イフリート源泉防衛戦~湖の畔の小さな泉

    作者:六堂ぱるな

    ●震撼
     武蔵坂学園にクロキバが現れた。
    「先日、ノーライフキングノ邪悪ナ儀式ヲ一ツ潰シタノダガ、ソノ儀式ノ目的ハ、我ラノ同胞ガ守ル源泉ヲ襲撃スル為ノモノデアッタ」
     意思疎通に不足はない。頼りになる、という評価はこのせいだろうか。
     敵の数は多く、撃退が難しいと彼は告げた。
    「モシ、武蔵坂ノ灼滅者ガ撃退シテクレルナラバ、我ライフリートハ、ソノ指示ニ従ッテ戦ウダロウ」
     彼は協力を求めに来た。
    「ヨロシク頼ム」
    ●屍たちの侵略
     須藤・まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)は複雑な表情で教室へやってきた。
    「聞いたと思うけど、学園にクロキバが来たんだよね」
     灼滅者たちも困惑気味だ。その状況に納得するのは難しい。
    「イフリートが身を寄せている源泉に、ノーライフキングの眷族、ゾンビによる襲撃があるらしいの」
     サイキックアブソーバーも同じ予測をしているから、襲撃は間違いないという。
     その数9体。
    「ゾンビは源泉を囲むように進軍してくるの。クロキバは仲間を共闘させるから、源泉に近づけないで欲しいっていうのね」
     大きく分ければ戦力を分散し各個撃破するか、源泉の直前で敵が合流したところを叩くか、どちらかとなる。
     まりんは気を取り直したように、軽めにずり落ちた眼鏡を押し上げた。
     場所は北海道の支笏湖北岸。小さな温泉の源泉がある。
    「時計の文字盤でいうと、盤の中心が源泉として、1時、7時、10時の方角からゾンビがくるんだ」
     2時から6時の方角は湖であり、こちらからの攻撃はない。
     ゾンビはクラッシャー、ディフェンダー、ジャマーの3体で1小隊を組み、計3小隊で進軍してくる。各小隊間の距離はかなりあり、源泉から遠い位置で迎撃するなら自分の担当を撃破後、仲間の救援へ行くのは間に合わない。
    「みんなと共闘するイフリートも、極力源泉には近づけたくないって」
     源泉から距離をとり、相互救援が見込めない状況で戦うか。源泉の前で正に水際の防衛戦をとるか。あるいは別の案が出るか。灼滅者次第だ。

     共闘するイフリートもイフリートには違いなく、複雑な指示や敵を前におあずけなどは、一応頑張って従おうとはするが難しいと思ったほうがいい。
     単純明快に、うまくイフリートに指示を出す必要がある。
     ヒグマのような姿のせいか、自分の縄張りとした土地への侵入は許し難いらしい。敵の姿さえ見えていなければ、割と良く話を聞いてくれる方だと言うが。
    「クロキバとか、イフリートと共闘とか、なんかちょっと変わった状況になっちゃったけど、いつもどおりだよね。無事に帰ってきてね!」
     まりんはそう言って、一同を見渡しにっこりと笑った。


    参加者
    斎賀・なを(オブセッション・d00890)
    最上川・耕平(若き昇竜・d00987)
    天羽・蘭世(暁に咲く虹蘭の謳姫・d02277)
    深束・葵(ミスメイデン・d11424)
    ヴェリテージュ・グランシェ(混沌たる白の花・d12844)
    長月・紗綾(あざといエクソシスト・d14517)
    楠木・朱音(勲歌の紡ぎ手・d15137)
    マキシミン・リフクネ(龍泉堂の左輪・d15501)

    ■リプレイ

    ●敵の敵との共闘
     朝夕と昼間の気温差が出始めている北海道。日中の気温も25度程度と過ごしやすいが、夜間になると10度近くも下がることがある。これだけ涼しければ、ゾンビの持ちもいいだろう。
     荷物を手に空港を歩きながら、マキシミン・リフクネ(龍泉堂の左輪・d15501)はうーんと唸った。
    「まさか、クロキバから直接依頼があるとは思っていませんでした。ダークネスと共闘、上手くいけば良いのですが……」
    「敵だと恐ろしいけれど味方だと頼もしいね」
     それに知り合いが一緒だと心強いよね、とにこやかにヴェリテージュ・グランシェ(混沌たる白の花・d12844)が頷く。
     少しばかり状況が不透明なことは、続いて歩く斎賀・なを(オブセッション・d00890)にはさしたる問題ではなかった。
    「最近はダークネス同士が手を組んだり、抗争したりと、派閥争いが見受けられる。俺達もその内の一勢力のようなものか。今はただ、目の前の敵を倒すだけだがな」
     それについては最上川・耕平(若き昇竜・d00987)もまったく同じ意見だった。
    「なんか、便利に使われてる様な感じはするけど……でも、ノーライフキングにいいようにされるのも嫌だね。ここは気合入れていきますか」
     楠木・朱音(勲歌の紡ぎ手・d15137)も異存はない。これが淫魔だったら話は別だが、と胸の内で呟いてから、彼も続けた。
    「しかし屍王に限った話でないけど、儀式とか施術場所とかの情報は、どこから得てるんだろうな……そういった所は潰せないんだろうか?」
     儀式やその意味が気になっているのは深束・葵(ミスメイデン・d11424)もだった。首を捻って考え込むが、いまいちこれといった理由が思い浮かばない。
    「……う~ん、阿佐ヶ谷の時はデモノイドを増やすみたいだったけど、源泉襲って何かあるのかな~? 油田を掘り当てて一攫千金……ってわけでもなさそうだし、マグマの爆発……は荒唐無稽なのかなぁ~」
    「転生に白炎換界陣、気になることは多くありますが、厄介であることには変わりありません。『白の王・セイメイ』が行おうとしていることはなんとしてでも阻止しなくては」
     マキシミンがびしりと締めると、前方を歩く天羽・蘭世(暁に咲く虹蘭の謳姫・d02277)がはーいと手を揚げた。
    「温泉の源泉は、蘭世たち人間も癒してくれます。イフリートさんたちが守りたいものを守れるように、がんばるのですよっ」
    「もちろんです。頑張りましょうね」
     長月・紗綾(あざといエクソシスト・d14517)は空港の人込みではぐれないように、蘭世と手を繋いで歩いていた。蘭世の言葉に微笑みがもれる。
     防衛戦となる点プレッシャーもあるが、始まる前に不安になるよりは気分が明るくなった。

    ●水際の戦い
     新千歳空港からさほどかからない距離にあるのが支笏湖だ。空から見ると狼狽中の口のような形をしているが、その上唇の中央あたりに温泉宿がある。
     そこから南西にわずか1キロの私道の脇で、イフリートは灼滅者たちを出迎えた。
     人家とのあまりの近さに絶句する一行を前に、炎さえまとっていなければどう見てもヒグマのイフリートがのそりと身を起こす。こちらだ、と言うように、ちらりと灼滅者たちへ視線を投げてから木立の間へ入っていった。笹藪の多い山道を歩きながら、巨体はかさとも音をたてない。
     源泉の手前で三隊が合流したところを迎撃するという案を伝えられたイフリートは、低い唸り声をあげて一同を見渡した。だが討ち漏らしが源泉へ到達するかもしれないと言われれば、納得するしかないらしい。
     唸るのをやめたイフリートへ恐れげもなく近寄り、蘭世がにこりと笑いかける。
    「クマさん、蘭世たちと一緒に、源泉を守るのですよっ」
     そう言って、自身にも気合いを入れる蘭世を見下ろし、不思議なものを見るように首を傾げてイフリートは鼻を鳴らした。

     イフリートが案内したのは、およそ源泉など見えない草深い山中だった。水際の防衛戦とはいえ、やはり源泉が見える位置へ立ち入らせたくないのであろう。
     それでも少し森が開けた場所へと灼滅者たちを誘うと、イフリートは北西の方を向いてどっかりと腰を下ろした。全員を視野に収めているあたり、まだまだ警戒しているようだ。
    「お湯だけど背水の陣とはこれ如何に……って洒落てる場合じゃないよね」
     愛機我是丸を喚び出し傍らへと待機させながら、葵が肩をすくめてみせる。
     彼女の背水の陣、という言葉は、紗綾にもプレッシャーを感じさせていた。否応なく緊張はする。しかし相手はゾンビ、エクソシストとして退くことはできない。
    「ここを抜かれるわけにはいきません!」
     交戦となったら防衛線を抜ける者が出ないか空から確認するため、マキシミンは箒の準備をしていた。
    「敵を見つけたらすぐに倒してください」
     声をかけると、イフリートが頷いて熊笹の間に腹這いに横になる。クロキバと違って喋れないのか、明確に伝わっているかわからないのが心配だ。とにかく分かりやすく話すしかない。そこはみんなで意思統一してきている。
     朱音は万一の事態も考慮し、イフリートが襲ってきた場合も想定していた。

     イフリートが身を起こしたのは、小一時間ほど経った時だった。起き上がった瞬間には鼻の頭にしわが寄り、激しく苛立った様子を見せている。
    「敵が近いのかい?」
     問いかけるヴェリテージュの言葉が終わるより早く、イフリートが地を蹴った。巨体が信じられない速度で北西へと飛び出し、その行く手、木立の間から確かにゾンビが姿を現す。手前の木をへし折りながらゾンビ数体へと体当たりをかけ吹き飛ばし、イフリートが地を揺るがすような咆哮をあげた。難を逃れたゾンビがイフリートへと群がり、引っ掻くわ噛みつくわの戦いが始まる。
     吹き飛んだゾンビが四体、イフリートへ取りついたゾンビが三体。そしてイフリートの横を抜けて、二体のゾンビが灼滅者の方へと向かってきた。
    「ここから先には一歩も通させないよ」
     呟く耕平の横で、小柄な蘭世が己の身の丈ほどもある斬艦刀を構えた。
    「あなたの相手は、蘭世なのですよっ」
     キッとゾンビを睨みつける様は微笑ましいほどだ。しかし宣言と同時に距離を詰め、無敵斬艦刀を軽々と操ると、イフリートを回りこんだ先頭のゾンビへ斬り込む。その身体からは信じられないほどの斬撃でゾンビが傾いだ。
    「『我は照らす黎明の光』」
     スレイヤーカードを解放したなをがマテリアルロッドを手に放った雷が、蘭世の一撃を受けたゾンビを直撃した。肉の焼ける匂いを漂わせてくたりと倒れる。
     その後に続いてきたゾンビの目の前へ、戦場を疾った雷の閃光が去った時にはヴェリテージュが踏み込んでいた。
    「此処で足止め、だよ」
     したたかに打ち据えられ、ゾンビがヴェリテージュのほうを向く。その後ろで魔導書に滑らせた指を鳴らし、朱音が火の粉を噴いて宣告した。
    「纏めて火葬してやる。有り難く思いな!」
     言葉どおり迸った炎は驚くべき速度と火力でゾンビたちを飲みこみ、容赦なく焼いてゆく。
    「昇竜の守り、貫ける?」
     まだ敵の数は多い。身を冒すものへの抵抗力を高めるため、耕平が自らを含めた前線へとワイドガードを使えば、葵も輝く光の輪を自身の回りへと侍らせた。
     ゾンビにたかられているイフリートを柔らかな光が包み、刻みつけられた傷を癒し毒を解く。驚いたように振り返るイフリートを見返し、箒の上のマキシミンは髪を掻きあげた。
    「共闘する者も回復するのが俺の役目ですよ」
    「誰が倒れても困りますからね!」
     紗綾から放たれる霧がゾンビたちを惑わし、イフリートを含めて前線を維持するものたちを癒す。

     イフリートだけなら、確かに突破された恐れはあった。仁王立ちになったイフリートの腕が唸りをあげ、爪をたてるゾンビの頭を叩き潰す。敵を目の前にすると状況把握が難しくなるイフリートの性質上、数的不利は危険だ。
     しかし加勢した灼滅者たちが目を配りあい、マキシミンの上空からの把握もあって、共闘チームはゾンビたちの侵攻を完全に止めていた。
    「絶対に、源泉は守るのですっ」
     小さな身体に闘志をみなぎらせた蘭世が閃光百裂拳でゾンビを吹き飛ばせば、
    「こっちを向きなよ。でないと、跳ね飛ばすよ?」
     彼女に襲いかからんとしたゾンビの横面へ耕平が一撃を入れて、反撃から軽いステップで距離をとる。イフリートの脇を抜けてきたゾンビがヴェリテージュへ掴みかかったが、白い髪がひらりと翻って見失った。
    「火葬いいね! アタシも手伝ってあげよう!」
     高らかな宣言のもとに葵が火炎を見舞う。その葵の愛機はといえば、エンジンを噴かすとイフリートにたかるゾンビへと突撃して跳ね飛ばしていた。
     防衛線を抜けようとするゾンビへなをが追いすがる。立ち塞がって攻撃をかいくぐりざま、鳩尾へ入った一撃がゾンビを爆ぜさせた。そのなをの傍らへと出たヴェリテージュが、イフリートに撥ねられて前線へと戻ってきたゾンビへと狙いを定める。
    「加減は必要ないよね?」
     伸べた指先から撃ち放たれた漆黒の弾丸がゾンビの眉間を撃ち抜き、くたくたとゾンビは熊笹の間に倒れ伏した。その仲間を踏み越えてイフリートへ噛みつこうと、進路を変えたゾンビが向きを変える。
    「そこだあっ!」
     そこにはイフリートを回りこんだ朱音が駆けこんできていた。レーヴァテインがゾンビを真っ二つに断ち切り、燃え上がらせる。
    「昇竜の雷撃、受けてみろ!」
     蘭世の戦艦斬りを凌いだゾンビの攻撃を受け止め、耕平の拳が雷光をはらんで反撃の一撃を叩きこんだ。
     残る一体が前線を抜け、奥へと進むのをヴェリテージュは視認していた。
    「頼むよ、マキシ!」
    「この先に進ませるわけにはいかないんですよ!」
    「ああ、行かせないよ!」
     葵のガトリングガンが引き裂いた身体は、マキシミンの石化の呪いをもたらす一撃で動きを止めた。

    ●源泉の守り手
     戦いが終わると、イフリートはすぐさま戦場の南東にある木立へと分け入った。灼滅者たちもその後を追う。果たして、ものの10メートルといかないうちに木立は途切れ、猫の額ほどの開けた場所が現れた。熊笹の茂みの陰でささやかな泉が湧きだしているのが見える。
     周辺を調べ、間違いなく誰も近付いていないことを確認して初めて、イフリートから緊張の色が消えた。
    「無事に守れて、よかったのですよ♪」
     蘭世の言葉に、灼滅者たちの間にも安堵が広がったのだった。

     イフリートの怪我は深かった。ゾンビにたかられながら前線を維持したのだ、当然と言えば当然の状態と言える。
    「ありがとう、助かったよ。今治すからね」
     ゾンビの残骸を一か所へまとめながらヴェリテージュが声をかけると、イフリートが燃えさかる血を滴らせながら口を開いた。
    「レイヲ、イウ」
     吠え声を無理やり形にしたような、かろうじて聞き取れる言葉。治療のために箒を下りたマキシミンはもとより、喋れないと思っていた朱音も驚きの声をあげた。
    「なんだ、喋れるのか!」
     頷くように首を振って治療を受けている様子を見ると、どうやら喋れても得意ではないらしい。
     耕平がうーんと力一杯伸びをしてため息をついた。
    「ふう、終わったー。源泉かー……、僕もどこでもいいから早く風呂に入りたい気分だね」
    「そーいや今回源泉の防衛なのに、宿に温泉ついてないんだよな」
     耕平の言葉に頷いて、思わず朱音がぼやく。なにしろ相手はゾンビ、返り血ならぬ返り腐肉やら匂いやらでたいへんなことになっている。しかし近くの温泉宿に空きがなく、一行の宿は少し離れた宿泊施設になっていた。
     その言葉を聞いたイフリートが、わずかな逡巡の後に唸り声をあげた。
    「ツイテコイ」
     言うなり、灼滅者たちの反応を待たずに北へと向かう。顔を見合わせて後に続いた一行がほどなくして見たのは、小さな流れが作る滝と滝壺だった。源泉から流れ出したお湯が作る滝らしい。滝壺は2メートルほどの幅しかなさそうだ。
    「ここを使っていいのか?」
    「ココナラ、イイ」
     耕平の問いにぎこちない言葉が応じる。イフリートは使わないのかと思ったが、当人(?)は身体を覆う炎の火力をあげて、腐肉などを焼き尽くしたようだ。
     一行はざっと汚れを流すことにした。小規模とはいえ源泉かけ流し100%だ。風呂のように浸かるわけにはいかないが、手足や顔の汚れを洗って足湯ぐらいは楽しめる。幸い湯温は40度、適温だ。
     手早く洗って身づくろいをすませた紗綾が、荷物からタッパーを取り出した。
    「疲労回復にいいと聞いたので、レモンのはちみつ漬けを作ってきました。いかがですか?」
     もちろん断る者はいない。仲間に一通りレモンを渡し、紗綾はふと、首を傾げてイフリートを振り返った。鼻をぴくぴくさせてじっと眺めている。
    「よろしかったら……」
     ばく。
     一切れ差し出すなり、言わせも果てずイフリートが食いついた。指先1ミリの神業に紗綾も凍りつく。クマならはちみつ好きだろう、という意識からのおすすめだったが、そういえば好き嫌い以前に『待て』が出来ない性質だった。

     レモンがなくなったら残ったはちみつを舐め始めたイフリートを眺めて、メガネを押し上げたなをはそっと毛皮に手を伸ばしてみた。流線型の身体は案外長い被毛に覆われている。特に反応を示さないので、首周りにぎゅうっと腕を回して感触をしっかり味わってみた。
     豊かな黒褐色の毛皮の下には締まった筋肉が感じられたが、毛皮にはゆとりがあるようで……つまり意外ともっふもふだった。一応燃やさないように気をつけてはいるようだ。
     イフリートを挟んでなをの反対側にいた蘭世も、一緒にもふもふして歓声をあげた。
    「ふかふかですー♪」
    「名前はあるのか?」
     なをの問いにイフリートは首を傾げた。固有名詞がないらしい。蘭世の隣でイフリートを眺めていた葵がびしりと指を突きつけた。
    「ないなら『クマクマちゃん』に決定するわ!」
    「え、暑い季節だし毛皮で暑そうだし、『アイス』にしたいが」
     なをとの間でみごとに意見が割れる。こうなると本人の意向が聞きたいところだが、当のイフリートにどちらがいいなどわかるはずもない。

     日暮れを前に、灼滅者たちは森をあとにした。
     湖の北の森にある小さな源泉を守るイフリートの名は『クマクマ=アイス』。
     ミドルネームをもったイフリートの誕生であった。

    作者:六堂ぱるな 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年9月13日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 7
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