きび団子売りの少女

    作者:雪神あゆた

     岡山県のある山のふもと。
     少女は手押し車を押して歩いていた。手押し車には大量の箱。
     少女は肩に「岡山名物きび団子」とかかれたノボリを担いでいた。
    「おいしい、おいしい団子―、きび団子。きび団子はいかがー」
     人がほとんど通らない田舎道に少女の声が響いていた。
     やがて、観光客二人が、少女の前方から歩いてくる。
    「へえ、きび団子を売ってるんだ?」
    「きび団子? ださいしー、いなかくさそうー」
     観光客は少女を見ながら、失笑する。
     途端、
    「なんてこと言うんですかっ! ふざけないでくださいっ」
     売り子の少女が目を見開き、血走った眼で相手を睨む。どなりつける。
    「きびや米を作ってる、農家の方々にわびなさい、職人さんの前でひざまづけえっ!
     おわびとして、一日三食ぜんぶ、きび団子で生活しろおおっ。
     団子を、団子に、団子でっ、き・び・だんごおおおおおっ!」
     少女は、手押し車の中の箱を掴んだ。箱を開き、団子を投げつける。
     団子はすべて観光客らの口の中に。
    「もごもごっ!?」
     観光客は大慌てで、逃げ出していった。
    「団子を、きび団子を馬鹿にする人は許せないっ。私頑張るっ、団子の為にっ! だぁんご・ラブッ!」
     
     五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は灼滅者たちに、説明を開始する。
    「一般人が闇落ちしてご当地怪人の一体、『きび団子怪人ラブダンゴ』になるという事態がおこりました。
     普通なら、闇落ちしたダークネスは、すぐにダークネスとしての意識を持ち、人の心は消えるのです。
     が、彼女、ラブダンゴさんは、人としての意識を遺しており、ダークネスの力を持ちながらも、ダークネスになりきっていません」
     ラブダンゴは、岡山名物・きび団子を心から愛する一人の少女。
     団子を愛するあまり、きび団子を食べない人間や団子を馬鹿にする人間を、怒鳴りつけたり、あげくに、無理やりきび団子を食べさせたりしている。
     今のままでも、相当に迷惑。また、彼女が完全にダークネスになれば、さらなる被害が予想される。
    「闇落ちした彼女を救うには、彼女と戦いKOする必要があります。
     現地に赴き、ラブダンゴさんと戦っていただけないでしょうか?
     もし、ラブダンゴさんが、灼滅者の素質を持つなら、闇堕ちから救い出し、学園へ連れ帰ってください。
     でも、完全なダークネスになってしまうようなら……その前に灼滅をお願いします」
     
     ラブダンゴは、岡山名物・きび団子を心から愛する一人の少女。
     団子を愛するあまり、きび団子を食べない人間や団子を馬鹿にする人間を、怒鳴りつけたり、あげくに、無理やりきび団子を食べさせたりしている。
     今のままでも、相当に迷惑。また、彼女が完全にダークネスになれば、さらなる被害が予想される。
    「闇落ちした彼女を救うには、彼女と戦いKOする必要があります。
     現地に赴き、ラブダンゴさんと戦っていただけないでしょうか?
     もし、ラブダンゴさんが、灼滅者の素質を持つなら、闇堕ちから救い出し、学園へ連れ帰ってください。
     でも、完全なダークネスになってしまうようなら……その前に灼滅をお願いします」
     
     ラブダンゴは、とある山のふもとの道で、手押し車で団子の販売をしている。
     姫子は地図を取り出し、一点を指差す。
    「彼女に遭遇するなら、ここで待ち伏せて下さい。
     ラブダンゴさんにどのように接触するかは、皆さんにお任せします」
     ラブダンゴは幾つかの攻撃を使い分ける。
     小さなつまようじを何本も敵に投げる、ご当地ビーム。
     巨大なつまようじを妖の槍のように振り回す、旋風輪。
     超巨大なきび団子を空中に生み出し、相手を押し潰す、ご当地ダイナミック。
     他の技は使わないようだが、使う技はいずれも強力。
     ダークネスだけあり、戦闘力はかなり高い。灼滅者10人に匹敵するほどの強さ。
    「でも。彼女に話しかけ、人としての心に呼びかける事によって、彼女は戸惑い、弱体化するでしょう。
     熱い叫びや、あるいは冷静な助言を、彼女にかけてみるのもいいかもしれません」
     戦場となる場所は、山のふもとの道。十分に広く、戦闘に支障はない。また人気がなく、ラブダンゴとの接触中に一般人が来ることもないだろう。
     
    「きび団子怪人らぶだんご……こういうと、のほほんとした感じがしますが、ダークネスの力を持っています。十二分に注意し、対処してください」
     姫子は頭をさげ、皆を見送った。


    参加者
    古閑・合歓(小動物的破壊魔・d00300)
    礫隠・破(あいらぶえむ・d01258)
    渡・ガザ美(ギャルキャンサー・d02764)
    桃野・実(瀬戸の水兵・d03786)
    青海・竜生(死神バスター・d03968)
    識守・理央(魔女殺しの剣と魔女の弟子・d04029)
    天瀬・一子(Panta rhei・d04508)
    葵・緑(星空ヘルメット・d05359)

    ■リプレイ

    ●きび団子のお味
    「団子ー、団子ー、きび団子ー」
     山のふもとに、のびやかな声が響く。少女の声に混じって聞こえてくるのは、車輪の音。舗装されてない道の上でぎこちなく回転している。
     手押し車を押した少女が、道を歩いているのだ。少女の肩には『岡山名物きび団子』のノボリ。きび団子を売り歩く彼女は、闇堕ちした一般人『ラブダンゴ』。
     灼滅者八人は、少女の歩く先にいた。八人は、少女へ近づいていく。
     八人の一人、桃野・実(瀬戸の水兵・d03786)の霊犬クロ助が、手押し車に顔を寄せた。きび団子の箱の前で鼻をくんくんと鳴らし、興味深げ。実も少女に声をかける。
    「きび団子か……一箱買って、ここで食ってもかまわないか?」
    「まぁ、有り難うございます! どうぞー」
     実はきび団子の箱を開いた。中には、直径三センチほどで薄い黄色をした団子。団子に楊枝を刺し、咀嚼。
     他の数人もダンゴを購入し、食べ始める。青海・竜生(死神バスター・d03968)も団子を口に入れた。
     歯や舌に伝わってくる団子の柔らかさ。甘味は控えめ。そこに微かにきびの風味が混じり、上品な味わいを作りだす。
     竜生は自分の分を食べ終え、手を合わせた。
    「御馳走様でした。流石、昔話に出てくるきび団子。美味しかったなあ」
     彼の言葉に合わせ、少年が少女の前に出た。少年は陣羽織に鉢巻き姿、あの昔話の主人公そっくりの格好をしている。
     少年は、コスプレした識守・理央(魔女殺しの剣と魔女の弟子・d04029)。理央は、きび団子を二つほど食べ、一言。
    「確かに美味しい……けど冷たい味。売り手のまごころのない味だ」
     それを聞き、団子を食べていなかった黒髪の少女、礫隠・破(あいらぶえむ・d01258)が大げさに肩をすくめた。
    「んー、そんな味なら、私もいらないですの。きび団子って食べたことないですし」
     悪口をいいながらも、破の目は鋭く相手を観察していた。
     天瀬・一子(Panta rhei・d04508)はきび団子ではなく、串に刺さったみたらし団子を持っている。
    「やっぱり団子はみたらしだよね、甘辛いタレが最高♪ きび団子は粉っぽそー♪」
     きび団子売りの少女にみせつけるよう、大口を開け、みたらしをぱくん。
     少女は理央や破、一子の挑発に顔を真っ赤に染めた。怒っている。
    「冷たい味とか、いらないとか、粉っぽいとか!! なんてことをっ! 許せないっ!」
     渡・ガザ美(ギャルキャンサー・d02764)は、少女の言葉に、おもわず、首を縦に。岡山っ子のガザ美にも、きび団子の悪口はたとえ演技と分かっていても、辛いものだったらしい。
     ガザ美の瞳の先で、少女は箱を開ける。中の団子を掴んで投げた。灼滅者たちの口の中に飛んでいくきび団子。
     団子の一つは、葵・緑(星空ヘルメット・d05359)の口の中に。
     緑は団子をかみしめて味わった後、遠慮がちな口調で言う。
    「思うとったより、うまいわぁ……でも、こんな風に無理やり食わせても、何も美味しくならへんよ? 食う方も食わす方も、皆、笑ってな、ええ食卓にならへん……」
     緑の言に、少女は数秒口ごもった後。
    「だ、だって、それは、きび団子を馬鹿にする人がいるからっ、だから私が頑張らないと、団子の為に、でないと団子があ……あああっ!!」
     少女は腕を振り回す。手にはいつの間にか、巨大化した楊枝が握られていた。
     古閑・合歓(小動物的破壊魔・d00300)は長大なガトリング砲を軽々と操り、銃口を少女へ向ける。
    「戦いの時間ですね」
     楊枝の槍を振り回す少女へ、黒いオーラを放射。
    「わんこ、畳み掛けて欲しいのです!」
     合歓の声に応じ霊犬わんこが六文銭を投げつける!
     一人と一匹の攻撃が、開戦を告げる鐘となった。

    ●ラブダンゴ!
    「団子の為に、団子を、団子が、団子は……だあんごおっ・ラブッ!」
     少女、怪人ラブダンゴは楊枝の槍を振り回す
     槍が、前列の破の腕に刺さり、ガザ美と実の上半身を打つ。
     だが、破は防御力と、自らの精神力で攻撃を耐える。破は痛がらず、むしろうっとりと息を吐いた。
    「はぁん。……礫隠流忍術・忍耐の術ですの! 素敵な攻撃のお礼に、いい子いい子してあげますの」
     弾んだ声と荒い息を出しながら、破はラブダンゴに迫り――鬼神変! ラブダンゴの頭部に手刀を落とす。
     数分後。後衛の緑は、フルフェイスのヘルメット越しに戦況を観察していた。
     ラブダンゴは爪楊枝の槍による旋風輪を主体に攻撃し、灼滅者たちの中衛や前衛を大きく傷つけている。
     そして、今、ラブダンゴは、片手を中空に突き出した。
    「きび団子おおおおおっ、私に力をおおおおおっ!」
     空中に発生した巨大なきび団子が、前衛のガザ美を押し潰す。
     潰されて呻くガザ美。追撃の構えをとるラブダンゴ。
    「流れ星、撃つんだ!」
     緑の命に応じ、流れ星が機銃掃射で敵を牽制。
     緑自身は、光輪を持った手から、一筋の光線をガザ美へ飛ばす。ガザ美を回復させる
     さらに合歓のわんこも浄霊眼を施した。
     合歓は前進。
    「ふふ、きび団子なんて半分以上もち米……きびすら入っていないものもあるとか。それでいてきび団子を名乗るなんて、笑止なのです!」
     相手をビシッと指差し、相手を挑発。敵の気をひく。

     仲間達の支援のおかげで、ガザ美は巨大団子から抜け出すことができた。
     ガサ美は、先ほどと同じ技を使おうとしていた、ラブダンゴに近づく。正面から彼女を見つめた。
    「おえんで。きび団子でそんなことしたらおえん……!」
     方言混じりの言の葉には、地元ときび団子への愛が溢れていた。
     ラブダンゴはガザ美に反論できず、気圧されたように一歩後退。
     理央と実も彼女に語りかける。
    「昔話のお婆さんが主人公に渡したように、きび団子は相手へのまごころをこめて渡すもの! 団子を暴力の道具に使うあなたに、まごころはあるのですか!」
    「きび団子の魅力は、柔らかさ、ブドウの実みたいな小ささ、上品さ……そんな魔改造したあげく地面に叩きつけて……それが団子好きのやることか! ふざけんじゃねえぞ!」
     目を覚まして欲しい、と想いをこめて訴える理央。実は、怒りをあらわに言葉を叩きつける。
     竜生は二人とは対照的に、柔らかい言葉で諭す。
    「バカにされたらムカつくと思う。けど、きび団子で怪我をさせたら、みんなきび団子を嫌うかもしれない。それってすごく悲しいことだと思うんだ」
     迫力はないが、真摯な言葉。ラブダンゴはさらに一歩二歩下がった。
    「で、でも、きび団子をばかにする人がいる限り、私は闘わなくちゃっ。ほら、あの子もさっき、きび団子を馬鹿にして……」
     言い訳めいたことを口にしつつ、ラブダンゴは視線を一子へと移した。
     一子は……戦闘中なのに、器用にきび団子をたべていた。
    「きび団子っておいしー♪ なにこのほんのり甘さ! この味は岡山産きび粉のおかげなの?」
     ほっぺをおさえ、団子を次から次に平らげていく一子。
    「あ……あれ? きび団子の悪口を言われたから私怒って……でも、あの子、美味しいって……あれあれ?」
     ラブダンゴは、目に見えて混乱している。戦闘開始時の力強さは、もうない。
     灼滅者たちは再び動きだす。好機をつかみ、きび団子売りの少女を救うため。

    ●激戦を制せ
     迷いが生じ、全力が出せなくなったラブダンゴ。それでもラブダンゴは弱くはない。灼滅者達と一進一退の攻防が続く。
    「とにかくとにかくっ、一日三食きび団子にしなさいっ、いいえ、一日三十食きび団子! 朝起きたら団子で夜ねるときも、だんごなのおおっ」
     喚きながら、ラブダンゴは爪楊枝を投擲する。楊枝が竜生に突き刺さった。
     緑はすかさず、リングシールドで竜生を治療。
     同時に流れ星にキャリバー突撃を実行させる。ラブダンゴは横に飛びのき避けたもの、姿勢を崩した。
    「今だ! 青海、古閑、行けるか?!」
    「まかせてっ!」
    「了解しましたのです」
     緑の言葉に小さく頷く、竜生と合歓。
     竜生はラブダンゴの脇をすり抜け、背後を取った。そして、ティアーズリッパー!
     ラブダンゴの衣服が裂ける音。その直後――合歓のガトリング砲が火を吹いた。合歓は大量の弾丸で少女を狙い撃つ。さらに、わんこも六文銭で主に加勢。
     二人と一匹が与えたダメージは甚大。よろめくラブダンゴ。
     ラブダンゴはすぐさま反撃しようとするが、
     一子が彼女に言葉を投げかける。
    「きび団子はモチモチ感がいいよね♪」
     一瞬、ほんの一瞬だけ、ラブダンゴの動きが鈍った。一子はその一瞬を逃さず、魔力を解放。雷をラブダンゴの頭に落とす。
     戦いは徐々に灼滅者有利に傾きつつある。

     ラブダンゴのダメージは徐々に大きくなっていく。だが、彼女はなお逆転の一撃を狙う。
    「た、たすけて、きびだんごおっ、悪い人達に団子の力を」
     巨大なキビダンゴを召喚しようとするが――
    「動きが鈍いですよ、あなただって本当は分かってる筈だ。目を覚まして下さい……今ならまだ、間に合う!」
    「嫌だって言っても、覚まさせてやる! 無理やりにでもなっ!!」
     理央は彼女の技よりも早く、拳を突き出した。慈悲のある一撃は、ラブダンゴの顎を打ち抜き、脳を揺さぶる。
     同時に実は、高く高く跳び上がる。そして瀬戸内の波の荒々しさを宿した、必殺の蹴り! ラブダンゴの後頭部を激しく打つ。クロ助も口にくわえた斬魔刀で敵の足を負傷させた。
     ラブダンゴは体勢を立て直そうとするが、ガザ美はそんな余裕を与えまいと跳躍。
    「OH!!!!!」
     掛け声の直後、足裏をラブダンゴの鳩尾にめり込ませた。
    「がああああああああああっ」
     絶叫するラブダンゴ。楊枝の槍をでたらめに振り回す。必死の攻撃。実とガザ美は槍に打たれる。槍に弾かれ、宙を舞う二人の体。
     だが、破は槍を掻い潜って、ラブダンゴの懐に飛び込んだ。
    「おしまいですの」
     体を回転させ――スパイラルジェイド!
     体当たりはラブダンゴの体に直撃。
     ラブダンゴがゆっくりと倒れ――そして、目を閉じた。

    ●差し伸べる手
     しばらくして。ラブダンゴだった少女は、目を開ける。瞳には、狂気は感じられない。少女には、灼滅者の素質があったらしい。
    「今度は大きなきび団子を落とすんじゃなくて、味でお客さんのほっぺたを落とすんですの。それがきっと『きび団子が好き』ってことですの」
     破が少女を助け起こしながらいうと、少女は顔を赤らめた。ごめんなさい、頭を下げる。
     そんな彼女に近づいたのは、一子。
    「きび団子の通販ってやってる?! ボク、一年間契約を申し込むよっ!」
     と勢い込んで尋ねる。
     目を白黒させている少女に、一子は片目を瞑ってみせた。『あんじょう、きばらなあかんよ』と想いを伝えようとしているのか。
     実と竜生は、少女の手押し車に載せてあったきび団子の箱を確認していた。
     どうやら、きび団子はほとんど無事だったようだ。
    「なぁ、いくつか買っていいか? 知り合いの土産にしたいんだ」
    「僕も部活のみんなに買っていきたいな」
     申し出る実と竜生。
    「私も食べてみたいのですよ」
     と、合歓も手をあげた。
    「は、はい……ありがとうございます」
     少女は「買いたい」「食べたい」と言ってくれた四人に頭を何度も下げる。
     そんな少女の前に、理央が立った。自分がつけていた、昔話の主人公の鉢巻き、それを手渡して言う。
    「きび団子をそれほど強く想う君になら、資格はあるはず。……僕達は迎えに来たんです。一緒にいきましょう? ヒーローになるために」
     理央は、灼滅者や学園のことを説明する。
    「わ、私がヒーロー? で、でも……」
     躊躇をみせる少女。不安がっている。
     彼女の肩をガザ美がポンと叩く。
    「ガザ美ちゃんがおるけぇ、大丈夫じゃ。……なぁ、きび団子もっと広めに行かん? それから世界も守りに」
     難しく考える事はない、と緑はヘルメットの中で微笑んだ。
    「まずは、岡山観光でもしていかないか? よければ、案内を頼めるかな? 君のような地元民がいると心強い」
     優しい口調で頼む緑。
     皆の言葉に、少女の表情にあった不安が、すこしずつ薄らいでいく。
     やがて、少女は頷いた。
    「岡山にはきび団子以外にも素敵なものや場所があるんです。お礼に是非案内させて下さい。……皆さんのことも、もっとお聞きしたいです」
     少女はぎこちなく、けれど確かに、笑ってみせた。

    作者:雪神あゆた 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2012年9月9日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 19/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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