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硫黄の臭いがたちこめる遊歩道を、看板を頼りに歩く。
男の目的は、この先にあるという天然の足湯だった。周囲の温泉水が、川に流れ込んでいるのだという。
道なりに進むうち、少し霧が出てきたようだ。出発した時は、晴れていた筈なのに。
訳の分からない不安が、胸中で蛇の如く鎌首をもたげる。背筋に、冷たいものが走った。
大丈夫。この道を歩いているのは自分だけじゃない。
前にも、後ろにも、他の人がいるじゃないか――。
刹那、前方で悲鳴が上がる。
常に鼻を刺激する硫黄臭に、何か別の生臭い香りが混ざったように思えた。
立ち止まり、身構える男の視界に映る赤。
霧の中から姿を現したのは、大きな金棒を持ち、頭に一本角を生やした赤い肌の巨漢だった。
――鬼……?
昔話から抜け出したようなその姿に、男は思わず目を奪われる。
血濡れた金棒が振り下ろされた時、彼は声を上げる暇もなく絶命していた。
●
「最近、あちこちで鬼が暴れる事件が起こってるのは知ってるかな」
教室に全員が揃った後、伊縫・功紀(小学生エクスブレイン・dn0051)はそう言って話を切り出した。
「……鬼って、桃太郎とかに出てくるあの鬼だよな」
「そう。正確には、『鬼みたいな眷属』だけどね」
陽崎・千哉(中学生神薙使い・dn0092)の言葉に頷きを返し、功紀は詳しい説明に移る。
「鬼が出てくるのは、山の中にある遊歩道。そこそこ人通りがあるところだけど……時間と場所は特定できてるから、なるべく巻き込まれる人が出ないようにしてあげて」
道に霧が漂い始めたら、鬼が姿を現す前兆だ。その影響もあって、足元は少し滑りやすいかもしれない。
「鬼は金棒を持っていて、見た目通りのパワーファイターだね。敵は1体だけだけど、ダークネスに近い実力があるから気をつけて」
黒板に鬼の攻撃手段を書きながら、灼滅者に念を押す功紀。
鬼のポジションはクラッシャーであるらしいので、その攻撃力に突き崩されないための対策は必要だろう。
一通り説明を終えた後、功紀は全員を振り返る。
「この先には、温泉が流れ込んでる川があるんだって。無料で足湯が楽しめるみたいだから、鬼をやっつけた後に行ってみるのもいいんじゃないかな」
それを聞き、千哉が笑った。
「――話はわかった。いっちょ、鬼退治としゃれこもうぜ?」
参加者 | |
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東雲・軍(まっさらな空・d01182) |
紫乃崎・謡(紫鬼・d02208) |
苑田・歌菜(人生芸無・d02293) |
長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536) |
殺雨・音音(Love Beat!・d02611) |
聖・ヤマメ(とおせんぼ・d02936) |
織元・麗音(ピンクローズ・d05636) |
御印・裏ツ花(望郷・d16914) |
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強い硫黄臭が、灼滅者たちの鼻腔を刺激した。
山道を急ぐうち、うっすらと霧が漂い始める。これは敵が現れる前兆なのだと、エクスブレインは言っていた。金棒を持ち、頭から角を生やした赤鬼――ダークネスの眷属が。
「霧の中から現れる鬼って、いかにもじゃない?」
苑田・歌菜(人生芸無・d02293)の言葉に、紫乃崎・謡(紫鬼・d02208)が黙って頷きを返す。
その鬼と、自分達はこれから戦おうとしているのだ。場の雰囲気も相まって、お伽噺の世界に迷い込んだような気分になる。
「恐い思い少なく倒せますよ~に……!」
祈るように手を合わせる殺雨・音音(Love Beat!・d02611)の後方で、長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536)がふと足元の地面を見下ろした。
湿気もあって少し滑りやすいが、山歩きにも対応できる靴を履いているおかげでさほど影響は無い。彼の前を行く仲間達も、足取りは安定していた。主力となるメンバーは全員が対策を徹底していることだし、これなら戦闘中に転ぶ心配はないだろう。
やがて、灼滅者たちは事前に指定されていたポイントに辿り着く。小走りに追いついてきた学生の集団を認めて、先を歩いていた何人かが驚いて振り返った。
可愛らしい登山靴の底で地を踏みしめ、聖・ヤマメ(とおせんぼ・d02936)が音を遮断する。ほぼ同時、東雲・軍(まっさらな空・d01182)が全身から殺気を放った。
一般人たちが怯んだ瞬間、サポートに駆けつけたメンバーが前に出て誘導を始める。鬼が出現するとされる時間まであと僅か、それまでに彼らを戦場から遠ざけねばならない。
「音音さま、お手伝いいたしますねい!」
「ありがと~♪」
ひらひらと手を振る護宮・サクラコに、音音が笑って手を振り返す。焦って奥に進もうとする一人の前に、陽崎・千哉(高校生神薙使い・dn0092)が立ち塞がった。
「はいはい、お帰りはあっち」
その傍らには、足を滑らせた年配の女性に手を貸す勾月・静樹の姿。避難がスムーズに行われる様子を眺めて、御印・裏ツ花(望郷・d16914)が口を開いた。
「眠らせる必要はなさそうですわね」
遊歩道の入口近くでは、外法院・ウツロギらがESPを用いて一般人の立ち入りを防ぐ手筈になっている。この場にいる数人さえ何とかしてしまえば、誰も巻き込まれることはない。
「――来たわよ」
周囲の警戒にあたっていた歌菜が、敵の気配を察知して全員に注意を促す。
霧の中から姿を現したのは、真っ赤な肌をした一本角の巨漢。丸太のような腕で金棒を軽々と担ぎ上げるその偉容は、まさに『鬼』だ。
口元に笑みを湛えた織元・麗音(ピンクローズ・d05636)が、龍砕斧を構えて間合いを詰める。
既に離れつつある一般人たちには、目もくれない。今の彼女にとっては戦いが全てであり、それ以外は些事に過ぎなかった。愉しみの邪魔にさえならなければ、生きようが死のうが知ったことではない。
麗音に続いて前進した謡が、一般人を誘導するメンバーを肩越しに振り返る。
「此方は抑えておく。彼らを頼むよ」
灼滅者が陣形を整えた瞬間、赤鬼の咆哮が空気を震わせた。
●
凄まじい衝撃が、ヤマメの小柄な身体を襲う。
金棒で打たれた傷口から血が溢れ出し、彼女の肩をたちまち紅く染めた。
「さすがに強力ですの」
呟きながらも、ヤマメは怯むことなくウロボロスブレイドを振るう。彼女が鞭の如き刀身を操って自らの守りを固めた直後、麗音が大胆に仕掛けた。
「さあ、一緒に愉しみましょう……?」
長い髪を宙に舞わせ、龍翼の斬撃で鬼の脇腹を切り裂く。WOKシールドを展開した麗羽が、強かに追撃を叩き込んだ。
元より赤かった鬼の顔が、俄かに狂熱を帯びる。激昂した敵を前に、軍は淡々と口を開いた。
「教科書に載ってた赤鬼は心優しい鬼だったけど、こちらさんは随分ステレオタイプのようで」
――まあ、ある意味では期待を裏切らない反応と言えるだろうか。
肉迫すると同時に『群小蝶』を繰り出し、螺旋の刺突で巨躯を穿つ。白い肌の至る所に包帯を巻きつけた謡が、その隙間から覗く紫の双眸で鬼を見詰めた。
「何処かでは、源泉を回ることを地獄巡りというらしいけれど――鬼現る此処は、余程地獄らしいのかな」
乳白色の霧と硫黄の臭いに満ちた戦場を視界に映し、鉄製の六尺棒を構える。
「……何にせよ、招かれざる客には退場願おう」
刹那、轟く雷鳴。頭上から飛来せし稲妻が、鬼の全身を貫いた。
その隙に、歌菜が光輪の盾を軍に届ける。
「悪いことする鬼の退治……昔話じゃないけど、やってやろうじゃないの」
事も無げに言い切った彼女の声に、怯えの色は無い。
そんな仲間達に羨望の眼差しを向けつつ、音音が口の中で呟いた。
「恐いし、さっさと終わらせちゃお~」
妖の槍から冷気の氷柱を生み出し、鬼目掛けて撃ち出す。メディックとして陣形の最後尾に位置する彼女だが、敵の威圧感はここまで充分に伝わっていた。
ガトリングガンを携えた裏ツ花が、至近距離から無数の弾丸を浴びせる。
猛り狂った鬼は、己を取り巻く爆炎の中で得物を振りかぶった。大きく弧を描いた金棒が仲間を庇った裏ツ花を捉え、骨を軋ませる。想像を絶する苦痛にも、少女は決して屈しなかった。
「野蛮な相手ですこと」
僅かに眉を顰めたのみで踏み止まり、傲然と胸を張ってみせる。
彼女のフォローに動いた麗羽が、鬼の注意を惹くようにその正面に立った。
(「不謹慎かもしれないけれど、強い相手とやり合えるのは楽しみだね」)
自分がどれだけ力をつけたのかを、他の誰かを傷つけることなく確かめられるから――。
だが、今回の相手は眷属でありながらダークネスに匹敵するとも言われている。油断は禁物だ。
己の拳に『影』を宿し、精神を蝕む打撃をもって鳩尾を抉る。
リングスラッシャーから小さな光輪を分裂させた歌菜が、前線に立つ謡に向けてそれを投じた。
「攻撃は任せたわよ……!」
信頼する仲間の言葉と支援を背に、謡が地を蹴る。
「鬼の紛い物と半端者、どちらが上手か勝負しようじゃないか」
たちこめる霧に身を隠した彼女は、そう言って敵の死角に回り込んだ。
くるりと手首を返し、『月映し』の先端で鬼の喉笛を突く。響き渡る炸裂音とともに、赤い巨体が揺らいだ。
●
破壊の力を帯びた鬼の掌が、麗羽の胴に打ち込まれる。
体内で弾けたエネルギーの直撃を受けて、彼は思わず息を詰まらせた。
口の端から滴る血を拭い、敵に向き直る麗羽。音音が光輪の盾でその背を支えると、一般人の避難を終えて合流した千哉が治癒の光を輝かせた。
「千哉ちゃんは恐くな~い?」
鬼に対してどうしても腰が引けてしまうらしい音音が、声を潜めて千哉に尋ねる。
「恐かねえけど、流石にアレとタイマンで勝てる気はしねぇなあ」
対する千哉はあっけらかんと答えた後、いつも通りの不敵な笑みで音音を振り返った。
「……でもま、ここまで来て退けねーだろ」
そんな彼女を見て、音音は心の中で溜息をつく。いっそ戦いが終わるまで隠れていたいくらいなのだが、とても言い出せる状況ではない。
「はぁい、ちゃんとやりまぁ~す」
音音が諦めたようにそう告げた時、ヤマメが動いた。
「ちや様も戻ってこられたようですし、壁役に専念しますの」
巨大化させた拳を繰り出し、鬼を牽制する。全身に灼熱の炎を纏った軍が、僅かに目を細めた。
「山に鬼に霧――は趣きがあるとは思うけど、被害が出たらそうも言ってらんねぇしな」
それに。この場に集った女子たちは、遊歩道の奥にある足湯を随分と楽しみにしているようだ。
万一、ここで鬼を仕留め損なえば、数々の準備も水の泡だろう。
槍の穂先に炎を宿し、突進の勢いをのせて一撃を見舞う。
無数に枝分かれさせた影を伸ばしつつ、裏ツ花はふと戦いの『裏側』に思いを馳せた。
「先日も、似た敵と戦いましたけれど……」
最近になって、各地で頻発している鬼の事件。
それは天災に似た変事なのか、あるいは、水面下で何かが蠢きつつあるのか――。
仮に、鬼を生み出す根源となるものが存在するなら。そちらから先に叩いてしまいたいものだ。
「迷惑な異形は、自分達の在るべき場所にお帰りなさいな」
影の触手で赤鬼を締め上げ、豪奢な巻き髪を揺らす裏ツ花。
緋色のオーラで己の武器を覆った麗音が、果敢に赤鬼へと打ちかかった。
強烈な斬撃で肉を断ち割り、鮮血を散らす。序盤から怒りで敵を引き付けてきた麗音も決して無傷とは言えない状態ではあったが、彼女は攻撃の手を止めようとはしなかった。
鬼が増えた理由も、連中が暴れる目的も、どうでも良い。
(「重要なのは愉しいか否か――ただそれのみでしょう?」)
まだ、足りない。熱き闘争も、流れる血も、甘い愉悦も、何もかもが。
灼滅者は互いに呼吸を合わせ、息もつかせぬ連携で畳み掛けていく。
中列からの射撃で着実に状態異常を重ねてきた歌菜が、頃合と見て一気に距離を詰めた。
「じわじわと動けなくしてあげるわ」
七つの光輪を操って赤鬼を刻み、束縛をさらに強める。
火力ではクラッシャーに敵わずとも、エフェクトの扱いでジャマーの右に出る者はいない。それこそが、この戦いで歌菜が自らに課した役割。
獲物を狙う獣のような俊敏さで、謡が鬼神の一撃を首筋に叩き込む。お返しとばかり振るわれた拳を、ヤマメが己の身を盾に防いだ。
「とおせんぼですの」
口元を綻ばせ、蛇の刃を竜巻の如く旋回させる。音音が、癒しの力を秘めた光輪で彼女の傷を瞬く間に塞いだ。
「――もう少しだな」
赤鬼に蓄積したダメージを見て取り、軍が跳躍する。
雷を帯びた打撃が顎を捉えた時、巨体が僅かに仰け反った。
すかさず躍り出た裏ツ花が、眼前の鬼を見上げる。
「ねえ、わたくしの内にも鬼がおりましてよ」
このような輩と揃いの力を振るうのは、彼女にとっては屈辱にも等しいけれど。
目には目を、歯には歯を。そして――鬼には、鬼を。
「わたくしの相手が出来ること、光栄に思いなさい」
異形の力を解き放ち、鬼の膂力で殴りつける。
ここまで守りを優先してきた麗羽が、一転して攻勢に出た。
追い詰められた敵の懐に潜り、全身を覆うオーラを両手に集束させて打撃の嵐を見舞う。
刹那、サイキックソードを抜いた麗音が薄く笑って防具の裾を翻した。
編み上げブーツの靴底を地に擦らせ、輝ける剣を一閃させる。
加護をも砕く斬撃が赤鬼の胴を両断した時――断末魔の絶叫が響き渡った。
●
霧が晴れると、鬼の姿はもうどこにも見当たらなかった。
付近一帯の安全を確認してから、裏ツ花はサポートのメンバーに戦闘終了の連絡を入れる。
トレードマークのニット帽を被り直しつつ、麗羽が全員を顧みた。
重傷者があまりに多いようなら即座に帰還を促すつもりでいたが、どうやらその心配はなさそうだ。
周囲に異変がないか暫く様子を見た後、サポートの面々と合流してさらに奥へと向かう。
温泉が流れ込む青みがかった川が、第二の目的地だ。
「着きましたの」
水面から微かに湯気が立っているのを見て、ヤマメが涼やかな藤色で染め上げた着物の袖をしとやかに揺らす。歌菜と謡が、しみじみと言葉を交わした。
「運動した後に足湯ってステキね」
「一仕事後の息抜き。風情があって良いと思わないかい」
早速、道中の疲れを癒すべく足を浸していく灼滅者たち。
「歩いてくるだけでも大変なのに、戦闘まで済ませたんだもん。ごほーびごほーび♪」
声を弾ませる音音の傍らで、麗音も緩やかな流れに身を委ねた。素足に触れる泥は温かく、すべすべとして気持ちが良い。
全員で一息ついた後、歌菜と謡が荷物から取り出したのは温泉卵と饅頭。
「来る時に謡と買ってきたのよ。よかったら皆で食べない?」
「いただきますの♪」
それを見たヤマメが、目を輝かせて二人に礼を述べた。
足湯に浸かり、景色を楽しみながら食べれば、美味しさもひとしおだろう。
「飲み物は……山の中だし、天然の足湯となると難しいかな」
謡がそう言って視線を巡らせた時、麗羽が横からそっとお茶を差し出した。湯上がりに使うタオルも既に準備を済ませてあるあたり、流石に気が利いている。
「まだ沢山あるよ。一つ、どうだい?」
「お、さんきゅ。つか、人数分買ったにしても量が多くね?」
謡から饅頭を受け取った千哉が小さく首を傾げると、代わりに歌菜が答えた。
「もし余ったとしても、きっと謡が消費してくれるでしょ?」
その間にも黙々と温泉卵を平らげていく謡を見て、千哉も思わず納得。
愛用の一眼レフを携えて山の撮影に勤しんでいた軍が、そんなやり取りを横目にぽつりと呟いた。
「さすが女子……姦し……いや、賑やかだな」
こういった場所に来ると、女子を中心に菓子や食べ物が飛び交うのはお約束だろうか。
折角なので自分も浸かってみるかと、カメラをバッグに仕舞って川に入る。
「お、ぬくい」
少し温めの湯は、足を優しく包み込んでくれるようで。
ふと顔を上げれば、サポートメンバーを含めた仲間達が思い思いに足湯を楽しんでいた。
「いやぁー、やっぱり人助けはするもんだな!」
愛用のマフラーを風に靡かせ、本郷・大和が声を上げる。
避難誘導や人払いがスムーズに行われたため、一般人の被害は未然に防ぐことが出来た。全員、心置きなく足湯を堪能できるというものである。
「えへへ~、足湯気持ちいいですねぇ~♪」
お手伝いを終えた天城・優希那が、音音の隣でほんわりと笑う。
傍らには、もぐもぐと饅頭を頬張るサクラコの姿もあった。
「はぁ~、幸せ~♪」
温泉卵を食べ終えた音音が、イチゴ牛乳を片手に大きく息をつく。
また同じ道を歩いて戻らなければならないのは、今はあまり考えないでおこう。
誰か、おんぶで連れ帰ってくれたら良いのだが――。
山の中は、時間の流れまで穏やかに思える。
「……こうしてほっこりするのもいいですよね」
控えめに囁いた梓奥武・風花の頬を、柔らかな風が撫でた。
のんびり足湯に浸かれるのも、彼女らを含む全員が自分に出来ることを果たした結果。
「まぁ、たまにはゆったりするのも良いでしょう」
長袖の服を着込んだ西原・榮太郎が、半ば独り言のように答えた。
暫しの休息を皆と過ごしていた裏ツ花が、不意に遠くを見る。
緑豊かな山を赤い瞳に映して、彼女は表情を引き締めた。
(「まだ続くのかしら、この怪異は――」)
未来はまだ、深い霧の中。
先を見通すように、裏ツ花はじっと目を凝らした。
作者:宮橋輝 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年7月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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