●長野県、信濃町
夜、そのキャンプ場にはかがり火が焚かれていた。
即席の台座の周囲に集うのは、象頭の人々。台座の、やはり象頭の男は彼らを睥睨し、重々しく頷いた。
「話は、以上だゾー!」
象頭の人々は一様に、台座の人物にひれ伏しながら長い鼻を高く上げる。服従する人々を前に、台座の男はゆっくりと右手を上げた。
「それでは、行くのだゾー皆の者! これはゲルマンシャーク様の思し召しであるゾー!」
その言葉を聞くや否や、象頭の人々は全てをなぎ倒しながら一直線に、いずこかへと走って行った。
●武蔵坂学園、教室
「長野県の立が鼻遺跡周辺に、ナウマンゾウ怪人が現れる!」
神崎・ヤマト(中学生エクスブレイン・dn0002)が挙げた遺跡名を知る者はそう多くなかろう。が、野尻湖畔といえば、ある程度真面目に歴史を勉強していた者にはわかるかもしれない。
「怪人とその戦闘員はその巨体で、湖岸を滅茶苦茶に荒らし回る! 湖の中には旧石器時代の貴重な遺跡も眠っており、奴らにそれらを傷つけさせるわけにはいかない!」
そもそもあんたら、自分たちのご当地の遺跡を壊していいんかい。
「怪人の配下は十人。いずれもゾウの頭を持ち、その巨体はロケットハンマーがごとき破壊力を持つ!」
それが、深夜の野尻湖の中を真っ直ぐに立が鼻遺跡に向かって進んでくる。それを迎撃し、怪人と大部分の配下を蹴散らせれば、敵はこれ以上の組織的行動はできなくなる。そうなれば目的は達成だ。
「湖に入ってから迎撃する理由は二つ! 一つは、地上で襲えば、慌てた敵がどこへ向かうかはわからないこと! もう一つは、さしもの巨体も、水の中では勢いが鈍ることだ!」
一方でエクスブレインの未来予測のある灼滅者たちは、事前にボートを用意しておくなどの対策ができる。これを使わない手はない。
「ただ……気になるのは、怪人の『ゲルマンシャーク様の思し召し』という言葉だな。もしかすると奴らは、『第二回ご当地怪人選手権』の後で行方不明となっていた、ゲルマンシャークの石像を捜しているのかもしれない!」
同様の事件の発生状況からして、それが本当に野尻湖にあるとは限らないが、もし見つけてしまった場合には必ず逃げろとヤマトは言う。ゲルマンシャークは決して戦って勝てる相手ではないが、それほど長時間活動できないはずだ。
「敵は水の中で動きが鈍っているとはいえ、自分も落ちてしまっては意味がない! お前たちなら大丈夫だろうが、決して油断はしないでくれ!」
小学生、特に低学年だと、湖底に足がつかないかもしれないからね。
参加者 | |
---|---|
ミゼ・レーレ(救憐の渇望者・d02314) |
比良坂・八津葉(死魂の炉心・d02642) |
天羽・桔平(信州の悠閑神風・d03549) |
藤堂・丞(弦操舞踏・d03660) |
水葉・楓(秋の導・d05047) |
小川・晴美(ハニーホワイト・d09777) |
志那都・達人(風日祈・d10457) |
中海・行部(赤混じりの黒・d17640) |
●野尻湖の夜
夜の湖畔に、オールが水を掻く音だけが聞こえてくる。
「さすがに全員分借りると、何より懐が痛いね……」
財布をヘッドライトで照らしながら、水葉・楓(秋の導・d05047)が嘆く。ボートの無断接収をせずに済んだのは気持ちが軽いが、彼女の財布はそれ以上に軽い。
「ところで……何で僕だけアヒルさんボートなのかなー?」
「仕方ないよ、数が足りなかったからね」
申し訳なさそうに楓が見ると天羽・桔平(信州の悠閑神風・d03549)は、はしゃぎながらボートを漕いでいた。文句言いつつ、なんかめっちゃ楽しんでませんか信州ヒーロー。
「そんな事より、早くナウマンさん達から遺跡を守りに行くゾー!」
ノリノリな桔平の足漕ぎボートは、並の手漕ぎボートよりもよっぽど速かったとか何とか。
●真夜中の開戦
「来たわね……」
山奥での修行で培った比良坂・八津葉(死魂の炉心・d02642)の感覚は、暗闇の中でも遠くからやってくる一団の気配を察していた。
「シャークならシャークらしく、深海にでも永遠に着水すればよかったのに」
次第に大きくなる、水を掻き分ける波音。遺跡とされている範囲と周辺の水深分布は、小川・晴美(ハニーホワイト・d09777)が中心となり調査済みだ。後は怪人どもが……ボートの包囲網の中、作戦開始地点まで入り込むまでじっと待つのみ。岸の灯りを反射して、八津葉の眼鏡が冷たく光る。
「何奴!?」
先頭を進んでいたゾウ人間が、行く手を阻むボートに誰何する。夜風に吹かれるままに身を委ねていたボート上の人物――志那都・達人(風日祈・d10457)は、風に帽子を抑えつつゾウ集団へと振り向いた。
「今宵は、いい夜だ……お静かに願うよ?」
「黙るのはお前の方だ人間。我々は、崇高な使命を遂行中なのだ! もしも邪魔立てするなら……!」
ゾウ人間は高々と、長い鼻を振り上げる。……が、その姿勢で止まったまま、彼は額に大粒の汗を浮かべる。
「ま、まさか!? 灼滅者……!?」
達人の周囲で、黒い何かがとぐろを巻いていた。足元から生えてくるかのように形を現していたのは、闇で編まれた一振りの剣。
動揺の広がるゾウ人間たちに、全方向から照明が浴びせかけられる。達人とは別の方向から、今や魔法少女と化した晴美が名乗りを上げる!
「地元の大事な遺跡を破壊だなんて、とんだご当地怪人ね……絶対に、許せないわ! 寒ざらしを守るご当地魔法少女ハニーホワイト、今ここに参上!」
「地元? 何を言うんだゾー……」
名乗りに応え、重厚な声が、ゾウ人間たちの中心から響く。
「ゲルマンシャーク様に忠誠を誓ったその日より、俺様のご当地は、ドイツになったのだゾー!」
ゾウ怪人……圧倒的な重量感を持つゾウ人間の中でも、ひときわ重々しい空気を纏った首魁。その狡猾そうなつぶらな瞳が……左右にぶれた。ちょっぴり、痛いところを突かれたっぽい。
「それでいいのかご当地怪人……お前のご当地愛はその程度なのかよ!」
藤堂・丞(弦操舞踏・d03660)が、思わずツッコむ。ああいるいる、こういう却下しきれないダメ主張してくる糞野郎(マンチキン)。
「お前のような恥知らずに、遺跡を荒らされてたまるか! この立が鼻遺跡は、きっと俺たちが守ってみせる!」
中海・行部(赤混じりの黒・d17640)の地元、三重県明和町にも遺跡がある。それを傷つけられることを想像すれば……本格的なダークネスとの戦いが初めてだからといって、彼は決して引くわけにはいかない!
「笑止! できるものなら、やってみるんだゾー!」
やり取りを聞いていたミゼ・レーレ(救憐の渇望者・d02314)が、赤き単眼の奥で可笑しそうに含み笑いを漏らした。
「フフッ……ゾウだけに、語尾にゾー、か。面白い……貴様等には暫し、我が力の練成に付き合って貰うぞ」
掲げられたのは、敵を見つめる瞳と同じ色の刃。大鎌から立ち昇る瘴気が天を衝いたのと、怪人が配下たちに命じたのは、まさに同時のこと!
「行くのだ皆の者! ゲルマンシャーク様のため、こやつらを残らず押し潰してやるのだゾー!」
●水上の戦い
「ナウマンボディプレスを受けてみよー!」
ざっぱーん!
配下の一人(一頭?)が行部に向けて飛びかかり、ボートの手前で大波を立てる!
……が、別に波攻撃をしたかったわけでは全くなく、単に水の抵抗を受けて、ボートまで届けるはずの突撃の勢いが落ちただけの模様。
「足りて……ないな」
距離が。あと頭も。
反撃にと冷気を纏った槍が、周囲の水を凍らせてゾウ人間に張り付かせる。
「れ、冷凍ミイラはマンモスだけで十分だゾー!?」
けれどその叫びも空しく、もう一本の冷気が楓より吹きつけ、彼を永久に氷の中に閉ざす。戦果ゼロのまま氷の彫像と化した彼を見て、ゾウ人間たちの間に戦慄が走る。
「うろたえるでない……お前たちの武器は体重のみにあらず。長い鼻は、何のためにあるんだゾー?」
怪人の叱咤に、ゾウ人間たちは正気を取り戻す。複数の長い鼻が同時に高く掲げられ……鞭のようにしなって振り下ろされる!
「こんな太い鼻を叩きつけられたら……!」
戦いの中でボートへの浸水を許せば、折角の有利が無駄になる。けれど丞は安定の悪いボートの上で、しっかりと衝撃を受け止める!
「この足元じゃ、白兵戦は困難かもしれない。けれど……これならどうだ!」
質量を持たぬ『影』が、ゾウ人間を撃つ! 無駄に表面積の広いゾウ顔に、無数の漆黒の弾丸が集中する……にもかかわらず、その痛みがゾウ人間を苛むことはない!
それもそのはず。
「久々の一発……覚悟して受けて貰おうか!」
達人のマントが、ひらりとひるがえる。それをひるがえした強い初夏の風は、音もなき刃となって同じゾウ人間を襲う! 並みの斬撃を通さぬほど硬い皮膚であっても、刃がそれ以上に鋭ければ……?
二人目のゾウ人間は、痛覚が分厚い皮膚を通って伝わるよりも早く、集中攻撃を受けて爆散した!
それでも数の上では、まだ怪人たちが上回る。
「一体いつまで、我らのパワーに耐えられるんだゾー?」
ある者は重力を、ある者は遠心力を味方につけ、怪人の配下たちはまちまちに灼滅者らに鼻を打ちつける! 心配していたボートの耐久力は……灼滅者たちが避けさえしなければ、ひとまずは大丈夫な模様。
もっとも問題は、灼滅者たちの方が耐え切れるかどうかだが。
「みんな、頑張って! この島原名物寒ざらしを食べれば、きっと元気百倍よ!」
傷ついた仲間に向けて、奏でるような声援と共に蜂蜜たっぷりの白玉団子を投げつけるハニーホワイト。力を取り戻した仲間たちが、一頭、また一頭と敵を落としてゆく!
「ニコニコ笑顔の信州ヒーロー、ポレポレ☆きっぺー、参上なのだ!」
アヒルボートでゾウ達を翻弄しつつ、きっぺーは炎の刃を振り回す。どうやら彼、自分のご当地を荒らされてちょっと不機嫌のご様子。
「ゲルシャーさんは、この先にはいないと思うけどなー」
不届き者の成敗のため、再びきっぺーの炎がゾウ人間を狙う。その炎を消さんと、鼻いっぱいに水を吸い込んだ配下の一人の頭を……八津葉は黙って鬼の手で叩き潰した。
「……まったく。湖の底を探すなら、しっかり水の中に沈んでおくことね」
八津葉が次の獲物に狙いを定める間、さらに別の一頭の鼻の先端を、鴉の嘴を模したミゼの刃が挟む!
「その膂力、その巨躯。貴様らはまさに、畏怖すべき化生と言えよう」
水を一気に吸い込んだまま、息ができずに顔を赤くするゾウ人間を、紅く輝く瞳が貫く。
「……しかし、我が敵に相応しいのは、貴様のごとき三下ではない。退いて貰うぞ!」
強靭な筋肉からなるゾウ人間の鼻を、血塗れた口嘴が、貪るがごとく捻じ切ってみせる!
突如栓が消え、勢いよく噴出する鉄色混じりの水。自らを吹き飛ばさんとするその流れの勢いに乗りながら、ミゼは大鎌を敵の首に当てると、力の限り引き切る……が。
「ぐっ……! 防水を忘れるとは……!」
水の中から顔だけを出して、冷や汗だか湖水だかわからぬものを垂らすのである。
●大空の激闘
パオーン!
配下の多くを失った怪人が、憤怒に任せて天頂に跳ぶ!
長い鼻を振り回しながら天から降ってくるその重量は、ある種、神々しいものすらも感じさせる。
「ゾウ人間、どこかで見てた気がしてたんだけど……そうだ、あれはガネーシャだ!」
あらゆる障害を司るがゆえに、逆に障害の排除をも司るようになったヒンドゥーの象頭神。行部はふと、その姿を連想したが……今はその加護が、怪人たちに味方するのではないことを祈るばかりだ。
轟音と共に、着水の衝撃が生んだ波が四方に広がってゆく。
「これは、まずいね」
自らのボートの、転覆を免れぬ運命を察し、達人ははいち早くボートを放棄する。夜空へと身を躍らせた先は……同じく舟ごと波に浚われる運命にあったはずの、彼のライドキャリバー、空我!
交錯の瞬間、空中で空我のグリップを握り締め、達人は眼下のゾウ人間たちに向けて機銃を撃ち放つ! 反撃の対空放水を足場とすると、達人は盟友と共に空を駆け、奇跡的にも一回転して着水した空我のボートへと帰還した。
「早く船首を、波の方向に!」
自らもボートを操りながらも、丞は仲間に向けて大声を張り上げる。けれど転覆の運命を刻まれた舟は、達人たちの他にもう一艘。
(「ふざけた顔して、やってくれるわね……。これなら、小回りの効くボートにしとくべきだったわ……!」)
八津葉の窮状に気付くや否や、丞はオールを握り直す。全速力のボートが支えるのは……まさに波へと差し掛かった八津葉の舟!
(「女性をずぶ濡れにさせるわけには、いかないからな!」)
何事もなかったかのように波を通り過ぎる、八津葉のボート。一方で、体当たりで彼女の旋回を助けた代償に、丞は懸命の踏ん張りも空しく波に翻弄され、さらに配下たちのダメ押しの鼻水鉄砲を受けて湖中へと……。
貴い犠牲を振り返る時間は、八津葉にはない。今はあのゾウ人間どもを、一頭でも多く仕留めること。それがきっと、彼の遺志だから……。
夜空を、彼女は駆ける。彼女がゾウ頭を踏みつける度、撃ち込まれた魔力に彼らが散る。私は彼に、応えたかしら……?
「いやー、眼福眼福」
その頃、楓が何してたかって?
遠くから、丞を吹き飛ばしたゾウさんシャワーをしっかりと目に焼き付けてましたとさ♪
「まあ……その主が、あの妙な姿の怪人なのが気色悪いけど」
ちゃぱ……。
丞がほうぼうの体で彼女のボートに這い上がって来たのに気付くと、楓は今思い出したかのように、最後の配下をスナイプしておいた。
「だって……あんまり近づいて溺れる羽目になるの、嫌だしね♪」
●ゾウよりもなお強き力
「ようやく、三下共の邪魔が失せた……始めさせて貰う」
ミゼの鎌が振るわれる度、暗黒の波動が怪人を襲う。それを避けようとすることもなく、怪人はそれを分厚い皮膚で受け止める。
「それは何だゾー? その程度の豆鉄砲、あんまり効かないんだゾー!」
「なら次は、俺のリングスラッシャー、くらいやがれ!」
黒の次は行部より、天然記念物どんど花、ノハナショウブの青紫が左右から迫る! 怪人は、やはりそんなものは気にすることなく、再び大空へと舞い上がるが……。
「いっくぜー!」
飛鳥時代より始まりし斎宮の歴史は、ゾウの体重よりも重い! それは万年の歴史を自ら踏みにじる怪人などに、どうして負けることがあろう?
「何と!? 俺様が皮膚が破れるなど、ありえないんだゾー!?」
急遽飛びかかりを断念し、代わりに鼻いっぱいの水を灼滅者に向けて吹きつけるゾウ怪人! 今度はその水流が……別の水流に、押し戻される!?
「寒ざらしにはね、綺麗で冷たい、豊かな水が必要なの」
ハニーホワイトの魂の奥底から湧き出る、島原湧水。無尽蔵たる母なる大地と比べれば、いかな巨体であろうともその容量はなきが如く。
「馬鹿な……地上最大の生物たるゾウが、ちっぽけな人間どもに遅れを取るはずがないんだゾー!?」
「確かに人間はちっぽけかもしれないけれど……地上最大は、決してゾウさんじゃないんだよね☆」
ビシッとポーズを決めながら、きっぺー、ゾウ怪人にロックオン。
その荒々しさで知られる諏訪の御柱祭に使われる巨木柱は……一本あたり、ナウマンゾウの体重の倍をも越える、実に十トン以上! もちろん柱に切り出す前は、それよりずっと重かったわけで……。
存在意義を完膚なきまでに打ちのめされた怪人に、ついに必殺技が炸裂する!
「そういうわけで、御柱ビームでさようなら~♪」
「ゲ、ゲルマンシャーク様に栄光あれ~~~!!!」
夜の野尻湖の上空に、一つの爆発音が鳴り響いた。
●ゲルマンシャーク様はいずこ?
「ご当地愛を忘れるから、こうなるのよ!」
後に残されたゾウ型の煙に向けて晴美がポーズを取る背後で、誰かが何やらごそごそと物を取り出す音がする。
「それじゃあ……やりますか」
音の主、水中眼鏡とヘッドライトを準備万端の丞が振り向いた時には、けれど既に何人かは遠ざかってゆく最中だった。
「えーと……ちょっと足がつかない場所はパス」
「ごめんなさい、私は泳ぎが達者じゃないから」
「失礼。今から少々防水の準備をしてきますので」
絶句する丞に向けて、行部が親指を立てる。
「遺跡探しなら、幾らでもお供するぜ!」
うん……それはちょっと、違うと思う。
ゲルマンシャークの石像探しは、どうやら早々に困難を向かえたようだ。
「ところでこの湖、深いところはかなり深いから頑張ってね☆」
野尻湖は水深があるせいで、水量だけ見れば諏訪湖以上、とは地元民・桔平の言。まったく怪人どもも、無茶をしようと思ったものだ。
「なら、今すぐ慌てて探さなくても、またゆっくり探せばいいさ」
達人は、この空のどこかへ向かったはずの仲間たちを想う。
実動部隊を排除した以上、湖の再調査は、皆の情報を集めてからでも遅くない。怪人たちの次の動きに向けた心の準備を欠かさぬようにしつつ、灼滅者たちはそっと、野尻湖を後にすることにした。
作者:るう |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年6月7日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 6
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