スポットライトはメイド服に!

    作者:奏蛍

    ●メイドが主役!
     絶望的だった。今度こそは自分が主役になれると核心していた。けれどまたいつもの結果が突きつけられる。
     もう、どうにでもなれと投げやりな気持ちでいっぱいだった。主役の二人が止まるホテルのメイド。よりによってメイド……。
     センターで光を浴びたい! そう思うのに、いつも脇役しかもらえない。もちろん脇役が大事なこともわかっている。
    「でもさ……」
     思わずぐすんと鼻をすすりながらロッカーを開けた。そして首を傾げた。
     衣装係の仕事だろうか、輝いていると言わんばかりのメイド服がかかっている。そう、まさに輝いているのだ!
     ぼーっとしたまま手を伸ばす。そしてもう我慢出来ないと言うように一気に服を脱ぎさり、メイド服に袖を通す。
     しっくりくる。しっくりどころではない、体の一部のような気がする。そして気づいた。
     どうして主役があの二人だと思っていたのだろう。主役はメイド服を着ている私じゃない! 世界の全てがバラ色に染まった瞬間だった。
     
    ●勘違いメイド現る
    「メイド服かぁ……」
     何か考えるように首を傾げた須藤まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)が、顔をのぞかせた灼滅者(スレイヤー)たちに笑顔を見せた。ダークネスの持つバベルの鎖の力による予知をかいくぐるには、彼女たちエクスブレインの未来予測が必要になる。
    「みんなはメイド服好きかな?」
     芝居の配役でメイド役になった葉菜という少女が衣装だと思って着たメイド服が、ただのメイド服ではなかったのだった。そしてメイド服を着ている自分こそが主役だと主張することになる。
     なぜか主役だった少女まで賛同してメイド服を着てしまい、女性キャストの五人がメイド服となったのだった。これに反対した演出や脚本家が血祭りにされてしまう。
     葉菜たちにはメイド服が全てで最高なのだった。みんなにはこの血祭りを阻止してもらいたい。
     まずは稽古が行われているホールに行ってもらうことになる。この時にメイド服を着て同士と見せかけたり、メイド服を本心から褒め称えるといい気になって油断してくれる。
     そこでみんなにはメイド服の良さを存分に語り、もしくは実際に直用してチャームポイントを語ってもらえればと思う。葉菜は役者でもあるのでメイド服とは直接関係ないが、メイド役について褒めるのも有効かも知れない。
     葉菜はサウンドソルジャーのサイキックとチェーンソー剣を使ってくる。配下となった五人は解体ナイフを使ってくる。
     灼滅されるのはメイド服であり、葉菜たち本人ではないので遠慮なく戦ってもらえたらと思う。着用中の記憶はないので、服がビリビリになった状態で目覚めたことへのフォローもお願い出来たらと思う。
    「葉菜ちゃんたちは本当に可愛らしいメイドさんになっているみたいだけど、油断しないでね」


    参加者
    置始・瑞樹(殞籠・d00403)
    那賀・津比呂(リザーバー・d02278)
    アリス・セカンドカラー(ブルーブラッド・d02341)
    シェレスティナ・トゥーラス(夜に咲く月・d02521)
    深火神・六花(火防女・d04775)
    斎賀・芥(漆黒・d10320)
    神林・綺羅(宵の綺羅星・d11630)
    雨松・娘子(逢魔が時の詩・d13768)

    ■リプレイ

    ●裏方準備
     自前のメイド服に着替えた深火神・六花(火防女・d04775)がふわりと笑う。
    「ちょっと、いつもより体温高いかも……☆」
     大のメイド好きの六花だけに、いつも以上にやる気に満ち溢れエネルギッシュだ。早速と言うようにホールの扉を開け放った。
     広がった光景に、灼滅者たちの足は止まる。六人のメイドさん対男性二人。
     口論が起こっているのは確かであり、不穏な空気が漂い始めている。
    「うんうん、メイド服のかわいい女の子は大好きよ☆」
     無邪気な子供のように笑ったアリス・セカンドカラー(ブルーブラッド・d02341)がメイド服の裾を揺らす。不思議の国風のアレンジを加えたピンクのメイド服。
     セクシー系アルバイトの制服のため、デザインにどきどきしてしまう。さらに持ち前のメイド服に着替えたシェレスティナ・トゥーラス(夜に咲く月・d02521)が前に進み出た。
     ネコミミと尻尾が付いたメイド服だったのだが、今日は外していく。三人のメイドさんを先頭に颯爽と進む灼滅者たちにホールの視線は釘付けになった。
    「まぁ、同志!?」
     大歓迎と言うように両手を広げた葉菜に六花が微笑む。
    「白と黒……地味な筈の二色を以て、華やかさ、艶やかさ、淑やかさ、軽やかさ……」
     そう、女性の魅力を十全以上に彩ることが出来るのがメイド服。時に男性すらも美しく際立てることが出来る包容力に溢れたデザイン。
    「これ以上美しい衣装は無いでしょう♪」
     そして自らも着用していることを強調するように、くるりと回って見せた。それに合わせてシェレスティナも裾を持って可愛らしくお辞儀してみせる。
     しかし内心、メイド服で主役はむつかし~というか、メイド物語ならいいんだけどね! と思っていたりする。
     それでも惨劇になってしまうのなら止めなければいけない。演劇だけに……とそっと呟いてから、顔を上げた。
    「わかってる、わかってるわね!」
     テンションを上げる葉菜たちに那賀・津比呂(リザーバー・d02278)が感嘆な声を上げた。
    「おー! そのメイド服超可愛いね! お帰りなさいませご主人様って言ってみてー!」
     わくわくしているような津比呂に、葉菜たちがすっと姿勢を正した。さすが役者たち。
    「お帰りなさいませ、ご主人様!」
     想い想いのメイド服を際立てる可愛いポーズつきで津比呂に迫る。
    「良いね! 超輝いてるね! やっぱり舞台にはメイドだね!」
     舞台という単語に置始・瑞樹(殞籠・d00403)が前に出る。
    「今回の役は主役じゃないですよね?」
     落ち着いた兄貴肌の性格をしている瑞樹は、目上である津比呂の存在を確認して敬語を使う。
    「今回はっていうか、今は!」
     びしっと可愛らしく葉菜が訂正を入れる。
    「しかし、脇役も主役に近づく大事な一歩であると思います」
     真摯に役と向き合うことで、自信を高めることが出来るのでは、と。一瞬、葉菜の瞳が大事なことを思い出したように見開かれる。
     けれどそれを必死に振り払うように首を振る。
    「そう、それは大事なこと。でも、私たちが着ているのはメイド服!」
     メイド服が主役であるべきなのっ! と声を上げる葉菜に歓声の声が上がり、メイドたちが夢中になっていく。その間に斎賀・芥(漆黒・d10320)が身体から殺気を放った。
     すごい歓声を聞きながら、芥は首を横に傾ける。
     メイドが主役って……あれか、家政婦が見た、という感じの話になるのだろうか……。そもそもメイドは脇役だからこそ、輝くものだと思うんだがな……。
     さらに脇役を極めたら、脇役のプロとして名をはせる事もできるだろうにと。
    「モノは考えようだな……」
     ぼそりと芥が呟く頃には、メイド服たちと揉めていた演出と脚本家の顔がすっかり変わっていた。落ち着かない様子で後ずさりする二人に葉菜が首を傾げる。
    「スポットライトを浴びながら、周囲をも際立たせる! 嗚呼、慈愛深きはメイド!」
     六花がすぐに声を上げて葉菜たちの注意を引く。本当にやる気に満ちている。
    「あなたはどぉう!?」
     きらきらした瞳が、今度は芥に迫る。
    「クラシックなメイド服などは体のラインも綺麗に見えて良いと思う」
     葉菜たちの盛り上がりを落とさないよう、芥が褒める。
    「白と黒も最高だけど、色が違っても素敵よね」
     ピンク色のセクシーなメイド服を際立たせながらアリスが魅惑的な笑みを作る。
    「あなたたちも主役になりましょう!」
     葉菜の瞳はきらきらと輝いている。メイド服から繋がっていくことが素晴らしいと言うように頬を紅潮させる。
     そしてメイド服を褒める津比呂にまでメイド服を勧める。
    「メイド服の良さがわかるあなたなら、きっと似合うわ!」
     メイド服を着たときの特別な気持ち。それがきっとわかると、攻め寄る。
    「もらうまでもないよ!」
     持参してきたメイド服に津比呂はすぐに着替えるのだった。メイド服を着た女性八人に、メイド服を着た男子が一人。
     メイドたちの盛り上がりは最高潮に達している。
    「実はオレ、服が破れて羞恥心で頬を赤らめるメイドさんが好きなんだよ!」
     大告白と同時に、津比呂が動いた。有言実行とばかりに、オーラを宿した拳でメイド服に迫った。
    「やんっ!」
     愛らしい悲鳴を上げた一人のメイドさんが乱されたメイド服に頬を染める。そして、その場は静まり返った。
     後方で戦いが始まったらすぐにでも飛び出そうとしていた雨松・娘子(逢魔が時の詩・d13768)も、思わず止まってしまった。
     隣にいた神林・綺羅(宵の綺羅星・d11630)も止まっていた。別の意味で。
    「うわぁ! 面白そうな画、頂き~♪」
     先程からずっとデジが目で撮影をしていた綺羅が喜びの声を上げる。すぐさま、これでもかと言うようにシャッターを押す。
    「やだぁ」
     口では嫌だと言いながらも、乱れたメイド服でポーズまでとってくれるサービスっぷりだ。同じく葉菜たちまで盛り上がり始める。
     どんな画が撮れるのか楽しみにしてきた綺羅だったが、後で画像のチェックに俄然意欲が湧いてくる。
     仲間たちの……いや、綺羅以外の仲間の視線に津比呂が心の中で叫び声を上げる。
     あ、あのこれ演技! 油断させる演技だから、ね!?

    ●開幕
    「逢魔が時、此方は魔が唄う刻、さぁ演舞の幕開けに!」
     普段は制服も口調も完全に男子な娘子だが、力を解放させライブ衣装に姿を変える。がらっと雰囲気が変わり、明るく楽しげな様子になる。
    「今宵の聴衆はめいど服様、九十九神相手とてこのにゃんこ、一生懸命唄いますれば!」
     可愛いおべべも飛ばねば破かれますまいにッ! と言いながら、激しくギターをかき鳴らす。
     最初は歓声を上げた葉菜たちに異変が現れる。音波の攻撃に悲鳴が上がる。
    「きゃぁあ!」
     何が起こったのかわからない葉菜たちに困惑の色が浮かぶ。その困惑を決定打にしたのは、瑞樹の一撃だった。
     出現させたシールドで葉菜を殴りつける。
    「……っ!」
     葉菜の瞳に怒りが浮かぶ。
    「メイド服を着た私に手を出すなんてっ!」
     メイド服を着てなければいいのかと言う疑問は浮かぶが、本当にそう思っているのが葉菜の様子からわかる。
     すでに攻撃を受けている配下のメイドに向かってシェレスティナが床を蹴った。螺旋の如き捻りを加えた一撃が穿つ。
     間合いを取るようにシェレスティナが離れるのと入れ替わりに、六花が飛び出す。あらゆるものを断ち割るような無敵の振り下ろしで、メイドたちを斬り裂いた。
    「みんなっ!?」
     攻撃を受けるメイドの姿に葉菜から悲痛な声が漏れる。そして一人のメイドが倒れ意識を失った。
     いい気持ちにさせておいて地獄に落とされたと言うように、葉菜の瞳が灼滅者たちを睨む。
    「おイタが過ぎますわ、ご主人様っ!」
     怒った葉菜が飛び出すのと同時に、メイドたちが動く。夜霧の展開によって、傷を癒されたメイドが瑞樹に迫る。
     ジグザグに変形させた刃が襲う。一手、二手と避けた瑞樹が衝撃に歯を噛み締めた。
     チェーンソーの刃が傷口を広げながら斬り裂いて行く。メイドの連携プレイとでも称すればいいのか。
     一手、二手と舞うメイド服の後ろから葉菜が突然現れたのだった。さらに毒の風が前にいた灼滅者たちを襲う。
     そんな仲間の後ろからアリスがどす黒い殺気を無尽蔵に放出する。毒の風を避けた芥が死角に回り込みながらメイドを斬り裂く。
    「あぁん!」
     痛みに苦痛な? 声を上げたメイドが舞台で膝を付く。
    「それはっ!?」
     途端に葉菜が反応する。そう、ヒロインが傷つき、悲劇的なモノローグの演出で使われるあのポーズ!
    「ご主人様……私、もう……ダメっ!」
     ぱたりと倒れたメイドに葉菜が声を上げる。
    「ああ! 恐ろしい! メイド服が罪なのね!?」
     葉菜の声に残った三人のメイドも悲痛な声を上げる。思わずデジカメの存在が頭をよぎる綺羅だったが、さすがに今はと激しくギターをかき鳴らす。
     襲う音波が葉菜のメイド服を破いていく。しっかり腹筋をして引き締めているのだろう、魅惑的で綺麗なへそのラインが見え隠れする。
     そのラインが気になりながらも、津比呂が瑞樹に護符を飛ばすのだった。

    ●夢のスポットライト
     アリスの鋼糸がメイドを縛り上げる。
    「あっ……!」
     百合嗜好を持つアリスは、魅惑的に微笑む。もはやどっちが淫魔なのかわからなくなってくる。
     いや、今回灼滅しているのはメイド服なのだが……。なぜか攻撃されるたびに頬を染めるメイドたちにご満悦である。
     ストレートの漆黒の髪を揺らした六花が、再び飛び出す。アリスの攻撃を受けていたメイドが悩ましい声をあげて床に倒れる。
     六花の攻撃を避けたメイドが娘子に迫る。ジグザグに変形したナイフが、斬り刻もうと突き出された。
     ライブのパフォーマンスのように軽やかに身をひるがえした娘子が、そのままさらにギターを激しくかき鳴らす。
    「くっ、何で……邪魔するのよ!?」
     激しいモーター音を響かせた葉菜が娘子に迫る。配下のメイドたちと違い、葉菜の動きは早い。
     気づいたときには娘子の目の前に葉菜がいる。衝撃を予測して身構えた娘子は瞬きする。
     予想していた衝撃は襲わない。
    「……!」
     感情の起伏が少ない瑞樹だが、代わりに受けた攻撃に微かに眉を寄せる。だが、同時に喜びを感じた。
     女性、特に今回はダークネスでもないとなると相手にしにくいと感じていた。けれど受ける攻撃の重さ、衝撃が瑞樹の本能を揺さぶる。
     強者と感じる者と闘うことに、本能が燃え上がっていく。受けた傷をものともせずに、瑞樹は再びシールドを出現させて葉菜に突っ込む。
     破れるメイド服に、葉菜が悲痛な表情を浮かべる。大事なメイド服を!
     怒りに震える葉菜の後ろで悲鳴が上がる。魔術によって芥が引き起こした竜巻に巻き込まれていく。
     翻弄されるメイドに、芥のライドキャリバーが突っ込んでいき、さらに綺羅の魔法の矢が突き刺さる。ふらついたところに、シェレスティナが止めを刺す。
     オーラを宿した拳がメイドを倒れさせた。乱れた姿で倒れるメイドに、津比呂の視線が釘付けに……なる前に再び護符を放つのだった。
     葉菜と残されたメイドは、怯えたように自分の足元を見て。気づいたときには、伸びた影の触手が絡みつく。
    「可愛がってあ・げ・る♪」
     ぺろりと唇を舐めたアリスが無邪気な笑い声を上げるのだった。

    ●閉幕
     メイドと触手の組み合わせは萌えるわよね♪ とノリノリなアリスによって攻撃と言う名のセクハラを受けていたんでは……と思われるメイドが床に倒れた。
     残された葉菜が悔しそうに灼滅者たちを見てくる。
    「邪魔しないでよ! メイド服にスポットライトをあてるんだから!」
     自分がスポットライトを浴びるという目的から、メイド服にスポットライトを浴びせることに変わっている。そんな葉菜に津比呂が突っ込んでいく。
     ロケット噴射を伴った強烈な一撃が、葉菜のメイド服を破いていく。
    「女性の服を破くなんて、なんていけない事をしているんだオレはー!」
     そう叫びながらも、津比呂の瞳は乱されていく葉菜をガン見している。畳み込むと言うように、綺羅が特殊な弾丸を発射させた。
     自動で標的を捉える弾丸は、迷うことなく葉菜に向かっていく。衝撃に、葉菜の体が揺らぐ。
     柔らかな胸が破けたメイド服から除く。さらに雷を宿した瑞樹のジャンピングアッパーによって、葉菜の体が仰け反る。
     綺麗な体のラインが浮き上がったところに、芥が縫い止めるように鋼糸を繰り出す。操った鋼糸を引き戻すのと同時に、破れたメイド服が全て床に落ちたのだった。
     男がでしゃばっても混乱を招くと、瑞樹はすっと後ろに下がった。男手が必要な際にのみ手伝う所存だ。
    「……くっ……すぐ近くにパラダイスが有るのに、見てはならないだなんて……」
     見ることができないパラダイスを想い、津比呂が悔しそうに声を上げている。その横で芥は首を振る。
     どうせなら男の執事服のほうがみたかったと。
    「執事服や礼服ってセクシーだよなぁ……」
     誰にも聞かれない声で呟いた芥は男好きなのだった。
    「撮影会とかしたいな♪」
     デジカメに収めた画像をチェックしながら綺羅が呟く。せっかくメイド服を着ている仲間もいるし、シェレスティナとは顔見知りで友達の関係だ。
     小難しいことは他の女性陣に任せて、再び画像に夢中になる。
    「ところでこの子お持ち帰りしても……え? だめ?」
     まだ意識を取り戻す前の葉菜を見て、アリスが質問すると迷うことなく首を振られるのだった。
    「ん……ん?」
     目を覚ました葉菜は、自分の姿に驚きそうになり口を止めた。
    「ふふ、かわいいかわいい仔猫ちゃん」
     アリスが元メイドたちを魅了して、ファンのような状態にしてしまう。今度はこっちを着てくれる?
     そんなコスプレ大会を楽しんでいたかのようなノリで、わけもわからないうちに着替えさせてしまう。
     シェレスティナと六花、娘子も率先して着替えを手伝うのだった。
    「いい子ね? それじゃご褒美よ☆」
     首筋にそっと口を近づけたアリスを見ながらシェレスティナが思わず苦笑する。
    「……ホント、事後処理のが大変な依頼だねぇ」
     その言葉に微かに頷いた娘子が首を傾げた。
    「それにしても……メイド服の淫魔……?」
     装着者を魅了する淫魔……わからないことが多い。ラブリンスターに聞けばなにかわかるのだろうかと考えたところで六花の声が響いた。
    「皆様、任務完了でございます」

    作者:奏蛍 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年7月29日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 6
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