それは、とある男子高校でのことである。
「マッチョこそ! 男の! 道!」
「マッスルこそ! 人間の価値を! 決める!」
凄まじい勢いで腹筋、背筋、腕立て伏せ!
向こうではバーベルを持ち上げ、こちらでは走り込みに明け暮れるマッチョ達。
ある転校生の筋肉が、生徒達を魅了した。
マッチョこそが人間としての完成形。そう吹き込まれたマッチョな生徒はさらに筋肉を磨き、マッチョに憧れる生徒はマッチョになるべく体を鍛える。
それだけならば良かった。
マッチョになるには勉学など必要ない。そんな風潮が学園内を支配する。
授業に出ないで体育館で、武道場で、トレーニングルームで、体を鍛える生徒が増えた。
そして、ついにマッチョとなった生徒達は、それでも真面目に授業に出ていた文化系の生徒達を迫害するようになり――。
「朱雀門高校の陰謀がまた一つ明らかになったし!」
嵯峨・伊智子(高校生エクスブレイン・dn0063)がばしんと教卓を叩く。
「朱雀門高校はヴァンパイア達の学園ね。でもって、その生徒達が各地の高校に転校して、その学園の支配に乗り出してるんだずぇ!」
そんなことを放っておくわけにはいかない!
とはいえヴァンパイアは強大なダークネス。現地点で完全に敵対するのは自殺行為!
「なので! 転校先でのトラブルって形で、さくっとヴァンパイアを追い出してほしーのです! つまり今回の目的はヴァンパイアの撃退じゃなくて、ヴァンパイアの学園支配を防ぐこと、戦わないで解決できたら一番素敵かなーって!」
というわけで今回、とある男子高校を支配しようとしているのは『力・増雄』というとにかくマッチョなヴァンパイアである。
肉体的にも。精神的にも。
そしてマッチョな精神を学園全体に広め、マッチョな肉体を作ることに熱中させ、さらにはマッチョに興味のない生徒を迫害することで、学園の秩序を粉々にしようとしているのだ!
「自分の作戦を邪魔されている事に気付いたら、力・増雄は戦いを挑んでくると思います! でも、『灼滅者達を倒しても作戦が継続できない』か、『このまま戦えば、自分が倒されるだろう』と思えば、撤退してくれるんだずぇ!」
つまりどれだけ灼滅しないで戦闘的あるいは社会的に追い込むかって感じ? と伊智子はにやりと笑って。
「あ、ちなみに力・増雄はダンピールとバトルオーラな感じのサイキックを使ってきます! マッチョなだけに攻撃力高いから、戦うなら気を付けてね!」
そう言って伊智子は、灼滅者達に学校のパンフレットを渡して。
「あ、男子高校生に見えない人は頑張ってね! サラシ巻くとかエイティーン使うとか理由考えるとか! 学校自体はそんなに警備厳重じゃないけど、マッチョに見えない人はマッチョに絡まれるかもしれないからファイト!」
そう言ってから伊智子は、改めて「よろしくお願いするね」と頭を下げた。
参加者 | |
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蒼月・悠(蒼い月の下、気高き花は咲誇る・d00540) |
御剣・裕也(黒曜石の輝き・d01461) |
鳴神・月人(一刀・d03301) |
水心子・真夜(剣の舞姫・d03711) |
ヘキサ・ティリテス(カラミティラビット・d12401) |
雛本・裕介(早熟の雛・d12706) |
アイン・コルチェット(絆の守護者・d15607) |
夜薙・虚露(紅霧の悪喰・d19321) |
今日も、暑い日である。
「なんつーか……この時期には出会いたくねえ暑苦しい敵だよな……」
思わず鳴神・月人(一刀・d03301)は制服――武蔵坂学園ではなく、潜入している男子高校の制服である――の襟をぱたつかせ、服の中に風を送る。
隣を歩くアイン・コルチェット(絆の守護者・d15607)もなかなかのマッチョではあるのだが――その点は、気にならぬ模様である。
「くっだらねェ……体より先に鍛えるトコあンだろォが」
むっとした様子で胸を張って歩くのは、少女と見紛う線の細い美少年――エイティーンを使った後で、これである。
「強引になっちまうけど、チッと教えてやっかァ!」
けれど彼――ヘキサ・ティリテス(カラミティラビット・d12401)は、その外見やハスキーな女性と思われそうな声からは想像できぬほどの胆力の持ち主。
(「さらし? ……大丈夫です、私、申告しなければ女子には見えないので」)
そっと蒼月・悠(蒼い月の下、気高き花は咲誇る・d00540)は溜息を吐いた。
特に細工もせず普通にこの学校の制服を着ているだけだが、特に注意される様子もない――女性として扱われることには戸惑いがあるが、これはこれで複雑な気持ちであった。
隣を歩く水心子・真夜(剣の舞姫・d03711)は、ごく普通の体型ながら女性らしい身体をサラシで調整し、もちろんこの学校の制服に身を包んで。夏になればばっさりと短くしている髪が、今回の任務には幸いであった。
「おいそこの軟弱坊やども!」
突如として聞こえてきた声。太く、荒く、振り向かずともその体型を容易に想像させる――。
「そんな体では困るなぁ! 一緒に! 鍛えなきゃ! 駄目じゃないか!」
灼滅者達は頷き合い、廊下を駆け抜ける。曲がり角の先にいたのは、本を抱えて怯える細身の少年を取り囲んだ、大量のマッチョであった。
「マッチョか……少し憧れないわけでもないですが……」
御剣・裕也(黒曜石の輝き・d01461)は己の細い体を見下ろす。
「何事も、やりすぎというのはいけませんね……」
「やりすぎだとぉ!?」
独り言のように呟いた裕也の言葉に、マッチョの一人が気色ばむ。
「身体を鍛える事は良し、されど心が伴わねば歪みを招く」
それに対抗するかのように、ずい、と筋骨隆々の身体を現したのは、雛本・裕介(早熟の雛・d12706)。小学四年生。
(「儂は十九歳男子高校三年生!」)
真顔っ。
実年齢を知る者も、外見年齢を見た者も、ツッコミを入れたくなること請け合いである。
「……なんというマッチョ……」
「なんという高校生とは思えない威圧感……!」
そう、マッチョ達も怯まざるを得ないほど!
「というか何なんだお前達!?」
「最近マッチョ生徒の横暴さが身に余る為鎮圧を行う!」
胸を張ってマッチョ達の間を堂々と通り、裕介は怯える少年を庇うように立ちはだかる。
「決してこのような狼藉に屈するな。読書に熱中するもまた己を鍛える事に他ならぬ」
「あ……はい!」
新たなマッチョかと思えば、己を守りそして暖かな言葉をかけてくれたその背中。裕介に向かって、本を手にした少年は大きく大きく頷いて。
「おいこら! マッチョのくせにマッチョを否定するのか!」
マッチョの一人の大声に、賛同する声が幾つも上がる。
それにぼり、と学生服の下に手を突っ込み、腹を掻いてから。
(「さァて……はた迷惑な御同類を燻り出すとすっかねェ」)
そう心の中で呟いて、マッチョと言うに相応しい頑健な体をマッチョ達の間に紛れ込ませたのは、夜薙・虚露(紅霧の悪喰・d19321)。そろそろ――マッチョの中でも血の気の多い者が、細身の灼滅者達に絡みだしそうなものである。
「マッチョじゃないのが悪いんだろう……おいそこのイケメン!」
ほらヘキサが襟首を掴まれた。
かと思った瞬間、上体を後ろに逸らしてその手をかわし、そのまま予備動作もなしにインラインスケート・兎のレガリアで滑りながら軽く顎に向かって爪先を半円状に繰り出す。顎をかすめたマッチョががくんと膝をつき、「この……っ!」と跳びかかってきたマッチョの懐には逆に入り込んで脚を掬い。
「遅ェなァ。そンなスローじゃ兎一匹捕まらねーぜェ?」
「つ、強い……!」
「だったらこっちの!」
裕也に襲い掛かろうとしたマッチョが、ひょいと宙に浮く――否。裕也の腕一本で、支えられているのだ。
怪力無双。
「非力そうでもこれ位は出来ます」
同じESPを使い、悠が取り出したリンゴをく、と指だけで割ってみせる。サイキックの力を使った小技も、一般人であるマッチョ達にしてみれば細身の体から繰り出される脅威。
「いかがですか?」
「す、すごい……!」
呟いたマッチョの一人に、虚露がさらに話を振る。
「お前、指だけでできるかァ?」
「いや……手全体を使えばいけるが……」
「だろォ? ……俺達、筋肉だけ鍛えりゃ何でも出来るって思ってたが、そりゃァ間違いなんじゃないかねェ?」
虚露の言葉に、思わず考え込むマッチョ達。
「問おう、汝は鍛えた身体で何を成す」
突然の裕介の問いに、問われたマッチョは戸惑って。
「なっ……鍛えるのが第一で、その先なんて……」
「答えられぬならば、身体と比べ心は貧相極まりない」
ぐっ、と言葉に詰まるマッチョ。「おいこらへこむな!」とその背を乱暴にマッチョの一人が叩くが、裕介に問われたマッチョの懊悩は払えない。
「……でかいばかりの攻撃では、意味がないぞ。鍛えるべきは心。そして技だ」
静かに言い放ったアインの言葉に、むっとした様子でマッチョの一人が言い募る。
「なんでぇなんでぇ! あんたもそんないいガタイしてるくせに!」
血気盛んに飛び込んできた彼を、アインはバトルリミッターを使い軽やかに踏み込み、相手の力をいなして放り投げる。マッチョが何とか受け身を取ったのを確認してから、アインはさらにかかってきたマッチョを軽い体捌き(と、怪力無双)で相手の力を返すように投げる真夜を示して。
「見ろ、細い体でも十分に勝てるだろう。これが、所謂『柔よく剛を制す』という事だろう……?」
「確かに……!」
感心するマッチョ達。
「マッチョじゃなくたって人は強くなれンのさ。オレを見やがれェ!」
にやりと笑って胸を張るヘキサ。周りに倒れていたマッチョ達が、感服の目でヘキサを見つめる。
「身体だけ作ってもそれをどのように使うか分からなければなまくらです。もしくは人を無闇に傷つける刃物です」
リンゴの欠片を片付けながら静かに言い放つ悠に、マッチョ達が息を呑み、頷く。
「身体だけ鍛えても駄目です。頭も心もきちんと鍛えなければ」
「そうか、頭と心か……」
「体を鍛えるだけがすべてではないのですよ」
感心するマッチョ達に、さらに裕也が続けて。
「筋肉というのは、適度な鍛錬と食事と、そして勉強も必要なのです。スポーツ学をしっていますか?」
「スポーツ学……?」
「ただの筋トレじゃなくてか……?」
「ええ。そこでは無理なく綺麗にマッチョになる方法を学べますよ」
思わず詰め寄るマッチョ達に、裕也はにこりと頷いて。
「何か一つを特化してやるなんて、ただただ体を壊すだけなんです。ナンセンスだと思います」
「でもしかし!」
それでも食い下がるマッチョが一人。
「俺は筋トレだけでこれだけマッチョになれたぜ!」
「……女子にモテたいんだったらギャップってのは大事じゃねぇか?」
思わずツッコミを入れる月人。「へ?」とポージングのままはてなマークを浮かべるマッチョ。
「あと筋肉付け過ぎたらスーツが似合わねえ。アレ着こなせるとカッコいいと思うんだが……」
「お、俺のマッチョ力では女子にモテないというのか!」
マッチョ、撃沈。
けれどその肩を、ぽんと真夜が叩く。
「周囲に気を配れて、高学歴の人ならモテる……だから身体だけではなく頭と心も鍛えないと、な」
「そ、そうか! そのための頭と心か!」
マッチョ、復活!
何か違う気もするが気にしない!
「一番大事なモンは、力を前に一歩も引かねェ、強ェ心だぜェ! それを履き違えンじゃねーぞォ!」
「「「うおおおおお!」」」
マッチョ達が雄たけびを上げる。もちろんその中で、一番に腕を突き上げて流れを作ったのは虚露だ。
「ごめんな」と本を抱えた少年に謝るマッチョもいる。「お前すげぇな、今度その技教えてくれ」と灼滅者達に声をかけるマッチョもいる。
そう――元々は、マッチョ達もそんな少年達だったのだ。
大きな体で気は優しくて、その体を守る為に使える。そんな少年達だったのだ。
それが、歪んでしまったのは――!
「ほう、我がマッチョ達を説得するとは……貴殿らなかなかやるではないか!」
最も背の高い虚露すら凌駕する、二メートルの巨体。
地響きすら立てて現れたのは――力・増雄。
この学校の新たな支配者であるヴァンパイアであった。
「何が目的だ!?」
「マッチョだけが全てなんて間違えていると思ったから、行動に移しただけですよ」
校舎を揺るがす様な大声に、裕也が飄々と答える。
「鍛え上げられた肉体、それに支配される世界、それに何の不満があるのだ!」
さらに言い放つ力・増雄。その大声に、月人はそっと息を吐いて。
「あー……夏だからじゃねぇわ。自分のキャラ押し付けてくる奴が苦手なだけだった」
思わず口から零れた言葉にも増雄はからりと笑うのみ。
「何故マッチョを啓蒙する?」
その様子に裕介が問う。力無くば己を通せぬと信ずる裕介は、鍛える事自体は否定しない。
だからこそ、興味を覚えて。
「鍛えて強者となるは幸福ではないか!」
堂々と胸を張り、増雄は応える――その瞳に、一片の揺らぎすら感じさせずに。
それが朱雀門高校からの使命を押し隠してのものなのか、それとも心底から信じているのか――おそらくは後者だろうと思いつつ、成程と裕介は一度引き下がる。
「しかし力で負けておらんのに、退くわけにはいかんぜよ!」
「ならば、場所を変えぬか」
「不要!」
裕介の言葉にそう叫んだ増雄は、一気にその拳にオーラを燃やして。
「巻き込まず戦うことが出来ぬ程未熟なら、俺を止める事は出来ぬ! さぁ、かかって来い!」
オーラをまとった拳を、マッチョの輪から飛び出した虚露へと向ける!
ごうん、と虚露の身体が吹き飛ぶ。「どけろォ!」と叫んだ虚露に、支えようとしていたマッチョ達が慌てて距離を空ける。
三回転半床の上を転がって、血を吐き出し、ニィと笑って「俺を倒すにはまだ足りねェなァ」と虚露は立ち上がる。最初に攻撃を受ける事こそプロレスの流儀と、そして「もう一発来いよ」の意を込めて、虚露はヴァンパイアミストを一気に広げ仲間達の力をも高めて。
裕介の放つ裁きの光は、虚露を優しく包み込む。仲間へと、癒しを与える為。
「皆さん、下がってください」
素早く影を伸ばしながら、裕也が生徒達に呼びかける。影に呑まれながらも、増雄は豪快に笑って。
「こういうやつの心は簡単に折れねえ気もするが……折れねえならそれで殴って砕くだけだよな」
そう呟きながら、月人の指がバイオレンスギターの弦を弾く。響くビートに力を高め、さらにアインが飛び込んでトラウマを載せた拳を叩きつけて。
真夜が刀を炎に燃やし、一気に叩きつける。さらにライドキャリバーを飛びださせ、増雄の動きを阻害させて。
「私の影……目覚めてここに力を!」
悠の言葉と共に、力が解放される。影の源たる光を、オーラを拳に宿し、「さあ、この拳の力はどうだ!?」と悠はその拳を何度も、何度も超高速で叩きつけて。
「日焼けよりチッと焦げちまうかもなァ……!」
レガリアのホイールが超高速で回転する。摩擦で真っ白に輝き、生まれた火花が炎を生み――!
「喰い千切れェ! 火ウサギの、牙ァアア――!」
凄まじい速度で蹴り上げた爪先が、炎を纏って増雄を裂き、燃やす。
もう一撃、と叩き付けようとした増雄の拳は、ギリギリで紅蓮に輝かせた虚露の拳に無理矢理受け止められて。
「破ァッ!!」
引っ掴み、投げ飛ばし、それでも急所だけは外して着地した増雄に、さらに虚露は飛びかかろうとする。
「オマエを倒せばここのマッチョは沈静化する……」
「ほう?」
真夜の言葉に、ぎょろりと増雄はマッチョ達を見渡して――。
気が付く。マッチョ達が、戦いの構えを取っている事を。
「俺達がこんな人達に及ぶとは思わないが……」
「もしこの人達がやられたら、俺達がお前をただじゃ帰さん!」
そう。
既に、マッチョ達の心は増雄から完全に離れていたのだ。
そして彼らは知ったのだ。学校を歪めたのが、増雄であるということを。
「……これで解っただろう、貴様では俺たちには勝てん」
静かにアインが言い放つ。「そうだそうだ!」とマッチョ達、そしてマッチョではない生徒達も叫ぶ。
「お前が学校をおかしくしたんだ!」
「マッチョの心を教えてくれたのは、増雄さんじゃなくてこの人達だ!」
「出ていけ、偽マッチョ!」
生徒達をぎろりとねめ回し――増雄の口から溢れ出たのは、笑い声。
「くはは、くわっはっはっはっは! 俺が筋肉により掴んでいた心を、取り戻させてしまったのか……!」
愉快そうに増雄は笑う。作戦が失敗したなどとは、感じさせぬ程爽やかに。
「健全な精神と健全な肉体、テメェには両方足りてねェみてーだなァ。出直してきなァ!」
ヘキサの啖呵に、「そのようだ、鍛錬が足りなかったようだな!」と増雄は笑いながら素直に頷いて。
「さて、この学園の生徒たちは目が覚めてきたようだが……」
まだ続けるか、との悠の問いに、アインが続けて。
「これ以上やるというなら、オレにも考えがある。……これ以上は言わせるな」
「よもや死してマッチョの礎となろう、などと言うまいな」
「ふん、死してもこやつらの礎などにはなれまいさ」
さらに重ねた裕介の言葉に、そう応えて。
ひょい、と軽い動作でマッチョの輪と窓枠を一気に越えた力・増雄は――その姿を、あっという間に消した。
――学校が、日常に戻っていく――。
それを確かめた灼滅者達は、そっと学校を後にする。「そうそうばれなさそうですけどね、私の場合は」と悠がちょっと切なそうに肩を竦める横で、虚露は購買で買ってきたのか焼きそばパンなど齧っていたり。
増雄の執念により生徒達の前で繰り広げられた戦いの記憶も、誰にも話さぬうちによくあるぶつかり合いの一つへと記憶が思わせていくだろう。けれどマッチョ達の心には――きっと灼滅者達の言葉が、残り続ける。
作者:旅望かなた |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年8月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 7
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