そこは火の玉を見たという林道だった。
とはいえ、そんな与太話を信じるのは面白半分で都会からやって来る若者ぐらいで地元民には存在しない。
だからこそ地元農家のお爺さんが林道の奥から、何かが燃えているような灯りを見た時は驚いた。
「ま、まさか」
どうするかと逡巡すること数秒、確か今朝方都会から2人組の若者がやって来ていた、彼らが何かしているのかもしれない。
そう結論づけた……その瞬間だった。
ひゅる!
林の奥から黒い縄が飛んできたと思うと、首に巻き付きそのまま凄い力で林の中へと引きづり込まれたのだ。
「う……ぐ……」
縄を解こうと力を込めるが、お爺さんはそのままずりずりと引っぱり込まれ――。
「な……」
そしてお爺さんは言葉を失った。
そこには黒い縄の端を手に持った大きな鬼がいたのだ。
さらに気が付けば周囲が炎に照らされたように明るかった、そしてそれは……。
「ぁぁぁぁぁ……」
「痛い……熱い……いたい……あつい……」
お爺さんと同じように黒い縄に繋がれた若い男(たぶん今朝来た2人だろう)が、炎に包まれて苦しんでいた。
そして鬼がお爺さんに繋がった縄に力を込めると、黒い縄が炎に包まれ――老人にも火がまわる。
「ぎゃあああああ!」
自身が燃やされる苦痛に、老人が悲鳴をあげる。
「みんな、鬼って知ってる?」
教室に集まった灼滅者達を見回しながら鈴懸・珠希(中学生エクスブレイン・dn0064)がみなに聞く。
鬼と言えば地獄にいるあの鬼だろうか。
「その鬼よ。たぶん眷族か何かだと思うんだけど……その鬼が現れたの」
珠希が言うにはその林道の奥、林の中に地獄の鬼が1体いるらしい。
その林は火の玉が出るという怪談で有名なスポットであり、都会からそれを聞いた学生2人がすで鬼に捕まっているとのことだ。
さらに林道を通った地元のお爺さんも鬼に捕まってしまうと言う。
「みんなが急いで向かえば、お爺さんに火がつく瞬間に到着できると思うわ」
それが敵と接触できるタイミングらしい。
「捕まっている学生2人とお爺さんなんだけど……」
正直、助ける場合はかなり覚悟がいるらしい。
学生2人はすぐに助けなければ危ないらしく、お爺さんの方も3分もすれば危険なことになる。
3人とも黒い縄に繋がれているらしいのだが、その縄が燃えているらしく縄をなんとかしない限り炎が消える事は無い。
「まぁ、縄は攻撃すれば切れると思うけど……助けたらその場から逃がさないといけないと思うし、そこに人を裂くと……」
珠希は顔を曇らせる。
「鬼は神薙使いとウロボロスブレイドに似たサイキックを使ってくるわ。あと、それらとは別に黒い縄が数人にまとめて襲いかかってくる攻撃もしてくるの、縄で攻撃されるとお爺さん達みたいに燃やされるみたいだから注意してね」
ちなみにこの鬼は、霊力やオーラが特に強いので戦う上ではそれも念頭に置いた方が良いだろう。
鬼は1体しかおらず、灼滅者8人で一斉に挑めば負けはしないだろう。
だが、そうでないならそれなりの覚悟は必要だ。
「くれぐれも油断しないでね。みんなが無事に帰ってくることを祈ってるわ」
参加者 | |
---|---|
小坂・翠里(いつかの私にサヨナラを・d00229) |
椎木・なつみ(ディフェンスに定評のある・d00285) |
紫乃崎・謡(紫鬼・d02208) |
リリシス・ディアブレリス(メイガス・d02323) |
弥堂・誘薙(万緑の芽・d04630) |
マリナ・ガーラント(兵器少女・d11401) |
柾・菊乃(同胞殺しの巫女・d12039) |
東屋・紫王(風見の獣・d12878) |
●
そこは火の玉を見たという林道の奥だった。
若い男2人がお爺さんの目の前で黒い縄を首に食い込ませながら燃えていた。
自身の首にも黒い縄が巻き付いており、お爺さんは恐る恐る縄の先を握っている巨漢を見上げる。
――鬼――。
それ以外の表現が思いつかない。
「ひぃ」
お爺さんの口から悲鳴とも呼吸ともつかぬ音が漏れ、鬼が掴む黒縄に力を込める。
「ひぎゃあああああっ!」
黒い縄を炎が伝い、若者同様お爺さんが燃え上がる。
その炎は普通の火と違いじわじわと人間を燃やして行く。
痛みも意識も残したまま罪人を苦しめるがごとく。
鬼がその様子を見てニヤリと笑う。
次の瞬間――鬼のにやけた顔がスローモーションで横殴りに歪む。
――ガッ!
見えない障壁に横合いから不意打ちで殴られ、鬼がそのまま倒れ込む。
スタッと降り立った少女、マリナ・ガーラント(兵器少女・d11401)が、お爺さん達に背を向けたまま鬼の方を向いて言う。
「く、くろなわじごく、とか言う地獄があるって聞いたことがあるおっ。そこから来た鬼さんなのかなぁ?」
その横に立ち並び、同じく鬼から視線を外さず警戒しながら答えるのは椎木・なつみ(ディフェンスに定評のある・d00285)だ。
「たぶんそれは、コクジョウって読むのだと思いますよ?」
「そ、それは知らなかったおっ!?」
なつみがマリナの言葉を優しく訂正しつつ、マリナと同じく不可視の障壁を展開するなつみ。
ほぼそれと同時、起き上がりながら鬼が放った炎の蛇が、障壁で威力を減衰させながらも少女達を燃やす。
だが、炎の蛇に巻きつかれても2人は一歩も引かなかった。
最初だけで良い、鬼を引き付けるのは自分達の役目だから……。
「さぁガーラントさん、時期外れですが鬼退治と参りましょう」
こくりと頷き、仲間達の盾となる2人が鬼へと相対する。
2人が囮になっている間に、即座に動いたのは残りの6人だった。
「蒼はなつみさん達の援護をするっす!」
相棒の白い柴犬の霊犬を鬼との戦場に向かわせつつ、小坂・翠里(いつかの私にサヨナラを・d00229)は燃えている若者の1人に取りつくと即座にその縄を断ち切る。ふと横を見れば、柾・菊乃(同胞殺しの巫女・d12039)ももう1人の若者の縄を黒死斬で切り裂いたところだった。
「こちらは斬りました。お爺さんの方は」
菊乃がお爺さんの方を振り返る。
「もう切った。大丈夫だ」
東屋・紫王(風見の獣・d12878)がお爺さんの身体に回った炎を手で払う。
黒い縄が切れたせいか、どうやらそれ以上燃えるようなことはなかった。
思わず安堵のため息がでる。
「次はボクの出番だね……風よ」
紫乃崎・謡(紫鬼・d02208)が癒しと眠りをつかさどる爽やかな風を3人の一般人へ放つ。
風で3人の火傷を少しだけ回復させつつ、ふと謡はかつて遭った羅刹の少女のこと思い出す。
噂ではあの少女は学園に助けを求めて来たらしい、変わり者のダークネスも居るものだ。
「こっちは終わり。あとは任せる」
謡は一般人を避難させる役の2人に声をかけつつ、囮役が戦っている鬼へ向き直り戦場へと向かう。
「これがどう関わってるか知らないけど……手助けになるかもしれないなら、悪くない」
謡の合図と共にお爺さんを紫王から受け取り走りだしたのは弥堂・誘薙(万緑の芽・d04630)だ。
身長差からお爺さんの足を引きずってしまっているが、明日からもっと牛乳を飲むと決意しつつ今は「すいません」と呟いておく。
「それにしても……ひどいです」
謡の風で多少治癒されたとはいえ、完全に回復したわけではない。
痛々しいお爺さんの火傷を見て誘薙が心配そうに唇をかむ。
そのすぐ後ろを警戒するように霊犬の五樹がつき従って行く。
若者2人の場所へ向ったのはリリシス・ディアブレリス(メイガス・d02323)だ。
個人的には2人を助ける意味は薄いと思いつつ、ひょいと2人を右手と左手で掴みあげる。
ミステリアスな魔術師風の外見からは想像もつかないが、これもESPの効果だ。
「さて、いったん皆に任せるわよ」
結局、なんだかんだと協調性があるのだろう。
●
「ちょ、ちょーっと、今のはきいたんだおっ!」
身体を打ち据えると共に燃やしてくる黒い縄の直撃を受けマリナが強がる。
「ダークネスでは無いとはいえ、油断できそうにないですね」
同じく身体を燃やされながらもこれ以上行かせないと立ち塞がるなつみだったが、その息は荒い。
その時、一陣の風が吹いた。
2人の身体を燃やす炎が消え、その傷すらもみるみる回復していく。
「大丈夫かい?」
いつの間にか2人の後ろには謡が立っていた。
謡だけではない、翠里、菊乃、紫王の3人も一緒だ。
鬼が新たに前に立ち塞がった4人を睨み付け。
「オオオオッ!」
鬼の雄叫びと共に戦いが再開される。
6人で戦い続け、すでに時間は数分が経過していた。
今回の鬼は一般人さえ無視して戦えば、そこまで苦戦する相手では無かった。
だが、避難に2人の手勢を裂いた今、戦力バランス的に苦戦しているのは事実。
攻撃と共に刃なる風をまとった鬼が、再び黒い縄を振りまわしてくる。
前衛の3人がたたらを踏むが、すぐに仲間達が癒しのサイキックを飛ばす。
――怖い。
翠里がそう思ってしまうのも無理はなかった。
目の前のソレは小さい頃聞かされた地獄の鬼そのものだったから。
「わうッ!」
蒼の声に我に返った翠里は、慌てて戦場へと意識を戻す。
苦しい戦いは続いている、だが仲間達は誰一人怯まず、必死に攻撃を繰り返していた。
翠里は一瞬だけ目を瞑り……開く。
もう怖さは無くなっていた。
「炎で燃やすなんて地獄の鬼らしい行動っすけど、やっぱり惨いっす」
翠里が支援射撃とばかりに銃弾を撃ち放ち、その言葉に乗り、また弾の雨に追随して赤い着物がひるがえった。
「そうだね。こんなこと……この世で行わせる道理は無いよね」
紫王が弾丸と共に突っ込み、鬼の懐に潜り込むと同時に人差し指と中指で挟んでいた護符が炎に包まれる。
轟ッ!
紫王の放った灼滅の炎が鬼を襲う。
ぐらりと仰け反る地獄の鬼……だが、ぐわっと体勢を元に戻すと共に両手の平から炎の鎖が飛び出す。
それはまるで蛇のように宙を駆け――。
「うぐ……!?」
炎の蛇がマリナの腹を貫いていた。
思わず武器を取りこぼしそうになるが、魂の力が再び掴み直す。
なつみは攻撃役の菊乃を庇っており、そして人数的に回復が追いついていないのが問題だった。
ぬっ――マリナに影が落ちる。
見上げれば、そこには黒い縄を掴んだ鬼がトドメとばかりに仁王立ちしていた。
●
トドメだと黒い縄を持つ腕を鬼が振りかぶる。
マリナが抵抗しようとした瞬間、その脇をトップスピードですり抜けた何かが、鬼の首元へと食らいつく。
「ォグアッ!?」
鬼が強引に腕で首元に噛みついているソレを――霊犬の五樹を撃ち払う。
ぎりぎりで飛び退った五樹と変わるように、鬼の顔面へ漆黒の弾丸が打ち込まれる。
2歩、3歩……とよろめく鬼。
ザッと現れるは誘薙とリリシスの2人だった。
「ふぅん……鬼、ね。日本古来より伝えられる恐怖の対象とやらだったかしら?」
鬼を観察しつつもリリシスの指は宙空に魔法陣を描き、その発動と共に前衛3人の身体がキラキラと回復していく。
「さぁ戦いましょうか。あの鬼がどんな技を見せてくれるか、楽しみね」
リリシスの余裕の微笑みと共に鬼が大地を蹴って突っ込んでくる。
――ガッ!
なつみとマリナが不可視の盾を構えたまま真正面から鬼にぶつかる。
鬼の足が大事にめり込み、ぎりぎりで2人に押し留められる。
「8人揃いました、ね」
「おっ、抑え役はお任せ、なんだおっ」
息を吹き返したように連携を始める灼滅者達。
「まずは立て直すっす!」
翠里がクラブのスートを具現化させつつ体力の回復をはかる。
紫王も翠里の意図を察して、即座に防御符を飛ばし、五樹と蒼の2匹も主人に習って仲間達へ回復のサイキックを飛ばす。
8人の構成は攻撃より護りに秀でたポジショニングだった。
全員揃った状態でなら、立て直しは思った以上に早い。
鬼も勢いではどうにもならないと感じたか、距離を取った灼滅者に深追いはせずに佇むと、ジロリと8人を見回している。
「鬼、何故サイキックエナジーを集める。其れは誰の意志だ」
不意に発せられた問いは謡からだった。
学園で聞いた同型眷属の大量発生……謡はおそらく、これらに何らかの関係性があると考えていた。
「オオオオオッ!」
返事は鬼の咆哮だった。
「ま、戯れに聞いただけさ」
答えが無いのは予想していた通り、鬼は咆哮の終わりと共にその姿を消した。
いや、頭上!
鬼が跳躍して灼滅者のど真ん中へ降りてこようとしているのだ。
慌てて盾役の2人が落下地点に向かうが、それより早く鬼の巨大な手が灼滅者へと振り下ろされる。
「私……ですか」
目前に迫る拳を見つめたまま菊乃が呟く。
この鬼の一撃は何度となく回避して来た……だが、さすがに全てを避け続けるのは無理だった。
巨大な鉄棒で殴り飛ばされるような衝撃が全身を襲い、林の木を数本ぶち折りながら吹き飛ばされる。
菊乃の中で小さい頃の想い出が蘇る。
だが、すぐにその絵は血と闇の暗い色で塗り潰され……。
バキベキバキ……影が周囲の折れた木々を貪り食うと共に、ゆらりと菊乃が立ちあがる。
「私個人に羅刹という種に対する敵愾心はありません」
私の片親も羅刹ですから……そう心の中で呟き目を開く。
そこにあるのは母から受け継いだ遺志、そして灼滅者としての意志。
「貴方は眷属で、そして罪なき人を悪戯に苦しめる紛う事なき『鬼』……ならば私は貴方を祓い、滅します」
父様、母様、力を貸してください!
魂が肉体を凌駕する。
●
ただ鬼を退治するだけなら、すでに決着はついていただろう。
ここからの戦いは、灼滅者としての意地と覚悟を駆けたロスタイムだった。
最前線で自身の傷を顧みずに神木刀の丸太を振りまわして戦う菊乃の背後から、翠里が鬼の足元へと滑り込む。
「その風の刃は、はがさせてもらうっす!」
翠里が超至近距離から攻撃し、鬼がまとうエンチャントを吹き飛ばす。
力を剥がされた鬼がジロリと翠里をにらみ付けるが――。
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ、なんだおっ!?」
マリナが目の前で手を叩きながら挑発してくるのを見るや、怒号の叫びと共に黒い縄が現れ前衛3人をまとめて薙ぎ払う。
鈍重な衝撃と共に全身を燃やす地獄の業火が3人を襲う。
マリナが倒れ、また菊乃もがくりと膝を付いた。
足元の影、貪欲ナル喰手も霧散する。
唯一、なつみが倒れなかったのは、1人で攻撃を受けようとせずバランスを見て戦っていたからだろう。
視界の端でリリシスの魔法陣が再び展開するのを確認すると、なつみは後ろに声をかける。
「回復は良いです、攻撃を」
「どうして」
リリシスと同じく回復を行おうとしていた謡が聞こうとして、はっと察する。
リリシスも気が付き回復用の詠唱を止めた。
「……これ以上は、限界ですから」
マリナや菊乃ほどではなかったが、なつみも殺傷ダメージをずいぶんと累積してしまっている。これ以上回復しても意味は無いだろう。
「ここは、正念場です」
なつみがフッと息を抜くとサイキックソードを構えて鬼の顔目がけて跳躍、寸前でソードの形状を崩して鬼の目にフラッシュが焼きつく。
「アアアアアッ!?」
なつみが大地に着地する瞬間、鬼の手がなつみの腕を掴み地面へと叩きつける。
くぐもった悲鳴が響くが、灼滅者達に迷いは無い。
次々と打ち込まれる灼滅者達の攻撃、回復役の謡も皆と同時に彗星のごとく強烈な一射を撃ち抜く……が、鬼はまだ倒れない。
「眷属とは……違うのか?」
眷属とは思えない強さに、謡が僅かに感情をゆらがせる。
「いいえ、効いていないわけじゃないわ」
見ればグラリとよろけると、鬼がずんと片膝を付く。
鬼も後が無いのに気が付いたのだろう、立ち上がることすらせずその手に黒い縄を出現させ、力任せに振り抜く。地面と平行に縄がしなり、狙われたのは……中衛。
攻撃のために少し前に出ていた蒼が縄に弾かれ、誘薙の五樹が翠里を庇う。
そしてもう1人の中衛、紫王は――。
「場違いな鬼にはあの世へ帰ってもらおう」
黒い縄に殴られ、地獄の炎に焼かれながらも、その足は大地を踏みしめながら一歩一歩鬼へと近づく。
威嚇のつもりか大きく吠える鬼、だが立ち上がらない所を見ると限界なのだろう。
炎は紫王の羽織った赤い着物を真紅に染め、それでも手にした札が異色の炎を灯す。
鬼の前へとやってきた紫王は、その札で鬼を灼滅した。
「地獄の業火に比べて、灼滅の炎も悪くないだろう」
避難させていた一般人の無事を確認した灼滅者は、救急車を呼びあとは任せることにする。
噂の林道を背に帰路につく灼滅者達、傷ついた数名を背負った者もいる。
「それにしても……ダークネスに近い力を持っていたような……」
連続する鬼の事件、よくある噂から発生する都市伝説とは違う明確な凶悪さ。
誘薙が呟いた言葉は、他の数人も懸念していたことだった。
しかし、今はまだ結論は見えない。
ただ、一つだけ言えることがある。
彼ら8人はただ敵を倒すだけではなく、リスクを負ってまで人々を救った。
その信念があるのなら、きっと……――。
作者:相原あきと |
重傷:マリナ・ガーラント(兵器少女・d11401) 柾・菊乃(鬼薊姫命・d12039) 死亡:なし 闇堕ち:なし |
|
種類:
公開:2013年6月24日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
|
||
得票:格好よかった 10/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 1
|
||
あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
|
||
シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
|