を淳に向けて、言った。
「妹さんの声、聞こえるかい? 傷つけたくないんだろ?」
淳の声を聞いたとき、辰峯・飛鳥(高校生ファイアブラッド・d04715)と月岡・朗(高校生ファイアブラッド・d03972)の二人は、妹の元に走っていた。
朗が兄の元へ向かおうとする美野をあやうく止め、そのまま妹を庇うように立った。
「誰? どいて、邪魔しないでぇ」
「だめだ、向こうへ行ってはいけない。君のお兄さんは危険な敵と戦っている」
「えっ」
「大丈夫、俺たちの仲間がお兄さんを助けに向った」
淳の前に立ちはだかる6人の背が、闇の炎を背景にシルエットを描く。
妹の姿を淳の視界から隠すことで、朗は妹は任せてくれと彼に伝えたかった。決して妹を傷つけることはないと。
美野は明らかに怯えて混乱していたが、飛鳥が明るい声を出して元気づけた。
「お兄ちゃんに呼びかけてあげて! 頑張れって、応援してあげて欲しいの!」
こくり、と美野は頷いて乾いた唇を舐めた。
「お兄ちゃーん……頑張って。おうちに帰ろうよぉ!」
炎の爆ぜる音に混じって、美野の声が届く。
苦しそうに身動きする淳をに、穂邑・悠(火武人・d00038)が言った。
「心配すんな。今だけは、お前の守りたいものは代わりに守るから、お前は闇に勝つ事に専念しなよ。……そうは言っても、言葉だけじゃ足りないよな」
少年の眼差しをしっかりと受け止めて、悠は自らの封印を解いた。
「こいよ、俺の炎!」
灼滅者の証、その手に現れた巨大な殲術道具を淳は認めたのだろう。
「俺を……討ってくれ。頼む」
それだけ告げると、淳の身体が業火に包まれてゆく。紅く燦めいて夜を焦がす火焔は、闇に堕ちる者の心を焼き尽くすのか。
「てめぇは妹が大事なんだろう! だったら何が何でも護るって気概を持ちやがれ!」
黒薙・洸一朗(中学生ファイアブラッド・d07024)が懸命に声をあげる。
「……を、守っ、て」
何かを求めるようにつきだされた腕も、炎に喰われていく。
「大丈夫だ、お前の妹は俺達が守っている。そちらへは行かせない。安心しろ、負けるな!」
朗は自分の声が淳に届いた事を願った。次の瞬間、淳を完全に呑み込んで、渦巻く火焔が校庭に噴き上がる。
眩しい熱波に目が眩む。それは恐ろしい光景だった。
ファイアブラッドが堕ちてゆく――それが何を意味し、何をなすべきなのか、だが灼滅者達は知っていた。
飛鳥はぐずぐずしてはいなかった。
美野が安心させるように、笑顔で話しかけた。
「お兄ちゃんは必ず助けるから! わたしたちを信じて!」
飛鳥の明るい様子が、美野をパニックから救った。妹は顔を強ばらせながらも頷いてくれる。
朗と飛鳥の二人は離れた植え込みの陰に美野を避難させた。
そして、再び戦場に向かいながら飛鳥は呟く。
「私に、力を……」
封印が解き放たれて、日本刀がその手に現れる。
淳と対峙する灼滅者達も次々に自らの封印を解いた。
「その闇……破断する!」
正流はついでに伊達眼鏡で面を覆った。
「アタシの中の炎……!」
毬衣が自らのチカラを呼ぶ。
同じく淳を見守って、瑛多は知らず額の汗を拭った。やはり戦いの緊張感は慣れないし怖い。だが瑛多はわき上がる熱気を深く吸い、腹に力を入れた。
「さあ行こう。淳さんを一人にするわけには行かないよ!」
瑠音が薄く笑って瑛多に応える。
「とっとと終わらせようか」
その手には身の丈を越える武器が握られていた。
●火焔の幻獣
灼滅者達の眼前で、ついにイフリートが顕現する。
これが、ファイアブラッドが堕ちた姿、伝説の神獣なのだ。
イフリートが灼滅者達の目の前で炎の鬣を振るわせた。
刹那、最前列にいた正流は襲いかかってくる爪に反応する。膝下30cmの長ランの裾が翻り、正流は獣の死角を狙って得物を振るった。
炎が千切れ飛ぶ。
(「妹さんをその手にかけさせるにはいかないもの……!」)
毬衣も初手は黒死斬を放った。
「目を覚ませー!」
瑛多は校庭を駆け、ひらりと縛霊撃を打ち込んで身軽に飛び退く。
悠は容赦なく戦艦斬りを放った。確かな手応えに、やっぱり自分にはクラッシャーが一番しっくりくると思う。闇に堕ちてイフリートと化した淳は倒さなければならないのだ。
(「灼滅者の一人となってくれることを願ってな……」)
そして瑠音はといえば、焔がゆらめく、身の丈よりも巨きな得物を軽々と振り抜いた。
「釣りはいらねぇぜ、遠慮なく喰らっときな」
普段は冷めた態度の瑠音だが、ついこぼした言葉には、隠せない戦いへの熱い思いが滲んだ。
「一撃で終われば楽なんだが……そんな訳にもいかないか」
さすがにイフリートは簡単には倒れなかった。
「てめぇの目ぇ覚ましてやるぜ!」
ドラゴンパワーを発動した洸一朗が、つとイフリートと化した淳を指さした。そのままライドキャリバーと共に猛然と攻めた。
「これで、どうだ!」
飛鳥は一撃に気持ちを込めて斬り祓う。
(「必ず救ってみせるよ。キミがキミでいられるように……!」)
後ろで縛った長い黒髪がしなやかに揺れた。
この世のものとは思われない幻獣の咆哮が夜を切り裂く。
焔を孕んだ爪が悠の頭上に振り下ろされるが、彼はさっと身を翻した。
悠はふと思う。
敵はダークネスなのに、味方の傷は総じて軽い気がする。
(「土壇場で渋々でも、俺らの手でも借りたいと思ってもらえれば十分だと思っていたが……気持ち、伝わったか?」)
暴れるイフリートの中でまだ淳の意思が戦っているのだろうか。彼はもしやあの短い時間の説得で、何かを感じてくれたのだろうか。
炎が舞い、夜を染めて燃え上がる。
敵も味方もルーツを同じくする者がぶつかり合う中、灼滅者達はベストを尽くした。見切られぬ様戦術を工夫する者がいて、防具の力を存分に活用する者がいる。クラッシャー達は強烈な一撃に思いを託し、ディフェンダーの洸一朗はライドキャリバーとともに自己回復を交えて戦い抜いた。中衛は回復や攻撃に忙しく立ち回り、後衛の朗も援護につとめた。
両者実力伯仲……いや、灼滅者達が勝る。
「やれやれ……お熱いこった」
瑠音も紅蓮斬で仕掛けるが、やはり傷は思ったよりも深くない。
そして朗は淳の為に念じていた。
(「負けるな! 俺は今お前が戦っているモノに負けて大切な家族を失ってしまった。 お前はまだ間に合う、大切な家族の元に帰るんだ」)
それは、淳が堕ちる前にかけてやりたかった言葉だった。
やがてイフリートの口から炎が溢れる。瞳をかっと見開き咆哮を上げた瞬間、獣はなぜか口を閉じようともがいた。その牙の間から漏れた獄炎が、前衛を炙る。
紅い紅い地獄。
だがその紅が去ったあとには同じいろの翼が広がる。悠の背に不死鳥が輝いて仲間を癒した。
あれも炎、これも炎。彼等は同じ一つのものを抱く光と影なのだ。
瑠音も仲間を癒しながら呟く。
「私は悪い子だからな、まだおねんねには早いんでね」
イフリートは弱っていき、この夜、勝利したのは灼滅者達だった。
大上段から正流が得物を振り下ろし、戦艦斬りがイフリートに炸裂する。
「無双迅流口伝秘奥義! 冥皇破断剣!」
――閃光が網膜を灼いた。
●新たな灼滅者
激しい光が消えた後には、淳が倒れていた。
「良かったー」
彼が生きているのを確かめて、瑛多がへたへたと座り込んだ。へたり込みながらも、笑顔がこぼれる。
彼が意識を取り戻すのを待つ間、飛鳥と毬衣は美野を迎えに行った。初めは緊張していた美野だが、兄がもうすぐ目を覚ますときいて落ち着いたのか、毬衣の着ぐるみを珍しがった。握手したり、ハグしたり、一緒に遊んであげているうちに、淳が目をあけた。
「俺……」
「妹、無事だぞ」
洸一朗がとりあえず教える。
「美野……」
「お兄ちゃん! 良かったぁ」
毬衣は自分の手を離して兄に飛びつく美野を見守る。
「あの、俺は何をした……? そしてあんた達は……?」
妹をなだめて、淳が改めて灼滅者達を見た。
「怖がらなくても大丈夫! キミもちゃんと自分を見失わなかったから。わたしたちと同じようにね」
飛鳥が励ます。そう、結局彼は自分を失わずに済んだのだ、多少は暴れたけれども。
「突然で信じられないかもだけど、アタシ達はあなたと妹さんを助けに来たの」
可愛い着ぐるみで、毬衣が話す。
「俺達を助けに?」
「そう。ここにいる皆、あなたと同じ能力を持ってるんだよ」
淳は驚き、それから徐々に闇堕ち寸前の時の記憶が戻ってきたのだろう。ゆっくりと頷いた。
「俺達以外にも同じ境遇の奴が沢山居る」
洸一朗がそう話しを継いだ。飛鳥と毬衣も一緒になって武蔵坂学園や灼滅者の説明を始める。
「どう? キミも入学しない? きっと楽しいよ!」
飛鳥は天真爛漫な笑顔で淳を誘ってみる。
「けど、俺は闇堕ちして皆に迷惑を……」
「アタシもだよ」
毬衣が自分の経験を淳に話す。
そして彼には語らずとも、闇堕ちを救われて灼滅者となった者は他にもいた。
例えば、朗。
彼は家族を殺したイフリートは自分が闇落ちした姿ではないかと疑っていた。真相はわからないままだが、何があろうと自分と同じ思いはさせたくないと思って事件の解決に尽力したのだった。その思いは報われた。
正流は皆に聞こえぬ様小さく呟いた。
「(失う痛みを知るのは自分だけで十分です)」
闇堕ちした妹と戦ってしまった、闇堕ちした自分。失われたものはもう戻らないが、悲劇を繰り返すことはあってはならない。
正流は淳に話しかけた。
「闇もまた己の一部……否定し拒絶するだけでは何も変わりません。認め、受け入れ、乗り越えるのです」
「認める?」
「はい。その時、闇は貴方自身の力となるでしょう。自分もかつて闇堕ちから救われた身……共に力の使い方を学んで行きましょう。大切な人を守るために」
淳は黙って話しを聞いていた。
「怖いけどさ、……」
瑛多にも伝えたい事があった。淳を無事に救えたのと美野の笑顔が何より嬉しかった。頑張った甲斐があったのだ。
「けど、俺達の力で誰かを助けられる。だから俺は戦ってる。闇堕ちの誘惑と戦い続けられる心を持った淳さんなら、きっと誰かを、家族を、助けられると思う。……だから俺達と一緒に戦わない?」
淳と目が合うと、瑛多は笑顔を返した。
それは多分、独りで自分の闇と戦って来た淳には思いがけぬ嬉しい誘いだったろう。
「………わかった、考えてみる。それと、皆、ありがとうな。本当に助かったよ、俺も妹も」
淳は礼を言って、深く頭を下げた。
何しろ彼にとっては、色々な事がありすぎた夜だったが、彼は武蔵坂学園の事を知り、心を動かされた様子だった。
「あ、そうだ。二人とも喰うかい?」
瑠音がごそごそポッケを探ってチョコを取り出した。
「これだけはどこに行くにも欠かせなくてさ……」
疲れた時には甘い物が特効薬だ。淳も美野もほっと表情が和らぐ。
「って、わりぃ……溶けちまってるな」
「え? なあんだ、あははは」
美野が明るく笑った。
夜の校庭に、何だか日常が戻ってくる。
「熱くても溶けないチョコ、ねえかなー」
やがて皆は和やかに家路を辿った。
武蔵坂学園のファイアブラッドに、きっと新しい転校生が加わるに違いない。
作者:水上ケイ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2012年9月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 18/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 5
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