ルールを守って楽しく遊びましょう

    「……向こうは賑やかですなぁ」
     ゲームショップ主催のカードゲームコンベンション。その会場には子供や大人まで大勢集まって、色々なカードゲームで自由に交流しながら遊んでいた。
     まわりの楽しげな雰囲気になじめず、自分から誘うことも出来なかった20代半ばに見える4人の男性が、建物の外にある物陰の芝生に座り込んでいる。時折うらやまそうな視線を向けながら、仲間内だけでゲームを続けていた。
     ふと気がつくと、いつの間にか高校生くらいの年頃の女の子がすぐ側に立っていた。
    「大勢の輪の中に入り損ねて、隅に追いやられてみじめに過ごすその気持ち、わたしもよくわかるよ」
     突然現れた女の子は、長い黒髪の中から突き出るように兎の耳をはやし、大きく肌を露出した黒いレオタードには丸いふさふさの尻尾のついている、いわゆるバニーガールの格好をしていた。
    「わたし、今あなた達みたいな人を応援してあげてるんだ。だからみんなもわたしのこと好きになってくれると嬉しいなぁ」
     芸能人かと思うほど整った、可愛らしい面立ちをしているその女の子は、わけもわからずぽかんとしている4人の腕に順番にしがみつき、柔らかな胸を押しあてた。
     赤面して戸惑っている男達を見てクスリと笑うと、女の子は胸元から4枚のカードを取り出し、温もりの残る漆黒のカードを手渡した。
    「あなた達を特別に応援してあげる! あなた達の気持ちもわからない連中なんか……こ・ろ・し・ちゃ・え」

    「男子ってみんなカードゲーム好きですよね……なんででしょう」
     神立・ひさめ(大人っぽいけどまだ小学生・dn0135)は不思議そうに首を傾げた。
    「それはともかく、臨海学校の時にいろいろ事件を起こしていたHKT六六六人衆の人達が、またなにかやろうとしているみたいなんです」
     呼びかけに答えて集まってくれた仲間達に、ひさめは未来予測で得た情報を説明する。
    「博多港の側にライブや展示会に使う大型のコンベンションセンターがあって、そこでカードゲームのイベントが開催されるのですが、それに参加していた一部の人が例の黒いカードに魅了されて、他の人に襲いかかり、殺し始めてしまうんです」
     見た目と同じように子供らしくない言葉遣いで、ひさめは続けた。
    「臨海学校の時とは違って、今回はダークネスに強化されている人達なので、サイキックのようなチカラを使って襲ってきます。黒いカードのチカラはまだはっきりとしていないのですが、その人達を倒してカードを取り上げれば正気に戻ります」
     手書きの簡単な見取り図を取り出したひさめは、建物内部の南側を指さした。
    「会場はパーティションで半分に仕切られていて、こちら側だけがイベント会場になっています。カードを持った人達は会場に入り込んで人を襲い出すのですが、その直前に空いている北側のスペースに潜んでいて、その時でならバベルの鎖の影響を回避して介入することが出来ます」
     図面を見る限り館内はサッカーコートくらいの広さで、半分に仕切ってあってもかなりのスペースがありそうだった。
    「その場で戦うこともできるんですが、仕切りの間に布をかぶせただけの隙間が何カ所かあります。関係ない人が入ってきたら巻き込んでしまうかも知れませんけど、ESPを工夫すればなんとかなると思います。外になら使用してない駐車場とか埠頭とか安全な場所があるんですけど……」
     歯切れの悪い物言いを謝ってから、ひさめは相手のサイキックなど細かい特徴を説明し始めた。
     一通り話し終わると、ひさめは深々と頭を下げる。
    「HKT六六六人衆が何を考えているのかわかりませんが、理不尽な殺人は阻止しないといけません。みなさん、どうかよろしくお願いします」


    参加者
    橘・千里(騒々沈黙アクセルライト・d02046)
    葉山・一樹(ナイトシーカー・d02893)
    芦夜・碧(無銘の霧・d04624)
    黒岩・いちご(ないしょのアーティスト・d10643)
    伊織・順花(追憶の吸血姫・d14310)
    神音・葎(月奏での姫君・d16902)
    石見・鈴莉(爆炎魔法少女本気狩るスズリン・d18988)
    竹間・伽久夜(高校生エクソシスト・d20005)

    ■リプレイ


     熱気をともなってにぎわうイベント会場には大勢の人が集まり、大人も子供も関係なくテーブルを挟んでカードゲームに熱中していた。
     トーナメント大会の前半戦が終わり、午後の後半戦までフリーバトルに解放された24卓のテーブルは満席で、観戦しながら席が空くのを待つ参加者達に囲まれながら繰り広げられるゲームに、会場は一層の熱を帯びていった。
     そのとき、会場の空気が一変する。葉山・一樹(ナイトシーカー・d02893)の殺界形成が会場を包み込んだのだ。
     楽しそうに響いていた人々の声が一斉に止んだ。恐怖と不安にが重くのしかかり、今すぐ会場から離れたいという衝動がその場にいた全員に込み上げてきた。
    「皆さん、落ち着いて聞いてください!」
     静まりかえった会場に竹間・伽久夜(高校生エクソシスト・d20005)の声が響きわたった。
    「セキュリティ上の問題が発生して、一時的に会場から避難していただきます。係員の誘導に従って避難を開始してください」
     伽久夜の言葉はプラチナチケットの影響で参加者だけでなく主催や会場関係者にも自然と受け入れられた。一樹の殺界形成による効果もあって、足早に人の波が動き出す。
    「こっちが避難路だ! みんなここから出てくれ!」
     正面ゲートへと続く通用門に立った一樹が声を張り上げた。
     その側で、橘・千里(騒々沈黙アクセルライト・d02046)は機械を使った人工音声で声を発した。
    「慌てるな」
     人混みを恐れる千里の顔色は真っ青になりながら避難誘導を促す。地声で話すことを嫌う彼女は不自然な声色の合成音声で参加者に語りかけた。
    「落ち着いて避難するんだ」
     黒岩・いちご(ないしょのアーティスト・d10643)は踊るような足取りで会場の中を移動しながらラブフェロモンをふりまいた。
     突然の出来事に戸惑って動きの鈍い参加者達を、長い髪をなびかせながら笑顔で魅了する。
    「皆さん、私達の言うこと聞いてくださいねー?」
     すっかり魅入られて言葉に従う人達にくすりと笑みを浮かべると、いちごはまだ残る別の人の元へと身を翻した。
     避難が行われているそんな中、会場を仕切る薄いパーティションを挟んだ向こう側では強化一般人達が予想外の妨害を受けて牽制されていた。
     コンベンションセンターを半分で仕切り、未使用の北側に潜んでいた4人の強化一般人達は、突然得ることになったチカラに心酔して、イベントに参加している無関係な人に理不尽な狂気を振りかざそうとしていた。
     そんな4人に、石見・鈴莉(爆炎魔法少女本気狩るスズリン・d18988)は乱暴に言葉を投げつけた。
    「おい、決闘しろよ」
     強化一般人達はびくっと体を硬直させると、跳ぶようにして後ずさり、突然姿を現した鈴莉達に警戒の目を向けた。
     にらみつけながら今にも攻撃しようとしている鈴莉に続いて伊織・順花(追憶の吸血姫・d14310)が前に出る。
    「カードゲームは好きだけど、それで殺しだなんだは勘弁願いたいな」
     愛刀『白狼』を左手に携えながら、いつでも抜刀できるように気を張った。
     空気が張りつめる中、神音・葎(月奏での姫君・d16902)はこちら側の音が外部に漏れないようにサウンドシャッターを展開した。周辺の音は封じられ、この場の音は一定の広さから先に漏れ出すことはなくなった。
    「遊びの相手ならば同等の戦力を相手取る方が愉しかろ? 先へ行く前にこちらと、遊んで行かぬか」
     様子を見ていた強化一般人達だったが、葎の問いかけにようやく1人が口を開いた。
    「……ゲームは絶対的な立場から弱いやつにチカラを見せつけるのが楽しいんだぜ」
     卑屈な笑みを浮かべたその男の言葉に、芦夜・碧(無銘の霧・d04624)はわざとらしく驚いてみせる。
    「あらあら、ずいぶん歪んだ性根だわ……叩き直さないと駄目なようね」
     人目を引くほど大きな胸に手をあて、胸元からスレイヤーカードを取り出す。妖艶な笑みを浮かべながら、碧は解除コードを唱えた。


     全員がキリングツールを構えると、一気に空気が張りつめた。それぞれが戦いに合わせた立ち位置に布陣する。
     強化一般人達の見た目も背格好もよく似たもので、判断がつきにくかった。それでもエクスブレインに聞いていた立ち位置から推測して、一番後ろにいるのがキヨシ、その少し前よりにいるのがカズヨシ、最前列に立っている2人がシンイチとテツヤだろうと想定できた。
    「さて、先に俺らのお相手願えるかな?」
     順花はそう言い放つと、納刀している『白狼』に手を添えながらサイキックを解放した。殺気が具現化して体から溢れ出し、闇が殺意をともなってキヨシに襲いかかる。
     その攻撃は、しかし、前衛の1人が素早く間に入り、キヨシの身替わりとなって受け止めてしまう。
     恐らくこれがテツヤだろう。必然的にもう1人の前衛がカズヨシだと推測できた。
    「盾効果発動! 発動した場合、味方への攻撃を身替わりになって受け止める事が出来る」
     ゲームのつもりなのか、セリフを言っているような口調で言いながら、キヨシはにやりとしてみせる。
     すると同じように芝居がかった身振りと言葉遣いでキヨシが動いた。
    「女神の慈悲発動! 回復と共に悪影響への耐性を高める効果!」
     癒しのサイキックがテツヤとカズヨシを包み込む。
    「そこの胸のでかい女にダイレクトアタック!」
     カズヨシが大げさな動きで碧を指さすと、カズヨシからエネルギーの塊が沸き出して碧へと飛び出した。
     鈴莉が庇おうと動いたが、それよりも先に攻撃の矢面に立ち、受け止めた存在がいた。誘導に回っているいちごのビハインドである『アリカさん』が、仲間を守る役目を受けてついてきていたのだ。
     シンイチが続けて動いた。
     突然全員の足下から噴き出すような衝撃波が襲いかかり、4人と『アリカさん』の体を切り刻んだ。
    「トラップ発動! 範囲内の相手に攻撃力に応じたダメージと共に、影響を受けた相手のの回避能力を下げる効果」
     こちらも芝居がかった手振りで言い放つと、最後に4人の強化一般人達は声をそろえて宣言した。
    「ターンエンドだ!!」
     理解の範疇を越えるそんな姿を、葎は不思議そうに見つめる。
    「……これがかぁどげぇむというものなのかえ?」
     戸惑いながら腕を高らかに掲げる。『月腕』と名付けられた縛霊手から霊的因子を強制停止させる特殊な結界が放出された。
     今度はテツヤに肩代わりされることもなく後ろに立つキヨシのまわりに結界を展開し、強い負荷と共にダメージを与えた。
     碧がウロボロスブレイドを一振りすると刀身が鞭状になる。そのまま体を捻りながら振り回すと、長く伸びた等身が茨の蔓のようにキヨシに絡みつき、刃が食い込みながらその体を縛りつける。
    「私達がこのお遊びにつきあっている間は誰かに危害が及ぶこともないし、避難が終わるまでは相手してあげるわ」
     碧はさげすむような笑みを浮かべながら更に力を込めて締め上げた。
    「なんかもう、いろいろとツッコミどころだらけなんだけど……カードバトルで人を攻撃するとか、アニメまでにしてほしいよ」 
     繰り返される攻撃の中、誘導に回った仲間達が戻るまでは回復と防御に徹していた鈴莉。
     WOKシールドに意識を集中するとサイキックの盾が大きく広がって仲間達を包み込んだ。傷ついた仲間達を癒しながら悪影響から守る盾となる。
     戦いを続けていると、この強化一般人達はそこまでの強敵ではないことがわかり、負けることはまず無いだろうと思われたが、、戦力の半数が誘導避難に回っているので攻撃の決め手に欠けており、状況は拮抗している形となっていた。
     そして、状況は一変する。


    「避難は終わった、遅くなって悪かったな」
     そう言いながら一樹が駆けつけてきた。鏖殺領域で攻撃しながら自らの強化を行う。
     小走りでやってきた千里は鈴莉の背後に張り付くとその服の裾をきゅっとつまむ。
    「すずりん……」
     自分を見上げながらつぶやいた千里の姿に我慢できなくなった鈴莉はがばっと千里を抱きしめて頬ずりし出す。
    「せんりん~っ」
     その横で盾となって傷ついた『アリカさん』の小さな体をそっとなでているいちご。
    「皆さんを守ってくれてありがとうございます……大丈夫ですか?」
     いちごの問いに小さく頷くのを確認すると、いちごは前を向き、バイオレンスギターを構えて爪弾き出す。
     アップテンポの癒しの旋律が傷ついた仲間達を包み込み、傷を癒してゆく。聞く者のやる気を更に鼓舞しながら、体を縛るサイキックの残滓を打ち消していった。
     伽久夜がすっと進み出て葎達と同じように前衛に立つ。軽く手を広げ、祈るように目を閉じると魔力を帯びた霧が現れて仲間を包み込み、癒しのチカラとなって染み込んでゆき、さらに戦うチカラを強化していた。
    「守りは任せてください」
     伽久夜の言葉に頷いた葎は攻撃に集中する。自分の影を撃ち出すようにのばし、キヨシを攻撃した。それを再び身替わりとなってテツヤが受け止めるが、膨張した葎の影はテツヤを飲み込み、むさぼるように噛みついてその体を大きくえぐった。
     鈴莉の手を握っていた千里はその手を放し、顔を上げてキヨシをにらみつける。
    「狩らせてもらうぞ! 貴様らの! 魂ごと!」
     人工音声を通して吠えると、千里は妖の槍を斜めに構え、冷気を集約して氷柱状にすると、振り下ろすようにして撃ち出した。
     氷の弾丸は高速で空を裂き、キヨシに突き刺さる。
    「ぐえぇっっ!?」
     情けない声をもらしながら、強化一般人の1人はそのまま仰向けに倒れ込んだ。
     それを見た碧は素早く攻撃対象をカズヨシに切り換えてウロボロスブレイドで絡め取り、締めつける。
     動きの鈍くなったカズヨシにたいして、順花は一気に間合いを詰める。抜刀と同時に死角へと入り込み、急所めがけて刃を振り下ろした。
     カズヨシはそのまま声も漏らさずに悶絶し、意識を失って床に倒れ込む。
     2人目の仲間が倒されたことに、残された男達に動揺が走っている。回復の要が倒された時点で勝敗は決まったようなものだったが、彼らにチカラを与えてくれた『彼女』の想いに答えるために、闇に魅入られた男達には戦う以外の選択肢はなかった。
     テツヤに庇われながら攻撃を続けるシンイチだったが、すべての攻撃を肩代わりできるはずもなく、蓄積されたダメージは限界を迎える直前だった。
     一樹は縛霊手を纏った腕を振り上げ、牽制するようにシンイチに叩きつけた。巨大な腕型の武器は腹部に深く突き刺さり、シンイチはそのまま悶絶してうつぶせに倒れ込んだ。
     最後に残った強化一般人・テツヤも仲間の盾として身替わりとなって攻撃を受け続け、回復のサイキックを使っても癒せないほど傷ついていた。
     防御と回復に徹していた伽久夜はチャンスと見て攻撃に転じた。
     腕を振り上げ、空を切るように振り下ろすと、伽久夜が鋭く尖った刃とかしてまっすぐに伸び、テツヤの体を斜めに切り裂いた。
    「ぎゃぁぁぁっっ!?」
     ひときわ大げさな叫びを上げたテツヤは硬直した体のまま床に倒れ込み、意識を失った。
     叫びの残響がかすかに残る会場の中、鈴莉は腕を組み、倒れている男達を見下ろすように立ちながら宣言した。
    「ターンエンド。アンタ達の負けだね」


    「ここでライドしてカードを重ねて、相手の攻撃力を上回るまで行動するんだ」
     避難していた人達も会場に戻ってきて、再開されたカードゲームイベントの一角で順花達はゲーム卓を囲んでいた。
     HKTの黒いカードを取り上げた後に正気に戻った4人の男達に碧が問いつめてみたが、彼らは記憶を失っており、バニーガール姿の可愛い女の子を見たくらいしか思い出せなくなっていた。
     それならせっかくだからと、順花の誘いでカードゲームを楽しんでみることになったのだ。
    「えーと……ライドってのは……こうでいいんだよな?」
     カードゲーム自体一度もやったことのない一樹だが、無理矢理ゲーム卓に座らされて頭を捻っていた。断りたかったのだが、数少ない男性陣として肩身が狭く、女の子達に押し切られて断り切れなかったのだ。
    「葉山さん、そのカードのAT効果は相手が男性の時でないと効果を発揮しないのよ……えと、そうだったわよね、伊織さん?」
     言葉の後半は小声で確認を取ってから改めて自信ありげに語り出す碧だが、本当はカードゲームの知識はこちらも皆無で、ゲームに慣れている順花に聞いた知識を自信ありげに口にしていた。
     仲間達につきあってゲーム卓の側で見ている千里は、再び活気づいて会場に集まった人混みにびくびくと緊張しながら、握っている鈴莉の手に更に力が入る。
     そんな様を見ていた鈴莉は込み上げる気持ちを抑えきれなくなって千里に抱きついた。「せんりんかわいー、あたしが一緒にいるから大丈夫だよ!」
     力一杯抱きしめられて少し安心した千里は、反対の手でも順花の手とつないでやっと落ち着いてきていた。
     伽久夜と葎は他のゲーム卓を見て回りながら初めて知ったゲームやカードの常識に仕切りに感心しながら戻ってきたところだった。
    「結局、HKT六六六人衆と淫魔のフライングバニー服とが、どんな関係かわかりませんでしたね」
     伽久夜の言葉を聞いていた葎は、無言で考えた後に口を開いた。
    「しかし、この友好の場で人を死なせず、あの4人も人殺しにさせずにすんだ。それだけでも良かったのぅ」
     優しい眼差しで会場を眺める葎をみて、伽久夜は笑みを浮かべて、そうですね、と答えた。
     そんななか、会場の中央には人だかりが出来ていた。その中心にいるのはいちごで、ギターを片手に楽しそうに歌っている。
     ラブフェロモンの効果も残っており、イベント会場のアイドルとなったいちご、はそのままのノリでミニライブを始めてしまったのだ。
    「皆さん、楽しんでますか~?」
     いちごの問いかけに、一斉に歓喜の声が上がる。
     予定と違う盛り上がりとなってしまったが、今回のカードゲームイベントはこれまでにない大成功となって、予定時間には無事閉会を迎えることが出来たのだった。

    作者:ヤナガマコト 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年9月11日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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