バットで殺意に反逆を

    作者:飛翔優

    ●快音の響くバッティングセンター
     バットを振る。
     白球が避ける。
     次に向けて少女は構えを取る。
     夕刻を迎えた街中のバッティングセンターで、中学生くらいの少女……藤島麻里奈が一人きり。機械を睨みつけ、バットを振るい続けていた。
     別段女子野球部員というわけではない。ソフトボール部に所属しているわけでもない。ただ……。
    「っ!」
     快音が鳴り響く。
     ――ドラマで聞いた肉が潰れる音が脳裏に響いた。
     白球が前方へと飛んでいく。
     ――頭が飛んでいくようだと幻視した。
     ネットにぶつかるのを見送った後に構え直し、興奮した心を沈めていく。
     何時まで経っても新たな球が吐き出されない様子に、ようやく一ゲーム終わったのだと気がついた。
    「……まだ、まだよ」
     足りないと、麻里奈は新たなコインを投入する。再びバッターボックスへと入り、機械を睨みつけていく。
     いつまでも、いつまでも。
     気が紛れないことはわかっていたけれど。
     湧き上がる殺人衝動が、抑えきれるものではないと知っていたけれど。
     それでも……バットが白球を叩く度、似た感覚だろうものを獲得できた。これでごまかしているうちは、実行に移すことはない。
     否……正確には、ごまかすことができているうちは、というべきか……。

    ●放課後の教室にて
     一般人が闇堕ちしてダークネス・六六六人衆になる事件が発生しようとしている。集まった灼滅者たちを前に、倉科・葉月(高校生エクスブレイン・dn0020)はそう前置きした。
    「通常、闇堕ちしたならばすぐさまダークネスとしての意識を持ち、人間としての意識は掻き消えてしまいます。しかし、彼女……藤島麻里奈さんという名前の女子中学生は人間としての意識を残し、ダークネスの力を持ちながらもなりきっていない状態なんです」
     もし、麻里奈が灼滅者としての素質を持つのであれば、闇堕ちからの救出を。
     しかし、完全なダークネスとなってしまうのならばその前に灼滅を。
     葉月は小さく頭を下げて、具体的な説明へと移っていく。
    「最初に、麻里奈さんについて説明いたしましょう」
     藤島麻里奈、中学二年生。近所の中学校に通っている少女で、運動部には所属していないものの活発な性格と恵まれた運動神経を持ち、我慢強く面倒見の良い性格だからか友人は多い。一人で帰る事が多くなった彼女を心配する友人が多いほどには、交友関係にも恵まれている。
     決して、元来は進んで殺人を犯そうとする少女ではない。むしろ、それを止める立場となりうる存在であり、だからこそ実行に移さないよう他人とは距離をとっているのだろう。
    「そのため、まずは麻里奈さんと接触してもらうことになります」
     赴く当日の夕方、麻里奈は小さなバッティングセンターにいる。バットを振り白球をかっ飛ばすことで、殺人衝動を和らげているのだ。
    「幸い裏手に駐車場がありますから、接触した後はそちらへお誘いするのが良いかと思います。そして、説得を行なって下さい。その後は……」
     説得の成否に関わらず、戦いとなる。
    「それでは、麻里奈さんの六六六人衆としての能力を説明しますね」
     力量は八人ならば倒すことが可能な程度。
     得物はバットで、妨害能力に特化している。
     相手の足を殴り移動を禁ずる技、フルスウィングで治療を禁ずる技、殺気を放ち敵をなぎ払うとともに妨害能力を高める技を使い分けてくるだろう。
    「以上で説明を終了します」
     地図など必要な物を手渡して、葉月は説明を締めくくる。
    「もしも彼女が殺人衝動に負けてしまったのなら、家族が、友人が犠牲になる……そのようなことは絶対に避けなければなりません。ですから油断せず、確実な行動を。何よりも無事に帰ってきてくださいね? 約束ですよ?」


    参加者
    クラリーベル・ローゼン(青き血と薔薇・d02377)
    霧島・絶奈(胞霧城塞のアヴァロン・d03009)
    アイティア・ゲファリヒト(見習いシスター・d03354)
    碓氷・爾夜(コウモリと月・d04041)
    小谷・リン(凶星を見上げる氷蝶・d04621)
    静闇・炉亞(瑠璃色蝶々・d13842)
    祟部・彦麻呂(落ちこぼれの退魔師・d14003)
    エミーリオ・カンタレッラ(黒一閃の裁き・d15288)

    ■リプレイ

    ●少女は一人バットを振るう
     快音が響くたびに夕焼け色に染まる白球がネットに包まれていく、街中の小さなバッティングセンター。会社帰りや学校帰りと思われる人々がぽつり、ぽつりとストレスを解消している遊戯の場で、一人の女子中学生……藤島麻里奈もまた金属バットを振るっていた。
     慣れているわけではないのだろう。時にバットは空を切り、眉間にシワが寄っていく。……もっとも、白球を捉えた時ですら表情が笑みに染まる事はなかったのだけれども……。
    「藤島麻里奈さん、かな?」
    「……?」
     一区切りついたタイミングを見計らい、祟部・彦麻呂(落ちこぼれの退魔師・d14003)が声をかけた。
     麻里奈は新たなコインを投入しようとした手を止めて、バットを片手にバックネットに居る灼滅者たちへと視線を向けていく。
    「誰?」
    「どうもはじめまして、祟部彦麻呂ともうします。私達は別に怪しいものではありません。あなたと似たもの同士、灼滅者と呼ばれる集団です」
    「灼滅者?」
     畳み掛けた言葉への問いかけに、彦摩呂は静かに頷き返す。
     一つ、説明を行う時間だと、碓氷・爾夜(コウモリと月・d04041)が口を開いた。
    「キミのその堪えがたい衝動をどうにかする術を僕らは知っている」
    「っ!」
     息を呑む声が聞こえた。
     バットが地面に転がった。
     されど、だからこそ努めて冷静に、爾夜は言葉を続けていく。
    「キミが望むなら僕らは手助けしたい」
    「まあ、いきなり言われても混乱させてしまうね。まず、君の状態について……世界について話そうか」
     クラリーベル・ローゼン(青き血と薔薇・d02377)が言葉を引き継いで、具体的な説明を開始した。
     灼滅者のこと、ダークネスのこと。説明を続けていく内に、麻里奈の表情が軟化する。眉間からもシワが消え、瞳に戸惑いの色が浮かんでいく。
     説明の終わりと共に、恐らくは想いが溢れるがままに口を開いた。
    「本当に、本当に戻れるの……?」
    「……今までよく独りで抑えたね。その御蔭で、僕たちはここに来れた」
    「……」
     不安よりも、疑念よりも、喜びのほうが勝っているのだろう。頬を緩めた麻里奈は瞳を伏せ、唇を震わせていく。
     可愛らしい顔が涙に濡れてしまう、その前に、エミーリオ・カンタレッラ(黒一閃の裁き・d15288)が語りかけた。
    「それじゃ、行こうか。いつまでも、今この瞬間も誤魔化し続けられるとは限らない。だから……」
     まっすぐに手を伸ばせば、力強く頷き返してくれた。だからエミーリオは扉を開け、麻里奈を迎え入れていく。
     向かう先は裏の駐車場。仲間たちが待つ、六六六人衆を抑えこむための戦場だ。

    ●茜色の絆
     夕焼けの差す、今はひと気のない駐車場。麻里奈と、彼女を連れてきた仲間たちを迎えたアイティア・ゲファリヒト(見習いシスター・d03354)は、静かな笑みを浮かべたまま殺気を放った。
    「っ!」
    「あっ、驚かせてごめんね。他の人にあんまり見られないようにしときたいから」
     無論、麻里奈へと向けたものではない。
     周囲に無秩序にばらまいて、一般人が近づく事のないようにするための結界だ。
     すぐに理解したのだろう。麻里奈がほっと胸を撫で下ろす。
     続いて小首を傾げたから、エミーリオが手近な車に手をかけた。
    「灼滅者としての力だ。俺とかだとこんな感じで力が使えたり」
     片手で軽々と持ち上げて、麻里奈を驚かせていく。
     その頃には現状の共有も完了し、後は麻里奈の覚醒を待つだけとなった。
     しかし……その時は訪れない。
     一秒、十秒、一分、二分と重ねても変化がない。
     灼滅者たちが問いかけようとした時、麻里奈が小さく首を振る。
    「ごめんなさい……ここまでしてもらってるのに、まだ、不安で……」
     ダークネスを完全に制御できるようになるためには、一度意識を手放さなければならない。
     失敗すれば二度と目覚めぬ眠りへと誘われる。そして……。
    「……人、ころしたくなる、お前の中の、だーくねすの、せい。ダークネス、お前の中にいる、別の人」
     小谷・リン(凶星を見上げる氷蝶・d04621)が静かな声音で語りかけ、心を揺さぶっていく。完全なる信頼を得られるよう、改めて現状を説明する。
     返答は、わかっている。
     でも、の単語が紡がれる前に、静闇・炉亞(瑠璃色蝶々・d13842)が切り込んだ。
    「僕は、自分の衝動を発散するために、藤島さんとは違う人と関わらない事を選択したのです。でも殺人衝動は、1人で解決できることじゃないのです」
     心に思い浮かべるは、過去。虐殺の光景、以後覚えるようになった衝動。
     抑えることができているのは……。
    「僕達はその殺人衝動を否定せずに、違うものに向けているのですよ。……そう、何も変わらないのです。藤島さんも、僕達も」
     別のところで発散し、決して表には出ないよう抑えていく。付き合い続けなければならない運命だけど、最初の一歩さえ踏み出せれば……。
    「……力を持つって大変な事ですよね。ましてやそれが人殺しのための技巧なんて……」
     僅かな沈黙も生み出さぬため、霧島・絶奈(胞霧城塞のアヴァロン・d03009)が言葉を引き継いだ。
     飢えにも似た殺人衝動を昇華し続けた想いに応えるため、瞳を真っ直ぐに見つめて伝えていく。
    「でも力って使い様だと想いませんか? 例えば先ほど振るっていたバットがスポーツ用具にも殺しの道具にもなる様に、殺す為の力も使い用によっては人を救う力と成り得る」
     例えばダークネスを灼滅するために。あるいは、ESPも活用できるかもしれない。
    「大丈夫、貴女はその力に呑まれたりなんかしない。だって、貴女は既にその衝動に抗う強さを持っているじゃないですか」
    「私達であれば、一緒にいても殺されない。1人で衝動と戦わなくてもいい。私達が共にいます」
     更なる想いを伝えるため、彦麻呂が真っ直ぐに手を伸ばす。 
     力強い笑みを浮かべながら、拳を震わせている少女に呼びかける!
    「ダークネスに負けちゃダメ! さあ、この手を、掴んで!」
    「……」
     震えながらも手を取って、固く握り合っていく。
     見守るクラリーベルは静かに頷いた後、静かな声を響かせた。
    「そろそろ抑えるのも辛かろう。胸を貸そう。今こそ、一時暴れて発散するのだ」
    「……うん!」
     従い、麻里奈が静かに手を放す。
     灼滅者たちから距離を話した後、己の姿を変えていく。
    「さて、己の心と近しい者達を守ろうとする藤島の想いを無駄にはしないぞ」
     呼応しクラリーベルは武装した。
     優雅な動きで細剣を抜き放ち、夕焼けに輝かせていく。
     走るは紅蓮、心に宿る熱が如く赤々と煌めき爆ぜていく!
    「それじゃ、先輩灼滅者の力……見せてあげます!」
     彦麻呂もまた力を解放し、大きな盾を手に取った。
     救済の思いを胸に抱き麻里奈を……六六六人衆を視線で射抜く。
    「……」
     六六六人衆からの返答はない。恐らく、麻里奈が抑えこんでくれているから。
     されど地面をこすりながらバットは持ち上がり、強く地面を叩いていく。
     響き渡る音色が街中へと消えた時、両者は駆ける。
     救うための戦いが開幕した!

    ●確かな絆を示すため
    「こういう状況だからこそ誰一人倒れることがないようにしないとだよ」
     衝動を意思で抑えこみ、抗い続けていた麻里奈。
     今、力を解放し、六六六人衆へと変貌した麻里奈。
     けれど、胸の内で眠っている、抗い続けている。その心が乱れてしまわぬよう、アイティアが変わらぬ笑顔を輝かせながら光輪を手元に引き寄せる。
     勢いのまま彦麻呂へと投げ渡し、護りの加護を施した。
     一方、リンは仲間との接触を果たした六六六人衆を静かに見据え、秘めたる殺気をぶつけていく。
    「殺気、というのは、こうやるもの、だ」
     真なる殺気に晒されてか、六六六人衆の体がバットを持ち上げたまま固まった。
     即座に炉亞が背後に周り、素早く刀を抜いていく。
    「行くよ、刻時雨」
     緋色に染まる刀身を煌めかせ、流麗な軌跡を描き出した。
     足元を深く切り裂いて、動きの自由を奪っていく。
     背後へも意識を向けた六六六人衆の前方へと回りこみ、絶奈は槍を持つ腕を捻り上げる。
    「大丈夫、すぐに済みますから」
     勢い良く突き出して、肩口を軽く削り取った。
     次も外さぬと、静かな眼差しを向けたまま退いた。
     対する六六六人衆。苦しみながらもバットを掲げ、殺気を無秩序に解き放つ。
    「力の使い方を教えてやろう」
     爾夜が反応し、前衛陣に向かって盾を掲げていく。
     守りの加護を施すと共に、僅かに削り捉えた体力を補った。
    「ふふ、大丈夫だよ。殺人鬼の相手なんて慣れっこだから」
     流れこんでくる癒しの力に身を委ね、彦麻呂は六六六人衆に、麻里奈に微笑みかけていく。
     周囲へと視線を送り問題ないと判断し、同様に天高く盾を掲げた。
    「もう一個、重ねておくよ」
     笑顔で麻里奈を見つめたまま、アイティアがクラリーベルに光輪を授けていく。
     次は己らの番だと新たな光輪を引き寄せながら、それでも視線はそらさない。
     多くの人が衝動に呑まれて抗えないのに、自分の意思で抑え込んでいた麻里奈。だからこそ苦しみ続け――一つ何かが外れれば後戻りが利かなくなりそうな危うさがあった、
     今は? と問いかければ、ないと断言できる。
     しなければならない。
     仮に危うさがあるとするならば己らの敗北のみなのだからと、今度は自分に光臨の加護を宿していく。
     絶対に助けるとの意思の下、元気な笑顔で立ち向かう。
     対する六六六人衆は相変わらず言葉も漏らさぬまま、デタラメにバットを振るっていた。
     飛び退き損ねた絶奈の肩を強打して、少なくはないダメージを与えていく。
    「殺人衝動に負けるな」
     後に残らぬよう、爾夜が絶奈を暖かな光で包み込んだ。
     アイティアと同様支えるとの想いを抱いたまま、静かな息を吐いて行く。
     殺人衝動に耐え、今なお抗い、六六六人衆の動きを鈍らせている麻里奈。救いたいとの思いが、精神をより鋭敏なものへと変えていく。動きに機敏さを与えていく。
    「善なる者に癒しの力を……」
     再びバットが鈍い音を響かせた時、爾夜がクラリーベルを光で照らした。
     二つの力に支えられ、灼滅者たちの側に大きな被害は発生せず……。

    「攻撃は、最大の、防御」
     影に支えられながら、リンは指輪をはめた腕を伸ばし魔力の弾丸を撃ちだした。
     縛めの呪詛にさらされた六六六人衆が苦しみながら睨みつけてきたけれど、意に介さず再び指輪に力を込めていく。
     視線にも、敵意に模、殺気はあれど力はなかったから。
     力もろとも抑えこんでくれているのだと確信したから。
    「撃つ、撃ちぬく、縛る」
     再び魔力の弾丸を撃ちだして、更なる縛めによって動きの自由を削いでいく。
     続く仲間の攻撃を、救い出すための道程を己のやり方で積み上げていく。
    「……」
     上手く動けぬ六六六人衆の正面に、回り込んだのはエミーリオ。
     静かに細めた瞳の奥、苦しんでいる顔の向う側にある優しく健気な笑顔を思い浮かべ。
     笑顔を取り戻すのだと、巨大な刃を振り上げた。
    「さあ、そろそろお終いだ。覚悟しな。今、救うからよ」
     大きさなど存在しないかのように振り回し、守りの力を削いでいく。
     それでも抗わんというのだろう、六六六人衆はバットを振るった。
    「させないよ!」
     絶奈が肘を強打されたと見るや、アイティアは一本の矢を生み出しつがえていく。
     僅かに動きを鈍らせた彼女へと、誤ることなく射出する。
     癒しの力によって痛みを和らげて、絶奈は拳を握りしめた。
    「私達が居る限り、麻里奈さんが闇堕ちすることはありません」
     素早く拳を連打して、六六六人衆を後方へと下がらせる。
     バランスも崩したか杖が割りにし始めたバットめがけて、炉亞が刀を振り抜いた。
    「もう、使えないね、それ」
     バットを半ばで断ち切って、威力を著しく削いでいく。
     バランスを崩し倒れた六六六人衆めがけて、エミーリオがてんたかく飛び上がった。
    「こいつで……」
    「終わり、だな」
     エミーリオが立ち上がろうとした六六六人衆を押さえつけ、クラリーベルが鞘に収めた細剣を一閃!
     ゆるやかな軌跡を刻み込み、ダークネスとしての力を完膚なきまでに削り取る。
    「……」
     クラリーベルは即座に手を伸ばし、もがくように持ち上がった麻里奈の手を掴みとった。
    「ようこそ武蔵坂へ!」
     誘いの言葉を投げかけたら、弱々しくも笑ってくれた。
     健やかなる笑顔を浮かべたまま、安らかな寝息を立て始めていく。
     後は、目覚めの時を待つだけ。灼滅者たちは周囲を見回して、片隅に置かれていたベンチを発見。爾夜が優しく抱き上げて、彼女を静かに寝かしつけた。

     暫しの後、夜を迎えつつある風にくすぐられるようにして目覚めた麻里奈。
     全てを理解したのだろう、見てもいたのだろう。即座に感謝の言葉を述べられて、灼滅者たちは笑い返す。
     ひと通り落ち着いたところで、爾夜が改めて語りかけた。
    「キミはよく耐えた。おつかれさま」
    「……うん!」
     そして、契が交わされた。
     武蔵坂学園への合流を。
     証として、彦麻呂がご飯を食べに行こうと提案する。
     先に言われてしまったなと、エミーリオが肩を竦めながらどんな店があるのかを問いかけた。
     行く先は、麻里奈が進める美味しいレストラン。意気揚々、楽しげな会話を交わしながら灼滅者たちは歩き出す。
     悲しみは未然に防がれた。
     平和を祝うかのように、月も明るく輝いている。
     きらめく星々が見守ってくれているならば……きっと、道を誤ることなく進んでいくことができるだろう。

    作者:飛翔優 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年5月2日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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