アリス・オン・パラノイア

    作者:空白革命

    ●イリス・イン・パラドクス
     記憶と呼べるものはあまり多くない。
     覚えているのはよく明滅する裸電球と、コンクリートの壁と、病院のベッド。はずそうとして外れない鉄格子の窓が、ある日簡単に外れてしまったこと。
     思えばその日から私は人間ではなかった。
     壁の一つとなりに双子の姉が居るはずだが、私はなぜだか彼女を避けなければと思った。なぜだか。なぜだろう。
     私はベルトの沢山突いた袖長の白い服を引きずって山道をひたすらに駆けた。
     駆けて、駆けて、転んで、駆けて、倒れて、這いずって、引っかけて、引きずって、転がって、最後にたどり着いたのは木造建築の家だった。
     扉を叩くと、古くさい蝋燭式のランタンをつり下げた男が出てきた。
     丸い眼鏡をしたひょろ長い男であったように思う。思うだけだ。顔をまじまじと見たわけでは無い。ランタンの光がまぶしくてよく見えなかった。
     男は灯りを消して私を部屋に入れてくれた。家だと思っていたが、ベッドと暖炉、あとは板を壁に打ち付けただけの質素な棚しかなかった。どんなものでも、雨と風がしのげているなら家だと思う。部屋と呼ぶべきものはなく、いわゆるワンルームの家だった。
     男は月明かりだけしかないというのに器用に私をベッドまで案内した。腕のあたりについたベルトをベッドのパイプに巻き付けて、足の辺りにあるベルトも巻き付けたところで私は奇妙さに気づいた。腕や足がうまく動かない。男が自分のベルトを外したところで、私はめいっぱいに暴れた。不思議と私を固定していたベルトはすぐに引きちぎれた。というより、ベッドのパイプ事態が折れて外れた。ベルトにくくりついたままの鉄パイプを男の身体に突き刺して、私は難を逃れた。
     幾度となく同じ動作で突き刺した後で、このままではよくないのではと思い暖炉にくべる。
     火はとても暖かい。
     さて、どうしよう。
     わからないので、訪れる人間を殺し続け、この場に留まろうと思う。
     それ以外に、やりようが思いつかないのだ。
     暖炉の光で映った私の影は、背中から翼が生えていた。
     
    ●ヴァンパイア・イリス
     夜の学校はつめたい。
     五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は廊下の窓辺でこんなことを語った。

     イリスという少女がヴァンパイアに闇堕ちをしたという。
     彼女は十二歳の子供で、血族の誰かが闇堕ちした影響でうまれた副次的なヴァンパイアであるらしく、現在は木造の山小屋に立てこもっているとのこと。
     どうやら他人の言葉を正常に理解せず、接触をはかる人間を全員殺し続けようと考えているらしい。
     捨て置けばろくなことにならず、灼滅が望ましい。
     しかし気にかかるのは、彼女に未だ残る人間性だろうか。
     
     少女イリス。
     ダークネス種、ヴァンパイア。
     ベルト固定された鉄パイプと己の身体を主な武器としている。
     接触に当たっては、山小屋を訪れるのが適切だが、単純に殲滅だけを狙うなら窓から飛び込もうとも構わない。
     特別意味は無いと思うが、なんなら小屋に火を放ってもらっても構わないそうだ。
     最後に『なりたてとはいえダークネスです。油断しないように』と締めて、姫子はあなたに書類を託した。


    参加者
    虹燕・ツバサ(紅焔翼・d00240)
    十七夜・狭霧(ロルフフィーダー・d00576)
    秋桜・木鳥(銀梟・d03834)
    椎名・茜(明日はきっと向こう側・d03875)
    識守・理央(マギカヒロイズム・d04029)
    大高・皐臣(ブラッディスノウ・d06427)
    巴・詩乃(姉妹なる月・d09452)
    契葉・刹那(響震者・d15537)

    ■リプレイ

    ●SCHIZOPHRENIA-IRIS
     通り雨の過ぎた日。
     薄曇りの空とぬかるんだ土の間で、識守・理央(マギカヒロイズム・d04029)は木造ドアをノックした。
    「こんにちは、イリス。いるかい?」
     返事は無い。
     理央はもう一度ノックをした。
    「僕は理央。僕たちは正義の味方さ。君に会いに来たんだ。君と友達になりたくて」
     扉の向こうで足音がした。扉へ近づいてくる。ドアノブを握るかすかな音。
     次に。
     鉄パイプがドアを突き破り、理央の眼球めがけて突き出された。
     突き刺さる直前、十七夜・狭霧(ロルフフィーダー・d00576)に後ろ襟を掴まれ地面に引き倒される。
    「はいお話タイムしゅーりょーう!」
     狭霧は薄笑いと共にドアを内側に蹴り破った。無理に潰された段ボールのように拉げて室内へ吹き飛ぶドア。
     間もなく狭霧と虹燕・ツバサ(紅焔翼・d00240)は室内へと飛び込んでいく。
    「ウェイクアップ――熱華・爆燐斬!」
     ツバサは走りながら解除。更に加速し、炎の爪を高速で繰り出した。
     対してイリスはパイプが刺さったままのドアを両足で蹴り上げて抜き取り、その勢いのままツバサへ蹴り返す。一瞬にして引き裂かれるドア。
    「葬冥光符閃!」
     続けて繰り出された十字切りがイリスを襲うが、それを頭上にパイプを翳して受け止めた。
     にんまりと笑うツバサ。
    「待ったって誰も迎えになんて来やしない。ぬくもりもほっときゃ冷める。俺はヴァンパイアを切り捨てるだけだ、どんな手段を使ってもだ!」
     武器に足を乗せ、踏みつけるように押し込むツバサ。
     よくよく見れば、イリスの鉄パイプは影業によって補強、延長されていた。恐らく伸縮も自在だろう。
    「なるほどこれでドアを突いたわけっすね」
     いつの間にか高く跳躍し、上下逆さに天井で『屈んで』いた狭霧がどこからともなくナイフを抜き、イリスへと襲いかかる。
     赤いオーラを引いて走る二本の軌跡がイリスの腕から肩までをばっさりと切り開くが、彼女は形容しがたい言葉で叫んでパイプを振り回した。
     両腕両足にベルト固定されたパイプが滅茶苦茶に振り回され、狭霧とツバサは飛び退いて距離を取った。
     追撃をはかろうとするイリスだが、そこへ一本の槍が飛来した。肩に直撃。思わずのけぞるが、壁につっかえて倒れきれない。
    「……」
     ほぼ間を開けずに追撃。ランプを軽く放った秋桜・木鳥(銀梟・d03834)が、ドア付近から壁まで一気に距離を詰めて殴りかかってくる。
     連続で叩き込まれた拳によって、ずぶずぶと槍の先端(つまり壁際だ)まで追いやられるイリス。
     イリスはジグザグに切れた髪を振り乱し、またも理解不能なことをわめき散らしながら冷気の塊を乱射。木鳥は両腕で顔を庇いながら後退した。
     槍を引き抜いて捨て、更に木鳥へ追撃をしかけようと飛びかかる。
    「下がって」
     が、入れ違いになった契葉・刹那(響震者・d15537)が腕を異形化させて迎撃。イリスのパイプが鋭利な刃物へと変わり、回し蹴りと横払い斬りを無理に混ぜたような斬撃を繰り出してくる。
     避けられる速さではない。あえて自分の身体を切らせつつ、刹那は彼女の顔面を殴りつけた。
     地面に向けて振り下ろすようなフォームでだ。当然イリスは後頭部を床にたたき付けられる。刹那は急いで影業を展開するとホチキス止めするかのようにイリスの両手両足を地面に固定。そこへ舞い戻ってきたツバサと狭霧が両サイドから攻撃を仕掛けた。
    「天地咆哮斬!」
     斬艦刀を仰向けの腹めがけて思い切り叩き付ける。
     目を剥いて悲鳴と嗚咽の混じったような声をあげるイリス。
    「ツ、ツバサ君それは――」
     何か言おうとする理央へ、ツバサは横目でにらみ付けた。
    「刃を振るうに迷いはいらぬ。倒すにも救うにも避けられんことだ。そうだな?」
    「まあそうっすね。ほら、沢山相手してあげるから、寂しくないでしょ?」
     狭霧はナイフを手の中で回すと、大量の蝶を影から放出。たちまちイリスを埋め尽くしてしまった。もはや言葉とは思えない声でわめいて暴れるイリス。
     そこへ、巴・詩乃(姉妹なる月・d09452)がゆっくりと歩み寄った。
     ザッと蝶が飛び去り、あとには涙と血と形容しがたい肉体液にまみれたイリスが残っていた。無理に固定状態から逃れようとしたのか右手首と左足首から先が既に無い。
     荒い息をするイリスを、詩乃は優しく抱擁してやった。
    「イリス。私はあなたに暖かさをあげたい。ひとりで、寒くて、つらいだろうから。闇の寒さ見あなたが凍り付くまえに、もう一度……」
     イリスは力なく詩乃の腕の中で暴れながら、濁点だらけの名指しがたい言葉を叫ぶばかりである。
     それでもまだ抱いて止まない詩乃をそのままに、大高・皐臣(ブラッディスノウ・d06427)がすぐそばに片膝をつく。
     できるだけ落ち着いた声で、頭に手を添えてやった。
    「姉さんはどうした? 外へ飛び出したのは、病院が嫌だったからか?」
     イリスは応えない。というより、何か言っているのだが意味が分からないのだ。
     ほとんど宇宙人や未開の文明人と会話をしている気分だった。
     今まで寂しかったのだろうと、皐臣は思った。まずは話を聞いて、気持ちを受け止めて、この先が分からなければ導いてやろう。そう思った。
    「もう、大丈夫……?」
     ドアの辺りから声をかけてくる椎名・茜(明日はきっと向こう側・d03875)。
     発泡スチロールのパックやスープ用の保温ボックスを肩から提げて入ってくる。
    「わたしは茜。そっちの人たちの友達だよ。いろいろあると思うけど、とりあえずご飯食べよ。焼きそばに、お味噌汁。ほら、おいしいよ?」
     味噌汁を椀に移して差し出す茜。
     詩乃と目が合って、二人は微笑みあった。
     すっと腰を下ろす木鳥と理央。
    「外の世界を知りたいと思わない? こんな寂しい小屋は、君のいたい場所じゃない。暖かいところがあるんだ。でも君が君のままじゃなきゃ。わかるかい? 人を殺すような人間は、暖かいものは得られないんだよ」
    「さ、一緒に外へ出よう。いつかお姉さんに会いに行こう。僕は、傷付けあうより手を繋ぎたいんだ」
     二人から差し出される手。
     彼らは思わず笑顔になった。

    ●IRIS-SYNDROME
     例えばこういうのはどうだろうか。
     かわいそうなヴァンパイアの少女イリス。
     心優しい灼滅者に暖かく抱擁され、暖かい食べ物をもらい、手を繋いで仲良しになりました。
     偶然奇跡的にも灼滅者の素質があったおかげで転生し、沢山のお友達や恋人や疑似家族ができ、ほどなくして屈託無く笑う心優しい少女になりました。
     めでたしめでたし。
     恐らく誰もがとは言わないまでも、世の七割ほどは思い描く理想像だろうと思う。
     自らの観測する出来事は最終的に幸福そうな形で終えるべきというハッピーエンド主義に基づいた、より一般的で好意的な、優しく暖かい、白く、清い、笑顔の、楽しい、幸せな、白、優しい、暖かいご飯、ぬくもり、優しさ、綺麗、素敵な、希望、明るい未来、明日の朝、論理的な、夜明け、笑顔の、理性的な、暖かい、科学的な、幸福、理性的な、理論的な、優しさ、優しい、優しい、優しさ、優しさ、暖かさ、こちらへ、きなさい、おいで、いっしょに、手を繋ぎましょう、イリス、イリス、可愛い、イリス、一緒に、遊びましょう、白い朝、温かいご飯、幸せな、導いて、家族、お姉さん、アリス、楽しい、気持ちいい、音色、笑顔の未来、もっとこっちに、楽しい明日、手を繋ぎましょう、ぬくもりを、アリス、イリス、あなたは、わたしは、わたし、アリスは、外に出よう、暖かい場所へ、わたし、アリスは、イリスは、わたし、幸せに、暖かく、ぬくもりを、一緒に、手を繋いで、アリス、イリス、アリス、イリス、殺してやる。

    「殺して――やる」
    「ん?」
     腕の中で呟いた言葉に、間違いかと聞き返す詩乃。
     その直後、周囲を真っ黒な霧が覆った。
    「なに、回復す――?」
    「いつまで日和ってる、死ぬぞ!」
     首を傾げた詩乃の腕を強引に引っ張る皐臣。だが既に、詩乃の胸や腹数カ所を影の槍が大量に貫通していた。言葉に詰まる皐臣。
     一方で詩乃はほぼ動かなくなった腕を無理矢理動かしてイリスへ伸ばしている。
    「い、いたいよ。ね、やめよう? あなたに、ぬくもりを」
    「殺してやる」
     螺旋錐のような影が詩乃を、それも致命的な部分を貫通した。
     更に影を薄い刃に変え、周囲にいた全員を、いや床や天井まで含めて全てを縦横無尽に切り裂いた。
    「イリスっ、そんな……なんで!」
     ヒーリングライトを発動させつつ素早く飛び退く理央。だが、唇が触れる寸前の位置までイリスは接近していた。中空で後頭部を掴んで固定される。
    「イリス? イリス? 誰だ、それは、ハハッ、ハハハ!」
     首筋にかじりつき、大型の肉食獣が小動物をそうするように、強引に振り回して食いちぎった。
     すぐ後ろにいた刹那もろとも壁に叩き付けられる理央。
    「エエト、エエト? 何だっけ? 人を殺すような? 人間には? 暖かいものは? 得られない! そう! イエス! ザーッツ、ラーイト! アタシも、アンタも、人殺し! ハハッ、ハハハ! 人間の、マネなんて、できないな! ハハハ! 人間のフリ、するなよなア! ハハハッ、ハハ!」
     次の瞬間、霧の中で警戒姿勢をとっていた木鳥の足首に影のベルトが絡みつき、凄まじい勢いで天井へと吊り上げ、叩き付けられた。強引すぎる打撃ゆえに粉砕する天井。
    「……きみは」
     木鳥は片手両足でかろうじて着地すると、妖冷弾を乱射した。
    「家族を大切にしたい子だって……」
     足下を見る。散乱した味噌汁がじわじわと広がり、転がった椀が茜の足に当たった。
    「わかってる。分かってたよ。彼女に届かせるほどの言葉が私には……ううん、誰にも、言葉なんかでっ」
     椀を踏み砕くほどの踏み込みをかけると、茜は霧の中に拳を叩き込んだ。
     拳はイリスの頬に当たる。が、同時に茜の肘も影の槍が貫通していた。直後、顔面を鷲づかみにされる。イリスの手ではない。影の義手だ。
     凄まじい握力で締められる。頭蓋骨が果実のように絞られそうになる。
     だがそれも途中までだった。イリスの腕が皐臣によって切断され、横合いから繰り出された刹那の異形化した拳で殴り飛ばされたのだ。
     だがただ飛ばされはしない。空中で器用に体勢を整えると、飛んだ先のツバサを目視した。
    「誰よりも早く強く、雷刃疾走!」
     すれ違いざまに繰り出される斬撃をブレード化した影の義足で相殺。
     きりもみしたイリスに狭霧のナイフが突き刺さった。
    「助けられる命は助けたい。でもそうでない命は、しょうがないっすよね」
     刺さったナイフを靴底で更に押し込む狭霧。
    「ハハッ、ガふッ、ハハハ、ハハハッ!」
     影のベルトが伸び、狭霧の首へ巻き付き、急激に締め上げた。
     同時に理央の右手がイリスの側頭部に押し当てられた。間に護符が挟まっている。それが分かったのは一瞬だけのことだ。
    「僕は、ヒーローでいたいんだ。必ず、必ず手を繋いでみせる!」
     魔法の矢が生成。イリスの側頭部を通り、反対側から鏃だけが突き出た。
     白目をむき、血の涙をながし、イリスは。
    「ハハッ、ハ、ハハッ」
     乾いた笑いを浮かべ、死体のように崩れ落ちた。

    ●ALICE IN PARANOIA
     小屋の中はめちゃくちゃだった。
     けれど彼らは、暫くその場を動けなかった。
    「病院や山小屋だけが世界じゃない。イリスは、幸せに……」
    「つらかった、ね……」
     壁に背を預けて座る皐臣と詩乃。
     詩乃の腕の中には血肉まみれのイリスがあった。
    「力が無いまま振りかざす正義は悪、か」
     胸で十字を切るツバサ。狭霧は壊れたベッドの上で片膝を抱えていた。
    「ところで、刹那ちゃん。病院行ったんだって? 場所も知らないのによくわかったすね」
    「ん。この小屋から徒歩で行けて、山を登ったところだと思ったから」
     暖炉についた火をじっと見つめる刹那。
     カラン、と男性用の革ベルトらしきものが焦げたまま転がった。
     そのなかに骨らしきものを見つけて、木鳥は小さく息をつく。
    「確か、感染源は姉だろうって話だったよね。話を聞きにいったの? どんなことを聞けた?」
    「なにもありませんでした」
    「うん?」
     火をみつめたままの刹那。彼女の横顔を不思議そうに見やる茜。
    「話してくれなかったの? それとも会わせてくれなかったとか……あれ、でも、『なにもなかった』ってどういうこと?」
    「そのままの意味よ。なにも、なかったの」
     一語一句区切るように言う。
    「山の上にあったのは廃墟で。人なんて誰も居なかった。机に放置されてた新聞は五年前のものだったし、あちこちホコリとカラスプレーの落書きと、ネズミや……そういう、生き物だらけでした。それに」
    「それに?」
    「部屋らしきものは、ひとつしかありませんでした」
     深く、深くため息をつく理央。
    「僕を笑うかい、未央。僕はこんなことしてでも、また……」
     振り向く。
     すると、少女イリスが目を開けた。
     初めて会う人間のように微笑む理央。
    「やあ、君は……イリスだよね。セカンドネームを教えて。握手をして、友達になろう」
     差し出された手を、イリスは乱暴に払いのけた。
    「名前なんて無い。握手もしない。舌を噛んで死ね」
    「それはできないけど、質問には答えられる。聞きたいことは?」
     イリスは空気を吸うことすら吐き気がするという顔をして、忌々しげに言った。
    「ここはどこで、わたしは誰だ。あと、お前の殺し方を教えろ」

     イリス・パラドクス。
     鉄パイプと影のベルトを主な武器とし、手足を黒い何かで覆った灼滅者の少女。
     彼女は今日、他人によって死に損なった。
     これが幸か不幸かなど、考えたくも無いという。

    作者:空白革命 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年9月3日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 10/キャラが大事にされていた 8
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