犬笛

    作者:来野

     富士の森、青木ヶ原樹海。
     見上げれば折り重なる枝葉の緑、見下ろせば苔むした根の緑。昼だというのに薄暗い。
     樹木の迷宮に分け入ると、人は方向を見失うという。だから敷かれた道を外れるなと言う。
     そうした右と左の区別のつかない場所に、白い光が燦と降り注いだ。
    「恨みに満ち満ちし自死せし屍よ。その身に宿す業をこの私に見せるのです。さすれば、その身に不死の力を与えましょう」
     梢の合間をその声が縫うと、太い根につかまれた土の一部がひび割れる。
     地を破って起き上がったのは、白骨に干からびた皮膚を纏った屍だった。口の中いっぱいにたまった泥を、ベッと吐き出す。そして、湿った地べたに這い蹲り、周囲を掌で探り始める。
     吐き出した土の中に、何か小さな金属と思しきものがあった。動く骸は、それを拾い上げ土を拭う。前歯で噛んで口に咥えた。
     笛だ。吹き鳴らしても、音らしき音は殆ど聞こえない笛。慣れた所作で屍が吹くと、背後の土くれがボコリと弾け飛んだ。
     身を震わせて泥を払い、駆け寄ってくるのは犬の屍。艶やかな赤虎毛は朽ち、主と等しく干せた皮膚があちらこちら破れて骨が覗いている。
    「ゥ、オン!」
     屍犬が太く吼えると、主が立つ。
     その手には土に汚れた猟銃が握られていた。
     
    「長月・紗綾(暁光の歌い手・d14517)さんから、情報が寄せられました。富士の樹海に強力なアンデッドが現れます」
     説明を始めた五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)が、自らの頬に片手を当てた。
    「予測に間違いがなければ、この件は『白の王』セイメイの手による戦力増強計画と思われます」
     眉根にこもった力を抜いて、手を降ろす。
    「このアンデッドはセイメイの力を得ているため、ダークネスに匹敵する戦闘力を持ちます。すぐに大事を起こすわけではないようですが、セイメイが強力な配下を増やすことは阻止しなくてはならないでしょう」
     姫子は机の上の両手を組み合わせ、皆の顔へと眼差しを注いだ。
    「とり急ぎ青木ヶ原に向かい、樹海の奥にいるアンデッドを灼滅して頂きたいのです」
     お願いしますという声は穏やかだが、彼女らしい芯を感じさせる。
    「このアンデッドですが、生前は猪狩りの名手と言われた男性でした。猟犬と共に目覚しい成績を残したのだそうですが……」
     まず、病気によって徐々に視力を失った。それでも犬笛で犬と密な意思疎通を行い、生業である狩猟を続けた。が、やがては仲間について行けずに孤立し、引きこもりがちとなった。希少と化す一方の技能でもあり、死の直前は相当に偏屈な人嫌いと化していたという。
    「そうした中、大切な犬が何者かに殺され、失意と憤りのあまり樹海の奥で自ら命を絶ちました」
     ですから、と姫子は続けた。
    「蘇った彼は、人を狩ろうとします」
     アンデッドが使用するサイキックは、バスターライフルと同等の三種類。犬が使用するサイキックは解体ナイフと同等の三種類。
    「死亡時、ほぼ盲目だった彼は、アンデッドと化した今も視力がありません。ですが聴覚が鋭く、犬笛を使って猟犬とコンタクトを取ります」
     犬笛の音は、人間の聴力では聞き取ることが難しい。また、彼の犬は『一代一主』の古武士のような気性で、非常に獰猛だ。
    「犬を先に始末してアンデッドの目を奪うか、アンデッドから犬笛を奪って連携を絶つか、戦術はいろいろ考えられると思います」
     接触時刻は昼下がりと伝えてから、姫子は付け加える。
    「樹海の中は非常に迷いやすいですので、マッピングの準備を整えるなどの対策をお願いします。そのまま樹海で夜を過ごすことになるのは、きっと辛いですから」
     想像して首を横に振り、表情を改めた。
    「アンデッドも樹海も、とても危険です。探索も含めて大変なお願いとなってしまいましたが、どうか気をつけて行ってらして下さい」
     無事のお帰りを待っていますね、と言葉を閉じた。


    参加者
    九条・風(紅風・d00691)
    アリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)
    桜庭・翔琉(徒桜・d07758)
    逢見・莉子(珈琲アロマ・d10150)
    乃木・聖太(影を継ぐ者・d10870)
    狗崎・誠(猩血の盾・d12271)
    三田・十(十の弾丸・d14373)
    フィア・レン(殲滅兵器の人形・d16847)

    ■リプレイ

    ●送り犬
     樹海。そこは、緑の迷宮だった。
    「はぐれたら最後、って感じだな」
     乃木・聖太(影を継ぐ者・d10870)が呟き、桜庭・翔琉(徒桜・d07758)が頷いた。
    「あまり長居したくはない場所だな。……だがセイメイの計画とあらば心してかからないと」
     木々の雑踏は風に騒ぎ、右も左も同じ顔の木立ち。そんな茫漠とした場所で、一人と一頭を探し出さなくてはならない。さて、どうするか。
     とにかく前進しよう。
     そう決まると、自然、『隠された森の小路』を使えるメンバーが前に立つこととなった。九条・風(紅風・d00691)、翔琉、聖太の三名。彼らは、道を切り開いて進むことができる。
     地図を手にした風が『スーパーGPS』の持ち主を探す。リボンとチョークを片手に握った狗崎・誠(猩血の盾・d12271)が持っていた。もう一人、三田・十(十の弾丸・d14373)が地図とスーパーGPS双方の用意を整えている。
     『アリアドネの糸』を用意したフィア・レン(殲滅兵器の人形・d16847)とアリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)、そして逢見・莉子(珈琲アロマ・d10150)が小路組の後ろに続く形となった。
     前を払い、後ろに糸を引く。彼らの歩みは大きく散ることはなく、互いの姿を木立ちの合間に捉え続ける。
     地図を片手に、風が口を開いた。
    「どっかで感動の映画化! とかされそうじゃねェの、盲目の猟師に忠犬とかな。まァ、今回はどうにもバッドエンドらしいが」
     その傍で誠が幹に矢印を書き込み、枝へとリボンを結んでいる。黙々と手を動かしながら、口は動かさない。
    (「気が重いな。……彼はまた相棒を失うことになるのか」)
     胸の奥にチクリと刺さるものを感じて、頭を左右に振った。
    (「いや、灼滅しないわけにはいかないんだ。せめて出来るだけ早く終わらせてあげよう」)
     思い思いの靴音が、ひたすら前へと進む。その合間をフィアの声が小さく漂った。
    「……どんな……怨みを……持ってても……一度……死んだ……人間が……暴れるなら……もう一度……殺す……まで……眠れ……永遠に」
     アリスが手に携えたラジカセを持ち直す。
    「自殺者ね。どこの宗教でも自殺には厳しい。僭越だけどその罪を私たちで罰してあげる」
     それに、
    (「白の王か。私の力も白が基調なのよね。気にくわない」)
     そういった気持ちも胸の内にはあった。
     前へ、前へ。地道に、根気良く進み続けて、もう、どれくらいか。疲労は足にずしりと重く、時計の針は無慈悲に回る。
     何を標として探すのか。それを自らに問う頃、枝葉の切れ間で陽は大きく傾き、互いの姿もおぼろな薄闇に沈んでいた。ライトを持っている者たちはそれぞれに点灯する。
     その時、背後の羊歯が、ザッと騒いだ。
    「ガ、ゥッ!!」
     低い咆哮と共に飛び出したのは、赤黒く干せた一頭の猟犬だった。匂いや目に付く痕跡を追尾してきたのか。
     振り返ったフィア、アリス、莉子の頬を、死人の手のように冷たい風が撫でた。
    「……?!」
     冷えた肌が切り裂け、毒にただれて変色を始める。
     莉子は苦痛の声を噛み、ホイッスルを咥えて鋭く吹いた。その数は二度。
     敵、発見。
     その合図に真っ先に応えたものは、薄闇に更に黒い闇を打ち込む銃声だった。

    ●リバース
    「……っ、あ」
     ポータブルスピーカーを繋いだスマートフォンが、莉子の手から落ちて最大の音量で騒ぐ。その傍らに倒れた彼女の意識は遠く、もう、それが聞こえない。打ち抜かれた体が倒木にぶつかり、跳ねる。
     笛の合図を聞いた先行組の中、カードを開放した風がライドキャリバーの『サラマンダー』に空吹かしの騒音を命じ、ワイドガードで準備を整える。背後を取られたため、前を歩いていた者たちほど敵から遠かった。
     十がギグバッグを開ける。
    「Ready.」
     時計の針が巡るようにぐるりと現れる10挺のバスターライフル。その2挺を握り取る。
    「来い。てめぇらは俺が"送る"」
     彼が高速演算モードで準備を始める傍ら、誠がカードをシールドへと展開して前へと突っ込む。出なければ届かない。舞い散る花びらは、鬼哭の花。翔琉も同様、治癒力を発揮するためにシールドを携え前へと。
     それらの気配を感じ取りながら、フィアがカードを展開する。
    「Sie sehen mein Traum,Nergal」
     デモノイド寄生体の八翼を開き、まずは集気法で毒のダメージを吹き払う。黒い翼が、ばさりと翻った。蝕まれた肌に、元の色が戻り始める。
     アリスがラジカセのスイッチを捻り、ボリュームを最大に跳ね上げる。轟かせるハイスピードのパーカッションとギター。そして、
    「Slayer Card,Awaken!」
     紫の瞳に鎖状の力を集め、負った傷を癒しにかかった。瞬くたびに、苦痛の潤みが両目から消えて行く。
     三つの轟音が吼えて、犬の声を掻き消す。その向こうに何かの気配があったのかもしれないが、彼らにもまた聞こえない。
     無声映画のように犬が吼え、再度の毒の嵐を彼らに叩き付けた。今度は、一人を除いた全員を一気に巻き込む。
     その一人とは、聖太だった。物陰に身を隠し屍猟師を探す彼は、切り刻まれて蝕まれる仲間の姿を直視することとなる。それでも木立ちの中の相手を探さなくてはならない。狙うのは小さな犬笛一つ。
    「カクレンボは終わりだ」
     声は仲間の上げる妨害音がかき消してくれた。預言者の瞳で命中精度を上げる。身を押し付けた樹皮が荒く冷たい。
     誠が倒れた莉子を護り、翔琉が守戦へと回っていた仲間を癒す。その中から前へと飛び出たのは、相棒を引き連れた風だった。
    「おーぉ、お出ましか。盲目の猟師に忠犬、中々な取り合わせじゃねェの? 感動だねェ、悲劇だねェ」
     低く構えた犬を叩き潰すかのように、バッシュを繰り出す。
    「だが無意味、だ」
     屍犬の四肢が跳ね、苔むす冷たい土に叩きつけられた。そこに十が、初撃のバスタービームを叩き込む。
    「ギャン!」
     苦痛に吼えた犬が横転し、ざっ、と全身を黒い霧に包み込む。そのまま地を二転、三転、転がって更なる狙いを定めさせず、次第に後ろへと引く。
     風がその分を前に出た。
    「てめェ等が何だろうと、もう死んでんなら地表に出てきちゃいけねェだろうよ。哀れとは思うが、同情で手加減なんざしてられねェんで、っ――」
     逃げるかのような動きは誘い水だったのか。あるいは繰り返される死を覚ったか。
     地を蹴って身を捻った犬は、無音で風の喉に食らいついていた。皮膚を食い破った牙がかぎ裂きの形で腱を断ち、ぶつぶつと肉を抉り気道に達する。
     全身の重みを武器に喉首へとぶら下がった犬は、ゆえにまるで無防備だ。フィアが視界の横手に回り、犬の急所を狙って切っ先を突き出す。逆側からはアリスのオーラキャノン。
    「法を越え、理を越えて、魔法の矢よ、浅ましきかばねを射貫け」
     真っ白な閃光が弾け、刃が翻り、犬の背が大きく撓って跳ねた。そのまま虚空で塵と化し、塞ぐものを失った風の喉から頭上高く鮮血が噴き上がる。
     ゴボリという吐血の音が溢れ、アリスとフィアが彼の血の色に染まった。
     そして。
     真後ろの木陰からゆらりと人型の影が現れる。干からびた手には、使い込まれた猟銃。
     銃口が上がる。二撃目。
     どす黒い円が幾つも飛来し、アリスとフィア、そして風を護ったサラマンダーがそれを全身に浴びた。
     空ぶかしの轟音が、止む。

    ●リフレクション
    「……今だ! 犬笛を狙え!」
     翔琉の声が、木立ちを打った。
     同時に放たれるのは、聖太のオーラ。
    「ギ……!」
     甲高い音を立てて弾かれた犬笛が、虚空に銀の残像を描く。大きく頭を仰け反らせた不死者が、ガチッと前歯を噛み鳴らした。
     笛は塵の上に転がり、それっきり。微かな音は、騒音が打ち消した。
     翔琉と誠が走り出て、傷を負った者たちを癒そうとする。十は照準をアンデッドへと変えてその脇へ。流血がおびただしく、むせ返りそうだ。
     黄泉から這い戻った男が、ゆらりと踏み出した。傷ついた灼滅者たちの前へと、覚束なく。
     その目は眼球を持たない暗い洞で、首をあさっての方を向け、耳を正面に向けている。猟銃の銃身を掴み直して回すと、銃把を上へと振り上げた。
     ぶんっ、という鋭い風鳴りを引き、重たい握りが風の顔面へと落ちて行く。
    「……っ、くっ!」
     痛打を受けたのは、治癒のために前へと出ていた誠だった。彼女の口の中に、砕けた歯が血の味を纏って転がる。そして、灼熱となって舌の上で燃える。
     サイキックを伴わない暴虐は、灼滅者にはただの痛みでしかない。ダメージとすら言えない。
     だが、自死男の生の憎しみではあった。
     自らの手で屠らねば気がすまないという思いの丈だった。
     銃把は、二度、三度と振り下ろされ、風の額を、アリスの胸を、フィアの腹を打つ。その間に翔琉が回復を行い、彼らの怪我は目の前で癒えていったが、見えない屍は手を止めない。
     翔琉は、重ねて声を投げる。
    「――まだまだこれから。最後まで気を抜くなよ」
     唯一、距離を取れていた聖太が、それまで盾に使っていた幹を隠された森の小路で払いけた。梢の鳥たちが、狂ったように鳴いて夕空へと飛立つ。
     ぐんと撓る枝の向こう、限界まで引き絞ったマジックミサイルを撃ち込むのは、不死者の胸。
     真っ直ぐに飛んだ光線が干からびた胸板を弾き、骨の間を抜けた。ミイラ化した皮膚が、ぼろぼろと崩れ落ちる。
    「ガ、……ッ」
     ぐらり、と揺らいだ不死者の眼窩の中で黒い何かが蠢き、傷を塞ぐと共に猟銃の命中度を底上げする。
     引き金に指をかけて握り直し、銃口を下に向けた。立ち上がりかけの風を突き倒し、左目側の眼鏡のレンズを押す。
     カツン、と澄んだ音。
     風の守りはぶ厚いが、敵の狙いは一撃、脳髄だ。
     十が照準越しにその光景を睨み、細く息を吐いた。祈るかのように。
    「てめぇの相棒を殺した人間が憎いか?」
     野太く木霊するデスメタルの旋律の合間、彼の声は風に乗り、どうにか相手の耳へと届いたらしい。
     薄黄色く汚れたアンデッドの歯が、鋭い歯軋りの音を応えた。銃口が、押さえたレンズを軋ませる。
    「Orーー憎いのは。護れなかったてめぇか」
     不死者の耳は、それを正面に聞いていた。
     あらぬ方向をゆらりと見上げる。
     樹海という名の告解室に、犬の声はない。
     スピーカーは見知らぬ憤りを歌っている。
    「あっちに邪魔者は居ない。相棒と存分に駆けろ」
     銃声が二つ、轟いた。

    ●無明
     十の一撃は、鼓動を失って久しいアンデッドの左胸を貫き背後の幹まで飛んだ。矢印が一つ消し飛ぶ。
     風は。
     左耳と眼鏡と、そして意識を吹き飛ばされたが、生きている。
     不死者の銃口を、交差したフィアとアリスの刃がわずかに押しのけていた。
    「……ハ」
     死んだはずの胸で、ドクンと一つ、心音のようなものが響いたような気がする。
     サラサラと崩れ落ちて行く塵芥は、犬と同じように赤黒い。それが刃を撫で、落ち、砂嵐となって風に散る。
     土から立ち上がったものは、土へと吹き紛れて見分けもつかなくなった。
     スピーカーが叫び続けている。中から拳で叩かれているかのように。
     互いの見分けも難しい薄暗がりの中、幾人かの持つ明かりが点々と輝きを交錯させる。
     痛手の深い莉子と風の回復を待ち、灼滅者たちは散らばった地図をかき集めた。
     フィアは恋人の許を目指していち早く帰って行った。糸とリボンと矢印を丁寧に辿れば、いつかは森を出られるだろう。暗さに足を取られたら、戻れば良い。
     ラジカセのスイッチを切り、アリスが回収する。逆の手には糸。
    (「作成されて放置されたのを叩くのは難しくないけど、それってまさか、白の王の呪法が樹海全域に及んで回収しきれないってこと?」)
     地図の中、ただ樹海と記された場所は茫漠と広い。今、彼らの位置を示す印は大きな空白の中の小さな点だ。
     ただ一つ地に転がった犬笛は、十と誠が葬った。
     十字を切る十の傍ら、誠が掬った土を笛にかける。
    「せめて同じところに往けたらと思う」
     背を向け、目を伏せた。
    「こういうのは、辛い」
     日が落ちようとしている。樹海の奥には、一足早い薄闇。飛び去った鳥は他に塒を求め、戻って来ない。
     幸いにして食料や明かりの準備のある彼らは、また根気良く道を辿ることができるだろう。
     前へ。前へと。
     今は、家路を。
     

    作者:来野 重傷:九条・風(廃音ブルース・d00691) 逢見・莉子(珈琲アロマ・d10150) 
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年10月15日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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