●誘う眠りは外へ向かう
『……うにゅぅ……』
成田空港で、目をゴシゴシと擦る少女……金髪蒼眼の、アメリカ人の娘が、眠そうにしている。
ある意味何処にでもありそうな光景。日本の観光旅行を目一杯楽しみ、その帰路に眠れなくて、とても眠いなんていうのは、良くある話。
『眠いのか? 全く、ちゃんと寝なさいと言っただろうに』
『だってぇ……日本、たのしかったんだもぉん……みゅぅ……すぅ……』
うつらうつら、こくりこくり……そんな子供に苦笑する家族。
『なら少し寝ていなさい、すぐ戻ってくるから、な?』
と頭を撫でて、空港の壁際で座らせる……そして彼女は、すぅ、すぅ……と眠り始めるのであった。
「皆さん、集まりましたね? それでは、説明を始めさせて頂きます」
五十嵐・姫子は、集まった灼滅者達に笑顔を向けながらも、早速説明を始める。
「まず今回の依頼……シャドウの一部が、日本から脱出しようとしているみたいなのです」
と言いながら差し出した写真は、シャドウのターゲットとなっている少女の写真。
「シャドウは日本から帰国しようとする外国人のソウルボードに入り込み、潜んで国外へと脱出しようとしているみたいなのです。シャドウ自身の目的は解りませんし、この方法でシャドウが国外脱出出来るかも未知数です」
「しかし……最悪の場合、日本から離れたことで、シャドウがソウルボードからはじき出されてしまい、国際線の飛行機の中で実体化してしまう事にもなりかねません。そうすれば、飛行機が墜落して乗客の型が全滅してしまう……という可能性すらあります」
「なので皆さんには、国外へと渡ろうとするシャドウらの撃退を、お願いしたいのです」
そして、姫子は続けて、写真の少女のソウルボードについて説明を続ける。
「彼女の出身地はアメリカ、出身地である大牧場の牧歌的な風景が、そのソウルボードの中に拡がっている模様です。幸いなのは、シャドウはそのソウルボード内で事件は起こしていません」
「とは言えシャドウが皆さんのソウルアクセスを感知すると、邪魔だと言わんばかりに襲いかかってくる事でしょう。それを皆さんで戦っていただくことになります」
「彼女の夢の中……馬、羊などが沢山居る彼女の故郷という、平和な風景の中での戦闘というのは、今迄とは違う光景になる事でしょう。とは言え、気を引き締めて、しっかりと対処をお願いしますね」
「また、ソウルアクセスをするにも一工夫が必要です。この少女はシャドウにつかれているので、かなり眠い……という状態の様です。とはいえ周りには家族がいますし、空港ですので一般の旅行客も居ます。それら旅行客と家族から、少女を一時的にも引き離して、眠らせなければなりません」
「又シャドウ自身も、夢の中の世界では力は制限されているとは言え、皆様とは同等の力を持ちます。しかし、劣勢になれば撤退するようで……その辺りは、皆さんで撤退させるか、徹底的に倒すかは、相談して作戦を考えて見て下さい」
そして、最後に姫子は。
「何はともあれ、このシャドウの討伐を失敗すると、最悪飛行機が墜落する……大事故になりかねません。皆さんの力で、その大事故を防いで頂けるよう、宜しくお願いします」
と告げて、深く頭を下げるのであった。
参加者 | |
---|---|
アリシア・ウィンストン(美し過ぎる魔法少女・d00199) |
狐頭・迷子(迷い家の住人・d00442) |
四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805) |
ルリ・リュミエール(バースデイ・d08863) |
阿・前(歴史に作られた殺人鬼・d11881) |
渋谷・チカ(ギャル・d15375) |
曙・加奈(氷空を舞う胡蝶の詠い道化・d15500) |
茂多・静穂(ペインカウンター・d17863) |
●潜み外へと
姫子の話を聞いた灼滅者達。
場所は千葉県の国際空港……海外旅行者の中に潜み、国外逃亡を企てようというシャドウ……空港に向かう電車の中で。
「国外逃亡か……」
「そうですね。でも海外に行って、何をするつもりなのでしょうか?」
「わからぬな。しかしこれは、是が非でも避けたい所じゃのう」
アリシア・ウィンストン(美し過ぎる魔法少女・d00199)と、狐頭・迷子(迷い家の住人・d00442)の会話……それに渋谷・チカ(ギャル・d15375)と、ルリ・リュミエール(バースデイ・d08863)
「ほんと、シャドウって何のために海外に行こうとしてるのか、チョー気になるよね!? 出来る事ならそこの所も確認したいなー? 頼もしい仲間と一緒だし☆」
「うん。国外逃亡する原因を突き止めたいけど……でもそれよりもまずは飛行機事故を防がなくちゃね! みんな、頑張ろう!」
「うんうん! こういう依頼は初めてだけど、チカも頑張るっ!」
そんな気合いの入った言葉を紡ぐ。
……そんな一方、茂多・静穂(ペインカウンター・d17863)は。
「……」
静かに、ぎゅっと拳を握りしめる彼女。
そんな彼女に四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805)が。
「ん……どうしました?」
「……両親と過す無垢な少女……か……」
「……ええ、そうですね……」
静穂にこくりと頷くいろは……そして静穂は。
「置いてきた記憶を思い出します。だからこそ……絶対に、壊させてなるものか……」
と、並々ならぬ気合いを込める。そして曙・加奈(氷空を舞う胡蝶の詠い道化・d15500)も。
「そうですね……シャドウの考えてることは解りません。海外に行こうとしている理由も良くは解りませんが……放置しておく訳にもいきませんし、しっかり対応する事にしましょう」
と頷く。
……そして、そんな仲間達に対し、独り……阿・前(歴史に作られた殺人鬼・d11881)は。
「……さっさと終わらせたい……」
とぽつり。
……周りに居るのは、女性ばかり……たった独りの男性という事で、少々居心地が悪い様で。
とは言え依頼は完遂する……そう、心に想うのであった。
そして灼滅者達は、空港へと到着する。
直ぐに、姫子から受け取った写真を確認……家族の顔を、皆で頭の中に叩き込む。
更に、この空港の中の地図……流石に全フロアは難しいので、この棟、この階の分をしっかりと覚え込むと。
「それじゃまずは、この娘を探す班と、シャドウの夢の中に潜り込めそうな所を探す班に分かれるとしましょうか……私は潜り込める場所を探す事にしましょうか」
迷子の言葉に、大きく保護班と待機班の二班に分かれる。
そして保護班は、写真の少女の家族を探しに空港内を歩き、そして……待機班のアリシア、迷子、加奈、チカと前は……余り人が来なさそうな、端の方にあるトイレへと。
「……さてと、ここなら余り人が居なさそうだよねー?」
チカがそう言いながら一応、女子達で女子トイレの中を確認。
個室が四つ程度の、余り大きくないトイレなのは、ここが余り使われていない事を如実に示している様で。
「うん……ここなら良さそうですね。それじゃ、準備をして……メールしておきますね」
「ん、おねがーい♪」
迷子に頷くチカ……そしてチカ、加奈が次々とプラチナチケットを使用。
更に、どこから持ってきたのか……清掃員の格好に身を包むと共に、トイレ前でがさごそと。
「……あれ? これって日頃バイト三昧なのが役に立つじゃん!? ラッキー♪」
屈託のない笑み、そしてチカはトイレ前の所に立ったりしながら。
「ね、こういうトコに居るとチョー自然なんだよ?」
と、バイト経験を活かしてトイレ前で、清掃員としてよく見えそうな所に立っていく。
……そして、入口に【清掃中】と書かれた立て札を立てて、準備完了……その後、トイレを求めに来た人には。
「すみません、このトイレは清掃中で……此処から近いトイレは、その過度を曲がった先にあります」
と、別のトイレを案内。
そうして、保護班の仲間達が、家族と接触する時を、静かに待つのであった。
「……ん……あ、あれ、あの娘じゃない?」
「そう……ですね。どうにか、そんなに時間は掛からず見つかった様で何よりですね」
「ええ。では……接触開始、と行きましょうか」
そして女子トイレ清掃中の中……静穂、ルリ、いろはの三人は、写真の少女を探し、そして……家族に連れられている彼女を見つける。
手を引かれていながらも、凄い眠たげ……。
『ふみゅぅ……眠い、よぉ……』
『まったく……本当眠れなかったみたいだな? まぁ海外旅行はお前に取って初めてだったから、興奮するのも解るけど……な?』
『にゅぅ……ぅ……だってぇ……たのしかったんだもぉん……』
『解った解った。ま、飛行機の中だったらぐっすり眠っててOKだしな……もう少しの辛抱だぞ』
『わかったのぉ……』
そんな会話を……どうやら英語で繰り広げている家族。
それをハイパーリンガルで理解するいろは。そして静穂、ルリに目線で合図すると、まず一番最初に家族の下へ接近していくのは……いろは。
「こんにちは。何だか眠そうだね?」
つとめて優しく、そして笑みを浮かべながら話しかけるいろは。
勿論、家族に理解できる様、ハイパーリンガルで英語で話しかける。
対し家族は。
『あはは。確かに眠い眠いって……まぁ、仕方有りませんけどね。所で貴方は?』
「私達も、これから海外に出かけるんです。でも飛行機まで時間があるみたいで……折角なので、良ければお話に付き合って頂けないかな?」
「そうなんです。その子も一緒にお話、しよーよ、ね?」
ルリも合わせて近付いて、話しかける。
幸いな事に、少女の家族は社交的な人で、会話に積極的に答えてくれる。
……でも、そんなお父さん、お母さん達の会話に対し、少女は、うと、うとと……頸を振るう。
「あらあら……ふふ、なんだかこの子、凄く眠そうですね」
と、静穂もプラチナチケットを使いつつ、気さくに声を掛けてくる。
……そして、暫く話をしていると。
『ふわぁぁぁ……みゅぅ……にゅぅ……』
一際大きな欠伸をして、更なる眠気を訴える少女。
『まったく……すみませんね。アリア、ほら、しゃっきっとしなさい』
『でもぉ……ぅ』
そこでいろはがぽんっ、と手を叩いて。
「そうだ。眠気覚ましに良い方法を知ってるんです。それは……飛行機に乗る前に、トイレに行くことなんです」
「あ、それルリも聞いた事がある! トイレに言って、おまじないを唱えると眠気が吹っ飛ぶんだって聞いたよ♪」
いろはにルリも頷き、そして静穂が。
「そうですね……あ、お父さん、お母さんは出国手続きとか、搭乗手続きとかあるでしょう? この子は私達が面倒を見てますから、先に手続きを済ませてきてはどうですか?」
と提案。
そして夫婦は時計を見る……出発時間まで2時間を切ったくらい。
『そうですね……確かにちょっと早めにしておく方が楽でしょうし。それでは、お願い出来ますか?」
「ええ、解りました。それじゃアリアちゃん、一緒に行きましょう?」
『にゅぅ……うん……』
こくりと頷き、その手を引いて、仲間達の待つトイレへと向かうのであった。
●憧憬の中
そして……彼女を、待ち伏せ場所である女子トイレへ。
戸惑う前だけど……覚悟を決めて女子トイレの中へと入っていく。
彼女を座らせると、すぐに迷子が魂静めの風を使用。
『ふみゅぅ……すぅぅぅ……』
寝息を立てる彼女……その寝顔は、どこかあどけなくて。
「……なんだか、すごく悪い事をしている気分ですね」
迷子が自己嫌悪に囚われるものの、それを皆が励まして……そして加奈が、ソウルアクセスを使用し、彼女の夢の中へと侵入。
……広がる光景は、正しく牧歌的な風景と、草原。
草むらの上で眠れば、とても気持ちよい事だろう。
「……さて、シャドウは何処じゃろうかのぅ」
と見渡していると、草原の真ん中に……シャドウの姿。
「シャドウ……いたよ!!」
いろはが直ぐに声を出し、シャドウの下へと駆けていく、そしてチカが。
「ちょっとアンタ! こんなトコでなにしてんのよ!!」
その言葉に、シャドウは……灼滅者の姿を確認して。
『な、何っ!? 何で灼滅者達がっ!?』
「シャドウ。この無垢で平和な白地の世界を、お前達の汚らわしい影で染めさせはしない。そんなのは……私だけで十分だから」
と静穂は真っ直ぐにシャドウを見据えながらスレイヤーカードを解放。
「さて、国外逃亡を図るシャドウよ、残念ながらお主の罪は全世界に知れ渡っておるから、ここでご用とさせて貰うのじゃ!」
とアリシアもスレイヤーカードを解放し、魔法少女の格好に変身。
他の皆も、スレイヤーカードを解除していくと共に、まず加奈が。
「そうだよ。それにしても、何故海外へ行こうとしているのですか?」
と問いかける。更にいろはも。
「出国するのはタカト絡みなのかな?」
とカマを掛けてみる。
だが、シャドウは。
『くそー、全く本当灼滅者は面倒くさい奴らばっかりだぜ。しゃーねー、ぶっころすー!!』
荒ぶるシャドウ……それに肩を竦めるいろは。それに対しルリが。
「貴方、解る? このまま海外に逃亡して、もし具現化したら大変な事になるの。貴方含めて、飛行機が墜落しちゃうのよ!? そんなの貴方の想うところなの? このまま大人しく帰ってくれれない?」
と説得に動くのだが。
『知ったことかー!!』
荒ぶるシャドウだが……それは放って置くことにして。
「そう……まぁ所詮はシャドウって所かな? ま、何はともあれ、喋ってくれないんなら、さっさと倒すよ」
「そうだね……シャドウ……なら、情けも容赦いらないな」
前も頷き、そしてアリシアが。
「では始めさせて貰うのじゃ!」
と、早速アリシアが早速マジックミサイルをぶっ放す。
『っ……あぶねーなぁおい!』
と寸前の所で回避するシャドウ。
しかし、すぐさま他の仲間達が包囲網をすぐに築く。
シャドウの左、右へ迷子、いろはが配置。そして迷子が鬼神変、いろはが黒死斬を使用して攻撃。
更に前、静穂と、迷子の霊犬、小梅が、三人の前衛部分にそれぞれ張り付くと、静穂はワイドガードで前衛列にバッドステータス耐性を付与。
そして前はティアーズリッパー、小梅が斬魔刀で攻撃。
更にジャマーの加奈が。
「これでも喰らって下さい!」
と、影喰らいでバッドステータスを付与。
……そして、残る後衛のルリ、チカは一旦待機……シャドウの出方を待つ。
シャドウは。
『このぉぉ、死ねぇぇぇ……!』
と、鼻息荒く、とりあえず目の前で攻撃してきたアリシアを攻撃。
真っ正面からの直撃は避けるものの、多少のダメージを喰らう……が、すぐチカが。
「いっくよー! これって魔除けのお札みたいなもんだから、きっと大丈夫! 祈祷師ってなにげに灼滅者なんじゃん!?」
とか言いながら、防護符をなげ付ける。
そして……チカと同列のルリも。
「仕方ないな……みんなを倒そうって言うんなら、こっちも……灼滅するしかないね!」
と、しっかりとシャドウを見据えて、縛霊撃で縛り上げる。
『ぐ、ぐぬぬぬぬ!!』
捕縛効果に苦しむシャドウ。どうにかふりほどこうとするが……上手く脱出出来ない。
そして……次のターン。
クラッシャー、そしてディフェンダー陣が連携し、続けて動く。
アリシアがオーラキャノンを放つと、迷子が斬影刃、いろはがフォースブレイク。
前の斬弦糸に、静穂のデッドブラスター、そして小梅が斬魔刀で特攻攻撃。
1対8という状況では、シャドウも中々効率的な反撃をする事は出来なくて……ターンが進むにつれて、確実に疲弊していく。
勿論、シャドウの攻撃については、ルリとチカのメディック二人がしっかりと回復をしていく訳で……大ダメージには至りはしない。
そして……戦闘を始めて、5ターンが経過。
既に灼滅者らの攻撃でボロボロな状態のシャドウに。
「シャドウ……もう勝負は決しただろう。だから、さっさと……倒れな」
と、前の紅蓮斬が一閃すると、いろはが続けて居合斬りで、その身体のど真ん中を一閃。
『ぐわぁあああ……!』
そんな断末魔の悲鳴に、アリシアが。
「判決は妾の斬撃を以て執行とする……さらばじゃ!」
手持ちの護身刀から繰り出すフォースブレイクがシャドウの身体の正中を撃ち抜いて……シャドウは崩れ落ちるのであった。
●安息と共に
「時効数分前、と……ってもう処刑したから意味は無いかのぅ?」
シャドウを倒し、言い捨てるアリシア、そしてその言葉に周りの仲間達が苦笑し……そうしている間に……視界は一面の白に包まれ、そして……現実世界へと舞い戻る。
「どうにか、終わったね……」
「ええ……皆さん、お疲れ様でした」
前に頷く加奈……そしてすぅぅ、と寝息を立ててるアリア……が。
「んぅ……うん……?」
目をごしごし、と擦り、置きそうな感じ。
そんな彼女を、また背中に背負ういろは。
「とと、それじゃこの子、家族の下へ連れて帰るね? 余り時間掛かると、心配がるだろうし」
「そうだね。うん、急ごう急ごう!」
ルリも頷き、静穂と共に家族の下へ……家族がアリアの姿を見つけると、ほっとした様な表情。
「すみません、トイレが何カ所も清掃中だったもので、別の所を探していたら遅くなりました」
「でも……もうアリアちゃん、大丈夫みたい。帰りの飛行機も、しっかり楽しんできてね♪ ね?」
ルリに、ちょっと驚いた風だけど、こくりと頷く。
そして、家族の下にアリアちゃんをお返しすると……トイレの後片付けを終えた仲間達もやってくる。
「さて……と、無事に終わりましたし……どうしましょうか?」
と迷子が提案すると。
「あ、はいはいはーい!! あのさ、チカ、行きたい所あるんだ~!」
「ん……どこですか?」
「えっとねー、空港ってさ、なにげに限定モノとかがチョー多いよね~? 色んな店が入ってるから、皆も気に入るものがあると想うんだよね~。だからチカ、有名バッグブランドの秋冬限定モデルが欲しいー!! ねぇ、誰か付き合ってよー! その後、一緒にご飯を食べない?」
「ふむ……それはいいかもしれんのぅ。妾も、ちょっと見てみたい所じゃし」
「そうだね……って、ブランドバッグって高いんじゃないかな……」
アリシアが頷く一方、いろははちょっと額に汗を浮かべる。
とは言っても、折角ここまで来たんだし……見るだけならただだし……という事で。
「そうだね……折角だし、皆で一緒に行こうか……皆もいいよね?」
迷子の提案に、ちょっと戸惑う前だが、女性陣の勢いは止まることはなく……皆で一緒に、空港内のお店を巡る一時を過し、そして……最後にはご飯も一緒に食べて、帰宅の路につくのであった。
作者:幾夜緋琉 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年9月15日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 6/キャラが大事にされていた 3
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