太鼓の音と子供達のはしゃぎ声を遠くに聞きながら、風巻・涼花(ガーベラの花言葉・d01935)は公園の近くを歩いていた。
近くで夏祭りが行われているらしく、家族連れやカップル達が歩いている。
「なーにしてるのっ?」
背後からの声。振り向くと、そこには一人の青年が立っていた。
背が高く、金に染めた髪に陽に焼けた肌。艶のある銀地に黒の龍があしらわれた浴衣姿の青年は夏祭りを楽しんできたのか、リンゴ飴を手にしていた。
「ねえ、俺と一緒に遊ばない? 夢みたいな楽しい夜をプレゼントしてあげるよっ♪」
にこりと青年は涼花に言う。軽く、馴れ馴れしい言葉で自分を見つめる金色の瞳に思わず頷きそうになるが――
「涼花!」
聞き覚えのある愛しい人の声に振り向いた。
「何してんだ?」
「あ、すず、今ね……」
言いながら声をかけてきた青年の方へと視線を戻すが、いつの間にか涼花とは別の茶髪の女性を連れて住宅街へ向かっていた。その姿も角を曲がり、消えてしまう。
「涼花、アイツ」
「うん、嫌な予感がする」
あの青年、ただの人間ではないような気がする。
だが、二人ではどうすることもできない。涼花はその場を後にし、エクスブレインへ報告する事にした。
「涼花さん、報告ありがとうございました」
五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は資料を手に集まった灼滅者達と涼花を前に頭を下げる。
「情報の確認が取れました。皆さんにはこのダークネスの灼滅をお願いします」
名前は木崎・一雄。狙ったターゲットは必ずモノするという自信に満ちた若き淫魔だ。
「このダークネスは夏祭りの時期を利用し、一人でいる女性を惑わしもてあそんでいます」
夏祭りと言う事もあり、浴衣姿でターゲットを狙う。一般客と見分けはつきにくいが、かなり派手な浴衣を着ているのですぐに分かるはずだ。
ターゲットは年頃の若い女性で、見つからないようであればそれ以外も狙うらしい。だが同性には興味を示さないようなので、最悪の場合は女装する必要があると姫子は説明し、資料をめくる。
「次に現れる場所は夏祭りが行われる会場の隣にある海浜公園です」
そう言いながら資料にある地図を指差した。時間は祭りの目玉である打ち上げ花火が行われる前だ。
「花火の前だったらお客さんもいっぱいるし、狙いやすいのかな?」
「そうかもしれませんね」
その場所は公園といっても会場の海水浴場に隣接しているので浜辺にベンチがあるだけで、休憩に家族連れや恋人達がいるでしょう、と補足する。
「このダークネスは軽薄な見た目とは裏腹に巨大な剣を身軽に扱い戦います。強さは、皆さんが全員で相手になってようやく互角、というところでしょうか」
「見た目はチャラいが強い、ってワケか」
「ええ、見かけで判断しては痛い目を見るでしょう。気をつけて下さいね」
涼花の隣に立つ灼滅者の言葉に応え、姫子は資料をめくる。
「それと、このダークネスはピンチになるとその場から逃げようとします。ですので必ず捕らえて灼滅して下さい」
接触する際、変装に気付かれた場合も逃げようとするでしょうと姫子は説明を足した。
「これ以上、被害を出す訳にはいかないね!」
涼花の言葉に姫子は頷く。
「せっかくの夏祭りです。この依頼を終えて楽しむのもいいかもしれませんね」
にっこりと微笑み姫子は灼滅者達を見つめ、資料を閉じる。
「大変だとは思いますが、皆さんなら大丈夫です。頑張って下さいね」
参加者 | |
---|---|
影道・惡人(シャドウアクト・d00898) |
蓮華・優希(かなでるもの・d01003) |
華宮・紅緋(クリムゾンハートビート・d01389) |
風巻・涼花(ガーベラの花言葉・d01935) |
長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536) |
天瀬・麒麟(中学生サウンドソルジャー・d14035) |
シエラ・ヴラディ(迦陵頻伽・d17370) |
渚・夜深(深い海の灯台・d17913) |
「お、いい乳してんな~」
ライドキャリバー・ザウエルに跨り影道・惡人(シャドウアクト・d00898)は手にした双眼鏡で公園内を監視していた。
家族連れやカップルが訪れている海浜公園には海から涼しげな夜風が運ばれてきている。
双眼鏡を覗くと派手な茶髪と服装の彼女が視界に入った。どうやら彼女は暑さに耐え切れなかったらしく上着を脱ぎ、ぱたぱたと扇子の風を送っている。
「おぅ脱げ脱げ」
偶然見えたその光景に覗き見を装うように惡人が言うと、彼女の目の前を二人の女性が遮った。
華宮・紅緋(クリムゾンハートビート・d01389)とシエラ・ヴラディ(迦陵頻伽・d17370)だ。二人は離れすぎない距離を保ち、歩いている。
彼女達は灼滅すべきダークネスを誘い出す為の囮だ。
不安そうに歩くシエラから離れて歩く紅緋は、年頃の女性を狙うという相手の囮になるには年齢的に不相応ではあったが、今の彼女は男なら誰でも振り向くであろう姿へと変えていた。
そんな彼女達を仲間達が遠くから見守っている。
「女を弄ぶ男、か。……困った、ね」
「女の子をもてあそぶなんて絶対に許せないよ!」
蓮華・優希(かなでるもの・d01003)の言葉に風巻・涼花(ガーベラの花言葉・d01935)は同意し頷いた。
女性を弄ぶ淫魔を許してはいけない。しかも一度は自分さえも狙われかけたのだ。絶対に罰を与えなければ。
「うん、大丈夫。顔がスイカって思えば簡単に叩き割れそう」
内心で涼花は決意を固めていると、その隣で霊犬・くらげちゃんを足元に連れた渚・夜深(深い海の灯台・d17913)の言葉に思わずドキッとしてしまう。淫魔を海のご当地怪人だと思って攻撃するらしい。
涼花の脳裏には何故か巨大スイカに手足が生えた姿が思い浮かび――それは怪人ではないと思い直し、離れた場所で自分達と同じように警戒する仲間の場所を確認する。
視界の先にはオペラグラスで周囲を眺める長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536)と双眼鏡を手にした天瀬・麒麟(中学生サウンドソルジャー・d14035)が囮から離れた場所にいた。
もうすぐ現れる淫魔を警戒しつつ、花火を眺めようとオペラグラスを手に麗羽は夜空を眺めるが、花火が打ち上げられるのはもう少し後である。
雲一つない空には細い月と満天の星が輝き、灼滅者達と祭りを楽しむ為に訪れた者達を照らす中、
「……きた」
くい、と麗羽の服の袖を引き麒麟が呟くと仲間達へ連絡すべく双眼鏡から携帯に持ち替える。
携帯を手にすっと指し示す先に、灼滅者達が倒すべき男がいた。
艶やかな銀の生地に黒龍をあしらった浴衣姿の淫魔、木崎・一雄。
浴衣姿の男性は何人かいたが、日焼けした肌に茶髪で銀の浴衣という風貌はかなり目立った。
品定めするようにぶらぶらと歩き、周囲を見回す様子を灼滅者達は注意深く監視する。
しばらくぶらついていたが、ターゲットを見つけたらしい。目標のいる方向へ向け、一雄はまっすぐ歩き出した。
「まずいね」
仲間達に携帯を通して連絡しながら優希は短く言う。
一雄が目に留め、ターゲットに選んだのは惡人が見た女性。彼の目に留まるには遠い位置にいた紅緋とシエラに目を向けなかったのだ。
このままでは関係のない女性が毒牙にかけられてしまう。
「先輩、みんなに連絡頼みます!」
涼花は言うと急いで駆け出した。
一雄は狙ったターゲットは必ずモノするという淫魔だ。だから再び目にすればもう一度、声をかけてくるかもしれない。
視界に入るように涼花は歩調を落とし、近くを横切る。
「あれ? また会ったね」
ターゲットに声をかけようとする直前、なびく金髪が目に入った一雄は見覚えのある涼花の背に声をかけた。その声にゆっくりと、不自然にならないようにさりげなさを装い振り返る。
「あ、こんばんわ」
「ねえ、この前はダメだったけどさ、俺と遊ばない? 夢みたいな楽しい夜をプレゼントしてあげるよっ♪」
「……うん、いいよっ」
緊張する内心とは裏腹に、にっこりと微笑んだ。
肩を抱かれて連れて行かれる涼花を確認した灼滅者達は、合流すると気付かれないよう後をつける。
携帯に入れたGPSアプリを目にし、麗羽は位置を確認する。二人が向かっているのは公園の先にあるのは海水浴場だ。潮風にヴェールがなびき顔にかかるのを払いながらシエルも仲間達に遅れぬよう続く。
霊犬を従え、夜深は好きな海を眺めつつ、仲間達と監視していると二人は人気のない場所まで歩いていくのが見えた。
しばらくして二人の足が止まる。向かい合い、突然に涼花を押し倒そうとしている――今だ!
「すみませんが、あなたにはここで朽ちてもらいます」
凛とした紅緋の声。灼滅者達は動き出した。
庇うように優希は涼花の前に立ち、他の仲間達は武器を手に一雄を取り囲む。
「いきなり何だよ、お前達――」
取り囲まれた一雄は何事かと声を上げるが、武器を手にする若者達に囲まれ感づいたらしい。
「ああ、キミ、灼滅者だったんだ」
優希の後ろにいる涼花に向けて言うと彼女は言葉無く武器を手に殺界形成を展開させ、麒麟もサウンドシャッターを展開させた。
自分に向けられる武器を目に、まあいいけどねと一雄は呟くと、
「ま、キミやキミ達が誰だろうと、俺の邪魔をするなら――」
袖口に手を入れ、すっと何かを取り出した。それはカードのような――ダークネスカード!
「殺してあげる♪」
軽薄な声。囲まれていた一雄の手には無敵斬艦刀を思わせる一振りの大剣が握られていた。
「めんどくせーからパパッとな」
「ははっ、パパッとやられるほど俺、弱くねーから♪」
ウロボロスブレイドを手に言う惡人を前に一雄はぶん、と大剣を振って笑うと灼滅者へその刃を向けた。
「華宮・紅緋、これより灼滅を開始します」
赤いオーラをまとい変化させた腕で殴りかかると涼花も妖の槍を手に一雄へと攻撃を繰り出した。
「女の子を弄ぶなんて許せないんだから!」
「その顔ぐちゃぐちゃにしてあげる」
攻撃はひらりとかわされ、吼える霊犬の攻撃を受ける中、顔面めがけ夜深は殴りかかる。
「女の子がそんな言葉使っちゃダメだよ♪」
攻撃を正面から大剣で受け、それを振り上げるとうなるような低い風切り音を立てて薙ぐ。夜深へと向けられたそれはすっと前に出た麗羽がシールドで防いだ。
「ありがと」
こくりと頷き麗羽は視線を正面へと戻す。余裕の表情をする一雄へ跨るライドキャリバーと共に惡人が攻撃し、麒麟もそれに続いて飛びかかっていた。
「……あんまり淫魔っぽくないんだね」
「大きい方がいいだろ? カッコイイしさ♪」
攻撃を防いだ大剣を見て言う麒麟の言葉に一雄は応えるが、何か引っかかるものがあったらしい。
「ん、キミ……」
言いかけるが麗羽とシエラ、優希が繰り出す攻撃に言葉は途切れてしまう。
「ま、いっか」
どうせ他愛もない内容だ。別に話す必要もないだろう。
「パパッとやるって言った割には大した事ないんだな」
攻撃を受け血が滲む手の甲を舐め、つまらなそうに一雄は目の前で武器を構える灼滅者達に言い放つ。
「灼滅者ってさ、もっとこう……手ごたえがあるっていうイメージがあったんだけどね」
「まだこれからだよ!」
「淫魔だろうが何だろうが、スイカみたいに叩き割ってあげる」
武器を手に涼花と夜深は言い、灼滅者達は攻撃を再開する。
軽薄な外見と言葉からは想像もつかない大剣を軽々と扱うダークネスに灼滅者達は手こずるが、惡人の的確な指示もあってか少しずつではあるがダメージを与えていた。
だが、そう簡単にダークネスは倒されない。自分に向かう攻撃をさばき、傷付けば回復をし、大剣を振るう。
灼滅者とダークネス。互角の戦いが続く。
「何故女性を弄ぼうとする? お前だって普通の恋を楽しむ事はできるはずだろ」
間合いを詰め、優希は問いかける。唐突に聞かれた一雄は瞬間、目を丸くさせたが振り下ろされる刃をひらりとかわすと紅緋と涼花の攻撃も受け流した。
「自分の中の衝動を抑えつけることはできないのか?」
「普通の恋? 衝動?」
夜深と霊犬の攻撃を受け、なおも続く問いに一雄はおかしそうに応え、笑った。
「何故笑う」
余程おかしかったらしい。灼滅者達の攻撃を受け、そして避けながらも笑い続ける。
「俺に聞くんだ? それ」
麗羽とシエラの攻撃を受け、痛みに顔をしかめたがそれもほんの一瞬の事でしかなかった。
「俺に聞くよりキミ達の仲間に聞いた方が早くない? ホラ、いるだろ?」
武器を手に攻撃を防ぎ、攻撃すべく振り上げると、
「俺のお仲間がさ♪」
言葉と共に麒麟めがけて振り下ろす。防ごうとするが間に合わない。細い腕に赤い線が走り鮮血が流れた。
「人は誰でも闇に堕ちる可能性がある。だったらキミ達の仲間にもいるんじゃないか?」
武器を振るうが払われてしまう。きっと睨みつけると目の前の淫魔は軽薄な表情を浮かべ、元淫魔である麒麟を睨み返した。
「心当たりはあるんだろ? いない筈がない」
癪に障る笑い声。気分が悪い。うっすらと思い出す過去と傷の痛みに酷く気分が悪い。
歌い上げるシエラの癒しを受けてもその痛みは消えなかった。
確かに麒麟は闇に堕ち、一雄と同じく人々を誘惑し続けた。消える事はない事実だ。だがそれは遠く、夢のように曖昧な記憶になりつつある。
「なあ、殺せるのか? 俺と同じように好き勝手――っ?!」
あざ笑う言葉は惡人の攻撃でふつりと途切れた。
「な事ぁどーでもいんだよ」
彼にしてみればそんな事はどうでもいい、無関心な事だ。ライドキャリバーからの攻撃も受け、銀の浴衣はべったりと血に染まると腕を伝い鮮血は砂浜へぽたぽたと落ちた。
避けきれず、まともに受けたダメージに一雄の表情は軽薄なものから苦悶へと変わる。
「きりんは……淫魔が嫌い」
血に染まる淫魔を前に麒麟は呟くと武器を握り締めた。
「だから殺すの」
それが麒麟の答え。
放たれた一撃は避ける事ができず、鮮血を撒き散らし淫魔は低いうめき声を上げた。
「くっ……」
既に限界が近いのかその表情や言葉から余裕が消えている。灼滅者達を睨みつけ、その場から逃げようとするがそれは許されなかった。
逃げようとする動きを見抜いたシエラが放つ影がその姿を捕らえたのだ。
「逃がすわけないじゃない、お前はここできりんたちに殺されるの」
するりと大剣が手から落ち、一雄は灼滅者達に囲まれてしまう。
「そろそろ灼滅のお時間ですよ。遺言があれば聞きますが」
血を流し、荒い息を繰り返す一雄に紅緋は話しかける。
「俺の……聞いた、ところ、で……何、かしてくれる、の……」
「しねーな」
慈悲もない言葉。ウロボロスブレイドが惡人の言葉と共に血に染まる胸に突き刺さる。
ダークネスは刃を受け、どす黒い灰と化すと一瞬にして崩れ去った。それも潮風に吹かれ、あっという間に消えてしまう。
「さよなら……、またね」
地獄があるなら、またそこで会うだろう。麒麟はぽつりと呟くとかすかに歌声が聞こえ、その方へと視線を向ける。
それは死した魂に平安を祈る優希の鎮魂歌だった。
「みんなお疲れ様!」
涼花は言うとにっこりと微笑む。
依頼を終え、灼滅者達は海浜公園まで戻ってきた。
公園は相変わらず家族連れやカップルで賑わっている。もうすぐ花火が打ち上がるという事もあってか、先程より人数が増えているように見えた。
「さて終わったし、また乳鑑賞すっか」
にやりと笑って言うと惡人は双眼鏡を手にする。公園内は一人で訪れる女性がちらほらと見えた。もちろん、最初に見たあの茶髪の女性もいる。
依頼中は観賞するふりをしていたが、今度は本気だ。目つきからしてとんでもない熱意が感じられた。
「みんなはこれからどうするの?」
祭りの雰囲気を撮影しようとカメラを手に涼花は仲間達に声をかけると麒麟がぽつりと呟いた。
「きりん、わたあめ食べたいの」
「あ、私も食べたいなー」
仕事を終え、肩を鳴らす紅緋は麒麟の言葉に頷く。せっかく祭りだ。楽しまなければもったいない。
「ではせっかくのお祭、楽しんできますねー!」
善は急げとばかりに麒麟の手を引き、紅緋はダッシュで祭り会場へと駆けて行く。麗羽がそれを目で追うも、あっという間に見えなくなってしまう。
「ボク達も行かない? かき氷でも食べにさ」
「それいいかも! ね、くらげちゃん!」
優希の提案に夜深は応えると足元で霊犬がわん! と嬉しそうに吼える。
すると、周辺から子供達の歓声が上がった。何事かと見渡すと親に連れられた子供達が夜空を指差しはしゃいでいる。
指差す夜空に大きな音を立て、花火が打ち上がった。
「綺麗」
星を散らし、消えていくその様子に素直な感想が夜深の口から出る。彼と一緒に見れたらどんなにいいだろう。
今度また誘おうと思いながら見上げる夜空は色とりどりの花火が打ち上がり、海面を、空を美しく彩った。
「まるで夢を見てるみたい」
カメラのシャッター越しに花火を眺め、涼花はうっとりとする。彼女もまた夜深同様に共に祭りを楽しみたい相手がいる。
「綺麗だね!」
シャッターを切りながらの涼花に話しかけられ、シエルはこくりと頷く。
こういう時は笑うべきなのだろう。だが、彼女は表情を上手く作れない。
「来年の……お祭り……も……楽しい……思い出に……」
「うん、来年も見に来たいね!」
にこりと微笑む涼花と共に視線を花火へと戻す。
「(いつかは……きっと……)」
この花火のように、鮮やかな表情をする日が来るだろう。
シエラが仲間達と、公園にいる全ての人達と同じように夜空を見上げると白い尾を引き、ひときわ大きな花火が夜空に咲いた。
作者:カンナミユ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
|
種類:
公開:2013年8月27日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
|
||
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 7
|
||
あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
|
||
シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
|